JPH11184152A - 静電荷現像用トナー - Google Patents

静電荷現像用トナー

Info

Publication number
JPH11184152A
JPH11184152A JP36464997A JP36464997A JPH11184152A JP H11184152 A JPH11184152 A JP H11184152A JP 36464997 A JP36464997 A JP 36464997A JP 36464997 A JP36464997 A JP 36464997A JP H11184152 A JPH11184152 A JP H11184152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
toner
temperature
copolymer
electrostatic charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36464997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3276915B2 (ja
Inventor
Atsuo Miyamoto
篤生 宮本
Kimihiko Nakamura
公彦 中村
Kazuhiro Sato
和弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoegawa Paper Co Ltd filed Critical Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority to JP36464997A priority Critical patent/JP3276915B2/ja
Publication of JPH11184152A publication Critical patent/JPH11184152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3276915B2 publication Critical patent/JP3276915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動性、保存安定性を損なうことなく非オフ
セット性、低温定着性に優れ、現像性、転写性が良好な
静電荷現像用トナーの提供。 【解決手段】 ポリエステル樹脂と式(1)で示す共重
合体および着色剤を少なくとも含有する静電荷現像用ト
ナー、 (式中、Rは水素原子、安息香酸残基または炭素原子数
4以下の脂肪酸残基を示し、R1は炭素原子数11以上
の脂肪族基を示す。kは0〜0.60の範囲であり、m
およびnは共に0より大きく、n/(m+n)の値は
0.20〜0.85の範囲で、k+m+n=1.0であ
る。また、xは平均重合度を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、静電印刷法等の画像形成装置において使用され
る静電荷現像用トナーに関する。さらに詳しくは、非オ
フセットの温度幅が広く、低温定着性に優れ、かつ良好
な流動性および保存安定性を示し、多数枚複写後におい
ても均一な転写画像を得ることができる静電荷現像用ト
ナーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電記録法、静電印刷法等
においては、支持体(記録層)上に形成された静電荷像
は結着樹脂と着色剤を主成分とするトナー粒子によって
可視化される。この可視像は支持体上にそのまま定着さ
れるか、あるいは紙等の被着体に転写された後定着され
る。このため、静電荷現像用トナーは現像性はもちろん
のこと、良好な転写性および定着性が要求される。さら
に近年、電子写真方式を用いた複写機およびプリンター
は広く普及し、一般家庭へも普及しつつある。また、多
機能化も進みつつあり、これにともない消費電力の低
減、定着機構の簡素化を目的とした低エネルギー定着化
に関する要求が強まっている。最近の複写機、プリンタ
ーには、熱ロール等の接触加熱方式が広く採用されてい
る。この方式は従来の方式に比べて熱効率が高く、定着
部の電力を低減でき、かつ小型化できる利点がある。こ
の方式に用いられるトナーとしては、オフセット現象を
防止するため、オフセット防止剤として低分子量のパラ
フィンワックス・ポリオレフィンワックスなどの合成ワ
ックス、又はカルナウバワックスなどの植物性ワックス
の添加が必須となっている。しかしながら、これら従来
のワックス系オフセット防止剤は、以下のような問題を
生じる。例えば、低分子量のパラフィンワックス・ポリ
オレフィンワックスにおいては、添加量の増加と共に非
オフセットの温度幅は広がり、定着強度も良好になる傾
向を示す。しかしながら、結着樹脂との相溶性が悪いた
め、これらワックス粒子がトナー表面に露出し、トナー
の流動性を悪化させたり、キャリアへのスペント増加、
現像スリーブや感光体への融着という問題を生じやす
い。植物性ワックスの場合には、添加量の増加と共に低
温においてもオフセットは生ぜず、定着強度は向上する
傾向を示す。しかしながら、上記合成ワックスに比べ離
型性が劣るため高温におけるオフセットの悪化を伴う。
また同時に、オリゴマー成分が多いためにトナーの保存
性や流動性が悪化する。流動性が悪いトナーは、粉砕分
級時に粉砕分級機の内部に付着し生産性を著しく損な
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、非オフセットの温度幅が広く、低温定着性に優
れ、かつ良好な流動性および保存安定性を示し、多数枚
複写後においても均一な転写画像を得ることができる静
電荷現像用のトナーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】ポリエステル系樹脂と下
記式(1)で示す共重合体、および着色剤を少なくとも
含有する静電荷現像用トナーにより、前記問題点が解決
されることを見いだし、本発明を完成した。 (式中、Rは水素原子、安息香酸残基または炭素原子数
4以下の脂肪酸残基を示し、R1は炭素原子数11以上
の脂肪族基を示す。k,m,nは共重合比を示し、kは
0〜0.60の範囲であり、mおよびnは共に0より大
きく、n/(m+n)の値は0.20〜0.85の範囲
であり、k+m+n=1.0である。また、xは平均重
合度を示す。)
【0005】以下、本発明について詳細に説明する。な
お本発明において、静電荷現像用トナーとは1成分現像
トナーおよび2成分現像トナーの両者を包含する意味で
使用される。本発明の共重合体は、下記に示す式(2)
の重合体と式(3)の脂肪酸を縮合して合成することが
できる。 (式中、Rは水素原子、安息香酸残基または炭素原子数
4以下の脂肪酸残基を示す。k,m,nは共重合比を示
し、kは0〜0.60の範囲であり、mおよびnは共に
0より大きく、n/(m+n)の値は0.20〜0.8
5の範囲であり、k+m+n=1.0である。また、x
は平均重合度を示す。) R1−COOH (3) (式中、R1は炭素原子数11以上の脂肪族基を示
す。)また、ラジカル重合性モノマーに側鎖成分OCO
1導入してラジカル重合して合成してもよいが、前記
縮合法が副反応を抑制し易いため好ましい。式(3)に
おいて、R1の脂肪族基の炭素原子数はさらに好ましく
は11〜40である。
【0006】式(1)で示す共重合体は、数平均分子量
Mnが2,000〜50,000の範囲である。Mnが
2,000未満ではトナーの保存特性に問題が生じやす
い。50,000を超えると溶融粘度が上昇するためト
ナーの低温定着性の向上が認められなくなる。好ましい
Mnは4,000〜45,000、更に好ましくは1
0,000〜40,000の範囲である。式(1)で示
す共重合体の主鎖部分であるエチレン部共重合比、すな
わち式(1)におけるkは0〜0.60の範囲である。
エチレン部共重合比が0.60を超えると示差走査熱量
計(以下、DSCと略す。)の吸熱ピーク温度が急激に
低下する。また、ビニルアルコール部分の共重合比m、
nについて、n/(m+n)の値はグラフト化率を示
し、0.20〜0.85の範囲である。また、該グラフ
ト化率の好ましい値は0.30〜0.85、更に好まし
くは0.40〜0.85である。n/(m+n)の値が
上記範囲の下限未満では、共重合体の溶融開始温度が高
くなり低温定着性が悪化する。上記範囲の上限を超える
と共重合体の主鎖部分の分子間水素原子結合による結晶
性が高くなるため溶融温度と熱分解温度が近くなり、目
的とする静電荷現像用トナーの製造が困難になる。
【0007】式(1)で示す共重合体の側鎖部分OCO
1(R1は炭素原子数11以上の脂肪族基を示す。)は
式(3)で示す脂肪酸が縮合した残基である。また、式
(1)の共重合体は示差走査熱量分析計(DSC)にお
ける吸熱ピーク温度と高化式フローテスターにおける溶
融開始温度との温度差が50℃以下であることが好まし
く、より好ましくは40℃以下、さらに好ましくは35
℃以下である。温度差が50℃より大きいと低温定着性
が悪化する。さらに、本発明により得られるトナーは、
定着方式が、熱ロール、熱ベルト、熱板、フラッシュ、
およびこれらの組み合わせからなる画像形成装置に用い
ることが好ましい。
【0008】式(1)で示す共重合体の主鎖部分、すな
わち式(2)で示す重合体は、部分ケン化型ポリビニル
アルコール、ポリエチレンビニルアルコールおよびそれ
らの前駆体である。この場合、該部分ケン化型ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンビニルアルコールおよびそ
れらの前駆体の数平均分子量Mnは2,000以上5
0,000以下であるものが、DSCにおけるガラス転
移温度(以下Tgと略す。)が40〜70℃であるもの
が好ましい。式(2)で示す重合体のTgが40℃未満
の場合には、トナーの保存安定性を満足するために式
(3)で示す脂肪酸の選択範囲が制限される。Tgが7
0℃より大きいと低温定着性が悪化するため好ましくな
い。また、前駆体には、置換基として安息香酸残基、炭
素原子数4以下の脂肪酸残基を有していてもかまわな
い。前記重合体の重合度xとしては200〜1,00
0、部分ケン化型ポリビニルアルコールについてはケン
化度が80モル%以下のものが好ましく、更に好ましく
は70モル%以下のものが使用される。部分ケン化型ポ
リビニルアルコールのケン化度が80モル%を超える
と、部分ケン化型ポリビニルアルコールの溶融温度と熱
分解開始温度の値が近接するため、得られた式(1)で
示す共重合体が不均一になりやすい。
【0009】式(2)で示す重合体は、部分ケン化型ポ
リビニルアルコールのみで主鎖部分を構成してもよく、
その場合はn=0となる。該重合体は上市されており、
市販のものも使用できる。部分ケン化型ポリビニルアル
コールは具体的には日本合成化学社:ゴーセファイマー
NK−05、ゴーセファイマーKP−08等の他、電気
化学工業社、信越化学工業社、ユニチカケミカル社、ク
ラレ社から、ポリエチレンビニルアルコールは日本合成
化学社:ソアノールE3803等の他、クラレ社から市
販されており、前記特性を有するものが使用できる。
【0010】また、本発明に使用する式(3)で示す脂
肪酸としては、炭素原子数12以上の飽和および不飽和
脂肪酸がある。具体的にはラウリン酸、ミリスチン酸、
ミリストレイン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸(α−及びγ−を
含む)、リシノール酸、ステアリン酸、12−ヒドロキ
システアリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、エルカ
酸、リグノセリン酸等、それらの天然混合物である牛脂
脂肪酸、牛脂硬化脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム油硬
化脂肪酸、糖脂肪酸、植物油脂脂肪酸、魚油硬化脂肪
酸、大豆硬化脂肪酸、石炭由来のモンタン酸等のエステ
ル化物および誘導体等があり、単独あるいは物性に応じ
て併用が可能である。また、長鎖の合成脂肪酸もペトロ
ライト社から商品名:ユニシッドとして分子量800程
度まで上市されており、使用することができる。式
(3)で示す脂肪酸のうち、不飽和脂肪酸を縮合してグ
ラフトさせる場合、酸化反応、架橋反応等の副反応が起
きることがある。必要に応じてラジカル反応禁止剤、抗
酸化剤等を添加して副反応を防ぐことができるが、該添
加剤は縮合反応に支障がないことが前提である。
【0011】式(3)で示す脂肪酸としては、前記飽和
および不飽和脂肪酸が使用できるが、DSCにより測定
した融点が65〜120℃のものが好ましい。本発明の
式(1)で示す共重合体は、溶融法、溶液法何れの方法
でも製造でき、式(2)で示す重合体と式(3)で示す
脂肪酸とを窒素雰囲気下で150〜290℃で縮合反応
させることで、式(1)で示す共重合体が得られる。ま
た、上記した式(3)で示す脂肪酸が縮合反応した残基
が、OCOR1(R1は炭素原子数11以上の脂肪族基を
示す。)で側鎖成分として示される。
【0012】式(1)で示す共重合体の製造には、エス
テル化、エステル交換反応に使用する触媒を使用でき
る。例えば、式(2)で示す重合体の反応性基が水酸基
である場合、すなわちRが水素原子である場合には、公
知のエステル化触媒、具体的には酢酸リチウム、酢酸ナ
トリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カリウム、酢酸カル
シウム、酢酸ニッケル、酢酸コバルト、酢酸バリウム、
酢酸マンガンおよびそれらの水和物等が好ましく使用さ
れる。また、反応性基が酢酸エステルに代表される低級
エステルである場合、すなわちRが炭素原子数1〜4の
脂肪酸残基または安息香酸残基である場合には、公知の
エステル交換反応触媒、具体的にはジブチル錫オキシド
等の有機錫化合物、チタンテトラプロポキシド等の有機
チタン化合物、酢酸亜鉛およびその水和物等が好ましく
使用される。前記触媒の中でも、酢酸アルカリ金属塩
類、酢酸アルカリ土類金属塩類、酢酸遷移金属塩類が反
応性に富むため好ましく、更に好ましい触媒としては酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸マ
グネシウム、酢酸バリウム、酢酸亜鉛、酢酸ニッケル、
酢酸マンガン、酢酸コバルトおよびそれらの水和物が使
用される。
【0013】本発明の静電荷現像用トナーは、少なくと
も、ポリエステル系樹脂と上記した共重合体及び着色剤
とを主成分とし、その他必要に応じて添加される添加剤
を適宜分散含有せしめてなる粒子であり、その平均粒子
径は5〜20μmの範囲である。このようにして得られ
る粒子にシリカ等の微粒子よりなる外添剤を混合して静
電荷現像用トナーを構成してもよい。トナー中に含まれ
る式(1)の共重合体の割合は、ポリエステル系樹脂1
00重量部に対し1〜60重量部が好ましい。1重量部
未満では低温定着性の向上が認められないばかりか、熱
ロール方式などの接触型定着機において、オフセット現
象が生じやすく好ましくない。60重量部を越えるとポ
リエステル系樹脂と該共重合体中の着色剤や帯電制御剤
などの他の添加物の分散が不均一となりやすく、均一な
画像が得られにくい。また、トナーの機械的強度が低下
し長期間の現像機中での撹拌においてトナーの微粉化が
生じ、画像濃度の低下やカブリの増加が発生しやすい。
更に好ましい含有率は2〜40重量部である。また、場
合によっては、低分子量のパラフィンワックスやポリオ
レフィンワックス及び植物性ワックスなどの公知の離型
剤を弊害のない範囲で含有させても良い。該着色剤とし
ては、カーボンブラック、アニリンブルー、カルコオイ
ルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デ
ュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブル
ークロライド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリ
ーンオクサレートランプブラック、ローダミンーB、キ
ナクリドン、ローズベンガル、およびこれらの混合物等
が挙げられる。これらの着色剤は、十分な濃度の可視像
が形成されるに十分な割合で含有されることが必要であ
る。
【0014】その他必要に応じて添加される添加剤とし
ては、磁性剤、外添剤等がある。離型剤としては、カル
ナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワック
ス等の天然ワックス、低分子量ポリプロピレン、低分子
量ポリエチレン、フィッシャートロプシュワックス等の
合成炭化水素原子ワックス、合成エステルワックス等が
ある。電荷制御剤としては、ニグロシン染料、四級アン
モニウム塩、トリフェニルメタン系、樹脂系、ピリジニ
ウム塩、アジン等の正帯電用制御剤、クロム系または鉄
系金属錯塩、樹脂系等の負帯電用制御剤がある。通常結
着樹脂100重量部に対して0.01〜10重量部使用
される。磁性剤としては、酸化鉄、フェライト、マグネ
タイト等の他、コバルト、ニッケル等の強磁性体、ホイ
スラー合金等熱処理により強磁性を示す合金等があり、
平均粒径1μm以下の磁性粉が好ましく使用される。磁
性粉はトナーに磁性を付与して磁性トナーにするととも
に、着色作用、研磨作用も有し、必要に応じて適宜使用
される。磁性粉は現像システムにより使用量は大きく異
なるが、通常トナー中に0.01〜90重量%使用され
る。外添剤としては、シリカ、酸化チタン、アルミナ等
の無機微粒子、樹脂微粒子、磁性粉があり、平均粒径1
μm以下の微粒子、磁性粉が好ましく使用され、無機微
粒子は平均粒径0.1μm以下のものがさらに好まし
い。シリカ、アルミナ、酸化チタン等の無機微粒子は、
表面に疎水化処理を施したものがさらに好ましく使用さ
れる。一般に、これらの外添剤は、流動性および保存安
定性の向上、研磨作用を期待して使用され、その添加量
はトナー100重量部に対して0.01〜3重量部であ
る。
【0015】本発明のトナーは、鉄粉、フェライト、造
粒マグネタイト、磁性粉を含有せしめた樹脂粒子等から
なるキャリアと混合して二成分現像剤あるいはキャリア
と混合しない一成分現像剤として使用される。上記キャ
リアは一般に平均粒径30〜200μmのものが使用さ
れ、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等でキ
ャリア表面をコート処理を施してもよい。該コート処理
を施したキャリアは耐スペント性が向上するため好まし
く使用される。
【0016】本発明の静電荷現像用トナーは、少なくと
も、熱ロール、熱ベルトまたは熱板からなる熱定着方式
に用いることが好ましい。該定着装置のトナーと接する
熱ロール、熱ベルトおよび熱板は、シリコーン樹脂、フ
ッ素樹脂等の離型性を有する樹脂で表面を処理したもの
が好ましい。また、該定着装置のトナーと接する表面
は、シリコーンオイル等の離型剤を少量付着させてもよ
い。
【0017】本発明における吸熱開始温度、吸熱ピーク
温度およびTgはセイコー電子工業社製DSC:DSC
−120を用い、10℃/minの昇温、急冷を2回繰
り返し、2回目の昇温時の吸熱曲線から求めた。Tgは
ミッドポイント値で、吸熱開始温度と吸熱ピーク温度の
中点である。また、溶融開始温度、フロー軟化点は島津
製作所製高化式フローテスター:CFT−500を用
い、下記測定条件におけるプランジャーの降下開始温度
を溶融開始温度、降下開始温度から降下終了温度までの
中点をフロー軟化温度とした。 測定条件;プランジャー : 1cm2 ダイ 直径×長さ:1×1mm 荷 重 : 20Kgf 予熱温度、時間 :50〜80℃、300秒 昇温速度 : 6℃/min また、分子量の測定は浸透圧法にて行い、ポリスチレン
を標準とした。
【0018】以下、本発明を実施例に基づいてより詳細
に説明する。
【実施例】以下に本発明の共重合体の合成例を示す。 合成例1 [ポリエチレンビニルアルコールとベヘニン
酸による合成例(グラフト化率40モル%)] 500ml丸底セパラブルフラスコにポリエチレンビニル
アルコール(日本合成化学社製 商品名;ソアノールE
3803、Tg58℃)18.98g、ベヘニン酸(吸
熱ピーク温度77℃)42.35g、酢酸カルシウム
0.80gを入れ窒素ガス雰囲気下で150℃に昇温し
て内容物を溶融した。次いで150℃から20℃づつ昇
温させながら各温度で1時間縮合反応させて270℃の
温度になるまで反応を行い、270℃で副生水および酢
酸が発生しなくなるまで反応させた後、反応容器を22
0℃まで放冷し溶融物を取り出した。得られた本発明の
共重合体の吸熱開始温度は53.2℃、吸熱ピーク温度
は60.2℃、溶融開始温度は71.4℃、フロー軟化
点は89.2℃、溶融開始温度と吸熱ピーク温度との差
は11.2℃、Mnは34,300、グラフト化率は4
0モル%であった。
【0019】合成例2 [ポリエチレンビニルアルコー
ルとベヘニン酸による合成例(グラフト化率60モル
%)] ポリエチレンビニルアルコール(日本合成化学社製 商
品名;ソアノールE3803)18.98g、ベヘニン
酸63.34g、酢酸カルシウム1.26gに代えた以
外は合成例1と同様にして本発明の共重合体を得た。得
られた共重合体の吸熱開始温度は53.1℃、吸熱ピー
ク温度は60.6℃、溶融開始温度は63.0℃、フロ
ー軟化点は79.44℃、溶融開始温度と吸熱ピーク温
度との差は2.4℃、Mnは44200、グラフト化率
は60モル%であった。
【0020】合成例3 [ポリエチレンビニルアルコ−
ルとベヘニン酸による合成例(グラフト化率40モル
%)] 下記およびで得た低分子量エチレンビニルアルコー
ル共重合体 24.0gを用い、ベヘニン酸 53.5
5g、触媒:酢酸カルシウム 1.61gを用いた以外
は合成例と同様に窒素気流下、副生する水の溜出がなく
なるまで溶融下に反応させた。尚、補集した水は理論量
の97%であった。また、合成例1と同様にグラフト樹
脂を粉砕し、熱物性を評価した。DSCによる吸熱開始
温度は53.7℃、吸熱ピーク温度は60.1℃、フロ
ーテスターによるフロー開始温度は65.4℃、フロー
軟化点は79.2℃であった。Mnは2100であっ
た。
【0021】
【主鎖樹脂の合成方法】エチレン酢酸ビニル共重合体
(共重合比率:エチレン/酢酸ビニル=0.38/0.
62)の合成 攪拌翼を装備した1Lステンレス製オートクレーブ中
に、 脱水メタノール100mlと常法によって蒸留精
製した酢酸ビニルモノマー 20.0gを仕込み、窒素
導入管より、窒素ガスをこの溶液中にバブルさせ、十分
に溶存酸素を除去した後、冷却下に過酸化ベンゾイル
0.01gを加え、オートクレーブを組み上げた。次い
で、窒素ガスで完全に内部が置換されるまで、120気
圧の窒素ガスの導入、排気を5回繰り返した。さらに、
導入口より、エチレンガスを入れ、ガス圧が45Kgf
/cm2になるように調整した後、60℃で18時間反
応を行った。室温まで冷却した後、残留ガスを除去し、
内容物を大量の水中に注ぎ入れ、析出させた。粗製エチ
レン酢酸ビニル共重合体を35g得た。GPC分析(溶
媒THF,カラム:Shodex KF−80M)を行
いポリスチレン換算数平均分子量を評価した。その結
果、Mnは2400、Mwは4200、Mw/Mnは
1.75であった。 エチレンビニルアルコール共重合体の調整 で得られた粗製エチレン酢酸ビニル共重合体全量35
gを、還流冷却管とメカニカルスターラーを装備した2
L三口丸底セパラブルフラスコ中に入れ、5%NaOH
/エタノール溶液 1Lを加え、還流下に4時間ケン化
反応を行い脱アセチル化した。エチレンビニルアルコー
ル共重合体のアルコール溶液に4倍量の水を加え、エチ
レンビニルアルコール共重合体を析出させた。ろ過後、
水洗を繰り返し、副生した酢酸ナトリウムを十分洗浄し
た後、50℃で一昼夜乾燥した。収量は、24.0gで
あった。
【0022】上記合成例1〜3で得られた共重合体を使
用して下記配合および手順により本発明の静電荷現像用
トナーを作製した。 実施例1 ポリエステル樹脂(三菱レイヨン社製 製品名FC−664) 100重量部 合成例1で得られた共重合体 5重量部 カーボンブラック(三菱化学社製 商品名MA−100) 6重量部 帯電制御剤 1重量部 (保土谷化学工業社製 商品名TRH) 上記処方をヘンシェルミキサー(三井三池工業社製)で
混合した。混合物を二軸混練機で混練物の温度が約14
5℃になるようにして溶融混練した後、ジェット粉砕・
気流分級して平均粒径9.2μmのトナー粒子を得た。
このトナー粒子100重量部に対して疎水性シリカ(ヘ
キスト社製 商品名H2000/4)0.5重量部をヘ
ンシェルミキサーで混合して本発明の静電荷現像用トナ
ーを得た。
【0023】実施例2〜3 合成例1で得られた共重合体の代わりに合成例2〜3で
得られた共重合体を使用した以外は実施例1と同様に操
作して、実施例2〜3のトナーを得た。 実施例4 合成例1の共重合体配合量を20重量部に変え、混練物
の温度が約120℃になるように混練した以外は実施例
1と同様に操作してトナーを得た。
【0024】比較例1 実施例1において、合成例1の共重合体の代わりに市販
のポリプロピレンワックス(三洋化成工業製 商品名ビ
スコール550P)を使用した以外は実施例1と同様に
操作して比較用トナーを得た。
【0025】比較例2 実施例1において、合成例1の共重合体の代わりに市販
のポリエチレンワックス(ヘキスト社製 PE−13
0)を使用した以外は実施例1と同様に操作して比較用
トナーを得た。
【0026】比較例3 実施例1において、合成例1の共重合体の代わりに市販
のカスターワックス(伊藤製油社製 硬化ヒマシ油)を
使用した以外は実施例1と同様に操作して比較用トナー
を得た。さらに、実施例1〜4、比較例1〜3で得られ
たトナー5重量部とフェライトキャリア(パウダーテッ
ク社製FL−1025)95重量部を混合して二成分現
像剤を得た。
【0027】次に前記二成分現像剤について下記の項目
の試験を行った。 (1)非オフセット温度域 上記二成分現像剤を市販の複写機(東芝社製商品名ED
−3810)を用いてA4転写紙に縦2cm、横12c
mの帯状の未定着画像を複数枚作製した。次にシャ−プ
社製複写機SF−2022の熱ロール式定着装置を、ロ
ーラー表面温度と紙送りスピードが自由設定できるよう
に改造した外部定着機を用いて紙送りスピード190m
m/秒となるよう設定し、ローラー表面温度を段階的に
変化させて、上記未定着画像を有した転写紙のトナー像
の定着を行った。この時余白部分にトナー汚れが生じる
か否かの観察を行い、汚れが生じない温度域を非オフセ
ット温度域とした。
【0028】(2)定着強度 前記定着機のローラー表面温度を170℃および190
℃に設定し、前記未定着画像の形成された転写紙へのト
ナー像の定着を行った。次に定着画像の画像濃度をマク
ベス社製反射濃度計RD−914により測定し、その
後、定着画像に対して消しゴムによる摺擦(荷重1k
g,3往復)を行い、摺擦後の画像濃度を測定した後、
下記式にて定着強度を算出して低エネルギー定着の指標
とした。 定着強度(%)=(摺擦後の画像濃度/摺擦前の画像濃
度)×100
【0029】(3)流動性 トナーの流動性を示す指標として実施例1〜4および比
較例1〜3で得られたトナーについて、JIS K51
01に準じて見掛け密度を測定した。
【0030】(4)保存安定性の評価 実施例1〜4および比較例1〜3で得られたトナー20
gをポリエチレン製ボトルに入れ、50℃の恒温槽で4
8時間保管した。室温に放冷後、トナーをボトルから取
り出し凝集の程度を確認した。塊は指で軽く触れてほぐ
れ実用上問題ない程度は○、指で硬さを感じる程度は×
と判断した。上記項目の試験結果を表1に示す。
【0031】
【表1】 非オフセット 定着強度(%) 流 動 性 保 存 温度域(℃) 170℃ 190℃ (g/cm3 安定性 実施例1 155〜230以上 60 85 0.401 ○ 実施例2 150〜230以上 63 86 0.392 ○ 実施例3 150〜230以上 64 89 0.395 ○ 実施例4 150〜230以上 66 91 0.391 ○ 比較例1 165〜230以上 50 72 0.394 ○ 比較例2 160〜210 54 78 0.386 ○ 比較例3 155〜200 58 80 0.341 ×
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、非オフセット温度域が
広く、低温においても定着強度に優れ、かつ流動安定
性、保存安定性に優れた静電荷現像用トナーが提供され
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂と下記式(1) (式中、Rは水素原子、安息香酸残基または炭素原子数
    4以下の脂肪酸残基を示し、R1は炭素原子数11以上
    の脂肪族基を示す。k,m,nは共重合比を示し、kは
    0〜0.60の範囲であり、mおよびnは共に0より大
    きく、n/(m+n)の値は0.20〜0.85の範囲
    であり、k+m+n=1.0である。また、xは平均重
    合度を示す。)の共重合体および着色剤を少なくとも含
    有する静電荷現像用トナー。
  2. 【請求項2】 式(1)の共重合体が、式(2) (式中、Rは水素原子、安息香酸残基または炭素原子数
    4以下の脂肪酸残基を示す。k,m,nは共重合比を示
    し、kは0〜0.60の範囲であり、mおよびnは共に
    0より大きく、n/(m+n)の値は0.20〜0.8
    5の範囲で、k+m+n=1.0である。また、xは平
    均重合度を示す。)で示す重合体と式(3) R1−COOH (3) (式中、R1は炭素原子数11以上の脂肪族基を示
    す。)。で示す脂肪酸との縮合により得られる請求項1
    記載の静電荷現像用トナー。
  3. 【請求項3】 ポリエステル樹脂100重量部に対して
    式(1)の共重合体が1〜60重量部含有される請求項
    1記載の静電荷現像用トナー。
JP36464997A 1997-12-18 1997-12-18 静電荷現像用トナー Expired - Fee Related JP3276915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36464997A JP3276915B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 静電荷現像用トナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36464997A JP3276915B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 静電荷現像用トナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11184152A true JPH11184152A (ja) 1999-07-09
JP3276915B2 JP3276915B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=18482329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36464997A Expired - Fee Related JP3276915B2 (ja) 1997-12-18 1997-12-18 静電荷現像用トナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3276915B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276063A (ja) * 2005-03-25 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、その製造方法、並びに、これを用いた静電荷像現像用現像剤および画像形成方法
JP2018054789A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 キヤノン株式会社 トナー及びトナーの製造方法
JP2021004965A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 キヤノン株式会社 トナー

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953593A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 石油類用低温流動性改善剤
JPH0561239A (ja) * 1991-08-29 1993-03-12 Canon Inc 静電荷像現像用カラートナー
JPH06128524A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Aisero Kagaku Kk ポリビニルアルコール系フィルムの表面処理液
JPH06202375A (ja) * 1992-01-09 1994-07-22 Sekisui Chem Co Ltd トナー用樹脂組成物、その製造方法及びトナー
JPH06202267A (ja) * 1992-10-08 1994-07-22 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 染料透過性ポリマー中間層
JPH06308762A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Sekisui Chem Co Ltd トナー用樹脂組成物及びトナー
JPH0798511A (ja) * 1993-05-20 1995-04-11 Canon Inc 静電荷像現像用トナー及びその製造方法
JPH08184986A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー
JPH08278663A (ja) * 1995-04-10 1996-10-22 Tomoegawa Paper Co Ltd トナー用樹脂およびこれを用いた電子写真用トナー
JPH08328296A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Canon Inc フルカラー画像形成用トナー

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953593A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 石油類用低温流動性改善剤
JPH0561239A (ja) * 1991-08-29 1993-03-12 Canon Inc 静電荷像現像用カラートナー
JPH06202375A (ja) * 1992-01-09 1994-07-22 Sekisui Chem Co Ltd トナー用樹脂組成物、その製造方法及びトナー
JPH06202267A (ja) * 1992-10-08 1994-07-22 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> 染料透過性ポリマー中間層
JPH06128524A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Aisero Kagaku Kk ポリビニルアルコール系フィルムの表面処理液
JPH06308762A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Sekisui Chem Co Ltd トナー用樹脂組成物及びトナー
JPH0798511A (ja) * 1993-05-20 1995-04-11 Canon Inc 静電荷像現像用トナー及びその製造方法
JPH08184986A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー
JPH08278663A (ja) * 1995-04-10 1996-10-22 Tomoegawa Paper Co Ltd トナー用樹脂およびこれを用いた電子写真用トナー
JPH08328296A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Canon Inc フルカラー画像形成用トナー

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276063A (ja) * 2005-03-25 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、その製造方法、並びに、これを用いた静電荷像現像用現像剤および画像形成方法
JP4609142B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-12 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー製造方法
JP2018054789A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 キヤノン株式会社 トナー及びトナーの製造方法
JP2021004965A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 キヤノン株式会社 トナー

Also Published As

Publication number Publication date
JP3276915B2 (ja) 2002-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI450054B (zh) 碳粉用聚酯樹脂、其製造方法以及碳粉
US6924073B2 (en) Toner for developing electrostatic latent image, toner cartridge, developer, developer cartridge, image forming method, and image forming apparatus
US7569320B2 (en) Polyester resin for toner, toner for developing electrostatic charge image and method for forming image
JP2006208455A (ja) 電子写真用トナー
JPS63217363A (ja) アゾ系金属錯体を含有する静電潜像現像トナ−
JPS63217362A (ja) 塩基性有機酸金属錯体を含有する静電潜像現像トナ−
JP4993477B2 (ja) トナー用ポリエステル樹脂の製造方法およびトナー
JP5001691B2 (ja) トナー用ポリエステル樹脂の製造方法およびトナー
JPS63217364A (ja) 第4級アンモニウム塩を含有する静電潜像現像トナ−
JP3276914B2 (ja) 静電荷現像用トナー
JP3276915B2 (ja) 静電荷現像用トナー
JP2020101789A (ja) トナーバインダー及びトナー
US6200720B1 (en) Graft resin, process for the production thereof and use thereof
JP3017658B2 (ja) トナー用樹脂およびこれを用いた電子写真用トナー
JPH0444743B2 (ja)
JP4431082B2 (ja) トナー組成物
JP2949558B2 (ja) 電子写真用トナー
JPH11153885A (ja) 電子写真用トナーバインダー
JP4322594B2 (ja) 電子写真トナー用離型剤及び該離型剤を用いた静電荷像現像用電子写真トナー
JPH10333357A (ja) トナー用樹脂組成物およびそれを用いた静電荷現像用トナー
JP2000162818A (ja) 電子写真用トナー
JP2021076700A (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH05323648A (ja) 現像剤用添加剤及び現像剤組成物
JPH0774916B2 (ja) 静電荷潜像現像剤
JPH01121861A (ja) 静電像現像剤

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020129

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees