JP2007175171A - 薬液流出入用筒部材および薬液容器 - Google Patents

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実 岡
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Abstract

【課題】薬液との接触に対する安全性と、ガスバリア性とを有し、製造工程が簡易で、薬液容器を形成する容器との接合性に優れた薬液流出入用筒部材と、それを用いた薬液容器とを提供すること。
【解決手段】容器11に接合される接合部13と、容器11から露出される露出部14とを備える薬液流出入用筒部材10について、接合部13および露出部14が、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、流出入される薬液と接触する内周表面層15を備えるものとし、少なくとも露出部14において、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成され、内周表面層15を外方から被覆する被覆層16を備えるものとする。また、接合部13は、さらに、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、容器11の内側表面と接触する外周表面層を備えるものとし、その一例として、外周表面層と内周表面層15とを一体的に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスバリア性を有する薬液流出入用筒部材と、かかる薬液流出入用筒部材を備える薬液容器とに関する。
近年、薬液を収容、保存するための薬液容器には、軽量、柔軟で、取扱い易く、廃棄が容易という利点を有するプラスチック製容器が広く用いられている。また、薬液容器を形成するためのプラスチックには、薬液に対する安定性、医薬上の安全性などの観点から、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンが多用されている。
しかし、ポリオレフィンは、酸素、二酸化炭素などのガスを透過し易い素材であることから、例えば、酸化し易い薬剤(例えば、ビタミン類など。)や、炭酸ガスの吸収に伴うpHの変動を抑制すべき薬液(例えば、手術用灌流液としての重炭酸溶液など。)などを収容、保存する用途には、必ずしも適切でない。
そこで、薬液容器を形成する容器や薬液流出入用筒部材を、ガスバリア性を有するプラスチックで形成することが検討されており、かかるガスバリア性プラスチックとして、例えば、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニルなどを用いることが提案されている。
しかるに、一般に、ガスバリア性プラスチックは、薬液と直接に接触する用途での安全性が確認されていない。このため、ガスバリア性プラスチックを容器や薬液流出入用筒部材の形成材料として用いるには、ガスバリア性プラスチックからなる層を、医薬的に薬液との接触を許容されている材料(例えば、ポリオレフィンなど)からなる層との積層体とし、ガスバリア性プラスチックからなる層を、薬液と直接に接触しない部位に配置する必要がある。
ガスバリア性プラスチックを用いた薬液流出入用筒部材としては、特許文献1に、ガスバリア性プラスチックからなる最外層を備える積層体から形成されたものが記載されており、特許文献1〜7には、ガスバリア性プラスチックからなる中間層を備える積層体から形成されたものが記載されている。
特開平11−29159号公報 特開平11−128317号公報 特開2002−211594号公報 特開2002−255200号公報 特開2003−291990号公報 特開2004−244044号公報 特開2004−290362号公報
しかしながら、ガスバリア性プラスチックは、一般に、ポリオレフィンなどとの相溶性、接合性が乏しい素材である。このため、例えば、最外層がガスバリア性プラスチックで形成された薬液流出入用筒部材を、内側表面がポリオレフィンで形成された容器に溶着させたときには、薬液容器の使用時、とりわけ、薬液流出入用筒部材内を塞いでいる封止体に対し穿刺部材を抜き差しする際に、薬液流出入用筒部材が容器から抜け落ちるという不具合を生じるおそれがある。
また、薬液流出入用筒部材は、略筒状の部材であることから、その製造に際し、ガスバリア性プラスチックの層を中間層として備えている積層体を用いることは、製造工程の複雑化や、製造コストの上昇を招く。特に、薬液容器用の薬液流出入用筒部材が、大量生産かつ大量消費されるものであることを鑑みれば、薬液流出入用筒部材の製造に上記積層体を用いることは、必ずしも適切ではない。
そこで、本発明の目的は、薬液との接触に対する安全性と、ガスバリア性とを有し、製造工程が簡易で、薬液容器を形成する容器との接合性に優れた薬液流出入用筒部材と、それを用いた薬液容器とを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、
(1) 少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器に取り付けられる、薬液を流出入させるための筒部材であって、前記容器に接合される接合部と、前記容器から露出される露出部とを備え、前記接合部および前記露出部は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成された、流出入される薬液と接触する内周表面層を備え、少なくとも前記露出部は、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成された、前記内周表面層を外方から被覆する被覆層を備え、前記接合部は、さらに、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、前記容器の内側表面と接触する外周表面層を備えていることを特徴とする、薬液流出入用筒部材、
(2) 前記接合部において、前記内周表面層と前記外周表面層とが一体的に形成されていることを特徴とする、前記(1)に記載の薬液流出入用筒部材、
(3) 前記接合部において、前記内周表面層と前記外周表面層とが、前記筒部材の前記接合部側端部で連続するように連結されており、かつ、前記内周表面層と前記外周表面層との間に、前記被覆層が、前記露出部の被覆層から連続して形成されていることを特徴とする、前記(1)に記載の薬液流出入用筒部材、
(4) 前記内周表面層と前記被覆層との境界面が、互いに係合する凹凸形状に形成されていることを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材、
(5) 前記被覆層が、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリグルコール酸、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ナイロン、ポリスチレン、ポリカーボネートおよびポリアクリロニトリルからなる群より選ばれる1以上のガスバリア性プラスチックと、接着性ポリオレフィンと、を含む混合樹脂で形成されていることを特徴とする、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材、
(6) 前記筒部材の露出側端部には、ガスバリア性を有する弾性封止体および/またはガスバリア性を有するピールシールが備えられていることを特徴とする、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材、
(7) 少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器と、前記容器に取り付けられて薬液を流出入させるための、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材と、を備えていることを特徴とする、薬液容器、
(8) 前記容器と前記筒部材とが、前記容器の内側表面が前記筒部材の接合部を挟み込んだ状態で圧を加えながら加熱することにより、互いに接合されていることを特徴とする、前記(7)に記載の薬液容器、
を提供するものである。
本発明の薬液流出入用筒部材は、上記接合部および上記露出部において、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成される内周表面層を備えており、かつ、少なくとも上記露出部において、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成され、内周表面層を外方から被覆する被覆層を有していることから、薬液との接触に対する安全性と、ガスバリア性とを両立させることができる。
また、本発明の薬液流出入用筒部材は、実質的に、内周表面層と被覆層との2層構造であり、ガスバリア性を有する材料から形成される中間層を他の層で包み込むような複雑な構造を有していないことから、製造工程が簡易であり、製造コストの上昇を抑制できる。
また、本発明の薬液流出入用筒部材は、接合部の外周面(外周表面層の表面)が、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されていることから、内側表面が上記と同様の材料から形成されている上記容器との接合性(とりわけ、溶着性)が良好である。
それゆえ、本発明によれば、薬液流出入用筒部材において、薬液との接触に対する安全性と、ガスバリア性とが維持され、かつ、薬液容器を形成する容器との接合性(溶着性)に優れた薬液流出入用筒部材と、それを用いた薬液容器とを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の薬液流出入用筒部材の一実施形態を示す断面図であり、図2は、図1に示す薬液流出入用筒部材10を有する薬液容器の一実施形態を示す正面図、図3は、図2に示す薬液容器の部分拡大斜視図である。
図1に示す薬液流出入用筒部材10は、少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器11に取り付けられ、この容器11とともに薬液容器12を形成する部材である。また、薬液流出入用筒部材10は、薬液容器12の容器11内に収容されている薬液を容器11の外部へ流出させ、または、容器11の外部から内部へと薬液を流入させるための筒部材である。
薬液流出用筒部材10は、容器11に接合される接合部13と、容器から露出される露出部14と、を備えており、これら接合部13および露出部14は、一体的に形成されている。
また、接合部13および露出部14は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、流出入される薬液と接触する内周表面層15を備えている。
医薬的に薬液との接触を許容されている材料としては、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ環状オレフィン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられる。なかでも、好ましくは、ポリオレフィンが挙げられ、より好ましくは、PEが挙げられる。
PEは、その分子鎖の形状や密度について、特に限定されるものではないが、好ましくは、直鎖状低密度ポリエチレンが挙げられる。
内周表面層15について、接合部13と露出部14との接続方向xと直交する方向(以下、「径方向」といい、符号yで示す。)の厚みは、特に限定されず、内周表面層15を形成する材料の機械的強度、薬液流出用筒部材のサイズなどに応じて適宜設定されるものであるが、通常、好ましくは、0.1〜10mmであり、より好ましくは、0.5〜2.5mmである。
また、薬液流出用筒部材10の少なくとも露出部14は、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成され、内周表面層15を外方から被覆する被覆層16を備えている。なお、図1に示す薬液流出入用筒部材10では、被覆層16は、露出部14においてのみだけでなく、接合部13のうち露出部14との境界部分近傍にも(すなわち、被覆層16が、露出部14の領域から接合部13の領域へと僅かにはみ出して)、形成されている。
ガスバリア性を有する材料としては、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ酢酸ビニル(PVAC)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ塩化ビニル(PCV)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリグルコール酸(PGA)、エチルセルロース(EC)、酢酸セルロース(CA)、ニトロセルロース(CN)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、ナイロン、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリルなどのガスバリア性プラスチックが挙げられる。なかでも、好ましくは、PVA、EVOHが挙げられ、より好ましくは、EVOHが挙げられる。
EVOHとしては、例えば、(株)クラレ製の商品名「エバール(登録商標)」などが挙げられる。
上記ガスバリア性を有する材料は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料との相溶性が高められたものであってもよい。
ガスバリア性を有する材料について、医薬的に薬液との接触を許容されている材料との相溶性が高められたものとしては、例えば、上記例示のPVA、EVOH、PVAC、EVA、PCV、PVDC、PGA、EC、CA、CN、HDPE、MDPE、ナイロン、PS、PC、ポリアクリロニトリルなどから選ばれる1以上のガスバリア性プラスチックと、接着性ポリオレフィンと、を含む混合樹脂が挙げられる。
上記ガスバリア性プラスチックの2以上の組合せとしては、特に限定されないが、例えば、EVAとナイロンとの組み合わせなどが挙げられる。
上記接着性ポリオレフィンとしては、例えば、ポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレンなどのポリオレフィンと、例えば、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、カルボン酸イミド、エチレン系不飽和単量体(カルボニル基、シアノ基、ヒドロキシル基、エーテル基などの官能基を有するもの)などからなる群より選ばれる少なくとも1種と、からなる共重合体が挙げられる。
上記カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸エステル、カルボン酸アミドおよびカルボン酸イミドにおけるカルボン酸としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸などのエチレン系不飽和カルボン酸が挙げられる。上記カルボン酸無水物としては、例えば、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物、テトラヒドロ無水フタル酸などのエチレン系不飽和無水カルボン酸が挙げられる。また、上記エチレン系不飽和単量体としては、例えば、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、マレイン酸モノまたはジエチル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、γ−ヒドロキシメタクリル酸プロピル、β−ヒドロキシアクリル酸エチル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、β−N−エチルアミノエチルアクリレートなどのエチレン系不飽和エステル、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミドなどのエチレン系不飽和アミドまたはイミド、例えば、アクロレイン、メタクロレイン、ビニルメチルケトン、ビニルブチルケトンなどのエチン系不飽和アルデヒドまたはケトンが挙げられる。
上記混合樹脂において、接着性ポリオレフィンの含有割合は、特に限定されないが、混合樹脂全体に対して、好ましくは、0.1〜50重量%である。
また、上記混合樹脂は、これに限定されないが、上記ガスバリア性プラスチックが海部となり、上記接着性ポリオレフィンが島部となる、いわゆる海−島構造を形成することがある。上記混合樹脂が、かかる海−島構造を形成することにより、医薬的に薬液との接触を許容されている材料(具体的には、ポリオレフィンなど。)との相溶性、接合性がより一層良好なものとなる。
被覆層16の径方向yにおける厚みは、特に限定されず、被覆層16に要求されるガスバリア性の程度、被覆層16を形成する材料の機械的強度、薬液流出用筒部材のサイズなどに応じて適宜設定されるものであるが、通常、好ましくは、0.1〜10mmであり、より好ましくは、0.1〜2.5mmである。
接合部13は、さらに、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、容器11の内側表面と接触する外周表面層を備えている。なお、図1に示す薬液流出入用筒部材10では、外周表面層が、内周表面層15と一体的に形成されている。
上記の医薬的に薬液との接触を許容されている材料としては、内周表面層15の形成材料として例示したのと同じものが挙げられる。なかでも、好ましくは、ポリオレフィンが挙げられ、より好ましくは、PEが挙げられる。
接合部13の外周面(外周表面層の表面)は、凹凸形状に形成されていてもよい。この場合、薬液流出入用筒部材10と、容器11との接合性(溶着性)をより一層向上させることができる。
図1に示す薬液流出入用筒部材10では、内周表面層15と被覆層16との境界面が、互いに係合する凹凸形状に形成されている。このように、内周表面層15と被覆層16との境界面に、凹凸部17が設けられることで、内周表面層15と被覆層16との密着性が向上され、内周表面層15および被覆層16間の剥離が抑制される。また、その結果、内周表面層15と被覆層16との剥離に伴う上記境界面への水蒸気などの侵入と、それに伴う被覆層16のガスバリア性の低下を抑制できる。
図1に示す薬液流出入用筒部材10では、露出側端部18に弾性封止体19が備えられており、薬液流出入用筒部材10の露出側端部18および接合側端部20間における薬液の流通が遮られている。薬液容器12の使用時には、弾性封止体19に穿刺部材(例えば、中空針など。)を刺通させることにより、薬液の流出入を実現できる。
弾性封止体19の形成材料としては、例えば、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、イソブチレン−イソプレン共重合ゴム(ブチルゴム;IIR)、IIRのハロゲン化物、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー(TPE;例えば、スチレン系TPE、オレフィン系TPE、ウレタン系TPE、エステル系TPEなど。)などが挙げられる。また、弾性封止体19自体にガスバリア性を付与して、薬液流出入用筒部材のガスバリア性をより一層向上させるという観点からは、好ましくは、IR、IIRが挙げられ、より好ましくは、IRが挙げられる。
また、弾性封止体19のガスバリア性を補強する目的で、または、弾性封止体がガスバリア性を有していない場合に、露出側端部18および接合側端部20間におけるガスの流通を抑制する目的で、薬液流出入用筒部材10の露出側端部18には、ピールシール21が設けられていてもよい。ピールシール21の形成材料として、ガスバリア性を有するフィルムを用いることにより、上記目的を達成できる。
上記のガスバリア性を有するフィルムとしては、例えば、アルミナ、シリカなどの無機物が蒸着されたフィルムなどの、公知の種々のガスバリア性フィルムが挙げられる。
図2および図3に示す薬液容器12は、少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器11と、容器11に取り付けられて薬液を流出入させるための薬液流出入用筒部材10と、を備えている。
容器11を形成する、医薬的に薬液との接触を許容されている材料としては、内周表面層15の形成材料として例示したのと同じものが挙げられる。
図2および図3に示す薬液容器12において、容器11は、少なくとも一方側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されているフィルム2枚を、上記一方側表面が内側となるように重ね合わせ、周縁部22を熱シールにより溶着させることにより、袋状に形成される。
この薬液容器12において、薬液流出入用筒部材10は、その接合部13を、上記フィルムで挟み込み、110〜250℃でヒートシールすることにより、容器11に取り付けられる。薬液流出入用筒部材10の接合部13は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されていることから、内側表面が上記と同様の材料から形成されている容器11との接合性(とりわけ、溶着性)が良好である。
また、ヒートシール時において、好ましくは、薬液流出入用筒部材10の接合部13が上記フィルムで挟み込まれた状態で、0.1〜1MPa、好ましくは、0.15〜0.35MPaで加圧される。この場合には、例えば、図1に示すように、接合部13の外周面に、ガスバリア性を有する被覆層14が含まれている場合には、上記の条件で加圧しながらヒートシールすることにより、薬液流出入用筒部材10と容器11との接合性(溶着性)をより一層向上させることができる。
図1に示す薬液流出入用筒部材10は、例えば、図4(a)〜(d)に示す射出成型(2色成形)工程により、内側表面層15と被覆層16’とからなる積層体を成型した後、得られた積層体の露出側端部18’より弾性封止体19(図1参照)を挿入し、被覆層16’の露出側端部18’を加熱し、内側に折り曲げて弾性封止体19と係合させることにより、得ることができる。
また、内側表面層15と被覆層16’とからなる積層体の2色成形は、以下の手順にて行われる。まず、第1の金型25a,25bのキャビティ内に、内側表面層15の形成材料を射出して、筒状の内側表面層15を成型する(図4(a)参照)。次いで、筒状の内側表面層15を第1の金型25a,25bから取り外して(図4(b)参照)、第2の金型26a,26bに設置する(図4(c)参照)。さらに、第2の金型26a,26bのキャビティ内に、内側表面層15の外周面と接触するようにして、被覆層16’の形成材料を射出し、内側表面層15と被覆層16’とからなる筒状の積層体を成型する(図4(d)参照)。
また、薬液流出入用筒部材の、内側表面層35と被覆層36とからなる積層体は、例えば、図5(a)〜(d)に示す射出成型(2色成形)工程により、まず、被覆層36を形成し、次いで、内側表面層35を形成することによっても、成型できる。
この場合、内側表面層35と被覆層36とからなる積層体の2色成形は、以下の手順にて行われる。まず、第1の金型45a,45bのキャビティ内に、被覆層36の形成材料を射出して、筒状の被覆層36を成型する(図5(a)参照)。次いで、筒状の被覆層36を第1の金型45a,45bから取り外して、第2の金型の一方46aに設置する(図5(b)参照)。さらに、第2の金型46a,46bのキャビティ内に、被覆層36の内周面と接触するようにして、内側表面層35の形成材料を射出し(図5(c)参照)、内側表面層35と被覆層36とからなる筒状の積層体を成型する(図5(d)参照)。なお、図5(d)中、符号38は、上記積層体の露出側端部を示し、符号40は、上記積層体の接合側端部を示す。
図6は、本発明の薬液流出入用筒部材の他の実施形態を示す断面図である。
図6に示す薬液流出入用筒部材50は、少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器11に取り付けられ、この容器11とともに薬液容器を形成する部材である。また、薬液流出入用筒部材50は、薬液容器の容器11内に収容されている薬液を容器11の外部へ流出させ、または、容器11の外部から内部へと薬液を流入させるための筒部材である。
薬液流出用筒部材50は、容器11に接合される接合部53と、容器から露出される露出部54と、を備えており、これら接合部53および露出部54は、一体的に成形されている。
また、接合部53および露出部54は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、流出入される薬液と接触する内周表面層55を備えている。
医薬的に薬液との接触を許容されている材料としては、図1に示す薬液流出入用筒部材10において例示したのと同じものが挙げられる。
内周表面層55の径方向y(接合部53と露出部54との接続方向xと直交する方向)における厚みは、特に限定されず、内周表面層55を形成する材料の機械的強度、薬液流出用筒部材のサイズなどに応じて適宜設定されるものであるが、通常、好ましくは、0.1〜10mmであり、より好ましくは、0.5〜2.5mmである。
また、薬液流出用筒部材50の少なくとも露出部54は、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成され、内周表面層55を外方から被覆する被覆層56を備えている。なお、図6に示す薬液流出入用筒部材50では、被覆層56は、露出部54においてのみだけでなく、接合部53のうち露出部54との境界部分近傍にも(すなわち、被覆層56が、露出部54の領域から接合部53の領域へと僅かにはみ出して)、形成されている。
ガスバリア性を有する材料としては、図1に示す薬液流出入用筒部材10において例示したのと同じものが挙げられる。また、ガスバリア性を有する材料は、上記した、医薬的に薬液との接触を許容されている材料との相溶性が高められたものであってもよい。
被覆層56の径方向yにおける厚みは、特に限定されず、被覆層56に要求されるガスバリア性の程度、被覆層56を形成する材料の機械的強度、薬液流出用筒部材のサイズなどに応じて適宜設定されるものであるが、通常、好ましくは、0.1〜10mmであり、より好ましくは、0.1〜2.5mmである。
図6に示す薬液流出入用筒部材50において、接合部53は、さらに、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、容器11の内側表面と接触する外周表面層57を備えている。
この外周表面層57と、内周表面層55とは、薬液流出入用筒部材50の接合側端部560で連続するように連結されており、内周表面層55と外周表面層57との間に、被覆層56が、露出部54の被覆層56から連続して形成されている。
外周表面層57は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されており、かかる医薬的に薬液との接触を許容されている材料としては、図1に示す薬液流出入用筒部材10において例示したのと同じものが挙げられる。
図6に示す薬液流出入用筒部材50では、このように、露出部54の被覆層56の外周面に、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成される外周表面層57を備えていることから、容器11との接合性(溶着性)が良好である。
接合部53の外周面(外周表面層57の表面)は、凹凸形状に形成されていてもよい。この場合、薬液流出入用筒部材30と、容器11との接合性(溶着性)をより一層向上させることができる。
図6に示す薬液流出入用筒部材50では、内周表面層55と被覆層56との境界面が、互いに係合する凹凸形状に形成されている。このように、内周表面層55と被覆層56との境界面に、凹凸部58が設けられることで、内周表面層55と被覆層56との密着性が向上され、内周表面層55および被覆層56間の剥離が抑制される。また、その結果、上述の場合と同様に、被覆層56のガスバリア性の低下を抑制できる。
図6に示す薬液流出入用筒部材50は、例えば、図7(a)〜(d)に示す射出成型(2色成形)工程により、内側表面層55および外側表面層57と、被覆層56’とからなる積層体を成型した後、得られた積層体の露出側端部58より弾性封止体19(図6参照)を挿入し、被覆層56’の露出側端部58を加熱し、内側に折り曲げて弾性封止体19と係合させることにより、得ることができる。
また、内側表面層55および外側表面層57と、被覆層56’とからなる積層体の2色成形は、以下の手順にて行われる。まず、第1の金型65a,65bのキャビティ内に、被覆層56’の形成材料を射出して、筒状の被覆層56’を成型する(図7(a)参照)。次いで、筒状の被覆層56’を第1の金型65a,65bから取り外して、第2の金型の一方66aに設置する(図7(b)参照)。さらに、第2の金型66a,66bのキャビティ内に、被覆層56’の内周面と接触するようにして、内側表面層55および外側表面層57の形成材料を射出し(図7(c)参照)、内側表面層55と被覆層56’と外側表面層57からなる筒状の積層体を成型する(図7(d)参照)。なお、図7(d)中、符号60は、上記積層体の接合側端部を示す。
本発明は、以上の記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲において、種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の薬液流出入用筒部材の一実施形態を示す断面図である。 本発明の薬液容器の一実施形態を示す正面図である。 図2に示す薬液容器12の部分拡大斜視図である。 図1に示す薬液流出入用筒部材の製造工程の一例を示す説明図であって、(a)は、内側表面層15を射出成型する工程、(b)は、成型された内側表面層15を第1の金型から取り外す工程、(c)は、内側表面層15を第2の金型に設置する工程、(d)は、被覆層16’を射出成型する工程を、それぞれ示す。 薬液流出入用筒部材の製造工程の他の例を示す説明図であって、(a)は、被覆層36を射出成型する工程、(b)は、筒状の被覆層36を第2の金型46aに設置する工程、(c)は、第2の金型46a,46bのキャビティ内に、内側表面層35を射出成型する工程、(d)は、第2の金型46a,46bから取り出された筒状の積層体の断面を、それぞれ示す。 本発明の薬液流出入用筒部材の他の実施形態を示す断面図である。 図6に示す薬液流出入用筒部材の製造工程の一例を示す説明図であって、(a)は、被覆層56を射出成型する工程、(b)は、筒状の被覆層56を第2の金型66aに設置する工程、(c)は、第2の金型66a,66bのキャビティ内に、内側表面層55および外側表面層57を射出成型する工程、(d)は、第2の金型66a,66bから取り出された筒状の積層体の断面を、それぞれ示す。
符号の説明
10,30,50 薬液流出入用筒部材
11 容器
12 薬液容器
13,33,53 接合部
14,34,54 露出部
15,35,55 内側表面層
16,36,56 被覆層
18,38,58 露出側端部
19 弾性封止体
20,40,60 接合側端部
21 ピールシール

Claims (8)

  1. 少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器に取り付けられる、薬液を流出入させるための筒部材であって、
    前記容器に接合される接合部と、前記容器から露出される露出部とを備え、
    前記接合部および前記露出部は、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成された、流出入される薬液と接触する内周表面層を備え、
    少なくとも前記露出部は、さらに、ガスバリア性を有する材料から形成された、前記内周表面層を外方から被覆する被覆層を備え、
    前記接合部は、さらに、医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成され、前記容器の内側表面と接触する外周表面層を備えていることを特徴とする、薬液流出入用筒部材。
  2. 前記接合部において、前記内周表面層と前記外周表面層とが一体的に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の薬液流出入用筒部材。
  3. 前記接合部において、前記内周表面層と前記外周表面層とが、前記筒部材の前記接合部側端部で連続するように連結されており、かつ、前記内周表面層と前記外周表面層との間に、前記被覆層が、前記露出部の被覆層から連続して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の薬液流出入用筒部材。
  4. 前記内周表面層と前記被覆層との境界面が、互いに係合する凹凸形状に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材。
  5. 前記被覆層が、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリグルコール酸、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ナイロン、ポリスチレン、ポリカーボネートおよびポリアクリロニトリルからなる群より選ばれる1以上のガスバリア性プラスチックと、接着性ポリオレフィンと、を含む混合樹脂で形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材。
  6. 前記筒部材の露出側端部には、ガスバリア性を有する弾性封止体および/またはガスバリア性を有するピールシールが備えられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材。
  7. 少なくとも内側表面が医薬的に薬液との接触を許容されている材料から形成されている容器と、前記容器に取り付けられて薬液を流出入させるための、請求項1〜6のいずれかに記載の薬液流出入用筒部材と、を備えていることを特徴とする、薬液容器。
  8. 前記容器と前記筒部材とが、前記容器の内側表面が前記筒部材の接合部を挟み込んだ状態で圧を加えながら加熱することにより、互いに接合されていることを特徴とする、請求項7に記載の薬液容器。
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