JPH0454049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454049Y2 JPH0454049Y2 JP1985138594U JP13859485U JPH0454049Y2 JP H0454049 Y2 JPH0454049 Y2 JP H0454049Y2 JP 1985138594 U JP1985138594 U JP 1985138594U JP 13859485 U JP13859485 U JP 13859485U JP H0454049 Y2 JPH0454049 Y2 JP H0454049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinder lock
- lock
- mounting member
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車盗難防止装置に関するものであ
る。
る。
(従来の技術とその問題点)
従来、前記自動車盗難防止装置の一つとして、
シリンダ錠の回動を検出するキーシリンダスイツ
チとドアロツク装置の施・解錠を検出するドアロ
ツクスイツチとを設け、キー以外の手段でドアロ
ツク装置が解錠されると警報等を発するようにし
たものが提案されている。
シリンダ錠の回動を検出するキーシリンダスイツ
チとドアロツク装置の施・解錠を検出するドアロ
ツクスイツチとを設け、キー以外の手段でドアロ
ツク装置が解錠されると警報等を発するようにし
たものが提案されている。
しかしながら、前記従来の自動車盗難防止装置
においては、キーシリンダスイツチがシリンダ錠
とは別にドアパネル側に取り付けられていた。
においては、キーシリンダスイツチがシリンダ錠
とは別にドアパネル側に取り付けられていた。
そのため、シリンダ錠を大型のドライバ状の工
具等で無理矢理回動すると、シリンダ錠とキーシ
リンダスイツチとが相対的に回動し、キーシリン
ダスイツチが作動することになる。つまり、キー
でシリンダ錠が解錠されたのと同じ状態となる。
したがつて、この状態でドアロツク装置を解除す
ることにより盗難行為を行うことができるという
問題点を有していた。
具等で無理矢理回動すると、シリンダ錠とキーシ
リンダスイツチとが相対的に回動し、キーシリン
ダスイツチが作動することになる。つまり、キー
でシリンダ錠が解錠されたのと同じ状態となる。
したがつて、この状態でドアロツク装置を解除す
ることにより盗難行為を行うことができるという
問題点を有していた。
また、シリンダ錠は薄いドアパネルに薄い止め
金をシリンダ錠の突状部に形成した溝に挿入して
装着されているため、工具等を使用して無理やり
引き抜くと、ドアパネルと止め金が曲がり、係合
が外れて引き抜かれるという問題点をも有してい
た。
金をシリンダ錠の突状部に形成した溝に挿入して
装着されているため、工具等を使用して無理やり
引き抜くと、ドアパネルと止め金が曲がり、係合
が外れて引き抜かれるという問題点をも有してい
た。
本考案は、簡単な構成でシリンダ錠をキー以外
の物で回動してもキーシリンダスイツチが作動せ
ず、かつ、シリンダ錠を容易にドアパネルから引
き抜くことができない自動車盗難防止装置を提供
することを目的とする。
の物で回動してもキーシリンダスイツチが作動せ
ず、かつ、シリンダ錠を容易にドアパネルから引
き抜くことができない自動車盗難防止装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、前記目的を達成するために、前記形
式の自動車盗難防止装置において、前記キーシリ
ンダスイツチを組み込んだ取付部材が前記シリン
ダ錠に対して回動不能にシリンダ錠のホルダ外周
に嵌合され、シリンダ錠のホルダ外周に形成され
た溝に止め金が装着されることにより取付部材が
ドア側に圧接されて、取付部材とシリンダ錠とが
ドアパネルに取り付けられるようにしたものであ
る。
式の自動車盗難防止装置において、前記キーシリ
ンダスイツチを組み込んだ取付部材が前記シリン
ダ錠に対して回動不能にシリンダ錠のホルダ外周
に嵌合され、シリンダ錠のホルダ外周に形成され
た溝に止め金が装着されることにより取付部材が
ドア側に圧接されて、取付部材とシリンダ錠とが
ドアパネルに取り付けられるようにしたものであ
る。
(実施例)
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたが
つて説明する。
つて説明する。
本考案にかかる自動車盗難防止装置は、大略、
ドアパネル1に取り付けられるシリンダ錠2と、
止め金10と、キーシリンダスイツチ19を組み
付けた取付部材15と、図示しないドアロツク装
置の施・解錠を検出するドアロツクスイツチとか
らなる。
ドアパネル1に取り付けられるシリンダ錠2と、
止め金10と、キーシリンダスイツチ19を組み
付けた取付部材15と、図示しないドアロツク装
置の施・解錠を検出するドアロツクスイツチとか
らなる。
前記シリンダ錠2は、第3図、第4図に示すよ
うに、従来のものと同様、シリンダインナー3に
ロツクレバー4が所定の遊びをもつて取り付けら
れ、また、シリンダインナー3には、下記するキ
ーシリンダスイツチ19の可動片20を動作させ
る動作片5が設けてある。
うに、従来のものと同様、シリンダインナー3に
ロツクレバー4が所定の遊びをもつて取り付けら
れ、また、シリンダインナー3には、下記するキ
ーシリンダスイツチ19の可動片20を動作させ
る動作片5が設けてある。
さらに、ホルダ6の両外側は平面部7が形成さ
れており、この部分に、断面略半円形で、かつ、
上端がホルダ6の外径と同一高さの突条8が設け
られ、この突条8には2個の溝9a,9bが設け
てある。溝9bは取付部材15を組み付けず、直
接ドアパネル1にシリンダ錠2を取り付ける時に
使用されるものである。すなわち、シリンダ錠2
は取付部材15を組み付ける場合でも、組み付け
ない場合でも、ドアパネル1に取り付けることが
できるようになつている。
れており、この部分に、断面略半円形で、かつ、
上端がホルダ6の外径と同一高さの突条8が設け
られ、この突条8には2個の溝9a,9bが設け
てある。溝9bは取付部材15を組み付けず、直
接ドアパネル1にシリンダ錠2を取り付ける時に
使用されるものである。すなわち、シリンダ錠2
は取付部材15を組み付ける場合でも、組み付け
ない場合でも、ドアパネル1に取り付けることが
できるようになつている。
前記止め金10は、第5図〜第7図に示すよう
に、略コ字形のバネ板からなり、その脚部11,
11に折曲部12を設けることによりバネ性が付
与され、かつ、基部両側は折り曲げられ、折曲部
13,13となつている。一方、基部端部は折曲
部13の上方に折曲されている。そして、前記両
脚部11,11は前記溝9aを介して平面部7に
装着されるよにうなつている。
に、略コ字形のバネ板からなり、その脚部11,
11に折曲部12を設けることによりバネ性が付
与され、かつ、基部両側は折り曲げられ、折曲部
13,13となつている。一方、基部端部は折曲
部13の上方に折曲されている。そして、前記両
脚部11,11は前記溝9aを介して平面部7に
装着されるよにうなつている。
前記取付部材15は、合成樹脂からなり、第8
図、第9図に示すように、台板部16とL字状に
突出し、内方に前記突条8と嵌合する凹部18を
備え、前記平面部7を挟着する略コ字形の脚部1
7,17とからなる。
図、第9図に示すように、台板部16とL字状に
突出し、内方に前記突条8と嵌合する凹部18を
備え、前記平面部7を挟着する略コ字形の脚部1
7,17とからなる。
なお、前記キーシリンダスイツチ19は台板部
16に組み付けてある。
16に組み付けてある。
前記シリンダ錠2、止め金10、取付部材15
は下記のようにしてドアパネル1に取り付けられ
る。
は下記のようにしてドアパネル1に取り付けられ
る。
すなわち、従来同様、シリンダ錠2をドアパネ
ル1に設けた図示しない取付孔に圧入する。
ル1に設けた図示しない取付孔に圧入する。
つぎに、キーシリンダスイツチ19を組付けた
取付部材15を、その脚部17,17をシリンダ
錠2のロツクレバー4側から前記平面部7に対面
させながら嵌入する。そして、凹部18が突条8
に嵌合し、取付部材15はシリンダ錠2に対して
回動不能となる。この状態において、キーシリン
ダスイツチ19の可動片20は、シリンダインナ
ー3の動作片5の回動軌跡上に位置する。
取付部材15を、その脚部17,17をシリンダ
錠2のロツクレバー4側から前記平面部7に対面
させながら嵌入する。そして、凹部18が突条8
に嵌合し、取付部材15はシリンダ錠2に対して
回動不能となる。この状態において、キーシリン
ダスイツチ19の可動片20は、シリンダインナ
ー3の動作片5の回動軌跡上に位置する。
その後、止め金10を、その脚部11を溝9a
内に位置させて、前記取付部材15の脚部17,
17側から装着する。装着されると、折曲部12
が前記取付部材15の脚部17,17をドアパネ
ル1側にそのバネ性で圧着するとともに、折曲部
13,13が脚部17,17の両側を抱持するこ
とになる。
内に位置させて、前記取付部材15の脚部17,
17側から装着する。装着されると、折曲部12
が前記取付部材15の脚部17,17をドアパネ
ル1側にそのバネ性で圧着するとともに、折曲部
13,13が脚部17,17の両側を抱持するこ
とになる。
すなわち、止め金10および取付部材15は、
その脚部11,11および17,17とホルダ6
の平面部7を挟持しているので、これらの各部材
10,15はシリンダ錠2に対して回動不能とな
り、すなわち、シリンダ錠2そのものが回動する
と、シリンダ錠2とともに一体回動するようにな
る。そのうえ、取付部材15の脚部17,17
は、止め金10の折曲部13,13で抱持されて
いるため、脚部17,17は拡がることがなく、
シリンダ錠2は脚部17,17間で空回りするこ
とがない。したがつて、より確実に止め金10と
取付部材15はシリンダ錠2と一体回動する。
その脚部11,11および17,17とホルダ6
の平面部7を挟持しているので、これらの各部材
10,15はシリンダ錠2に対して回動不能とな
り、すなわち、シリンダ錠2そのものが回動する
と、シリンダ錠2とともに一体回動するようにな
る。そのうえ、取付部材15の脚部17,17
は、止め金10の折曲部13,13で抱持されて
いるため、脚部17,17は拡がることがなく、
シリンダ錠2は脚部17,17間で空回りするこ
とがない。したがつて、より確実に止め金10と
取付部材15はシリンダ錠2と一体回動する。
なお、特に、取付部材15のシリンダ錠2への
取り付け構造は、前記実施例に限定されないこと
は勿論である。
取り付け構造は、前記実施例に限定されないこと
は勿論である。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
自動車盗難防止装置によれば、キーシリンダスイ
ツチは、取付部材を介してシリンダ錠に一体回動
するように取り付けてあるため、シリンダ錠をキ
ー以外のドライバー等でこじあけようとすると、
キーシリンダスイツチも一体に回動し、キーシリ
ンダスイツチが誤動作することがなく、盗難防止
を確実に行うことができる。
自動車盗難防止装置によれば、キーシリンダスイ
ツチは、取付部材を介してシリンダ錠に一体回動
するように取り付けてあるため、シリンダ錠をキ
ー以外のドライバー等でこじあけようとすると、
キーシリンダスイツチも一体に回動し、キーシリ
ンダスイツチが誤動作することがなく、盗難防止
を確実に行うことができる。
また、取付部材はシリンダ錠に取り付けられて
おり、シリンダ錠を引き抜こうとすれば、ドアパ
ネルと取付部材と止め金とでその力を受けること
になるので、それだけ変形することがなく、従来
のように容易にシリンダ錠が抜き取られることを
防止できる。さらに、取付部材はシリンダ錠のホ
ルダ外周に形成された溝に止め金が装着されるこ
とにより取付部材がドア側に圧接されて、取付部
材とシリンダ錠とが同時にドアパネルに取り付け
られるため、取付部材をシリンダ錠またはドアに
固定する手段は必要なく、それだけ簡単な構造に
することができるという効果を有する。
おり、シリンダ錠を引き抜こうとすれば、ドアパ
ネルと取付部材と止め金とでその力を受けること
になるので、それだけ変形することがなく、従来
のように容易にシリンダ錠が抜き取られることを
防止できる。さらに、取付部材はシリンダ錠のホ
ルダ外周に形成された溝に止め金が装着されるこ
とにより取付部材がドア側に圧接されて、取付部
材とシリンダ錠とが同時にドアパネルに取り付け
られるため、取付部材をシリンダ錠またはドアに
固定する手段は必要なく、それだけ簡単な構造に
することができるという効果を有する。
第1図、第2図は、本考案にかかるシリンダ錠
をドアパネルに取り付けた状態の正面図と側面
図、第3図はシリンダ錠の側面図、第4図は第3
図の正面図、第5図は止め金の斜視図、第6図は
第5図の正面図、第7図は第5図の側面図、第8
図は取付部材の正面図で、第9図は第8図の側面
図である。 1……ドアパネル、2……シリンダ錠、6……
ホルダ、7……平面部、8……突条、9a……
溝、10……止め金、11,17……脚部、13
……折曲部、15……取付部材、16……台板
部、19……キーシリンダスイツチ。
をドアパネルに取り付けた状態の正面図と側面
図、第3図はシリンダ錠の側面図、第4図は第3
図の正面図、第5図は止め金の斜視図、第6図は
第5図の正面図、第7図は第5図の側面図、第8
図は取付部材の正面図で、第9図は第8図の側面
図である。 1……ドアパネル、2……シリンダ錠、6……
ホルダ、7……平面部、8……突条、9a……
溝、10……止め金、11,17……脚部、13
……折曲部、15……取付部材、16……台板
部、19……キーシリンダスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ錠のシリンダインナーの回動を検出す
るキーシリンダスイツチとドアロツク装置の施・
解錠を検出するドアロツクスイツチとを備え、前
記キーシリンダスイツチがシリンダインナーの回
動を検出することなくドアロツクスイツチがドア
ロツク装置の解錠を検出したとき信号を発するよ
うにした自動車盗難防止装置において、 前記キーシリンダスイツチを組み込んだ取付部
材が前記シリンダ錠に対して回動不能にシリンダ
錠のホルダ外周に嵌合され、シリンダ錠のホルダ
外周に形成された溝に止め金が装着されることに
より取付部材がドア側に圧接されて、取付部材と
シリンダ錠とがドアパネルに取り付けられるよう
にしたことを特徴とする自動車盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138594U JPH0454049Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138594U JPH0454049Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244758U JPS6244758U (ja) | 1987-03-18 |
JPH0454049Y2 true JPH0454049Y2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=31043724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985138594U Expired JPH0454049Y2 (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454049Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140611Y2 (ja) * | 1980-10-21 | 1986-11-19 | ||
IT8152882V0 (it) * | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Arman Spa | Dispositivo antifurto bloccasterzo per autoveicoli |
JPS6082066U (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-06 | 株式会社大井製作所 | 自動車の盗難防止装置 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP1985138594U patent/JPH0454049Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6244758U (ja) | 1987-03-18 |
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