JP5509551B2 - ロンデル成形体用積層体の製造方法、ロンデル成形体の製造方法、及びチューブ容器の製造方法 - Google Patents
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このようなチューブ容器は、用途の拡大に伴って充填される内容物も多様化し、内容物の保存性を向上させるため、チューブ容器のガスバリア性を高めることが求められるようになり、例えば、ラミネートチューブ容器などで、胴部をアルミニウム箔など金属箔のガスバリア性材料を積層した積層シートで形成すると共に、胴部の一端に一体化成形して形成する肩部および口頸部のうち、肩部の内面にロンデル成形体と呼ばれる、金属箔の両面にポリエチレンなどの熱接着性樹脂を積層した複合シートを円形に打ち抜き、且つその中心部に口頸部に相当する穴を設けたドーナッツ形の部材を笠状に成形して挿入し、一体化成形して作製したチューブ容器が使用されていた(特許文献1)。
このような要望に応えるために、前記ロンデル成形体のようなガスバリア性向上用部材をチューブ容器の肩部だけではなく、截頭円錐状の肩部からそれに連続する円筒状の口頸部にまで延長した形状に成形して、その成形部材を、チューブ容器の肩部および口頸部に一体化成形したチューブ容器が提案されている(特許文献2)。
また、層間の接合、特に金属箔層よりも内容物側となるシーラント層等の接着方法には制約があり、ウレタン系接着剤やエポキシ系接着剤等の熱硬化性接着剤をドライラミネート用接着剤に用いると、熱硬化後においてもなお残存する未縮合の単量体がシーラント層を通して内容物に移行して変質したり変色することがあるため好ましくない。
すなわち、請求項1に記載した発明は、少なくとも、外側から未延伸熱可塑性樹脂層、金属箔保護層、金属箔層、接着樹脂層、及び熱可塑性樹脂層からなるロンデル成形体用積層体の製造方法であって、未延伸熱可塑性樹脂層の一方の面に、接着剤を介して金属箔保護層を積層して第一の積層体を形成し、熱可塑性樹脂層の一方の面に、接着樹脂層を形成し、前記接着樹脂層上に金属箔層を積層して第二の積層体を形成した後、前記第二の積層体に熱処理および冷却処理を施し、前記第一の積層体の金属箔保護層面上に、接着剤を介して前記第二の積層体の金属箔層面を貼り合わせてロンデル成形体用積層体を製造することを特徴とするロンデル成形体用積層体の製造方法からなる。
図1に本発明に係るロンデル成形体用積層体の製造方法により製造されたロンデル成形体用積層体1の構成を示す。最終的にチューブ容器を作製した際の容器外側となる側から順に、未延伸熱可塑性樹脂層2/金属箔保護層3/金属箔層4/接着樹脂層5/熱可塑性樹脂層6で構成される。
図2は、ロンデル成形体用積層体1を用いてロンデル成形体18を作製する方法の工程を説明する図であり、工程別のロンデル成形体の形状を正面図で示したものである。但し、工程(7)の第5の成形体の外周をトリミングする工程は省略して示した。
図3は、ロンデル成形体用積層体1を用いて作製したロンデル成形体18を、チューブ容器19に使用した一実施例の構成を示す要部の断面図である。 尚、本発明は、その要旨を超えない限り、これらの図面に限定されるものではない。
中でも、前記接着樹脂層5と熱可塑性樹脂層6との接着性が高い低密度ポリエチレンを用いることが好ましく、チューブ容器19の密封注出口20の開封の際に優れた突き刺し開封性を有するロンデル積層体1を作製できる。厚みとしては、30μmないし100μm位、好ましくは、40μmないし60μm位が望ましい。
次いで、熱可塑性樹脂層6上に、押し出しラミネ−ション法等により接着樹脂を押し出し、さらに金属箔層4をラミネートし、接着樹脂層5と金属箔層4を形成し、金属箔層4/接着樹脂層5/熱可塑性樹脂層6からなる第二の積層体8を形成する。Tダイ共押し出し法により、接着樹脂層5と熱可塑性樹脂層6を形成してもよい。
熱処理することにより、金属箔層4と接着樹脂層5、熱可塑性樹脂層6との相溶性が向上して各層間の接着強度が向上する。
層間強度を向上させることにより、ロンデル成形体用積層体1を深絞り成形してロンデル成形体18を作製する際に、層間剥離が起こることなく成形性に優れ、チューブ容器の抽出口の開封性低下や開封不良を防ぐことができる。
前記ロンデル成形体用積層体1において、金属箔層4より内容物側に接着剤を使用しないため、ロンデル成形体用積層体1を深絞り成形してロンデル成形体18を作製する際に、接着剤の接着強度不足によって、層間剥離やピンホールが生じることがなく、チューブ容器内の内容物の保存性能が低下するといったことを防ぐことができる。また、ロンデル成形体18を用いたチューブ容器19に内容物を充填後、内容物の高浸透性物質によって、ロンデル成形体18の熱可塑性樹脂層6と金属箔層4の界面の接着剤の耐性が不足し、長時間の保存の後に層間強度の低下や、層間剥離現象が発生することによるチューブ容器19の抽出口の開封性低下や開封不良を防ぐことができる。また、接着剤中の未縮合の単量体が内容物に移行して変質したり変色することを防ぐことができる。
図2に示したロンデル成形体の製造方法は、工程(1)で、上記で製造したロンデル成形体用積層体1から、打ち抜きにより、所定の寸法の円形で偏平な複合シート9を作製し、次いで、工程(2)で、前記円形の複合シート9を、第1の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、外縁部を傾斜を付けた截頭円錐状に成形すると同時に、中心部を頭部11と頂部12からなる有頂円筒状に成形し、肩部10の中心に頭部11、頂部12を有する第1の成形体13を作製する。この工程で作製された第1の成形体13は、工程(6)に示した第5の成形体17と比較して、特に頭部11の径が大幅に大きく、高さも低いものである。
工程(3)では、前記第1の成形体13を、第2の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、頭部11の径を小さくしながら肩部10の面積を増大させるように成形し、第2の成形体14を作製し、工程(4)では、前記第2の成形体14を、第3の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、更に頭部11の径を小さくしながら肩部10の面積を増大させるように成形して第3の成形体15を作製し、次いで、工程(5)では、最終形状のロンデル成形体に近づけるため、前記第3の成形体15を、第4の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、更に頭部11の径を小さくして所定の径に成形すると同時に、頭部11の長さを増大させて所定の長さに成形し、且つ肩部10の面積を更に増大させるように成形して第4の成形体16を作製する。
そして、工程(6)では、前記第4の成形体16を、第5の雌雄の成形型を用いて常温でプレス成形により、図示したように、頂部12の上端の角部に傾斜を付けると共に密封注出口20を形成し、肩部10の周縁部の形状を、一端傾斜を大きくした後、その下端に略水平な部分を有する最終設定形状に成形し、第5の成形体17を作製するものである。
尚、更に、工程(7)として、前記第5の成形体17を、所定の外周寸法になるように外周をトリミングして最終形態のロンデル成形体18とする工程が含まれるが、その形状が前記第5の成形体17と近似するため、図示することを省略した。截頭円錐状の肩部10と、該肩部に連接した円筒状の頭部11と密封注出口20を有するロンデル成形体18をチューブ容器に使用することで、チューブ容器の口頸部において、外気と内容物を完全に遮断して高い気密性を発揮でき、チューブ容器肩部とそれに連続する口頸部におけるガスバリア性が向上し、酸素などの影響による内容物の変色、変質を防ぎ、円筒状の頭部と密封注出口が形成できるものである。
開封時は、前記密封注出口を突起物によって破壊することで内容物を注出することができる。
図3に示したチューブ容器19は、筒状の胴部21をガスバリア性を有する多層積層体で形成し、胴部21の上部の開口部に、チューブ容器肩部とそれに連続する口頸部22を一体化成形する際に、その内側の面に、前記工程(1)〜(7)に記載した製造方法で製造されたロンデル成形体18を挿入し、図示したように、密封注出口20を除く外側の面と周囲の端部を覆うように外側成形樹脂23をコンプレッション成形法または射出成形法で形成し、一体化成形して構成したものである。外側成形樹脂23に覆われていないその頂部の中心部に密封注出口20が形成される。
只、絵柄等の印刷層を設ける位置は、外側から見える位置であれば特に限定はされず、多層積層体を筒状に熱接着した時、外側のポリオレフィン系樹脂層の表面、即ち、最外層となる位置に設けることもできる。また、中間層に設ける場合でも、ガスバリア層が不透明な場合はガスバリア層の外側の面に限定されるが、ガスバリア層が透明な場合はガスバリア層の外側の面でも内側の面でもいずれでもよい。
(イ)ポリオレフィン系樹脂層/接着層/二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムと記載する)・絵柄等の印刷層/接着層/透明または不透明なガスバリア層/接着層/ポリオレフィン系樹脂層
(ロ)ポリオレフィン系樹脂層/接着層/透明なガスバリア層・絵柄等の印刷層/接着層/ポリオレフィン系樹脂層
(ハ)絵柄等の印刷層・ポリオレフィン系樹脂層/接着層/透明または不透明なガスバリア層/接着層/ポリオレフィン系樹脂層
この他に、上記ロンデル成形体用積層体1を用いてチューブ容器の胴部を作製することも可能である。
上記積層体は、図で示したチューブ容器の構造のものに限らず、三方シール体、スタンディングパウチなどの自立体等にも適用することができる。
只、コンプレッション成形や射出成形のために加熱溶融された樹脂の熱を利用して、胴部21の端縁部およびロンデル成形体18に熱溶着させることから、外側成形樹脂23には溶融温度の高いポリオレフィン系樹脂を使用することが好ましく、前記必要性能を兼備させるためには、中密度ポリエチレンまたは高密度ポリエチレンを使用することがより好ましい。
本発明に係るロンデル成形体用積層体の製造方法により製造されたロンデル成形体用積層体1を成形したロンデル成形体18を装着したチューブ容器19は、特に水蒸気や酸素などのガスバリア性に優れており、外気と内容物を完全に遮断でき、チューブ容器内の内容物を安定して保存でき、特に空気(酸素)の存在により変質する内容物等に好適に用いることができる。内容物の吐出口は、開封前はロンデル成形体18により閉塞されており保存中における密封性は完全であり、吐出口は、例えば、キャップに設けられた突起部または別体の突起状物等によって密封注出口20のロンデル成形体部をつき破ることにより容易に形成することができる。
以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
以下の手順により積層体を作製した。
(第一の積層体、第二の積層体の作製)
厚さ50μmのポリエチレンフィルム(PEF)(タマポリ(株)UB−3)のコロナ処理面に、ウレタン系接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、その上に厚さ16μmのA−PET(東レフィルム加工(株)F865)をドライラミネートして第一の積層体を作製した。
上記とは別の、厚さ50μmのポリエチレンフィルム(PEF)(タマポリ(株)UB−3)のコロナ処理面に、押出ラミネート法により、酸変性ポリオレフィン樹脂(EMAA)(三井デュポンポリケミカル(株)ニュクレルN0908C)を厚さ30μmとなるように積層し、さらにEMAA上に厚さ50μmのアルミニウム箔(AL)(東洋アルミ(株)8079)をラミネートして第二の積層体を作製した。
(ロンデル成形体用積層体(a)の作製)
第一の積層体および第二の積層体を用いて、以下の手順によりロンデル成形体用積層体(a)を作製した。
第二の積層体を、熱ロールと冷却ロールを設置したドライラミネーターの繰り出しローラーに送り、上記第二の積層体のAL面が熱ロールおよび冷却ロールに接するようにセットした。熱処理設定温度の熱ロールの表面温度は190℃、冷却ロールの表面温度は20℃とした。搬送スピード50m/minにて積層体を搬送し、熱処理および冷却処理を施した。
その後、上記第二の積層体のAL面上に、ウレタン接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、実施例1の第一の積層体のA−PET面が接着剤面と接するように、第一の積層体と第二の積層体をラミネートし、下記の構成のロンデル成形体用積層体(a)を作製した。
PEF(50μm)/A−PET(16μm)/AL(50μm)/EMAA(30μm)/LDPEF(50μm)
(ロンデル成形体(a)の作製)
前記ロンデル成形体用積層体(a)を用いて、深絞り成形により、截頭円錐状の肩部と、該肩部に連接した円筒状の頭部と密封注出口から構成されるロンデル成形体(a)(頭部高さ12mm、外形Φ10mm)を作製した。これを、ラミネートチューブの肩部に挿入してチューブ容器を作製し、内容物として練り歯磨き(佐藤製薬「アセス」)を充填し、60℃で保存した。保存前、保存後のチューブ容器からロンデル成形体(a)を切り出し、その断面について目視で層間剥離の有無を確認した。結果を表1に示す。
(ロンデル成形体用積層体(b)の作製)
実施例1にて作製した第一の積層体および第二の積層体を用いて、以下の手順によりロンデル成形体用積層体(b)を作製した。
実施例1の第二の積層体のAL面上に、ウレタン接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、実施例1の第一の積層体のA−PET面が接着剤面と接するように、第一の積層体と第二の積層体をラミネートし、下記の構成のロンデル成形体用積層体(b)を作製した。
PEF(50μm)/A−PET(16μm)/AL(50μm)/EMAA(30μm)/LDPEF(50μm)
(ロンデル成形体(b)の作製)
上記ロンデル成形体用積層体(b)を用いて、深絞り成形により、截頭円錐状の肩部と、該肩部に連接した円筒状の頭部と密封注出口から構成されるロンデル成形体(b)(頭部高さ12mm、外形Φ10mm)を作製した。これを、ラミネートチューブの肩部に挿入してチューブ容器を作製し、内容物として練り歯磨き(佐藤製薬「アセス」)を充填し、60℃で保存した。保存前、保存後のチューブ容器からロンデル成形体(b)を切り出し、その断面について目視で層間剥離の有無を確認した。結果を表1に示す。
(ロンデル成形体用積層体(c)の作製)
以下の手順によりロンデル成形体用積層体(c)を作製した。
厚さ50μmのポリエチレンフィルム(PEF)(タマポリ(株)UB−3)のコロナ処理面に、ウレタン系接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、その上に厚さ15μmの易接着ナイロン基材(ON)(ユニチカ(株)ONM−BRT)をドライラミネートして第一の積層体を作製した。
上記とは別に、厚さ16μmのA−PET(東レフィルム加工(株):F865)の一方の面に、ウレタン系接着剤をコーティングし、その上に厚さ50μmのアルミニウム箔(AL)(東洋アルミ(株)8079)をドライラミネート法により積層して第二の積層体を作製した。その後、上記第二の積層体のAL面上に、ウレタン接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、第一の積層体のON面が接着剤面と接するように、第一の積層体と第二の積層体をラミネートし、下記の構成のロンデル成形体用積層体(c)を作製した。
(ロンデル成形体(c)の作製)
ロンデル成形体用積層体(c)を用いて、深絞り成形により、截頭円錐状の肩部と、該肩部に連接した円筒状の頭部と密封注出口から構成されるロンデル成形体(c)(頭部高さ12mm、外径Φ10mm)を作製した。これを、ラミネートチューブの肩部に挿入してチューブ容器を作製し、内容物として練り歯磨き(佐藤製薬「アセス」)を充填し、60℃で保存した。保存前、保存後のチューブ容器の肩部を縦方向に切断し、その断面を目視で観察し、ロンデル成形体(c)の層間剥離の有無を確認した。結果を表1に示す。
PEF(100μm)/ON(15μm)/AL(50μm)/A−PET(16μm)
以下の手順により積層体(d)を作製した。
厚さ50μmのアルミニウム箔(AL)(東洋アルミ(株)8079)の両面にウレタン系接着剤(ロックペイント(株)RU004)をコーティングし、乾燥後、厚さ150μmのポリエチレンフィルム(PEF)(タマポリ(株)UB−3)をドライラミネート法により積層し、下記の構成の積層体(d)を作製した。
PEF(150μm)/AL(50μm)/PEF(150μm)
積層体(d)を用いて、深絞り成形を行ったが、アルミニウム箔とポリエチレンフィルムとの界面で層間剥離がおき、ロンデル成形体の成形は不可であった。
2 未延伸熱可塑性樹脂層
3 金属箔保護層
4 金属箔層
5 接着樹脂層
6 熱可塑性樹脂層
7 第一の積層体
8 第二の積層体
9 円形の複合シート
10 肩部
11 頭部
12 頂部
13 第1の成形体
14 第2の成形体
15 第3の成形体
16 第4の成形体
17 第5の成形体
18 ロンデル成形体
19 チューブ容器
20 密封抽出口
21 胴部
22 チューブ容器肩部とそれに連続する口頸部
23 外側成形樹脂
24 チューブ容器肩部
25 口頸部
Claims (8)
- 少なくとも、外側から未延伸熱可塑性樹脂層、金属箔保護層、金属箔層、接着樹脂層、及び熱可塑性樹脂層からなるロンデル成形体用積層体の製造方法であって、
未延伸熱可塑性樹脂層の一方の面に、接着剤を介して金属箔保護層を積層して第一の積層体を形成し、
熱可塑性樹脂層の一方の面に、接着樹脂層を形成し、前記接着樹脂層上に金属箔層を積層して第二の積層体を形成した後、
前記第二の積層体に熱処理および冷却処理を施し、
前記第一の積層体の金属箔保護層面上に、接着剤を介して前記第二の積層体の金属箔層面を貼り合わせてロンデル成形体用積層体を製造することを特徴とするロンデル成形体用積層体の製造方法。 - 前記第二の積層体に180℃〜220℃で1秒〜3秒間の条件で熱処理を施すことを特徴とする請求項1に記載のロンデル成形体用積層体の製造方法。
- 前記熱処理が、前記第二の積層体の金属箔層面に熱ロールを接して行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロンデル成形体用積層体の製造方法。
- 前記冷却処理が、前記第二の積層体の金属箔層面に冷却ロールを接して行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のロンデル成形体用積層体の製造方法。
- 前記金属箔保護層が、少なくとも2層で形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のロンデル成形体用積層体の製造方法。
- 前記ロンデル成形体用積層体の熱可塑性樹脂層が、低密度ポリエチレンより形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のロンデル成形体用積層体の製造方法。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載のロンデル成形体積層体の製造方法によりロンデル成形体用積層体を製造する工程と、
前記ロンデル成形体用積層体を用いて、截頭円錐状の肩部と、該肩部に連接した円筒状の頭部と、密封注出口から構成され、前記密封注出口が突起物によって破壊可能なロンデル成形体を製造する工程と、
を含むことを特徴とするロンデル成形体の製造方法。 - 筒状の胴部を、ガスバリア性を有する多層積層体から形成する工程と、
前記胴部の上部の開口部に、請求項7に記載のロンデル成形体の製造方法により製造されたロンデル成形体の肩部と該肩部に連接した頭部を一体化成形する工程と、
を含むことを特徴とするチューブ容器の製造方法。
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