JPH0798544B2 - ラミネ−トチユ−ブ用メンブラン - Google Patents

ラミネ−トチユ−ブ用メンブラン

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JPH0798544B2
JPH0798544B2 JP62000019A JP1987A JPH0798544B2 JP H0798544 B2 JPH0798544 B2 JP H0798544B2 JP 62000019 A JP62000019 A JP 62000019A JP 1987 A JP1987 A JP 1987A JP H0798544 B2 JPH0798544 B2 JP H0798544B2
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JP
Japan
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tube
layer
density polyethylene
acid copolymer
low
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JP62000019A
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JPS63178954A (ja
Inventor
和男 西川
Original Assignee
関西チユ−ブ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、医薬品、化粧品、化学材料等の小型容器に
適したラミネートチューブの製造に用いるメンブランに
関する。
[従来の技術] 従来、医薬品、化粧品、化学材料等の小型容器として第
4図に示すように、アルミ箔を基体とし、これに合成樹
脂層を積層したラミネート材をもってチューブ本体1を
形成し、これに合成樹脂よりなる口肩部2を一体成形し
てなるラミネートチューブが知られている。そして、口
肩部2を単に合成樹脂単味をもって形成すれば、チュー
ブ内の収納物の種類によっては揮発、昇華成分がその口
肩部を通して浸透してしまう恐れがあるので、チューブ
本体1と同質の材料をもってつくったロンデール3を口
肩部の内面に取付けて、上記揮発、昇華成分の浸透を防
ぐことが行われている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術におけるロンデールは、予めしぼり成形す
るため成形性のよいものであることが必要であり、か
つ、口肩部との接着性が良好であるとともに、収納物に
対して耐性があるとともに非浸透性であることが要求さ
れる。特にメントールやサリチル酸等が含まれる医薬品
の場合には、層剥離やアルミ箔の酸化現象を起しやすい
ので、かかる要求は一段と重要な意味をもつ。しかし現
状では必ずしもこれらの必要条件を満足するものではな
いので、これらの必要条件を満足するものの出現が望ま
れている。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記問題点を解決せんとするもので、その第
1発明はアルミ箔を基体とし、チューブの口肩部と接着
側にエチレンアクリル酸共重合体あるいはエチレンメタ
アクリル酸共重合体の層と白色低密度ポリエチレン層と
低密度ポリエチレン層とを順次積層し、又、チューブの
内部空間側に無水マレイン酸変性線状ポリエチレン系樹
脂を介して低密度ポリエチレン層を積層してなることを
特徴とするラミネートチューブ用メンブランである。
又、第2発明は、上記第1発明におけるチューブの内部
空間側の層をポリエチレンテレフタレート層にエチレン
グリシジルメタクリレート共重合体を介して低密度ポリ
エチレン層を順次積層したものに代えたものである。
いずれにおいてもチューブの口肩部との接着側に低密度
ポリエチレンの層を設けてあるため、口肩部として用い
られる例えばポリエチレン樹脂との接着性が良好とな
る。又、次に層として白色低密度ポリエチレンの層を設
けたことにより、アルミ箔の金属色がそのまま表から見
えるようなことがなく、商品価値が高まる。
白色低密度ポリエチレンの層とアルミ箔との間にエチレ
ンアクリル酸共重合体あるいはエチレンメタアクリル酸
共重合体の層を介在させたのは、両者の接合を強固にす
るためである。
又、第1発明においてチューブの内部空間側に低密度ポ
リエチレンの層を無水マレイン酸変性線状ポリエチレン
系樹脂を介して積層したのは、アルミ箔との接着性を高
めるとともに、収納物に対する耐薬品性を高めるためで
ある。
無水マレイン酸変性線状ポリエチレン系樹脂は、例えば
特公昭37−18392号公報、特公昭52−32654号公報等に記
載された方法によって得ることができる。
第2発明においては、チューブの内部空間側における低
密度ポリエチレンの層の接合にエチレングリシジルメタ
クリレート共重合体を用いて収納物に対する耐薬品性を
高めているが、このエチレングリシジルメタクリレート
共重合体とアルミ箔との接合をより高めるために、アル
ミ箔とエチレングリシジルメタクリレート共重合体との
間にポリエチレンテレフタレート層を介在させている。
[実施例] 実施例を図面によって説明すると、第1図はこの発明の
ロンデール4の一部断面正面図である。このロンデール
はアルミ箔5を基体として両面に各樹脂層を積層した材
料よりしぼり加工して得られる。そして、これを従来と
同じく第4図に示すようにチューブの口肩部内即に取付
けるものである。
第2図はその層構成を示す断面図で、チューブの口肩部
との接着側にエチレンアクリル酸共重合体あるいはエチ
レンメタアクリル酸共重合体の層6、白色低密度ポリエ
チレン層7、低密度ポリエチレン層8を順次積層し、又
チューブ内部空間側に無水マレイン酸変性線状ポリエチ
レン系樹脂9を介して低密度ポリエチレン層10を積層し
てなるものである。
第3図は他の層構成を示す断面図で、アルミ箔5のチュ
ーブ口肩部との接着側は上記第2図と同じであるが、チ
ューブの内部空間側は、ポリエチレンテレフタレート層
11にエチレングリシジルメタクリレート共重合体12を介
して低密度ポリエチレン層10を順次積層したものであ
る。
[発明の効果] この発明によれば成形性に優れ、又、チューブ口肩部と
の接合性にも優れ、かつ、チューブ内収納物に対する耐
性にも優れたローデールが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のロンデールの一部切断正面
図、第2図は同層構成の一例を示す断面図、第3図は他
の層構成を示す断面図、第4図は従来のラミネートチュ
ーブの一例の一部切断正面図を示す。 1……チューブ本体、2……口肩部、 3,4……ロンデール、5……アルミ箔、 6……エチレンアクリル酸共重合体あるいはエチレンメ
タアクリル酸共重合体の層、 7……白色低密度ポリエチレン層、 8……低密度ポリエチレン層、9……無水マレイン酸変
性線状ポリエチレン系樹脂、10……低密度ポリエチレン
層、 11……ポリエチレンテレフタレート層、 12……エチレングリコールメタクリレート共重合体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミ箔を基体とし、チューブの口肩部と
    の接着側にエチレンアクリル酸共重合体あるいはエチレ
    ンメタアクリル酸共重合体の層と白色低密度ポリエチレ
    ン層と低密度ポリエチレン層とを順次積層し、又は、チ
    ューブの内部空間側に無水マレイン酸変性線状ポリエチ
    レン系樹脂を介して低密度ポリエチレン層を積層してな
    ることを特徴とするラミネートチューブ用メンブラン。
  2. 【請求項2】アルミ箔を基体とし、チューブの口肩部と
    の接着側にエチレンアクリル酸共重合体あるいはエチレ
    ンメタアクリル酸共重合体の層と白色低密度ポリエチレ
    ン層と低密度ポリエチレン層とを順次積層し、又、チュ
    ーブの内部空間側にはポリエチレンテレフタレート層に
    エチレングリシジルメタクリレート共重合体を介して低
    密度ポリエチレン層を順次積層してなることを特徴とす
    るラミネートチューブ用メンブラン。
JP62000019A 1987-01-05 1987-01-05 ラミネ−トチユ−ブ用メンブラン Expired - Lifetime JPH0798544B2 (ja)

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JPS63178954A JPS63178954A (ja) 1988-07-23
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US5750252A (en) * 1995-06-02 1998-05-12 The Dow Chemical Company Protective coating for metal surfaces
JP5509551B2 (ja) * 2008-07-23 2014-06-04 大日本印刷株式会社 ロンデル成形体用積層体の製造方法、ロンデル成形体の製造方法、及びチューブ容器の製造方法

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