JPH0243170Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243170Y2 JPH0243170Y2 JP18929283U JP18929283U JPH0243170Y2 JP H0243170 Y2 JPH0243170 Y2 JP H0243170Y2 JP 18929283 U JP18929283 U JP 18929283U JP 18929283 U JP18929283 U JP 18929283U JP H0243170 Y2 JPH0243170 Y2 JP H0243170Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- holder cap
- engaging portion
- cap
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キーの操作に応じて回動するシリン
ダインナを収容するホルダーの前面開口部にホル
ダーキヤツプを組付けるようにしたシリンダ錠の
ホルダーキヤツプ装置の改良に関する。
ダインナを収容するホルダーの前面開口部にホル
ダーキヤツプを組付けるようにしたシリンダ錠の
ホルダーキヤツプ装置の改良に関する。
従来のシリンダ錠のホルダーキヤツプ装置とし
ては、キーの挿脱に応じて出没するロツクプレー
トを有するシリンダインナをホルダーに回動可能
に収容した後、金属性のホルダーキヤツプをホル
ダーに加締めて組付けるようにしたものが一般的
である。
ては、キーの挿脱に応じて出没するロツクプレー
トを有するシリンダインナをホルダーに回動可能
に収容した後、金属性のホルダーキヤツプをホル
ダーに加締めて組付けるようにしたものが一般的
である。
しかし、このようなものにおいては、ホルダー
キヤツプの組付けが加締のため、加締用の治工具
を必要とし組付の難しいものであつた。その上、
ホルダーキヤツプを組付けた後は分解するのが非
常に難しくホルダーキヤツプを破壊しなければ分
解することができなかつた。そのため、組付不良
や故障が起きた場合、補修をするのが困難となつ
ていた。
キヤツプの組付けが加締のため、加締用の治工具
を必要とし組付の難しいものであつた。その上、
ホルダーキヤツプを組付けた後は分解するのが非
常に難しくホルダーキヤツプを破壊しなければ分
解することができなかつた。そのため、組付不良
や故障が起きた場合、補修をするのが困難となつ
ていた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ホルダーに係止用突起部を形成し、ホルダー
キヤツプを回転させてホルダーの係止用突起部に
係合させホルダーキヤツプをホルダーの前面開口
部に保持する厚肉の第1係合部と弾性変形し先端
に係止爪を設けホルダーキヤツプの回転を規制す
る第2係合部とをホルダーキヤツプに一体的に形
成して組付性の向上を図ると共に容易に分解して
補修することのできるシリンダ錠のホルダーキヤ
ツプ組付装置を提供するものである。
で、ホルダーに係止用突起部を形成し、ホルダー
キヤツプを回転させてホルダーの係止用突起部に
係合させホルダーキヤツプをホルダーの前面開口
部に保持する厚肉の第1係合部と弾性変形し先端
に係止爪を設けホルダーキヤツプの回転を規制す
る第2係合部とをホルダーキヤツプに一体的に形
成して組付性の向上を図ると共に容易に分解して
補修することのできるシリンダ錠のホルダーキヤ
ツプ組付装置を提供するものである。
以下、図面に沿つて本考案をより具体的に説明
する。
する。
1はキー(図示せず)の操作に応じて回動する
シリンダインナで、該シリンダインナ1の溝2…
2にはロツクプレート3…3が収容され、このロ
ツクプレート3…3は、キーの抜脱時には溝2…
2より突出してシリンダインナ1の回動を不能に
し、キーの挿入時には溝2…2内に没入しシリン
ダインナ1の回動を可能にするようにしている。
さらにシリンダインナ1の後端部にはワツシヤ
4、レバー5が止め輪6により取付けられてい
る。このレバー5はキーの操作に応じて第1図に
示す実線の位置と一点鎖線の位置に移動し具体的
には図示していないが自動車用のドアロツク装置
の施錠、解錠を行なつている。7はホルダーで前
面開口部7aからシリンダインナ1を回動可能に
収容すると共にその外周の2箇所に係止用突起部
8,8が形成されている。9はホルダーキヤツプ
で該ホルダーキヤツプ9は樹脂材料にて形成され
円形の段付き凹部10を設けると共にその中央に
は開口穴11が形成されている。さらに該ホルダ
ーキヤツプ9には2箇所に後方に向けて突出した
係合部材12,12が設けられている。この係合
部材12,12は裏面より後方に延出した基部1
2a,12aとその基部12a,12aの端部か
ら側方(周方向)に折曲してホルダー7に形成さ
れた係止用突起部8,8に係合しホルダーキヤツ
プ9をホルダー7の前面開口部7aに保持する略
L字状をなす厚肉の第1係合部13,13と、基
部12,12aの中間部から側方に延出し弾性変
形して係合しホルダーキヤツプ9の回転を規制す
る第2係合部14,14とで形成されている。す
なわちホルダーキヤツプ9の段付き凹部10にホ
ルダー7の前方端部を嵌合させてホルダーキヤツ
プ9を第1図において時計方向に回転させると係
合部材12の第2係合部14の先端の第1係合部
13側に形成した係止爪14aは係止用突起部8
の前面8aを弾性変形して乗り越えて側面(第2
図において下側の面)8bに係合し、回転方向の
移動を規制すると共に第1係合部13は係止用突
起部8の後面8cに係合しホルダーキヤツプ9を
ホルダー7の前面開口部7aに保持するようにし
ている。尚第1係合部13は厚肉に形成されホル
ダーキヤツプ9に掛る外れ方向の力に対して耐え
得るようになつている。すなわち荷重の大きい外
れ方向の力に対しては厚肉の第1係合部13で保
持し、荷重の小さい回転方向に対しては弾性変形
する第2係合部14に形成した係止爪14aで保
持するようにして組付性を容易にすると共に強度
向上を図るようにしている。また、シリンダイン
ナ1の前面ホルダーキヤツプ9側には薄板状のシ
リンダカバー15が配設され、該シリンダカバー
15にはキー挿入穴16が形成されている。そし
て、キーの抜脱時には雨水やほこり等の侵入を防
げるシヤツタ17が設けられ、このシヤツタ17
をシヤツタスプリング18でシリンダカバー15
に押し当てキー挿入穴16を塞いでいる。
シリンダインナで、該シリンダインナ1の溝2…
2にはロツクプレート3…3が収容され、このロ
ツクプレート3…3は、キーの抜脱時には溝2…
2より突出してシリンダインナ1の回動を不能に
し、キーの挿入時には溝2…2内に没入しシリン
ダインナ1の回動を可能にするようにしている。
さらにシリンダインナ1の後端部にはワツシヤ
4、レバー5が止め輪6により取付けられてい
る。このレバー5はキーの操作に応じて第1図に
示す実線の位置と一点鎖線の位置に移動し具体的
には図示していないが自動車用のドアロツク装置
の施錠、解錠を行なつている。7はホルダーで前
面開口部7aからシリンダインナ1を回動可能に
収容すると共にその外周の2箇所に係止用突起部
8,8が形成されている。9はホルダーキヤツプ
で該ホルダーキヤツプ9は樹脂材料にて形成され
円形の段付き凹部10を設けると共にその中央に
は開口穴11が形成されている。さらに該ホルダ
ーキヤツプ9には2箇所に後方に向けて突出した
係合部材12,12が設けられている。この係合
部材12,12は裏面より後方に延出した基部1
2a,12aとその基部12a,12aの端部か
ら側方(周方向)に折曲してホルダー7に形成さ
れた係止用突起部8,8に係合しホルダーキヤツ
プ9をホルダー7の前面開口部7aに保持する略
L字状をなす厚肉の第1係合部13,13と、基
部12,12aの中間部から側方に延出し弾性変
形して係合しホルダーキヤツプ9の回転を規制す
る第2係合部14,14とで形成されている。す
なわちホルダーキヤツプ9の段付き凹部10にホ
ルダー7の前方端部を嵌合させてホルダーキヤツ
プ9を第1図において時計方向に回転させると係
合部材12の第2係合部14の先端の第1係合部
13側に形成した係止爪14aは係止用突起部8
の前面8aを弾性変形して乗り越えて側面(第2
図において下側の面)8bに係合し、回転方向の
移動を規制すると共に第1係合部13は係止用突
起部8の後面8cに係合しホルダーキヤツプ9を
ホルダー7の前面開口部7aに保持するようにし
ている。尚第1係合部13は厚肉に形成されホル
ダーキヤツプ9に掛る外れ方向の力に対して耐え
得るようになつている。すなわち荷重の大きい外
れ方向の力に対しては厚肉の第1係合部13で保
持し、荷重の小さい回転方向に対しては弾性変形
する第2係合部14に形成した係止爪14aで保
持するようにして組付性を容易にすると共に強度
向上を図るようにしている。また、シリンダイン
ナ1の前面ホルダーキヤツプ9側には薄板状のシ
リンダカバー15が配設され、該シリンダカバー
15にはキー挿入穴16が形成されている。そし
て、キーの抜脱時には雨水やほこり等の侵入を防
げるシヤツタ17が設けられ、このシヤツタ17
をシヤツタスプリング18でシリンダカバー15
に押し当てキー挿入穴16を塞いでいる。
以上説明したように本考案においては、ホルダ
ーキヤツプを樹脂材料にて形成すると共に厚肉の
第1係合部と弾性変形し先端に係止爪を設けた第
2係合部とを一体的に形成してホルダーに形成し
た係止用突起部に係合させ、第1係合部でホルダ
ーの前面開口部にホルダーキヤツプを保持し、第
2係合部にてホルダーキヤツプの回転を規制する
ようにしているため強度向上を図ることができる
と共に組付性を向上させることができる。また、
第2係合部の係止爪をホルダーの係止用突起部か
ら外すことにより容易に分解することができるた
め補修が簡単にできサービス性を向上させること
ができる。さらにホルダーキヤツプは樹脂材料に
て形成されているため着色材料を使用することに
より各種の色に着色することができ、外観性を向
上させることができる。
ーキヤツプを樹脂材料にて形成すると共に厚肉の
第1係合部と弾性変形し先端に係止爪を設けた第
2係合部とを一体的に形成してホルダーに形成し
た係止用突起部に係合させ、第1係合部でホルダ
ーの前面開口部にホルダーキヤツプを保持し、第
2係合部にてホルダーキヤツプの回転を規制する
ようにしているため強度向上を図ることができる
と共に組付性を向上させることができる。また、
第2係合部の係止爪をホルダーの係止用突起部か
ら外すことにより容易に分解することができるた
め補修が簡単にできサービス性を向上させること
ができる。さらにホルダーキヤツプは樹脂材料に
て形成されているため着色材料を使用することに
より各種の色に着色することができ、外観性を向
上させることができる。
第1図は本考案に係るシリンダ錠の正面図、第
2図は第1図の右側面図、第3図は第2図の断面
図、第4図は本考案に係るシリンダキヤツプの斜
視図である。 1……シリンダインナ、5……レバー、7……
ホルダー、8……係止用突起部、9……ホルダー
キヤツプ、12……係合部材、13……第1係合
部、14……第2係合部、14a……係止爪であ
る。
2図は第1図の右側面図、第3図は第2図の断面
図、第4図は本考案に係るシリンダキヤツプの斜
視図である。 1……シリンダインナ、5……レバー、7……
ホルダー、8……係止用突起部、9……ホルダー
キヤツプ、12……係合部材、13……第1係合
部、14……第2係合部、14a……係止爪であ
る。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダインナをホルダーの前面開口部から挿
入して回動可能に収容した後、ホルダーキヤツプ
を組付けるようにしたシリンダ錠のホルダーキヤ
ツプ装置において、 前記前面開口部付近の外周に係止用突起部が形
成されたホルダーと、 裏面より後方に延出した基部とこの基部の端部
から周方向に折曲した略L字状をなす厚肉の第1
係合部と、前記基部の中間部から周方向に延出し
先端に前記第1係合部側に突出した係止爪を設け
た弾性を有する第2係合部とが一体に樹脂材料に
て形成されたホルダーキヤツプとから成り、 ホルダーにホルダーキヤツプを組付けるときホ
ルダーキヤツプの周方向の回転操作により、ホル
ダーキヤツプの前記第1係合部がホルダーの前記
係止用突起部の後方側と係合してホルダーの前面
開口部に保持され、前記第2係合部の係止爪が係
止用突起部の側方に係合されて、前記回転が規制
されることを特徴とするシリンダ錠のホルダーキ
ヤツプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929283U JPS6097858U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | シリンダ錠のホルダ−キヤツプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18929283U JPS6097858U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | シリンダ錠のホルダ−キヤツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6097858U JPS6097858U (ja) | 1985-07-03 |
JPH0243170Y2 true JPH0243170Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30408150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18929283U Granted JPS6097858U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | シリンダ錠のホルダ−キヤツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6097858U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637181Y2 (ja) * | 1987-09-29 | 1994-09-28 | 国産金属工業株式会社 | キャップ付シリンダ錠 |
FR2964688B1 (fr) * | 2010-09-09 | 2012-10-12 | Valeo Securite Habitacle | Verrou pour systeme de verrouillage de vehicule automobile |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP18929283U patent/JPS6097858U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6097858U (ja) | 1985-07-03 |
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