JPH1086799A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH1086799A
JPH1086799A JP24272396A JP24272396A JPH1086799A JP H1086799 A JPH1086799 A JP H1086799A JP 24272396 A JP24272396 A JP 24272396A JP 24272396 A JP24272396 A JP 24272396A JP H1086799 A JPH1086799 A JP H1086799A
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Nobuhiko Kawai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアミラーのたたみ忘れにより車両の最大幅
が洗車許容幅を超過した場合の危険を回避し得る洗車機
を提供する。 【解決手段】 内部に洗車用のブラシを備えた据置型で
門形状の洗車機本体1と、車両2を前方から洗車機本体
1内を通過させて後方へ搬出するローラコンベヤ3a,
3bとから構成される洗車機であって、洗車機本体1の
車両入口部6に、搬送中の車両2におけるたたみ忘れの
ドアミラー22が洗車許容幅を超過して左右外側方へはみ
出したことを検出する左右一対の光電スイッチ23が設け
られ、光電スイッチ23がたたみ忘れのドアミラー22のは
み出しを検出した際、ローラコンベヤ3a,3bの駆動
を停止させる制御装置39が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両をコンベヤ装
置で搬送しながら洗車機本体内で洗車する洗車機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としてはたとえば
図11,図12に示すものが挙げられる。すなわち、床
面81に、据置型で門形状の洗車機本体82と、上記車
両83を前方から上記洗車機本体82内に搬入するとと
もに洗車機本体82内から後方へ搬出する左右一対のロ
ーラコンベヤ84とが設けられている。上記洗車機本体
82の内部には、車両83を洗浄するためのロッカーブ
ラシ85やトップブラシ86,サイドブラシ87などが
設けられている。このうち、上記トップブラシ86は揺
動自在な左右一対の支持アーム88の遊端部間に回転自
在に取付けられており、これら両支持アーム88が上下
揺動することにより、トップブラシ86が車両83の上
面の形状に応じて上下移動する構成になっている。
【0003】これによると、運転者は、車両83を両ロ
ーラコンベヤ84の始端部上に乗り込ませて停止させた
後、左右両ドアミラー89を折りたたむ。その後、両ロ
ーラコンベヤ84が駆動し、車両83は、ローラコンベ
ヤ84で搬送されながら、洗車機本体82内でロッカー
ブラシ85やトップブラシ86,サイドブラシ87など
で洗車される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、運転者がドアミラー89を折りたたむの
を忘れてしまった場合、車両83の最大幅Wが洗車許容
幅を超過してしまうことがあった。特に、普通乗用車に
比べて、ワゴン車や四輪駆動車においては、ドアミラー
89が大型で幅も広いため、ドアミラー89を折りたた
むのを忘れてしまった場合、ワゴン車や四輪駆動車の車
両83の最大幅Wが洗車許容幅を超過するケースが多か
った。
【0005】このように、車両83の最大幅Wが洗車許
容幅を超過したままで洗車を続行すると、トップブラシ
86が上下移動する際に、たたみ忘れのドアミラー89
が支持アーム88に接触してしまい、正常な洗車が行え
ないといった問題があった。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、ドアミラーのたたみ忘れにより車両の最大幅が洗車
許容幅を超過した場合の危険回避を目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、車両の
洗車手段を備えた据置型で門形状の洗車機本体と、上記
車両を前方から上記洗車機本体内に搬入するとともに洗
車機本体内から後方へ搬出するコンベヤ装置とから構成
される洗車機であって、上記洗車機本体の車両入口部
に、上記コンベヤ装置で搬送中の車両におけるたたみ忘
れのドアミラーが洗車許容幅を超過して左右外側方へは
み出したことを検出するはみ出し検出装置が設けられ、
このはみ出し検出装置がたたみ忘れのドアミラーのはみ
出しを検出した際、コンベヤ装置の駆動を停止させる制
御装置が設けられていることを特徴としたものである。
【0008】これによると、コンベヤ装置の始端部に車
両を乗り込ませて停止させた後、両ドアミラーを折りた
たむ。その後、コンベヤ装置が駆動することにより、車
両がコンベヤ装置の始端部から車両入口部を通って洗車
機本体内で洗車される。
【0009】また、万一、両ドアミラーをたたみ忘れ
て、ドアミラーが洗車許容幅を超過して左右外側方へは
み出している場合、車両入口部において、はみ出し検出
装置がたたみ忘れのドアミラーのはみ出しを検出し、コ
ンベヤ装置が駆動停止される。これにより、車両の搬送
が洗車機本体の車両入口部で中断されるため、車両のた
たみ忘れのドアミラーが洗車機本体内部の洗車手段に接
触するといったことを防止できる。
【0010】請求項2記載の発明は、はみ出し検出装置
として、投光器と受光器とで構成された左右一対の光電
スイッチが用いられ、上記投光器と受光器との間で検知
用の光軸を形成していることを特徴としたものである。
【0011】これによると、万一、両ドアミラーをたた
み忘れて、ドアミラーが洗車許容幅を超過して左右外側
方へはみ出している場合、車両入口部において、光軸が
ドアミラーにより遮断されることによって、たたみ忘れ
のドアミラーのはみ出しが検出される。
【0012】請求項3記載の発明は、投光器と受光器の
いずれか一方が洗車機本体の車両入口部の天井内面に取
付けられるとともに、他方が洗車機本体の車両入口部の
側壁内面に取付けられ、上記洗車機本体の下端から上記
側壁内面に取付けられた投光器と受光器のいずれかまで
の上下間に、床面付近の水飛沫を避けるための空間が形
成されていることを特徴としたものである。
【0013】これによると、洗浄用の水等が床面で撥ね
返ったりするため、床面付近では水飛沫が生じ易く、こ
れに対して、床面付近の水飛沫を避けるための空間が形
成されているため、光電スイッチが床面付近の水飛沫を
誤検出してしまうことを防止できる。
【0014】請求項4記載の発明は、はみ出し検出装置
がたたみ忘れのドアミラーのはみ出しを検出した際、ド
アミラーのたたみ忘れを伝える警告手段が洗車機本体に
設けられていることを特徴としたものである。
【0015】これによると、はみ出し検出装置がたたみ
忘れのドアミラーのはみ出しを検出した際、警告手段に
より車内の運転者にドアミラーのたたみ忘れを確実かつ
迅速に伝えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の第1の形態
を図1〜図6に基づいて説明する。図4,図5に示すよ
うに、据置型の洗車機本体1と、車両2を前方から上記
洗車機本体1内に搬入するとともに洗車機本体1内から
後方へ搬出する左右一対のローラコンベヤ3a,3b
(コンベヤ装置の一例)とから構成される洗車機4が床
面5に設置されている。図1に示すように、上記洗車機
本体1は正面視において門形状に形成されており、その
前端部に車両入口部6が形成され、さらに、図4,図5
に示すように、後端部に車両出口部7が形成されてい
る。また、一方のローラコンベヤ3aは車両2の左右一
側方の車輪8aを支持搬送するものであり、他方のロー
ラコンベヤ3bは車両2の左右他側方の車輪8bを支持
搬送するものである。尚、上記両ローラコンベヤ3a,
3bはそれぞれ前後方向で複数に分割されている。
【0017】図2,図4,図5に示すように、上記洗車
機本体1の内部には、車両2の洗車手段の一例として、
車両2に洗浄水を噴射する噴射ノズル10と、洗浄用の
左右一対の回転自在なロッカーブラシ11と、洗浄用の
回転自在なトップブラシ12と、洗浄用の左右一対の回
転自在なサイドブラシ13と、ワックス塗付用の回転自
在なトップブラシ14と、ワックス塗付用の左右一対の
回転自在なロッカーブラシ15と、乾燥用のトップノズ
ル16と、乾燥用の左右一対のサイドノズル17とが備
えられている。
【0018】このうち、上記洗浄用のトップブラシ12
は、洗車機本体1に上下揺動自在に設けられた左右一対
の支持アーム20の遊端部間に回転自在に取付けられて
おり、これら両支持アーム20が揺動することにより、
トップブラシ12が車両2の上面の形状に応じて上下移
動する構成になっている。また、上記ワックス塗付用の
トップブラシ14も洗浄用のトップブラシ12と同様
に、左右一対の支持アーム21を介して洗車機本体1に
取付けられている。
【0019】図1,図2に示すように、上記洗車機本体
1の車両入口部6には、上記両ローラコンベヤ3a,3
bで搬送中の車両2におけるたたみ忘れのドアミラー2
2が洗車許容幅を超過して左右外側方へはみ出したこと
を検出する光電スイッチ23(はみ出し検出装置の一
例)が左右一対設けられている。上記両光電スイッチ2
3はそれぞれ、洗車機本体1の車両入口部6の側壁24
の内面下部に取付けられた投光器25と、洗車機本体1
の車両入口部6の天井26の内面に取付けられた受光器
27とで構成されている。
【0020】上記両受光器27は、図1に示すように両
投光器25よりも洗車機本体1の幅方向における中心側
へ寄った位置に取付けられているとともに、図2に示す
ように両投光器25よりも洗車機本体1の後方へずれた
位置に取付けられている。これにより、一対の投光器2
5から受光器27に形成される検知用の光軸28は、上
位ほど洗車機本体1の幅方向における中心側へ傾斜する
とともに洗車機本体1の後方へ傾斜している。
【0021】上記両投光器25の取付位置は所定のレベ
ルに設定され、洗車機本体1の下端から各投光器25ま
での上下間には、床面5付近の水飛沫を避けるための空
間29が形成されている。
【0022】また、図1,図3に示すように、洗車機本
体1には、上記両ローラコンベヤ3a,3bを作動させ
るコンベヤ駆動装置31と、上記各ブラシ11〜15を
それぞれ個別に作動させる個々のブラシ作動装置32
と、上記乾燥用の各ノズル16,17をそれぞれ個別に
作動させる個々のノズル作動装置37とを制御する制御
装置39が設けられている。そして、上記少なくとも左
右いずれか一方の光電スイッチ23の光軸28が遮断さ
れた場合、上記制御装置39は、上記コンベヤ駆動装置
31を非常停止して両ローラコンベヤ3a,3bを停止
させるとともに、個々のブラシ作動装置32を非常停止
して各ブラシ11〜15を作動停止させ、個々のノズル
作動装置37を非常停止して乾燥用の各ノズル16,1
7を作動停止させ、噴射ノズル10からの洗浄水の噴射
を停止させ、さらに、洗車機本体1の車両入口部6に設
けられたスピーカー40(警告手段の一例)からドアミ
ラー22をたたむことを指示するアナウンスを流す。
【0023】図4,図5に示すように、両ローラコンベ
ヤ3a,3bの始端部の外側方には、両ローラコンベヤ
3a,3bの始端部に乗り込んだ車両2を検出する車両
検出装置41が設けられている。この車両検出装置41
としては光電スイッチなどが使用されている。さらに、
洗車機本体1の車両入口部6の直前には、車内の運転者
に対してドアミラー22をたたむことを表示した表示板
42が設けられている。また、両ローラコンベヤ3a,
3bの前方の右外側方には、運転者が車内から洗車メニ
ューなどを設定できる設定器43が設置されている。ま
た、洗車機本体1の前面には係員用の操作パネル44が
設けられ、この操作パネル44には図1に示すように手
動で洗車をスタートさせることが可能なスタート釦45
が設けられている。
【0024】以下、上記構成における作用を図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。先ず、運転者は、車内
から設定器43を操作して洗車メニューなどを設定した
後(ステップ−1)、図4の実線に示すように、車両2
を運転して両ローラコンベヤ3a,3bの始端部に乗り
込ませ、車両2を停止させるとともに表示板42を目視
することにより両ドアミラー22を折りたたむ。そし
て、車両検出装置41が車両2を検出してオフからオン
へ切り替わり(ステップ−2)、この検出信号に基づい
て制御装置39がコンベヤ駆動装置31と噴射ノズル1
0と各ブラシ作動装置32と各ノズル作動装置37とを
作動させる(ステップ−3〜ステップ−6)。これによ
り、両ローラコンベヤ3a,3bが駆動して車両2を搬
送し、噴射ノズル10から洗浄水が噴射され、各ブラシ
11〜15が回転し、さらに各ノズル16,17から乾
燥用空気が噴射されるため、車両2は、洗車機本体1の
内部を搬送されながら、洗浄され、ワックスがけされ、
乾燥される。
【0025】尚、この際、図1の実線に示すように、両
ドアミラー22は折りたたまれているため、ドアミラー
22が洗車許容幅を超過して左右外側方へはみ出すこと
はなく、したがって、両光軸28は遮断されず、両光電
スイッチ23はオフのままである(ステップ−7)。ま
た、両トップブラシ12,14はそれぞれ、支持アーム
20,21が揺動することにより、回転しながら車両2
の上面形状に応じて上下移動する。
【0026】その後、図4の仮想線に示すように、車両
2は両ローラコンベヤ3a,3bの終端部まで搬送され
て停止し、車内の運転者は、折りたたんでいた両ドアミ
ラー22を開き、車両2を発進させて両ローラコンベヤ
3a,3bの終端部から出走する。
【0027】また、先述したように車両2を両ローラコ
ンベヤ3a,3bの始端部上に停止させた後、万一、運
転者が両ドアミラー22を折りたたむことを忘れてしま
った場合、図1の仮想線に示すように、車両2の最大幅
Wが洗車許容幅を超過して左右外側方へはみ出してしま
うことがある。特に、普通乗用車に比べて、図4に示す
ようなワゴン車(または四輪駆動車)においては、ドア
ミラー22が大型で幅も広いため、ドアミラー22を折
りたたむのを忘れてしまった場合、車両2の最大幅Wが
洗車許容幅を超過するケースが多かった。
【0028】このように車両2の最大幅Wが洗車許容幅
を超過した状態で車両2が搬送された場合には、図1の
仮想線に示すように、少なくとも左右いずれか一方のド
アミラー22が一方の光電スイッチ23の光軸28を遮
断するため、上記(ステップ−7)において光電スイッ
チ23がオフからオンに切り替わり、ドアミラー22の
たたみ忘れが検知される。これに基づいて制御装置39
が、コンベヤ駆動装置31を非常停止して両ローラコン
ベヤ3a,3bを停止させるとともに(ステップ−
9)、噴射ノズル10からの洗浄水の噴射を停止させ
(ステップ−10)、各ブラシ作動装置32を非常停止
して各ブラシ11〜15を作動停止させ(ステップ−1
1)、さらに各ノズル作動装置37を非常停止して各ノ
ズル16,17を作動停止させる(ステップ−12)。
【0029】これにより、車両2の搬送が車両入口部6
で中断され、たたみ忘れたドアミラー22がトップブラ
シ12の支持アーム20に接触することを防止できるた
め、危険を回避することができる。
【0030】さらに、ドアミラー22のたたみ忘れが検
知された際、スピーカー40からドアミラー22をたた
むことを指示するアナウンスが自動的に流れるため(ス
テップ−13)、車内の運転者はこのアナウンスを聞い
てドアミラー22のたたみ忘れに迅速に気付き、確実に
ドアミラー22を折りたたむ。さらに、上記アナウンス
を聞いた係員は、運転者がドアミラー22を折りたたん
だのを確認した後、操作パネル44のスタート釦45を
押す(ステップ−14)。これにより、洗車が再スター
トして(ステップ−15)、再び、制御装置39がコン
ベヤ駆動装置31と各ブラシ作動装置32と各ノズル作
動装置37とをそれぞれ作動させるため、両ローラコン
ベヤ3a,3bが駆動して車両2を搬送し、噴射ノズル
10から洗浄水が噴射され、各ブラシ11〜15が回転
し、さらに各ノズル16,17から乾燥用空気が噴射さ
れて、車両2が通常に洗車される。
【0031】尚、図2に示すように、噴射ノズル10か
ら噴射された洗浄水が床面5で撥ね返ったりロッカーブ
ラシ11から飛び散ったりするため、床面5付近に水飛
沫が生じ易かった。これに対して、洗車機本体1の下端
から両投光器25までの上下間に、床面5付近の水飛沫
を避けるための空間29が形成されているため、光電ス
イッチ23が床面5付近の水飛沫を誤検出してしまうこ
とを防止できる。
【0032】次に、本発明の実施の第2の形態を図7,
図8に基づいて説明する。先述した第1の形態において
は光電スイッチ23を用いたはみ出し検出装置を設けた
が、第2の形態ではワイヤ式のはみ出し検出装置61を
左右一対設けている。すなわち、これら両はみ出し検出
装置61はそれぞれ、洗車機本体1の車両入口部6の側
壁24の内面に取付けられて上下で対向する揺動アーム
62および固定アーム63と、これら両アーム62,6
3の先端(遊端)間に接続された上下方向のワイヤ64
と、上記揺動アーム62の揺動によりオン・オフされる
リミットスイッチ65とで構成されている。
【0033】上記揺動アーム62は、ブラケット66を
介して、上下方向イに揺動自在に側壁24の内面に取付
けられている。また、上記揺動アーム62は、ばね67
により上向きに付勢され、さらに、図8の実線に示すよ
うに、ストッパー68により上向きへの揺動を規制され
て水平位置Aに保持されている。
【0034】これによると、図7の仮想線に示すよう
に、ドアミラー22をたたみ忘れた状態で車両2が両ロ
ーラコンベヤ3a,3bで搬送された場合、車両2の最
大幅Wが洗車許容幅を超過していれば、少なくとも左右
いずれか一方のドアミラー22が一方のワイヤ64に引
掛かってワイヤ64を後方へ引張る。これにより、図8
の仮想線に示すように、揺動アーム62がばね67の付
勢力に抗して下向きに揺動し、リミットスイッチ65が
オフからオンへ切り替わるため、ドアミラー22のたた
み忘れが検知され、これに基づいて制御装置39が両ロ
ーラコンベヤ3a,3bを停止させるとともに各ブラシ
11〜15および各ノズル16,17を作動停止させ
る。これにより、車両2の搬送が車両入口部6で中断さ
れ、たたみ忘れたドアミラー22がトップブラシ12の
支持アーム20に接触することを防止できるため、危険
を回避することができる。
【0035】その後、図8の実線に示すように、ドアミ
ラー22を折りたたんで、ドアミラー22がワイヤ64
から離間すると、揺動アーム62は、ばね67の付勢力
により上向きに揺動し、ストッパー68に規制されて元
の水平位置Aに復帰する。
【0036】次に、本発明の実施の第3の形態を図9,
図10に基づいて説明する。先述した第2の形態におい
てはワイヤ式のはみ出し検出装置61を設けたが、第3
の形態ではプレート式のはみ出し検出装置71を左右一
対設けている。すなわち、これら両はみ出し検出装置7
1はそれぞれ、洗車機本体1の車両入口部6の側壁24
の内面に取付けられて上下で対向するブラケット72,
73と、これら両ブラケット72,73間に設けられて
縦軸心を中心に前後方向ロへ揺動自在な揺動プレート7
5と、この揺動プレート75の揺動によりオン・オフさ
れるリミットスイッチ76とで構成されている。
【0037】上記揺動プレート75は、ばね77により
前方へ付勢され、さらに、図10の実線に示すように、
ストッパー78により前方への揺動を規制されて左右横
方向位置Bに保持されている。
【0038】これによると、図9の仮想線に示すよう
に、ドアミラー22をたたみ忘れた状態で車両2が両ロ
ーラコンベヤ3a,3bで搬送された場合、車両2の最
大幅Wが洗車許容幅を超過していれば、少なくとも左右
いずれか一方のドアミラー22が一方の揺動プレート7
5に当接して揺動プレート75を後方へ押す。これによ
り、図10の仮想線に示すように、揺動プレート75が
ばね77の付勢力に抗して縦軸心を中心に後方へ揺動
し、リミットスイッチ76がオフからオンへ切り替わる
ため、ドアミラー22のたたみ忘れが検知され、これに
基づいて制御装置39が両ローラコンベヤ3a,3bを
停止させるとともに各ブラシ11〜15および各ノズル
16,17を作動停止させる。これにより、車両2の搬
送が車両入口部6で中断され、たたみ忘れたドアミラー
22がトップブラシ12の支持アーム20に接触するこ
とを防止できるため、危険を回避することができる。
【0039】その後、図10の実線に示すように、ドア
ミラー22を折りたたんで、ドアミラー22が揺動プレ
ート75から離間すると、揺動プレート75は、ばね7
7の付勢力により前方へ揺動し、ストッパー78に規制
されて元の左右横方向位置Bに復帰する。
【0040】上記実施の各形態では、たたみ忘れのドア
ミラー22を検出しているが、ドアミラー22のみでな
く、車両2の両側面から外側方に突出した突起物を検出
することもできる。
【0041】上記実施の各形態では、コンベヤ装置の一
例として左右一対のローラコンベヤ3a,3bを用いた
が、ベルトコンベヤやチェンコンベヤを用いてもよい。
また、車両2の左右の車輪8a,8bの間隔よりも幅の
広い1台のローラコンベヤを設け、このローラコンベヤ
で車両2を搬送してもよい。
【0042】上記実施の各形態では、警告手段の一例と
してスピーカー40からアナウンスを流しているが、ブ
ザーやサイレンなどを鳴らしてもよい。また、警告用の
ランプや表示灯を点灯させてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、万一、両ドアミラーをたたみ
忘れて、ドアミラーが洗車許容幅を超過して左右外側方
へはみ出している場合、車両入口部において、はみ出し
検出装置がたたみ忘れのドアミラーのはみ出しを検出
し、コンベヤ装置が駆動停止される。これにより、車両
の搬送が洗車機本体の車両入口部で中断されるため、車
両のたたみ忘れのドアミラーが洗車機本体内部の洗車手
段に接触するといったことを防止でき、危険を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態における洗車機の洗
車機本体の車両入口部の正面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、洗車機の制御系のブロック図である。
【図4】同、洗車機の洗車機本体の内部構成を示す側面
図である。
【図5】同、洗車機の洗車機本体の内部構成を示す平面
図である。
【図6】同、洗車機の制御装置の制御内容を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第2の形態における洗車機の洗
車機本体の車両入口部の正面図である。
【図8】同、洗車機に設けられたはみ出し検出装置の上
部拡大正面図である。
【図9】本発明の実施の第3の形態における洗車機の洗
車機本体の車両入口部の正面図である。
【図10】同、洗車機に設けられたはみ出し検出装置の
拡大平面図である。
【図11】従来の洗車機の洗車機本体の正面図である。
【図12】従来の洗車機の洗車機本体の内部構成を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 車両 3a,3b ローラコンベヤ(コンベヤ装置) 4 洗車機 5 床面 6 車両入口部 22 ドアミラー 23 光電スイッチ(はみ出し検出装置) 24 側壁 25 投光器 26 天井 27 受光器 28 光軸 29 空間 39 制御装置 40 スピーカー(警告手段) 61 はみ出し検出装置 71 はみ出し検出装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の洗車手段を備えた据置型で門形状
    の洗車機本体と、上記車両を前方から上記洗車機本体内
    に搬入するとともに洗車機本体内から後方へ搬出するコ
    ンベヤ装置とから構成される洗車機であって、上記洗車
    機本体の車両入口部に、上記コンベヤ装置で搬送中の車
    両におけるたたみ忘れのドアミラーが洗車許容幅を超過
    して左右外側方へはみ出したことを検出するはみ出し検
    出装置が設けられ、このはみ出し検出装置がたたみ忘れ
    のドアミラーのはみ出しを検出した際、コンベヤ装置の
    駆動を停止させる制御装置が設けられていることを特徴
    とする洗車機。
  2. 【請求項2】 はみ出し検出装置として、投光器と受光
    器とで構成された左右一対の光電スイッチが用いられ、
    上記投光器と受光器との間で検知用の光軸を形成してい
    ることを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 【請求項3】 投光器と受光器のいずれか一方が洗車機
    本体の車両入口部の天井内面に取付けられるとともに、
    他方が洗車機本体の車両入口部の側壁内面に取付けら
    れ、上記洗車機本体の下端から上記側壁内面に取付けら
    れた投光器と受光器のいずれかまでの上下間に、床面付
    近の水飛沫を避けるための空間が形成されていることを
    特徴とする請求項2記載の洗車機。
  4. 【請求項4】 はみ出し検出装置がたたみ忘れのドアミ
    ラーのはみ出しを検出した際、ドアミラーのたたみ忘れ
    を伝える警告手段が洗車機本体に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の洗車機。
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