JPH06140496A - ウエハ処理システム - Google Patents

ウエハ処理システム

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JPH06140496A
JPH06140496A JP31133192A JP31133192A JPH06140496A JP H06140496 A JPH06140496 A JP H06140496A JP 31133192 A JP31133192 A JP 31133192A JP 31133192 A JP31133192 A JP 31133192A JP H06140496 A JPH06140496 A JP H06140496A
Authority
JP
Japan
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cassette
wafer
wafers
wafer processing
sending
Prior art date
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Pending
Application number
JP31133192A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ametani
稔 雨谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP31133192A priority Critical patent/JPH06140496A/ja
Publication of JPH06140496A publication Critical patent/JPH06140496A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハを収納したカセットを運搬する搬送台
車の走行通路に沿って複数のウエハ処理装置を並列配置
したウエハ処理システムにおいて、メンテナンス作業者
と搬送台車とが干渉し合うことをなくし、メンテナンス
作業および搬送台車によるカセット搬送を完全に独立し
て安全かつ能率良く行えるようにする。 【構成】 各ウエハ処理装置1,2のカセット受取り部
5,15とカセット送り出し部6,16とを、搬送台車
走行通路L側に面して配備するとともに、各ウエハ処理
装置1,2の処理機構7,17を搬送台車走行通路Lに
対して横向きに配備し、かつ、ウエハ処理装置1,2群
の搬送台車走行通路と反対側に作業者エリアAを設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハに各種の
処理を施す処理システムに係り、特に、前記処理システ
ムを構成する各処理装置に対してウエハを収納したカセ
ットを運搬するための搬送台車の通路と、各処理装置に
メンテナンス等を施す場合の作業者エリアとの配置構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエハ処理システムのレ
イアウトとしては、図3に示すように、各ウエハ処理装
置31の前面が搬送台車34の走行通路Lとなるように
設置され、各ウエハ処理装置31の前部にカセット受取
り部35とカセット送り出し部36とを配備するととも
に、これらの略中間部位にウエハ移し替え機構38が設
けられ、奥部位に処理機構37が前向き(搬送台車走行
通路Lに面して)に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウエハ処理
システムによると、各ウエハ処理装置31での全ての操
作(例えばカセットの搬入および搬出、装置各部のメン
テナンス、等)がその前面である搬送台車走行通路L側
から行うことになり、メンテナンス作業者に無人走行制
御によって走行する搬送台車34が接触するような事態
が発生するおそれがある。
【0004】もちろん、搬送台車34に障害物センサー
を装備して、メンテナンス作業者と接触する前に搬送台
車34を自動停止制御したり、作業者に対して警報を出
す、等の安全手段を採ることで接触事故を未然に回避す
ることはできるが、メンテナンス作業中に搬送台車34
が接近すれば、作業者が作業を中断して搬送台車34の
走行を妨げない位置に退避移動する必要があるととも
に、作業者が通路を開けるまで搬送台車34が走行でき
なくなるものであり、いずれにせよ、この中断によって
メンテナンス作業能率や、処理能率が低下することは否
めないもであった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、各ウエハ処理装置での各機構の配置を
搬送台車走行通路に対して合理的に改良することで、メ
ンテナンス作業者と搬送台車とが干渉し合うことを完全
になくし、メンテナンス作業および搬送台車によるカセ
ット搬送を完全に独立して安全かつ能率良く行えるよう
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウエハ処理システムは次のような構成を採
る。すなわち、本発明は、ウエハを収納したカセットを
運搬する搬送台車の走行通路に沿って複数台のウエハ処
理装置を並列配置し、各ウエハ処理装置には、未処理ウ
エハを収納したカセットを搬送台車から受取るカセット
受取り部と、処理済みウエハを収納したカセットを搬送
台車に送り出すカセット送り出し部と、カセット受取り
部のカセットからウエハを取り出して処理機構に供給す
るとともに処理機構からの処理済みウエハをカセット送
り出し部のカセットに格納するウエハ移し替え機構とを
装備してあるウエハ処理システムにおいて、各ウエハ処
理装置のカセット受取り部とカセット送り出し部とを、
搬送台車走行通路側に面して配備し、かつ、ウエハ処理
装置群の前記搬送台車走行通路と反対側に作業者エリア
を設定したものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、各ウエハ処理装置の前後両
側が開放されて、その一方が搬送台車走行通路に、ま
た、他方が作業者エリアになり、カセットの搬入および
搬出は搬送台車走行通路側でのみ行われ、メンテナンス
等を行う作業者は搬送台車走行通路に入る必要なく各部
のメンテナンス等の作業を行うことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係るウエハ処理システムの
一実施例の全体概略平面図である。図において、1はバ
ックグラインド処理を受ける前の半導体ウエハの表面に
粘着保護テープを貼付けるウエハ処理装置であり、ま
た、2はバックグラインド処理を受けた後の半導体ウエ
ハの表面から粘着保護テープを剥離するウエハ処理装置
であり、これらウエハ処理装置1,2を一組として、複
数組のウエハ処理装置が一列状に配置されている。そし
て、このウエハ処理装置1,2群の前面に沿って、ロボ
ットアーム3を装備した搬送台車4の走行通路Lが設け
られるとともに、ウエハ処理装置1,2群の背後に作業
者エリアAが設定されている。
【0009】図2に示すように、前記保護テープ貼付け
用のウエハ処理装置1には、未処理ウエハを収納したカ
セットCを搬送台車4から受取るカセット受取り部5
と、処理済みウエハを収納したカセットCを搬送台車4
に送り出すカセット送り出し部6と、カセット受取り部
5のカセットCからウエハを取り出して処理機構7に供
給するとともに処理機構7からの処理済みウエハをカセ
ット送り出し部6のカセットCに格納するウエハ移し替
え機構8とを備えている。カセット受取り部5とカセッ
ト送り出し部6とは、搬送台車走行通路L側に面して配
備されている。また、処理機構7は搬送台車走行通路L
に対して横向きに配備されている。なお、ここでは搬送
台車走行通路L側を装置前面としている。
【0010】以下、各部の構成を詳細に説明する。前記
カセット受取り部5にはカセット台9が設けられてお
り、搬送台車4からのカセットCを前後向きの一定姿勢
に載置するように構成されている。カセット送り出し部
6にはレール10に沿って前後動する可動カセット台1
1が設けられており、回収用カセットCを前後向きの一
定姿勢に載置して一定ストロークで前後に移動するよう
に構成されている。
【0011】ウエハ移し替え機構8は、前記カセット受
取り部5の奥部に配備されており、水平に進退可能かつ
旋回可能な吸着アーム12を備えている。この吸着アー
ム12は、カセット台9上のカセットCから1枚づつウ
エハを取り出して、アライメントステージ13に供給す
る。アライメントステージ13は、ウエハのオリエンテ
ーションフラットを光学的に検出することにより、ウエ
ハの位置決めを行う。位置決めされたウエハを再び吸着
アーム12で保持して、処理機構7のテープ貼付けステ
ージ14に供給する。さらに、保護テープ貼付けの終わ
ったウエハを吸着アーム12で保持してテープ貼付けス
テージ14から取り出し、後退位置に待機している前記
可動カセット台11上の回収カセットCに格納するよう
に構成されている。なお、可動カセット台11は旋回可
能に構成され、後退位置では、回収カセットCのウエハ
取り出し口が、ウエハ移し替え機構8に面するようにな
っている。そして、回収カセットCに所定枚数の処理済
みウエハが格納されると、可動カセット台11が前進位
置に移動し、回収カセットCが搬送台車4に搬出されて
ゆくように構成されている。
【0012】図2に示すように、前記保護テープ剥離用
のウエハ処理装置2には、未処理ウエハを収納したカセ
ットCを搬送台車4から受取るカセット受取り部15
と、処理済みウエハを収納したカセットCを搬送台車4
に送り出すカセット送り出し部16と、カセット受取り
部15のカセットCからウエハを取り出して処理機構1
7に供給するとともに処理機構17からの処理済みウエ
ハをカセット送り出し部16のカセットCに格納するウ
エハ移し替え機構18とを備えている。カセット受取り
部15とカセット送り出し部16とは、搬送台車走行通
路L側に面して配備されており、また、処理機構17を
搬送台車走行通路Lに対して横向きに配備されている。
【0013】保護テープ剥離用のウエハ処理装置2の各
部の構成は、処理機構17を除いて、基本的に保護テー
プ貼付け用のウエハ処理装置1の構成と同じである。す
なわち、未処理ウエハを収納したカセットCが搬送台車
4から受け取られ、カセット受取り部15のカセット台
19に一定姿勢で載置される。ウエハ移し替え機構18
の吸着アーム22が、カセット台19上のカセットCか
らウエハを一枚づつ取り出して、アライメントステージ
23に供給する。アライメントステージ23でウエハを
位置合わせした後、再び吸着アーム22で保持して処理
機構17の保護テープ剥離ステージ24に供給する。処
理機構17は、強粘着性の剥離テープをウエハ表面の保
護テープ上に貼り付けた後、前記剥離テープを介して保
護テープをウエハ表面からめくり取る。保護テープが剥
離されたウエハを再び吸着アーム22で保持して、後退
位置に待機している可動カセット台21上の回収カセッ
トCに格納する。回収カセットCに所定枚の処理済みウ
エハが格納されると、可動カセット台21がレール20
に沿って前進位置に移動し、回収カセットCが搬送台車
4に受渡される。
【0014】以上のように、本実施例に係るウエハ処理
システムは、ウエハ処理装置1,2群の前面(図1の右
側)に沿って搬送台車4の走行通路Lを設け、ウエハ処
理装置1,2群の背後(図1の左側)に作業者エリアA
を設けることによって、走行通路Lと作業者エリアAを
分離しているので、搬送台車4と作業者とが干渉しあう
ことがなく、作業者の安全性が確保されるとともに、作
業の円滑化を図ることができる。
【0015】なお、上述の実施例では、未処理のウエハ
をカセット受け取り部15のカセットから取り出し、処
理済のウエハをカセット送り出し部16のカセット内に
収納する、いわゆるカセットtoカセット方式を例に採
って説明したが、本発明は、未処理のウエハをカセット
から取り出し、処理済のウエハを元のカセットの元の位
置に戻す、いわゆるユニカセット方式に対しても適用す
ることができる。
【0016】また、上述の実施例では、ウエハ表面に保
護テープを貼付ける処理装置1と、ウエハ表面から保護
テープを剥離する処理装置2とから構成されたウエハ処
理システムを例に採って説明したが、本発明はこれに限
らず、ウエハに対して任意の処理を施す処理システムに
適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、各ウエハ処理装置での各機構の配置を搬送台車走行
通路に対して合理的に改良することで、メンテナンス作
業者と搬送台車とが干渉し合うことを完全になくし、メ
ンテナンス作業および搬送台車によるカセット搬送を完
全に独立して安全かつ能率良く行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウエハ処理システムの一実施例の
全体を示す概略平面図である。
【図2】処理装置の平面図である。
【図3】従来のウエハ処理システムを示す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1,2 ウエハ処理装置 4 搬送台車 5,15 カセット受取り部 6,16 カセット送り出し部 7,17 処理機構 8,18 ウエハ移し替え機構 A 作業者エリア L 搬送台車走行通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを収納したカセットを運搬する搬
    送台車の走行通路に沿って複数台のウエハ処理装置を並
    列配置し、各ウエハ処理装置には、未処理ウエハを収納
    したカセットを搬送台車から受取るカセット受取り部
    と、処理済みウエハを収納したカセットを搬送台車に送
    り出すカセット送り出し部と、カセット受取り部のカセ
    ットからウエハを取り出して処理機構に供給するととも
    に処理機構からの処理済みウエハをカセット送り出し部
    のカセットに格納するウエハ移し替え機構とを装備して
    あるウエハ処理システムにおいて、 各ウエハ処理装置のカセット受取り部とカセット送り出
    し部とを、搬送台車走行通路側に面して配備し、かつ、
    ウエハ処理装置群の前記搬送台車走行通路と反対側に作
    業者エリアを設定してあることを特徴とするウエハ処理
    システム。
JP31133192A 1992-10-26 1992-10-26 ウエハ処理システム Pending JPH06140496A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31133192A JPH06140496A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 ウエハ処理システム

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JP31133192A JPH06140496A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 ウエハ処理システム

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JPH06140496A true JPH06140496A (ja) 1994-05-20

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ID=18015855

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JP31133192A Pending JPH06140496A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 ウエハ処理システム

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JP (1) JPH06140496A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113967A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Murata Mach Ltd 搬送車システム
US7574280B2 (en) 2002-11-11 2009-08-11 Semiconductor Energy Laboroatory Co., Ltd. Automatic material handling system, production system for semiconductor device, and production management method for semiconductor device
KR20200106769A (ko) * 2019-03-05 2020-09-15 세메스 주식회사 반도체 제조 설비 및 그 동작을 제어하는 방법

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