JP2515989Y2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2515989Y2
JP2515989Y2 JP1991019837U JP1983791U JP2515989Y2 JP 2515989 Y2 JP2515989 Y2 JP 2515989Y2 JP 1991019837 U JP1991019837 U JP 1991019837U JP 1983791 U JP1983791 U JP 1983791U JP 2515989 Y2 JP2515989 Y2 JP 2515989Y2
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伸浩 石田
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば給油所に設置
され、洗車に使用される洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗車機は、洗浄すべき車両を跨ぎ
車両の前後方向に沿って走行可能な門型の洗浄機本体
に、車両上面に沿って昇降すべく回動自在なトップブラ
シと、トップブラシよりも往行方向後方側に配置され洗
浄機本体の走行方向と直角な方向への横行移動自在な一
対のサイドブラシとを備えており、洗浄行程時には洗浄
機本体を往行させ、車両にトップブラシおよびサイドブ
ラシを回転させながら押しあてて洗浄している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗車機にてドアミラ―など側方に突出したミラーを備え
る車両を洗浄すると、サイドブラシによって前記ミラ―
が破損することがあった。したがって、特願昭61−2005
99号に開示されているように、洗車される車両のミラ―
が位置する範囲に、洗車機本体の走行方向に分割して設
けられた複数のゾ―ンと、このゾ―ンに対応するスイッ
チを設け、これらスイッチを操作することによりスイッ
チに対応して定められた洗車機本体の走行距離とサイド
ブラシの横行位置のパタ―ンにしたがって、洗浄時に洗
車機本体の走行距離をカウントしてサイドブラシの横行
位置を制御しサイドブラシを車両のミラ―から退避させ
て車両を洗浄するなどの対策を行ってきた。しかし、近
年、電動の可倒式ドアミラ―が普及してきており、従来
のスイッチだけでは、その設定ができず、単なるドアミ
ラ―の設定ではサイドブラシが可倒式ドアミラーのゾー
ンを退避してしまい、可倒式ドアミラ―部の洗浄が不十
分になり、自動洗車後に操作員が可倒式ドアミラ―部を
手動で洗浄しなければならないという問題があった。
【0004】本考案は上記問題を解決するものであり、
可倒式のドアミラ―を備えた車両を洗浄するときにで
も、ミラ―回りを充分に洗浄できる洗車機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本考案の洗車機は、洗車する車両の前後方向に走行
自在な門型の洗車機本体に、前記洗車機本体の走行方向
と直角方向に横行移動自在で車両の側面を洗浄する一対
のサイドブラシと、前記車両にフェンダミラーが取付け
られている場合の前記サイドブラシの動作を選択する第
1の選択スイッチと、前記車両にドアミラーが取付けら
れている場合の前記サイドブラシの動作を選択する第2
の選択スイッチと、前記車両に可倒式ドアミラーが取付
けられている場合の前記サイドブラシの動作を選択する
第3の選択スイッチを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成により、車両に取付けられているミラ
―の種別に応じて選択スイッチが操作されることによっ
て、サイドブラシは前記スイッチに対応して定められた
動作を行う。たとえば車両にフェンダミラー、ドアミラ
ーが取付けられている場合はこれらミラ―を退避して、
可倒式ドアミラーの場合はミラーを退避せずに車両の洗
浄を行う。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案の一実施例である洗車機の側面
図、図2は同洗車機の正面図である。
【0008】図1、図2において、1は洗車する車両2
を跨ぎ、複数個の輪体3を介して床面4に敷設されたレ
ール5の上を車両2の前後方向に走行する門型の洗車機
本体であり、この門型の洗車機本体1には、第1洗浄水
アーチ6と、第1ワックスアーチ7と、第2洗浄水アー
チ8と、第2ワックスアーチ9と、洗剤アーチ10とがこ
の順で配設され、そして第1洗浄水アーチ6の箇所に乾
燥用のトップノズル11、左右一対のサイドノズル12なら
びに両ノズル11,12に同時に連通して風を供給する左右
一対のブロワ装置13を設けるとともに、上下方向に移動
自在で車両2の上面を洗浄するトップブラシ14と洗車機
本体1の走行方向と直角方向に横行自在で車両2の前後
面および両側面を洗浄する一対のサイドブラシ15とを、
それぞれ揺動自在なアーム(図示せず)を介して取付
け、両側下部にそれぞれ左右一対のロッカーブラシ16を
互いに接近離間自在に取付けている。また洗車機本体1
の正面上端には、洗車される車両2の車高を検出するソ
ニックセンサ17が設けられ、床面4には、洗車される車
両2を洗車機での規定の洗浄位置に停車させるため、車
両2の前右タイヤを乗せるタイヤメイト18が設けられて
いる。
【0009】また洗車機本体1の正面側部には操作パネ
ル19を設け、この操作パネル19には、図3に示すよう
に、起動、停止や洗車モードを入力する操作スイッチ20
の他に、車両2に取付けられた側方に突出するミラ―の
種別を入力するため、フェンダミラー取付け車両2用の
フェンダミラー選択スイッチ21と、ドアミラー取付け車
両2用のドアミラー選択スイッチ22と、可倒式ドアミラ
ー取付け車両2用の可倒式ドアミラー選択スイッチ23が
設けられている。
【0010】洗車機の制御系は、図4の制御ブロック図
に示すように、洗車機本体1に内蔵され、マイクロコン
ピュータからなる制御装置24、前記操作パネル19、ソニ
ックセンサ17などからなるセンサ系25、走行モータを有
す走行駆動装置26、サイドブラシ15の駆動装置などから
なる駆動系26および電源27から構成されており、制御装
置24は、操作パネル19からの起動、停止などの操作信
号、選択スイッチ21,22,23の選択信号、センサ系25の
検出信号を入力して記憶し、操作信号、選択信号に応じ
て、駆動系26を制御して洗車機本体1全体の動作を制御
している。
【0011】以下、本考案の要部である、上記選択スイ
ッチ21,22,23の選択に応じた制御装置24によるサイド
ブラシ15の制御方法を図5のフローチャートにしたがっ
て説明する。なお車両2の前右タイヤはタイヤメイト9
に乗せられ、洗浄位置に正規に停車されているものとす
る。
【0012】洗車機本体1の起動が確認されると、まず
可倒式ドアミラー選択スイッチ23が選択されているかを
確認し(ステップ−1)、このスイッチ23が選択されて
いない場合は、次にフェンダミラー選択スイッチ21が選
択されているかを確認し(ステップ−2)、選択されて
いない場合はドアミラー選択スイッチ22が選択されてい
ると判断する。
【0013】ステップ−2でドアミラー選択スイッチ22
が選択されていると判断すると、図6,図7に示すよう
に、車両2のドアミラー28のゾーンにてサイドブラシ15
を退避させて車両2の洗浄を行なう(ステップ−7)。
洗浄方法としては、ドアミラー選択スイッチ22に対応し
て定められた洗車機本体1の走行距離とサイドブラシ15
の横行位置のパタ―ンにしたがってサイドブラシ15を洗
車機本体1の走行距離のカウントにより横行移動させて
行う。すなわち、洗車機本体1が所定位置(ホ―ムポジ
ション)のときのサイドブラシ15のある地点からの走行
距離(以下距離という)jB1からjB2の間にドアミラー
28のゾーンがあるとすると、サイドブラシ15をドアミラ
ー28から退避させるため、ドアミラー28の距離jB1にサ
イドブラシ15が到達するまえに、ドアミラー28の距離j
B1にサイドブラシ15の半径rを考慮した距離j1 からj
2 の間にて、サイドブラシ15を車両4の側面を洗浄する
横行位置x1 より、ドアミラ―28の横方向の幅(突出シ
ロ)とサイドブラシ15の半径rを考慮した横行位置x2
まで横行させ、次にドアミラー28の距離jB2にサイドブ
ラシ15の半径rを考慮した距離j3 からj4 の間にて、
前記横行位置x1 に戻して行う。距離j1 までの間およ
び距離j4 からj5 までの間はサイドブラシ15は車両2
の前後面および側面の通常の洗浄を行う。
【0014】ステップー2において、フェンダミラー選
択スイッチ22が選択されていると確認されると、ドアミ
ラー28の退避時と同様に、図8に示すように、サイドブ
ラシ15をフェンダミラー29のゾーンを退避させるよう距
離j1 〜j4 を短く設定して行う(ステップ−4)。ス
テップ−3およびステップ−4の洗浄は洗浄が終了した
と判断される(ステップ−5,6)まで続けられる。
【0015】またステップー1において、可倒式ドアミ
ラー選択スイッチ23が選択されている場合は車両2のミ
ラ―を退避しない通常の洗浄の方法でサイドブラシ15に
て車両2を洗浄し(ステップ−7)、洗浄が終了するま
で、すなわち洗車機本体1の走行運転が終了と判断され
る(ステップ−8)まで洗浄を続ける(ステップ−7,
8)。図9に可倒式ドアミラー30を取付けた車両2の洗
浄を行ったときのサイドブラシ15の軌跡を示す。
【0016】このように車両2のミラ―がドアミラー2
8、フェンダミラー29の場合、ミラ―位置に対応したス
イッチ21,22を選択し、操作することによって、サイド
ブラシ15をミラ―28,29から退避させて洗浄することが
でき、サイドブラシ15によるミラ―28,29の破損を防止
することができる。また車両2のミラ―が可倒式ドアミ
ラー30の場合、ミラ―位置に対応したスイッチ23を選択
し、操作することによって、サイドブラシ15を退避させ
ず洗浄することができ、可倒式ドアミラー30回りの洗浄
を充分に行うことができる。
【0017】なお、本考案の実施例ではミラ―の退避は
サイドブラシ15がミラ―を完全に逃げきれる洗浄方法に
て示しているが、図10に示すように、サイドブラシ15を
ミラ―28,29に無理な負担をかけることなく接触させ
て、ミラ―を洗浄しながらサイドブラシ15を退避させる
洗浄方法をとることも本考案の実施例における距離
1,j2 ,j3 ,j4 および横行位置x2 を調節して
設定することで可能である。また、もちろん距離j1
2 ,j3 ,j4 の設定により、サイドブラシ15をいろ
んな軌跡で走行させることができ、たとえば距離j2
距離j1 と同じとし、距離j3 を距離j4 としてサイド
ブラシ15をミラ―28,29のあるゾ―ンを洗車機本体1の
走行方向に直角に回り込むように走行させることができ
る。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、車両に取
付けられた種別に応じて選択スイッチが操作されること
によって、サイドブラシは前記スイッチに対応して定め
られた洗車機本体の走行距離とサイドブラシの横行位置
のパタ―ンにしたがって制御することができ、ドアミラ
ー、フェンダミラーの場合ミラ―ゾーンを退避してミラ
―の破損を防止するとともに車両の側部の洗浄をほぼ完
全に行うことができ、可倒式ドアミラーの場合サイドブ
ラシを退避させず洗浄することができ、可倒式ドアミラ
ー回りの洗浄を充分に行うことができる。また、ドアミ
ラ―の退避が自動で行われるため操作員が洗浄時に洗車
機の横についている必要はなく省力化をはかることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である洗車機の側面図であ
る。
【図2】同洗車機の正面図である。
【図3】同洗車機の制御パネルの概略正面図である。
【図4】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図5】同洗車機の制御装置によるサイドブラシの洗浄
方法を示すフロ―チャ―トである。
【図6】同洗車機による、ドアミラーを取付けた車両洗
浄時のサイドブラシの軌跡を示す図である。
【図7】同洗車機の制御装置による、ドアミラーを取付
けた車両洗浄時のサイドブラシの運転パタ―ン図であ
る。
【図8】同洗車機による、フェンダミラーを取付けた車
両洗浄時のサイドブラシの軌跡を示す図である。
【図9】同洗車機による、可倒式ドアミラーを取付けた
車両洗浄時のサイドブラシの軌跡を示す図である。
【図10】他の実施例による車両のサイドミラ―部のサイ
ドブラシの軌跡を示す図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 車両 15 サイドブラシ 21 フェンダミラー選択スイッチ 22 ドアミラー選択スイッチ 23 可倒式ドアミラー選択スイッチ 24 制御装置 28 ドアミラ― 29 フェンダミラー 30 可倒式ドアミラー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車する車両の前後方向に走行自在な門
    型の洗車機本体に、前記洗車機本体の走行方向と直角方
    向に横行移動自在で車両の側面を洗浄する一対のサイド
    ブラシと、前記車両にフェンダミラーが取付けられてい
    る場合の前記サイドブラシの動作を選択する第1の選択
    スイッチと、前記車両にドアミラーが取付けられている
    場合の前記サイドブラシの動作を選択する第2の選択ス
    イッチと、前記車両に可倒式ドアミラーが取付けられて
    いる場合の前記サイドブラシの動作を選択する第3の選
    択スイッチを備えたことを特徴とする洗車機。
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JPH04115971U JPH04115971U (ja) 1992-10-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60219149A (ja) * 1984-04-17 1985-11-01 Nisshin Seiki Kk 洗車方法
JPS6357358A (ja) * 1986-08-26 1988-03-12 Daifuku Co Ltd 洗車機による洗浄方法

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JPH04115971U (ja) 1992-10-15

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