JPH06329251A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JPH06329251A
JPH06329251A JP11582593A JP11582593A JPH06329251A JP H06329251 A JPH06329251 A JP H06329251A JP 11582593 A JP11582593 A JP 11582593A JP 11582593 A JP11582593 A JP 11582593A JP H06329251 A JPH06329251 A JP H06329251A
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JP
Japan
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wafer
belts
bodies
guide
travel
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Pending
Application number
JP11582593A
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English (en)
Inventor
Tomosane Wakabayashi
伴実 若林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06329251A publication Critical patent/JPH06329251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウエハを搬送しながら位置合せすることが可能
なウエハ搬送装置を提供することにある。 【構成】二本の搬送ベルト2、3を有し、搬送ベルト
2、3がウエハ7を支持しながら走行してウエハ7を搬
送するウエハ搬送装置1において、搬送ベルト2、3が
ウエハ7を支持したまま回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、半導体ウエハ
をベルト搬送するウエハ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体素子の製造の際には、S
i ウエハが、各製造プロセスを実行するための作業ステ
−ジへ搬送される。搬送のための手段として、ベルトが
利用されている。二本のベルトが平行に架設され、ウエ
ハがベルトの上に水平に載置される。そして、両ベルト
が所定の搬送方向へ走行し、ウエハがベルトに載置され
たまま移動する。
【0003】ウエハに対して所定のプロセスを実行する
ために、ウエハを位置合せする必要がある。ウエハの位
置合せは、通常、専用の位置合せ装置が利用されてい
る。ウエハを位置合せするにあたって、その時点のウエ
ハの位置を認識する必要がある。ウエハの位置を認識す
るために、ウエハのオリフラ(オリエンテ−ション・フ
ラット)が利用される。また、位置合せ装置は搬送装置
に組込まれている。そして、ウエハは、搬送装置によっ
て所定位置に搬送された後、搬送装置から位置合せ装置
に移される。
【0004】ウエハの搬送や位置合せのための技術を示
した文献として、特開昭62−162342号公報や特
開平02−137243号公報等がある。前者には、ウ
エハを搭載台とガイドレ−ルとによって搬送し、回転台
を用いてウエハを位置合せする方法が示されている。ま
た、後者には、溝が形成されたベルトを利用してウエハ
を搬送する方法が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にウエハをベルトやレ−ルに載せて搬送する場合、搬送
装置に位置合せ装置を組合わせる必要がある。このた
め、搬送装置は、位置合せ装置の分だけ大型化する。さ
らに、搬送装置と位置合せ装置とには別々の動力源が用
いられるため、この動力源によっても搬送装置が大型化
する。そして、動力源の数が多いと、動力制御の技術も
複雑になる。
【0006】また、ウエハが搬送装置から位置合せ装置
に移されるので、移し代えた際にウエハに過度な衝撃が
加わると、ウエハが破損する場合もある。さらに、ウエ
ハはベルトやレ−ルの上に水平に乗せられるので、搬送
の際にはウエハの表面が上を向いている。このため、環
境中の粉塵がウエハの表面に付着し易い。
【0007】請求項1の発明の目的とするところは、ウ
エハを搬送しながら位置合せすることが可能なウエハ搬
送装置を提供することにある。また、請求項3の発明の
目的とするところは、ウエハに粉塵が付着しにくいウエ
ハ搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために請求項1の発明は、少なくとも二本の走行
体を有し、走行体がウエハを支持しながら走行してウエ
ハを搬送するウエハ搬送装置において、走行体がウエハ
を支持したまま回転させる。
【0009】また、請求項3の発明は、少なくとも二本
の走行体を有し、走行体がウエハを支持しながら走行し
てウエハを搬送するウエハ搬送装置において、走行体を
上下に配設し、ウエハを立てて搬送する。
【0010】そして、請求項1の発明は、搬送しながら
ウエハを位置合せできるようにした。また、請求項3の
発明は、粉塵がウエハに付着することを防止できるよう
にした。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例の要
部を示すもので、図中の符号1はウエハ搬送装置であ
る。このウエハ搬送装置1は、走行体としての第1及び
第2の搬送ベルト(以下、ベルトと称する)2、3、ウ
エハガイド4、及び、ウエハ位置センサ(以下、位置セ
ンサと称する)5を備えている。これらのうち、ベルト
2、3は互いに平行に離間している。さらに、ベルト
2、3は平坦な載置面6、6を有しており、これら載置
面6、6は同じ高さに位置している。そして、載置面
6、6にウエハ7が載置されており、ウエハ7はベルト
2、3によって支持されている。
【0012】さらに、ベルト2、3はベルト駆動装置8
に繋がっており、この駆動装置の動力を受けて走行す
る。ベルト2、3の走行方向は、矢印A、Aで示すよう
に同方向、及び、矢印B、Cで示す逆方向に設定されて
いる。同方向/逆方向の切換えは、動力切換手段9によ
って行われる。ここで、動力切換手段として、一般的な
種々の機構を採用することができる。
【0013】ウエハガイド4は二つのガイド体10、1
0を有しており、これらガイド体10、10は各ベルト
2、3の外側に配置されている。さらに、ガイド体1
0、10は、略垂直なガイド面11、11を有してお
り、ガイド面11、11は互いに平行に対向している。
そして、ガイド面11、11の間隔はウエハ7の直径
(全幅)に略一致している。
【0014】位置センサ5は光学式のもので、発光素子
12を有している。発光素子12は一列に並んだ複数の
発光体13…を有しており、これら発光体13…の配列
はベルト3(及び2)に沿っている。発光体13…が配
設されている長さは、ウエハ7の直径よりも大きい。発
光素子12は、ガイド体10、10の間に位置してい
る。また、発光素子12は、ウエハ7がウエハガイド4
に到達した際に、ウエハ7の下側に位置する。発光体1
3…は上向きに光を発し、この光は上方に配置された受
光素子(図示しない)によって検出される。
【0015】つぎに、上述のウエハ搬送装置1の作用を
説明する。まず、ベルト2、3が同方向(矢印A、A)
に走行し、ウエハ7を所定の搬送方向へ搬送する。ウエ
ハ7は、ウエハガイド4のガイド体10、10の間に進
入し、外周面14をガイド体10、10に接する。
【0016】ウエハ7が発光素子12の上に到達する
と、発光体の13…の光が遮られ、位置センサ5の検知
結果に基づいてウエハ7の外周端が認識される。そし
て、ウエハ7の位置が、オリフラ(オリエンテ−ション
・フラット)15を利用して検出される。
【0017】ここで、発光体13…の間隔の設定、或い
は、光センサを利用したオリフラ15の検出法として、
一般的な種々の技術を採用できる。また、位置センサと
して、投受光素子を備え、ウエハ7に当り反射してもど
って来た光を検知すタイプのものを利用することも可能
である。
【0018】図2(a)に示すように、ウエハ7が位置
ずれしたまま搬送されている場合、図2(b)に示すよ
うに、ベルト2、3が逆方向に走行する。ウエハ7はベ
ルト2、3に載置されているので、ベルト2、3が逆方
向に走行することにより、ウエハ7に回転力が作用し、
ウエハ7が矢印Dで示すように回転する。そして、オリ
フラ15に基づいてウエハ7が位置合せされ、ウエハ7
の位置合せが完了した後には、ベルト2、3が再び同方
向に走行する。
【0019】すなわち、上述のようなウエハ搬送装置1
においては、ベルト2、3によってウエハ7が回転させ
られるので、専用の位置合せ装置を用いることなく、ウ
エハ7を位置合せできる。このため、位置合せ装置、及
び、位置合せ装置のための動力源が不要である。したが
って、搬送装置の小型化が可能である。また、ウエハ7
を位置合せ装置に移し代える必要がないので、ウエハ7
の破損を防止することができる。
【0020】なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で
種々に変形することが可能である。本実施例では、ベル
ト2、3が逆方向に走行してウエハ7を回転させるが、
例えば、ベルト2、3に速度差を設定するためだけで
も、ウエハ7を回転させることが可能である。
【0021】また、本実施例では一つの位置センサ5に
よってウエハ7の位置が検出されるが、例えば、複数の
位置センサ5を適宜配設することによって、オリフラ1
4の位置を任意に合せることが可能になる。
【0022】また、ガイドレ−ルに沿ってウエハ搭載台
が移動するタイプの搬送装置においても、ガイドレ−ル
を互いに逆方向に移動させれば、同様の効果を奏するこ
とができる。
【0023】つぎに、本発明の第2実施例を図3(a)
及び(b)に基づいて説明する。なお、第1実施例と同
様の部分については、図示や説明を省略する。本実施例
においては、ベルト2、3だけではなく、ウエハガイド
21のガイド体22、23も、矢印D、Eで示すように
互いに逆方向に移動する。ガイド体22、23は、ベル
ト2、3の逆走行時にのみ移動し、各ガイド体22、2
3の移動方向及び速度は、各々に近い側のベルト2、3
と一致している。ガイド体22、23を移動させる手段
として、一般的な動力源や動力伝達機構を採用すること
ができる。また、ベルト2、3の走行力をガイド体2
2、23に伝達することも考えられる。
【0024】このようにガイド体22、23を逆方向に
移動させれば、ウエハ7とガイド体22、23との間の
摩擦を低減できる。このため、摩擦を原因とする発塵を
防止できる。
【0025】なお、ウエハ7の位置検出のために、第1
実施例と同様の位置センサを利用することが可能であ
る。図4及び図5は本発明の第3実施例を示している。
【0026】本実施例においては、ベルト2、3が上下
に配置されており、高低差を保ったまま、矢印A、Aで
示すように同方向へ走行する。ベルト2、3の間隔は、
ウエハ7の直径に略一致している。ウエハ7は垂直に立
てられて、ベルト2、3の間に挟まれている。そして、
ウエハ7は立ったまま搬送される。
【0027】このような、ウエハ搬送装置においては、
ウエハ7が表面16を側方に向けたまま搬送されるの
で、表面16に環境中の粉塵が付着しにくい。したがっ
て、粉塵の影響が少ない。また、ウエハ7を寝かせて搬
送する場合に比べて、搬送装置31の面積が小さい。し
たがって、省スペ−ス化を図れる。さらに、ウエハ7の
表面及び裏面17のいずれも擦れないので、発塵がほと
んどない。
【0028】なお、オリフラ15を下側のベルト3に沿
わせれば、搬送時にウエハ7が位置ずれしにくい。ま
た、第1実施例のようにベルト2、3を逆方向に走行さ
せれば、ウエハ7を位置合せすることもできるまた、ガ
イドレ−ルに沿ってウエハ搭載台が移動するタイプの搬
送装置においても、ガイドレ−ルを上下に配設すれば、
同様の効果を奏することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
少なくとも二本の走行体を有し、走行体がウエハを支持
しながら走行してウエハを搬送するウエハ搬送装置にお
いて、走行体がウエハを支持したまま回転させる。
【0030】したがって、請求項1の発明は、搬送しな
がらウエハを位置合せできるという効果がある。また、
請求項3の発明は、少なくとも二本の走行体を有し、走
行体がウエハを支持しながら走行してウエハを搬送する
ウエハ搬送装置において、走行体を上下に配設し、ウエ
ハを立てて搬送する。したがって、請求項3の発明は、
粉塵がウエハに付着することを防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す構成図。
【図2】(a)はウエハの搬送時を示す説明図、(b)
はウエハ位置合せ時を示す説明図。
【図3】本発明の第2実施例のウエハ搬送装置を示して
おり、(a)はウエハの搬送時を示す説明図、(b)は
ウエハ位置合せ時を示す説明図。
【図4】本発明の第3実施例のウエハ搬送装置を示す構
成図。
【図5】(a)はウエハの側方から示す構成図、(b)
はウエハの正面から示す構成図。
【符号の説明】
1、21、31…ウエハ搬送装置、2、3…搬送ベルト
(走行体)、7…ウエハ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二本の走行体を有し、上記走
    行体がウエハを支持しながら走行して上記ウエハを搬送
    するウエハ搬送装置において、上記走行体を相対的に逆
    方向に走行或いは走行速度に差を設定して上記ウエハを
    支持したまま回転させることを特徴とするウエハ搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ウエハに接して上記ウエハを案内す
    るガイド体を備えるとともに、これらガイド体を上記ウ
    エハの回転方向に応じて移動させることを特徴とする前
    記請求項1記載のウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも二本の走行体を有し、上記走
    行体がウエハを支持しながら走行して上記ウエハを搬送
    するウエハ搬送装置において、上記走行体を上下に配設
    し、上記ウエハを立てて搬送することを特徴とするウエ
    ハ搬送装置。
JP11582593A 1993-05-18 1993-05-18 ウエハ搬送装置 Pending JPH06329251A (ja)

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JP11582593A JPH06329251A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 ウエハ搬送装置

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JP11582593A JPH06329251A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 ウエハ搬送装置

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JPH06329251A true JPH06329251A (ja) 1994-11-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025819A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Toyota Industries Corp 車両のバッテリ交換装置
CN104973425A (zh) * 2015-06-11 2015-10-14 杭州长川科技股份有限公司 一种ic光检分选系统的双盘输送机构

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JP2011025819A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Toyota Industries Corp 車両のバッテリ交換装置
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