JP2703496B2 - かな漢字変換システムのカスタマイズ方法及びかな漢字変換システム - Google Patents

かな漢字変換システムのカスタマイズ方法及びかな漢字変換システム

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JP2703496B2
JP2703496B2 JP6007114A JP711494A JP2703496B2 JP 2703496 B2 JP2703496 B2 JP 2703496B2 JP 6007114 A JP6007114 A JP 6007114A JP 711494 A JP711494 A JP 711494A JP 2703496 B2 JP2703496 B2 JP 2703496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かな漢字変換システ
ムのカスタマイズ方法及びかな漢字変換システムに関
し、特に、マルチウインドウ処理を行うかな漢字変換シ
ステム及びこのマルチウインドウ処理を行うかな漢字変
換システムに好適なかな漢字変換システムのカスタマイ
ズ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、かな漢字変換プログラムは、
かな入力かローマ字入力かの選択、先読み等の変換モー
ドの設定、使用辞書の選択、スポット変換か定位置変換
かの設定等について、ユーザーがカスタマイズ可能にな
っている。
【0003】また、1つのシステムを複数のユーザーで
使用する状況においては、個別のユーザー毎にプログラ
ムに対して異なるカスタマイズを可能にし、個別のユー
ザー毎にモードを切り換えて1つのシステムを使用する
ことが有利である。このため、次のような従来技術が知
られている。
【0004】特開平2−289037号公報は、かな漢
字変換方式に関するものであり、システム共有のかな漢
字変換辞書と、使用目的別に存在する複数のかな漢字変
換辞書とを用意するとともに、これらのかな漢字変換辞
書を制御する制御手段を設けることを開示する。
【0005】特開平4−148465号公報は、かな漢
字変換機能を有する日本語ワードプロセッサに関し、使
用者名を登録する個人別登録部と、登録された個人別の
優先順位で学習テーブルを並び代える個人別優先順位検
索部とを設けることを開示する。
【0006】特開平5−204922号公報は、ワード
プロセッサやパーソナルコンピュータ等の情報処理機器
で、電源オン時に、ディスプレイに本人使用か他人使用
かを選択させるメッセージを表示し、本人使用が選択さ
れると、本人用の使用者情報記憶部からデータを読み出
して処理を行い、他人使用が選択されると、他人用の使
用者情報記憶部からデータを読み出して処理を行うよう
にすることにより、他人使用によって本人の登録内容が
変更されないようにすることを開示する。
【0007】また、パーソナル・コンピュータにおいて
は、システム性能の著しい向上及びハードウェア価格の
低廉化に伴い、最近になって、OS/2(IBM社の商
標)やWindows(マイクロソフト社の商標)等の
マルチウインドウ・システムを使用するユーザーが増大
している。このようなシステムにおいては、個別のウイ
ンドウ・セッションで別個にかな漢字変換システムのカ
スタマイズを可能にする方法が知られている。この方法
によれば、例えば、第1のウインドウでは、化学用語に
特化された辞書を用いて有機化学の論文を書き、別の第
2のウインドウでは、地名に特化された辞書を用いて住
所録を作成する、ということが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、このよう
な従来技術においては、異なるカスタマイズ・モードの
中の1つを選択して設定することが可能であるものの、
実際にどのカスタマイズ・モードが設定されているのか
を知るためには、例えば、ある特定の熟語のかな漢字変
換が可能かどうかを試してみる等の方法を採らざるを得
ず、ユーザーが操作上混乱することになる。
【0009】また、マルチウインドウ・システムにおい
ても、現在どのようなカスタマイズ・モードが設定され
て有効化されているのか、ユーザーには容易に確認でき
ず、ウインド・セッションが多数存在するマルチウイン
ドウ・システムでは、ユーザーに一層の操作上の混乱を
与えることになる。
【0010】この発明は上記問題点を解決するために成
されたもので、かな漢字変換システムにおいて、現在設
定されているカスタマイズ・モードを、ユーザーが容易
に確認できるようにすることを目的とする。
【0011】また、マルチウインドウ・システムにおい
て、個別のウインドウ毎に、かな漢字変換システムの現
在設定されているカスタマイズ・モードをユーザーが容
易に確認できるようにすることを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、プロセッサ装置と該プロセッサ
装置に接続された表示装置とを備えかつかな漢字変換処
理を行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等のカスタ
マイズ情報を設定するかな漢字変換システムのカスタマ
イズ方法であって、(a)かな漢字変換システムのカス
タマイズ情報及び該カスタマイズ情報に対応した表示情
報を各々含む複数のカスタマイズ・ファイルを用意する
段階と、(b)前記複数のカスタマイズ・ファイルの中
の1つを選択することを可能にする段階と、(c)前記
選択されたカスタマイズ・ファイルの表示情報を所望の
文字列として登録可能にし、かつ、前記ユーザ定義辞書
ファイルを指定する情報を含むカスタマイズ情報を変更
可能にする段階と、(d)前記選択されたカスタマイズ
・ファイル中の前記表示情報を、前記表示装置の画面の
所定位置に表示する段階と、を有するものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カスタマイズ情報が、かな入力及びローマ字入
力のいずれかを指定する情報を含むようにしたものであ
る。
【0014】請求項1の発明において、前記表示情報
が、カスタマイズした担当者を識別する情報を含むよう
にすることもできる。
【0015】請求項1の発明の段階(c)が、前記複数
のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出し対話的
に編集することを可能にする段階と、前記編集した内容
を、新規のカスタマイズ・ファイルとして保存すること
を可能にする段階と、を有することもできる。
【0016】請求項3の発明は、マルチウインドウ処理
が可能なプロセッサ装置と該プロセッサ装置に接続され
かつマルチウインドウ処理によってマルチウインドウが
表示される表示装置とを備えかつかな漢字変換処理を行
う際使用するユーザ定義辞書ファイル等のカスタマイズ
情報を設定するかな漢字変換システムのカスタマイズ方
法であって、(a)かな漢字変換システムのカスタマイ
ズ情報及び該カスタマイズ情報に対応した表示情報を各
々含む複数のカスタマイズ・ファイルを用意する段階
と、(b)各々のウインドウにおいて、前記複数のカス
タマイズ・ファイルの中の1つを選択することを可能に
する段階と、(c)各々のウインドウにおいて、前記選
択されたカスタマイズ・ファイルの表示情報を所望の文
字列として登録可能にし、かつ、前記ユーザ定義辞書フ
ァイルを指定する情報を含むカスタマイズ情報を変更可
能にする段階と、(d)各々のウインドウにおいて、前
記選択されたカスタマイズ・ファイル中の前記表示情報
を、前記表示装置に表示されたウインドウ内の所定位置
に表示する段階と、を有するものである。
【0017】請求項3の発明において、前記表示情報
が、カスタマイズした担当者を識別する情報を含むよう
にすることもできる。
【0018】請求項4の発明は、請求項3の発明の段階
(c)が、前記複数のカスタマイズ・ファイルの中の1
つを呼び出し対話的に編集することを可能にする段階
と、前記編集した内容を、新規のカスタマイズ・ファイ
ルとして保存することを可能にする段階と、を有するよ
うにしたものである。
【0019】請求項5の発明は、請求項4の発明の前記
複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出し対
話的に編集する処理が、独立のウインドウ・セッション
として与えられることを特徴とする。
【0020】請求項6の発明は、請求項4の発明の前記
複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出し対
話的に編集する処理が、個々のウインドウ中のダイアロ
グ・ボックスとして与えられることを特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、かな漢字変換処理が可
能なプロセッサ装置と該プロセッサ装置に接続された表
示装置とを備えかつ該プロセッサ装置の制御処理によっ
てかな漢字変換処理を行う際使用するユーザ定義辞書フ
ァイル等のカスタマイズ情報を設定するかな漢字変換シ
ステムのカスタマイズが可能なかな漢字変換システムで
あって、(a)かな漢字変換システムのカスタマイズ情
報及び該カスタマイズ情報に対応した表示情報を各々含
む複数のカスタマイズ・ファイルを呼び出し可能に記憶
する手段と、(b)前記複数のカスタマイズ・ファイル
の中の1つを選択する手段と、(c)前記選択されたカ
スタマイズ・ファイルの表示情報を所望の文字列として
登録可能にし、かつ、前記ユーザ定義辞書ファイルを指
定する情報を含むカスタマイズ情報を変更可能にする手
段と、(d)前記選択されたカスタマイズ・ファイル中
の前記表示情報を、前記表示装置の画面の所定位置に表
示する手段と、を含むものである。
【0022】請求項7の発明表示情報は、カスタマイズ
した担当者を識別する情報を含むこともできる。
【0023】請求項8の発明は、マルチウインドウ処理
が可能なプロセッサ装置と該プロセッサ装置に接続され
かつマルチウインドウ処理によってマルチウインドウが
表示される表示装置とを備えると共に、該プロセッサ装
置の制御処理によってかな漢字変換処理を行う際使用す
るユーザ定義辞書ファイル等のカスタマイズ情報を設定
するかな漢字変換システムのカスタマイズが可能なかな
漢字変換システムであって、(a)かな漢字変換システ
ムのカスタマイズ情報及び該カスタマイズ情報に対応し
た表示情報を各々含む複数のカスタマイズ・ファイルを
呼び出し可能に記憶する手段と、(b)各々のウインド
ウにおいて、前記複数のカスタマイズ・ファイルの中の
1つを選択することを可能にする手段と、(c)各々の
ウインドウにおいて、前記選択されたカスタマイズ・フ
ァイルの表示情報を所望の文字列として登録可能にし、
かつ、前記ユーザ定義辞書ファイルを指定する情報を含
むカスタマイズ情報を変更可能にする手段と、(d)各
々のウインドウにおいて、前記選択されたカスタマイズ
・ファイル中の前記表示情報を、前記表示装置に表示さ
れたウインドウ内の所定位置に表示する手段と、を含む
ものである。
【0024】請求項8の発明の表示情報は、カスタマイ
ズした担当者を識別する情報を含むこともできる。
【0025】
【作用】上記請求項1の発明は、プロセッサ装置と該プ
ロセッサ装置に接続された表示装置とを備えかつかな漢
字変換処理を行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等
のカスタマイズ情報を設定するかな漢字変換システムの
カスタマイズをするにあったって、かな漢字変換システ
ムのカスタマイズ情報及び該カスタマイズ情報に対応し
た表示情報を各々含む複数のカスタマイズ・ファイルを
用意し、複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを選
択することを可能にし、選択されたカスタマイズ・ファ
イルの表示情報を所望の文字列として登録可能にし、か
つ、ユーザ定義辞書ファイルを指定する情報を含むカス
タマイズ情報を変更可能にする。このように、カスタマ
イズ情報及び表示情報を変更可能にすることにより、カ
スタマイズ可能になる。
【0026】選択されたカスタマイズ・ファイル中の表
示情報は、表示装置の画面の所定位置、例えば、画面の
最下行、最上行、右または左端等の少なくとも一箇所に
表示される。このように、カスタマイズ情報に対応した
表示情報が画面に表示されるため、カスタマイズ・モー
ドをユーザーが目視等により、容易に確認することがで
きる。
【0027】請求項1の発明のカスタマイズ情報は、か
な入力及びローマ字入力のいずれかを指定する情報を含
むようにすることができる。これにより、かな入力また
はローマ字入力のいずれかを選択することができる。
【0028】請求項1の発明の表示情報は、カスタマイ
ズした担当者の名前、符号または記号等のような担当者
を識別する情報を含むようにするこができる。これによ
り、カスタマイズした担当者をユーザーが目視等によ
り、容易に確認することができる。
【0029】請求項1の発明の段階(c)は、複数のカ
スタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出し対話的に編
集することを可能し、編集した内容を、新規のカスタマ
イズ・ファイルとして保存することを可能にすると効果
的である。このように対話的に編集することでカスタマ
イズが容易になる。
【0030】また、請求項3の発明のように、マルチウ
インドウ処理が可能なプロセッサ装置と該プロセッサ装
置に接続されかつマルチウインドウ処理によってマルチ
ウインドウが表示される表示装置とを備えかつかな漢字
変換処理を行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等の
カスタマイズ情報を設定するかな漢字変換システムのカ
スタマイズをするにあたっては、請求項1の発明と同様
に、かな漢字変換システムのカスタマイズ情報及びカス
タマイズ情報に対応した表示情報を各々含む複数のカス
タマイズ・ファイルを用意し、各々のウインドウにおい
て、複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを選択す
ることを可能にし、各々のウインドウにおいて、選択さ
れたカスタマイズ・ファイルの表示情報を所望の文字列
として登録可能にし、かつ、ユーザ定義辞書ファイルを
指定する情報を含むカスタマイズ情報を変更可能にし、
各々のウインドウにおいて、選択されたカスタマイズ・
ファイル中の前記表示情報を、表示装置に表示されたウ
インドウ内の所定位置に表示する。
【0031】請求項3の発明では、各々のウインドウ毎
に、カスタマイズ・ファイルの選択、選択されたカスタ
マイズ・ファイルの表示情報を所望の文字列として登録
可能にし、かつ、ユーザ定義辞書ファイルを指定する情
報を含むカスタマイズ情報を変更可能にし、ウインドウ
内の所定位置に表示情報を表示しているため、個別のウ
インドウ毎に現在設定されているカスタマイズ・モード
をユーザーが目視等により、容易に確認することができ
る。
【0032】この請求項3の発明では、上記の請求項1
の発明と同様に、表示情報を、カスタマイズした担当者
を識別する情報を含むようにし、請求項3の発明の段階
(c)を、複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを
呼び出し対話的に編集することを可能にする段階と、編
集した内容を、新規のカスタマイズ・ファイルとして保
存することを可能にする段階と、を有するようにし、こ
の複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出し
対話的に編集する処理を、独立のウインドウ・セッショ
ンとして与えることができる。また、複数のカスタマイ
ズ・ファイルの中の1つを呼び出し対話的に編集する処
理を、個々のウインドウ中のダイアログ・ボックスとし
て与えることができる。
【0033】請求項7の発明は、請求項1のカスタマイ
ズ方法を利用したかな漢字変換システムであり、請求項
8の発明は請求項3のカスタマイズ方法を利用したかな
漢字変換システムであり、作用は上記と同様であるので
説明は省略する。
【0034】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。本実施例はパーソナルコンピュータを用いて
かな漢字変換システムを構成したこのである。
【0035】図1に示すように、本実施例は、APA
(全点アドレス可能な)CRT10、システム装置1
2、キーボード14、及びマウス16を備えている。こ
のシステム装置12は、ハードディスク及びハードディ
スク・ドライブ(HDD)を備えたハードディスク装
置、フロッピ・ディスク・ドライブ(FDD)、CP
U、及びRAM及びROMから成るシステム・メモリを
備えている。
【0036】これらのCRT10、キーボード14、マ
ウス16、ハードディスク・ドライブ18、フロッピ・
ディスク・ドライブ20、CPU22、及びシステム・
メモリ24は、図2に示すように、アドレスバス、デー
タバス及びコントロールバスを含むシステムバスにより
相互に接続されている。
【0037】CPU22としては、例えばインテル社の
80386、80486、Pentium(インテル社
の商標)等が使用でき、ハードディスクには、Wind
owsまたはOS/2等のマルチウインドウを実現する
オペレーティング・システム(OS)が格納され、シス
テム装置のブート時にこのオペレーティング・システム
がシステム・メモリ24のRAMにロードされる。
【0038】また、本実施例のかな漢字変換システムに
使用するかな漢字変換プログラムがハードディスクに格
納され、オペレーティング・システムがシステム・メモ
リ24にロードされる時に、特定の設定に従い、かな漢
字変換プログラムもシステム・メモリにロードされる
か、または、特定のアイコンのダブル・クリック等のオ
ペレータの特定の操作に応答して、かな漢字変換プログ
ラムがシステム・メモリ24にロードされる。なお、か
な漢字変換プログラムはフロッピディスクに格納してお
いてフロッピ・ディスク・ドライブ20で読み込むよう
にしてもよい。
【0039】さらに、本実施例のかな漢字変換プログラ
ムが利用する複数の辞書ファイル、複数のカスタマイズ
・ファイル及び起動時に参照される起動時参照ファイル
もハードディスクに格納されている。
【0040】この複数のカスタマイズ・ファイルのうち
の1つの例を表1に示す。
【0041】
【表1】*ローマ字入力用 /IND=”ローマ字” /MDP=d:¥whwin¥WHDCT.PRO /UDC=d:¥whwin¥WHLEARN.DCT /FNC=d:¥whwin¥ROMAJI.FNC /RTB=d:¥whwin¥ROMAJI.RTB /CHR=d:¥whwin¥ROMAJI.CHR このカスタマイズ・ファイルの1行目の*で始まるテキ
ストは、コメントである。
【0042】2行目の/IND=で指定されるファイル
は、表示情報としての漢字インジケータ情報であり、こ
の漢字インジケータ情報は、好ましくはマルチウインド
の個別のウインド画面の最下行に表示される。この漢字
インジケータ情報としては、例えば、「田中用」、「小
沢用」等のカスタマイズした担当者を識別するための名
前、「IBM MKK風」、「特殊ローマ字入力用」等
の機能、「化学用語入力用」、「原子力用語入力用」等
の指定辞書等、「ローマ字」、「かな入力」等の入力の
態様等、をユーザーが後述するカスタマザイズ方法によ
って記述するものである。表1は、漢字インジケータ情
報として、「ローマ字」が指定されている。これは、こ
のカスタマイズ・ファイルによるカスタマイズが、特定
のローマ字入力方式に適合したものであることを示すこ
とを、カスタマイズ・ファイルを作成した者が意図して
いることを意味する。なお、このカスタマイズ・ファイ
ルを選択した状態で、「前面キー」と「ひらがな」キー
を同時に押すなどして、ローマ字入力モードからかな入
力モードに切り換えても、単にローマ字入力モードであ
ることを表す「R」という文字が消えるだけで、ウイン
ド内の最下行に表示される「ローマ字」というインジケ
ータ情報が「かな入力」に切り替わる訳ではないことに
留意されたい。
【0043】3行目の/MDP=で指定されるファイル
はマルチ辞書プロファイルで、指定されたマルチ辞書プ
ロファイル名が記述される。
【0044】4行目の/UDC=で指定されるファイル
は学習辞書ファイルで、指定された学習辞書名、すなわ
ちいわゆるユーザー定義辞書名が記述される。任意の時
点でユーザーが登録した語句と読みは、この学習辞書フ
ァイルに累積されていく。
【0045】5行目の/FNC=で指定されるファイル
はファンクション定義ファイルで、例えば、先読みであ
るとか、一括変換であるとか、「。」を入力すると自動
的に確定するとかのかな漢字変換機能を指定するもので
ある。
【0046】6行目の/RTB=で指定されるファイル
はローマ字定義ファイルで、ローマ字入力モードで、例
えば、「ち」の入力が「ti」なのか「chi」なのか
とか、「ん」が「xn」なのか「nn」なのか等を定義
するものである。
【0047】7行目の/CHR=で指定されるファイル
は非ローマ字定義ファイルで、ひらがな入力モードで、
シフト・キーと「け」のキーを同時に押すと、「ヶ」で
はなく「*」を入力したりするような定義を与えるもの
である。
【0048】このカスタマイズ・ファイルの各々は、表
1に示すように通常のテキスト・ファイルで表されてい
るが、特殊なバイナリ形式で各カスタマイズ・ファイル
を表してもよく、カスタマイズ・ファイルは、かな漢字
変換プログラムのカスタマイズ・ファイル読み取り部分
の仕様に応じて表さればよい。
【0049】次に起動時参照ファイルの例を表2に示
す。
【0050】
【表2】 〔Install〕 InstDir=d:¥whwin User=小山田理佳 〔Editor〕 DefProfileName=d:¥whwin¥R
OMAJI.CUS 表2に示す参照ファイルにおいて、[Install]
のInstDir=に記載されている内容は、本実施例
のかな漢字変換システムが導入しているファイルのディ
レクトリであり、このファイルには他の起動時参照ファ
イル及び複数のカスタマイズ・ファイル等がある。
【0051】User=に書かれている内容は、本実施
例のかな漢字変換システムの導入時に入力される登録ユ
ーザーの名前である。
【0052】DefProflleName=に書かれ
ている内容は、起動時参照ファイル名である。
【0053】すなわち、起動時参照ファイルは、本実施
例のかな漢字変換システムを導入したときに作成され、
カスタマイズ・ファイルを選択し変更した時更新され
て、DefProflleName=に書かれている起
動時参照ファイル名が書替えられる。
【0054】次に、本実施例の制御処理ルーチンについ
て説明する。所定のアイコンをダブル・クリックした
り、所定のウインドウのタイトル・バーの項目をクリッ
クしてブル・ダウン・メニューを表示してメニューを選
択する等によって、図3に示す指定カスタマイズ・ファ
イルを変更するためのルーチンが起動されると、ステッ
プ110において複数のカスタマイズ・ファイルの中の
1つを選択するための、図4に示すウインドウであるカ
スタマイズ・ファイル選択パネルがCRTに表示され
る。
【0055】このカスタマイズ・ファイル選択パネルの
「説明」の欄には、後述する図6のウインドでカスタマ
イズ可能な「コメント」部分に対応するタイトルが表示
されている。この「説明」の欄に表示されている「小山
田用」、「ローマ字入力用」等のタイトルを選択するこ
とでカスタマイズ・ファイルの指定を切り換えることが
できる。このタイトルは、マウスを操作してカーソルを
選択するタイトルに一致させてクリックすることで選択
することができる。ステップ112でカスタマイズ・フ
ァイル選択パネルのタイトルがクリックされたと判断さ
ると、ステップ114でクリックされたタイトルを反転
表示する。これにより選択されたタイトルを確認するこ
とができる。図4において反転表示されているタイトル
「小山田用」は、現在選択されているカスタマイズ・フ
ァイルのタイトルを示している。このタイトルは、図6
のコメント欄に表示されるものである。
【0056】また、このカスタマイズ・ファイル選択パ
ネルの「□ファイル名表示(F)」のチェックボックス
をクリックすることでファイル名も合わせて表示するこ
とができる。
【0057】また、多くのカスタマイズ・ファイルが存
在しカスタマイズ・ファイル選択パネルの「説明」の欄
に全て表示されていない場合は、図4の右端に設けられ
ているスクロール・バーをクリックことで、カスタマイ
ズ・ファイルのタイトルのリストを上下にスクロールさ
せることができる。
【0058】ここで、「保存(H)」をクリックする
と、ステップ116からステップ118に進み、選択さ
れたタイトルに対応するカスタマイズ・ファイルに関連
する情報が、ハードディスクに格納されている上記表2
に示した内容の参照ファイルに反映され、参照ファイル
の起動時参照ファイル名が書替えられる。
【0059】一方、「一時設定(I)」をクリックした
ときは、ステップ120からステップ122に進んで、
一時的に選択されたタイトルに対応するカスタマイズ・
ファイルに切り換えられるが、参照ファイルの内容は更
新されない。従って、一旦電源を切ってシステムを立ち
上げ直したり、一旦ウインドウ・システムを終了してま
たウインドウ・システムに入ったりすると(後者は、W
inbdowsを想定している)、カスタマイズ・ファ
イルの指定に戻る。
【0060】上記の処理はステップ124で終了と判断
されるまで繰り返される。図5は、所定のアイコンをダ
ブル・クリックしたり、所定のウインドウのタイトル・
バーの項目をクリックしてプル・ダウン・メニューを表
示してメニューを選択すること等によって起動される、
カスタマイズ・ファイルをカスタマイズするためのプロ
グラムであるカスタマイズ・ユーティリティを示すもの
であり、このユーティリティが起動されるとステップ1
00において図3のルーチンで指定されたカスタマイズ
・ファイルを開く。
【0061】次のステップ102では、このカスタマイ
ズ・ファイルの内容を示す図6のウインド、すなわちダ
イアログ・ボックスをCRTに表示する。これによっ
て、ユーザーの指示に応じてカスタマイズを実行するこ
とができる。このダイアログ・ボックスの内容をユーザ
ーの指示に応じて書替えたり、書替えた内容を別名のフ
ァイルとして保存したりすることが、ここでいうカスタ
マイズである。
【0062】図6において、「コメント」という欄に記
入された内容は、カスタマイズ・ファイルの中から1つ
のファイルを選択する際に、表題となるものであり、こ
こには表1の*で始まるテキストが表示される(上記の
例では「ローマ字入力用」と表示される)。この「コメ
ント」という欄に記入された内容は、上記図3で説明し
た指定カスタマイズ・ファイルを変更するためのルーチ
ンによって変更することができる。
【0063】「インジケータ」の欄に記入された内容
は、漢字インジケータ情報であり、この漢字インジケー
タ情報は、漢字キーを押したときに漢字インジケータと
して、このカスタマイズ・ファイルが有効となるウイン
ドウの例えば最下行に表示される(図8参照)。
【0064】辞書プロファイル名及び学習辞書名は、辞
書ファイルの名前を列挙したものである。そして、かな
漢字変換プログラムは、これら複数の辞書ファイルから
該当する語彙を検索し、あるいは複数選択してリストす
る。
【0065】図6において、「設定(S)...」をク
リックすると、表1に示したファンクション定義ファイ
ルの選択、ローマ字定義ファイルの選択等のさらに別の
カスタマイズを行うことができる。
【0066】ユーザーは、図6のタイトル・バーにおけ
る「ファイル(F)」をクリックしてプルダウン・メニ
ュー(図示しない)を表示し、保存(save)、別名
保存(save as)、取消(cancel)、終了
(exit)等から所望の項目を選択することで保存、
取消等を行うことができる。このように、本実施例で
は、複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出
してダイアロッグ・ボックスを表示し、対話的に編集す
ることを可能にしているので、カスタマイズを容易に行
うことができる。この編集した内容(カスタマイズされ
たファイル)は、保存を選択することで新規のカスタマ
イズ・ファイルとして保存される。
【0067】そして、ステップ104で終了(exi
t)が選択されたと判断されると、ステップ108でカ
スタマイズ・ファイルが閉じられる。
【0068】特定のDOSプロンプト・ウインドウ(図
8を参照)が起動されるとき、または特定のDOSプロ
ンプト・ウインドウが表示されている状態で漢字キーを
押すと、図7のルーチンが起動され、ステップ130で
KKC(かな漢字変換プログラム)が起動時参照ファイ
ルを読み込み、この起動時参照ファイルに設定されてい
るカスタマイズ・ファイル名を読み取って、ステップ1
32で指定されているカスタマイズ・ファイルの内容を
読み取る。そして、そのカスタマイズ・ファイルから漢
字インジケータ情報や、辞書プロファイル、定義ファイ
ル等を読み取り、ステップ134で漢字インジケータの
内容をウインドウの最下行に表示するとともに、辞書プ
ロファイル、定義ファイル等に従いかな漢字変換処理を
行う。
【0069】これにより個別のウインドウ毎に、かな漢
字変換システムの現在設定されているカスタマイズ・モ
ードをユーザーが容易に確認することができる。
【0070】ところで、図8のDOSプロンプト・ウイ
ンドウは次のようにして生成される。まず、Windo
wsの場合、本実施例のかな漢字変換プログラムを導入
すると、例えば”Writing Heads”(IB
M社の商標)という名前のグループ・ウインドウが表示
される。ここには、「アプリケーション」という名前の
グループに、さまざまなアプリケーションが、個別のア
イコンとして格納されている。また、Windowsに
は通常、DOSプロンプトというアイコンがあり、この
アイコンをダブルクリックすると、「C:¥>」のDO
Sプロンプトを示すウインドウ(または全画面)が開い
て、そこで通常のDOSのアプリケーションを走らせる
ことができる。本実施例のかな漢字変換プログラムのグ
ループ(仮に、Writing Headsと呼ぶ)の
例を図9に示す。図9から理解されるように、WH−D
OSプロンプトというアイコンがあって、このアイコン
をダブルクリックすると、図8に示すような、WH−D
OSプロンプトと呼ばれるウインドウが開き、そのWH
−DOSプロンプト・ウインドウ中で、本実施例のかな
漢字変換プログラムの利用が可能となる。
【0071】図7の起動時とは、Windowsにおけ
る1つの実施例では、WH−DOSプロンプト・ウイン
ドウの生成時であり、このWH−DOSプロンプト・ウ
インドウの生成時点で設定されているカスタマイズ・フ
ァイルが読み込まれて、そのWH−DOSプロンプトに
設定される。そして、読み込まれたカスタマイズ・ファ
イル中の漢字インジケータが、図8に示す「小山田用」
とか「ローマ字」等として、WH−DOSプロンプトに
表示されることになる。図8では、下側のWH−DOS
プロンプトでは漢字インジケータは「小山田用」であ
り、上側のWH−DOSプロンプトでは漢字インジケー
タは「ローマ字」である。また、Windows環境で
は漢字インジケータは「かな入力」である。
【0072】図8にも示すように、WH−DOSプロン
プト・ウインドウは、図9のWH−DOSプロンプトと
いうアイコンをダブル・クリックする度に生成されるの
で、よって複数存在し得る。WH−DOSプロンプトに
おいて、exit(終了)と打ち込み改行キーを押す
と、そのWH−DOSプロンプト・ウインドウは消滅す
る。この仕組みについて、図10を参照して更に説明す
る。
【0073】すなわち、WH−DOSプロンプトが生成
されるとき、かな漢字変換プログラムは、そのWH−D
OSプロンプトに対して、一意的な整数値(かな漢字制
御ハンドルという。図10では、k=1等と示されてい
る。実際には順次的な番号になるとは限らない)を与え
ると共に、システム・メモリ上に、メモリをアロケート
してこのかな漢字制御ハンドルによってルックアップさ
れる制御テーブル・エントリを作成する。このテーブル
・エントリの内容は、表1に示すような内容を含む。次
に、もう1つのWH−DOSプロンプトが生成される
と、システム・メモリ上に別の制御テーブル・エントリ
がアロケートされて、最初のエントリには、この新しい
エントリを指し示すポインタがセットされる。また、い
ずれかのWH−DOSプロンプトが、exitによって
消滅されると、その関連のエントリが、メモリから開放
されて、その開放されたエントリを指し示していたポイ
ンタは、別のアクティブなWH−DOSプロンプトに関
連するエントリを指し示すように更新される。
【0074】上記の実施例では、ノンプリエンプティブ
なOSであるWindowsについて説明したが、OS
/2の場合、プリエンプティブなOSであるので、より
自由度が高く、個別のDOSプロンプトにおいて、例え
ば、Ctrl+漢字キーを押すことによって図4に類似
した制御パネルを開き、カスタマイズ・ファイルを選択
し直すことが可能である。これにより、次にそのDOS
プロンプト・ウインドウでかな漢字変換モードに入った
時、新しく設定されたカスタマイズ・ファイルが有効に
なる。
【0075】上記では、Windows及びOS/2に
ついて説明したが、本発明は、そのような特定のOSに
適用が限定される訳ではなく、X−Windowシステ
ム(MITの商標)や、通常のMS−DOS、通常のワ
ードプロセッサにも、かな漢字変換プログラムを使用す
るかな漢字変換システムであれば適用可能である。
【0076】また、上記では、表示情報をそのまま表示
したが、全てまたは必要な表示情報を表示しておいて、
選択されたカスタマイズ・ファイル中の表示情報を反転
表示してもよい。また、本発明は、マルチウインドウ・
システムにおける使用に限定されるものではなく、MS
−DOS(マイクロソフト社の商標)等のような、シン
グル・タスクで主としてキャラクタ・ベースのセッショ
ンにも適用することができる。これは、MS−DOSに
おいても、通常、かな漢字変換プログラムは、ユーザー
がカスタマイズ可能であり、そのカスタマイズの様子を
インジケータとして表示することは、ユーザーにとっ
て、意義があるためである。
【0077】また、前記実施例では、インジケータ情報
は、画面またはウインドウの最下行に表示されている
が、本発明によれば、インジケータ情報の表示位置は、
この位置に限定される訳ではなく、アプリケーション・
プログラムの表示の邪魔にならない任意の位置に表示す
るようにしてもよい。さらに、カスタマイズ・ファイル
中でインジケータ情報の表示を指定することにより、ユ
ーザーの所望の位置にインジケータ情報を表示するよう
にしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカスタマイ
ズ方法によれば、かな漢字変換システムにおいて、現在
設定されているカスタマイズ・モードを、ユーザーが容
易に確認できるようにするとができる、という効果が得
られる。
【0079】また、本発明のかな漢字システムによれ
ば、現在設定されているカスタマイズ・モードを、ユー
ザーが容易に確認できるかな漢字システムを提供するこ
とができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図である。
【図2】図1の実施例のブロック図である。
【図3】指定カスタマイズ・ファイルを変更するための
ルーチンを示す流れ図である。
【図4】カスタマイズ・ファイル選択パネルを示す図で
ある。
【図5】カスタマイズ・ファイルをカスタマイズするた
めのユーテリティを示す流れ図である。
【図6】カスタマイズ・ファイルの内容を示すウインド
の図である。
【図7】漢字キーを押したとき等に起動されるルーチン
の流れ図である。
【図8】DOSプロンプト・ウインドウを示す図であ
る。
【図9】本実施例のかな漢字変換プログラムのグループ
の例を示す図である。
【図10】WH−DOSプロンプト・ウインドウの生成
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 APACRT 12 システム装置 14 キーボード 16 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弓削 誠仁 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (72)発明者 多田 政美 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平5−282315(JP,A) 特開 昭62−40532(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサ装置と該プロセッサ装置に接
    続された表示装置とを備え、かつ、かな漢字変換処理を
    行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等のカスタマイ
    ズ情報を設定するかな漢字変換システムのカスタマイズ
    方法であって、 (a)前記カスタマイズ情報及び該カスタマイズ情報に
    対応した表示情報を各々含む複数のカスタマイズ・ファ
    イルを用意する段階と、 (b)前記複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを
    選択することを可能にする段階と、 (c)前記選択されたカスタマイズ・ファイルの表示情
    報を所望の文字列として登録可能にし、かつ、前記ユー
    ザ定義辞書ファイルを指定する情報を含むカスタマイズ
    情報を変更可能にする段階と、 (d)前記所望の文字列として登録された表示情報を、
    前記表示装置の画面の所定位置に表示する段階と、 を有するかな漢字変換システムのカスタマイズ方法。
  2. 【請求項2】 前記カスタマイズ情報は、かな入力及び
    ローマ字入力のいずれかを指定する情報を更に含む請求
    項1のかな漢字変換システムのカスタマイズ方法。
  3. 【請求項3】 マルチウインドウ処理が可能なプロセッ
    サ装置と該プロセッサ装置に接続されかつマルチウイン
    ドウ処理によってマルチウインドウが表示される表示装
    置とを備えるかな漢字変換システムにおいて、かな漢字
    変換処理を行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等の
    カスタマイズ情報を設定するかな漢字変換システムのカ
    スタマイズ方法であって、 (a)かな漢字変換システムのカスタマイズ情報及び該
    カスタマイズ情報に対応した表示情報を各々含む複数の
    カスタマイズ・ファイルを用意する段階と、 (b)各々のウインドウにおいて、前記複数のカスタマ
    イズ・ファイルの中の1つを選択することを可能にする
    段階と、 (c)各々のウインドウにおいて、前記選択されたカス
    タマイズ・ファイルの表示情報を所望の文字列として登
    録可能にし、かつ、前記ユーザ定義辞書ファイルを指定
    する情報を含むカスタマイズ情報を変更可能にする段階
    と、 (d)各々のウインドウにおいて、前記選択されたカス
    タマイズ・ファイル中の前記表示情報を、前記表示装置
    に表示されたウインドウ内の所定位置に表示する段階
    と、 を有するかな漢字変換システムのカスタマイズ方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(c)は、 前記複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを呼び出
    し対話的に編集することを可能にする段階と、 前記編集した内容を、新規のカスタマイズ・ファイルと
    して保存することを可能にする段階と、 を有する請求項3のかな漢字変換システムのカスタマイ
    ズ方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のカスタマイズ・ファイルの中
    の1つを呼び出し対話的に編集する処理は、独立のウイ
    ンドウ・セッションとして与えられることを特徴とする
    請求項4のかな漢字変換システムのカスタマイズ方法。
  6. 【請求項6】 前記複数のカスタマイズ・ファイルの中
    の1つを呼び出し対話的に編集する処理は、個々のウイ
    ンドウ中のダイアログ・ボックスとして与えられること
    を特徴とする請求項4のかな漢字変換システムのカスタ
    マイズ方法。
  7. 【請求項7】 かな漢字変換処理が可能なプロセッサ装
    置と該プロセッサ装置に接続された表示装置とを備えか
    つ該プロセッサ装置の制御処理によってかな漢字変換処
    理を行う際使用するユーザ定義辞書ファイル等のカスタ
    マイズ情報を設定するかな漢字変換システムのカスタマ
    イズが可能なかな漢字変換システムであって、 (a)かな漢字変換システムのカスタマイズ情報及び該
    カスタマイズ情報に対応した表示情報を各々含む複数の
    カスタマイズ・ファイルを呼び出し可能に記憶する手段
    と、 (b)前記複数のカスタマイズ・ファイルの中の1つを
    選択する手段と、 (c)前記選択されたカスタマイズ・ファイルの表示情
    報を所望の文字列として登録可能にし、かつ、前記ユー
    ザ定義辞書ファイルを指定する情報を含むカスタマイズ
    情報を変更可能にする手段と、 (d)前記選択されたカスタマイズ・ファイル中の前記
    表示情報を、前記表示装置の画面の所定位置に表示する
    手段と、 を含むかな漢字変換システム。
  8. 【請求項8】 マルチウインドウ処理が可能なプロセッ
    サ装置と該プロセッサ装置に接続されかつマルチウイン
    ドウ処理によってマルチウインドウが表示される表示装
    置とを備えると共に、該プロセッサ装置の制御処理によ
    ってかな漢字変換処理を行う際使用するユーザ定義辞書
    ファイル等のカスタマイズ情報を設定するかな漢字変換
    システムのカスタマイズが可能なかな漢字変換システム
    であって、 (a)かな漢字変換システムのカスタマイズ情報及び該
    カスタマイズ情報に対応した表示情報を各々含む複数の
    カスタマイズ・ファイルを呼び出し可能に記憶する手段
    と、 (b)各々のウインドウにおいて、前記複数のカスタマ
    イズ・ファイルの中の1つを選択することを可能にする
    手段と、 (c)各々のウインドウにおいて、前記選択されたカス
    タマイズ・ファイルの表示情報を所望の文字列として登
    録可能にし、かつ、前記ユーザ定義辞書ファイルを指定
    する情報を含むカスタマイズ情報を変更可能にする手段
    と、 (d)各々のウインドウにおいて、前記選択されたカス
    タマイズ・ファイル中の前記表示情報を、前記表示装置
    に表示されたウインドウ内の所定位置に表示する手段
    と、 を含むかな漢字変換システム。
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