JP3344225B2 - 洗車機および洗車機を用いた洗車方法 - Google Patents

洗車機および洗車機を用いた洗車方法

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JP3344225B2 JP19015596A JP19015596A JP3344225B2 JP 3344225 B2 JP3344225 B2 JP 3344225B2 JP 19015596 A JP19015596 A JP 19015596A JP 19015596 A JP19015596 A JP 19015596A JP 3344225 B2 JP3344225 B2 JP 3344225B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドブラシ装置
が備えられた洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としては、例えば
図13に示すように、停止した車両61に対して洗車機本体
62が前後方向へ往復移動して洗車を行う洗車機が挙げら
れる。上記洗車機本体62には、車両61の側面を洗浄する
左右一対のサイドブラシ63が設けられている。両サイド
ブラシ63は互いに左右方向へ移動して接近離間する。ま
た、上記洗車機本体62には、車両61の幅を検出する車幅
検出用ソニックセンサ64が設けられている。
【0003】これによると、洗車機本体62が車両61に接
近した際、まず車幅検出用ソニックセンサ64で車幅が検
出され、検出した車幅に応じて両サイドブラシ63の停止
位置が設定され、各停止位置まで両サイドブラシ63が移
動する。これにより、仮想線に示すように、両サイドブ
ラシ63間の間隔は車幅に応じて最適に調節され、車両61
の側面とサイドブラシ63との距離が適切なものになる。
そして、洗車機本体62の移動にともなって、車両61の両
側面は両サイドブラシ63で洗浄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、車幅検出用ソニックセンサ64で車幅が検
出される際、水飛沫により車幅検出用ソニックセンサ64
が誤検出したり作動不良に陥る恐れがあった。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、ソニックセンサなどの車幅検出用センサを用いず
に、車両の側面とサイドブラシとの距離を最適に調節す
ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、洗車機
本体と車両とを前後方向へ相対的に移動させて洗車を行
う洗車機であって、上記洗車機本体に、車両の側面を洗
浄しかつ左右方向へ移動可能なサイドブラシ装置と、こ
のサイドブラシ装置を洗車機本体の中心側へ付勢する付
勢手段と、上記サイドブラシ装置に当接して上記付勢手
段の付勢力に抗してサイドブラシ装置を洗車機本体の中
心から離間する方向へ移動させる押し部材と、この押し
部材を左右方向へ移動させる駆動装置とが設けられ、上
記押し部材またはサイドブラシ装置のいずれかに、サイ
ドブラシ装置に対する押し部材の当接離間を検出する検
出装置が設けられ、上記押し部材がサイドブラシ装置か
ら洗車機本体の中心側へ離間したことを検出装置が検出
した際、制御装置が、上記駆動装置を制御して、押し部
材を洗車機本体の中心から離間する方向へ所定距離だけ
移動させることにより、サイドブラシ装置を洗車機本体
の中心から離間する方向へ所定距離だけ戻す動作を行う
ことを特徴としたものである。
【0007】これによると、駆動装置が駆動して押し部
材が洗車機本体の中心側へ移動することにより、サイド
ブラシ装置は付勢手段の付勢力によって洗車機本体の中
心側へ移動する。そして、サイドブラシ装置が車両の側
面に当接して停止するが、このままでは両サイドブラシ
装置が車両側に近寄り過ぎている。このため、この直後
に、押し部材がサイドブラシ装置から洗車機本体の中心
側へ離間し、押し部材がサイドブラシ装置から離間した
ことを検出装置が検出し、これにより、駆動装置が逆駆
動して押し部材が洗車機本体の中心から離間する方向へ
所定距離だけ移動する。このため、押し部材、サイド
ブラシ装置に当接し、付勢手段の付勢力に抗してサイド
ブラシ装置を洗車機本体の中心から離間する方向へ所定
距離だけ戻す。これにより、従来のような車幅検出用セ
ンサを用いずに、サイドブラシと車両の側面との距離を
最適に調節することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、検出装置として近
接スイッチが用いられ、この近接スイッチがサイドブラ
シ装置側に取付けられていることを特徴としたものであ
る。請求項3記載の発明は、サイドブラシ装置は、ロー
ラを介してレールに支持案内されて左右方向へ移動自在
な移動体と、この移動体に設けられたサイドブラシ本体
とから構成され、駆動装置はそれぞれ、左右一対の輪体
と、これら両輪体間に巻回された無端回動体と、いずれ
か一方の輪体を回転駆動させるモータとで構成され、押
し部材は上記無端回動体に設けられて移動体に当接し、
上記モータにパルスエンコーダが接続され、このパルス
エンコーダのパルス数を計数するカウンターが設けら
れ、制御装置は、押し部材が移動体から洗車機本体の中
心側へ離間したことを検出装置が検出した際、モータを
所定パルス数だけ洗車機本体の中心から離間する方向へ
回転させることを特徴としたものである。
【0009】これによると、モータが回転駆動して押し
部材が洗車機本体の中心側へ移動することにより、サイ
ドブラシ装置は付勢手段の付勢力によって洗車機本体の
中心側へ移動する。そして、サイドブラシ本体が車両の
側面に当接して停止するが、このままでは両サイドブラ
シ装置が車両側に近寄り過ぎている。このため、この直
後に、押し部材が移動体から洗車機本体の中心側へ離間
し、押し部材が移動体から離間したことを検出装置が検
出し、これにより、モータが所定パルス数だけ逆回転す
る。このため、押し部材が洗車機本体の中心から離間す
る方向へ所定距離だけ移動し、したがって、押し部材
は、移動体に当接し、付勢手段の付勢力に抗してサイド
ブラシ装置を洗車機本体の中心から離間する方向へ所定
距離だけ移動させる。これにより、サイドブラシと車両
の側面との距離を最適に調節することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、駆動装置を駆動さ
せて押し部材でサイドブラシ装置を洗車機本体の中心か
ら離間する方向へ移動させ、サイドブラシ装置の側方に
車両が達した際、駆動装置を駆動させて押し部材を洗車
機本体の中心側へ移動させ、付勢手段の付勢力によりサ
イドブラシ装置を洗車機本体の中心側へ移動させ、サイ
ドブラシ装置が車両の側面に当接して上記押し部材がサ
イドブラシ装置から洗車機本体の中心側へ離間したこと
を検出装置が検出した際、駆動装置を駆動させて押し部
材を上記付勢手段の付勢力に抗して洗車機本体の中心か
ら離間する方向へ所定距離だけ移動させ、サイドブラシ
装置を洗車機本体の中心から離間する方向へ所定距離だ
け戻すことを特徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図12に基づいて説明する。図8,図9に示すように、
据置型の洗車機本体1と、車両2を前方から上記洗車機
本体1内に搬入するとともに洗車機本体1内から後方へ
搬出する左右一対のローラコンベヤ装置3とから構成さ
れる洗車機4が床面5に設置されている。
【0012】上記洗車機本体1の内部には、洗浄用の左
右一対のロッカーブラシ装置6と、洗浄用のトップブラ
シ装置7と、洗浄用の左右一対のサイドブラシ装置8
a,8bと、ワックス塗付用のトップブラシ装置9と、
ワックス塗付用の左右一対のロッカーブラシ装置10と、
乾燥用のトップノズル装置11と、乾燥用の左右一対のサ
イドノズル装置12とが備えられている。
【0013】図2に示すように、上記両サイドブラシ装
置8a,8bはそれぞれ、移動体14a,14bと、各移動
体14a,14bの下部に設けられたサイドブラシ本体15
a,15bとから構成されている。図3〜図5に示すよう
に、上記両移動体14a,14bはそれぞれ、複数のローラ
16を介してレール17に支持案内されて左右方向へ移動自
在となっている。上記レール17は洗車機本体1の上部に
設けられた架台18に取付けられている。また、上記サイ
ドブラシ本体15a,15bは、移動体14a,14bに、回転
軸19を中心にして回転自在に設けられている。また、移
動体14a,14bにはサイドブラシ本体15a,15bを回転
させる回転用モータ20が設けられ、この回転用モータ20
とサイドブラシ本体15a,15bの回転軸19とはスプロケ
ット21,22とチェン23とを介して連動連結されている。
【0014】図2に示すように、上記両サイドブラシ装
置8a,8bはそれぞれ付勢手段24a,24bによって洗
車機本体1の中心側Aへ付勢されている。上記付勢手段
24a,24bは、一方の移動体14aに連結されかつ洗車機
本体1の中心を超えて他側方へ引き出されたワイヤ25a
と、このワイヤ25aに吊下げられたカウンタウエイト26
aと、他方の移動体14bに連結されかつ洗車機本体1の
中心を超えて一側方へ引き出されたワイヤ25bと、この
ワイヤ25bに吊下げられたカウンタウエイト26bとから
構成されている。また、上記両ワイヤ25a,25bはそれ
ぞれ上記架台18の左右両側部に設けられた案内輪体27に
より水平方向から垂直方向へ案内されている。
【0015】図1に示すように、上記架台18には、両移
動体14a,14bに設けられた受動部材29に当接して上記
付勢手段24a,24bの付勢力に抗して両サイドブラシ装
置8a,8bを洗車機本体1の中心から離間する方向B
へ移動させる左右一対の押し部材30と、これら両押し部
材30を左右方向へ移動させる左右一対の駆動装置31とが
設けられている。
【0016】図3〜図5に示すように、上記両駆動装置
31はそれぞれ、架台18に設けられた左右一対のスプロケ
ット32,33(輪体の一例)と、これら両スプロケット3
2,33間に巻回された駆動チェン34(無端回動体の一
例)と、いずれか一方のスプロケット32を回転させる駆
動用モータ35とから構成されている。図6,図7に示す
ように、上記駆動チェン34は受動部材29に形成された貫
通孔36に移動自在に挿通されている。また、図4に示す
ように、上記各駆動用モータ35にはパルスエンコーダ37
が接続され、このパルスエンコーダ37から発生したパル
ス数はカウンター38で計数される。
【0017】図6,図7に示すように、上記押し部材30
は、駆動チェン34に一体化された(駆動チェン34の一部
を構成する)ロッド体39と、このロッド体39に外嵌され
た筒体40と、上記両者39,40の一定範囲内での相対移動
を許す切欠部41ならびにボルト体42と、上記両者39,40
を離間方向へ付勢するコイルばね43と、上記筒体40の外
端に固定された押し板部44とにより構成されている。上
記受動部材29には、押し部材30の当接離間を検出する近
接スイッチ45(検出装置の一例)が設けられている。
【0018】図8に示すように48は上記各駆動用モータ
35を制御する制御装置であり、この制御装置48は、図7
に示すように各押し部材30が受動部材29から洗車機本体
1の中心側Aへ離間したことを各近接スイッチ45が検出
した際、各駆動用モータ35を所定パルス数だけ洗車機本
体1の中心から離間する方向Bへ回転させる。
【0019】図3〜図5に示すように、上記架台18は、
複数のローラ50を介して、左右一対の支持レール51に支
持案内され、シリンダなどの移動装置(図示せず)によ
って前後方向へ往復移動可能となっている。また、図9
に示すように、上記洗浄用の左右一対のロッカーブラシ
装置6はそれぞれ、洗車機本体1に設けられた揺動アー
ム53の遊端部に取付けられ、揺動アーム53の揺動により
左右方向へ移動自在となっている。また、上記ワックス
塗付用の左右一対のロッカーブラシ装置10も同様に左右
方向へ移動自在となっている。
【0020】以下、上記構成における作用を説明する。
図8に示すように、車両2は、ローラコンベヤ装置3の
始端部上に乗り込んで停止した後、ローラコンベヤ装置
3により洗車機本体1へ向かって搬送される。そして、
両回転用モータ20が駆動して両サイドブラシ本体15a,
15bが回転するとともに、両駆動用モータ35が正回転し
て両駆動チェン34が一方に回動し、両押し部材30がそれ
ぞれ洗車機本体1の中心側Aへ移動する。これにより、
両サイドブラシ装置8a,8bはカウンタウエイト26
a,26bの付勢力によって洗車機本体1の中心側Aへ移
動する。この際、図6に示すように、各受動部材29は各
押し部材30に当接した状態で移動するため、近接スイッ
チ45はオンされている。
【0021】そして、ローラコンベヤ装置3で搬送され
ながら両ロッカーブラシ装置6間を通過しさらにトップ
ブラシ装置7の下方を通過した車両2の前面が図10に示
すように上記両サイドブラシ装置8a,8bに当接した
際、図10の矢印Cに示すように、移動装置(図示せず)
が駆動して車両2の搬送速度に応じて架台18が前方から
後方へ移動し、両サイドブラシ装置8a,8bが前方か
ら後方へ移動するとともに、両駆動用モータ35が逆回転
して両駆動チェン34が他方に回動し、両押し部材30がそ
れぞれ洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ移動す
る。これにより、押し部材30がカウンタウエイト26a,
26bの付勢力に抗して受動部材29を押し、図10の仮想線
で示すように、両サイドブラシ装置8a,8bが洗車機
本体1の中心から離間する方向Bへ移動する。これによ
り、車両2の前面が両サイドブラシ装置8a,8bで洗
浄される。
【0022】このようにして車両2の前面の洗浄が終わ
ると、次に、図11の矢印Dに示すように、架台18が後方
から前方へ復帰移動して両サイドブラシ装置8a,8b
が後方から前方へ移動しながら、再度、両駆動用モータ
35が正回転して両駆動チェン34が一方に回動し、両押し
部材30がそれぞれ洗車機本体1の中心側Aへ移動する。
これにより、図2に示すように、両サイドブラシ装置8
a,8bは、カウンタウエイト26a,26bの付勢力によ
って洗車機本体1の中心側Aへ移動し、車両2の側面に
当接して停止するが、このままでは両サイドブラシ本体
15a,15bが車両2側に近寄り過ぎている。
【0023】このため、この直後に、図7に示すよう
に、押し部材30が受動部材29から洗車機本体1の中心側
Aへ離間し、近接スイッチ45はオフに切り換わる。これ
により、制御装置48が駆動用モータ35を逆回転させる。
この際、カウンター38がパルスエンコーダ37のパルス数
を計数し、カウンター38の計数値が所定値に達すると駆
動用モータ35が停止される。したがって、駆動チェン34
が他方に回動し、押し部材30が洗車機本体1の中心から
離間する方向Bへ所定距離だけ移動する。これにより、
図6に示すように、押し部材30は受動部材29に当接しカ
ウンタウエイト26a,26bの付勢力に抗して受動部材29
を押すため、図1に示すように、両サイドブラシ装置8
a,8bが洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ所
定距離Tだけ戻る。これにより、従来のような車幅検出
用センサを用いずに、両サイドブラシ本体15a,15bと
車両2の側面との距離を最適に調節することができる。
また、図6に示すように、押し部材30は受動部材29に当
接する際、筒体40に対してロッド体39がコイルばね43に
抗して相対移動するため、当接時の衝撃が緩衝される。
【0024】尚、車両2が洗車機本体1の中心に対して
左右いずれか一方にずれて搬送されている場合、一方の
サイドブラシ本体15aが車両2の一側面に先に当接し洗
車機本体1の中心から離間する方向Bへ所定距離Tだけ
移動し、わずかに遅れて他方のサイドブラシ本体15bが
車両2の他側面に当接し洗車機本体1の中心から離間す
る方向Bへ所定距離Tだけ移動する。このように、車両
2が左右いずれかにずれていても、それぞれのサイドブ
ラシ本体15a,15bと車両2の側面との距離を最適に調
節することができる。
【0025】このようにして車両2の側面の洗浄が終わ
ると、次に、図12に示すように、両サイドブラシ装置8
a,8bがそれぞれ洗車機本体1の中心側Aへ移動する
とともに、移動装置が駆動して車両2の搬送速度に応じ
て架台18が車両2を追い掛けて前方から後方(矢印Eの
方向)へ移動し、両サイドブラシ装置8a,8bが前方
から後方へ移動しながら車両2の後面を洗浄する。
【0026】このようにして車両2の後面の洗浄が終わ
ると、図8に示すように、車両2は、さらに、ワックス
塗付用のトップブラシ装置9とロッカーブラシ装置10と
によりワックスを塗付され、乾燥用のトップノズル装置
11とサイドノズル装置12とにより乾燥され、その後、両
ローラコンベヤ装置3の終端部まで搬送される。そし
て、車両2を走行させて両ローラコンベヤ装置3の終端
部から出て行く。
【0027】上記実施の形態では、図4に示すように、
架台18を前後方向へ移動可能とすることにより、両サイ
ドブラシ装置8a,8bを前後方向へも移動させている
が、架台18を固定して、両サイドブラシ装置8a,8b
を左右方向のみ移動させてもよい。
【0028】上記実施の形態では、図2に示すように、
両サイドブラシ装置8a,8bを左右方向へ移動可能と
しているが、左右いずれか一方のサイドブラシ装置8
a,8bを左右方向へ移動可能とし、他方のサイドブラ
シ装置8a,8bを固定してもよい。
【0029】上記実施の形態では、図6に示すように、
検出装置の一例として近接スイッチ45を用いたが、リミ
ットスイッチや光電スイッチを用いてもよい。上記実施
の形態の洗車機は、図8に示すように、洗車機本体1を
床面に据付け固定し、車両2をローラコンベヤ装置3で
搬送しながら洗車を行う形式のものであるが、車両2を
所定位置に停止させた状態で、洗車機本体1を車両2に
対して往復移動させて洗車する形式の洗車機に適応して
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、駆動装置が駆動して押し部材
が洗車機本体の中心側へ移動することにより、サイドブ
ラシ装置は付勢手段の付勢力によって洗車機本体の中心
側へ移動する。そして、サイドブラシ装置が車両の側面
に当接して停止するが、このままでは両サイドブラシ装
置が車両側に近寄り過ぎている。このため、この直後
に、押し部材がサイドブラシ装置から洗車機本体の中心
側へ離間し、押し部材がサイドブラシ装置から離間した
ことを検出装置が検出し、これにより、駆動装置が逆駆
動して押し部材が洗車機本体の中心から離間する方向へ
所定距離だけ移動する。このため、押し部材が、サイド
ブラシ装置に当接し、付勢手段の付勢力に抗してサイド
ブラシ装置を洗車機本体の中心から離間する方向へ所定
距離だけ戻す。これにより、従来のようにソニックセン
サなどの車幅検出用センサを用いずに、サイドブラシ装
置と車両の側面との距離を最適に調節することができる
ため、車幅検出用センサの誤検出や作動不良によるトラ
ブルを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機のサイドブ
ラシ装置の正面図である。
【図2】同サイドブラシ装置の動きを説明するための正
面図である。
【図3】左右一方のサイドブラシ装置の上部の正面図で
ある。
【図4】左右一方のサイドブラシ装置の平面図である。
【図5】左右一方のサイドブラシ装置の上部の側面図で
ある。
【図6】互いに当接した状態での押し部材と受動部材の
断面図である。
【図7】互いに離間した状態での押し部材と受動部材の
断面図である。
【図8】洗車機全体の一部切欠き側面図である。
【図9】洗車機全体の一部切欠き平面図である。
【図10】両サイドブラシ装置を用いた洗車手順を説明
する概略平面図である。
【図11】両サイドブラシ装置を用いた洗車手順を説明
する概略平面図である。
【図12】両サイドブラシ装置を用いた洗車手順を説明
する概略平面図である。
【図13】従来のサイドブラシを備えた洗車機の概略平
面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 車両 4 洗車機 8a,8b サイドブラシ装置 14a,14b 移動体 15a,15b サイドブラシ本体 16 ローラ 17 レール 24a,24b 付勢手段 30 押し部材 31 駆動装置 32 スプロケット(輪体) 33 スプロケット(輪体) 34 駆動チェン(無端回動体) 35 駆動用モータ 37 パルスエンコーダ 38 カウンター 45 近接スイッチ(検出装置) 48 制御装置 A 洗車機本体の中心側 B 洗車機本体の中心から離間する方向 T 所定距離

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗車機本体と車両とを前後方向へ相対的
    に移動させて洗車を行う洗車機であって、 上記洗車機本体に、車両の側面を洗浄しかつ左右方向へ
    移動可能なサイドブラシ装置と、このサイドブラシ装置
    を洗車機本体の中心側へ付勢する付勢手段と、上記サイ
    ドブラシ装置に当接して上記付勢手段の付勢力に抗して
    サイドブラシ装置を洗車機本体の中心から離間する方向
    へ移動させる押し部材と、この押し部材を左右方向へ移
    動させる駆動装置とが設けられ、 上記押し部材またはサイドブラシ装置のいずれかに、サ
    イドブラシ装置に対する押し部材の当接離間を検出する
    検出装置が設けられ、 上記押し部材がサイドブラシ装置から洗車機本体の中心
    側へ離間したことを検出装置が検出した際、制御装置
    が、上記駆動装置を制御して、押し部材を洗車機本体の
    中心から離間する方向へ所定距離だけ移動させることに
    より、サイドブラシ装置を洗車機本体の中心から離間す
    る方向へ所定距離だけ戻す動作を行うことを特徴とする
    洗車機。
  2. 【請求項2】 検出装置として近接スイッチが用いら
    れ、この近接スイッチがサイドブラシ装置側に取付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 【請求項3】 サイドブラシ装置は、ローラを介してレ
    ールに支持案内されて左右方向へ移動自在な移動体と、
    この移動体に設けられたサイドブラシ本体とから構成さ
    れ、駆動装置はそれぞれ、左右一対の輪体と、これら両
    輪体間に巻回された無端回動体と、いずれか一方の輪体
    を回転駆動させるモータとで構成され、押し部材は上記
    無端回動体に設けられて移動体に当接し、上記モータに
    パルスエンコーダが接続され、このパルスエンコーダの
    パルス数を計数するカウンターが設けられ、制御装置
    は、押し部材が移動体から洗車機本体の中心側へ離間し
    たことを検出装置が検出した際、モータを所定パルス数
    だけ洗車機本体の中心から離間する方向へ回転させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  4. 【請求項4】 駆動装置を駆動させて押し部材でサイド
    ブラシ装置を洗車機本体の中心から離間する方向へ移動
    させ、サイドブラシ装置の側方に車両が達した際、駆動
    装置を駆動させて押し部材を洗車機本体の中心側へ移動
    させ、付勢手段の付勢力によりサイドブラシ装置を洗車
    機本体の中心側へ移動させ、サイドブラシ装置が車両の
    側面に当接して上記押し部材がサイドブラシ装置から洗
    車機本体の中心側へ離間したことを検出装置が検出した
    際、駆動装置を駆動させて押し部材を上記付勢手段の付
    勢力に抗して洗車機本体の中心から離間する方向へ所定
    距離だけ移動させ、サイドブラシ装置を洗車機本体の中
    心から離間する方向へ所定距離だけ戻すことを特徴とす
    る請求項1記載の洗車機を用いた洗車方法。
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