JP3530686B2 - 洗車機の洗車方法 - Google Patents

洗車機の洗車方法

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JP3530686B2
JP3530686B2 JP26646296A JP26646296A JP3530686B2 JP 3530686 B2 JP3530686 B2 JP 3530686B2 JP 26646296 A JP26646296 A JP 26646296A JP 26646296 A JP26646296 A JP 26646296A JP 3530686 B2 JP3530686 B2 JP 3530686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を搬送手段で
搬送しながらサイドブラシ装置を用いて洗浄する洗車機
の洗車方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車機としては例えば特
開平7−47935号公報が挙げられる。すなわち、床
面に、門型状の据置型洗車機本体と、車両を洗車機本体
の前方から洗車機本体内を通して洗車機本体の後方へ搬
送するローラコンベヤとが設置されている。上記洗車機
本体には左右一対のサイドブラシが設けられ、このうち
一側方のサイドブラシが洗車機本体の所定位置に固定さ
れ、他側方のサイドブラシが左右方向および前後方向に
移動可能な構成になっている。
【0003】これら左右一対のサイドブラシによる洗車
方法では、車両がローラコンベヤで搬送されながら、一
側方の固定されたサイドブラシによって車両の一側面が
洗浄されるとともに、他側方のサイドブラシが前後左右
方向へ移動することによって車両の前面と他側面と後面
とが洗浄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、一側方のサイドブラシは洗車機本体に固
定されているため、一側方のサイドブラシと車両の一側
面との間隔が所定の間隔になるように、車両を左右方向
(車幅方向)で位置決めする必要があった。したがっ
て、車両の中心軸が洗車機本体の中心軸に対して傾いて
搬送された場合、車両の一側面が一側方の固定のサイド
ブラシから次第に離間してこの固定のサイドブラシによ
り十分に洗浄されなくなるといった不具合や、逆に車両
の一側面が固定のサイドブラシへ次第に接近してこの固
定のサイドブラシが車両の一側面に押され、固定のサイ
ドブラシにより車両の一側面が傷つけられるといった不
具合を招く恐れがあった。
【0005】上記課題を解決するために、上記従来形式
のサイドブラシに代えて、従来の洗車機本体が前後方向
に移動して停止した状態の車両を洗車する洗車機におい
て一般的に使用されている左右方向に移動自在な一対の
サイドブラシを適用することが考えられる。しかし、こ
のサイドブラシを適用する場合、サイドブラシは左右対
象に同時に駆動されるため、上記のように車両が傾いた
状態で搬送された場合、車両の一側面がサイドブラシで
十分に洗浄されないといった不具合を招く恐れがあっ
た。
【0006】そこで本発明は、車両が左右方向へ多少ず
れた状態で搬送されても、さらに車両が搬送方向に向か
って傾いた状態で搬送されても、車両を傷つけることな
く、車両の両側面を十分に洗浄することが可能な洗車機
の洗車方法を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、据置型の洗車機本体
と、車両を前方から前記洗車機本体内に搬入するととも
に洗車機本体内から後方へ搬出する搬送手段を備え、前
記洗車機本体に、車両搬送方向と車両搬送方向の逆方向
とに往復移動自在な左右一対のサイドブラシ装置と、こ
れら各サイドブラシ装置を洗車機本体の中心側へ付勢す
る付勢手段と、前記各サイドブラシ装置に当接して前記
付勢手段の付勢力に抗して各サイドブラシ装置を洗車機
本体の中心から離間する方向へ移動させる押し部材と、
各サイドブラシ装置がそれぞれ前記押し部材より離間し
たことを検出する検出装置を設けた洗車機の洗車方法で
あって、前記サイドブラシ装置により車両の側面を洗浄
しているとき、前記一方のサイドブラシ装置が車両の一
側面に押されて洗車機本体の中心から離間する方向へ移
し、一方のサイドブラシ装置が一方の押し部材より離
間したことを一方の検出装置により検出すると、前記一
方の押し部材を洗車機本体の中心から離間する方向へ移
動し、前記一方のサイドブラシ装置を前記付勢手段の付
勢力に抗して所定距離だけ移動させるとともに、他方の
サイドブラシ装置の他方の押し部材を洗車機本体の中心
側へ移動させ、他方のサイドブラシ装置が前記付勢手段
により洗車機本体の中心側へ移動することを許容して車
両の他側面に当接させ、他方のサイドブラシ装置が前記
他方の押し部材より離間したことを他方の検出装置によ
検出すると、前記他方の押し部材を洗車機本体の中心
から離間する方向へ移動し、前記他方のサイドブラシ装
置を前記付勢手段の付勢力に抗して所定距離だけ移動さ
せることを特徴とするものである。
【0008】これによると、搬送方向に対して傾いた状
態の車両を搬送手段により搬送しながらサイドブラシ装
置により洗浄するとき、一方のサイドブラシ装置は、車
両の側面に押されて洗車機本体の中心から離間する方向
へ移動して、このサイドブラシ装置の一方の押し部材は
一方のサイドブラシ装置から離間する。このままサイド
ブラシ装置が車両の側面に押され続けると、車両の側面
がサイドブラシ装置により傷つく恐れがある。また他方
のサイドブラシ装置は、車両の側面から離間して十分な
洗浄を行えなくなる。
【0009】そこで、一方の押し部材がサイドブラシ装
置から洗車機本体の中心側へ離間したことを一方の検出
装置により検出すると、この一方の押し部材を洗車機本
体の中心から離間する方向へ移動させて前記一方のサイ
ドブラシ装置を前記付勢手段の付勢力に抗して所定距離
だけ移動させ、一方のサイドブラシ装置を車両の側面に
対して洗浄に最適な位置に移動させる。さらに、他方の
サイドブラシ装置の他方の押し部材を洗車機本体の中心
側へ移動させ、他方のサイドブラシ装置が前記付勢手段
により洗車機本体の中心側へ移動することを許容して車
両の他側面に当接させ、他方の押し部材がサイドブラシ
装置より離間したことを他方の検出装置により検出する
と、この他方の押し部材を洗車機本体の中心から離間す
る方向へ移動させて前記他方のサイドブラシ装置を前記
付勢手段の付勢力に抗して所定距離だけ移動させ、他方
のサイドブラシ装置を車両の側面に対して洗浄に最適な
位置に移動させる。また請求項2に記載の発明は、上記
請求項1に記載の発明であって、前記一方の検出装置と
して近接スイッチを設け前記他方の検出装置として
接スイッチを設けたことを特徴とするものである。これ
によると、一方のサイドブラシ装置が一方の押し部材よ
り離間したことが一方の近接スイッチにより検出され、
また他方のサイドブラシ装置が他方の押し部材より離間
したことが他方の近接スイッチにより検出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図8,図9に示すように、据置型
の洗車機本体1と、車両2を前方から上記洗車機本体1
内に搬入するとともに洗車機本体1内から後方へ搬出す
る左右一対のローラコンベヤ装置3とから構成される洗
車機4が床面5に設置されている。
【0011】上記洗車機本体1の内部には、洗浄用の左
右一対のロッカーブラシ装置6と、洗浄用のトップブラ
シ装置7と、洗浄用の左右一対のサイドブラシ装置8
a,8bと、ワックス塗付用のトップブラシ装置9と、
ワックス塗付用の左右一対のロッカーブラシ装置10
と、乾燥用のトップノズル装置11と、乾燥用の左右一
対のサイドノズル装置12とが備えられている。上記左
右一対のロッカーブラシ装置6,10はそれぞれ、洗車
機本体1に設けられた揺動アーム6x,10xの遊端部
に取付けられ、揺動アーム6x,10xの揺動により左
右方向へ移動自在となっている。
【0012】また上記洗車機本体1の前面には、表面に
操作パネル13を配した、マイクロコンピュータからな
る制御装置(詳細は後述する)51が設けられている。
操作パネル13には、洗車コースの設定スイッチ、車種
の設定スイッチ、スタート/ストップスイッチなどが設
けられている。また洗車機本体1の前面上部には、車両
2の車高およぴ有無を検出する超音波センサ35が設け
られている。
【0013】上記両サイドブラシ装置8a,8bはそれ
ぞれ、図14に示すように、移動体14a,14bと、各
移動体14a,14bの下部に設けられたサイドブラシ
本体15a,15bとから構成されている。そして、図
12,図13に示すように、上記両移動体14a,14bは
それぞれ、複数のローラ16を介してレール17に支持
案内されて左右方向へ移動自在となっている。また上記
レール17は図10に示すように、洗車機本体1の上部に
設けられた架台18に取付けられている。
【0014】また図13に示すように、上記両サイドブラ
シ本体15a,15bはそれぞれ、移動体14a,14
bに、回転軸19を中心にして回転自在に設けられてい
る。また、移動体14a,14bにはサイドブラシ本体
15a,15bを回転させる回転用モータ20が設けら
れている。
【0015】また図10に示すように、上記架台18に
は、左側のサイドブラシ装置8aを洗車機本体1の左半
分の範囲内で左右方向へ移動させる一方の移動装置21
aと、右側のサイドブラシ装置8bを洗車機本体1の右
半分の範囲内で左右方向へ移動させる他方の移動装置2
1bとが設けられている。
【0016】上記両移動装置21a,21bは、両サイ
ドブラシ装置8a,8bを洗車機本体1の中心側Aへ付
勢する左右一対のブラシ付勢手段22a,22bと、こ
れらブラシ付勢手段22a,22bに抗して両サイドブ
ラシ装置8a,8bを洗車機本体1の中心から離間する
方向Bへ移動させるブラシ駆動手段23a,23bから
構成されている。
【0017】上記ブラシ付勢手段22a,22bはそれ
ぞれ、図14に示すように、各移動体14a,14bに連
結されたワイヤ24a,24bと、各ワイヤ24a,2
4bに吊下げられたウェイト25a,25bとで構成さ
れている。また、上記両ワイヤ24a,24bはそれぞ
れ上記架台18の左右両側部に設けられた案内輪体26
により水平方向から垂直方向へ案内されている。
【0018】上記両駆動手段23a,23bはそれぞ
れ、架台18に設けられた左右一対のスプロケット2
7,28と、これら両スプロケット27,28間に巻回
された駆動用チェン29と、いずれか一方のスプロケッ
ト27を回転させる駆動用モータ30(図12参照)と、
上記駆動用チェン29に一体的に設けられた押し部材3
1とから構成されている。図10〜図12に示すように、上
記押し部材31は、両移動体14a,14bに設けられ
た各受動部材32に当接して上記ブラシ付勢手段22
a,22bの付勢力に抗して両サイドブラシ装置8a,
8bを洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ押し移
動させる。尚、図13に示すように、上記駆動用チェン2
9は受動部材32に形成された貫通孔33に移動自在に
貫通している。また、上記受動部材32には、押し部材
31の当接離間を検出する近接スイッチ34が設けられ
ている。
【0019】図10〜図13に示すように、上記架台18
は、左右一対のサイドフレーム37と、これら両サイド
フレーム37間を連結する連結材38から構成されてい
る。上記レール17は両サイドフレーム37間に架設さ
れている。上記架台18は、両サイドフレーム37の前
後に設けられた複数のローラ39を介して、左右一対の
支持レール40に支持案内され、車両搬送方向Cおよび
車両搬送方向とは逆方向Dへ往復移動可能となってい
る。
【0020】上記架台18は、左右一対の架台付勢手段
41a,41bによって車両搬送方向とは逆方向Dへ移
動し、架台駆動手段42によって上記両架台付勢手段4
1a,41bの付勢力に抗し車両搬送方向Cへ移動す
る。すなわち、上記両架台付勢手段41a,41bはそ
れぞれ、架台18の両側部かつ前部に連結されたワイヤ
43と、これら両ワイヤ43に吊下げられたウェイト4
4から構成されている。また、上記両ワイヤ43はそれ
ぞれ洗車機本体1の左右両側部に設けられた案内輪体4
5により水平方向から垂直方向へ案内されている。
【0021】また、上記架台駆動手段42は、一端が架
台18の中央部に連結されたワイヤ46と、このワイヤ
46の他端がピストンロッド47に接続されたシリンダ
装置48とから構成されている。上記シリンダ装置48
は支持ブラケット57に水平に取付けられ、左右方向に
ピストンロッド47が出退する。また、上記支持ブラケ
ット57には、上記ワイヤ46を前後方向からシリンダ
装置48のピストンロッド47の出退方向(左右方向)
へ案内する2個の案内輪体49,50が設けられてい
る。尚、上記支持ブラケット57は洗車機本体1の上部
に設けられた横フレーム材58に取付けられている。
【0022】図10において、洗車機本体1には、実線で
示したように前限位置Eまで移動した架台18を検出す
る前位の架台検出装置52と、仮想線で示したように後
限位置Fまで移動した架台18を検出する後位の架台検
出装置53とが設けられている。また、架台18には車
両2を検出する車両検出装置54が設けられている。上
記架台検出装置52,53には光電スイッチや近接スイ
ッチ,リミットスイッチなどが用いられ、車両検出装置
54には光電スイッチや超音波センサなどが用いられ
る。
【0023】また各押し部材31には前方に突出させて
マグネット60が取付けられ、このマグネット60が中
心のスプロケット28近傍に移動したことを検出する、
すなわち移動体14a,14bがスプロケット28位置
(閉限位置)にあることを検出する近接センサからなる
閉限検出装置61a,61bが設けられ、またマグネッ
ト60が両側のスプロケット27近傍に移動したことを
検出する、すなわち移動体14a,14bがスプロケッ
ト27位置(開限位置)にあることを検出する近接セン
サからなる開限検出装置62a,62bが設けられてい
る。また中心の各スプロケット28の近傍に、各スプロ
ケット28の歯を検出する近接センサからなるパルスエ
ンコーダ63a,63bが設けられている。
【0024】上記サイドブラシ装置8a,8b、および
ローラコンベヤ装置3の制御ブロックを図4に示す。図
4の制御ブロック図に示すように、制御装置51に、操
作パネル13、閉限検出装置61a,61b、開限検出
装置62a,62b、近接スイッチ34a,34b、パ
ルスエンコーダ63a,63b、車両検出装置54、前
位の架台検出装置52、後位の架台検出装置53、ロー
ラコンベヤ装置(走行モータ)3、サイドブラシ装置8
a,8bの回転モータ20a,20b、駆動用モータ3
0a,30b、シリンダ装置48が接続されている。
【0025】制御装置51は、シーケンス部64と、ロ
ーラコンベヤ装置(走行モータ)3を駆動して車両2を
前進させる走行駆動部66と、移動位置検出部67a,
67bと、車両検出装置54、前位の架台検出装置5
2、および後位の架台検出装置53が接続され、回転モ
ータ20a,20b、およびシリンダ装置48を駆動す
るサイドブラシ統括制御部68と、閉限検出装置61
a、開限検出装置62a、近接スイッチ34a、および
移動位置検出部67aが接続され、駆動用モータ30a
を駆動する左サイドブラシ制御部69と、上記閉限検出
装置61b、開限検出装置62b、近接スイッチ34
b、および移動位置検出部67bが接続され、駆動用モ
ータ30bを駆動する右サイドブラシ制御部70から構
成されている。
【0026】上記サイドブラシ統括制御部68、左サイ
ドブラシ制御部69、および右サイドブラシ制御部70
によりサイドブラシ本体15a,15bの左右方向およ
び前後方向の移動制御が行われる。
【0027】上記シーケンス部64は、操作パネル13
からの洗車コースなどの設定信号に応じて洗車機4全体
の動作を統括する制御部であり、走行駆動部66へ走行
指令を出力して車両2の走行を実行させ、サイドブラシ
統括制御部68へ駆動指令を出力してサイドブラシ8
a,8bによる車両2の洗浄を実行させる。
【0028】上記移動位置検出部67a,67bはそれ
ぞれ、移動体14a,14bの閉限位置からパルスエン
コーダ63a,63bのパルス信号をカウント(移動体
14a,14bが離間方向は加算、接近方向は減算)し
て、移動体14a,14bの閉限位置からの位置データ
αa,αbを検出し、左サイドブラシ制御部69と右サ
イドブラシ装置70へ出力する。
【0029】以下、サイドブラシ制御部68、および左
サイドブラシ制御部69の詳細な制御動作を、サイドブ
ラシ装置8a,8bにより車両2の洗浄を行う際の洗車
機全体の作用とともに、図4〜図7のフローチャートに
従って説明する。なお、右サイドブラシ制御部70の動
作は左サイドブラシ制御部69の動作と同一(但し、左
右対称)であるので説明を省略する。また図10の実線で
示すように、予め、架台18は前限位置Eで待機して前
位の架台検出装置52はオン状態にあり、さらに、両サ
イドブラシ装置8a,8bは、図1(a)に実線で示す
ように、洗車機本体1の中心から離間した側端部で待機
している。
【0030】まず、車両2を、図9の仮想線に示すよう
に、ローラコンベヤ装置3の始端部上に乗り込んで停止
させた後、操作パネル13により洗車コースなどが設定
され、スタートスイッチが操作される。
【0031】シーケンス部64は、操作パネル13から
の洗車コースなどの設定信号に応じて洗車動作を設定
し、走行駆動部66へ走行指令信号を出力し、次にサイ
ドブラシ統括制御部68へ駆動信号を出力する。走行駆
動部66は走行指令信号に応じてローラコンベヤ装置3
を駆動し、よって車両2は前進を開始する。 <車両2の前面2cの洗浄>サイドブラシ統括制御部6
8は、図5に示すように、上記駆動信号を入力すると
(ステップ−A1)、両回転用モータ20a,20bを
駆動して両サイドブラシ本体15a,15bを回転させ
(ステップ−A2)、左サイドブラシ制御部69、およ
び右サイドブラシ制御部70へ車両前面洗浄待機信号を
出力する(ステップ−A3)。
【0032】左サイドブラシ制御部69は、図6に示す
ように、上記車両前面洗浄待機信号を入力すると(ステ
ップ−B1)、左サイドブラシ装置8aの駆動用モータ
30aを正回転駆動して駆動チェンを一方に回動し、押
し部材31を洗車機本体1の中心側Aへ移動させ(ステ
ップ−B2)、閉限検出装置61aが動作すると(ステ
ップ−B3)、駆動用モータ30aの回転駆動を停止す
る(ステップ−B4)。
【0033】これにより、図1(a)に仮想線で示すよ
うに、両サイドブラシ装置8a,8bはウェイト25
a,25bの付勢力によって洗車機本体1の中心側Aへ
移動し、閉限位置で停止する。この際、受動部材32は
押し部材31に当接した状態で移動するため、近接スイ
ッチ34はオンされている。
【0034】サイドブラシ統括制御部68は、前位の架
台検出装置52がオフとなったことを検出すると(ステ
ップ−A4)、シリンダ装置48を駆動してピストンロ
ッド47を退入させ(ステップ−A5)、左サイドブラ
シ制御部69へ車両前面洗浄開始信号を出力し(ステッ
プ−A6)、左サイドブラシ装置8aと右サイドブラシ
装置8bが互いに干渉しないように一定時間遅らせて、
右サイドブラシ制御部70へ車両前面洗浄開始信号を出
力する(ステップ−A7)。
【0035】これにより図10に仮想線で示すように、架
台18が、ウェイト44の付勢力に抗して、ワイヤ46
を介して引っ張られ、車両2の搬送速度に応じて車両搬
送方向Cへ移動し、図1(b)に仮想線で示すように、
両サイドブラシ装置8a,8bが前方から後方へ移動す
る。
【0036】左サイドブラシ制御部69は、上記車両前
面洗浄開始信号を入力すると(ステップ−B5)、左サ
イドブラシ装置8aの駆動用モータ30aを逆回転駆動
して駆動チェンを他方に回動し、押し部材31を洗車機
本体1の中心から離間する方向Bへ移動させ(ステップ
−B6)、開限検出装置62aが動作すると(ステップ
−B7)、駆動用モータ30aの回転駆動を停止する
(ステップ−B8)。
【0037】これにより、両サイドブラシ装置8a,8
bでは、押し部材31がウェイト25a,25bの付勢
力に抗して受動部材32を押し、図1(b)に仮想線で
示すように、両サイドブラシ装置8a,8bがともに洗
車機本体1の中心から離間する方向Bへ移動し、よって
車両2の前面2cのほぼ左半分が一方のサイドブラシ装
置8aで洗浄され、ほぼ右半分が他方のサイドブラシ装
置8bで洗浄される。<車両2の側面2a,2bの洗浄
>このようにして車両2の前面2cの洗浄が終わり、架
台18が前限位置Eから後限位置Fまで移動すると、後
位の架台検出装置53が架台18を検出する。
【0038】サイドブラシ統括制御部68は、後位の架
台検出装置53がオンとなったことを検出すると(ステ
ップ−A8)、シリンダ装置48を駆動してピストンロ
ッド47を突出させ(ステップ−A9)、左サイドブラ
シ制御部69、および右サイドブラシ制御部70へ車両
側面洗浄開始信号を出力する(ステップ−A10)。
【0039】これにより、シリンダ装置48のピストン
ロッド47が突出するため、架台18が、ウェイト44
の付勢力により、ワイヤ43を介して引っ張られ、図1
(c)に示すように、車両搬送方向とは逆方向Dへ移動
を開始する。
【0040】左サイドブラシ制御部69は、上記車両側
面洗浄開始信号を入力すると(ステップ−B9)、左サ
イドブラシ装置8aの駆動用モータ30aを正回転駆動
して駆動チェンを一方に回動し、押し部材31を洗車機
本体1の中心側Aへ移動させ(ステップ−B10)、近接
スイッチ34aがオフとなると(ステップ−B11)、駆
動用モータ30aの回転駆動を停止し(ステップ−B1
2)、現在の移動位置検出部67aの移動検出位置αa
を記憶し(記憶した値をαaKとする)(ステップ−B
13)、続いて駆動用モータ30aを逆回転駆動して駆動
チェンを他方に回動し、押し部材31を洗車機本体1の
中心から離間する方向Bへ移動させ(ステップ−B1
4)、移動位置検出部67aの移動検出位置αaが〔α
aK+β〕(βは正の所定距離)となると(ステップ−
B15)、駆動用モータ30aの回転駆動を停止する(ス
テップ−B16)。このとき、近接スイッチ34aはオン
状態に復帰する。
【0041】次に車両検出装置54がオフかどうかを確
認し(ステップ−B17)、車両検出装置54がオフでな
いとき、すなわちオンのときに、右サイドブラシ制御部
70から後述する「ブラシ閉」信号を入力しているかを
確認する(ステップ−B18)。この「ブラシ閉」信号を
入力していないとき、再度近接スイッチ34aがオフか
どうかを確認し(ステップ−B19)、近接スイッチ34
aがオフのとき、右サイドブラシ制御部70へ「ブラシ
閉」信号を出力し(ステップ−B20)、上記ステップ−
B13〜B16を繰り返す。
【0042】ステップ−B18において、「ブラシ閉」信
号の入力を確認すると、左サイドブラシ装置8aの駆動
用モータ30aを正回転駆動して駆動チェンを一方に回
動し、押し部材31を洗車機本体1の中心側Aへ移動さ
せ(ステップ−B21)、近接スイッチ34aがオフとな
ると(ステップ−B22)、駆動用モータ30aの回転駆
動を停止し(ステップ−B23)、上記ステップ−B13〜
B16を繰り返す。
【0043】これにより、両サイドブラシ装置8a,8
bでは、再度、両駆動用モータ30が正回転して両駆動
用チェン29が一方に回動し、両押し部材31がそれぞ
れ洗車機本体1の中心側Aへ移動し、図1(c)に仮想
線で示すように、両サイドブラシ装置8a,8bは、ウ
ェイト25a,25bの付勢力によって洗車機本体1の
中心側Aへ移動し、車両2の側面2a,2bに当接して
停止するが、このままでは両サイドブラシ本体15a,
15bが車両2側に近寄り過ぎている。そして、この直
後に、図14に示すように、一旦押し部材31が受動部材
32から洗車機本体1の中心側Aへ離間し、近接スイッ
チ34はオフに切り換わる。これにより、図1(d)に
示すように、駆動用モータ30が所定回転数だけ逆回転
して、駆動用チェン29が他方に回動し、押し部材31
が洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ所定距離β
だけ移動する。これにより、図15に示すように、押し部
材31は受動部材32に当接しウェイト25a,25b
の付勢力に抗して受動部材32を押すため、両サイドブ
ラシ装置8a,8bが洗車機本体1の中心から離間する
方向Bへ所定距離βだけ移動する。これにより、一側方
のサイドブラシ本体15aと車両2の一側面2aとの距
離ならびに他側方のサイドブラシ本体15bと車両2の
他側面2bとの距離をそれぞれ最適に調節することがで
きる。
【0044】そして、車両2の搬送とともに、車両2の
両側面2a,2bが両サイドブラシ装置8a,8bで洗
浄される。この際図1(d)に示すように、車両2が架
台18の下方を通過している最中は、車両検出装置54
が車両2を検出している。
【0045】また、車両2が洗車機本体1の中心に対し
て左右いずれか一方にずれて搬送されている場合、一側
方のサイドブラシ本体15aが車両2の一側面2aに先
に当接し洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ所定
距離βだけ移動し、わずかに遅れて他側方のサイドブラ
シ本体15bが車両2の他側面2bに当接し洗車機本体
1の中心から離間する方向Bへ所定距離βだけ移動す
る。このように、車両2が左右いずれかにずれていて
も、それぞれのサイドブラシ本体15a,15bと車両
2の側面2a,2bとの距離を最適に調節することがで
きる。
【0046】また、図3に示すように、上記車両2が搬
送方向に対して傾いた状態で搬送されている場合、一方
のサイドブラシ装置8a(8b)が車両2の一側面2a
(2b)に押されて洗車機本体1の中心から離間する方
向Bへ移動し、他方のサイドブラシ装置8b(8a)は
車両2の他側面2b(2a)から離間する。図3(a)
に示すように、サイドブラシ装置8aのサイドブラシ本
体15aが車両2の一側面2aに押されて押し部材31
が受動部材32から離間すると、再度近接スイッチ34
がオフに切り換わり、この近接スイッチ34のオフ動作
に応じて、図3(b)に示すように、洗車機本体1の中
心から離間する方向Bへ再度所定距離βだけ移動し、ま
た他方のサイドブラシ装置8bのサイドブラシ本体15
bは洗車機本体1の中心側Aへ移動し、車両2の他側面
2bに当接し、近接スイッチ34はオフに切り換わる
と、洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ所定距離
βだけ移動する。よって、車両2が搬送方向に対して傾
いた状態で搬送されている場合にも、サイドブラシ本体
15a,15bと車両2の側面2a,2bとの距離を最
適に調節することができる。
【0047】このように、両サイドブラシ装置8a,8
bを個別に左右方向へ移動させることによって、車両2
が多少左右方向へずれた状態、あるいは傾いた状態で搬
送されていても、両サイドブラシ装置8a,8bで車両
2の両側面2a,2bを十分に、しかも車両2を損傷す
ることなく洗浄することができる。 <車両2の後面2dの洗浄>車両2の両側面2a,2b
の洗浄が終わり、架台18が後限位置Fから前限位置E
まで移動すると、前位の架台検出装置52が架台18を
検出する。そして、図2(a)に実線で示すように、車
両2が架台18の下方を通過すると、車両検出装置54
がオフとなり、車両2の後端の位置が検知される。
【0048】サイドブラシ統括制御部68は、前位の架
台検出装置52がオンとなったことを検出し(ステップ
−A11)、車両検出装置54がオフとなったことを検出
すると(ステップ−A12)、シリンダ装置48を駆動し
てピストンロッド47を退入させ(ステップ−A13)、
左サイドブラシ制御部69、および右サイドブラシ制御
部70へ車両後面洗浄開始信号を出力する(ステップ−
A14)。
【0049】これにより、シリンダ装置48のピストン
ロッド47が退入し、架台18が、ウェイト44の付勢
力に抗しながらワイヤ46を介して引っ張られ、図2
(a)に仮想線で示すように車両2の後端の位置と搬送
速度とに応じて車両搬送方向Cへ移動する。
【0050】左サイドブラシ制御部69は、ステップ−
B17において車両検出装置54がオフとなったことを検
出し、上記車両後面洗浄開始信号を入力すると(ステッ
プ−B24)、左サイドブラシ装置8aの駆動用モータ3
0aを正回転駆動して駆動チェンを一方に回動し、押し
部材31を洗車機本体1の中心側Aへ移動させ(ステッ
プ−B25)、閉限検出装置61aが動作すると(ステッ
プ−B26)、駆動用モータ30aの回転駆動を一旦停止
する(ステップ−B27)。続いて所定時間(数秒)後、
左サイドブラシ装置8aの駆動用モータ30aを逆回転
駆動して駆動チェンを他方に回動し、押し部材31を洗
車機本体1の中心から離間する方向Bへ移動させ(ステ
ップ−B28)、開限検出装置62aが動作すると(ステ
ップ−B29)、駆動用モータ30aの回転駆動を停止す
る(ステップ−B30)。
【0051】これにより、両サイドブラシ装置8a,8
bでは、図2(a)に仮想線で示すように、ウェイト2
5a,25bの付勢力によって洗車機本体1の中心側A
へ移動し、閉限位置で停止し、続いて押し部材31がウ
ェイト25aの付勢力に抗して受動部材32を押し、図
2(b)に実線で示すように、両サイドブラシ装置8
a,8bが洗車機本体1の中心から離間する方向Bへ移
動し、よって車両2の後面2dのほぼ左半分が一方のサ
イドブラシ装置8aで洗浄され、車両2の後面2dのほ
ぼ右半分が他方のサイドブラシ装置8bで洗浄される。
【0052】このように、両サイドブラシ装置8a,8
bは搬送される車両2を追い掛けながら車両2の後面2
dを洗浄する。そして、架台18が前限位置Eから後限
位置Fまで移動すると、後位の架台検出装置53が架台
18を検出する。
【0053】サイドブラシ統括制御部68は、後位の架
台検出装置53がオンとなったことを検出すると(ステ
ップ−A15)、シリンダ装置48を駆動してピストンロ
ッド47を突出させ(ステップ−A16)、両回転用モー
タ20を停止させてサイドブラシ本体15a,15bの
回転を停止させる(ステップ−A17)。
【0054】これにより、シリンダ装置48のピストン
ロッド47が突出するため、架台18が、ウェイト44
の付勢力により、ワイヤ43を介して引っ張られ、車両
搬送方向とは逆方向Dへ移動し、架台18は前限位置へ
戻り、またサイドブラシ本体15a,15bの回転が停
止する。これにより、両サイドブラシ装置8a,8bに
より車両2の洗浄が終了する。
【0055】その後、図9に示すように、車両2は、さ
らに、ワックス塗付用のトップブラシ装置9とロッカー
ブラシ装置10とによりワックスを塗付され、乾燥用の
トップノズル装置11とサイドノズル装置12とにより
乾燥され、その後、両ローラコンベヤ装置3の終端部ま
で搬送される。そして、車両2を走行させて両ローラコ
ンベヤ装置3の終端部から出て行く。
【0056】このように、車両2がずれた状態あるいは
傾いた状態の場合にも、車両2を傷つけることなく、最
適に洗浄することができる。また、洗車機本体1のほぼ
左半分の範囲を左右に往復移動するとともに、他側方の
サイドブラシ装置8bが洗車機本体1のほぼ右半分の範
囲を左右に往復移動するため、従来の形式に比べて各サ
イドブラシ装置8a,8bの左右方向への移動距離を短
くでき、また架台18を車両2に追従させて移動させる
ことにより、車両2を停止させることなく洗浄を実行で
き、洗浄時間を短縮することができる。
【0057】なお、上記実施の形態では、図10に示すよ
うに、シリンダ装置48を用いて架台18を車両搬送方
向Cへ移動させているが、モータを用いてもよい。ま
た、図14に示すように、押し部材31の当接離間を検出
する検出装置として近接スイッチ34を用いたが、リミ
ットスイッチや光電スイッチを用いてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送方向に対して傾いた状態の車両を搬送手段により搬
送しながらサイドブラシ装置により洗浄するとき、サイ
ドブラシ装置を車両の側面に対して洗浄に最適な位置に
移動させることができ、よって十分な洗浄を行うことが
でき、車両を傷つけることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機において、
車両を洗浄する際の、両サイドブラシ装置と架台との動
作を示す概略平面図である。
【図2】同洗車機において、車両洗浄する際の、両サイ
ドブラシ装置と架台との動作を示す概略平面図である。
【図3】同洗車機において、車両洗浄する際の、両サイ
ドブラシ装置と架台との動作を示す概略平面図である。
【図4】同洗車機の制御装置のブロック図である。
【図5】同洗車機の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】同洗車機の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】同洗車機の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】同洗車機の一部切欠き平面図である。
【図9】同洗車機の一部切欠き側面図である。
【図10】同洗車機の架台およびその周辺の平面図であ
る。
【図11】同洗車機の架台の一部拡大平面図である。
【図12】同洗車機の一方のサイドブラシ装置の上部の正
面図である。
【図13】同洗車機の一方のサイドブラシ装置の上部の側
面図である。
【図14】同洗車機の両サイドブラシ装置と移動装置との
概略正面図である。
【図15】同洗車機の両サイドブラシ装置の動作を示す概
略正面図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 2 車両 3 ローラコンベヤ装置 4 洗車機 8a,8b サイドブラシ装置 14a,14b 移動体 15a,15b サイドブラシ本体 18 架台 20a,20b サイドブラシ本体回転用モータ 30a,30b 移動体駆動用モータ 34a,34b 近接スイッチ 35 超音波センサ 48 シリンダ装置 51 制御装置 52 前位架台検出装置 53 後位架台検出装置 54 車両検出装置 61a,61b 閉限検出装置 62a,62b 開限検出装置 63a,63b パルスエンコーダ A 洗車機本体の中心への方向 B 洗車機本体の中心から離間する方向 C 車両搬送方向 D 車両搬送方向の逆方向 E 架台の前限位置 F 架台の後限位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−105039(JP,A) 特開 平8−108832(JP,A) 特開 平7−47935(JP,A) 特開 平2−267052(JP,A) 実開 平5−26696(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据置型の洗車機本体と、車両を前方から
    前記洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本体内から
    後方へ搬出する搬送手段を備え、前記洗車機本体に、車
    両搬送方向と車両搬送方向の逆方向とに往復移動自在な
    左右一対のサイドブラシ装置と、これら各サイドブラシ
    装置を洗車機本体の中心側へ付勢する付勢手段と、前記
    各サイドブラシ装置に当接して前記付勢手段の付勢力に
    抗して各サイドブラシ装置を洗車機本体の中心から離間
    する方向へ移動させる押し部材と、各サイドブラシ装置
    がそれぞれ前記押し部材より離間したことを検出する検
    出装置を設けた洗車機の洗車方法であって、 前記サイドブラシ装置により車両の側面を洗浄している
    とき、前記一方のサイドブラシ装置が車両の一側面に押
    されて洗車機本体の中心から離間する方向へ移動し、一
    方のサイドブラシ装置が一方の押し部材より離間したこ
    とを一方の検出装置により検出すると、 前記一方の押し部材を洗車機本体の中心から離間する方
    向へ移動し、前記一方のサイドブラシ装置を前記付勢手
    段の付勢力に抗して所定距離だけ移動させるとともに、
    他方のサイドブラシ装置の他方の押し部材を洗車機本体
    の中心側へ移動させ、他方のサイドブラシ装置が前記付
    勢手段により洗車機本体の中心側へ移動することを許容
    して車両の他側面に当接させ、 他方のサイドブラシ装置が前記他方の押し部材より離間
    したことを他方の検出装置により検出すると、前記他方
    の押し部材を洗車機本体の中心から離間する方向へ移動
    し、前記他方のサイドブラシ装置を前記付勢手段の付勢
    力に抗して所定距離だけ移動させることを特徴とする洗
    車機の洗車方法。
  2. 【請求項2】 前記一方の検出装置として近接スイッチ
    を設け前記他方の検出装置として近接スイッチを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の洗車機の洗車方
    法。
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