JP2699677B2 - 洗車機のトップノズル安全装置 - Google Patents

洗車機のトップノズル安全装置

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JP2699677B2
JP2699677B2 JP3062239A JP6223991A JP2699677B2 JP 2699677 B2 JP2699677 B2 JP 2699677B2 JP 3062239 A JP3062239 A JP 3062239A JP 6223991 A JP6223991 A JP 6223991A JP 2699677 B2 JP2699677 B2 JP 2699677B2
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vehicle
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car wash
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信男 安武
雅元 植田
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Daifuku Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば給油所に設置
され、洗車するのに使用される洗車機のトップノズル安
全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗車機において、トップノズルの
制御としては、たとえば実公昭57−12382 号公報に見ら
れるように、トップノズルの下方に触針や案内ローラを
配設し、車体の上面で案内ローラを転動させながら触針
を作動させ、以てトップノズルを昇降制御する構成が提
供されている。
【0003】この場合に車体上面への接触方式であるこ
とから、この車体上面を傷付けることがある。そこで、
たとえば特公平1−20098 号公報に見られるように、反
射型超音波検知装置を設けるなど無接触方式が提供され
ている。しかし、反射型超音波検知装置などが故障した
とき、トップノズルが車体上面へ衝突する恐れがある。
【0004】このため最近では、無接触方式でトップノ
ズルを昇降制御するものでありながら、接触方式の安全
装置を設けた構成が提供されており、以下にその構成を
図6および図7を用いて説明する。
【0005】門型の洗車機本体1には、洗車する車18の
前後面、両側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ2、
車18の上面を洗浄するトップブラシ3、車18の両側面下
部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ4などのほか
に、洗剤や水などの各種アーチ、すなわち第1洗浄水ア
ーチ5、第1ワックスアーチ6、第2洗浄水アーチ7、
第2ワックスアーチ8および洗剤アーチ9が順に組み込
まれており、さらに乾燥のために、左右一対のサイドノ
ズル10と、昇降自在なトップノズル11と、両ノズル10,
11に同時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置
12が組み込まれている。そして、車18の車高を検出する
ソニックセンサ13が組み込まれている。
【0006】またトップノズル11の幅方向中央部には、
昇降制御の故障などでトップノズル11が車18の上面に衝
突するのを防止するためのローラ14がブラケット15を介
して取り付けられている。洗車機の操作や設定は、洗車
機本体1の前面に設けた操作面(パネル)16により行わ
れ、また操作面16は制御装置17に接続されている。
【0007】このような従来の洗車機では、たとえば洗
車行程において、洗車機本体1を走行させ、ソニックセ
ンサ13によって検出された車18の車高によって車種を判
定し、洗浄水アーチ5,7より洗浄水を浴びせ、車種に
応じて各ブラシ2,3,4を駆動して車18を洗車し、さ
らに所期の洗車を行った車18に対して、最終行程におい
て洗車機本体1を逆行させ、各ノズル10,11から車18に
向けて風を吹きつけ、乾燥させている。
【0008】この乾燥行程の際にトップノズル11は、ソ
ニックセンサ13によって検出された車高に基づいて昇降
制御され、効率のよい風供給を行っている。そしてソニ
ックセンサ13の故障などによって、下降しているトップ
ノズル11が車18の上面に衝突しようとしたとき、この衝
突に先立ってローラ14が車18の上面に接触し、トップノ
ズル11を上昇させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成によると、洗浄中にローラ14やブラケット15に付
着した水分が乾燥中に下方へと流下し、そしてローラ14
の円周下部に集合したのち、乾燥処理した車18の上面に
水滴となって落下することになり、好ましい洗浄を行え
ない。またローラ14やブラケット15が正面に位置してい
ることから見栄えが悪く、さらに部品費や取り付け作業
が必要になる。
【0010】本発明の目的とするところは、トップノズ
ルに簡単かつ容易に配設し得、しかも乾燥中に水滴の落
下しない洗車機のトップノズル安全装置を提供する点に
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における洗車機のトップノズル安全装置は、車
体上面をセンサにより検出しながらトップノズルを昇降
制御する洗車機において、前記トップノズルの下部で、
このトップノズルの吹き出し口に面した位置に、トップ
ノズルとともに昇降するテープスイッチを設け、このテ
ープスイッチの車上面の検出動によりトップノズルを上
昇動させる制御手段を設けている。
【0012】
【作用】かかる本発明の構成によると、乾燥行程におい
ては、車体上面をセンサにより検出しながらトップノズ
ルを昇降制御することで、トップノズルからの風の吹き
付けを好適に行える。そしてセンサの故障などによっ
て、下降しているトップノズルが車の上面に衝突しよう
としたとき、この衝突に先立ってテープスイッチが車の
上面に接触して検出動し、制御手段を介してトップノズ
ルを上昇動させることになる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。なお従来例の図6、図7と同一またはほ
ぼ同一の構成物には、同一の符号を付して詳細な説明を
省略する。すなわち1は洗車機本体、2はサイドブラ
シ、3はトップブラシ、4はロッカーブラシ、5は第1
洗浄水アーチ、6は第1ワックスアーチ、7は第2洗浄
水アーチ、8は第2ワックスアーチ、9は洗剤アーチ、
10はサイドノズル、11はトップノズル、12はブロワ装
置、13はソニックセンサ、16は操作面、17は制御装置、
18は車をそれぞれ示す。
【0014】前記トップノズル11の下部で幅方向の中央
部には、ゴム板20が取り付けられ、このゴム板20にテー
プスイッチ21を設けている。そして、このテープスイッ
チ21の検出動によりトップノズル11を上昇動させる制御
手段22を前記制御装置17に設けている。
【0015】以下に上記構成における作用を説明する。
乾燥行程の際にトップノズル11は、ソニックセンサ13に
よって検出された車高に基づいて昇降制御され、効率の
よい風供給を行っている。その際に、洗車中にゴム板20
やテープスイッチ21に付着した水分は分散して下方に流
下することから集合しにくく、したがって水滴として落
下することはない。
【0016】そしてソニックセンサ13の故障などによっ
て、下降しているトップノズル11が車18の上面に衝突し
ようとしたとき、この衝突に先立って、図3の仮想線に
示すようにテープスイッチ21が車18の上面に接触して検
出動し、制御手段22を介してトップノズル11を上昇動さ
せることになる。このようにトップノズル11を上昇動さ
せると同時にタイマーが作動し、タイムアップによりブ
ロア装置12を停止させている。
【0017】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、乾燥行程に
おいては、車体上面をセンサにより無接触方式で検出し
ながらトップノズルを昇降制御することで、トップノズ
ルからの風の吹き付けを好適に行うことができる。そし
てセンサの故障などによって、下降しているトップノズ
ルが車の上面に衝突しようとしたとき、この衝突に先立
ってテープスイッチが車の上面に接触して検出動し、制
御手段を介してトップノズルを上昇動させることで、ト
ップノズルが車の上面に衝突することを自動的に防止し
ている。
【0018】前記テープスイッチは、トップノズルの吹
き出し口に面した位置として、トップノズルの下部に直
接に、あるいはゴム板などを介して配設することから、
構造簡単かつ容易に配設することができ、さらにトップ
ノズルから極端に突出しない状態で、見栄えよく配設で
きる。そして前述のような乾燥中において、洗車中にゴ
ム板やテープスイッチに付着した水分は、吹き出し口か
らの風によって分散して下方に流下することから集合し
にくく、したがって水滴として落下することがなくて常
に好適な洗浄、乾燥を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、洗車機全体の側面図
である。
【図2】同洗車機全体の正面図である。
【図3】同トップノズル部の側面図である。
【図4】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図5】同洗車機の制御部のフローチャートである。
【図6】従来例を示し、洗車機全体の側面図である。
【図7】同洗車機全体の正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 11 トップノズル 12 ブロア装置 13 ソニックセンサ 17 制御装置 18 車 20 ゴム板 21 テープスイッチ 22 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−303960(JP,A) 実開 昭55−176855(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上面をセンサにより検出しながらト
    ップノズルを昇降制御する洗車機において、前記トップ
    ノズルの下部で、このトップノズルの吹き出し口に面し
    た位置に、トップノズルとともに昇降するテープスイッ
    チを設け、このテープスイッチの車上面の検出動により
    トップノズルを上昇動させる制御手段を設けたことを特
    徴とする洗車機のトップノズル安全装置。
JP3062239A 1991-03-27 1991-03-27 洗車機のトップノズル安全装置 Expired - Fee Related JP2699677B2 (ja)

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JPH02303960A (ja) * 1989-05-17 1990-12-17 Takeuchi Tekko Kk 車両の上面乾燥装置

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