JP2990643B2 - 洗車機の制御方法 - Google Patents

洗車機の制御方法

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JP2990643B2 JP6219314A JP21931494A JP2990643B2 JP 2990643 B2 JP2990643 B2 JP 2990643B2 JP 6219314 A JP6219314 A JP 6219314A JP 21931494 A JP21931494 A JP 21931494A JP 2990643 B2 JP2990643 B2 JP 2990643B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば給油所に設置
され、洗車に使用される洗車機の制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の洗車機を図面に基づいて説明す
る。図3、図4において、1は被洗車体の車両2を跨
ぎ、複数個の輪体3を介して床面4に敷設されたレール
5の上を車両2の前後方向に走行する門型の洗車機本体
であり、この門型の洗車機本体1には、リンス、あるい
は洗剤、あるいはワックスを噴霧するスプレー装置とし
て、第1洗浄水アーチ6と、第1ワックスアーチ7と、
第2洗浄水アーチ8と、第2ワックスアーチ9と、洗剤
アーチ10とがこの順で配設され、そして第1洗浄水アー
チ6の箇所に乾燥用のトップノズル11、左右一対のサイ
ドノズル12ならびに両ノズル11,12に同時に連通して風
を供給する左右一対のブロワ装置13を設けるとともに、
上下方向に移動自在で車両2の上面を洗浄するトップブ
ラシ14と洗車機本体1の走行方向と直角な左右方向に横
行自在で車両2の前後面および両側面を洗浄する一対の
サイドブラシ15とを、それぞれ揺動自在なアームを介し
て取付け、両側下部にそれぞれ左右一対のロッカーブラ
シ16を互いに接近離間自在に取付けている。また洗車機
本体1の正面上端には、洗車される車両2の車高を検出
するソニックセンサからなる車高センサ17が設けられ、
洗車機本体1の正面両側端にはそれぞれ、車両2の側面
までの距離を検出するソニックセンサからなる車幅セン
サ18A,18Bが設けられ、さらに洗車機本体1の正面側
部には起動、停止指令や洗車モードなどを入力する操作
スイッチなどが配列された操作パネル19を設けられてい
る。
【0003】前記サイドブラシ15の駆動系を図5により
詳細に説明する。図5に示すように、サイドブラシ15の
アーム21Aを支点Xを中心にそれぞれ駆動するエアーシ
リンダ22が設けられ、またサイドブラシ15の軸21Bにそ
れぞれサイドブラシ15を全閉方向に引っ張るウェイト23
が連結され、エアーシリンダ22にエアーを供給してこの
ウェイト23に抗してサイドブラシ15を左右に開く構成と
なっており、サイドブラシ15を2点鎖線で示す位置の方
向に開く際は切替スイッチ(ソレノイドスイッチ)24A
をオンとし、コンプレッサ25から一対のエアーシリンダ
22にエアを供給し、サイドブラシ15を閉じる際は切替ス
イッチ24A,24Bを共にオフとしてサイレンサ26を介し
て一対のエアーシリンダ22内のエアを排気ノズル27から
排出する。また、サイドブラシ15を所定の開度で維持す
るときは、切替スイッチ24Aをオフとし、切替スイッチ
24Bをオンとする。また、サイドブラシ15のアーム21A
の接触により、サイドブラシ15の全閉、全開を検出する
リミットスイッチ28,29が設けられ、さらにサイドブラ
シ15の軸21Bの接触により、サイドブラシ15の後方への
傾斜、前方への傾斜を検出するリミットスイッチ30,31
が設けられている。
【0004】洗車機の制御系は、図6の制御ブロック図
に示すように、洗車機本体1に内蔵され、記憶部、制御
部、入出力部を備えたマイクロコンピュータからなる制
御装置36、前記操作パネル19、車高センサ17、車幅セン
サ18A,18B、リミットスイッチ30などからなるセンサ
系37、走行モータを有す走行駆動装置38、サイドブラシ
15のブラシ回転用モータ39、上記切替スイッチ(ソレノ
イド)24A,24B、コンプレッサ25などからなる駆動系
40から構成されている。制御装置36は操作パネル19から
の起動、停止などの操作信号、センサ系37からの検出信
号を入力して記憶し、これら操作信号、検出信号に応じ
て、駆動系40を制御して洗車機本体1全体の動作を制御
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の洗車機において、車高センサ17、車幅センサ
18A,18Bを同時に作動させているため、車両2が存在
しない場合、互いに干渉して誤動作が発生して、異常信
号が出力され、洗車動作に入ることができないという状
況が発生した。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
車高センサと車幅センサの互いの干渉を排除し、被洗車
体の車高と車幅を正確に検出できる洗車機の制御方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、第1発明の洗車機の制御方法は、洗車機本体に、被
洗車体の車高を検出する第1センサと前記被洗車体の車
幅を検出する第2センサを設けた洗車機において、前記
第1センサと第2センサのうち一方のセンサの作動時に
は他方のセンサの作動を停止することを特徴とするもの
である。
【0008】また第2発明の洗車機の制御方法は、上記
第1発明の洗車機の制御方法であって、洗車機本体と被
洗車体を相対移動させ前記被洗車体を洗浄するに際し、
前記洗車機本体と被洗車体の相対移動時に、第1センサ
を作動し、第2センサの作動を停止し、洗車機本体と被
洗車体の相対移動停止時に、第2センサを作動し、第1
センサの作動を停止することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記第1発明の方法により、第1センサと第2
センサのうち一方のセンサの作動時には他方のセンサの
作動が停止される。よって、第1センサと第2センサの
互いの干渉が無くなり、被洗車体の車高と車幅が正確に
検出される。
【0010】また上記第2発明の方法により、第1セン
サと第2センサの作動の切換が、洗車機本体と被洗車体
の相対移動時と停止時において行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図3〜図6の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0012】図1は本発明の一実施例である洗車機の制
御方法を使用する洗車機の車高センサと車幅センサの回
路図である。図1に示すように、制御装置36’に車高セ
ンサ17と車幅センサ18A,18Bの各検出信号が入力され
ており、また制御装置36’は車高センサ17と車幅センサ
18A,18Bの電源のオン・オフ制御を行っている。すな
わち、車高センサ17および車幅センサ18A,18Bの電源
ラインに電源をオン・オフする電源リレイ41のa接点
(リレイの励磁によりオンする接点)41Aを挿入し、さ
らに車高センサ17と車幅センサ18A,18Bへの給電を切
り換える切換リレイ42のa接点42A,b接点(リレイの
励磁によりオフする接点)42Bを挿入して、電源回路を
形成し、制御装置36’により電源リレイ41と切換リレイ
42の動作(励磁、無励磁)を制御している。
【0013】この制御装置36’の要部の動作を図2のフ
ローチャートにしたがって説明する。まず、操作パネル
19の電源スイッチ(図示せず)の操作を確認すると(ス
テップ−1)、電源リレイ41を励磁し(ステップ−
2)、続いて切換リレイ42を励磁して、車高センサ17に
給電する(ステップ−3)。次に車両2の先端が洗車機
本体1内に位置するように所定位置に乗入れられ、よっ
て車高センサ17により車両2が確認されると(ステップ
−4)、切換リレイ42を無励磁として、車幅センサ18
A,18Bに給電し(ステップ−5)、車幅センサ18A,
18Bを作動させて車両2の各側面までの距離を検出し
(ステップ−6)、車両2の先端部の車幅を演算する
(ステップ−7)。
【0014】次に、洗車機本体1の洗浄条件の成立を確
認すると(ステップ−8)、まずブラシ回転用モータ35
に駆動指令を出力し、サイドブラシ15を回転させ(ステ
ップ−9)、第1洗浄水アーチ6、第2洗浄水アーチ
8、および洗剤アーチ10からリンス,洗剤を噴霧させ
(ステップ−10)、同時に走行駆動装置38に前進指令を
出力して洗車機本体1を前進させ(ステップ−11)、切
換リレイ42を励磁して、車高センサ17に給電し(ステッ
プ−12)、入力した車両2の車高を記憶する(ステップ
−13)。この順に記憶された車高のデータは、トップブ
ラシ14とトップノズル12の車両2の形状に合わせた追従
制御に使用される。
【0015】そして、サイドブラシ15が車両2の前端に
接触し、サイドブラシ15が後方へ傾斜して後方傾斜リミ
ットスイッチ30が動作したことを確認すると(ステップ
−14)、走行駆動装置34に停止指令を出力して洗車機本
体1の前進を停止し(ステップ−15)、切換リレイ42を
無励磁として、車幅センサ18A,18Bに給電し(ステッ
プ−16)、車幅センサ18A,18Bを作動させて車両2の
各側面までの距離を検出し(ステップ−17)、車両2の
中央部の車幅を演算する(ステップ−18)。
【0016】次に、コンプレッサ25へ起動指令を出力し
(ステップ−19)、切替スイッチ(SW)24Aへオン指
令を出力してサイドブラシ15を開き、よって車両2の前
面を洗浄する(ステップ−20)。続いて先に求めた車両
2の先端部の車幅と中央部の車幅の広いほうを選択して
(ステップ−21)、サイドブラシ15がこの選択した車幅
の開度となると(全閉の状態から求めた車幅に応じた開
度に開くまでに相当する時間が経過すると)(ステップ
−22)、切替スイッチ24Aをオフとし、切替スイッチ24
Bをオンとしてサイドブラシ15の開閉を停止して開度を
維持し(ステップ−23)、切換リレイ42を励磁して、車
高センサ17に給電し(ステップ−24)、再び走行駆動装
置34に前進指令を出力して洗車機本体1を前進させる
(ステップ−25)。
【0017】以後、この開度のサイドブラシ15により、
洗車機本体1の前進にしたがって側面が洗浄される。な
お、車高センサ17より入力した車両2の車高の記憶は、
車両2が確認されなくなるまで行われる(ステップ−2
6,27)。
【0018】上記制御装置36’の動作による作用を説明
する。電源スイッチの操作によって車高センサ17が作動
(オン)され、この車高センサ17により車両2が確認さ
れると、車高センサ17はオフ、車幅センサ18A,18Bは
オンとされて車両2の先端部の車幅が求められる。次
に、洗浄条件の成立によって、洗車機本体1の走行が開
始されると、車高センサ17はオン、車幅センサ18A,18
Bはオフとされて車両2の車高が順に記憶される。そし
て、後方傾斜リミットスイッチ30によって車両2の前端
にサイドブラシ15が到達したことが検出されると、洗車
機本体1の走行が停止され、再び車高センサ17はオフ、
車幅センサ18A,18Bはオンとされて車両2の中央部の
車幅が求められる。そして、求められた車両2の先端部
の車幅と車両2の中央部の車幅のうち広い車幅が選択さ
れ、この選択された開度にサイドブラシ15を開くことで
車両2の前面が洗浄され、目的の開度になると、洗車機
本体1の走行が再開され、車高センサ17はオン、車幅セ
ンサ18A,18Bはオフとされて車両2の車高が順に記憶
され、またサイドブラシ15により車両2の両側面が洗浄
される。
【0019】このように、車高センサ17と車幅センサ18
A,18Bへの給電が切換られ、一方のセンサの作動時に
は他方のセンサの作動が停止されることによって、車高
センサ17と車幅センサ18A,18Bの互いの干渉を無くす
ことができ、よって車高センサ17と車幅センサ18A,18
Bの誤動作が無くなり、洗車動作に正常に入ることがで
きる。さらに洗車機本体1の停止時に車幅センサ18A,
18Bに給電することで、車両2の車幅が安定した状態で
車幅センサ18A,18Bを作動でき、車両2の車幅をより
正確に検出することができる。
【0020】なお、本発明の実施例では、洗車機本体1
を移動させているが、車両2を、たとえばコンベヤ装置
などを使用して移動させることにより、相対移動させる
こともできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、第1セ
ンサと第2センサのうち一方のセンサの作動時には他方
のセンサの作動が停止されることによって、第1センサ
と第2センサの互いの干渉を無くすことができ、よって
これらセンサが誤動作して洗車動作に入ることが出来な
くなるという不具合を解消でき、さらに被洗車体の車高
と車幅を正確に検出することができる。
【0022】また第2発明によれば、第1センサと第2
センサの作動が、洗車機本体と被洗車体の相対移動と停
止に応じて切換られることで、第1センサと第2センサ
の互いの干渉を無くすことができるとともに、停止時に
第2センサを作動することで被洗車体の車幅が安定した
状態で第2センサを作動でき、被洗車体の車幅をより正
確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洗車機の制御方法を使
用する洗車機の車高センサと車幅センサの回路図であ
る。
【図2】同洗車機の制御方法の手順を順に示すフローチ
ャートである。
【図3】洗車機の概略側面図である。
【図4】洗車機の概略正面図である。
【図5】洗車機のサイドブラシの構成および駆動系を説
明する模式図である。
【図6】洗車機の制御系のブロック図である。
【符号の説明】 1 洗車機本体 2 車両(被洗車体) 15 サイドブラシ 17 車高センサ 18A,18B 車幅センサ 19 操作パネル 22 エアーシリンダ 23 ウェイト 24A,24B 切替スイッチ 25 コンプレッサ 30 後方傾斜リミットスイッチ 36’ 制御装置 38 走行駆動装置 39 ブラシ回転用モータ 41 電源リレイ 42 切換リレイ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車機本体に、被洗車体の車高を検出す
    る第1センサと前記被洗車体の車幅を検出する第2セン
    サを設けた洗車機において、 前記第1センサと第2センサのうち一方のセンサの作動
    時には他方のセンサの作動を停止することを特徴とする
    洗車機の制御方法。
  2. 【請求項2】 洗車機本体と被洗車体を相対移動させ前
    記被洗車体を洗浄するに際し、 前記洗車機本体と被洗車体の相対移動時に、第1センサ
    を作動し、第2センサの作動を停止し、 洗車機本体と被洗車体の相対移動停止時に、第2センサ
    を作動し、第1センサの作動を停止することを特徴とす
    請求項1記載の洗車機の制御方法
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