JPH0826472A - 被搬送物の供給装置 - Google Patents

被搬送物の供給装置

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JPH0826472A
JPH0826472A JP16390994A JP16390994A JPH0826472A JP H0826472 A JPH0826472 A JP H0826472A JP 16390994 A JP16390994 A JP 16390994A JP 16390994 A JP16390994 A JP 16390994A JP H0826472 A JPH0826472 A JP H0826472A
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works
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JP16390994A
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Akio Endo
秋男 遠藤
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベア装置上を搬送されるワークの外径が
異なるものに切り換わっても、第1ストッパと第2スト
ッパの位置関係を変更したり調整したりする必要のな
い、汎用性に優れた被搬送物の供給装置を提供する。 【構成】 ワークを搬送するコンベア装置に設けられ、
ワーク搬送方向の前後に配置された二つのストッパを交
互に動作させることにより、前記ワークを前記コンベア
装置から一つづつ送り出すようにしたワークセパレート
装置において、第1ストッパ10よりも搬送方向後方側
に設けられた第2ストッパ15を、ワークWの搬送方向
に対して所定角度傾斜するように設けた。すなわち、前
記コンベア装置1により搬送されるワークW1112が外
径の異なる他のワークW2122,W3132に切り換わっ
ても、切り換わり前後における第2番目のワークW12
2232に共通する接線Lと平行に進退移動するように第
2ストッパ15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送路上を搬送されて
くる丸棒状の被搬送物を前記搬送路の所定位置で停止さ
せ、搬送装置に隣接するワークリフタやロボットなどの
他の搬送装置に前記被搬送物を一つずつ供給できるよう
にした被搬送物の供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、搬送路上を搬送されてくる丸
棒状の被搬送物を、搬送路の所定の位置で停止させ、ワ
ークリフタ,ロボットやローダ等の他の搬送装置に一つ
ずつ供給するようにした被搬送物の供給装置が知られて
いる。そして、このような被搬送物の供給装置において
は、搬送されてくる被搬送物を搬送装置の所定位置で停
止させる第1ストッパと、この第1ストッパが規制を解
除して先頭の被搬送物を供給する際に、搬送路で整列し
て停止している第2番目以降の被搬送物の移動を規制す
る第2ストッパとを有し、この2つのストッパを交互に
動作させることにより、搬送装置から他の搬送装置に被
搬送物を一つずつ供給できるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の被搬送物の供給装置においては、第1ストッパと第
2ストッパの位置関係は被搬送物の外径によって決定さ
れる。すなわち、第2ストッパは、第1ストッパに当接
して移動を規制されている先頭の被搬送物と、これに後
続する第2番目の被搬送物との間に挿入されて、第2番
目以降の被搬送物の移動を規制するものであるため、第
1ストッパと第2ストッパとは搬送路上を搬送される被
搬送物の外径に対応した距離をおいて配置されていなけ
ればならない。そのため、搬送路上を搬送されてくる被
搬送物の種類が異なる外径の他の種類の被搬送物に切り
換わると、それに応じて第1ストッパと第2ストッパと
の間隙を変更する必要があり、切換作業が面倒なうえ多
大な作業時間を要するという問題がある。また、外径の
異なる複数種類の被搬送物を工作機械等に供給して加工
を行う場合においては、工作機械等の連続無人運転がで
きないという問題がある。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、搬送路上を搬送される被搬送物が異なる外径の他
の種類の被搬送物に切り換わっても、第1ストッパと第
2ストッパの位置関係を変更したり調整したりする必要
がなく、切換作業が容易で工作機械等の連続無人運転も
可能な被搬送物の供給装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の被搬送物の供給装置は、被搬送物を搬送する
搬送装置に設けられ、搬送方向の前後に配置された二つ
のストッパを交互に動作させることにより、前記被搬送
物を前記搬送装置から一つずつ供給できるようにした被
搬送物の供給装置において、前記搬送装置の搬送方向前
方側に設けられ、前記搬送装置の搬送路に対して進退移
動自在であるとともに、前記搬送路に向けて移動したと
きに搬送路上の前記被搬送物W と当接して前記被搬送物
の移動を規制する第1ストッパと、この第1ストッパを
進退移動させる第1駆動手段と、前記第1ストッパより
も搬送方向後方側に設けられ、前記搬送路に対して進退
移動自在であるとともに、前記搬送路に向けて前進し前
記第1ストッパにより搬送を規制されている前記被搬送
物のうち先頭側から第2番目に位置する被搬送物に当接
して前記第2番目以降の被搬送物の搬送を規制する第2
ストッパと、搬送装置により搬送される被搬送物のうち
先頭の被搬送物が第1ストッパに当接したとき、前記先
頭の被搬送物に当接して停止している第2番目以降の被
搬送物と、搬送される被搬送物が外径の異なる他の種類
の被搬送物に切り換わった際の前記第2番目以降の被搬
送物との各々に共通する接線と平行な軸線に沿って前記
第2ストッパを進退移動させるガイド部材と、前記第2
ストッパを進退移動させる第2駆動手段と、前記第1お
よび第2駆動手段を交互に駆動させて前記被搬送物を前
記搬送装置から一つずつ供給するように制御をする制御
手段とからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は上述のように構成されているので以下
のように作用する。丸棒状の被搬送物は、搬送装置の搬
送路に沿って搬送されてくる。被搬送物の移動は、搬送
装置の搬送路上に突出している第1ストッパに先頭の被
搬送物が当接することにより規制される。第2ストッパ
は、搬送路に向けて前進して第2番目以降の被搬送物に
当接することにより、第2番目以降の被搬送物の移動を
規制する。これにより、第1駆動手段が駆動して第1ス
トッパによる先頭の被搬送物の規制が解除されると、先
頭の被搬送物のみが搬送装置からワークリフタ等の他の
搬送装置に供給される。先頭の被搬送物を供給した後
は、第1駆動手段が駆動して第1ストッパが搬送路上に
突出させる。次いで、第2駆動手段が駆動して第2スト
ッパを搬送路から後退させる。これにより、第2ストッ
パにより規制されていた第2番目以降の被搬送物が搬送
路に沿って移動し、先頭の被搬送物が第1ストッパに当
接して停止する。以後、上述の動作を繰り返す。
【0007】従って、搬送路上を搬送される被搬送物が
異なる外径の他の種類の被搬送物に切り換わっても、第
2ストッパは第2番目に位置する外径の異なる被搬送物
に共通する接線と平行方向に進退移動するようになって
いるので、第2ストッパの位置を前後に変更する段取り
換えを行う必要がない。
【0008】
【実施例】本発明の好適な一実施例を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の被搬送物の供給装置の説明
図である。なお、この実施例において先端側または前方
というときには図面の右側を示すものとする。傾斜した
搬送路2に沿って丸棒状の被搬送物(以下ワークとい
う)Wを転動させながら搬送する第1搬送装置1の先端
側には、第1搬送装置1から一つずつ供給されるワーク
Wを受け取って上下に回動し、V字状の溝にワークWを
載置して搬送する第2搬送装置5にワークWを受け渡す
ワーク受渡装置3が設けられている。また、第1搬送装
置1の先端には、搬送路2から僅かに上方に突出する固
定ストッパ8が設けられていて、この固定ストッパ8の
一側面は搬送路2に連続する緩やかな傾斜面として形成
されている。このように、第1搬送装置1の先端に固定
ストッパ8を設けたのは、後述する第1ストッパ10に
よる規制を解除して先頭のワークWを供給する際に、ワ
ークWを停止させるものであり、ワーク受渡装置3など
に過大な衝撃を与えないようにするためのものである。
【0009】ワーク受渡装置3は、第1搬送装置1の先
端側に設けられた架台4と、この架台4上に設けられた
軸体6と、この軸体6の両端部に取り付けられ、軸体6
とともに回動自在なワーク保持部材7と、架台4に設け
られワーク保持部材7を回動させる駆動体9とからなっ
ている。ワーク保持部材7には、第1搬送装置1から一
つずつ供給されるワークWを受け取って保持するワーク
保持溝7aが形成され、駆動体9が駆動してワーク保持
部材7が回動すると、ワーク保持溝7aは、第1搬送装
置1からワークWを受け取るワーク受取位置Aと、第2
搬送装置5にワークWを受け渡す受渡位置Bと間を往復
移動する。
【0010】交互に動作してワークWを一つずつ送りだ
すための第1ストッパ10および第2ストッパ15は、
搬送路2の先端側に前後に配置して設けられている。固
定ストッパ8の近傍で搬送路2から出没自在な第1スト
ッパ10は、架台4に設けられた軸12により揺動自在
に設けられ、搬送路2から突出してワークWの転動を規
制することができるようになっている。第1ストッパ1
0の下側面は、中央部に凹陥部を有するカム13として
形成されている。一方、架台4には第1ストッパ10を
揺動させるための駆動体としてのエアシリンダ11が設
けられ、このエアシリンダ11の進退移動自在なピスト
ンロッド11aの先端には、回転自在なローラ11bが
取り付けられている。このローラ11bは、エアシリン
ダ11の駆動すなわちピストンロッド11aの移動によ
り、第1ストッパ10の下方で架台4に設けられたロー
ラガイド4a上を前後に移動する。第1ストッパ10
は、カム13が常時ローラ11bに当接していて、ロー
ラ11bが前後に移動することによりカム13の形状に
沿って上下に揺動し、搬送路2から出没するようになっ
ている。なお、第1ストッパ10の動きを円滑かつ確実
にするために、第1ストッパ10を常時ローラ11b側
に付勢するばねなどの付勢手段を適宜に設けるものとし
てもよい。
【0011】上記したエアシリンダ11,ローラ11
b,ローラガイド4aおよびカム13で第1駆動手段が
構成される。この第1駆動手段は、この他に、油圧シリ
ンダなどの他の流体圧シリンダを駆動体として構成して
もよく、また、ローラ11bやローラガイド4a,カム
13を設けることなく、ピストンロッド11aの先端を
第1ストッパ10に連結して直接揺動させるように構成
することもできる。さらに、流体圧シリンダによらず、
モータを駆動体とするラック・ピニオン機構やボールネ
ジ機構により第1駆動手段を構成することも可能であ
る。しかしながら、第1駆動手段を、上記の実施例のよ
うにエアシリンダ11,ローラ11b,ローラガイド4
aおよびカム13等で構成することにより、搬送される
ワークWの本数が多くなったり、ワークWの重量が大き
くなったりして第1ストッパ10に負荷される荷重が大
きくなっても、この負荷に十分に耐えることができる強
度を有するほか、エアシリンダ11のような比較的小
型,小出力の駆動体であっても第1ストッパ10を確実
に動作させることができるので、装置を安価かつコンパ
クトにすることができるという特徴がある。
【0012】第1ストッパ10よりも搬送方向後方側で
あって搬送路2の上方には、架台4または第1搬送装置
1の図示しない基体に取り付けられたブラケット16が
設けられ、このブラケット16の傾斜した一側面に、ガ
イド部材17を介して第2ストッパ15が搬送路2に向
けて進退移動自在に設けられている。この第2ストッパ
15は、先頭のワークWが送りだされる際に、搬送路2
の上方側から搬送路2に向けて前進し、第2番目のワー
クWの外周面に当接して搬送路2上で整列している第2
番目以降のワークWが移動しないように規制するもので
ある。図に示すように、この第2ストッパ15は、ワー
クWの搬送方向Zに対して所定角度傾斜するようにブラ
ケット16に設けられている。この傾斜角度は、第1搬
送装置1上を転動して搬送されてくるワークWの種類、
すなわちワークWの外径が切り換わっても、第2ストッ
パ15の取付位置を変更させることなく、汎用的に対応
することができるように決定されている。この傾斜角度
は、以下に説明する作図法により決定することができ
る。
【0013】まず、第1ストッパ10により移動が規制
されている先頭のワークW11と、この先頭のワークW11
に接して停止している第2番目のワークW12の外形線を
描く。次に、ワークW11,ワークW12と異なる外径のワ
ークWを、上記と同様に先頭のものをワークW21,第2
番目のものをワークW22として外形線を描く。このよう
にして、外径をいろいろに変えて先頭のワーク
112131と第2番目のワークW122232の外形線
を描いていくと、外径の異なる第2番目のワークW12
2232について共通する2つの接線を描くことができ
る。そのうちの一つは搬送路2に沿った接線であり、他
の一つは搬送路2に対して後方側に傾斜する接線Lであ
る。第2ストッパ15は、第2番目のワークW1222
32の他方の接線Lと平行に進退移動できるように傾斜し
て設けられている。なお、第2ストッパ15は接線Lと
同一の線上で進退移動できるように設けるものとしても
よいが、先頭のワークW112131の供給に支障を与え
ない範囲内であれば、図に示すように、接線L前方の若
干離間した位置で進退移動するようにしても構わない。
【0014】このように本発明では、第2ストッパ15
を設ける位置にある程度の幅を持たせることができるの
で、第2ストッパ15の厳密な位置決めが不要となり、
装置の設計や組み立ての際に作業が容易になるという特
徴がある。また、第1ストッパ10および第2ストッパ
15は、ワークWの軸線方向寸法が長くなるような場合
には、ワークWの軸線方向に沿って所定間隔で複数設け
るものとしてもよいし、第1および第2ストッパ10,
15の幅をワークWの軸線方向に厚くして、第1および
第2ストッパ10,15とワークWとの接触部を大きく
とるようにしてもよい。
【0015】ブラケット16には、駆動体であるエアシ
リンダ14が固定され、このエアシリンダ14の進退移
動自在なピストンロッド14aの先端が、第2ストッパ
15の後端に設けられたブラケット18に連結されてい
る。そして、エアシリンダ14が駆動してピストンロッ
ド14aが縮退すると、第2ストッパ15が搬送路2に
向けて前進するようになっている。ピストンロッド14
aの縮退による第2ストッパ15の前進動作は、第2ス
トッパ15の先端が先頭のワークWに当接することによ
り規制される。従って、先頭のワークWには、エアシリ
ンダ14に供給されて圧縮エアによって、後方側から押
圧力が付与されることになる。上記したエアシリンダ1
4,ブラケット18等により第2駆動手段が構成され
る。
【0016】また、エアシリンダ14に供給された圧縮
エアが、先頭のワークWに押圧力を付与する押圧力付与
手段となる。ワークWの押圧力付与時には、エアシリン
ダ14に供給している圧縮エアの圧力を、第2ストッパ
15の移動時よりも減圧した圧力に切換可能に圧縮エア
供給回路(図示せず)を構成している。すなわち、第2
ストッパ15の前進動作時のみ、ピストンロッド14a
の移動位置を検出して、第2ストッパ15の先端が先頭
のワークW手前の所定位置に達したら、供給圧力を切換
可能に構成すればよい。このように、先頭のワークWに
第2ストッパ15が当接する前に圧縮エアの圧力を減圧
するようにしたのは、先頭のワークWに過大な押圧力を
付与しないようにするためである。
【0017】勿論、ワークWの外径寸法に応じて第2ス
トッパ15の前進停止位置を正確に位置決めすることが
でき、かつ、第1ストッパ10による規制が解除された
ときに先頭のワークWを確実にワーク受渡装置3側に送
りだすことができる場合にあっては、前記した押圧力付
与手段を設けるか否かは任意である。また、上記の実施
例では、エアシリンダ14に供給された圧縮エアを押圧
力付与手段として説明したが、前記押圧力付与手段はス
プリングやゴムなどの弾性体とすることもできる。上述
したような押圧力付与手段を設けたものは、搬送される
ワークWが外径の異なる他の種類のワークWに切り換わ
っても、第2ストッパ15の前進停止位置を調整する必
要が全くなく、切換作業を極めて容易に行えるという特
徴を有する。また、先頭のワークWの後方側から押圧力
を付与するので、先頭のワークWを確実にワーク受渡装
置3に送りだすことができるという利点も有する。
【0018】図2は押圧力付与手段の他の実施例を示し
た概略図である。この実施例では、スプリングやゴムな
どの弾性体20を駆動体14′のピストンロッド14
a′と第2ストッパ15との間に介在させ、ピストンロ
ッド14a′の進退動作を、弾性体20を介して第2ス
トッパ15に伝達するように構成している。また、油圧
シリンダなどの他の流体圧シリンダを駆動体14′とし
て利用してもよい。さらに、モータ,流体圧モータを駆
動体とし、ボールねじ機構やラック・ピニオン機構によ
り第2駆動手段を構成することも可能になる。
【0019】次に上記構成の本発明の作用を図3および
図4に従って説明する。ワークWは傾斜して設けられた
第1搬送装置1の搬送路2上を転動しながら搬送されて
くる。図3(a) で示す初期状態においては、第1ストッ
パ10のみが搬送路2上に突出しているので、先頭のワ
ークWが第1ストッパ10に当接することにより、後続
の他のワークWも搬送路2上に整列して停止している。
一方、第2ストッパ15は、第1搬送装置1上のワーク
Wに干渉しない高さ位置まで後退している。また、ワー
ク受渡装置3は、ワーク保持溝7aを搬送路2側に向け
た状態で待機している。図示しない制御装置からワーク
Wを供給するに指令信号が出力されると、エアシリンダ
14(図1参照)が駆動して第2ストッパ15を搬送路
2に向けて前進させる。第2ストッパ15の前進は、そ
の先端が先頭のワークWに当接することにより規制され
る。この際、エアシリンダ14には、所定の位置より減
圧された圧縮エアが供給されているので、先頭のワーク
Wには搬送方向後方側から減圧された圧縮エアに対応す
る押圧力が付与されることになる(図3(b)の状態)。
【0020】この状態で、エアシリンダ11が駆動して
第1ストッパ10を下降させ先頭のワークWの規制を解
除すると、先頭のワークWは第1搬送装置1の先端まで
移動し、固定ストッパ8に当接して停止する(図3(c)
の状態)。この固定ストッパ8によりワークWが直接ワ
ーク受渡装置3に衝突することがなく、過度の衝撃によ
るワーク受渡装置3の故障や破損を防止することができ
る。また、エアシリンダ14は、第2ストッパ15を前
進端まで移動させ、この第2ストッパ15により第2番
目以降のワークWが搬送路2上で移動を規制されてい
る。次いで、駆動体9(図1参照)が駆動してワーク保
持部材7を上方側へ回動させると、固定ストッパ8によ
り第1搬送装置1の先端で停止しているワークWを、ワ
ーク保持溝7aが受け取って保持する。ワーク保持溝7
aに保持されたワークWは、ワーク保持部材7の回動と
ともにワーク受渡位置Bまで移動する(図4(a)の状
態)。ワーク受渡位置Bでワーク受渡装置3からワーク
Wを受け取った第2搬送装置5は、ワークWを図示しな
い工作機械まで搬送する。
【0021】先頭のワークWをワーク受渡装置3に供給
した後は、エアシリンダ11が駆動して第1ストッパ1
0を上昇させ、第1ストッパ10を搬送路2上に突出さ
せる。また、第2搬送装置5にワークWを受け渡したワ
ーク受渡装置3はワーク保持部材7が前記とは逆方向に
回動して元の状態、すなわち、ワーク受取位置Aに復帰
する(図4(b)の状態)。そして、エアシリンダ14が
駆動して第2ストッパ15を後退させると、第2番目以
降のワークWの規制が解除されて搬送路2上を移動し、
先頭のワークWが第1ストッパ10に当接して停止す
る。これにより、図3(a)で示す初期の状態に復帰す
る。以後、上記した動作を繰り返す。なお、上述したエ
アシリンダ11,14,駆動体9,第2搬送装置5の駆
動や移動の制御は、図示しない制御装置の指令信号によ
り行われる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、以下のような効果を奏する。搬送路上を搬送されて
くる丸棒状の被搬送物が外径の異なる他の種類の被搬送
物に切り換わっても、第2ストッパの位置を変更する必
要がなく、作業負担が軽減されるとともに段取り時間を
短縮することができるようになる。また、工作機械等で
外径の異なる複数種類の被搬送物を加工する場合におい
ても、被搬送物の連続的な供給が可能になり、長時間の
連続無人運転が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被搬送物の供給装置の側面図である。
【図2】押圧力付与手段の他の実施例を示す簡略図であ
る。
【図3】本発明の作用の説明図である。
【図4】図4に連続する本発明の作用の説明図である。
【符号の説明】
1 第1搬送装置 2 搬送路 3 ワーク受渡装置 4 架台 4a ローラガイド 5 第2搬送装置(他の搬送装置) 7 ワーク保持部材 7a ワーク保持溝 8 固定ストッパ 9 駆動体 10 第1ストッパ 11 エアシリンダ 12 軸 13 カム 14 エアシリンダ(駆動体) 15 第2ストッパ 16 ブラケット 17 ガイド部材 18 ブラケット 20 押圧力付与手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬送する搬送装置に設けら
    れ、搬送方向の前後に配置された二つのストッパを交互
    に動作させることにより、前記被搬送物を前記搬送装置
    から一つずつ供給できるようにした被搬送物の供給装置
    において、 前記搬送装置の搬送方向前方側に設けられ、前記搬送装
    置の搬送路に対して進退移動自在であるとともに、前記
    搬送路に向けて移動したときに搬送路上の前記被搬送物
    W と当接して前記被搬送物の移動を規制する第1ストッ
    パと、 この第1ストッパを進退移動させる第1駆動手段と、 前記第1ストッパよりも搬送方向後方側に設けられ、前
    記搬送路に対して進退移動自在であるとともに、前記搬
    送路に向けて前進し前記第1ストッパにより搬送を規制
    されている前記被搬送物のうち先頭側から第2番目に位
    置する被搬送物に当接して前記第2番目以降の被搬送物
    の搬送を規制する第2ストッパと、搬送装置により搬送
    される被搬送物のうち先頭の被搬送物が第1ストッパに
    当接したとき、前記先頭の被搬送物に当接して停止して
    いる第2番目以降の被搬送物と、搬送される被搬送物が
    外径の異なる他の種類の被搬送物に切り換わった際の前
    記第2番目以降の被搬送物との各々に共通する接線と平
    行な軸線に沿って前記第2ストッパを進退移動させるガ
    イド部材と、 前記第2ストッパを進退移動させる第2駆動手段と、 前記第1および第2駆動手段を交互に駆動させて前記被
    搬送物を前記搬送装置から一つずつ供給するように制御
    をする制御手段と、 からなることを特徴とする被搬送物の供給装置。
JP16390994A 1994-07-15 1994-07-15 被搬送物の供給装置 Pending JPH0826472A (ja)

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Cited By (3)

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