JP3042290B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP3042290B2 JP5334474A JP33447493A JP3042290B2 JP 3042290 B2 JP3042290 B2 JP 3042290B2 JP 5334474 A JP5334474 A JP 5334474A JP 33447493 A JP33447493 A JP 33447493A JP 3042290 B2 JP3042290 B2 JP 3042290B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄車両を搬送装置
で搬送しながら洗浄する洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としては、例えば
特開平3−90456号公報に示されるものがある。す
なわち、洗車機本体が床面に据付けられ、洗車機本体内
には被洗浄車両を入口から出口へ搬送する車両搬送装置
が設置されている。上記車両搬送装置は、入口側に設け
られた第1のスプロケットと、出口側に設けられた第2
のスプロケットと、第2のスプロケットを回転駆動させ
るモータと、第1および第2のスプロケット間に巻張さ
れるチェンと、チェンに一定間隔をおいて配されかつ被
洗浄車両の車輪に回転可能に当接して車両を前進させる
車両搬送ローラと、車両搬送ローラが上記第2のスプロ
ケットに達する前にこの車両搬送ローラを床面より下に
格納するローラ格納手段とを備えたものである。
【0003】これによると、車輪案内路に被洗浄車両の
前輪を位置させた後、車両搬送装置を駆動させる。これ
により、チェンが回動して車両搬送ローラが前輪に当接
してこの前輪を押すため、被洗浄車両の前輪および後輪
が空転し、被洗浄車両が前進する。このようにして被洗
浄車両は洗車機本体内を前進しながら洗浄される。そし
て、被洗浄車両が洗車機本体の出口に達すると、前輪を
押していた車両搬送ローラが前輪から離間してローラ格
納手段の空間に収納される。
【0004】このような洗車において、洗車効率を上げ
るために洗車機本体内で前後2台の被洗浄車両を搬送し
ながら同時に洗車している最中に、先行の被洗浄車両に
トラブルが発生した場合、作業員が車両搬送装置と洗車
機本体とを非常停止させ、トラブルを処理した後、車両
搬送装置と洗車機本体とを再駆動させて、先行の被洗浄
車両および後続の被洗浄車両を洗車機本体内から後方に
搬出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、先行の被洗浄車両のトラブルを処理して
いる間中、後続の被洗浄車両は洗車機本体内に放置され
たままとなるため、後続の被洗浄車両内の運転者が不用
意に車外に出るといった危険性があった。また、上記の
ようなトラブルが発生した場合、洗車効率が著しく低下
するといった問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、先行
の被洗浄車両にトラブルが発生した場合、後続の被洗浄
車両の安全性を確保でき、かつトラブルによる洗車効率
の低下を最小限にとどめることができる洗車機を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における洗車機は、床面に、据置型洗車機
本体と、被洗浄車両を前方から洗車機本体内に搬入する
とともに洗車機本体内から後方へ搬出する搬送装置とを
設け、この搬送装置を搬送経路方向において複数の分割
搬送装置に分割し、各分割搬送装置に、これら分割搬送
装置を各別に正逆駆動させる駆動部を設け、上記洗車機
本体の前端部に、被洗浄車両の車高を検出する車高検出
装置を設け、車高検出装置で検出された車高が所定値よ
りも高い場合に、車高検出位置の分割搬送装置の駆動部
とこの分割搬送装置の始端側に接続されている分割搬送
装置の駆動部とを逆駆動させる制御装置を設けたもので
ある。
【0008】
【作用】上記本発明の構成によると、搬送装置の始端部
に乗り込んだ被洗浄車両は、各分割搬送装置の駆動部が
正駆動することにより、洗車機本体に向けて搬送され
る。やがて被洗浄車両が洗車機本体の前端まで搬送され
た際、車高検出装置により被洗浄車両の車高が検出され
る。検出された車高が所定値よりも高い場合には、被洗
浄車両の車高が洗車許容範囲を越えると判断され、制御
装置により車高検出位置の分割搬送装置の駆動部とこの
分割搬送装置の始端側に接続されている分割搬送装置の
駆動部とが逆駆動する。これにより、被洗浄車両は逆方
向に搬送され洗車機本体から離間するため、車高超過の
被洗浄車両の上端部が洗車機本体の上部に衝突するとい
った事故は回避される。
【0009】したがって、洗車効率を上げるため搬送装
置で前後2台の被洗浄車両を搬送させ、このうち後続の
被洗浄車両の車高が超過している場合、車高検出位置の
分割搬送装置の駆動部とこの分割搬送装置の始端側に接
続されている分割搬送装置の駆動部とが逆駆動すること
により、後続の被洗浄車両が搬送装置の始端部に戻され
て洗車機本体との衝突を回避するとともに、先行の被洗
浄車両が引き続き搬送されながら洗車機本体内で洗車さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
いて説明する。図1,図2に示すように、1は正面視門
形状に形成された据置型の洗車機本体であり、この洗車
機本体1は床面2に設置されている。洗車機本体1の前
端部には、被洗浄車両3の車高を検出するソニックセン
サ4(車高検出装置の一例)が設けられている。また、
洗車機本体1内には、被洗浄車両3の上面を洗浄するト
ップブラシ5と、両側面および前後面を洗浄する左右一
対のサイドブラシ6と、両側面下部および車輪の側面を
洗浄する左右一対のロッカーブラシ7と、ワックス塗布
用のトップブラシ8およびロッカーブラシ9と、乾燥用
のトップノズル10およびサイドノズル11とが設けられて
いる。
【0011】上記洗車機本体1の内部を貫通して、被洗
浄車両3を前方から洗車機本体1内に搬入するとともに
洗車機本体1内から後方へ搬出する左右一対のローラコ
ンベヤ12a,12b(搬送装置の一例)が床面2に並設さ
れている。このうち、一方のローラコンベヤ12aは被洗
浄車両3の一側方の車輪を支持搬送するものであり、他
方のローラコンベヤ12bは被洗浄車両3の他側方の車輪
を支持搬送するものである。
【0012】これら両ローラコンベヤ12a,12bはそれ
ぞれ、搬送経路14の方向において、被洗浄車両3が搬入
される一対の前部コンベヤ15a,15b(分割搬送装置の
一例)と、一対の中間部コンベヤ16a,16b(分割搬送
装置の一例)と、被洗浄車両3が搬出される一対の後部
コンベヤ17a,17b(分割搬送装置の一例)とに3分割
されている。
【0013】上記一方の前部コンベヤ15aと他方の前部
コンベヤ15bとは、それぞれチェン駆動式であり、駆動
軸18により互いに連動連結されている。一方の前部コン
ベヤ15aには、上記駆動軸18を介して両前部コンベヤ15
a,15bを正逆駆動させる正逆回転自在なモータ19など
から成る駆動部20が設けられている。同様に、上記一方
の中間部コンベヤ16aと他方の中間部コンベヤ16bも、
それぞれチェン駆動式であり、駆動軸18により互いに連
動連結されている。一方の中間部コンベヤ16aには正逆
回転自在なモータ19などから成る駆動部21が設けられて
いる。また、上記一方の後部コンベヤ17aと他方の後部
コンベヤ17bも、それぞれチェン駆動式であり、駆動軸
18により互いに連動連結されている。一方の後部コンベ
ヤ17aには、正逆回転自在なモータ19などから成る駆動
部22が設けられている。
【0014】尚、上記ソニックセンサ4の下方には両中
間部コンベヤ16a,16bの前部が位置している。また、
上記前部コンベヤ15a,15bには、被洗浄車両3の乗り
入れを検出する車載リミットスイッチ24が設けられてい
る。また、洗車機本体1の後部には、被洗浄車両3のト
ラブルを検出するトラブル検出装置25(光電スイッチな
ど)が設けられている。このトラブル検出装置25は、万
一、搬送中の被洗浄車両3が後部コンベヤ17a,17bか
ら脱輪して脱出不能になった場合や、前輪がロックされ
た状態で床面2に搬出されたためにこれ以上被洗浄車両
3が搬送方向に押し出されない場合などを検出するもの
である。
【0015】また、洗車機本体1の前面には、洗車コー
スや車種などを入力するための操作パネル26が設けら
れ、この操作パネル26には図3に示すように、洗車スタ
ートスイッチ27と、洗車ストップスイッチ28と、前部コ
ンベヤ15a,15bおよび中間部コンベヤ16a,16bを逆
駆動させる逆転スイッチ29とが設けられている。さら
に、洗車機本体1には、制御装置30と、洗車中の被洗浄
車両3にトラブルが発生したことを知らせる警報装置31
(サイレンや表示灯など)とが設けられている。
【0016】図4に示すように、上記制御装置30は、入
力インターフェイス部33,出力インターフェイス部34,
メモリ部35,および制御コントロール部36を有するマイ
クロコンピュータから構成されている。この制御装置30
には、上記操作パネル26と、ソニックセンサ4,トラブ
ル検出装置25,車載リミットスイッチ24などから構成さ
れるセンサ系と、各コンベヤ15a〜17a,15b〜17bの
駆動部20,21,22および各ブラシ5〜9の駆動部37なら
びに警報装置31などから構成される駆動系とが接続され
ている。
【0017】次に、上記制御装置30の要部を図5に基づ
いて説明する。各コンベヤ15a〜17aの駆動部20〜22に
はそれぞれこれらコンベヤを正駆動および停止させるR
−Sフリップフロップ39,40,41が設けられ、警報装置
31にはR−Sフリップフロップ42が設けられ、操作パネ
ル26のスタートスイッチ27の起動信号aにより作動する
リレイ(RY)1と、ストップスイッチ28の停止信号b
により作動するリレイ(RY)2とが設けられている。
【0018】また、ソニックセンサ4の車高検出信号に
より、車高異常を検出する車高異常検出部43が設けら
れ、車高異常検出時、車高異常検出部43からパルス信号
cが出力される。さらに、トラブル検出装置25からのパ
ルス信号dにより作動するリレイ(RY)3と、このパ
ルス信号dと逆転スイッチ29の起動信号eとにより作動
するリレイ(RY)4とが設けられている。
【0019】また、前部コンベヤ15a,15bに対するフ
リップフロップ39に対しては、このフリップフロップ39
の出力信号fの反転(NOT)信号を論理積(AND)
とする、上記起動信号aのホールド回路が設けられ、こ
のホールド回路の出力信号gと車載リミットスイッチ24
の検出信号hとの理論積がとられて正駆動のセット回路
が構成されている。また、RY2の接点の動作信号iと
RY3の接点の動作信号jと車高異常検出部43からパル
ス信号cとの理論和がとられて正駆動のリセット回路が
構成されている。このフリップフロップ39の出力信号f
は前部コンベヤ15a,15bの駆動部20へ出力される。
【0020】また、中間部コンベヤ16a,16bに対する
フリップフロップ40に対しては、RY1の接点の動作信
号kにより正駆動のセット回路が構成され、RY2の接
点の動作信号iとRY3の接点の動作信号jと車高異常
検出部43からパルス信号cとの理論和がとられて正駆動
のリセット回路が構成されている。また、後部コンベヤ
17a,17bに対するフリップフロップ41に対しては、R
Y1の接点の動作信号kにより正駆動のセット回路が構
成され、RY2の接点の動作信号iとRY3の接点の動
作信号jとの理論和がとられて正駆動のリセット回路が
構成されている。
【0021】また、警報装置31に対するフリップフロッ
プ42に対しては、RY3が動作した時にパルスを1つ発
生させるパルス発生器44の出力パルス信号mによりセッ
ト回路が構成され、逆転スイッチ29の起動信号eにより
リセット回路が構成されている。また、車高異常検出部
43からパルス信号cにより一定時間後にタイマ45から出
力された出力パルス信号nとRY4の接点の動作信号p
との理論和がとられて、前部コンベヤ13aの駆動部と中
間部コンベヤ14aの駆動部とを逆駆動させる逆駆動信号
qが出力される。
【0022】次に、主に図5に基づいて各分割コンベヤ
15a〜17a,15b〜17bの動作を説明する。図2に示す
ように運転手は被洗浄車両3を前部コンベヤ15a,15b
上に乗り入れた後停止させる。これにより、車載リミッ
トスイッチ24が作動し、続いて作業員が操作パネル26の
スタートスイッチ27を操作することにより、RY1が動
作し、各フリップフロップ39〜41がセットされて、各駆
動部20〜22へ起動指令が出力され、前部コンベヤ15a,
15bと中間部コンベヤ16a,16bと後部コンベヤ17a,
17bとが正駆動する。これにより、被洗浄車両3は全コ
ンベヤ15a〜17a,15b〜17bで搬送されながら洗車機
本体1内で洗車される。これに先立って、洗車機本体1
の前端部においてソニックセンサ4が動作し、車高が検
出される。
【0023】この際、検出された車高が所定値(洗車許
容範囲)を超えた場合、車高異常検出部43が動作し、フ
リップフロップ39とフリップフロップ40とがリセットさ
れ、よって前部コンベヤ15a,15bと中間部コンベヤ16
a,16bとが停止し、その直後、タイマ45からの出力パ
ルス信号nにより逆駆動信号qが出力されて、前部コン
ベヤ15a,15bと中間部コンベヤ16a,16bとが逆駆動
する。
【0024】これにより、被洗浄車両3が逆方向に搬送
され洗車機本体1から離間するため、車高超過の被洗浄
車両3の上端部が洗車機本体1の上部に衝突するといっ
た事故は回避される。そして、被洗浄車両3が逆方向に
搬送されてソニックセンサ4が車高を検出しなくなる
と、前部コンベヤ15a,15bと中間部コンベヤ16a,16
bとが停止する。
【0025】また、図6に示すように洗車効率を上げる
ためローラコンベヤ12a,12bで前後2台の被洗浄車両
3,46を搬送し、このうち後続の被洗浄車両3の車高が
超過している場合、上述のように前部コンベヤ15a,15
bと中間部コンベヤ16a,16bとが逆駆動することによ
り、図6の仮想線で示すように後続の被洗浄車両3が洗
車機本体1の上部に衝突することなく前部コンベヤ15
a,15b上に戻るとともに、先行の被洗浄車両46が引き
続き後部コンベヤ17a,17bで搬送されながら洗車機本
体1内で洗車され後部コンベヤ17a,17bの後方に搬出
される。
【0026】また、図7に示すように、2台の被洗浄車
両3,46を搬送している最中に、先行の被洗浄車両46が
洗車機本体1内の後部でトラブルを起こした場合、トラ
ブル検出装置25がトラブルを検出してRY3が動作し、
各フリップフロップ39,40,41がリセットされて前部コ
ンベヤ15a,15bと中間部コンベヤ16a,16bと後部コ
ンベヤ17a,17bとが非常停止する。これとともに、パ
ルス発生器44からパルスmが1つ発生してフリップフロ
ップ42がセットされ、警報装置31が作動して警報が発せ
られる。
【0027】これにより作業員は、トラブルの発生に気
付き、その後、逆転スイッチ29を操作する。したがっ
て、RY4が動作し、前部コンベヤ15a,15bと中間部
コンベヤ16a,16bとが逆駆動するとともに、フリップ
フロップ42がリセットされて警報が停止する。これによ
り後続の被洗浄車両3は、前部コンベヤ15a,15bと中
間部コンベヤ16a,16bとで逆方向に搬送され、図7の
仮想線で示すように洗車機本体1内から前部コンベヤ15
a,15b上まで戻される。そして、作業員が逆転スイッ
チ29を操作するのを止めると、前部コンベヤ15a,15b
と中間部コンベヤ16a,16bとが停止する。したがっ
て、先行の被洗浄車両46のトラブルを処理している間、
後続の被洗浄車両3を前部コンベヤ15a,15b上に待機
させておくことができるため、後続の被洗浄車両3から
運転者が車外に出ても安全である。
【0028】また、トラブルを処理した後、作業員がス
タートスイッチ27を操作することにより前部コンベヤ15
a,15bと中間部コンベヤ16a,16bと後部コンベヤ17
a,17bとが正駆動し、後続の被洗浄車両3は改めて搬
送されながら洗車機本体1内で洗車されるため、トラブ
ルによる洗車効率の低下を最小限にとどめることができ
る。
【0029】上記実施例では、搬送装置の一例として2
本のローラコンベヤ12a,12bを並設しているが、車幅
よりも幅の広い1本のローラコンベヤを用いてもよい。
また、ローラコンベヤに限らず、ベルトコンベヤやチェ
ンコンベヤであってもよい。上記実施例では、ローラコ
ンベヤ12a,12bを前部コンベヤ15a,15bと中間部コ
ンベヤ16a,16bと後部コンベヤ17a,17bとに3分割
しているが、これは2分割または4分割以上であっても
よい。
【0030】上記実施例では、洗車機本体1の後部の一
箇所にトラブル検出装置25を設けているが、複数箇所に
設けてもよい。また、後部コンベヤ17a,17bの終端部
に設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送装置
の始端部に乗り入れた被洗浄車両は、各分割搬送装置の
駆動部が正駆動することにより、洗車機本体に向けて搬
送される。やがて被洗浄車両が洗車機本体の前端まで搬
送された際、車高検出装置により被洗浄車両の車高が検
出される。検出された車高が所定値よりも高い場合に
は、被洗浄車両の車高が洗車許容範囲を越えると判断さ
れ、制御装置により車高検出位置の分割搬送装置の駆動
部とこの分割搬送装置の始端側に接続されている分割搬
送装置の駆動部とが逆駆動する。これにより、被洗浄車
両は逆方向に搬送され洗車機本体から離間するため、車
高超過の被洗浄車両の上端部が洗車機本体の上部に衝突
するといった事故は回避される。
【0032】したがって、洗車効率を上げるため搬送装
置で前後2台の被洗浄車両を搬送さ せ、このうち後続の
被洗浄車両の車高が超過している場合、車高検出位置の
分割搬送装置の駆動部とこの分割搬送装置の始端側に接
続されている分割搬送装置の駆動部とが逆駆動すること
により、後続の被洗浄車両が搬送装置の始端部に戻され
て洗車機本体への衝突を回避するとともに、先行の被洗
浄車両が引き続き搬送されながら洗車機本体内で洗車さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機の内部構成を
示す平面図である。
【図2】洗車機の内部構成を示す側面図である。
【図3】洗車機の操作パネルの概略図である。
【図4】洗車機の制御系のブロック図である。
【図5】制御装置のコンベヤ制御部のブロック図であ
る。
【図6】コンベヤの作動を説明する側面図である。
【図7】コンベヤの作動を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 床面 3 被洗浄車両 4 ソニックセンサ(車高検出装置) 12a,12b ローラコンベヤ(搬送装置) 14 搬送経路 15a,15b 前部コンベヤ(分割搬送装置) 16a,16b 中間部コンベヤ(分割搬送装置) 17a,17b 後部コンベヤ(分割搬送装置) 20,21,22 駆動部 30 制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に、据置型洗車機本体と、被洗浄車
    両を前方から洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本
    体内から後方へ搬出する搬送装置とを設け、この搬送装
    置を搬送経路方向において複数の分割搬送装置に分割
    し、各分割搬送装置に、これら分割搬送装置を各別に正
    逆駆動させる駆動部を設け、上記洗車機本体の前端部
    に、被洗浄車両の車高を検出する車高検出装置を設け、
    車高検出装置で検出された車高が所定値よりも高い場合
    に、車高検出位置の分割搬送装置の駆動部とこの分割搬
    送装置の始端側に接続されている分割搬送装置の駆動部
    とを逆駆動させる制御装置を設けたことを特徴とする洗
    車機。
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