JPH108788A - アウトハンドル装置のシール構造 - Google Patents

アウトハンドル装置のシール構造

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JPH108788A
JPH108788A JP8196855A JP19685596A JPH108788A JP H108788 A JPH108788 A JP H108788A JP 8196855 A JP8196855 A JP 8196855A JP 19685596 A JP19685596 A JP 19685596A JP H108788 A JPH108788 A JP H108788A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
handle
base
lever
door glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP8196855A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Imata
一三 井俣
Isao Todaka
勲 戸高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Lock Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8196855A priority Critical patent/JPH108788A/ja
Publication of JPH108788A publication Critical patent/JPH108788A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】別個にシール用の部材を設けることなく、ドア
ガラスまたはドアの外板とハンドルベースとの高い水密
性を得る。 【解決手段】ドアガラスまたはドアの外板1とハンドル
ベース4との間にドアガラスまたはドアの外板1と密着
するベースシート6を設け、このベースシートに開口さ
れたハンドルレバー5の挿入杆8を挿通させるための透
孔6aの周縁に突条31を一体成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車両のキ
ャビンのドアに使用されるアウトハンドル装置に関し、
特に、キャビン内への防水を良好にするためのシール構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の車両のキャビンのドアに使
用されるアウトハンドル装置は、扉であるドアガラスま
たはドアの外板の外側にアウトハンドル部を取付け、ド
アガラスまたはドアの外板の内側にドアロック部を取付
け、ドアガラスまたはドアの外板を挟んで相対峙して取
り付けられる。これらドアガラスまたはドアの外板及び
アウトハンドル部のハンドルベース並びにドアロック部
のベースプレートには、アウトハンドル部のハンドルレ
バーの一端に形成された挿入杆をドアロック部に挿入す
るための透孔が形成されているため、外部からの雨水や
洗浄水がこの透孔からキャビン内に侵入するのを防止す
る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来のように
別途パッキング等のシール部材を用いて防水する方法が
考えられるが、この方法は、部品点数が増加するばかり
でなく、取付け作業が煩雑になるという欠点がある。本
発明は上記問題点に鑑み、別個にシール用の部材を設け
ることなく、ドアガラスとハンドルベースとの高い水密
性を得ることができるシール構造を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、ド
アガラスまたはドアの外板の外側面に当接されたハンド
ルベースと、このハンドルベースに揺動自在に取付られ
るハンドルレバーとから成るアウトハンドル部並びにド
アガラスまたはドアの外板の内側面に当接されたベース
プレートに取付けられたドアロック部が、ドアガラスま
たはドアの外板を挟んで相対峙して取り付けられ、ハン
ドルレバーの一端に形成された挿入杆をドアロック部側
に挿入してハンドルレバーとドアロック部のオープンレ
バーとを連結するようにされたアウトハンドル装置にお
いて、前記ドアガラスまたはドアの外板とハンドルベー
スとの間にドアガラスまたはドアの外板と密着するベー
スシートを設け、このベースシートに開口されたハンド
ルレバーの挿入杆を挿通させるための透孔の周縁に突条
を一体成形したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例によっ
て本発明の実施の形態を説明する。図1は装置全体の一
部破断側面図、図2はアウトハンドル部側の正面図、図
3はアウトハンドル部の側面図、図4は図3のA−A線
断面図、図5は図3のB−B線断面図、図6はアウトハ
ンドル部側の背面図、図7はアウトハンドル部の分解斜
視図、図8はドアロック部側の一部破断正面図である。
【0006】
【実施例】図1において、1はドアガラスまたはドアの
外板、2はドアガラスまたはドアの外板の外側表面に設
けられるアウトハンドル部、3はドアガラスまたはドア
の外板の内側に設けられるドアロック部で、アウトハン
ドル部2とドアロック部3とはドアガラスまたはドアの
外板1を挟んで取付けられる。
【0007】図1乃至図7に示すように、アウトハンド
ル部2は、ドアガラスまたはドアの外板1の表面に当接
されるハンドルベース4と、ハンドルベース4に揺動自
在に嵌合されるハンドルレバー5とから構成される。ハ
ンドルベース4は、ドアガラスまたはドアの外板1の表
面に密着するベースシート6を有し、その裏面の一端側
にはネジ溝が刻設されたインサートナット7が圧入され
ると共に、ハンドルレバーに一体的に形成されている挿
入杆8が挿入される透孔9が形成されている。ハンドル
ベース4の裏面の他端側にも同じくインサートナット1
0が圧入されると共に、キーシリンダ20の取付穴11
及び、ハンドルレバー5の他端側に形成したハンドルピ
ン挿入孔5bを有する凸部5aが係合する係合凹部4a
が形成されている。この係合凹部4aにハンドルレバー
5の凸部5aを係合させてから、挿入杆8を透孔9に挿
入すると、挿入杆8はドアガラスまたはドアの外板1の
反対側に突出する。ここで、挿入杆8の基端には緩衝材
としてのゴム製のハンドルストッパー8bが貼着される
と共に、水密のために透孔9の周囲外表面にスポンジシ
ール9aが貼着されている。
【0008】ベースシート6は軟質のポリプロピレン製
で、図5及び図6に示すように、その上端部にハンドル
レバー5の挿入杆8を挿通させるための透孔6a及び下
端にキーシリンダ20を挿通させるための透孔6bが形
成されている。ここで、これらの透孔6a及び6bの周
縁には突条31及び32が一体成形されており、ハンド
ルベース4をドアガラスまたはドアの外板1の表面に密
着させた際に、突条31及び32が押圧されて高い水密
性を得ることができるようにされている。
【0009】図4に示すように、ハンドルレバー5の凸
部5aはハンドルベース4の係合凹部4aの内幅の略半
分程度の長さに一体成形されており、係合凹部4aの内
壁の一方側にオフセットさせて(片寄らせて)係合する
ようにされている。
【0010】ドアロック部3は、図1に示すように、ド
アガラスまたはドアの外板1の内側面にゴム製のドアロ
ックシート13を介して密接されるベースプレート14
と、このベースプレート14にビス止めされるドアロッ
ク本体15と、ベースプレート14に取付けられるドア
ロック用の各部品により構成されている。ベースプレー
ト14の中央部には直角に折曲して突出するドアロック
本体取付片14aが形成されており、ドアガラスまたは
ドアの外板1にベースプレート14を当接させ上下2ヵ
所の透孔(図示せず)にビスを挿通してインサートナッ
ト7及び10に螺合させて締付けると、ハンドルベース
4とベースプレート14とは、ドアガラスまたはドアの
外板1を挟んで対峙して取付けられる。
【0011】ベースプレート14の取付片14aには、
ドアロック本体15を重合させてビス止めして固定す
る。ドアロック本体15は合成樹脂ボディの両側を金属
プレートにより挟んだ構造で、車体側に固定されている
ストライカと回転して係合するラッチ16と、このラッ
チ16に係合してラッチ16の逆回転を防止するラチェ
ット(図示せず)とを有している。このラチェットは、
ドアロック本体15下端に軸着されたロックレバー17
と連動可能にドアロック本体15内部に軸着されてお
り、同じくドアロック本体15に取付けられたオープン
プレート18によりラッチ16に係合したラチェトを解
放することができるようにされている。ロッキングレバ
ー17は、施錠位置でこのオープンプレート18を空振
りさせる役目を持っており、ハンドルレバー5の操作を
無効にする。オープンプレート18の一端に形成された
嵌合孔には、ベースプレート14の取付片14aに軸着
されたインサイドハンドル30にリンクするインナーレ
バー19の一端が遊嵌されている。
【0012】20はキーシリンダー取付穴11に取付け
られたキーシリンダーであり、キーシリンダー20の先
端に設けられたインナーキャップ20aの周縁にスポン
ジ状シール部材11aを配して防水を施し、取付穴11
に嵌着されるワイヤークリップ11bよって固定され
る。ここでキーシリンダー20のシール構造を詳述する
と、図8及び図9に示すように、インナーローター20
bに係止されたインナーキャップ20aとキーシリンダ
ー取付穴11との間にスポンジ状シール部材11aを介
在させるようにされている。このシール部材11aはス
ポンジ状樹脂材の表面をコーティング加工したものであ
り、防水・防塵作用は無論のことインナーキャップ20
aの回転を許容することができる。このため、従来のキ
ーシリンダー取付けに際し使用していたキーシリンダー
のアウターケース及びこのアウターケースを閉蓋するた
めインナーキャップに係合されるアウターカバーを廃止
することができ、極めて簡易な構成によりキーシリンダ
ー20と取付穴11とのシール構造を達成することがで
きる。
【0013】21はキーシリンダー20とロックレバー
17を連結するロッドであり、キーシリンダー20を回
転させるとロッド21を介してロックレバー17は回転
し、ロックレバー17が回動すると前記ラチェットが回
転してラッチ16と係合又は非係合状態となり、ドアロ
ック本体15がロックとアンロック状態に切り替わる。
23はロックノブであり、ロッド22を介してロックレ
バー17に連結され、このロックノブ23の操作によっ
てもロックレバー17をロックとアンロックに切り替え
ることができる。
【0014】インナーレバー19の他端には、円弧形の
長孔19aが形成され、この円弧形の長孔19aに連結
ロッド24の一端(下端)を円筒形のカラーを有するフ
ァスナー25により係合させ、連結ロッド24の他端
(上端)は「く」字状の回動レバー(ベルクランク)2
6の一端に同じくファスナー27を介して連結されてい
る。回動レバー(ベルクランク)26の基部はベースプ
レート14のから折曲形成された左右の突片14bにス
プリング29を巻捲したレバーピン28によって軸止さ
れ、ハンドルレバー8を常時挿入方向に付勢すると共
に、回動レバー(ベルクランク)26の先端は透孔9よ
り挿入された挿入杆8の先端に形成された矩形の凹部8
aに係合される。
【0015】
【発明の効果】本発明では、ドアガラスまたはドアの外
板とハンドルベースとの間にドアガラスと密着するベー
スシートを設け、このベースシートに開口されたハンド
ルレバーの挿入杆を挿通させるための透孔の周縁に突条
を一体成形したので、別個にシール用の部材を設けるこ
となく、ドアガラスまたはドアの外板とハンドルベース
との高い水密性を得ることができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の一部破断側面図である。
【図2】アウトハンドル部側の正面図である。
【図3】アウトハンドル部の側面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】アウトハンドル部の背面図である。
【図7】アウトハンドル部の分解斜視図である。
【図8】キーシリンダーの取付構造を示す側面断面図で
ある。
【図9】キーシリンダーの取付構造を示す拡大断面図で
ある。
【図10】ドアロック部側の一部破断正面図である。
【符号の説明】
1 ドアガラスまたはドア外板 2 アウトハンドル部 3 ドアロック部 4 ハンドルベース 4a 係合凹部 5 ハンドルレバー 5a ハンドルレバーの凸部 5b ハンドルピン挿入孔 6 ベースシート 6a 透孔 6b 透孔 7 インサートナット 8 挿入杆 8a 凹部 8b ハンドルストッパー 9 透孔 10 インサートナット 11 キーシリンダの取付穴 11a スポンジシール部材 11b ワイヤークリップ 12 ハンドルピン 13 ドアロックシート 14 ベースプレート 14a 取付片 15 ドアロック本体 16 ラッチ 17 ロックレバー 18 オープンレバー 19 インナーレバー 19a 長孔 20 キーシリンダー 20a インナーキャップ 20b インナーローター 21 連結ロッド 22 連結ロッド 23 ロックノブ 24 連結ロッド 25 ファスナー 26 回動レバー(ベルクランク) 27 ファスナー 28 レバーピン 29 スプリング 30 インサイドハンドル 31 突条 32 突条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアガラスまたはドアの外板の外側面に当
    接されたハンドルベースと、このハンドルベースに揺動
    自在に取付られるハンドルレバーとから成るアウトハン
    ドル部と、ドアガラスまたはドアの外板の内側面に当接
    されたベースプレートに取付けられたドアロック部と
    が、ドアガラスまたはドアの外板を挟んで相対峙して取
    り付けられ、ハンドルレバーの一端に形成された挿入杆
    をドアロック部側に挿入してハンドルレバーとドアロッ
    ク部のオープンレバーとを連結するようにされたアウト
    ハンドル装置において、前記ドアガラスとハンドルベー
    スとの間にドアガラスと密着するベースシートを設け、
    このベースシートに開口されたハンドルレバーの挿入杆
    を挿通させるための透孔の周縁に突条を一体成形したこ
    とを特徴とするアウトハンドル装置のシール構造。
JP8196855A 1996-06-22 1996-06-22 アウトハンドル装置のシール構造 Pending JPH108788A (ja)

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JP8196855A JPH108788A (ja) 1996-06-22 1996-06-22 アウトハンドル装置のシール構造

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698959U (ja) * 1979-12-27 1981-08-05
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JPH07305539A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両用ロック装置とアウターハンドル

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