JP2001019150A - 無人搬送車用移載装置 - Google Patents
無人搬送車用移載装置Info
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- JP2001019150A JP2001019150A JP11192035A JP19203599A JP2001019150A JP 2001019150 A JP2001019150 A JP 2001019150A JP 11192035 A JP11192035 A JP 11192035A JP 19203599 A JP19203599 A JP 19203599A JP 2001019150 A JP2001019150 A JP 2001019150A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークのサイズ及び一回に移載する個数が異
なる場合でも、同一の移載装置で対応可能として移載装
置及びその無人搬送車に要する設備費の軽減を図る。 【解決手段】 移載位置に設置された地上設備との間で
ワークの移載が可能な無人搬送車用移載装置であって、
移載装置本体10が、その移載面12における幅方向の
両サイドにおいてワークの移載を案内するように配置さ
れた側部ガイド16と、これらの両側部ガイド16の間
においてワークの移載を案内するように配置された中央
ガイド22とを備えている。そして両側部ガイド16は
個々に移載面12の幅方向に関する相互間の距離を調整
できるように構成され、中央ガイド22はワークの移載
を案内可能な使用位置と移載面以下に沈み込んだ退避位
置との二位置の切り替えが可能に構成されている。
なる場合でも、同一の移載装置で対応可能として移載装
置及びその無人搬送車に要する設備費の軽減を図る。 【解決手段】 移載位置に設置された地上設備との間で
ワークの移載が可能な無人搬送車用移載装置であって、
移載装置本体10が、その移載面12における幅方向の
両サイドにおいてワークの移載を案内するように配置さ
れた側部ガイド16と、これらの両側部ガイド16の間
においてワークの移載を案内するように配置された中央
ガイド22とを備えている。そして両側部ガイド16は
個々に移載面12の幅方向に関する相互間の距離を調整
できるように構成され、中央ガイド22はワークの移載
を案内可能な使用位置と移載面以下に沈み込んだ退避位
置との二位置の切り替えが可能に構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの移載位置
に設置されたローラコンベアなどの地上設備との間でワ
ークの移載(搬入又は搬出)が可能な無人搬送車用移載
装置に関する。
に設置されたローラコンベアなどの地上設備との間でワ
ークの移載(搬入又は搬出)が可能な無人搬送車用移載
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車用の移載装置では、コンベア
などの地上設備から送り込まれるワークの搬入姿勢を自
動的に補正でき、かつワークの有無を検出することが必
要である。そこで従来は、図4で示す平面構造の移載装
置が一般に使用されている。この図面の移載装置では、
対象となるワークのサイズ及び一回に移載できる個数の
違いに応じて移載装置本体を使い分けている。
などの地上設備から送り込まれるワークの搬入姿勢を自
動的に補正でき、かつワークの有無を検出することが必
要である。そこで従来は、図4で示す平面構造の移載装
置が一般に使用されている。この図面の移載装置では、
対象となるワークのサイズ及び一回に移載できる個数の
違いに応じて移載装置本体を使い分けている。
【0003】すなわち図4(A)で示されているように
サイズの大きい1個のワークWLを移載するための装置本
体50は、その移載面の両サイドにおいてワークWLを
案内するガイド52をそれぞれ備えている。また両ガイ
ド52には、移載面でのワークWLの有無を検出するた
めの投光器54と受光器56とからなる光電スイッチが
設けられている。そこで地上設備(図示外)から装置本
体50の移載面に送り込まれたワークWLは、前記ガイ
ド52により案内されて姿勢の補正を受けながら装置本
体50の駆動ローラ51によって搬入される。そしてこ
の搬入は前記光電スイッチの検出信号によって確認され
る。
サイズの大きい1個のワークWLを移載するための装置本
体50は、その移載面の両サイドにおいてワークWLを
案内するガイド52をそれぞれ備えている。また両ガイ
ド52には、移載面でのワークWLの有無を検出するた
めの投光器54と受光器56とからなる光電スイッチが
設けられている。そこで地上設備(図示外)から装置本
体50の移載面に送り込まれたワークWLは、前記ガイ
ド52により案内されて姿勢の補正を受けながら装置本
体50の駆動ローラ51によって搬入される。そしてこ
の搬入は前記光電スイッチの検出信号によって確認され
る。
【0004】一方、図4(B)で示されているようにサ
イズの小さいワークWsを移載するための装置本体60
は、その両サイドのガイド62に加え、これらの間に配
置された中央ガイド68を備えている。この装置本体6
0においてワークWsの有無を検出するための光電スイ
ッチは、一方のガイド62に設けられた投光器64及び
中央ガイド68に設けられた受光器70からなるセット
と、中央ガイド68に設けられた投光器72及び他方の
ガイド62に設けられた受光器66からなるセットとを
有する。したがってこの装置本体60の移載面に対して
は、中央ガイド68と両サイドのガイド62との間にワ
ークWsがそれぞれ送り込まれ、これらのワークWsが駆
動ローラ61によって搬入され、そのことが光電スイッ
チにより個別に確認される。
イズの小さいワークWsを移載するための装置本体60
は、その両サイドのガイド62に加え、これらの間に配
置された中央ガイド68を備えている。この装置本体6
0においてワークWsの有無を検出するための光電スイ
ッチは、一方のガイド62に設けられた投光器64及び
中央ガイド68に設けられた受光器70からなるセット
と、中央ガイド68に設けられた投光器72及び他方の
ガイド62に設けられた受光器66からなるセットとを
有する。したがってこの装置本体60の移載面に対して
は、中央ガイド68と両サイドのガイド62との間にワ
ークWsがそれぞれ送り込まれ、これらのワークWsが駆
動ローラ61によって搬入され、そのことが光電スイッ
チにより個別に確認される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の移載装置におい
て、例えば前記のようにサイズの異なる二種類のワーク
WL,Wsを対象とし、かつ一回に移載する個数も異なる
場合には、個々に対応した構成の装置本体50,60を
それぞれの無人搬送車と共に用意しなければならない。
このため対象となるワークの種類が増えれば、準備する
移載装置及び無人搬送車の台数も増えて設備費がかさむ
ことになる。
て、例えば前記のようにサイズの異なる二種類のワーク
WL,Wsを対象とし、かつ一回に移載する個数も異なる
場合には、個々に対応した構成の装置本体50,60を
それぞれの無人搬送車と共に用意しなければならない。
このため対象となるワークの種類が増えれば、準備する
移載装置及び無人搬送車の台数も増えて設備費がかさむ
ことになる。
【0006】本発明は前記課題を解決しようとするもの
で、その目的は、ワークのサイズ及び一回に移載する個
数が異なる場合でも、同一の移載装置で対応可能として
移載装置及びその無人搬送車に要する設備費の軽減を図
ることである。
で、その目的は、ワークのサイズ及び一回に移載する個
数が異なる場合でも、同一の移載装置で対応可能として
移載装置及びその無人搬送車に要する設備費の軽減を図
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項1記載の発明は、移載位置に
設置された地上設備との間でワークの移載が可能な無人
搬送車用移載装置であって、移載装置本体が、その移載
面における幅方向の両サイドにおいてワークの移載を案
内するように配置された側部ガイドと、これらの両側部
ガイドの間においてワークの移載を案内するように配置
された中央ガイドとを備えている。そして両側部ガイド
は個々に移載面の幅方向に関する相互間の距離を調整で
きるように構成され、中央ガイドはワークの移載を案内
可能な使用位置と移載面以下に沈み込んだ退避位置との
二位置の切り替えが可能に構成されている。
するためのもので、請求項1記載の発明は、移載位置に
設置された地上設備との間でワークの移載が可能な無人
搬送車用移載装置であって、移載装置本体が、その移載
面における幅方向の両サイドにおいてワークの移載を案
内するように配置された側部ガイドと、これらの両側部
ガイドの間においてワークの移載を案内するように配置
された中央ガイドとを備えている。そして両側部ガイド
は個々に移載面の幅方向に関する相互間の距離を調整で
きるように構成され、中央ガイドはワークの移載を案内
可能な使用位置と移載面以下に沈み込んだ退避位置との
二位置の切り替えが可能に構成されている。
【0008】このように両側部ガイドの相互間の距離調
整と、中央ガイドの使用位置と退避位置との切り替えと
により、同一の移載装置本体でワークのサイズ及び一回
に移載する個数の違いに対応できる。したがって移載の
対象となるワークの種類が多くても一種類の移載装置本
体を準備すれば足り、移載装置のための無人搬送車も含
めて、その設備費が軽減される。
整と、中央ガイドの使用位置と退避位置との切り替えと
により、同一の移載装置本体でワークのサイズ及び一回
に移載する個数の違いに対応できる。したがって移載の
対象となるワークの種類が多くても一種類の移載装置本
体を準備すれば足り、移載装置のための無人搬送車も含
めて、その設備費が軽減される。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
人搬送車用移載装置であって、前記の各ガイドのうち、
少なくとも両側部ガイドが移載面におけるワークの有無
を検出可能な検出器を備えている。これによって前記の
機能に加え、無人搬送車用の移載装置として要求される
ワークの有無の検出が可能となる。
人搬送車用移載装置であって、前記の各ガイドのうち、
少なくとも両側部ガイドが移載面におけるワークの有無
を検出可能な検出器を備えている。これによって前記の
機能に加え、無人搬送車用の移載装置として要求される
ワークの有無の検出が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は無人搬送車用の移載装置を表した平面図、
図2は図1の正面図である。これらの図面で示されてい
る移載装置本体10の上面は所定のワークを載せるため
の移載面12となっている。この移載面12における幅
方向(図面の左右方向)の両サイドには、ワークの移載
(搬入又は搬出)を案内するための側部ガイド16がそ
れぞれ配置されている。両側部ガイド16のほぼ中間位
置には、同じくワークの移載を案内する中央ガイド22
が配置されている。
する。図1は無人搬送車用の移載装置を表した平面図、
図2は図1の正面図である。これらの図面で示されてい
る移載装置本体10の上面は所定のワークを載せるため
の移載面12となっている。この移載面12における幅
方向(図面の左右方向)の両サイドには、ワークの移載
(搬入又は搬出)を案内するための側部ガイド16がそ
れぞれ配置されている。両側部ガイド16のほぼ中間位
置には、同じくワークの移載を案内する中央ガイド22
が配置されている。
【0011】前記移載面12には、両側部ガイド16と
中央ガイド22との間において、それぞれ複数個の駆動
ローラ14がワークの移載方向に沿って配列されてい
る。これらの各駆動ローラ14は、所定の駆動源(図示
外)からの動力伝達によって回転駆動され、それによっ
て移載面12でのワークの移載が可能となっている。な
おワークの移載位置にはコンベア式の送り込み台や受け
取り台といった地上設備36が設置されており(図
1)、この地上設備36と移載面12との間でワークの
搬入及び搬出が行われる。また装置本体10は、図2で
示すように無人搬送車34に載せた状態でセットされ、
この搬送車34の自動走行によって各地上設備36の間
を移動することができる。
中央ガイド22との間において、それぞれ複数個の駆動
ローラ14がワークの移載方向に沿って配列されてい
る。これらの各駆動ローラ14は、所定の駆動源(図示
外)からの動力伝達によって回転駆動され、それによっ
て移載面12でのワークの移載が可能となっている。な
おワークの移載位置にはコンベア式の送り込み台や受け
取り台といった地上設備36が設置されており(図
1)、この地上設備36と移載面12との間でワークの
搬入及び搬出が行われる。また装置本体10は、図2で
示すように無人搬送車34に載せた状態でセットされ、
この搬送車34の自動走行によって各地上設備36の間
を移動することができる。
【0012】前記の両側部ガイド16の相対向する面
は、ワークを案内するガイド面18となっている。しか
もこれらの両側部ガイド16は、装置本体10の上面に
設けられた個々のシリンダ20の駆動制御により、装置
本体10に対して移載面12の幅方向へ進退動作するよ
うになっている。この進退動作によって両側部ガイド1
6は、互いのガイド面18の間の距離が調整されること
となる。
は、ワークを案内するガイド面18となっている。しか
もこれらの両側部ガイド16は、装置本体10の上面に
設けられた個々のシリンダ20の駆動制御により、装置
本体10に対して移載面12の幅方向へ進退動作するよ
うになっている。この進退動作によって両側部ガイド1
6は、互いのガイド面18の間の距離が調整されること
となる。
【0013】一方、中央ガイド22はその両側面、つま
り両側部ガイド16のガイド面18とそれぞれ対向する
面がワークを案内するためのガイド面24となってい
る。そして中央ガイド22は、その下部中央に配置され
たシリンダ26の駆動制御により、装置本体10に対し
て昇降動作するようになっている。すなわち中央ガイド
22は、その昇降によって図2の実線で示す使用位置と
仮想線で示す退避位置との二位置に切り替えられる。使
用位置は中央ガイド22が両側部ガイド16と共にワー
クの移載を案内することが可能な位置であり、退避位置
は中央ガイド22が移載面12の各駆動ローラ14の周
面よりも下に沈み込んだ位置である。
り両側部ガイド16のガイド面18とそれぞれ対向する
面がワークを案内するためのガイド面24となってい
る。そして中央ガイド22は、その下部中央に配置され
たシリンダ26の駆動制御により、装置本体10に対し
て昇降動作するようになっている。すなわち中央ガイド
22は、その昇降によって図2の実線で示す使用位置と
仮想線で示す退避位置との二位置に切り替えられる。使
用位置は中央ガイド22が両側部ガイド16と共にワー
クの移載を案内することが可能な位置であり、退避位置
は中央ガイド22が移載面12の各駆動ローラ14の周
面よりも下に沈み込んだ位置である。
【0014】両側部ガイド16の上面のほぼ中間部にお
いて、その一方には光電スイッチを構成する投光器27
が、かつ他方には受光器28が設けられている。この投
光器27から受光器28へ放射される光が物体により遮
断されるか否かで、移載面12におけるワークの有無を
検出できる。また中央ガイド22の上面には、この中央
ガイド22が前記の使用位置にあるときに、前記投光器
27の光を受けることができる受光器30と、前記受光
器28に光を放射することができる投光器32とがそれ
ぞれ設けられている。
いて、その一方には光電スイッチを構成する投光器27
が、かつ他方には受光器28が設けられている。この投
光器27から受光器28へ放射される光が物体により遮
断されるか否かで、移載面12におけるワークの有無を
検出できる。また中央ガイド22の上面には、この中央
ガイド22が前記の使用位置にあるときに、前記投光器
27の光を受けることができる受光器30と、前記受光
器28に光を放射することができる投光器32とがそれ
ぞれ設けられている。
【0015】図3は前記の移載装置における二つの使用
態様を表した説明図である。主としてこの図面によって
ワークのサイズ及び一回に移載する個数に応じた移載装
置の使用態様について説明する。まず図3(A)で示す
ようにサイズの大きい1個のワークWLを移載する場合に
は、このワークWLのサイズのデータに基づいて前記の
両シリンダ20が駆動制御され、両側部ガイド16が前
進または後退する。これによって両側部ガイド16にお
ける互いのガイド面18間の距離がワークWLのサイズ
に合うように調整される。これと並行して中央ガイド2
2のシリンダ26に対する切り替え信号に基づき、この
シリンダ26の駆動によって中央ガイド22が前記の退
避位置に切り替えられる。
態様を表した説明図である。主としてこの図面によって
ワークのサイズ及び一回に移載する個数に応じた移載装
置の使用態様について説明する。まず図3(A)で示す
ようにサイズの大きい1個のワークWLを移載する場合に
は、このワークWLのサイズのデータに基づいて前記の
両シリンダ20が駆動制御され、両側部ガイド16が前
進または後退する。これによって両側部ガイド16にお
ける互いのガイド面18間の距離がワークWLのサイズ
に合うように調整される。これと並行して中央ガイド2
2のシリンダ26に対する切り替え信号に基づき、この
シリンダ26の駆動によって中央ガイド22が前記の退
避位置に切り替えられる。
【0016】この状態において所定の地上設備36から
移載面12に送り込まれてきたワークWLは、両側部ガ
イド16のガイド面18により案内されながら駆動ロー
ラ14の回転によって搬入され、移載面12の上に適正
な姿勢で積み込まれる。そしてこのワークWLが積み込
まれたことは、両側部ガイド16の投光器27及び受光
器28からなる光電スイッチの検出信号によって確認さ
れる。なお装置本体10の移載面12に積み込まれたワ
ークWLは無人搬送車34の走行によって別の地上設備
(受け取り台)に対する移載位置まで搬送される。ここ
でワークWLは搬入の時と同じように駆動ローラ14の
回転に伴い、両側部ガイド16のガイド面18に案内さ
れながら適正な姿勢で地上設備へ搬出される。
移載面12に送り込まれてきたワークWLは、両側部ガ
イド16のガイド面18により案内されながら駆動ロー
ラ14の回転によって搬入され、移載面12の上に適正
な姿勢で積み込まれる。そしてこのワークWLが積み込
まれたことは、両側部ガイド16の投光器27及び受光
器28からなる光電スイッチの検出信号によって確認さ
れる。なお装置本体10の移載面12に積み込まれたワ
ークWLは無人搬送車34の走行によって別の地上設備
(受け取り台)に対する移載位置まで搬送される。ここ
でワークWLは搬入の時と同じように駆動ローラ14の
回転に伴い、両側部ガイド16のガイド面18に案内さ
れながら適正な姿勢で地上設備へ搬出される。
【0017】図3(B)で示すようにサイズの小さい2
個のワークWs(図面では1個のみを示す)を移載すると
きは、これらのワークWsのサイズに合わせて両側部ガ
イド16が前記と同様に進退制御され、互いのガイド面
18間の距離が調整される。これと並行して中央ガイド
22が、シリンダ26の駆動によって今度は使用位置に
切り替えられる。そこで、移載面12に送り込まれてき
た2個のワークWsは中央ガイド22の両ガイド面24
と、両側部ガイド16のガイド面18とのそれぞれによ
って案内されながら搬入され、移載面12の上に2列の
正しい姿勢で積み込まれる。
個のワークWs(図面では1個のみを示す)を移載すると
きは、これらのワークWsのサイズに合わせて両側部ガ
イド16が前記と同様に進退制御され、互いのガイド面
18間の距離が調整される。これと並行して中央ガイド
22が、シリンダ26の駆動によって今度は使用位置に
切り替えられる。そこで、移載面12に送り込まれてき
た2個のワークWsは中央ガイド22の両ガイド面24
と、両側部ガイド16のガイド面18とのそれぞれによ
って案内されながら搬入され、移載面12の上に2列の
正しい姿勢で積み込まれる。
【0018】このようにして移載面12に積み込まれた
2個のワークWsは、側部ガイド16の投光器27と中央
ガイド22の受光器30とによる光電スイッチ、中央ガ
イド22の投光器32と側部ガイド16の受光器28と
による光電スイッチの個々の検出信号によって確認され
る。またこれらのワークWsが無人搬送車34の走行に
よって所定の移載位置まで搬送され後は、駆動ローラ1
4の回転によって両側部ガイド16のガイド面18と中
央ガイド22のガイド面24とで案内されながら搬出さ
れる。
2個のワークWsは、側部ガイド16の投光器27と中央
ガイド22の受光器30とによる光電スイッチ、中央ガ
イド22の投光器32と側部ガイド16の受光器28と
による光電スイッチの個々の検出信号によって確認され
る。またこれらのワークWsが無人搬送車34の走行に
よって所定の移載位置まで搬送され後は、駆動ローラ1
4の回転によって両側部ガイド16のガイド面18と中
央ガイド22のガイド面24とで案内されながら搬出さ
れる。
【0019】なお中央ガイド22については、移載面1
2に移載するワークの個数に応じて2個以上設ける場合
もある。またワークの検出器として用いた前記光電スイ
ッチは透過形式を例にとって説明したが、これを投・受
光器による反射形式に代えることも当然可能である。こ
の反射形式の光電スイッチでは、その投・受光器を両側
部ガイド16にそれぞれ設けるだけで、図3(A)
(B)いずれの態様においてもワークの有無を検出でき
るので、中央ガイド22の検出器は不要となる。いずれ
の形式の光電スイッチであっても、リミットスイッチな
どの接触タイプの検出器と比較すればワークの有無の検
出が確実である。しかしワークの種類などによっては、
光電スイッチに代えてリミットスイッチや近接スイッチ
などの検出器を採用することもある。
2に移載するワークの個数に応じて2個以上設ける場合
もある。またワークの検出器として用いた前記光電スイ
ッチは透過形式を例にとって説明したが、これを投・受
光器による反射形式に代えることも当然可能である。こ
の反射形式の光電スイッチでは、その投・受光器を両側
部ガイド16にそれぞれ設けるだけで、図3(A)
(B)いずれの態様においてもワークの有無を検出でき
るので、中央ガイド22の検出器は不要となる。いずれ
の形式の光電スイッチであっても、リミットスイッチな
どの接触タイプの検出器と比較すればワークの有無の検
出が確実である。しかしワークの種類などによっては、
光電スイッチに代えてリミットスイッチや近接スイッチ
などの検出器を採用することもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車用の移載装置を表した平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】移載装置における二つの使用態様を表した説明
図。
図。
【図4】従来の移載装置を表した平面図。
10 装置本体 12 移載面 16 側部ガイド 22 中央ガイド 34 搬送車 36 地上設備 Ws,WL ワーク
Claims (2)
- 【請求項1】 移載位置に設置された地上設備との間で
ワークの移載が可能な無人搬送車用移載装置であって、 移載装置本体が、その移載面における幅方向の両サイド
においてワークの移載を案内するように配置された側部
ガイドと、これらの両側部ガイドの間においてワークの
移載を案内するように配置された中央ガイドとを備え、
両側部ガイドは個々に移載面の幅方向に関する相互間の
距離を調整できるように構成され、中央ガイドはワーク
の移載を案内可能な使用位置と移載面以下に沈み込んだ
退避位置との二位置の切り替えが可能に構成されている
無人搬送車用移載装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無人搬送車用移載装置で
あって、 前記の各ガイドのうち、少なくとも両側部ガイドが移載
面におけるワークの有無を検出可能な検出器を備えてい
る無人搬送車用移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192035A JP2001019150A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 無人搬送車用移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192035A JP2001019150A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 無人搬送車用移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001019150A true JP2001019150A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16284529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11192035A Pending JP2001019150A (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 無人搬送車用移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001019150A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102826371A (zh) * | 2011-06-18 | 2012-12-19 | 深圳市今天国际物流技术股份有限公司 | 一种自动导引车 |
JP2016094295A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 株式会社ダイフク | 台車式搬送装置 |
CN106335776A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-01-18 | 山东爱而生智能科技有限公司 | 一种对中调节机构及瓷砖分类装置 |
JP2018188308A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 株式会社Ihi物流産業システム | ピッキング設備 |
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