JPH11128317A - プラスチック製バッグの口部材 - Google Patents

プラスチック製バッグの口部材

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JPH11128317A
JPH11128317A JP10237014A JP23701498A JPH11128317A JP H11128317 A JPH11128317 A JP H11128317A JP 10237014 A JP10237014 A JP 10237014A JP 23701498 A JP23701498 A JP 23701498A JP H11128317 A JPH11128317 A JP H11128317A
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mouth member
gas barrier
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tubular port
layer
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Application number
JP10237014A
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English (en)
Inventor
Rikuo Kakumoto
陸男 角元
Katsushi Watanabe
克司 渡辺
Tatsuo Yoshimochi
達夫 吉持
Tamotsu Akamatsu
有 赤松
Katsumi Uei
勝美 上井
Hitoshi Mori
仁志 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5877Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスバリア性フィルムからプラスチック製バッ
グを構成する場合に適用して有用な口部材を提供する。 【解決手段】ガスバリア性プラスチックフィルムからな
る可撓性バッグ本体の周縁シール部を構成している表裏
フィルム間に挿入溶着される基部と、上記周縁シール部
より外方へ延出する本体部とを備えたプラスチック製管
状ポートを具備し、管状ポートの本体部の層内には、軸
方向並びに軸周り方向の略々全範囲に亘ってガスバリア
性の第1中間層が設けられ、また、本体部の上端は、ガ
スバリア性の封止部により密封されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬液バッグ等のよう
なプラスチック製バッグに適用される口部材に関する。
【0002】
【従来の技術】アミノ酸輸液などのように酸化変質を受
け易い薬液や重炭酸イオン含有輸液等のように炭酸ガス
の散逸により経時変化を起こし易い薬液は、ガスバリア
性を有する容器に収納する必要がある。ガスバリア性薬
液容器としては、従来よりガラスバイアル瓶が用いられ
てきたが、嵩張る点,重い点,破損し易い点などの欠点か
ら最近ではポリエチレンなどのプラスチックフィルムか
らなる可撓性バッグに取り替えられてきている。
【0003】ところが、可撓性バッグを上記薬液の収納
に適用する場合、ポリエチレン等のプラスチックフィル
ムは比較的ガスが透過し易いため、可撓性バッグをガス
バリア性外装袋で覆った形で製品化することが必要にな
り、これでは製造工程が増え、包装コスト高を招くこと
になる。
【0004】そこで最近、上記可撓性バッグ自体にガス
バリア性を持たせることが種々検討されており、例えば
実開平1−98640号公報に見られるように、多層構
造のガスバリア性フィルムを使用することが試案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラスチックフィルム
から可撓性バッグを製造する場合、口部材は別部材とな
るため、ガスバリア性の可撓性バッグを実用化するため
にはバッグ本体ばかりでなく口部材もガスバリア性を有
していなければならず、ガスバリア性口部材の開発が急
務になっている。
【0006】本発明は上記現状に鑑みなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスバリア性
プラスチックフィルムからなる可撓性バッグ本体の周縁
シール部を構成している表裏フィルム間に挿入溶着され
る基部と、上記周縁シール部より外方へ延出する本体部
とを備えたプラスチック製管状ポートを具備し、管状ポ
ートの本体部の層内には、軸方向並びに軸周り方向の略
々全範囲に亘ってガスバリア性の第1中間層が設けら
れ、また、本体部の上端は、ガスバリア性の封止部によ
り密封されていることを特徴とするプラスチック製バッ
グの口部材に係る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各種の実施形態
を添付図面に基づき説明する。図1は本発明の第1の実
施形態を示し、本実施形態によれば、口部材は管状ポー
ト1を具備し、該管状ポート1は医療器具の成形に用い
られるプラスチック材料、例えばポリエチレン,ポリプ
ロピレン等を用いて成形されている。
【0009】管状ポート1は、ガスバリア性プラスチッ
クフィルムから成る可撓性バッグ本体a(図10参照)
の周縁シール部a1を構成している表裏フィルム間に挿
入溶着される基部1aと、周縁シール部a1より外方へ
延出する本体部1bとを備えている。管状ポート1の本
体部1bの層内には、軸方向の略々全長に亘ってガスバ
リア性の第1中間層2が軸周り方向の全範囲(360°
の全範囲)に亘って形成されている。
【0010】第1中間層2を構成するガスバリア性物質
としては、ガスバリア性を有するものであればよく、通
常はガスバリア性に優れるプラスチック又は無機質材料
が使用される。
【0011】ガスバリア性プラスチックとしては、エチ
レン・ビニルアルコール共重合体,ポリビニルアルコー
ル,ポリアミド,ポリエチレンナフタレートなどを例示で
きる。上記プラスチックからなる第1中間層2は、公知
の多色成形法を適用して管状ポート1の本体部1bと一
体成形してもよいし、或いは予め所定の寸法の管状に成
形したものをインサート成形手段を適用して管状ポート
1の本体部1bの層内に埋設するようにしてもよい。
【0012】また、ガスバリア性無機質材料としては、
アルミ箔,アルミラミネートフィルム, ガラスなどを例
示でき、これらは、予め管状に形成したものをインサー
ト成形手段を適用して管状ポート1の本体部1bの層内
に埋設するようにすればよい。
【0013】第1中間層2は管状ポート1の本体部1b
の軸方向の長さの少なくとも80%、好ましくは90%
以上を占めるように形成されていることが、良好なガス
バリア性を確保するために好ましいが、端部が外部に露
出していると薬液と接触して薬液汚染原因になったり、
或いは他の部材との溶着性を低下させる原因になるなど
の恐れがあるので、外部に露出することがないよう管状
ポート1の端部の少し手前で終結させておくことが好ま
しい。
【0014】第1中間層2の厚みは、用いる素材にもよ
るが、最大でも管状ポート1の本体部1bの厚みの50
%程度に止めるべきであり、通常は1〜50%、好まし
くは3〜30%程度の範囲内から適宜選択決定される。
【0015】管状ポート1の本体部1bの層内に設けら
れた第1中間層2と、その両側の層11,12との間の接
着性向上を目的として、両層間に、例えば無水マレイン
酸変性ポリエチレン等の変性ポリオレフィン系接着性樹
脂や、ポリウレタン系或いはポリエステル系などの公知
の各種の接着性樹脂層11,12を配することができ
る。
【0016】管状ポート1の本体部1bの上端開口内に
は弾性栓体3が嵌着固定されている。弾性栓体3は嵌着
状態に於いて、管状ポート1の内周部の上端寄りの部分
に形成された上,下一対の環状突部4,5の間で支えられ
ている。
【0017】弾性栓体3は針差しが可能であり、医療容
器に用いられている各種の材質のもの、例えばブチルゴ
ム, イソプレンゴム,熱可塑性エラストマー製のものが
用いられる。
【0018】管状ポート1の本体部1bの上端開口は封
止部6により密封され、該封止部6は上記弾性栓体3の
上面を上方側から覆っている。
【0019】封止部6はフィルム又はシート状でガスバ
リア性を備え、例えばアルミラミネートフィルム(図示
せず)を構成要素として含み、下面を構成している熱溶
着フィルム(図示せず)に於いて管状ポート1の本体部
1bの上端面に易剥離可能に熱溶着されている。易剥離
可能に熱溶着する手段は公知であり、例えば低温領域の
熱溶着温度を採用したり、或いは溶着強度を下げる第3
成分を加えた熱溶着フィルムを用いるなどの手段を採用
できる。
【0020】上記構成の本発明口部材によれば、管状ポ
ート1の本体部1bには第1中間層2により、また封止
部6には構成要素として含むアルミラミネートフィルム
によりそれぞれガスバリア性が付与されているので、実
質的に全周囲からのガスの透過を防止でき、ガスバリア
性に優れる口部材を提供できる。
【0021】図2は、第1実施形態の変更態様を示し、
該変更態様に於いては、管状ポート1の本体部1bの上
側部より上方に向け栓体固定部10が延出され、その他
の構成は図1と実質的に異なるところはない。図2では
接着性樹脂層は省略されている。尚、栓体固定部10に
もガスバリア性を付与することができるが、そうしない
場合には、弾性栓体3として、ある程度ガスバリア性を
有するものを用いるのが好ましい。
【0022】図3は本発明の第2の実施形態を示してい
る。本実施形態によれば管状ポート1は、上端外向きフ
ランジ1A1付の内管部材1Aと下端内向きフランジ1
B1付の外管部材1Bとの2層構造を有し、層間に第1
中間層2が介層されている。
【0023】内外管部材1A,1Bは別パーツであっ
て、上端側では外管部材1Bの上端面の個所で、また下
端側では下端内向きフランジ1B1の内周面の個所でそ
れぞれ内管部材1Aに熱溶着されている。
【0024】第1中間層2は別成形して層間に嵌め付け
接着してもよいし、或いは内,外いずれかの管部材1A
または1Bに多色成形法又はインサート成形法により予
め一体成形しておいてもよい。本実施形態に於いては、
第1中間層2は本体部1bから基部1aにかけて形成さ
れている。
【0025】管状ポート1の本体部1bの上端開口は弾
性栓体3入りのプラスチック製口栓7により密封されて
いる。
【0026】このような構成の口栓7は既によく知られ
ており、上端開口部7a2を有する外キャップ7a及び
該外キャップ7a内に嵌着される内キャップ7bとを具
備し、内外キャップ7a,7bの天面部分の間で上記弾
性栓体3が保持され、内外キャップ7a,7bの下端面
に於いて、管状ポート1の上端フランジ1A1の上面に
熱溶着されている。 内外キャップ7a,7bの周壁部
7a1,7b1の層間には、ガスバリア性の第3中間層
2aが介層されている。第3中間層2aは別途に成形し
たものを上記層間に嵌装するようにしてもよいし、或い
は周壁部7a1,7b1のいずれか一方に予め一体成形
しておいてもよい。
【0027】上記口栓7の上端開口部7a2は弾性栓体
3の上面を覆うように易剥離性且つガスバリア性の封止
部6により封止される。
【0028】第2実施形態は弾性栓体3を口栓7を介し
管状ポート1の上端開口に備えた点以外は第1の実施形
態と実質的に異なるところがなく、本実施形態に於いて
も第1実施形態と同様に、ガスバリア性に優れる口栓を
提供することができる。本実施形態に於いても先の実施
形態と同様に、接着性樹脂層を設けることができる。
【0029】図4は本発明の第3の実施形態を示し、本
実施形態によれば、第2実施形態のものにおいて、第1
及び第3中間層2,2aの内側に接するようにして酸素
吸収性層8,8aが軸周り方向の360°の全範囲に亘
って形成され、該層8,8aの酸素吸収性により酸素バ
リアとしての性能をより一層向上できる。
【0030】酸素吸収性層8、8aは酸素吸収性物質を
混入分散させた合成樹脂から構成することができる。
【0031】酸素吸収性物質としては、鉄,亜鉛,酸化第
1鉄,塩化ナトリウム−鉄等の金属系物質、亜硫酸水素
ナトリウム,亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、ピロガロ
ール,アスコルビン酸等の有機系物質などの各種の公知
の酸素吸収性物質が使用可能であり、特に鉄及び亜硫酸
水素ナトリウムは安全性並びに安定性の面で好ましい。
【0032】一方、合成樹脂としては特に制限はない
が、ポリエチレン,ポリプロピレン,無水マレイン酸変
成ポリエチレン等は酸素透過性,成形性,管状ポートを構
成している樹脂との親和性等から好ましい。また、合成
樹脂として前記の接着性樹脂を用いれば、その両側の層
との接着性が向上するので、好適である。接着性樹脂層
は第1及び第3の中間層2,2aの外側にも設けてもよ
い。
【0033】合成樹脂に対する酸素吸収性物質の混合量
は広い範囲から選択でき、該物質の酸素吸収能に応じ至
適範囲を適宜決定できる。
【0034】中間層2,2a及び酸素吸収層8,8aは各
々が別部材であって嵌合により組み合わせるようにして
もよいし、或いは隣り合う層に予め一体成形されていて
もよい。
【0035】本発明に於いてはガスバリア性向上を目的
として、例えば第3実施形態(図4参照)に示すよう
に、管状ポート1及び/又は口栓7の外周面に酸化珪素
及び/又はアルミナの蒸着層9,9aを形成することが
できる。その場合、ポートの基部1aには非蒸着部分を
残しておくことが望ましい。
【0036】図5は、本発明の第4の実施形態を示し、
管状ポート1をパリソンAを用い、ブロー成形手段を適
用して成形した場合が示されている。パリソンAは5層
構造を有し、ガスバリア性の中間層A1と、該中間層A
1の内側に酸素吸収性層A2を介し形成された内層A3
と、該中間層A1の外側に接着性樹脂層A4を介し形成
された外層A5とを備えている。内外層A3,A5は、
管状ポート1を形成するためのものであり、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等の医療器具の成形に用いられてい
るプラスチック材料から構成されている。
【0037】パリソンAからブロー成形手段を適用して
成形された管状ポート1は、内外層11,12、第1中間
層2、接着性樹脂層11及び酸素吸収性層8の5層構造
を有し、基部1aが舟形13に形成され、また下端部に
は、第1中間層2及び酸素吸収性層8が外部に露出しな
いように、目隠し加工1dが施されている。目隠し加工
1dは管状ポート1の成形後に、内外層11,12と同系
の樹脂を射出する等の方法により成形される。また上部
には弾性栓体3の収納部14が形成されており、この収
納部14内に、図6(a)に示すように、栓体止め17
を介し弾性栓体3を収納した後に、同図(b)に示すよ
うに、該収納部14の上端部を内側にかしめ、弾性栓体
3の外れ止めを施した後に、同図(c)に示すように、
封止部6でシールを施し、弾性栓体3の天面を外気から
遮断することにより、図7に示す外観の本発明口部材が
得られる。本実施形態では、基部1aが舟形13に形成
されているので、プラスチック製バッグとの溶着面積を
広く取れ、溶着操作がし易い構成になっている。
【0038】図8は、本発明の第5の実施形態を示し、
本実施形態によれば、口部材は、第4実施形態に示す5
層構造のパリソンAからブロー成形手段を適用して成形
されている。
【0039】本実施形態では、口部材の構成要素である
管状ポート1とガスバリア性封止部6が一体に形成され
ている点に特徴があり、パリソンAの5層構造に基づ
き、管状ポート1並びに封止部6も5層構造となり、封
止部6内には、ガスバリア性の第2中間層2bが形成さ
れ、該第2中間層2bは、管状ポート1内の第1中間層
2に連成し、一体構造になっている。第1及び第2中間
層2,2bと外層12との間には接着性樹脂層12がまた
内層11との間には、酸素吸収性層8が形成されてい
る。管状ポート1の下端部は第1中間層2が外部に露出
しないように折り返し加工1cが施され、また封止部6
には、該封止部6を破断除去するためのくびれ部15と
摘み部16とが設けられている。酸素吸収性層8は、接
着性を備えていてもよいし或いは接着性樹脂層と置換し
てもよい。
【0040】図9は、第5実施例より得られた製品の外
観を示し、この口部材は、弾性栓体の備え付けを必要と
しない、例えば経腸栄養剤や食品,飲料等のバッグ用に
好適である。
【0041】図10は第1実施形態より得られた本発明
口部材を、また図11は第4実施形態より得られた本発
明口部材を、また図12は第5の実施形態より得られた
本発明口部材を、それぞれガスバリア性バッグ本体aに
備えた場合を示している。
【0042】
【発明の効果】本発明によればガスバリア性に優れた口
部材を提供でき、プラスチック製バッグをガスバリア性
フィルムから構成する場合に適用して有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。
【図2】第1実施形態の変更態様を示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図6】第4の実施形態から得られた管状ポートに対し
封止部を形成している状況を工程順に示す説明図であ
る。
【図7】同、最終製品の斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図9】同、製品の斜視図である。
【図10】本発明の第1実施形態より得られた口部材を
備えたプラスチック製バッグの一例を示す正面図であ
る。
【図11】本発明の第4実施形態より得られた口部材を
備えたプラスチック製バッグの正面図である。
【図12】本発明の第5実施形態から得られた口部材を
備えたプラスチック製バッグの正面図である。
【符号の説明】
1 管状ポート 2 第1中間層 3 弾性栓体 4 環状突部 5 環状突部 6 封止部 7 口栓 8 酸素吸収性層 9 蒸着層 10 栓体固定部 11 接着性樹脂層 12 接着性樹脂層 13 舟形 14 弾性栓体の収納部 15 くびれ部 16 摘み部 17 栓体止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上井 勝美 徳島県鳴門市里浦町里浦字花面85−22 (72)発明者 森 仁志 徳島県徳島市川内町小松西27

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバリア性プラスチックフィルムからな
    る可撓性バッグ本体の周縁シール部を構成している表裏
    フィルム間に挿入溶着される基部と、上記周縁シール部
    より外方へ延出する本体部とを備えたプラスチック製管
    状ポートを具備し、管状ポートの本体部の層内には、軸
    方向並びに軸周り方向の略々全範囲に亘ってガスバリア
    性の第1中間層が設けられ、また、本体部の上端は、ガ
    スバリア性の封止部により密封されていることを特徴と
    するプラスチック製バッグの口部材。
  2. 【請求項2】管状ポートの本体部は上端開口を備え、該
    上端開口は、弾性栓体と該栓体の上面を上方側から覆う
    易剥離性ガスバリア性封止部とにより密封されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の口部材。
  3. 【請求項3】管状ポートの本体部の上端は一体成形の封
    止部により密封され、該封止部内には、上記本体部内の
    第1中間層に連成するガスバリア性の第2中間層が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の口部材。
  4. 【請求項4】第1中間層が、管状ポートの本体部の軸方
    向の全長の少なくとも80%を占めるように設けられて
    いると共に、管状ポートの管端面より手前で終結してい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の口
    部材。
  5. 【請求項5】管状ポートの本体部の上端開口が、天面に
    開口部を有する外キャップ,該外キャップ内に嵌着され
    た帽型の内キャップ及び内外キャップの天面間で保持さ
    れた弾性栓体とを備えた口栓と、該口栓の外キャップの
    上端開口部を封止する易剥離性ガスバリア性封止部とに
    より密封され、内外キャップの周壁間には、ガスバリア
    性の第3中間層が設けられていることを特徴とする請求
    項2記載の口部材。
  6. 【請求項6】第1〜3中間層の内の、少なくとも1つの
    中間層の内側に酸素吸収性層が設けられていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の口部材。
  7. 【請求項7】管状ポートの少なくとも本体部の外周部に
    ガスバリア性の蒸着層が形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の口部材。
  8. 【請求項8】口栓の外周部にガスバリア性の蒸着層が形
    成されていることを特徴とする請求項5記載の口部材。
  9. 【請求項9】蒸着層が酸化珪素及びアルミナの少なくと
    も一方から構成されていることを特徴とする請求項7又
    は8記載の口部材。
  10. 【請求項10】管状ポートが、パリソンを成形素材と
    し、ブロー成形手段を適用して成形されていることを特
    徴とする請求項1,2,3,6,7及び9のいずれかに記載
    の口部材。
  11. 【請求項11】封止部に破断開封手段が備えられている
    ことを特徴とする請求項3記載の口部材。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載の口部
    材と、該口部材が管状ポートの基部に於いて取り付けら
    れたガスバリア性フィルム製バッグ本体とから成るプラ
    スチック製バッグ。
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