JP2016179854A - 包装体 - Google Patents

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雅士 後藤
Masashi Goto
雅士 後藤
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Abstract

【課題】チューブ容器を使用した包装体であって、酸素バリア性、水蒸気バリア性、遮光性などの各種性質を十分に付与することのできる包装体を提供すること。【解決手段】包装袋2と、この包装袋に収容されたチューブ容器1とで包装体を構成し、前記チューブ容器が筒状胴部11の一端に頭部12を有して、この頭部の先端を開口部とするものであり、かつ、この開口部に前記包装袋をシールして閉塞する。包装袋として前記各種性質を有するものを使用すれば、包装体に十分にこれら性質を付与することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、チューブ容器を使用した包装体に関する。
チューブ容器は、筒状の胴部の一端に頭部を備えて構成されるものである。内容物は主に筒状胴部の内部に収容されており、この筒状胴部に外力を加えることにより、頭部先端の開口部から押出される。
チューブ容器は、ブローチューブ容器とラミネートチューブ容器および押出しチューブ容器の3つに大別できる。ブローチューブ容器は、加熱された熱可塑性樹脂による筒状のパリソンを金型で挟んで、内部にエアーを吹き込んで胴部と頭部とを同時に成形したものである。そして、頭部と反対側の端部を切断することにより内容物充填口を形成し、この充填口から内容物を充填した後、充填口をシールして密封する。このため、ブローチューブ容器では、その筒状胴部と頭部とは一体に成形される。
一方、ラミネートチューブ容器は、積層シートを筒状に丸め、両端を互いに接着して形成された筒状胴部と別部材等により形成した頭部とで構成したものである。すなわち、筒状胴部と頭部とは別個に製造され、その後、両者を接合して製造する。頭部は、プラスチックや金属箔を有するシート(「メンコ」と呼ばれる)をプレス成形して製造したり、あるいは射出成形によって製造される(特許文献1)。
図2は代表的なラミネートチューブ容器を示すもので、図2(a)は正面図、図2(b)は縦断面図である。なお、これらの図面においては、説明の便宜のため、内容物充填口を開いた状態で示している。
これらの図から分かるように、ラミネートチューブ容器1は、筒状胴部11と頭部12とをそれぞれ別個に製造し、両者を接合して製造されたものである。筒状胴部11は積層シートを筒状に丸め、両端を互いにシールして製造されたものであり、図2(a)において、11aはその背貼りシール部を示している。また、頭部12は、開口部を有する口頸部121と、この口頸部121から漸次拡径する肩部122とで構成されており、この肩部122の下端が筒状胴部11の一端に接合されている。
ところで、内容物によっては、酸素や水分を嫌うものがある。例えば、これら酸素又は水分によって変質するものである。また、光によって変質し易い内容物もある。当然のことながら、これらの内容物を収容するチューブ容器には、内容物の性質に応じて、酸素バリア性、水蒸気バリア性、あるいは遮光性が求められる。
チューブ容器にこれらの性質を付与するためには、これらの性質を有する熱可塑性樹脂を使用してブローチューブ容器を製造すればよい。しかし、高い酸素バリア性や水蒸気バリア性を有する熱可塑性樹脂は存在せず、このため、十分なバリア性を付与することはできなかった。また、ブローチューブ容器に遮光性を付与することは困難である。
また、筒状胴部11にこれらの性質を有する積層シートを使用したラミネートチューブ容器では、ある程度の酸素バリア性、水蒸気バリア性、あるいは遮光性を付与することができる。しかしながら、頭部12にこれらの性質を付与することは困難であり、接合部にこれらの性質を付与することは一層困難である。このため、ラミネートチューブにおいても、十分にこれらの性質を付与することはできなかった。
特開2014−125255号公報
そこで、本発明は、チューブ容器を使用した包装体であって、酸素バリア性、水蒸気バリア性、遮光性などの各種性質を十分に付与することのできる包装体を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、包装袋と、この包装袋に収容されたチューブ容器とで構成される包装体であって、
前記チューブ容器が筒状胴部の一端に頭部を有し、この頭部の先端を開口部とするものであり、かつ、この開口部に前記包装袋がシールされて閉塞されていることを特徴とする包装体である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記包装袋が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項1に記載の包装体である。
また、請求項3に記載の発明は、前記包装袋が水蒸気バリア性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装体である。
また、請求項4に記載の発明は、前記包装袋が遮光性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装体である。
また、請求項5に記載の発明は、前記チューブ容器の開口部に前記包装袋が剥離容易にシールされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装体である。
本発明によれば、チューブ容器が包装袋に収容され、しかも、チューブ容器の開口部に包装袋がシールされて閉塞されているから、この包装袋として前記各種性質を有するものを使用すれば、十分にこれら性質を付与することができる。
また、チューブ容器の開口部に包装袋がシールされているから、この包装袋を破き、次に、開口部から包装袋を剥離すれば、従来のチューブ容器と同様に、その開口部から内容物を押出すことができる。
図1は本発明の包装体の説明用正面図である。 図2は代表的なチューブ容器の例を示すもので、図2(a)はその正面図、図2(b)は縦断面図である。
本発明の包装体は、包装袋とチューブ容器とを必須の構成要素とするものである。図1に示すように、チューブ容器1は包装袋2の内部に収容されている必要がある。
包装袋2は、3方シール袋、4方シール袋、ガゼット袋、ピロー袋、スタンディングパウチ等、任意の形態の袋であってよいが、チューブ容器1を収容して密封していることが
望ましい。そして、こうして密封された包装袋2の開封の便宜のため、包装袋2には、ノッチ、開封用テープ等が設けられていることが望ましい。図1はノッチ2aを設けた例である。また、剥離容易にシールされた包装袋であってもよい。
この包装袋2は、内容物の性質に応じて、酸素バリア性、水蒸気バリア性、あるいは遮光性を有することが望ましい。このような包装袋2は、それぞれの性質を有するシートを使用して構成することができる。例えば、アルミニウム箔等の金属箔を層構成中に有する積層シートを使用して包装袋2を製造すれば、この包装袋2は、酸素バリア性、水蒸気バリア性及び遮光性のすべての性質を有している。また、アルミニウム蒸着膜等の金属蒸着膜を有する積層シートを使用して包装袋2を製造した場合にも、酸素バリア性、水蒸気バリア性及び遮光性のすべての性質を有している。一方、酸化ケイ素や酸化アルミニウム等の透明蒸着膜を有する積層シートを使用して包装袋2を製造した場合には、酸素バリア性と水蒸気バリア性を有している。また、ポリビニルアルコール又はエチレン−ビニルアルコール共重合体の層を有する積層シートを使用して包装袋2を製造した場合には、酸素バリア性を有している。
次に、チューブ容器1はブローチューブ容器、押出しチューブ容器あるいはラミネートチューブ容器のいずれであってもよい。いずれの場合でも、筒状の胴部11の一端に頭部12を有し、この頭部12の先端を開口部とするものである。そして、この開口部に前記包装袋2がシールされて閉塞されている必要がある。図1において、xはこのシール部を示している。このシール部xにおいては、チューブ容器1と包装袋2とが、互いに剥離容易にシールされていることが望ましい。例えば、30N以下のシール強度である。
このように剥離容易にシールするためには、包装袋2の内表面を易剥離性のヒートシール層で構成すればよい。例えば、ポリエチレンにポリブテン−1を混合して、海島構造としたヒートシール層である。
この包装体は次のように製造することができる。すなわち、まず、積層シートを使用して包装袋を製造する。積層シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルムを外層とし、中間層として、金属箔、蒸着フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム等、各種フィルムを積層すると共に、内層としてヒートシール層を積層したものが使用できる。
次に、チューブ容器1の充填口からに内容物を充填した後、この充填口をシールして密封する。図1において、13はシールされた充填口を示している。
そして、このチューブ容器1を包装袋2に収容し、チューブ容器1の開口部に包装袋2の内表面を押し当て、ヒートシールすればよい。
なお、こうしてチューブ容器1を包装袋2に収容した後、包装袋2の内部を脱気して、密封することが望ましい。脱気して密封することにより、包装袋2の内部に酸素や水蒸気が存在しない状態となるため、内容物の変質をより確実に防止することができる。
そして、この包装体は、まず、包装袋2を破り、次にチューブ容器1の開口部から包装袋2を剥離して開口部を露出させ、チューブ容器1の胴部を外側から押圧することにより、内容物を開口部から押し出すことができる。
このように、この包装体は、包装袋2を破って使用することから、一回の使用で使い切ってしまう量の内容物を収容したものであることが望ましい。すなわち、使い捨てである。もっとも、チューブ容器1の口頸部121に螺着するキャップを別添することにより、
一旦開封して内容物の一部を使用した後、このキャップを装着して再封することも可能である。キャップはチューブ容器1と共に包装袋2の内部に収容しておくこともできる。あるいは、包装袋2の外側から、包装袋2を挟んで、チューブ容器1の口頸部121に螺着しておくことも可能である。
1:チューブ容器
11:筒状胴部
11a:胴部接着部
12:頭部
121:口頸部
122:肩部
13:シールされた内容物充填口
2:包装袋
2a:ノッチ
x:シール部

Claims (5)

  1. 包装袋と、この包装袋に収容されたチューブ容器とで構成される包装体であって、
    前記チューブ容器が筒状胴部の一端に頭部を有し、この頭部の先端を開口部とするものであり、かつ、この開口部に前記包装袋がシールされて閉塞されていることを特徴とする包装体。
  2. 前記包装袋が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項1に記載の包装体。
  3. 前記包装袋が水蒸気バリア性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 前記包装袋が遮光性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装体。
  5. 前記チューブ容器の開口部に前記包装袋が剥離容易にシールされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184175A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 サンスター株式会社 長期保存用液体組成物
JP2020147323A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 三笠産業株式会社 包装容器およびその製造方法

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