JPH07215180A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH07215180A
JPH07215180A JP1016894A JP1016894A JPH07215180A JP H07215180 A JPH07215180 A JP H07215180A JP 1016894 A JP1016894 A JP 1016894A JP 1016894 A JP1016894 A JP 1016894A JP H07215180 A JPH07215180 A JP H07215180A
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JP
Japan
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vehicle
distance
washed
cleaned
rear end
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JP1016894A
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English (en)
Inventor
Akira Igari
彰 井狩
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後続の被洗浄車両の追突を防止した連続洗車
機を提供する。 【構成】 コンベヤ3による被洗浄車両7の移動距離を
検出するエンコーダ40を設け、被洗浄車両7の後輪から
後端までの距離Jと被洗浄車両7の前輪から後端までの
距離Gとの範囲(エリアA)内の所定距離L、コンベヤ
3後端より上流に被洗浄車両7の有無を検出する光電ス
イッチ42を設け、被洗浄車両7が、上記距離Gに、この
距離Gから所定距離Lを減算した距離Kを加算した距離
以上の、コンベヤ3後端より上流設定位置に到達したと
き、光電スイッチ42により先行する被洗浄車両7が検出
されていると、コンベヤ3を停止する制御装置を設け
る。 【効果】 設定位置で光電スイッチ42により先行の被洗
浄車両7が検出されると、コンベヤ3を一旦停止するこ
とにより、前輪ロックの解除が促され、被洗浄車両を搬
出可能な状態にでき、さらに後続の被洗浄車両の追突を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄車両を車両移動
手段で搬送しながら連続洗車する洗車機(以下、連続洗
車機と称す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続洗車機の構成は、たとえば特
開平3−90456号公報に開示されている。すなわ
ち、トンネル型の洗車機本体が床面に据付けられ、洗車
機本体内には被洗浄車両を入口から出口へ搬送する車両
搬送装置が設置され、洗車機本体内に高圧スプレーノズ
ル,フロントブラシ,リアブラシなどから形成されたウ
ォッシャブロック、ワックスノズル,サイドブラシ,ト
ップブラシなどから形成されたワックスブロック、およ
びサイド(ブロー)ノズル,トップ(ブロー)ノズルな
どから形成されたドライブロックが配設されている。ま
た、入口に起動を入力するスタートスイッチを設けてい
る。
【0003】上記構成により、作業員が被洗浄車両の車
両搬送装置上への乗入れとスタートスイッチの操作を繰
り返すことによって、順に被洗浄車両は車両搬送装置に
より洗車機本体内へ搬入され、洗車されて出口より搬出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、上記車両搬送装
置として、ローラコンベヤやベルトコンベヤなどが使用
されている。このようなコンベヤを使用した場合、下記
のような問題があった。
【0005】すなわち、被洗浄車両が後輪駆動の車両の
場合、サイドブレーキが引かれて後輪がロックされてい
ると、後輪がコンベヤの終端で引っ掛かり搬出されない
ことがあった。また、被洗浄車両が前輪駆動や4輪駆動
の車両の場合、ギヤがパーキング(Pレンジ)とされ前
輪がロックされていると、コンベヤの終端から前輪が搬
出された時点で後輪が滑り、車両が搬出されなくなると
いう問題が発生した。また、先行する被洗浄車両が搬出
できないと、後続の車両が追突する恐れがあった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
前輪駆動、後輪駆動、あるいは4輪駆動の被洗浄車両で
あっても、後続の被洗浄車両の追突を防止した連続洗車
機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に第1発明における洗車機は、据置型洗車機本体内に、
被洗浄車両の洗浄手段、ワックス塗布手段、乾燥手段を
配設し、前記被洗浄車両を前方から前記本体内に搬入す
るとともに本体内から後方へ搬出する車両移動手段を設
けた洗車機であって、前記車両移動手段による前記被洗
浄車両の移動距離を検出する距離検出手段を設け、前記
被洗浄車両の後輪から後端までの距離被洗浄車両の前
輪から後端までの距離との範囲内の所定距離、前記車両
移動手段後端より搬送方向上流に前記被洗浄車両の有無
検出手段を設け、前記距離検出手段より検出された前記
被洗浄車両の移動距離によって、前記被洗浄車両が、被
洗浄車両の前輪から後端までの距離に、この距離から前
記所定距離を減算した距離を加算した距離以上の、前記
車両移動手段後端より搬送方向上流設定位置に到達した
ことを検出したとき、前記有無検出手段により先行する
被洗浄車両が検出されていると、前記車両移動手段を一
旦停止する制御手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また第2発明における洗車機は、上記第1
発明の洗車機であつて、洗車機本体の後方に、被洗浄車
両の前輪ロック解除のメッセージを伝達する報知装置を
設け、制御手段は、車両移動手段を一旦停止した際、前
記報知装置を駆動することを特徴とするものである。
【0009】さらに第3発明における洗車機は、上記第
2発明の洗車機であつて、報知装置は、ランプの点灯に
より先行の被洗浄車両にメッセージを伝達することを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】上記第1発明の構成によると、被洗浄車両が設
定位置に到達したとき、有無検出手段により先行する被
洗浄車両が検出されていると、先行する被洗浄車両は前
輪がロックされていると判断されて車両移動手段は一旦
停止される。よって、前輪ロックの解除が促され、また
後続の被洗浄車両が先行する被洗浄車両に追突すること
が防止される。
【0011】また、上記第2発明の構成によると、車両
移動手段を停止した際に、報知装置により先行の被洗浄
車両に前輪ロック解除のメッセージが伝達される。よっ
て、前輪ロックの解除が促され、先行する前輪駆動の被
洗浄車両を搬出可能な状態にすることができる。
【0012】さらに、第3発明の構成によると、車両移
動手段を停止した際に、ランプの点灯により注意を引き
つけて先行の被洗浄車両に前輪ロック解除のメッセージ
が伝達される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における洗車機の内部
の構成を示す側面図、図2は同洗車機の内部の構成を示
す平面図である。
【0014】図示するように、床面1には、据置型の洗
車機本体2と、前方から洗車機本体2を貫通して後方に
達する左右一対のローラコンベヤ(車両移動手段)3と
が設置されている。上記洗車機本体2は門形状に形成さ
れ、洗車機本体2内には、前部から順に洗浄部4,ワッ
クス塗布部5,乾燥部6が形成されている。また、洗車
機本体2の前端部には被洗浄車両7の車高を検出するソ
ニックセンサ8が取付けられ、前面にはスタートスイッ
チ、ストップスイッチなどを備えた操作パネル9が設け
られ、さらに後面には上方に突出した警報灯10が設けら
れている。また、洗車機本体2の後方には、洗車機本体
1側を向いた表示装置22が設けられている。この表示装
置22には、「前輪のロックを解除して下さい。」との文
字が記載され、内部のランプの点灯により、この文字が
浮かび上がるように構成されている。
【0015】上記ローラコンベヤ3のうち、被洗浄車両
7の搬送方向右側(右方と略す)のローラコンベヤ3a
は被洗浄車両7の右方の前後輪11a,11bを支持搬送す
るものであり、被洗浄車両7の搬送方向左側(左方と略
す)のローラコンベヤ3bは被洗浄車両7の左方の前後
輪11c,11dを支持搬送するものである。尚、右方のロ
ーラコンベヤ3aの搬送面の幅W1は狭く形成され、車
種に関係なく被洗浄車両7の右側面の位置をほぼ一定位
置として、被洗浄車両7の右側面と洗車機本体2の間隔
を一定としており、右方のローラコンベヤ3bの搬送面
の幅W2は広く形成され、多様な車幅に対応できるよう
している。
【0016】上記洗浄部4は、被洗浄車両7の両側面下
部および前後輪9の側面を洗浄する左右一対の洗浄用サ
イド兼ロッカーブラシ12と、被洗浄車両7の上面を洗浄
する洗浄用トップブラシ13と、被洗浄車両7の前面、後
面、および両側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ14
と、洗浄水を噴射する洗浄水アーチ15と、洗剤を噴射す
る洗剤アーチ16から形成されている。また、図1の仮想
線に示すように、右方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ
12aは洗車機本体2に固定されるとともに前後方向に揺
動自在であり、左方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ12
bは、図2の仮想線に示すように揺動アーム12cを介し
て右方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ12aに対し接近
離間自在に取付けられ、かつ前後方向にも揺動自在であ
る。また、右方のサイドブラシ14aは移動することな
く、ローラコンベヤ3により搬送されていく被洗浄車両
7の右側面を洗浄し、左方のサイドブラシ14bは仮想線
に示すように駆動機構により移動しながら被洗浄車両7
の前面、左側面、および後面を洗浄する。
【0017】また上記ワックス塗布部5は、被洗浄車両
7の上面にワックスを塗布するワックス用トップブラシ
17と、被洗浄車両7の両側面および車輪11の側面にワッ
クスを塗布する左右一対のワックス用サイド兼ロッカー
ブラシ18と、ワックスの下地剤を噴射するワックス下地
アーチ19と、液体ワックスを噴射するワックスアーチ20
と、フッソコート剤を噴射するフッソコートアーチ21か
ら形成されている。
【0018】また上記乾燥部6は、被洗浄車両7の上面
を乾燥させる昇降自在なトップノズル24と、トップノズ
ル24とワックス用ロッカーブラシ18との間に設けた、エ
アカーテンを形成する昇降自在な副トップノズル25と、
上記トップノズル24の後方に設けた、被洗浄車両7の両
側面を乾燥させる左右一対のサイドノズル26および被洗
浄車両7の上側面を乾燥させる左右一対の副サイドノズ
ル27と、トップノズル24とサイドノズル26と副サイドノ
ズル27にエアを供給する左右一対の第1ブロワ装置28
と、副トップノズル25にエアを供給する左右一対の第2
ブロワ装置29から形成されている。
【0019】また、両ローラコンベヤ3a,3bの始端
側には被洗浄車両7を円滑に乗り込ませるための前部ス
ロープ37が設置され、終端側には被洗浄車両7を円滑に
排出させるための後部スロープ38が設置されている。さ
らに、右方のローラコンベヤ3aには被洗浄車両7の所
定位置への乗入れを検出する(車載)リミットスイッチ
39が設けられ、さらにローラコンベヤ3a,3bの駆動
ユニット31には、エンコーダ40が連結されている。ま
た、右方のローラコンベヤ3aの後端部の外方には被洗
浄車両7の有無を検出する第1光電スイッチ41が設けら
れ、この光電スイッチ41の前方には、右方のローラコン
ベヤ3aの後端から一定距離Lをおいて、被洗浄車両7
の有無を検出する第2光電スイッチ42が設けられてい
る。この距離Lは、図1に示す、普通乗用車の場合の被
洗浄車両7の前輪11a,11cから後端までの標準距離G
と、後輪11b,11dから後端までの標準距離Jとの範囲
(エリアA)内に設定されている。なお、エリアAが、
被洗浄車両7の前輪ロックの検出エリア、距離Jの範囲
が後輪ロックの検出エリアとなる。
【0020】図5に本実施例の洗車機の制御系のブロッ
ク図を示す。洗車機の制御系は、大きく、洗車機本体2
に内蔵され、入力インターフェイス部30a,出力インタ
ーフェイス部30b,データとプログラムを記憶したメモ
リ部30cおよび制御コントロール部30dを有すマイクロ
コンピュータからなる制御装置30、操作パネル9、車載
リミットスイッチ39やエンコーダ40や第1,第2光電ス
イッチ41,42などからなるセンサ系43、コンベヤ3の駆
動ユニット31、警報灯10、表示装置22などからなる駆動
系44から構成されており、制御装置30は、操作パネル9
からの起動,停止などの操作信号、センサ系43の検出信
号を入力して記憶し、これら操作信号および検出信号に
応じて、上記駆動系44を制御して洗車機本体2全体の動
作を制御している。
【0021】以下、本発明の要部である、制御装置30の
ローラコンベヤ3、および警報灯10,表示装置22の制御
を図4に示すブロック図により詳細に説明する。なお、
駆動ユニット31へ出力される信号がオン(Hi;ハイレ
ベル)のとき駆動指令が、オフ(Lo;ローレベル)の
とき停止指令が伝達され、警報灯10,表示装置22へ出力
される信号がオン(Hi;ハイレベル)のとき点灯指令
が、オフ(Lo;ローレベル)のとき消灯指令が伝達さ
れるようにしている。
【0022】コンベヤ3の駆動ユニット31に対応してR
−Sフリップフロップ51が設けられ、また車載リミット
スイッチ39の動作信号をリセット信号とし、パルスエン
コーダ41の出力パルスをカウントするカウンタ52が設け
られ、このカウンタ52のカウント値cにより、被洗浄車
両7の前輪11a,11cが距離c2 に到達したことを検出
する設定値c2 のコンパレータ53が設けられ、被洗浄車
両7の前輪11a,11cが距離c1 (c1 >c2 )に到達
したことを検出する設定値c1 のコンパレータ54が設け
られている。上記距離c2 は、図5(b)に示すよう
に、先行する被洗浄車両7の前輪がロックされているた
めに、前輪のみが搬出され停止した状態において、第2
光電スイッチ42の設置位置から被洗浄車両7の後端まで
の距離K(=G−L)に余裕値を持たせた、後続の被洗
浄車両7が追突しない距離Eを設定して定められ、また
上記距離c1 は、図5(c)に示すように、先行する被
洗浄車両7の後輪がローラコンベヤ3の終端に引っ掛か
ることにより停止した状態において、上記距離Jに余裕
値を持たせた、追突しない距離Fを設定して定められて
いる。
【0023】また、コンパレータ53の検出信号pとコン
パレータ54の検出信号qの反転信号との論理積(AN
D)により動作する、すなわちc2 ≦c<c1 において
動作するリレイ(RY)1が設けられ、コンパレータ54
の検出信号qにより動作する、すなわちc1 ≦cにおい
て動作するリレイ(RY)2が設けられている。また、
RY1の接点の動作信号(c2 ≦c<c1 )と第2光電
スイッチ42の動作信号の論理積信号rにより動作する、
設定値T1 の第1タイマー55が設けられ、このタイマー
55の動作信号fと論理積信号rの論理積により動作する
リレイ(RY)3が設けられ、さらに第1タイマー55の
動作信号fにより動作する、設定値T2 の第2タイマー
56が設けられ、このタイマー56の動作信号と第2光電ス
イッチ42の動作信号の論理積により動作するリレイ(R
Y)4が設けられている。上記設定値T1 は、第2光電
スイッチ42の動作信号により一旦ローラコンベヤ3を停
止する時間により設定され、設定値T2 は、図5(b)
に示す上記距離Kを被洗浄車両7がローラコンベヤ3に
より移動する時間に設定されている。
【0024】また、コンベヤ3の駆動ユニット31に対す
るR−Sフリップフロップ51に対しては、このフリップ
フロップ51の出力信号xの反転(NOT)信号を論理積
(AND)とする、前面の操作パネル9のスタートスイ
ッチ61の操作による起動信号aのホールド回路が設けら
れ、このホールド回路の出力信号dと車載リミットスイ
ッチ39の動作信号eの論理積がとられてセット回路が構
成され、また前面の操作パネル9のストップスイッチ62
の操作による停止信号bと、ローラコンベヤ3の故障信
号jと、RY4の接点の動作信号と、RY2の接点の動
作信号(c1 ≦c)および第1光電スイッチ41の動作信
号の論理積信号gとの論理和がとられてリセット回路が
構成されている。このR−Sフリップフロップ51の出力
信号xと、RY3の接点の動作信号の反転信号mとの論
理積がとられ、ローラコンベヤ3の駆動ユニット31へ出
力される。
【0025】また、警報灯10に対しては、上記論理積信
号gとRY3の接点の動作信号とRY4の接点の動作信
号の論理和がとられて出力され、表示装置22に対して
は、RY3の接点の動作信号が出力される。
【0026】次に、上記ブロック図によるローラコンベ
ヤ3と警報灯10,表示装置22の動作を説明する。 (1)図5(a)に示すように、ローラコンベヤ3の所
定位置へ被洗浄車両7が乗入れられることにより、車載
リミットスイッチ39が動作し、続いて前面の操作パネル
9のスタートスイッチ61が操作されることにより、R−
Sフリップフロップ51がセットされて、駆動ユニット31
へ起動指令が出力され、ローラコンベヤ3は起動する。 (2)この状態で被洗浄車両7がローラコンベヤ3によ
り搬送され、車載リミットスイッチ39がオフとなると、
カウンタ52はエンコーダ50のパルス信号のカウントを開
始する。そして、被洗浄車両7がローラコンベヤ3によ
り距離c2 搬送されるとコンパレータ53が動作して検出
信号pはオンとなり、RY1が動作し、このとき、図5
(b)に示すように先行の被洗浄車両7が搬出されずに
第2光電スイッチ42が動作していると、RY3が動作
し、その反転信号mはオフとなり、駆動ユニット31への
出力信号はオフとなり、ローラコンベヤ3は停止する。
また、RY3の動作信号により、警報灯10が点灯され、
また表示装置22では内部のランプが点灯され、「前輪の
ロックを解除して下さい。」との文字が浮かび上がり、
先行する被洗浄車両7内の客にメッセージが伝達され
る。 (3)続いて、設定時間T1 後に、第1タイマー55が動
作し、RY3はオフとなり、反転信号mはオンとなり、
駆動ユニット31への出力信号は再びオンとなり、ローラ
コンベヤ3は再び起動する。このとき、前記メッセージ
に従い、先行の被洗浄車両7の前輪ロックが解除されて
いると、先行の被洗浄車両7はローラコンベヤ3により
搬送され、設定時間T2 内に第2光電スイッチ42がオフ
となると、第2タイマー56は動作せず、RY4は動作せ
ず、ローラコンベヤ3の駆動は続行される。また、RY
3がオフとなると、警報灯10、および表示装置22は消灯
される。 (4)また、設定時間T2 後に第2光電スイッチ42が動
作していると、すなわち第2タイマー56が動作すると、
RY4が動作し、R−Sフリップフロップ51がリセット
されて、駆動ユニット31へ停止指令が出力され、ローラ
コンベヤ3は停止し、また警報灯10が点灯される。 (5)また、被洗浄車両7がローラコンベヤ3により距
離c1 搬送されるとコンパレータ54が動作して検出信号
qはオンとなり、RY2は動作し、このとき、図5
(c)に示すように前方の被洗浄車両7が搬出されずに
第1光電スイッチ41が動作していると、R−Sフリップ
フロップ51がリセットされて、駆動ユニット31へ停止信
号が出力されて、ローラコンベヤ3は停止する。また、
論理積信号gはオンとなり、警報灯10が点灯される。 (6)また、前面の操作パネル9のストップスイッチ62
が操作される、あるいはローラコンベヤ3自体に故障が
発生すると、R−Sフリップフロップ51がリセットされ
て、駆動ユニット31へ停止指令が出力され、ローラコン
ベヤ3は停止する。
【0027】上記制御装置30によるローラコンベヤ3と
警報灯10,表示装置22の駆動により、図5(b)に示す
ように前方の被洗浄車両7の前輪11a,11cがロックさ
れているために搬出されない場合に、ローラコンベヤ3
の駆動を一旦停止して、表示装置22により前輪ロックの
解除を促すメッセージを伝達し、設定時間T1 後にロー
ラコンベヤ3を再駆動し、設定時間T2 後にも第2光電
スイッチ42が動作していると、先行の被洗浄車両7は搬
出不可としてローラコンベヤ3は停止される。また、前
方の被洗浄車両7が移動し、図5(c)に示すように前
方の被洗浄車両7の後輪11b,11dが滑ることにより搬
出されない場合に、ローラコンベヤ3の駆動が停止され
る。
【0028】このように、ローラコンベヤ3の駆動が停
止されることにより、先行の被洗浄車両7が前輪駆動の
車両、あるいは後輪駆動の車両であっても、後続の被洗
浄車両7の追突を防止することができ、また前輪駆動の
車両の場合、前輪ロック解除のメッセージの伝達により
洗車機本体2からの自動搬出を可能とすることができ
る。
【0029】なお、本実施例では、被洗浄車両7を搬送
するコンベヤをローラコンベヤとしているが、ベルトコ
ンベヤであってもよい。また、表示装置22に警報音を発
生する装置を付加して、ランプ点灯時に警報音を発して
注意を促すようにすることもできる。また、表示装置22
に代えて無線発生装置を付加し、ラジオ電波で被洗浄車
両7内の客にメッセージを伝達するようにすることもで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、被洗浄
車両が設定位置に到達したとき、有無検出手段により先
行する被洗浄車両が検出されていると、先行する被洗浄
車両は前輪がロックされていると判断されて車両移動手
段は一旦停止されることにより、前輪ロックの解除が促
され、被洗浄車両を搬出可能な状態にすることができ、
さらに後続の被洗浄車両が先行する被洗浄車両に追突す
ることを防止することができる。
【0031】また、第2発明によれば、車両移動手段を
停止した際に、報知装置により先行の被洗浄車両に前輪
ロック解除のメッセージが伝達されることにより、前輪
ロックの解除が促され、先行する前輪駆動の被洗浄車両
を搬出可能な状態にすることができる。
【0032】さらに、第3発明によれば、車両移動手段
を停止した際に、ランプの点灯により注意を引きつけて
先行の被洗浄車両に前輪ロック解除のメッセージが伝達
されることにより、先行する前輪駆動の被洗浄車両をよ
り搬出可能な状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機の内部の構成
を示す側面図である。
【図2】同洗車機の内部の構成を示す平面図である。
【図3】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図4】同洗車機の制御装置のコンベヤ制御部のブロッ
ク図である。
【図5】同洗車機の動作説明図である。
【符号の説明】
1 床面 2 洗車機本体 . 3 ローラコンベヤ(車両移動手段) 4 洗浄部 5 ワックス塗布部 6 乾燥部 7 被洗浄車両 8 ソニックセンサ 9 警報灯 22 表示装置(報知装置) 30 制御装置(制御手段) 31 駆動ユニット 39 車載リミットスイッチ 40 エンコーダ(被洗浄車両の距離検出手段) 41 第1光電スイッチ 42 第2光電スイッチ(被洗浄車両の有無検出手段) A 前輪ロック検出エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据置型洗車機本体内に、被洗浄車両の洗
    浄手段、ワックス塗布手段、乾燥手段を配設し、前記被
    洗浄車両を前方から前記本体内に搬入するとともに本体
    内から後方へ搬出する車両移動手段を設けた洗車機であ
    って、 前記車両移動手段による前記被洗浄車両の移動距離を検
    出する距離検出手段を設け、前記被洗浄車両の後輪から
    後端までの距離と被洗浄車両の前輪から後端までの距離
    との範囲内の所定距離、前記車両移動手段後端より搬送
    方向上流に前記被洗浄車両の有無検出手段を設け、 前記距離検出手段より検出された前記被洗浄車両の移動
    距離によって、前記被洗浄車両が、被洗浄車両の前輪か
    ら後端までの距離に、この距離から前記所定距離を減算
    した距離を加算した距離以上の、前記車両移動手段後端
    より搬送方向上流設定位置に到達したことを検出したと
    き、前記有無検出手段により先行する被洗浄車両が検出
    されていると、前記車両移動手段を一旦停止する制御手
    段を設けたことを特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 洗車機本体の後方に、被洗浄車両の前輪
    ロック解除のメッセージを伝達する報知装置を設け、制
    御手段は、車両移動手段を一旦停止した際、前記報知装
    置を駆動することを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 【請求項3】 報知装置は、ランプの点灯により先行の
    被洗浄車両にメッセージを伝達することを特徴とする請
    求項2記載の洗車機。
JP1016894A 1994-02-01 1994-02-01 洗車機 Pending JPH07215180A (ja)

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JP1016894A JPH07215180A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 洗車機

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