JPH1121120A - 多結晶半導体の製造方法および製造装置 - Google Patents
多結晶半導体の製造方法および製造装置Info
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- JPH1121120A JPH1121120A JP9177360A JP17736097A JPH1121120A JP H1121120 A JPH1121120 A JP H1121120A JP 9177360 A JP9177360 A JP 9177360A JP 17736097 A JP17736097 A JP 17736097A JP H1121120 A JPH1121120 A JP H1121120A
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Abstract
ゴットを製造する。 【解決手段】 密閉容器1内を、半導体に対して不活性
な雰囲気に保つ。るつぼ9内に半導体材料17を装入
し、半導体材料17を誘導加熱コイル5によって加熱融
解させる。るつぼ9の底部から熱を奪いながら凝固さ
せ、多結晶半導体を製造する。下方から上方に向う一方
向の凝固工程で、半導体材料17の凝固速度が一定とな
るように、熱放出量を予め求められる関係に従って変化
させながら、半導体結晶の成長を行わせる。
Description
造方法および製造装置に関する。さらに詳しくは、応力
歪の小さい多結晶シリコン半導体の製造方法および製造
装置に関する。
半導体の材料として、または太陽電池の材料として工業
生産の面からも、資源の面からも優れた材料であり、こ
れらの用途に汎用されている。特に、太陽電池として、
実用化されているものはほとんどシリコンである。現
在、電力供給用太陽電池としては単結晶シリコンを用い
たものが主流である。低コストを実現するために、多結
晶シリコンを用いる太陽電池の開発が期待されている。
現状では多結晶シリコンの変換効率が単結晶シリコンよ
りも低いので、太陽電池に使用するには、先ず、高品質
の多結晶シリコンを得ることが必要である。
では、シリカるつぼに固体シリコンを挿入して加熱炉内
で融解し、黒鉛るつぼに鋳込む。最近では、真空中、あ
るいは不活性ガス中で融解して、酸素、窒素ガス等のシ
リコンへの混入を防止し、品質向上とダスト防止を行う
方法が知られている。
では、真空中または不活性ガス雰囲気中で、シリカるつ
ぼ内で融解したシリコンを、黒鉛等の鋳型内にるつぼを
傾けて注入する(特公昭57−21515)。米国クリ
スタルシステムズ社のHEM法(熱交換法)では、真空
中でシリカるつぼ内のシリコンを融解し、そのまま、そ
の中で固める(特公昭58−54115)。また、前記
ワッカー社法の改良として、シリコン融解るつぼに水冷
した鋼板を用いる方法(特開昭62−260710)等
も知られている。
ン製法においても、シリコン半導体の凝固工程での熱放
出量は一定となることを目的として制御されている。そ
の結果、シリコンが凝固して液相から固相に変る成長の
初期に比べて、終期ほど多くの固体部分を通して熱伝達
を行うようになる。シリコンは固体の方が液体よりも熱
抵抗が大きくなるので、凝固工程で放出される熱を排出
することが困難となり、結局、成長速度が遅くなる。成
長速度が一定でないと、そこで歪みや欠陥が生じ易くな
り、結晶の品質低下をもたらす。たとえば、得られる結
晶の品質を評価する指標の1つであるEPD(Etch Pit
Density,エッチピット密度)は、通常約105/cm2
であり、単結晶の102/cm2未満と比較して著しく高
い値となっている。
て、EPDの改善を図る試みがなされている。たとえ
ば、特公昭58−54115では、凝固後に、焼なまし
のためにるつぼ温度を調節している(同公報第2欄33
行〜36行目を参照)。しかしながら、通常、半導体イ
ンゴットの形状は、30〜50cm角程度で比較的大き
いため、凝固後に焼なましを行うと、インゴット中央部
と周辺部とで焼なまし中に温度差が発生する。その結
果、歪応力を開放する目的で行われる焼なまし工程で、
かえって歪が発生する傾向があり、焼なましの効果はほ
とんど期待できなくなってしまう。当然、得られる多結
晶のEPDも高くなる傾向にある。
るため、半導体結晶の成長と焼なましとを交互に行わせ
て、結晶学的に優れ、かつ応力歪みの小さい多結晶半導
体を製造する方法および装置を、特願平7−34413
6として出願している。しかしこの方法では、実際に結
晶の成長が進行している間の熱放出量が、成長初期から
終期まで、常に一定になっているため、結果的に、成長
速度は固化初期に比べて終期になるほど遅くなる。その
結果、焼なましによる効果が半減していると判断されて
いる。
たものであり、その目的は成長速度、すなわち凝固速度
が常に一定になるようにして、結晶学的に優れ、かつ応
力歪の小さく、欠陥の少ない多結晶半導体の製造方法お
よび装置を提供することである。
性な雰囲気下」とは、真空中あるいは、その中で半導体
材料が加熱時に酸化されない不活性ガス等が存在する雰
囲気下を意味し、密閉容器内で実現される。
下で、るつぼ内に半導体材料を装入し、るつぼ内で半導
体材料を加熱手段によって加熱融解し、るつぼ底部から
熱を奪いながら融解した半導体材料を凝固させ、続いて
るつぼを冷却しながら、凝固した半導体を冷却させる多
結晶半導体の製造方法において、半導体材料の固液界面
が移動する凝固の速度と熱放出量との関係を予め求めて
おき、融解した半導体材料を凝固させる際に、凝固速度
が一定になるように、予め求められている関係に従っ
て、熱放出量を時間に対して変化させることを特徴とす
る多結晶半導体の製造方法である。
固させる際に、半導体材料の固液界面が移動する凝固速
度が一定になるように、予め求められている凝固の速度
と熱放出量との関係に従って、熱放出量を時間に対して
変化させる。凝固速度が一定になるので半導体の結晶の
成長速度も一定になり、結晶学的に優れ、応力歪みが小
さく、欠陥の少ない多結晶半導体を製造することができ
る。
度での凝固と焼なましとを、交互に行わせることを特徴
とする。
ましとを交互に行わせるので、応力歪みをさらに少なく
することができる。
つぼ底部から熱を奪う冷媒の入口側と出口側との間の温
度変化の検出値に基づいて制御することを特徴とする。
冷媒は、熱放出量に対応して温度が変化する。冷媒の入
口側と出口側との間の温度変化を検出すれば、熱放出量
の変化を容易に検出して制御することができる。
固初期から終了期に向って増大するように行わせること
を特徴とする。
比べて熱伝導率が低い固化した部分を通る熱放出の割合
が増大しても、熱放出量を増大させて、凝固速度を一定
にすることができる。
次関数に従って行われることを特徴とする。
量の増大が一次関数に従うように行われるので、簡単な
制御で応力歪みの少ない多結晶半導体を得ることができ
る。
るつぼ底部から熱を奪う冷媒の流量の調節によって行わ
せることを特徴とする。
冷媒の流量を増減して熱放出量を増減する調節を容易に
行うことができる。
構造を有する支持台に乗載させ、前記熱放出量の変化
を、中空構造に断熱体片を出し入れして、るつぼ底部か
ら奪う熱を調整することによって行わせることを特徴と
する。
支持台の中空構造に断熱体片を挿入すると、中空構造内
での輻射伝熱を抑制し、熱放出量を減少させることがで
きる。中空構造から断熱体片を出すようにすれば、輻射
伝熱に対する抑制が減少し、熱放出量を増加させること
ができる。
に装入する前に、るつぼの底面に半導体の種結晶を配置
し、凝固の際に種結晶から多結晶を成長させることを特
徴とする。
れた半導体多結晶を成長させることができる。
リコンであり、前記多結晶半導体が多結晶シリコンであ
ることを特徴とする。
リシリコンが好ましく、その場合、生成する多結晶半導
体は多結晶シリコンである。凝固速度が一定になるの
で、応力歪みが少なく、結晶学的に優れたシリコン多結
晶を成長させることができ、変換効率の高い太陽電池な
どに適用することができる。
雰囲気に保ち得る密閉容器と、密閉容器内に配置され、
半導体材料を装入するためのるつぼと、るつぼをその底
部よりも上方で加熱して半導体を融解する加熱手段と、
るつぼの底部の下面を支持してるつぼを乗載する支持台
と、支持台を冷却する冷却手段と、支持台を鉛直軸線ま
わりに回転駆動し、かつ昇降駆動する駆動手段と、予め
求められる凝固速度と熱放出量との関係に従って、半導
体材料の凝固時に、凝固速度が一定となるように、熱放
出量を制御する熱放出量制御手段とを含むことを特徴と
する多結晶半導体の製造装置である。
雰囲気下で、るつぼ内に半導体材料を装入し、るつぼ内
で半導体材料を加熱手段によって加熱融解する。半導体
材料が融解したら、冷却手段がるつぼ底部から熱を奪い
ながら融解材料を凝固させ、下方から上方に一方向凝固
した多結晶半導体を製造することができる。半導体材料
からの熱放出量を予め求められる凝固速度と熱放出量と
の関係に従って制御するので、結晶学的に優れ、応力歪
の小さい多結晶半導体を得ることができる。
し入れ可能な中空構造を有することを特徴とする。
体片を出し入れすると、中空構造内での輻射伝熱を調節
し、熱放出量を制御することができる。
通させて支持台を冷却し、前記熱放出量制御手段は、冷
媒の入口と出口との間の温度変化を検知する温度変化検
知手段と、温度変化検知手段が検知する温度変化に基づ
いて、冷媒の流量または断熱材の出し入れ量を調整する
調整手段とを備えることを特徴とする。
冷媒は、熱放出量に対応して温度が変化する。冷媒の入
口側と出口側との間の温度変化を検出すれば、熱放出量
の変化を容易に検出し、るつぼ底部から熱を奪う冷媒の
流量を増減して熱放出量を増減する調節を容易に行うこ
とができる。また支持台の中空構造に断熱体片を出し入
れして、るつぼ底部から奪う熱を調整することによって
熱放出量の調節を容易に行うことができる。
されるるつぼの加熱温度T1を検出する加熱温度検出手
段と、るつぼの底部の下面の底面温度T2を検出する底
面温度検出手段と、加熱温度検出手段および底面温度検
出手段の各出力に応答し、加熱温度T1が半導体材料の
融解温度以上になるように加熱手段を制御し、底面温度
T2の時間変化率ΔTaが設定値以上になるとき、加熱
温度T1が下降するように加熱手段を制御する制御手段
とを含むことを特徴とする。
き融解熱を吸収するので、るつぼの温度を一定に保ち続
けるように、制御手段によって加熱手段の電力を制御す
ると、るつぼ内の材料が融解するにつれて失われる融解
熱が減少し、るつぼ、特にるつぼの底部の下面の温度が
上昇する。したがって、このるつぼの底面温度T2の変
化は、るつぼ内の半導体材料の融解状態を反映している
ことになり、該温度の時間変化率ΔTaを測定し、これ
が設定値以上になると直ちにるつぼの加熱手段による加
熱を停止する。特に、種結晶を半導体多結晶の成長に使
用する場合は、るつぼの底面に敷かれた種結晶の融解が
阻止されるので、このような加熱温度の制御は特に好ま
しい。続いて、るつぼの徐冷を開始し、融解した半導体
材料を凝固させる。本発明の製造方法に従えば、るつぼ
底部から熱を奪いながら凝固させるので、るつぼ底面か
ら上部に向けて方向性を持つ多結晶半導体の結晶が成長
する。
冷却による半導体材料の凝固(すなわち、結晶の成長)
と焼なましを同時に行うことである。これは、半導体材
料の熱放出量を周期的に変化させることで達成できる。
すなわち、熱放出量が比較的大きい期間に結晶の成長が
起こり、続いて、熱放出量が比較的小さく抑えられた期
間に焼なましが起こる。凝固工程中、これらの段階を経
時的に繰返し、熱放出量を周期的に変化させる。本発明
の製造方法を実施するにあたっては、融解半導体材料の
固液界面付近の温度(以下、「固液温度」と称する)
を、るつぼの底部の底面温度T2として較正し、固液温
度が半導体の融点(たとえば、ポリシリコンならば約1
420℃)を基準にして、所定の範囲内で上下するよう
にT2を調節することにより、熱放出量大の状態、およ
び熱放出量小の状態を作り出す。このようにして本発明
によれば、凝固時に結晶の歪応力が開放され、歪応力の
少ない高品質、かつ結晶学的に優れた半導体多結晶を再
現性よく成長させることができる。
大きい期間の合計時間を熱放出量の比較的小さい期間の
合計時間の10倍以下に設定すると、得られる多結晶半
導体の品質がさらによくなる。
結晶を用いて結晶の成長を図る場合、るつぼの底部の底
面温度T2の時間変化率ΔTaの設定値を、約0.2℃
/分〜約0.5℃/分の範囲の値に設定すると種結晶の
融解が抑えられ、得られる多結晶半導体の品質がよくな
る。ΔTaが0.2℃/分未満であると種結晶のみなら
ず半導体材料も未融解で残り、均質な半導体多結晶が得
られない。また、ΔTaが0.5℃/分を超えると種結
晶も融解する場合があり、良好な多結晶の結晶成長が期
待できない。
製造方法および製造装置を図1〜図8を参照して、好適
な実施の形態を用いて詳細に説明する。本発明に使用で
きる半導体材料としては、シリコン(Si)のみについ
て例示するけれども、その他の材料、たとえばゲルマニ
ウム(Ge)等の材料も同様に本発明の製造方法におい
て使用することができる。
多結晶半導体の製造装置の概略構成を示す縦断面図であ
る。この装置には、密閉容器1が大気から遮断されて設
けられている。密閉容器1は、図には示していない真空
遮断用扉などを介して、外部の真空ポンプに連結され、
容器内部が真空に保たれる構成でもよい。あるいは、ア
ルゴンなどの不活性ガスが内部を常圧またはやや正圧に
保って循環する構成でもよい。密閉容器1内の雰囲気が
非酸化的環境に保たれていれば、半導体材料が密閉容器
1内で加熱溶解されても、酸化による悪影響を受けな
い。
熱体3から成る円筒状の加熱炉4が容器側壁から離れて
設けられている。熱絶縁体2および加熱体3はいずれ
も、たとえば、カーボンファイバおよびグラファイト製
である。加熱体3は、金属等の導電体で構成されていて
もよい。加熱炉4の周囲、特に加熱体3が位置する部分
に対応する外周辺に誘導加熱コイル5が巻付けられてい
る。誘導加熱コイル5には、たとえば10kHz前後の
周波数の高周波電流を通電し、加熱体3を誘導によって
熱する。加熱体3の側壁部には、加熱体3の温度である
加熱温度T1を測定するための第1の熱電対6が、導入
管を通して挿入されている。
ぞれリード線8によって密閉容器1の外部に設けられる
制御部7に接続される。制御部7は、熱電対6からの出
力に応答して、誘導加熱コイル5に与える電力を制御
し、加熱炉4の昇温または降温を自由に行うことができ
る。
び必要ならば種結晶が装入されるるつぼ9が配置され
る。るつぼ9は、加熱炉4が形成する内部空間内で、加
熱炉4の側壁および上部から離間するように配置され
る。るつぼ9は、たとえばシリカ材、グラファイト材、
その他の材料としてタンタル、モリブデン、タングステ
ン、窒化ケイ素、窒化ホウ素から成っていてもよい。る
つぼ9の形状は、加熱炉4の内部空間の形状に適合すれ
ばよく、円筒状あるいは四角柱状などに選ぶ。
支持台10に乗載されて支持されている。支持台10
は、たとえば表層10aおよび底層10cがグラファイ
トから成り、中間層10bがカーボンファイバから成る
積層構造であることが好ましい。支持台10は、さらに
台座11上に載置され、台座11は下方に連結する筒体
12の上端に取付けられ、中央の長軸のまわりに回転可
能である。筒体12の回転は、台座11から支持台10
を介してるつぼ9に伝わり、るつぼ9も筒体12の回転
に従って回転する。るつぼ9に半導体が装入され、加熱
炉4内でるつぼ9が加熱される際に、回転も行えば、る
つぼ9内の半導体材料の温度分布は均一となる。
造を有して、冷却部11aを備え、筒体12も同様に二
重管状である。たとえば冷却水などの冷媒が冷却部11
a内を強制循環され、台座11が支持する支持台10を
冷却する。るつぼ9の底面温度T2は、第2の熱電対1
3によって検出される。
なわちるつぼ9の真上の加熱体3中には、パイロメータ
14が取付けられている。このパイロメータ14は、る
つぼ9内の半導体材料からの熱放射を検知し、材料の表
面温度を測定できる。また半導体材料が液相状態である
か固相状態であるかで異なる放射率の違いも検知するこ
とができる。したがって、装入された半導体材料の加熱
融解時には材料の融解状態を、あるいは材料の冷却凝固
時には材料の凝固状態を判別するのに、パイロメータ1
4は有用である。パイロメータ14の出力は、制御部7
に入力される。
に供給される。この冷却機構は、結果的には支持台10
が当接するるつぼ9の底部の下面と熱交換し、底部を冷
却する役割を果す。台座11および筒体12は、密閉容
器1の外部に設けられた駆動手段16によって上下方向
に駆動され、るつぼ9もそれらの上下動に伴って昇降す
る。こうして、加熱炉4とるつぼ9との間の距離も、近
接あるいは離間するように調節することができる。さら
に、駆動手段16は、前述のように、筒体12を軸線ま
わりに回転駆動させる。るつぼ9内に装入されている半
導体材料17は、上方から加熱されて融解され、下方か
ら冷却されて凝固する。
は、るつぼ9の底部中央付近に、底部の下面と当接し
て、支持台10の表層10a中に第2の熱電対13が埋
設されていることである。図2では、るつぼ9の底部中
央部付近の要部を拡大して示す。この熱電対13は、る
つぼの底部下面の温度である底面温度T2を測定するた
めに用いられ、そして第1の熱電対6と同様に、制御部
7にリード線8を介して電気的に接続されている。した
がって、制御部7は第2の熱電対13からの底面温度T
2の出力に応答して、誘導加熱コイル5に供給する電力
を制御し、加熱炉4の昇温や降温を行うこともできる。
特願平7−341136における制御の考え方を示す。
図3は、第1の熱電対6および第2の熱電対13からそ
れぞれ出力される加熱温度T1および底面T2の時間的
な変化の例をそれぞれ示す。図中、曲線L1は加熱温度
T1のカーブを、曲線L2は底面温度T2のカーブを、
曲線L3はパイロメータ14の出力を示す。また、図4
は、後述するように、図1に示す制御部7の動作を説明
するためのフローチャートである。第1の熱電対6が検
出する加熱温度T1と、第2の熱電対13が検出する底
面温度T2との出力に応答して、制御部7は図4の各ス
テップを順次的に実行する。図4のようなフローチャー
トに従わず、加熱温度T1および底面T2の経時変化
を、たとえば図3上で追跡しながら、制御部7を手動に
よって制御し、加熱炉4の昇温や降温ならびにその他の
工程、たとえば筒体12の昇降等を行わせることも可能
である。
放出量を連続的に変化させる必要があり、凝固後の焼な
まし行程では、熱放出量を周期的に変化させる必要があ
る。
の基礎となる多結晶半導体の製造方法を、各工程毎にさ
らに詳しく説明する。図4のステップa0のスタートと
して、先ず、半導体材料17であるポリシリコンをるつ
ぼ9に装入する。この充填作業は、図1の密封容器1外
部で行うことが好ましい。次に、ポリシリコンを含むる
つぼ9を、台座11の上に載置された支持台10の上面
に載せ、るつぼ9の中心が台座11、支持台10の中央
を通る軸に一致するように合わせる。駆動手段16を用
いて、筒体12、台座11を上昇させ、るつぼ9が加熱
炉4内部の所定の位置に配置されるように、るつぼ9の
セッティングを行う。加熱炉4を作動させる前に、台座
11および筒体12に冷媒を循環させ、るつぼ9の底
部、特に、底部の下面が冷却機構によって冷却されてい
ることを確かめる。
体12を駆動手段16で鉛直軸線まわりに回転させ、る
つぼ9内のポリシリコンへの加熱が均一に行われるよう
にする。
5に約7kHzの周波数の交流を印加し、たとえば常温
である温度T30から加熱を開始する。加熱昇温は、第
1の熱電対6の検出する加熱温度T1が設定温度T2
0、たとえば約1540℃に到達するまで、約400℃
/時間の温度勾配で昇温を行う。到達時t1時は、典型
的には加熱を開始してから約4.5時間後である。ステ
ップa1での判定が否定ならばステップa1を継続し、
肯定になればステップa2に移る。ステップa2では、
第1の熱電対6の検出する加熱温度T1を設定温度T2
0に保持するための電力を、誘導加熱コイル5に、制御
部7で制御しながら供給し続ける。ステップa2で、る
つぼ9内のポリシリコンは融解温度である約1420℃
に達し、るつぼ9の上部から下部に向かって融解が進行
する。この融解の状態は、パイロメータ14を使用して
モニタすることができる。
循環し、支持台10、さらにるつぼ9の底部の下面を冷
却するので、るつぼ9の底部、および下部はるつぼ9の
上部に比較して低温度に保たれる。これは、図3に示す
曲線L1,L2の立上り勾配からも明らかである。熱電
対6が検出する加熱温度T1が前述のように一定値T2
0に保たれ、るつぼ9の上部あるいは側壁部からの加熱
が継続するので、第2の熱電対13の検出する底面温度
T2も、やはり第1の熱電対6の検出する加熱温度T1
と同様に、より緩やかな勾配で上昇する。
傍になると、曲線L2の勾配は平坦になる。このt2時
では、t1時から約2.5時間経過している。このt2
以降の時間領域においては、ポリシリコンが融解するに
際して融解熱を奪うため、第2の熱電対13の検出する
底面温度T2の上昇が抑制されている。そこで、ステッ
プa3では、底面温度T2の単位時間ΔWあたりの時間
変化率ΔTa(℃/分)を第2の熱電対13からの出力
でモニタし、ΔTaがたとえば、0.2(℃/分)など
の設定値以上になる時点t3を検知する。このt3時
は、たとえばt2時から約4時間経過後である。ステッ
プa3の判定が否定であるならば、加熱温度T1を初期
の設定値T20に設定したまま、ステップa2を継続す
る。
て加熱温度T1を温度勾配が300(℃/時間)となる
ように降温させる。それと同時に、台座11を駆動手段
16で下降させる。下降速度は、約7(mm/時間)で
ある。台座11は融解するポリシリコンの温度制御がよ
り正確に行われるように、1rpm以下のスピードで回
転させる。以降のステップでも、るつぼ9の回転は持続
させる。ステップa4で加熱温度T1を下げ続け、ステ
ップa5で、たとえば、約1440℃である所定温度T
21に到達すると判断されると、ステップa6に移る。
この時点t4は、たとえばt3時から約0.3時間経過
後である。ステップa5で否定的な判断のときにはステ
ップa4に戻る。
する加熱温度T1を設定温度T21に保持するための電
力を、誘導加熱コイル5に制御部7で制御しながら供給
し続ける。ステップa7で、パイロメータ14の出力の
変化に基づき、凝固工程が完了しているか否かを判断す
る。完了していないと判断されるときは、ステップa6
に戻る。パイロメータ14からの出力は、曲線L3で示
されるように、ポリシリコンが融解しているときには、
液体からの熱放射を検出するので、出力信号のレベルが
細かく変動している。凝固が完了すると、パイロメータ
14は固体からの熱放射を検出するようになるので、出
力信号のレベルには細かな変動が無くなる。このような
変化を検知することによって、凝固完了か否かを判断す
ることができる。
17時間後のt5時にシリコンの冷却が終了したことが
確認されると、ステップa8では、加熱温度T1が常温
付近まで下がるように、温度勾配100(℃/時間)程
度で冷却する。ステップa9で、たとえば約15時間後
に、シリコンの冷却が終了したことを確認し、るつぼ9
を密封容器1から取出す。さらに、生成した多結晶シリ
コンインゴットをるつぼ9から取除くと、るつぼ9の底
面から上面方向へ一方向性で凝固した多結晶シリコンが
得られる。典型的には、ステップa1〜a9を完了する
のに要する時間は、約40時間程度である。
温度T20、時間変化率ΔTaあるいは設定温度T21
等を予め適当な値に設定しておき、それらをコンピュー
タに入力し、これらの設定値に到達したか否かで各ステ
ップの判定を行い、制御部7を制御し、加熱炉4内の温
度制御および冷却、凝固工程を実施することは、本発明
にとって非常に有利である。
連続的または周期的な変化を、前記製造装置の台座11
を循環する冷媒の流量を調節することによって行わせ
る。この場合、熱放出量は、冷媒が水の場合には、次の
第1式によって表されることが判明している。
または周期的に変化させるには、図5に示すように半導
体材料17の凝固工程で、所定の冷却パターンを設定
し、連続的変化では、冷媒の流量を連続的に変化させれ
ばよい。また周期的変化では、熱放出量が大きい設定値
Q1と小さい設定値Q2との間を交互するように、冷媒
の流量を調節する。
めの最も簡便な方法は、実行を意図する半導体製造条件
と実質的に同一の条件下で、るつぼ9内で半導体を加熱
融解し、凝固し始めた融解半導体材料17に、高融点材
料、たとえばセラミックス棒を挿入し、固液界面に触れ
たときの棒の位置から固液界面位置を記録することであ
る。記録された固液界面位置の時間的変化に基づいて、
凝固速度が求められる。さらに、このとき、図1に示す
ような第3および第4の熱電対22,23によって、冷
媒の入口温度T3および出口温度T4をそれぞれ測定し
記録する。これを凝固行程完了まで繰返す。△T=T4
−T3であるので、冷媒の流量が判れば、第1式に従っ
て熱放出量を求め、凝固速度との相関を求めることがで
きる。このようにして、凝固速度は、半導体製造中、常
時、読出すことができる入口温度T3と出口温度T4と
の温度差△Tと、そのときの冷媒流量から制御すること
が可能になる。
速度を、冷媒の入口温度T3および出口温度T4の温度
差△Tに置換えて、一定になるように設定する。さらに
詳しくは、熱放出量の制御を、冷媒、たとえば冷却水の
水量を変化させることによって、実質的には行うことに
なる。
す。図6(a)は、熱放出量を一定にしたときの凝固速
度の変化を示す。凝固初期に比べて、終期になると、固
体部分が熱抵抗となるために、凝固速度が低下する。こ
れに対して、図6(b)は、冷却水量を変化させて、冷
却水の入口温度T4と出口温度T3との温度差をモニタ
しながら、熱放出量を時間に対して連続的に変化させる
ことによって、凝固速度を制御させた結果を示す。ここ
で、冷却水量は、15(リットル/分)から20(リットル/
分)まで、連続的に変化させている。ただし、今回の条
件は、るつぼ9のサイズや台座11の構造等に依存して
いるので、半導体17のバッチ毎に最適条件を求める必
要がある。
示す。図7(a)に示すように、るつぼ9内の半導体1
7であるシリコンの固体部17Sと融解部17Lとの固
液界面18は、底面からL(t)の長さであり、時間t
の関数である。るつぼ9の底面での冷却状態が一定であ
れば、図7(b)に示すように、成長速度は変化する。
ここで、成長速度について、次の第2式の関係を想定す
ることができる。
は、固液界面の熱放出量を一定にする必要がある。冷却
部の熱放出量の変化量を△H(t)とし、Si固体の熱
伝導率をσとすると、次の第3式を満たす必要がある。
力に依存する定数である。第3式からは、次の第4式が
得られる。
量の変化△H(t)も時間に対して一定である。したが
って、図8に示すように、熱放出量H(t)は、時間に
対して一次関数で増大させる必要がある。
図10は温度制御についてのフローチャートを示す。図
9のt4時までの処理は、基本的に図3と同等である。
また、図10のステップb0〜b5およびステップb7
〜b9は、図4のステップa0〜a5およびステップa
7〜a9とそれぞれ同等である。本実施形態では図9の
t4時〜t5時に、熱放出量H(t)を予め実験的に求
められる関係に従って制御し、凝固速度すなわち結晶の
成長速度を一定にしている。この関係は、図8に示すよ
うな一次関数で直線的に増加するように近似することが
できる。一次関数で制御すると、制御が簡易化される。
よび、冷媒の入口と出口との温度差△Tとそのときの冷
媒の流量とから求める熱放出量の関係に従って、凝固速
度が工程中一定になるように、冷媒流量を制御する。
24に設定されているプログラムに基づいて、冷媒とし
ての冷却水の水量を制御する。冷却水の入口温度T3お
よび出口温度T4と、冷却水量計25によって検出され
る水量とを制御部24に入力し、温度差をモニタしなが
ら、電磁弁26の開閉度を制御することができるように
しておけば、自動的に凝固速度を一定にすることができ
るので、非常に有利である。
とによって行うことが適当であるけれども、代替的に冷
媒そのものを代えることによっても行うことができる。
このため、冷却機構を2系統あるいはそれ以上設ける方
式とし、それぞれの系統間を電磁バルブで開閉して冷媒
を切換えるような構成としてもよい。このような構成に
用いられる冷媒としては、水、ヘリウムガス、炭酸ガス
等から成る適当な組合せを選び、それらを交互に使用す
ることによって冷媒としての熱を奪う効果を制御するこ
とができる。
2形態に基づく多結晶半導体の製造装置の支持台20の
構成を示す。本実施形態の製造装置は、実施の第1形態
の製造装置と、支持台10以外の構成要素については、
実質的に同一である。本実施形態の製造装置が実施の第
1形態の製造装置と異なる点は、支持台20が中空構造
になっており、この中に断熱材片21が出し入れ可能な
ことである。支持台20は、表層20a、中空部20b
および底層20cからなる。表層20a、底層20cお
よび側壁部20dをグラファイトで形成し、中空部20
bを残す。
て、るつぼ9の底部から熱が奪われて凝固が進行する際
に、中空部20bについての熱の伝達は輻射によって起
こる。そこで、中空部20bに輻射を遮る断熱体片21
を挿入すると、るつぼ9の底面下部からの冷却を抑制す
ることができる。この目的で使用することができる断熱
材片21としては、金、白金、銀、タングステン、カー
ボンファイバそしてタンタルから成る群より選ばれる1
種または2種以上の材料から形成されることが好まし
い。しかしながら、輻射率が低く、しかも高融点材料な
らば、必ずしも前述の材料に限定されない。この断熱体
片21の形状は、単なる板金状でもよいけれども、図1
1および図12に示すように、スライド式で伸縮自在な
積層構造体としてもよい。このような断熱体片21を中
空部20bに挿入し、さらに伸長させると、図12に示
すように、断熱体片21が支持台20の表層20aおよ
び底層20c間の熱輻射を遮ることになる。このとき、
熱放出量最小の状態が達成され、逆に断熱体片21を取
除くか、または図11に示すように縮退させると、熱放
出量大の状態が達成される。
御特性を示し、図14は温度制御についてのフローチャ
ートを示す。図13のt4時までの処理は、基本的に図
3および図9と同等である。また、図14のステップc
0〜c5およびステップc7〜c9は、図4のステップ
a0〜a5およびステップa7〜a9、ならびに図10
のステップb0〜b5およびステップb7〜b9とそれ
ぞれ同等である。本実施形態では図9のt4時〜t5時
に、熱放出量H(t)を予め実験的に求められる関係に
従って制御しながら、焼きなまし工程も行う。焼きなま
しは、冷媒である冷却水量を制御して、加熱温度T1と
して計測される固液温度がたとえば1422℃となるよ
うにしたら、そのままで冷却水の流量を保持し、最適時
間継続させる。続いて、実施の第1形態のように、凝固
速度が一定になる条件に、冷却水の流量を戻す。図14
のステップc6では、定期的に一定時間ずつ、熱放出量
を小さくして、焼きなましと凝固とを繰返して行いなが
ら、るつぼ9を下降させ、凝固を進めることを示す。
とを繰返す際の固液界面の状態を模式的に示す。るつぼ
9内の半導体材料17であるシリコンは、融液17Lが
上方に存在し、固体17Sが下方に存在して、その間に
固液界面18が形成される。凝固中は、固液界面18が
一定速度で上方に向って進行するように制御される。焼
きなまし中は、固液界面18を一時停止させ、その状態
で、Siの固体17Sの部分にたまっている内部歪みを
上面に逃すことになる。
角柱状)の底面中央部に、シリコン種結晶(CZ(10
0)、直径5インチ、厚み10mm)を置いた。このシ
リコン種結晶は、好ましくは、化学エッチング(30μ
m)により前処理した結晶を使用した。このエッチング
は、結晶表面を結晶成長に適するように円滑にするため
である。このるつぼに、融解されるべきポリシリコン約
140kgを充填した。
のc0〜c7のステップを実行し、多結晶シリコンイン
ゴットを製造した。本実施例では、ステップc6で固液
温度を1421℃に保ったまま、熱放出量を凝固時間に
対して直線的に増加させて成長させた。また、ステップ
c6の凝固および焼なまし工程での時間比は、約5で行
った。凝固工程(ステップc6およびc7)の所要時間
は、約20時間であった。製造試験で得られた多結晶シ
リコンインゴットについてEPDを測定し、品質を評価
した。EPDの測定は、JIS H0609に従って行
った。EPDの測定結果および太陽電池を試作したとき
の変換効率を、次の表1に表す。なお、比較のため、本
発明の実施の第1形態に従い、凝固速度を一定として、
焼きなまし工程を行わないもの、および、図3に示すよ
うに熱放出量を一定として凝固速度が凝固中変動するも
のについての評価も示す。
本実施例の多結晶シリコンインゴットは比較例のそれと
比べて、低いEPDで特徴づけられ、EPDがより改善
され、良好な多結晶インゴットが得られたことが判る。
半導体材料を凝固させる際に、半導体材料の固液界面が
移動する凝固速度が一定になるので半導体の結晶の成長
速度も一定になり、結晶学的に優れ、応力歪みが小さ
く、欠陥の少ない多結晶半導体を製造することができ
る。
互に行わせるので、応力歪みをさらに少なくすることが
できる。
側との間の温度変化を検出することによって、熱放出量
の変化を容易に検出して制御することができる。
熱放出量を増大させて、凝固速度を一定にすることがで
きる。
な制御で応力歪みの少ない多結晶半導体を得ることがで
きる。
て熱放出量を増減する調節を容易に行うことができる。
断熱体片を出し入れして、熱放出量を制御することがで
きる。
に優れた半導体多結晶を成長させることができる。
るので、応力歪みが少なく、結晶学的に優れたシリコン
多結晶を成長させることができ、変換効率の高い太陽電
池などに適用することができる。
方向凝固して、結晶学的に優れ、応力歪の小さい多結晶
半導体を得ることができる。
断熱体片を出し入れして、容易に熱放出量を制御するこ
とができる。
側との間の温度変化を検出し、るつぼ底部から熱を奪う
冷媒の流量を増減して熱放出量を増減する調節を容易に
行うことができる。また支持台の中空構造に断熱体片を
出し入れして、るつぼ底部から奪う熱を調整することに
よって熱放出量の調節を容易に行うことができる。
2の時間変化率ΔTaを測定し、これが設定値以上にな
ると直ちにるつぼの加熱手段による加熱を停止する。特
に、種結晶を半導体多結晶の成長に使用する場合は、る
つぼの底面に敷かれた種結晶の融解を阻止することがで
きる。
における全ての工程の自動化が可能である。さらに、種
結晶を使用して多結晶半導体を成長させる場合、種結晶
の融解を信頼性高く、抑制することができるので、高品
質の多結晶半導体を得ることができる。さらに、半導体
の材料の熱放出量を周期的に変化させながら、結晶の成
長と焼なましを交互に行わせるので、EPDが低く改善
された、応力歪の少ない、したがって割れにくい多結晶
半導体が得られる。
示す縦断面図である。
拡大図である。
の熱電対6および第2の熱電対13の検出温度T1,T
2ならびにパイロメータ14の出力の経時変化を示す温
度制御特性図である。
熱放出量と時間との関係を示すグラフである。
速度を一定に制御する場合の凝固工程とを示すグラフで
ある。
を示す模式図、および成長速度の時間変化を示すグラフ
である。
変化させる際の状態を示すグラフである。
よび第2の熱電対13の検出温度T1,T2ならびにパ
イロメータ14の出力の経時変化を示す温度制御特性図
である。
応するフローチャートである。
0の中空構造の一例を示す縦断面図である。
1が伸長された状態を示す縦断面図である。
および第2の熱電対13の検出温度T1,T2ならびに
パイロメータ14の出力のの経時変化を示す温度制御特
性図である。
対応するフローチャートである。
とを繰返す際の固液界面についての模式図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体に対して不活性な雰囲気下で、る
つぼ内に半導体材料を装入し、るつぼ内で半導体材料を
加熱手段によって加熱融解し、るつぼ底部から熱を奪い
ながら融解した半導体材料を凝固させ、続いてるつぼを
冷却しながら、凝固した半導体を冷却させる多結晶半導
体の製造方法において、 半導体材料の固液界面が移動する凝固の速度と熱放出量
との関係を予め求めておき、 融解した半導体材料を凝固させる際に、凝固速度が一定
になるように、予め求められている関係に従って、熱放
出量を時間に対して変化させることを特徴とする多結晶
半導体の製造方法。 - 【請求項2】 前記凝固の際には、一定速度での凝固と
焼なましとを、交互に行わせることを特徴とする請求項
1記載の多結晶半導体の製造方法。 - 【請求項3】 前記熱放出量の変化を、るつぼ底部から
熱を奪う冷媒の入口側と出口側との間の温度変化の検出
値に基づいて制御することを特徴とする請求項1記載の
多結晶半導体の製造方法。 - 【請求項4】 前記熱放出量の変化を、凝固初期から終
了期に向って増大するように行わせることを特徴とする
請求項1記載の多結晶半導体の製造方法。 - 【請求項5】 前記熱放出量の増大が一次関数に従って
行われることを特徴とする請求項4記載の多結晶半導体
の製造方法。 - 【請求項6】 前記熱放出量の変化を、るつぼ底部から
熱を奪う冷媒の流量の調節によって行わせることを特徴
とする請求項1記載の多結晶半導体の製造方法。 - 【請求項7】 前記るつぼの底部を中空構造を有する支
持台に乗載させ、 前記熱放出量の変化を、中空構造に断熱体片を出し入れ
して、るつぼ底部から奪う熱を調整することによって行
わせることを特徴とする請求項1記載の多結晶半導体の
製造方法。 - 【請求項8】 前記半導体材料をるつぼに装入する前
に、るつぼの底面に半導体の種結晶を配置し、凝固の際
に種結晶から多結晶を成長させることを特徴とする請求
項1〜7のいずれかに記載の多結晶半導体の製造方法。 - 【請求項9】 前記半導体材料がポリシリコンであり、 前記多結晶半導体が多結晶シリコンであることを特徴と
する請求項1〜8のいずれかに記載の多結晶半導体の製
造方法。 - 【請求項10】 半導体に対して不活性な雰囲気に保ち
得る密閉容器と、 密閉容器内に配置され、半導体材料を装入するためのる
つぼと、 るつぼをその底部よりも上方で加熱して半導体を融解す
る加熱手段と、 るつぼの底部の下面を支持してるつぼを乗載する支持台
と、 支持台を冷却する冷却手段と、 支持台を鉛直軸線まわりに回転駆動し、かつ昇降駆動す
る駆動手段と、 予め求められる凝固速度と熱放出量との関係に従って、
半導体材料の凝固時に、凝固速度が一定となるように、
熱放出量を制御する熱放出量制御手段とを含むことを特
徴とする多結晶半導体の製造装置。 - 【請求項11】 前記支持台は、断熱材を出し入れ可能
な中空構造を有することを特徴とする請求項10記載の
多結晶半導体の製造装置。 - 【請求項12】 前記冷却手段は、冷媒を流通させて支
持台を冷却し、 前記熱放出量制御手段は、 冷媒の入口と出口との間の温度変化を検知する温度変化
検知手段と、 温度変化検知手段が検知する温度変化に基づいて、冷媒
の流量または断熱材の出し入れ量を調整する調整手段と
を備えることを特徴とする請求項10または11記載の
多結晶半導体の製造装置。 - 【請求項13】 前記加熱手段によって加熱されるるつ
ぼの加熱温度T1を検出する加熱温度検出手段と、 るつぼの底部の下面の底面温度T2を検出する底面温度
検出手段と、 加熱温度検出手段および底面温度検出手段の各出力に応
答し、加熱温度T1が半導体材料の融解温度以上になる
ように加熱手段を制御し、底面温度T2の時間変化率Δ
Taが設定値以上になるとき、加熱温度T1が下降する
ように加熱手段を制御する制御手段とを含むことを特徴
とする請求項10〜12のいずれかに記載の多結晶半導
体の製造装置。
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