JP4042427B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送されてくるワークを、その搬送方向に関して定位置にセンタリングしてワーク停止部に自動停止させることの出来るワーク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のワーク搬送装置の前記ワーク停止部には、安全性や停止ワークに対する自動作業の遂行のために、定位置に停止したワークの搬送方向前後両側に等距離dだけ離れて位置する前後一対のワークはみ出し検出用センサーと、定位置に停止したワークを検出するワーク在席検出用センサーとが設けられる。
【0003】
このようなワーク搬送装置に於いて、搬送方向のサイズが大きい一定サイズの大ワークと搬送方向のサイズが小さい一定サイズの小ワークの少なくとも大小2種類のワークを取り扱う場合、大小何れのワークもワーク停止部に於いて前記のように定位置にセンタリングして自動停止させるために、例えば前記前後一対のワークはみ出し検出用センサーの内、搬送方向後方側のワークはみ出し検出用センサーがワークの搬送方向前端を検出した時点から大小各ワークが定位置(センタリング位置)に達するまでの所要時間を予め求めておき、ワーク停止部に搬送されてくるワークサイズに対応する前記所要時間をタイマーに設定し、搬送方向後方側のワークはみ出し検出用センサーがワーク前端を検出した時点から前記タイマーの設定時間が経過したときに搬送装置を自動停止させることにより、大小各ワークを定位置(センタリング位置)に自動停止させる制御のために特別なセンサーを付加することなく所期の目的を達成出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような制御方法では、大小各ワーク毎にタイマーに設定する時間を異ならしめる必要が有り、制御が煩雑になる問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るワーク搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送方向のサイズが大きい大ワークWLと搬送方向のサイズが小さい小ワークWSの少なくとも大小2種類のワークを、その搬送方向に関して定位置Pにセンタリングして停止させるワーク停止部に、定位置Pに停止した大ワークWLの搬送方向前後両側に等距離dだけ離れて位置する前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2と、定位置Pに停止した大小何れのワークWL,WSも検出出来るワーク在席検出用センサーS4とが設けられた搬送装置であって、搬送停止制御用タイマー7を備え、前記ワーク在席検出用センサーS4は、定位置Pに停止した小ワークWSの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた位置に配設され、前記タイマー7には、前記距離dだけワークが進むのに要する時間Tが設定され、大ワークWLの停止制御時には、大ワークWLの搬送方向後端が搬送方向後方側の前記ワークはみ出し検出用センサーS1から離れたときから前記タイマー7の設定時間Tの経過後に搬送装置3を停止させ、小ワークWSの停止制御時には、前記ワーク在席検出用センサーS4が小ワークWSの搬送方向前端を検出したときから前記タイマー7の設定時間Tの経過後に搬送装置3を停止させる構成となっている。
【0006】
上記構成の本発明を実施するについて、前記搬送装置3は、搬送用走行台車1上にその走行方向と直交する向きにワークを積み卸しするために搭載し、前記前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2は、前記搬送用走行台車1の左右巾方向の両側辺近傍に配設することが出来る。又、前記搬送装置17は地上に設置し、そのワーク搬送経路の途中に前記ワーク停止部18を設けることも出来る。
【0007】
前記搬送装置3,17が、前記ワーク停止部18に対し一方向からのみワークを搬入するものであるときは、前記ワーク在席検出用センサーS4は、定位置Pに停止した小ワークWSの搬送方向前端側にのみ配設すれば良い。又、前記搬送装置3,17が、前記ワーク停止部18に対し前後何れ側からもワークを搬入し得るものであるときは、前記ワーク在席検出用センサーS3,S4は、定位置に停止した小ワークWSの搬送方向前後両端何れ側にも配設すれば良い。
【0008】
更に、搬送方向のサイズが前記大ワークWLと小ワークWSの中間の中ワークWMも取り扱う搬送装置3,17であるときは、前記ワーク在席検出用センサーS4とは別に、定位置Pに停止した中ワークWMの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた位置に配設された中ワーク検出用センサーS5を設けておき、中ワークWMの停止制御時には、前記中ワーク検出用センサーS5が中ワークWMの搬送方向前端を検出したときから前記タイマー7の設定時間Tの経過後に搬送装置3,17を停止させるように構成することが出来る。
【0009】
又、前記のように、搬送方向のサイズが前記大ワークWLと小ワークWSの中間の中ワークWMも取り扱う搬送装置3,17である場合、前記ワーク在席検出用センサーS4は、定位置Pに停止した中ワークWMの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた中ワーク検出位置p2へ移動可能に構成し、中ワークWMの停止制御時には、前記中ワーク検出位置p2へ移動されたワーク在席検出用センサーS4が中ワークWMの搬送方向前端を検出したときから前記タイマー7の設定時間Tの経過後に搬送装置3,17を停止させるように構成することにより、前記のような中ワーク検出用センサーS5を不要にすることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1は搬送用走行台車であって、床面上の一定走行経路を自動走行するもので、2列のチエンコンベヤ2から成り且つ全長(搬送経路長)が搬送用走行台車1の左右巾と等しい搬送装置3を、その搬送方向が台車走行方向に対し直交する左右巾方向となる向きに搭載している。4は搬送用走行台車1の走行経路脇に配設されたワーク搬入装置であって、定位置に停止した搬送用走行台車1の搬送装置3、即ち、2列のチエンコンベヤ2と接続する2列のチエンコンベヤ5から構成されている。勿論、図では省略しているが、搬送用走行台車1の走行経路脇には前記ワーク搬入装置4と同一構造で、チエンコンベヤ5の搬送方向が逆向きの、ワーク搬出装置が併設されている。
【0011】
搬送用走行台車1は、ワーク搬入装置4から送り出されるワークを搬送装置3で受け継いで取り込み、このワークを搬送用走行台車1の走行により別の場所へ搬送するように使用されるが、取り扱うワークとして、搬送方向のサイズWLLが大きい一定サイズの大ワークWLと搬送方向のサイズWSLが小さい一定サイズの小ワークWSとがあり、これら大小各ワークWL,WSは、その搬送方向長さの中央位置が搬送装置3上の定位置P、例えば搬送用走行台車1の左右巾方向の中心位置を通る前後方向中心線CLと一致する位置、にセンタリングされた状態で搬送装置3上で停止し、支持される。しかして、この実施形態では、搬送装置3の搬送経路長が大ワークWLの搬送方向サイズWLLより少し大きい程度であるから、搬送装置3そのものがワーク停止部に相当することになる。
【0012】
ワーク搬入装置4や図示省略のワーク搬出装置は、搬送用走行台車1の走行経路の左右何れ側にも配設されるので、前記搬送装置3は、その搬送方向を正逆切り換え可能なもので、前記定位置Pに対し前後何れ側からも(搬送用走行台車1の左右何れ側からも)ワークを搬入することが出来るし、目的場所に於いて前記定位置Pから前後何れ側へも(搬送用走行台車1の左右何れ側へも)ワークを搬出することが出来る。この搬送装置3は、搬送用走行台車1に搭載の制御装置6によって、外部から与えられる起動信号、搬送方向信号、ワークサイズ信号(大ワークWLであるか小ワークWSであるかの区別信号)、後述する4つのセンサーS1〜S4からの検出信号、及びタイマー7の設定時間経過時のタイムアップ信号等に基づき、自動的に起動停止制御され、起動時は、一定搬送速度V(mm/sec)でワークを搬送する。
【0013】
センサーS1〜S4は搬送装置3に付属するもので、定位置Pにセンタリングされて停止した大ワークWLの搬送方向前後両端から等距離dだけ外側に離れた位置に配設された前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2と、定位置Pにセンタリングされて停止した小ワークWSの搬送方向前後両端から等距離dだけ内側に離れた位置に配設された前後一対のワーク在席検出用センサーS3,S4とから成る。即ち、大ワークWLの搬送方向のサイズをWLL、小ワークWSの搬送方向のサイズをWSL、前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2間の間隔をDL、前後一対のワーク在席検出用センサーS3,S4間の間隔をDSとすれば、DL>WLL>WSL>DSであり、前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2は、DL=WLL+2dとなるように、搬送用走行台車1の中心線CLに対し左右対称に配設され、前後一対のワーク在席検出用センサーS3,S4は、DS=WSL−2dとなるように、前記中心線CLに対し左右対称に配設される。しかして、前記タイマー7の設定時間T(sec)は、搬送速度V(mm/sec)の搬送装置3でd(mm)の距離だけワークを搬送するのに要する時間であり、T=d/Vが設定される。
【0014】
各センサーS1〜S4は、ワークWL,WSの構造や被検出部位の材質(専用の被検出部材を付設する場合を含む)等に応じて、透過型又は反射型光電センサーや磁気センサー、その他の各種無接触型センサーの他、リミットスイッチ等の接触型センサー等も利用出来るが、ここでは、後述するように、ワークWL,WSの搬送方向と平行な一側辺のコーナー部を斜めに横断する光軸を備えた、投光器と受光器とのセットから成る透過型光電センサーを使用している。勿論、全てのセンサーS1〜S4は、大ワークWL、小ワークWSを問わずに検出出来る用に光軸位置が設定されている。
【0015】
制御装置6は、ワーク搬入装置4からのワーク取り込み時に、図8及び図9のフローチャートに示す手順で搬送装置3の停止制御を行う。即ち、搬送用走行台車1が目的のワーク搬入装置4に対応する位置で停止すると、その停止位置に応じて(ワーク搬入装置4が左右何れ側にあるかに応じて)搬送装置3の搬送方向が決定され(s1)、ワーク搬入装置4がセンサーS1側にあるときは搬送装置3がセンサーS1側からセンサーS2側へ駆動される(s2)。ワーク搬入装置4は、この搬送装置3の駆動開始に応じて起動される。勿論、タイムラグが問題なければ、搬送用走行台車1が定位置に停止したことにより起動することも出来る。この結果、ワーク搬入装置4側からワークが搬送用走行台車1の搬送装置3上に送り出され、当該搬送装置3がそのワークを引き継いで搬送用走行台車1の反対側方向(センサーS2のある側)に搬送速度V(mm/sec)で搬送することになる。
【0016】
一方、制御装置6には、ワーク搬入装置4から搬入されるワークが大ワークWLであるか小ワークWSであるかのワークサイズ信号が、ワーク搬入装置4側から適当な手段で与えられる(s3)。この場合、各ワーク搬入装置4が、大ワーク専用搬入装置と小ワーク専用搬入装置とに区別されているならば、搬送用走行台車1の停止位置から自動的にワークサイズを判別させることが出来る。
【0017】
今、搬入されるワークが大ワークWLであるとすると、搬送装置3のワーク搬入側のワークはみ出し検出用センサーS1がONからOFFに切り換わったとき(s4)、タイマー制御が開始される。尚、前記のように各センサーについて動作状態をON、OFFと表記するが、ONとはセンサーがワークを検出した状態を指し、透過型光電センサーの場合は光軸をワークが遮って受光器に入光しない状態(センサー自体はOFF状態)を意味し、OFFとはセンサーがワークを検出していない状態を指し、透過型光電センサーの場合は受光器が入光状態にあること(センサー自体はON状態)を意味する。
【0018】
搬送装置3がセンサーS1のある側からセンサーS2のある側へ搬送する大ワークWLによって、入口側のワークはみ出し検出用センサーS1がOFFからONに切り換わり、当該大ワークWLの全体が搬送装置3上に乗り移った直後に入口側のワークはみ出し検出用センサーS1から当該大ワークWLの搬送方向後端が搬送方向へ外れて当該ワークはみ出し検出用センサーS1がONからOFFに切り換わる(s4)と、タイマー7によるタイムカウントが開始され(s5)、当該タイマー7に設定された時間T(sec)が経過したとき(s6)、搬送装置3の駆動が停止される(s7)。前記のように、設定時間T(sec)による搬送装置3のワーク搬送距離は、距離d(mm)であるから、大ワークWLは、その搬送方向後端がワークはみ出し検出用センサーS1から搬送方向へ距離d(mm)だけ離れた位置に達したときに搬送停止されるので、当該大ワークWLは、図1Bに示すように、搬送装置3上の定位置Pにセンタリングされた状態で停止することになる。
【0019】
搬入されるワークが小ワークWSである場合は、前後一対のワーク在席検出用センサーS3,S4の内、搬送方向側のセンサーS4がOFFからONに切り換ったとき(s8)、上記の大ワークWLのときと同一のタイマー制御(s5、s6、s7)が開始される。即ち、小ワークWSの搬送方向前端が出口側のワーク在席検出用センサーS4の位置に到達して当該センサーS4がOFFからONに切り換わる(s8)と、タイマー7によるタイムカウントが開始され(s5)、当該タイマー7に設定された時間T(sec)が経過したとき(s6)、搬送装置3の駆動が停止される(s7)。前記のように、設定時間T(sec)による搬送装置3のワーク搬送距離は、距離d(mm)であるから、小ワークWSは、その搬送方向前端が出口側のワーク在席検出用センサーS4から搬送方向へ距離d(mm)だけ離れた位置に達したときに搬送停止されるので、当該小ワークWSは、図1Bに示すように、搬送装置3上の定位置Pにセンタリングされた状態で停止することになる。
【0020】
上記のように搬送用走行台車1上への大ワークWL又は小ワークWSの移載が正常に行われたときは、前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2の両方がOFF状態で且つ前後一対のワーク在席検出用センサーS3,S4の両方がON状態であるから、この状態の確認(s9)により、搬送用走行台車1の発進等、ワーク移載の正常終了処理(s10)が行われる。
【0021】
若し、与えられたワークサイズのワークでなかった場合や、搬送装置3又は制御装置6の誤動作等により、搬送装置3上に移載されたワークWL,WSが定位置Pに対するセンタリング位置を超えて搬送されて、出口側のワークはみ出し検出用センサーS2をOFFからONに切り換えた位置で停止したような場合は、正常終了の確認条件(s9)が達成されないので、警報を発して搬送用走行台車1の発進を見送る等の異常終了処理(s11)が行われる。更に、ワーク搬入装置4から搬送用走行台車1上の搬送装置3へのワークの搬送途中や搬送装置3によるワークの搬送途中に何らかの原因でワークが止まってしまったりして、別途設定されている許容時間内にタイマー制御開始条件(s4,s8)が達成されなかったとき(s12、s13)は、搬送装置3の非常停止(s14)を行った後、警報を発して搬送用走行台車1の発進を見送る等の異常終了処理(s11)が行われる。この場合、必要に応じて制御装置6側から地上側のワーク搬入装置4に対し非常停止指令を発信することも出来る。
【0022】
搬送用走行台車1がワークを受け取るワーク搬入装置4が反対側、即ち、ワークはみ出し検出用センサーS2のある側にある場合は、図9のフローチャートに示すように、搬送装置3がセンサーS2側からセンサーS1側へ駆動される(s15)。そして、受け取るワークサイズに応じて(s16)タイマー制御の開始時期が決定される。即ち、搬入されるワークが大ワークWLである場合は、搬送装置3のワーク搬入側に相当するワークはみ出し検出用センサーS2がONからOFFに切り換わったとき(s17)にタイマー制御が開始され、搬入されるワークが小ワークWSである場合は、搬送装置3の出口側に相当するワーク在席検出用センサーS3がOFFからONに切り換わったとき(s18)にタイマー制御が開始される。このタイマー制御開始後の制御内容は、先に説明した搬送装置3の搬送方向がセンサーS1側からセンサーS2側のときと同一(s5〜s7,s9〜s11)であり、許容時間内にタイマー制御が開始されなかったとき(s19,s20)の処理も同一(s14,s11)である。
【0023】
従って、制御が正常に行われたときは、先に説明した搬送装置3の搬送方向がセンサーS1側からセンサーS2側のときと同様に、大ワークWLのときは、その搬送方向後端がワークはみ出し検出用センサーS2から搬送方向へ距離d(mm)だけ離れた位置に達したとき、即ち、定位置Pにセンタリングされたときに停止し、小ワークWSのときは、その搬送方向前端がワーク在席検出用センサーS3より搬送方向へ距離d(mm)だけ離れた位置に達したとき、即ち、定位置Pにセンタリングされたときに停止することになる。
【0024】
尚、前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2は、搬送用走行台車1の走行中に、搬送装置3が定位置Pで支持しているワークWL,WSが何らかの原因で搬送用走行台車1の左右巾方向に許容限度以上に移動したことを検出するのに利用される。即ち、ワークWL,WSが搬送用走行台車1の左右両側辺からはみ出すと危険であるから、ワークはみ出し検出用センサーS1,S2の何れかが横動したワークWL,WSの端部によってOFFからONに切り換えられると、その検出信号に基づいて警報を発すると共に搬送用走行台車1を非常停止させる等の異常時処理が自動実行される。
【0025】
図1では、大ワークWLと小ワークWSとが同一巾であるように図示しているが、図2及び図3に示すように、大ワークWLの方が小ワークWSよりも巾広のときは、搬送装置3には、大ワーク専用のサイドガイド8a,8bと、小ワーク専用のサイドガイド9a,9bとを併設し、小ワーク専用サイドガイド9a,9bは、大ワークWLの底面レベルよりも下の退避レベルと上の作用レベルとに切り換え出来るように昇降可能に構成することが出来る。このように構成するときは、一組みのサイドガイドを左右対称に接近離間移動させて大ワークWL用と小ワーク用とに兼用させる場合と比較して、大ワーク専用サイドガイド8a,8bを固定しておくことが出来るので、この大ワーク専用サイドガイド8a,8bに各センサーS1〜S4を取り付けることが出来る。即ち、各センサーS1〜S4として、図示のように、投光器10と受光器11のセットから成る透過型光電センサーを利用する場合、投光器10は、片側の大ワーク専用サイドガイド8aに適当なブラケット12を使用して、大ワークWLの外側で適当高さに取り付け、受光器11は、搬送装置3の2列のチエンコンベヤ2の内、サイドガイド8aに近い側のチエンコンベヤ2のフレーム13に適当なブラケット14を介して、搬送装置3のワーク支持レベルより下側に取り付け、投光器10から受光器11に至る光軸15が、大ワークWL及び小ワークWSの何れにもその一側辺の下側コーナー部で遮られるように構成することが出来る。尚、投光器10と受光器11とは、位置を逆にして取り付けても良い。
【0026】
図1に基づく実施形態の説明では、搬送用走行台車1の左右何れ側からも大ワークWL又は小ワークWSが搬入されるように説明したが、搬送用走行台車1の左右何れか片側からのみワークWL,WSが搬入されるときは、図4に示すように、ワーク在席検出用センサーとしては、定位置Pにセンタリング状態で停止している小ワークWSのワーク搬送方向側端部より内側に距離dだけ離れた位置に一つのワーク在席検出用センサーS3を配設すれば良い。勿論、この一つのワーク在席検出用センサーS4は、定位置Pにセンタリング状態で停止する大ワークWLも検出することが出来るものである。尚、図では、巾が同一の大ワークWLと小ワークWSの両方に対して作用する一組みのサイドガイド16a,16bが使用されている。
【0027】
以上の実施形態では、本発明の搬送装置を搬送用走行台車1上に搭載したが、図5に示すように、地上に固定的に設置されるコンベヤのような搬送装置17としても実施することが出来る。この場合、搬送経路途中の所要箇所に設定されたワーク停止部18に於ける定位置Pに、ワークはみ出し検出用センサーとワーク在席検出用センサーとを本発明に従って配設することにより、当該ワーク停止部18に於ける定位置PにワークWL,WSをセンタリングして停止させることが出来るが、当該搬送装置17の搬送方向が一方向に決まっているのであれば、図4に示したものと同様に、搬送方向前後一対のワークはみ出し検出用センサーS1,S2と、一つのワーク在席検出用センサーS4とを配設すれば良い。
【0028】
以上の実施形態では、大小2種類のワークWL,WSのみを取り扱うものとして説明したが、図6に示すように、中間サイズのワーク、即ち、搬送方向のサイズWMLが前記大ワークWLのサイズWLLと小ワークWSのサイズWSLの中間となる中ワークWMも取り扱う場合は、前記ワーク在席検出用センサーS4とは別に、定位置Pにセンタリング状態で停止した中ワークWMの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた位置に中ワーク検出用センサーS5を設け、中ワークWMの停止制御時には、前記中ワーク検出用センサーS5が中ワークWMの搬送方向前端を検出したときから前記タイマーの設定時間Tの経過後に搬送装置3,17を停止させるように構成すれば良い。ワーク在席検出は、前記ワーク在席検出用センサーS4が全てのサイズのワークWL,WM,WSを検出することが出来るので、中ワーク検出用センサーS5で中ワークWMの在席検出を行わせる必要はない。又、中ワークWMが複数種類(複数サイズ)ある場合は、各サイズの中ワークWMに対応する複数の中ワーク検出用センサーS5を配設し、搬入される中ワークWMのサイズに応じて中ワーク検出用センサーS5を択一的に使い分けるようにすれば良い。
【0029】
上記のように中ワーク専用のセンサーS5を配設しないで、図7に示すように、ワーク在席検出用センサーS4を、小ワークWSの停止制御のための位置(タイマー制御開始位置)p1と図6に示した中ワークWMの停止制御のための位置(タイマー制御開始位置)p2との間で移動可能に支持し、小ワークWSの停止制御時にはワーク在席検出用センサーS4を位置p1に切り換えて前記のように制御し、中ワークWMの停止制御時にはワーク在席検出用センサーS4を位置p2に切り換えて前記のように制御することも出来る。ワーク在席検出用センサーS4の位置切り換え手段は如何なる構成のものでも良いが、例えば図示のように、前記2位置p1,p2間をスライド可能にガイドレール19に支持された可動ブラケット20にセンサーS5を取り付け、この可動ブラケット20をモーター駆動のネジ送り手段、シリンダーユニット、ソレノイド等、適当なアクチェーターで駆動するように構成することが出来る。この場合も、中ワークWMが複数種類(複数サイズ)あるときは、各サイズのワークに対応する位置に択一的に切り換え可能に構成すれば良い。
【0030】
尚、図6及び図7では、ワークの搬送方向が一方向に決まっているものとして、搬送方向側にのみワーク在席検出用センサーS4や中ワーク検出用センサーS5を配設したが、ワークの搬送方向が正逆両方向に切り換えられる場合は、ワーク在席検出用センサーS4や中ワーク検出用センサーS5を、図1Bに示すように定位置Pに対し搬送方向前後対称に配設すれば良い。搬送装置3,17は、2列のチエンコンベヤ2で構成されたものに限定されず、ベルトコンベヤ、ローラーコンベヤ、その他種々のコンベヤを利用して構成することが出来るし、ワークとしても、パレットやコンテナを使用したもの等、各種のものが対象となる。
【0031】
【発明の効果】
本発明のワーク搬送装置は以上のように実施し且つ使用することができるものであって、係る本発明のワーク搬送装置によれば、搬入されたワークの安全な搬送や停止ワークに対する自動作業の遂行のために必要なセンサー、即ち、ワークが定位置から搬送方向前後に許容量を超えて位置ずれを起こした場合にその事態を検出させる前後一対のワークはみ出し検出用センサーと、定位置に実際にワークが在席していることを確認するためのワーク在席検出用センサーとを利用し、これにタイマーを付加するだけの簡単な構成でありながら、搬送方向のサイズが大きい大ワークと搬送方向のサイズが小さい小ワークの両方を定位置に搬送方向に関してセンタリングした状態で自動停止させることが出来る。しかも、停止時期を決定するタイマー制御に際して、大ワークと小ワークとで設定時間を変える必要がなく、1種類の設定時間を設定するだけで良いので、制御も簡単で誤動作の可能性も少なくなる。
【0032】
尚、本発明装置は、請求項2に記載のように、搬送用走行台車にその走行方向と直交する向きにワークを積み卸しするための手段として活用することが出来、この場合、前後一対のワークはみ出し検出用センサーは、前記搬送用走行台車の左右両側辺からのワークのはみ出し状態での走行による危険防止に役立てることが出来る。勿論、本発明装置は、請求項3に記載のように、地上に設置されるコンベヤラインのような利用方法も可能であり、この場合、そのワーク搬送経路の途中に設定されたワーク停止部に於いて、搬送されてくる大ワークや小ワークを定位置に搬送方向に関してセンタリングした状態で自動停止させ、当該ワーク停止部での停止ワークに対する所要作業を安全確実に行わせることが出来る。
【0033】
又、ワーク停止部に対し一方向からのみワークを搬入する搬送装置として実施するときは、請求項4に記載のように、定位置に停止した小ワークの搬送方向前端側にのみ前記ワーク在席検出用センサーを配設すれば良く、必要最小限のセンサーを使用して所期の目的を達成出来る。勿論、ワーク停止部に対し前後何れ側からもワークを搬入し得る搬送装置として実施するときは、請求項5に記載のように、定位置に停止した小ワークの搬送方向前後両端何れ側にも前記ワーク在席検出用センサーを配設すれば良く、小ワークの搬入方向に応じて使用するワーク在席検出用センサーを使い分けるだけで、何れ側から搬入されるワークも定位置に前記のようにセンタリングして停止させることが出来る。
【0034】
更に、請求項6や請求項7に記載の構成によれば、中サイズのワークを含めて少なくとも3種類のワークに対し自動センタリング停止制御を行うことが出来るのであるが、特に請求項6に記載の構成では、固定的に配設されたセンサーをワークサイズに応じて使い分けるだけで良いので、構造がシンプルで安価に実施することが出来、請求項7に記載の構成では、センサーの使用個数を減らすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は本発明の第一実施形態を示す概略平面図であり、B図はその要部の構成を説明する平面図である。
【図2】 第一実施形態の要部の具体構造を示す平面図である。
【図3】 図2の要部の詳細を示す側面図である。
【図4】 本発明の第二実施形態を示す概略平面図である。
【図5】 本発明の第三実施形態を示す概略平面図である。
【図6】 本発明の第四実施形態を示す要部の概略平面図である。
【図7】 本発明の第五実施形態を示す要部の概略平面図である。
【図8】 停止制御手順の一部を説明するフローチャートである。
【図9】 停止制御手順の残りの部分を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 搬送用走行台車
2,5 2列のチエンコンベヤ
3,17 搬送装置
4 ワーク搬入装置
6 搬送装置の搬送停止制御装置
7 タイマー
8a〜9b,16a,16b サイドガイド
10 投光器
11 受光器
18 ワーク停止部
19 可動ブラケット
20 ガイドレール
CL 搬送用走行台車の前後方向中心線
P ワーク停止部の定位置
S1,S2 前後一対のワークはみ出し検出用センサー
S3,S4 ワーク在席検出用センサー
S5 中ワーク検出用センサー
WL 大ワーク
WLL 大ワークの搬送方向サイズ
WS 小ワーク
WSL 小ワークの搬送方向サイズ
WM 中ワーク
WML 中ワークの搬送方向サイズ

Claims (7)

  1. 搬送方向のサイズが大きい大ワークと搬送方向のサイズが小さい小ワークの少なくとも大小2種類のワークを、その搬送方向に関して定位置にセンタリングして停止させるワーク停止部に、定位置に停止した大ワークの搬送方向前後両側に等距離dだけ離れて位置する前後一対のワークはみ出し検出用センサーと、定位置に停止した大小何れのワークも検出出来るワーク在席検出用センサーとが設けられた搬送装置であって、搬送停止制御用タイマーを備え、前記ワーク在席検出用センサーは、定位置に停止した小ワークの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた位置に配設され、前記タイマーには、前記距離dだけワークが進むのに要する時間Tが設定され、大ワークの停止制御時には、大ワークの搬送方向後端が搬送方向後方側の前記ワークはみ出し検出用センサーから離れたときから前記タイマーの設定時間Tの経過後に搬送装置を停止させ、小ワークの停止制御時には、前記ワーク在席検出用センサーが小ワークの搬送方向前端を検出したときから前記タイマーの設定時間Tの経過後に搬送装置を停止させるように構成された、ワーク搬送装置。
  2. 前記搬送装置は、搬送用走行台車上にその走行方向と直交する向きにワークを積み卸しするために搭載され、前記前後一対のワークはみ出し検出用センサーは、前記搬送用走行台車の左右巾方向の両側辺近傍に配設されている、請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記搬送装置は地上に設置され、そのワーク搬送経路の途中に前記ワーク停止部が設けられている、請求項1に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記搬送装置は、前記ワーク停止部に対し一方向からのみワークを搬入するもので、前記ワーク在席検出用センサーは、定位置に停止した小ワークの搬送方向前端側にのみ配設されている、請求項1〜3の何れかに記載のワーク搬送装置。
  5. 前記搬送装置は、前記ワーク停止部に対し前後何れ側からもワークを搬入し得るもので、前記ワーク在席検出用センサーは、定位置に停止した小ワークの搬送方向前後両端何れ側にも配設されている、請求項1〜3の何れかに記載のワーク搬送装置。
  6. 搬送方向のサイズが前記大ワークと小ワークの中間の中ワークも取り扱う搬送装置であって、前記ワーク在席検出用センサーとは別に、定位置に停止した中ワークの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた位置に配設された中ワーク検出用センサーが設けられ、中ワークの停止制御時には、前記中ワーク検出用センサーが中ワークの搬送方向前端を検出したときから前記タイマーの設定時間Tの経過後に搬送装置を停止させるように構成された、請求項1〜5の何れかに記載のワーク搬送装置。
  7. 搬送方向のサイズが前記大ワークと小ワークの中間の中ワークも取り扱う搬送装置であって、前記ワーク在席検出用センサーは、定位置に停止した中ワークの搬送方向前端から前記距離dだけ搬送方向の後方に離れた中ワーク検出位置へ移動可能に構成され、中ワークの停止制御時には、前記中ワーク検出位置へ移動されたワーク在席検出用センサーが中ワークの搬送方向前端を検出したときから前記タイマーの設定時間Tの経過後に搬送装置を停止させるように構成された、請求項1〜5の何れかに記載のワーク搬送装置。
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