JP2002116934A - 文書管理システム - Google Patents

文書管理システム

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JP2002116934A
JP2002116934A JP2000308089A JP2000308089A JP2002116934A JP 2002116934 A JP2002116934 A JP 2002116934A JP 2000308089 A JP2000308089 A JP 2000308089A JP 2000308089 A JP2000308089 A JP 2000308089A JP 2002116934 A JP2002116934 A JP 2002116934A
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Masakazu Shima
昌和 志摩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書管理クライアント側で、複数の電子文書
を一まとまりとして取り出したりすることができる文書
管理システムを提供する。 【解決手段】 文書管理サーバと文書管理クライアント
から成る文書管理システムにおいて、文書管理クライア
ント側に、文書管理サーバにある電子文書への一つのリ
ンク情報中に複数のリンク先文書情報を含むショートカ
ットファイルを有し、一つのショートカットファイルを
指定してそのショートカットファイルに示された複数の
リンク先電子文書へのアクセス要求が文書管理クライア
ントで入力されたとき(S1)、その文書管理クライア
ントが文書管理サーバに対して前記複数のリンク先電子
文書へのアクセス要求を送信し(S4)、そのアクセス
要求を受信した前記文書管理サーバは、そのアクセス要
求の示す複数の電子文書を検索し(S11)、読み出した
電子文書を要求元文書管理クライアントへ送信する(S
12)構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書管理サーバに
おける文書分類などに関係なく、文書管理クライアント
側にあるショートカットファイルを介して文書管理サー
バ内の所望の電子文書を文書管理クライアント側へ取り
出すことができる文書管理システムに係わり、特に、文
書管理クライアント側の各利用者の設定に従って複数の
電子文書をまとめて取り出したりすることができる文書
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】文書管理システムでは、大量の電子文書
としての大量の文書データを保管しておく文書記憶手段
を備え、利用者は、文書登録を行なって登録された電子
文書をこのような文書記憶手段に格納し、登録されてい
る電子文書を検索して所望の文書データを取り出し、参
照する。また、近年では、このような文書管理システム
がネットワーク化され、例えば、大容量の文書記憶手段
を有する文書管理サーバをネットワークに接続し、同様
にネットワークに接続された複数の文書管理クライアン
ト(例えばパーソナルコンピュータ)から文書管理サー
バに電子文書を登録・保管し、文書管理クライアントか
ら文書検索要求を出し、所望の電子文書を文書管理クラ
イアントへ取り込んで参照する。また、前記の文書登録
においては、例えば、登録しようとする電子文書を含む
複数の電子文書にファイル名を付け、予め文書ファイル
として文書管理クライアント内のいずれかのフォルダ
(記憶手段としての電子的フォルダ)に記憶(格納)し
ておき、文書登録時には、記憶されているファイル中か
ら登録しようとする文書ファイルを取り出し、登録先と
して、例えば文書管理サーバ内の階層的に分類されたフ
ォルダなどを指定して登録する。また、近年では、文書
登録に際して、個々の文書ファイルに対応付けてアクセ
ス制御情報(アクセス権情報)を設定する文書管理シス
テムも提供されている。なお、アクセス制御情報中に含
まれているアクセス権としては、文書を参照することが
許される読み取り権(参照権)、文書の内容を変更する
ことが許される変更権(更新権)、すべてが許されるフ
ルコントロール権、特殊なアクセス権などがある。例え
ば、文書登録者にはフルコントロール権を与え、その他
の者には読み取り権のみを与えるようにこれらのアクセ
ス権を用いるのである。また、登録した電子文書を探し
やすくするために、文書記憶手段には、大量の電子文書
が図6に示したような木構造の分類体系に従って分類・
登録される。このような分類体系を持った文書管理シス
テムでは、電子文書を取り出す際、木構造の各層のノー
ド(図6に示した各層のボックス)から一つを選択する
ことにより末端の文書ファイルへ至るパス情報を指定す
る。また、Microsoft Windowsなどでは、ショートカッ
トファイルと称されるアクセス手段を提供している。こ
のショートカットファイルは例えば個々の文書ファイル
などに添付され、別の文書ファイルへのリンク情報(具
体的にはパス名などパス情報)が含まれ、電子文書に対
する参照要求時や編集(更新)要求時、利用者は表示さ
れているショートカットファイルのアイコンをクリック
してそのリンク先の電子文書(文書コンテンツなど)を
取り出す。これにより、その都度、パス情報などを指定
する手間が省け、文書ファイルの取り出しが容易にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術のショートカットファイルではリンク先とし
て設定することができる電子文書は一つに限られるの
で、例えば仕事上の、あるプロジェクトに関連する複数
の電子文書を一つのショートカットファイルでまとめて
扱いたいと思っても対応することができない。その問題
の解決方法の一つとして、リンク先の複数の電子文書を
一つにまとめるという方法が考えられる。しかし、その
解決方法では、文書管理サーバが電子文書を管理し、そ
れらの電子文書を複数の文書管理クライアントから参照
するような文書管理システムの場合、以下のような不都
合が生じる。第1に、リンク先の一つとしてまとめたい
電子文書は、各利用者により組み合わせが異なる。した
がって、一人の利用者の都合だけでまとめてしまうと、
他の利用者にとっては不都合が生じる場合がある。さら
に、まとめられた複数の電子文書のそれぞれに対するア
クセス権限は利用者により異なる。本発明の目的は、こ
のような従来技術の問題を解決し、文書管理クライアン
ト上のショートカットファイルに、文書管理サーバ上に
ある電子文書へのリンク先を複数記述することにより、
文書管理サーバ側の電子文書記憶構造を変更することな
く、文書管理クライアント側では複数の電子文書を一ま
とまりとして扱うことができるようにしたり、リンク情
報だけではなく、その各電子文書へのアクセス制御情報
を記述することにより、事前に文書管理クライアント側
でリンク先の電子文書に対するアクセス要求が受け付け
られるかどうかを判断して、もしアクセス要求が受け付
けられないならばアクセスを行なうことなく利用者にそ
の旨を通知したりできる文書管理システムを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、文書管理サーバと文書
管理クライアントから成る文書管理システムにおいて、
文書管理クライアント側に、文書管理サーバにある電子
文書への一つのリンク情報中に複数のリンク先文書情報
を含むショートカットファイルを有し、一つのショート
カットファイルを指定してそのショートカットファイル
に示された複数のリンク先電子文書へのアクセス要求が
文書管理クライアントで入力されたとき、その文書管理
クライアントが文書管理サーバに対して前記複数のリン
ク先電子文書へのアクセス要求を送信し、そのアクセス
要求を受信した前記文書管理サーバは、そのアクセス要
求の示す複数の電子文書を要求元文書管理クライアント
へ送信する構成にした。また、請求項2記載の発明で
は、文書管理サーバと文書管理クライアントから成る文
書管理システムにおいて、文書管理クライアント側に、
文書管理サーバにある電子文書への一つのリンク情報中
に複数の文書管理サーバにある複数のリンク先文書情報
を含むショートカットファイルを有し、そのショートカ
ットファイルを指定してそのショートカットファイルに
示された複数のリンク先電子文書へのアクセス要求が文
書管理クライアントで入力されたとき、その文書管理ク
ライアントが対応する複数の文書管理サーバに対して対
応するリンク先電子文書へのアクセス要求を送信し、そ
のアクセス要求を受信した前記複数の文書管理サーバ
は、そのアクセス要求の示す電子文書を要求元文書管理
クライアントへ送信する構成にした。また、請求項3記
載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明にお
いて、ショートカットファイル中にさらにリンク先電子
文書へのアクセス制御情報を含み、アクセス要求が入力
されたとき、指定されたアクセス要求が許可されている
か否かを対応する電子文書へのアクセス制御情報をもと
に判定し、許可されている電子文書についてのみ文書管
理サーバに対してアクセス要求を送信する構成にした。
また、請求項4記載の発明では、請求項1乃至請求項3
記載の発明において、文書管理クライアント上にあるシ
ョートカットファイルに対して、リンク先の電子文書に
対する編集要求があった場合、文書管理サーバから送ら
れてきた電子文書に対して前記電子文書管理クライアン
ト側で編集を実行させ、編集終了時に前記文書管理サー
バ上の対応する電子文書に対して編集結果を反映させる
構成にした。また、請求項5記載の発明では、請求項1
乃至請求項3記載の発明において、文書管理サーバ上に
ある電子文書が複数の形式で保管されている場合、文書
管理クライアント上にあるショートカットファイルから
の要求に対して、文書管理サーバでは、その要求を満た
すために必要とされる表現形式の電子文書のみを選択
し、選択した電子文書を前記文書管理クライアントへ送
信する構成にした。また、請求項6記載の発明では、プ
ログラムを記憶した記憶媒体において、前記請求項1乃
至請求項5記載の文書管理システムの文書管理方法に従
ってプログラミングしたプログラムを記憶した。
【0005】
【作用】前記のような手段にしたので、請求項1記載の
発明では、文書クライアントにおいて、一つのショート
カットファイルを指定してそのショートカットファイル
に示された複数のリンク先電子文書へのアクセス要求を
入力すると、文書管理サーバに対して前記複数のリンク
先電子文書へのアクセス要求が送信され、そのアクセス
要求を受信した前記文書管理サーバからは、そのアクセ
ス要求の示す複数の電子文書が要求元文書管理クライア
ントへ送信される。請求項2記載の発明では、文書管理
クライアントにおいて、ショートカットファイルを指定
してそのショートカットファイルに示された複数のリン
ク先電子文書へのアクセス要求を入力すると、複数の文
書管理サーバに対して対応するリンク先電子文書へのア
クセス要求が送信され、そのアクセス要求を受信した前
記複数の文書管理サーバからは、そのアクセス要求の示
す電子文書が要求元文書管理クライアントへ送信され
る。請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載の発明において、アクセス要求を入力すると、指定
されたアクセス要求が許可されているか否かが対応する
電子文書へのアクセス制御情報をもとに判定され、許可
されている電子文書についてのみ文書管理サーバに対し
てアクセス要求が送信される。請求項4記載の発明で
は、請求項1乃至請求項3記載の発明において、文書管
理クライアント上にあるショートカットファイルに対し
てリンク先の電子文書に対する編集要求があった場合、
文書管理サーバから送られてきた電子文書に対して前記
電子文書管理クライアント側で編集が実行され、編集終
了時に前記文書管理サーバ上の対応する電子文書に対し
て編集結果が反映される。請求項5記載の発明では、請
求項1乃至請求項3記載の発明において、文書管理サー
バ上にある電子文書が複数の形式で保管されている場
合、文書管理クライアント上にあるショートカットファ
イルからの要求に対して、文書管理サーバでは、その要
求を満たすために必要とされる表現形式の電子文書のみ
が選択され、選択された電子文書が前記文書管理クライ
アントへ送信される。請求項6記載の発明では、請求項
1乃至請求項5記載の文書管理システムの文書管理方法
に従ってプログラミングしたプログラムが例えば着脱可
能な記憶媒体に記憶される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の各実施形態の文
書管理システムを示すシステム構成図である。図示した
ように、この実施形態の文書管理システムはネットワー
ク3に接続された文書管理クライアント1および文書管
理サーバ2などから成る。なお、文書管理クライアント
1および文書管理サーバ2は複数存在してもよい。ま
た、前記文書管理クライアント1は、プログラムやデー
タを一時的に記憶するメモリやそのプログラムに従って
動作するCPUを有して文書管理クライアント全体を制
御したり各種処理を実行したりする制御部11、利用者が
文書管理システムに対して指示(要求)などを与えたり
する入力部12、文書アクセス結果を表示したりする表示
部13、ショートカットファイルを含む各種ファイルなど
を記憶しておく記憶部(例えばハードディスク装置)1
4、文書アクセス要求などを文書管理サーバ2へ送信し
たり文書管理サーバ2から送信された電子文書を受信し
たりする通信インタフェース部15などを備える。また、
文書管理サーバ2は、文書管理クライアント1から送信
された文書アクセス要求などを受信したり電子文書を文
書管理クライアントへ送信したりする通信インタフェー
ス部15、プログラムやデータを一時的に記憶するメモリ
やそのプログラムに従って動作するCPUを有して文書
管理サーバ全体を制御したり文書管理を行なったりする
制御部16、電子文書などを保管しておく記憶部17などを
備える。
【0007】このような構成で、本発明の第1の実施形
態では、文書管理クライアント1内にあるショートカッ
トファイルに、図2に示したように、一つまたは複数の
文書管理サーバ2内にあるリンク先電子文書を示す情報
を設定する。そして、例えば一つの電子文書中に貼り付
けられた一つのショートカットファイルを示すアイコン
などがマウスなどにより指示されると、そのショートカ
ットファイルに設定されている(記述されている)リン
ク先電子文書を示す情報を取得し、その情報をその電子
文書が保管されている文書管理サーバ2へ送ることによ
り、そのリンク先電子文書を文書管理クライアント1で
取り出す。以下に、ショートカットファイルに記述(設
定)される情報を示す。 (1)リンク参照数 リンク先として指定されている電子文書数である。さら
に,各リンク先電子文書毎に以下の情報が記述される。 (2a)リンク先サーバ名 リンク先電子文書がある文書管理サーバ2のサーバ名で
ある。これはサーバのIPアドレスやDNS名やNetBIOS名な
ど、サーバを特定できる名前であれば何でもよい。 (2b)リンク先文書ID(識別情報) リンク先電子文書がある文書管理サーバ2の中で、電子
文書を識別するための識別情報である。これは文書管理
サーバ2の中で、電子文書を一意に識別できるような識
別情報であれば何でもよく、例えば文書管理サーバ2内
でカウンタを保持し、各電子文書にそのカウンタ値を割
り振る方法などがある。 (2c)リンク先アクセス制御リスト(アクセス制御情
報) リンク先電子文書がある文書管理サーバ2の中で管理さ
れているアクセス制御リストである。これは、後述する
文書管理クライアント1側でのアクセス制御処理の際に
必要な情報が含まれていればどのような形式でもよい。
これらの情報の記述方法はどのような方法でもよく、例
えば図3に示したようにXML(言語の一つ)により記述
する。なお、この中の「リンク先サーバ名」が一つしか
ない構成も可能であるし、この中の「リンク先アクセス
制御リスト」がない構成も可能である。
【0008】図4に、第1の実施形態の動作フローを示
す。以下、図4などにより、この実施形態の動作を説明
する。まず、文書管理クライアント(以下、クライアン
トと略す)1側において、マウスなどを用いて、利用者
が表示されているショートカットファイルを示すアイコ
ンなどをクリックして、リンク先電子文書の編集(更
新)や参照などを要求内容とする文書アクセス要求(指
示)を入力する(S1)。これにより、クライアント1
の制御部11は、記憶部14に記憶されている指示されたシ
ョートカットファイルから、例えば複数のリンク先があ
った場合では、その最初のリンク先情報を取得する(S
2)。続いて、そのリンク先情報について、リンク先ア
クセス制御リストをもとに、参照とか編集とか要求され
た処理が許可されているかどうかを判断する(S3)。
そして、要求された処理が許可されているときには(S
3でYes)、リンク先サーバ名で記述された文書管理サ
ーバ2へ、その要求内容(編集とか参照)をリンク先文
書IDと共に送信する(S4)。こうして、文書管理サー
バ(以下、サーバと略す)2では、制御部16が、受信し
たリンク先文書IDで特定される電子文書を検索し(S1
1)、その電子文書を記憶部17から読み出し、読み出し
た電子文書を要求元のクライアント1へ送信する(S1
2)。クライアント1は電子文書を受信するとその電子
文書を記憶部14に格納(保存)する(S5)と共に、利
用者からの文書アクセス要求(S1参照)に対する応答
として受信した電子文書を表示部13に表示する(S
6)。なお、ステップS3においてアクセスが許可され
ないと判定された場合には(S3でNo)、その旨をその
電子文書を示す情報と共に、文書アクセス要求結果とし
てダイアログ表示で通知する(S6)。続いて、すべて
のリンク先電子文書について前記のような処理が終了し
たか否かを判定し(S7)、終了していないならば(S
7でNo)、他のリンク先電子文書についてステップS2
から繰り返す。そして、すべてのリンク先電子文書につ
いて前記の処理が終了したならば(S7でYes)、保存
しておいた電子文書を記憶部14から読み出して編集や参
照(文書を読むこと)などを実行する(S8)。そし
て、編集を行なった場合には、編集内容をすぐにサーバ
2側の対応する電子文書に反映させるのではなく、クラ
イアント1側で取得した電子文書の方に反映させ、編集
終了時にサーバ2へその編集結果(更新内容)を送信し
(S9)、サーバ2では、送られてきた編集結果を対応
した電子文書に反映させる(S13)。
【0009】本発明の第2の実施形態では、クライアン
ト1において、さらに、取り出す電子文書の表現形式を
指定できるようにしている。例えば、利用者がアクセス
要求を行なう際に、所定のプライマリデータ、PDFデ
ータ、FTS(全文)データなど各種表現形式のなかか
ら、いずれかを指定するのである。なお、前記プライマ
リデータとは、登録された文書の表現形式で、例えばWo
rd形式やPowerPoint形式など各種の形式がある。また、
PDFデータとは、登録された文書をPDFフォーマッ
トに変換したもの、FTSデータとは、登録された文書
から文字情報のみを抽出しテキスト化したものである。
前記において、表現形式をアクセス要求時に指定する代
わりに、予めリンク先文書に対応づけてショートカット
ファイルに記述しておいてもよい。これにより、クライ
アント1は、アクセス要求をサーバ2へ出す際、このよ
うな表現形式を示す情報を各リンク先電子文書を示す情
報に対応づけて一緒に送る。サーバ2は、このようなア
クセス要求を受信すると、図5に示したようなテーブル
を用いてそのアクセス要求に示された表現形式の文書デ
ータをテーブルに示されたアドレスから読み出し、送信
する。なお、登録されたプライマリデータ以外の表現形
式はいつ作成されていてもよく、例えば電子文書の登録
時に予め作成しておいたりする。こうして、この実施形
態によれば、すべての表現形式の文書データを送る必要
がなくなるので、送信される電子文書のデータ量を少な
くすることができる。以上、各実施形態について、図面
に従って説明したが、図4に示した本発明の文書管理方
法に従ってプログラミングした文書管理クライアント用
および文書管理サーバ用のプログラムを例えば着脱可能
な記憶媒体に記憶し、その記憶媒体をこれまで本発明の
文書管理方法によった文書管理を行なえなかったパーソ
ナルコンピュータなど情報処理装置に装着することによ
り、その情報処理装置においても本発明の方法によった
文書管理を行なうことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、文書クライアントにおいて、
一つのショートカットファイルを指定してそのショート
カットファイルに示された複数のリンク先電子文書への
アクセス要求を入力すると、文書管理サーバに対して前
記複数のリンク先電子文書へのアクセス要求が送信さ
れ、そのアクセス要求を受信した前記文書管理サーバか
らは、そのアクセス要求の示す複数の電子文書が要求元
文書管理クライアントへ送信されるので、文書管理サー
バ側の電子文書記憶構造を変更することなく、文書管理
クライアント側から、所望の複数の電子文書を一まとま
りとして効率的に取り出すことができる。また、請求項
2記載の発明では、文書管理クライアントにおいて、シ
ョートカットファイルを指定してそのショートカットフ
ァイルに示された複数のリンク先電子文書へのアクセス
要求を入力すると、複数の文書管理サーバに対して対応
するリンク先電子文書へのアクセス要求が送信され、そ
のアクセス要求を受信した前記複数の文書管理サーバか
らは、そのアクセス要求の示す電子文書が要求元文書管
理クライアントへ送信されるので、リンク先文書が複数
の文書管理サーバに分散していても請求項1記載の発明
と同様の効果を得ることができる。また、請求項3記載
の発明では、請求項1または請求項2記載の発明におい
て、アクセス要求を入力すると、指定されたアクセス要
求が許可されているか否かが対応する電子文書へのアク
セス制御情報をもとに判定され、許可されている電子文
書についてのみ文書管理サーバに対してアクセス要求が
送信されるので、利用者は文書管理サーバへの通信発生
前にリンク先の電子文書に対するアクセス要求が受け付
けられるかどうかについて通知を受けることができ、し
たがって、すばやい対応が可能になるし、無駄な通信が
行われないで済む。また、請求項4記載の発明では、請
求項1乃至請求項3記載の発明において、文書管理クラ
イアント上にあるショートカットファイルに対してリン
ク先の電子文書に対する編集要求があった場合、文書管
理サーバから送られてきた電子文書に対して前記電子文
書管理クライアント側で編集が実行され、編集終了時に
前記文書管理サーバ上の対応する電子文書に対して編集
結果が反映されるので、文書管理サーバと文書管理クラ
イアントとの間の通信量を少なくすることができる。ま
た、請求項5記載の発明では、請求項1乃至請求項3記
載の発明において、文書管理サーバ上にある電子文書が
複数の形式で保管されている場合、文書管理クライアン
ト上にあるショートカットファイルからの要求に対し
て、文書管理サーバでは、その要求を満たすために必要
とされる表現形式の電子文書のみが選択され、選択され
た電子文書が前記文書管理クライアントへ送信されるの
で、すべての表現形式の文書データを送る必要がなくな
り、送信される電子文書のデータ量を少なくすることが
できる。また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至
請求項5記載の文書管理システムの文書管理方法に従っ
てプログラミングしたプログラムが例えば着脱可能な記
憶媒体に記憶されるので、その記憶媒体をこれまで本発
明の文書管理方法によった文書管理を行なえなかったパ
ーソナルコンピュータなど情報処理装置に装着すること
により、その情報処理装置を文書管理サーバおよび文書
管理クライアントとして用いて、その情報処理装置にお
いても請求項1乃至請求項5記載の発明の効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態の文書管理システムを示す
構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す文書管理システ
ムの説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す文書管理システ
ム要部のデータ構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す文書管理システ
ムの動作フロー図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す文書管理システ
ム要部のデータ構成図である。
【図6】従来技術の一例を示す文書管理システムの説明
図である。
【符号の説明】
1 文書管理クライアント 2 文書管理サーバ 3 ネットワーク 11 制御部 12 入力部 13 表示部 14 記憶部 15 通信インタフェース部 16 制御部 17 記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書管理サーバと文書管理クライアント
    から成る文書管理システムにおいて、文書管理クライア
    ント側に、文書管理サーバにある電子文書への一つのリ
    ンク情報中に複数のリンク先文書情報を含むショートカ
    ットファイルを有し、一つのショートカットファイルを
    指定してそのショートカットファイルに示された複数の
    リンク先電子文書へのアクセス要求が文書管理クライア
    ントで入力されたとき、その文書管理クライアントが文
    書管理サーバに対して前記複数のリンク先電子文書への
    アクセス要求を送信し、そのアクセス要求を受信した前
    記文書管理サーバは、そのアクセス要求の示す複数の電
    子文書を要求元文書管理クライアントへ送信することを
    特徴とする文書管理システム。
  2. 【請求項2】 文書管理サーバと文書管理クライアント
    から成る文書管理システムにおいて、文書管理クライア
    ント側に、文書管理サーバにある電子文書への一つのリ
    ンク情報中に複数の文書管理サーバにある複数のリンク
    先文書情報を含むショートカットファイルを有し、その
    ショートカットファイルを指定してそのショートカット
    ファイルに示された複数のリンク先電子文書へのアクセ
    ス要求が文書管理クライアントで入力されたとき、その
    文書管理クライアントが対応する複数の文書管理サーバ
    に対して対応するリンク先電子文書へのアクセス要求を
    送信し、そのアクセス要求を受信した前記複数の文書管
    理サーバは、そのアクセス要求の示す電子文書を要求元
    文書管理クライアントへ送信することを特徴とする文書
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電子文書
    管理システムにおいて、ショートカットファイル中にさ
    らにリンク先電子文書へのアクセス制御情報を含み、ア
    クセス要求が入力されたとき、指定されたアクセス要求
    が許可されているか否かを対応する電子文書へのアクセ
    ス制御情報をもとに判定し、許可されている電子文書に
    ついてのみ文書管理サーバに対してアクセス要求を送信
    することを特徴とする文書管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の文書管理シ
    ステムにおいて、文書管理クライアント上にあるショー
    トカットファイルに対して、リンク先の電子文書に対す
    る編集要求があった場合、文書管理サーバから送られて
    きた電子文書に対して前記電子文書管理クライアント側
    で編集を実行させ、編集終了時に前記文書管理サーバ上
    の対応する電子文書に対して編集結果を反映させること
    を特徴とする文書管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3記載の文書管理シ
    ステムにおいて、文書管理サーバ上にある電子文書が複
    数の形式で保管されている場合、文書管理クライアント
    上にあるショートカットファイルからの要求に対して、
    文書管理サーバでは、その要求を満たすために必要とさ
    れる表現形式の電子文書のみを選択し、選択した電子文
    書を前記文書管理クライアントへ送信することを特徴と
    する文書管理システム。
  6. 【請求項6】 プログラムを記憶した記憶媒体におい
    て、前記請求項1乃至請求項5記載の文書管理システム
    の文書管理方法に従ってプログラミングしたプログラム
    を記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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