JP2015048146A - 二重袋 - Google Patents
二重袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015048146A JP2015048146A JP2013183242A JP2013183242A JP2015048146A JP 2015048146 A JP2015048146 A JP 2015048146A JP 2013183242 A JP2013183242 A JP 2013183242A JP 2013183242 A JP2013183242 A JP 2013183242A JP 2015048146 A JP2015048146 A JP 2015048146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- inner bag
- sealed
- double
- contents
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】 内袋と、外袋とからなり、これらの内袋と外袋とをそれぞれの外辺部に形成されたシール部の少なくとも一部において前記内袋と前記外袋とが接着され、前記内袋の外面と前記外袋の内面で囲まれた空間部に気体が封入され、前記内袋に内容物が封入され、前記外袋にスクイズによる外圧を付与することにより前記内袋に封入された内容物を排出する二重袋であって、前記内袋に内容物が封入される開口部が、前記内袋と前記外袋が接着された外辺部に形成されたシール部側に形成されていることを特徴とする二重袋である。
【選択図】 図1
Description
しかし、特許文献1に記載の容器は容器本体と内部容体を作成し、それを組付ける等の製造工程が必要であり、容器のコストが高くなるという欠点等を有しており、これらの欠点を解消した復元自在な可撓性を有する外部容体を形成する外殻層と、液体や粘体の内容物をその内部に収容し、内圧の減少により、内方に萎み変形自在に、減容変形する内部容体を形成する内層とが剥離可能に積層されたブロー成形された容器本体を備えた注出容器が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献1、2に記載された容器はいずれもブロー成形や射出成形による成形容器のため、空容器の状態で嵩張るために内容物を充填する場所まで空容器を輸送するためのコストが高くつくという課題があり、また、使用者にとっては使用後の容器は嵩張り、廃棄物が嵩張るという問題があった。
図1は本発明に係る二重袋の第一実施形態を示す正面図と断面図、図2は本発明に係る二重袋の第二実施形態を示す正面図と断面図、図3は本発明に係る二重袋の第三実施形態を示す正面図と断面図、図4は本発明に係る二重袋の第四実施形態を示す正面図と断面図、図5は本発明に係る二重袋の第五実施形態を示す正面図と断面図、図6は本発明に係る二重袋の第六実施形態を示す正面図と断面図であり、図中の101、102、103、104、105、106は二重袋、1、1’、1a、1’aは内袋、2、2’は外袋、3、3’は上端シール部、4は左側端シール部、5は右側端シール部、6は下端シール部、7は空間部、8、8’は内容物、9、9’は切込み、10、10’は開封予定線、11、11’は注出口部、12は開口部、13は内袋用積層体、14は区画接着部、15は傾斜シール部、16は内袋の上端シール部、17は内袋の左側端シール部、18は内袋の右側端シール部、19は内袋の下端シール部、20は気体封入口、21は外袋用積層体、aは内袋の左右の長さ、bは内袋の上下の長さ、cは外袋の左右の長さ、dは外袋の上下の長さをそれぞれ示す。
内袋1を外袋2の表裏の外袋用積層体21で内袋1の上端および左右の両端に揃えて挟み込み、外袋2の表裏の外袋用積層体21と内袋1の内袋用積層体13の外側がそれぞれヒートシールされている。上端シール部3は略中央に注出口部11を備え、注出口部11の下端より左側端シール部4および右側端シール部5に向かってそれぞれ下る傾斜部を有するベタシールで形成されている。注出口部11の上端は開口部12となっており、開口部12より液体または粘体の内容物8を充填した後、ヒートシールされ密封され、上端シール部3と一体化される。図1〜図6はいずれも二重袋101に内容物8を開口部12より充填し密封した状態を示す。図1は内袋と、外袋とが外辺部の上端シール部3、左側端シール部4、右側端シール部5で接着された例を示したが、内袋と外袋とはそれぞれの外辺部に形成されたシール部の少なくとも一部において接着されていればよい。
内袋1の外面と外袋2の内面で囲まれた空間部7には、空気、窒素ガス、炭酸ガス等の気体が封入され、内袋1に内容物8が封入される。なお、外袋2には例えば、右側端シール部5の下部の一部に未シールとされた気体封入口20を設け、内袋1に内容物8を封入後、気体封入口20より気体を吹き込み密封されるものである。図1には開口部12と同様に密封シールする前は未シールの状態であったことを表すために(20)と記載した。
さらに基材層には内容物により要求される物性に応じて基材にさらに中間材を積層したものも使用できる。また、基材層が外袋用積層体21の内面とのヒートシール性がない場合には、外袋用積層体21の内面とヒートシール性を有する樹脂を含むコート剤を全面コーティング、もしくは少なくともヒートシールされる部分に相当する領域にパートコーティング等により設けることもできる。コート剤に用いられる樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、アクリル−酢酸ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポロピレン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル−アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブタジェンブロック共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、ポリエステル樹脂等などが挙げられ、これらの樹脂を単独もしくは複数混合したものが用いられる。
また、上記基材層の基材は中間材としても使用できる。
内袋1aの区画接着部14により区画された二室には別種の内容物8、8’が充填され封入される。その他は第一実施形態の二重袋と同じである。第二実施形態の二重袋102は、例えば内容物に毛染め剤A,Bを別々に入れておき、使用時に混合するような内容物を充填する用途に適している。
第四実施形態〜第六実施形態の二重袋は注出口部の上部に開封予定線10’とその両端に切込み9’が設けられており、使用に際し、切込み9’より、内袋の注出口部11’の上部のみ、開封予定線10’に沿って切り取り開封する。
第四実施形態〜第六実施形態の二重袋は従来の製袋機を用いて内袋を製造しておき、内容物を充填する充填機において、内袋を挟み込みながら外袋を製袋し、内袋と外袋を一体化すると共に充填する場合に適する形態である。
1、1’、1a、1’a 内袋
2、2’ 外袋
3、3’ 上端シール部
4 左側端シール部
5 右側端シール部
6 下端シール部
7 空間部
8、8’ 内容物
9、9’ 切込み
10、10’ 開封予定線
11、11’ 注出口部
12 開口部
13 内袋用積層体
14 区画接着部
15 傾斜シール部
16 内袋の上端シール部
17 内袋の左側端シール部
18 内袋の右側端シール部
19 内袋の下端シール部
20 気体封入口
21 外袋用積層体
a 内袋の左右の長さ
b 内袋の上下の長さ
c 外袋の左右の長さ
d 外袋の上下の長さ
Claims (7)
- 内袋と、外袋とからなり、これらの内袋と外袋とをそれぞれの外辺部に形成されたシール部の少なくとも一部において前記内袋と前記外袋とが接着され、前記内袋の外面と前記外袋の内面で囲まれた空間部に気体が封入され、前記内袋に内容物が封入され、前記外袋にスクイズによる外圧を付与することにより前記内袋に封入された内容物を排出する二重袋であって、前記内袋に内容物が封入される開口部が、前記内袋と前記外袋が接着された外辺部に形成されたシール部側に形成されていることを特徴とする二重袋。
- 前記内袋を前記外袋の表裏積層体で前記内袋の上端および左右の両端に揃えて挟み込み、前記外袋の表裏積層体と前記内袋の外側がそれぞれシールされていることを特徴とする請求項1に記載の二重袋。
- 前記内袋に二室に区画する区画接着部が設けられ、前記区画接着部により区画された二室の上端にそれぞれの開口部が設けられ、前記区画接着部により区画された二室に別種の内容物が封入されることを特徴とする請求項1または2に記載の二重袋。
- 前記内袋が二つ設けられ、当該二つの内袋を重ねて前記外袋の表裏積層体で重ねた前記二つの内袋の上端および左右の両端に揃えて挟み込み、前記外袋の表裏積層体と前記二つの内袋の外側と重ねられ相互に接する二つの内袋の外側がそれぞれシールされてなり、それぞれの二つの内袋に別種の内容物が封入されることを特徴とする請求項1に記載の二重袋。
- 前記内袋の左右の長さおよび上下の長さが、前記外袋の左右の長さおよび上下の長さより短くされており、前記内袋の上端側を前記外袋の表裏積層体で挟み込み、前記外袋の表裏積層体と前記内袋の外側がそれぞれシールされていると共に、前記内袋の開口部が前記外袋の上端より外方に突出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の二重袋。
- 前記内袋に二室に区画する区画接着部が設けられ、前記区画接着部により区画された二室の上端にそれぞれの開口部が設けられ、前記区画接着部により区画された二室に別種の内容物が封入されることを特徴とする請求項5に記載の二重袋。
- 前記内袋が二つ設けられ、当該二つの内袋を揃えて重ね、前記外袋の表裏積層体で重ねた前記二つの内袋を挟み込み、前記外袋の表裏積層体と前記二つの内袋の外側と重ねられ相互に接する二つの内袋の外側がそれぞれシールされてなり、それぞれの二つの内袋に別種の内容物が封入されることを特徴とする請求項5に記載の二重袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013183242A JP6229379B2 (ja) | 2013-09-04 | 2013-09-04 | 二重袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013183242A JP6229379B2 (ja) | 2013-09-04 | 2013-09-04 | 二重袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015048146A true JP2015048146A (ja) | 2015-03-16 |
JP6229379B2 JP6229379B2 (ja) | 2017-11-15 |
Family
ID=52698479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013183242A Active JP6229379B2 (ja) | 2013-09-04 | 2013-09-04 | 二重袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6229379B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017193360A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 株式会社悠心 | 液状物充填包装構造体 |
CN108313536A (zh) * | 2018-02-10 | 2018-07-24 | 泉州市信恒户外用品有限公司 | 一种双容腔保温包 |
JP2019112108A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 大日本印刷株式会社 | パウチ |
JPWO2020158238A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4226330A (en) * | 1976-11-01 | 1980-10-07 | Butler Robert W | Rupture lines in flexible packages |
JPS5744063U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-10 | ||
JPH05221461A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-31 | Teijin Ltd | 包装袋 |
US5275311A (en) * | 1991-01-04 | 1994-01-04 | Jeffrey Piarrat | Dispensing packaging for paste product |
JP2000327042A (ja) * | 1999-05-20 | 2000-11-28 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 包装袋 |
JP2003012050A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出容器 |
JP2003026233A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Yamagata Gravure Co Ltd | エアクッション付き商品包装袋及びその製造方法 |
JP2010275018A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-12-09 | Toppan Printing Co Ltd | 二重自立袋 |
-
2013
- 2013-09-04 JP JP2013183242A patent/JP6229379B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4226330A (en) * | 1976-11-01 | 1980-10-07 | Butler Robert W | Rupture lines in flexible packages |
JPS5744063U (ja) * | 1980-08-28 | 1982-03-10 | ||
US5275311A (en) * | 1991-01-04 | 1994-01-04 | Jeffrey Piarrat | Dispensing packaging for paste product |
JPH05221461A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-31 | Teijin Ltd | 包装袋 |
JP2000327042A (ja) * | 1999-05-20 | 2000-11-28 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 包装袋 |
JP2003012050A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 注出容器 |
JP2003026233A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Yamagata Gravure Co Ltd | エアクッション付き商品包装袋及びその製造方法 |
JP2010275018A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-12-09 | Toppan Printing Co Ltd | 二重自立袋 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017193360A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 株式会社悠心 | 液状物充填包装構造体 |
JP2019112108A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | 大日本印刷株式会社 | パウチ |
JP7155520B2 (ja) | 2017-12-25 | 2022-10-19 | 大日本印刷株式会社 | パウチ |
CN108313536A (zh) * | 2018-02-10 | 2018-07-24 | 泉州市信恒户外用品有限公司 | 一种双容腔保温包 |
JPWO2020158238A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | ||
WO2020158238A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | 株式会社トクヤマデンタル | 複合液剤包装体及びその製造方法、並びに前記複合液剤包装体を用いた多成分系液状組成物調製用キット及びその製造方法 |
CN113412106A (zh) * | 2019-01-31 | 2021-09-17 | 株式会社德山齿科 | 复合液剂包装体及其制造方法、以及使用所述复合液剂包装体的多组分系液态组合物调制用套件及其制造方法 |
CN113412106B (zh) * | 2019-01-31 | 2023-04-21 | 株式会社德山齿科 | 复合液剂包装体及其制造方法、以及使用所述复合液剂包装体的多组分系液态组合物调制用套件及其制造方法 |
JP7298934B2 (ja) | 2019-01-31 | 2023-06-27 | 株式会社トクヤマデンタル | 複合液剤包装体及びその製造方法、並びに前記複合液剤包装体を用いた多成分系液状組成物調製用キット及びその製造方法 |
US11939136B2 (en) | 2019-01-31 | 2024-03-26 | Tokuyama Dental Corporation | Composite liquid agent package and method for manufacturing same, and kit for preparing multicomponent liquid composition using the composite liquid agent package and method for manufacturing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6229379B2 (ja) | 2017-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05162756A (ja) | 開放及び再閉鎖のためのインサートを有する可撓性の積層シートからつくられた容器 | |
JP6229379B2 (ja) | 二重袋 | |
JP5365224B2 (ja) | 詰め替えパウチ | |
JP2011031971A (ja) | 注出口付きパウチ容器 | |
JPH10278947A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP5002908B2 (ja) | 包装体 | |
JP2005088926A (ja) | 注出口付き袋 | |
JP2016055916A (ja) | 包装袋 | |
JP2011020735A (ja) | 詰替え容器 | |
JP2009057071A (ja) | 自立型袋 | |
JPH111249A (ja) | 包装袋 | |
JP2006232281A (ja) | 分岐型スタンディングパウチ | |
JP4659963B2 (ja) | 自立袋 | |
JP4108847B2 (ja) | 詰め替え用自立袋 | |
JP6136488B2 (ja) | 包装体およびその製造方法 | |
JP6229380B2 (ja) | 包装物 | |
JP2008168921A (ja) | 注ぎ口付きパウチ | |
JP3188909U (ja) | スタンディングパウチ | |
JP2008081196A (ja) | 紙とフィルムの複合容器 | |
JP2002002793A (ja) | バッグインカートン | |
JP2017222390A (ja) | 詰替え容器 | |
JP7310209B2 (ja) | パウチ | |
JP2010241484A (ja) | 二つ折りの包装容器 | |
JP3241791U (ja) | 自立型チューブ容器 | |
JP7102854B2 (ja) | パウチ容器およびパウチ包装体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6229379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |