JP3555427B2 - 洗車機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両を洗車する洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗車機としては、例えば、停止している車両に対して、洗車機本体が往復走行して洗車を行うタイプがある。上記洗車機本体内には、車両の側面をブラッシングするサイドブラシや、車両の側面下部および車輪をブラッシングするロッカーブラシ、車両の上面をブラッシングする昇降自在なトップブラシ等が設けられている。
【0003】
これによると、停止している車両に対して、洗車機本体が往復走行することによって、車両は上記各ブラシでブラッシングされる。この際、トップブラシは車両の上面に沿って昇降しながら車両の上面をブラッシングする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来形式では、車両の天井にキャリヤやタクシーの表示灯等の突起物が設けられている場合、トップブラシが上記突起物に衝突してトップブラシや突起物が破損する恐れがあった。このような破損を防止する対策として、上記突起物に対し、トップブラシを車両の上方へ退避させることが考えられるが、この場合、車両の上面の洗浄が不十分になってしまうといった新たな問題が生じた。
【0005】
本発明は、天井にキャリヤやタクシーの表示灯等の突起物を有する車両に対しても、突起物を破損させずに、車両の上面を十分に洗浄し得る洗車機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本第1発明における洗車機は、車両と洗車機本体との少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させながら洗車機本体内のブラシで車両をブラッシングする洗車機であって、上記洗車機本体に、車両に洗浄液を噴射する噴射装置と、車両の側面下部および車輪をブラッシングする互いに接近離間動自在な左右一対のロッカーブラシと、車両の上面をブラッシングする昇降自在なトップブラシと、車両の前後面および側面をブラッシングする互いに接近離間動自在な左右一対のサイドブラシとが設けられ、上記噴射装置は、上記洗車機本体の上部に下向き姿勢で設けられて車幅方向へ首振り揺動自在な複数の噴射ノズルと、これら噴射ノズルを同期して首振り揺動させる揺動装置とを備え、天井に突起物を有する車両に対して、上記トップブラシが上限位置まで上昇して車両の上方へ退避し、上記噴射装置が作動して車両の上面へ洗浄水を噴射するとともに、車両の前後面および側面をロッカーブラシとサイドブラシにて洗浄するものである。
【0007】
これによると、天井に突起物を有する車両に対しては、噴射装置が作動するとともにトップブラシが上限位置まで上昇して車両の上方へ退避するため、トップブラシが突起物に衝突することを回避することができる。この際、洗浄液が噴射ノズル群から車両の上面に噴射され、さらに、噴射ノズル群は揺動装置によって同期して首振り揺動するため、洗浄液が車両の上面に対して車幅方向(左右方向)の全幅にわたり確実に噴射される。これにより、車両の上面を十分に洗浄することができる。そして、車両の側面下部および車輪はロッカーブラシでブラッシングされ、車両の前後面および側面はサイドブラシでブラッシングされる。
【0008】
また、天井に突起物がない車両に対しては、トップブラシが車両の上面に沿って昇降しながら車両の上面をブラッシングする。
本第2発明における洗車機は、外部からの操作によって噴射装置を作動させるとともにトップブラシを退避させる操作部が設けられているものである。
【0009】
これによると、車両の天井に突起物がある場合、操作部を操作することによって、噴射装置が作動するとともにトップブラシが上限位置まで退避する。これにより、トップブラシが突起物に衝突することを回避することができるとともに、車両の上面を十分に洗浄することができる。
【0010】
本第3発明における洗車機は、噴射装置およびトップブラシよりも前方に、車両の天井の突起物を検出する検出装置が設けられ、上記検出装置が突起物を検出した場合、噴射装置が作動するとともに上記トップブラシが車両の上方へ退避するものである。
【0011】
これによると、検出装置が非検出の場合、噴射装置は作動せず、トップブラシが車両の上面に接触した状態で車両の上面に応じて昇降する。これにより、車両の上面はトップブラシによって洗浄される。また、検出装置が突起物を検出した場合、トップブラシは上限位置まで上昇して車両の上方へ退避するため、トップブラシと突起物とが衝突することはない。この際、噴射装置が作動して、洗浄液が噴射ノズル群から車両の上面に噴射され、これにより、車両の上面は、トップブラシの代りに、洗浄液によって洗浄される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、床1に、門形状で据置型の洗車機本体2と、被洗浄車両3を前方から洗車機本体2内に搬入するとともに洗車機本体2内から後方へ搬出する左右一対のローラコンベヤ4とが設置されている。
【0013】
上記洗車機本体2の前端には、被洗浄車両3を前方から洗車機本体2内へ搬入する車両搬入口15が形成され、洗車機本体2の後端には、被洗浄車両3を洗車機本体2の後方へ搬出する車両搬出口16が形成されている。
【0014】
上記洗車機本体2の内部には、被洗浄車両3の側面下部および車輪6を回転しながらブラッシングする左右一対の第1および第2のロッカーブラシ7,10と、被洗浄車両3の上面を回転しながらブラッシングする昇降自在な第1および第2のトップブラシ8,11と、被洗浄車両3の側面および前後面を回転しながらブラッシングする左右一対のサイドブラシ9と、被洗浄車両3の上面を乾燥させるトップノズル装置12と、被洗浄車両3の側面を乾燥させるサイドノズル装置13とが設けられている。尚、上記第1および第2のロッカーブラシ7,10とサイドブラシ9とは、それぞれ、互いに左右方向へ接近離間動し、被洗浄車両3の車幅に応じて左右の間隔を変更できる。また、上記第1および第2のトップブラシ8,11は、それぞれ、被洗浄車両3の車高に応じて、昇降自在である。
【0015】
上記洗車機本体2の前部でかつ上部に設けられたフレーム体17には、被洗浄車両3の表面に洗浄水を噴射する噴射装置18が設けられている。上記噴射装置18は、図4〜図6に示すように、下向き姿勢で左右方向へ首振り揺動自在な左右一対の噴射ノズル19と、これら両噴射ノズル19を首振り揺動させる揺動装置20とで構成されている。
【0016】
上記両噴射ノズル19の上端は図4に示すようにそれぞれ管状のニップル27を介してスイベル管継手21の一端に接続されており、上記スイベル管継手21の他端はエルボ形管継手29を介して洗浄水供給管22の一端に接続されている。
【0017】
上記両スイベル管継手21はそれぞれ、フレーム体17に設けられた支持フレーム23の左右両端部に、前後方向軸心24を中心にして揺動自在に取付けられている。また、上記支持フレーム23の左右両端部には、スイベル管継手21と同様に、上記前後方向軸心24を中心にして揺動自在な揺動ブラケット25がピン26を介して設けられている。上記両揺動ブラケット25はそれぞれL形状に形成されており、上記各ニップル27が、各揺動ブラケット25の下部遊端部に形成された貫通孔28に挿通されている。尚、上記洗浄水供給管22は支持フレーム23の前側に位置し、揺動ブラケット25は支持フレーム23の後側に位置している。
【0018】
上記揺動装置20は、フレーム体17に設けられたモータ30と、このモータ30の出力軸31に取付けられたレバー32と、このレバー32の遊端部といずれか一方の揺動ブラケット25の上部遊端部との間を連結する第1連結棒33と、両揺動ブラケット25の上部遊端部間を連結する第2連結棒34とで構成されている。
【0019】
尚、図5に示すように、上記洗浄水供給管22の他端側には、洗浄水を貯えるタンク35と、このタンク35内の洗浄水を洗浄水供給管22から上記噴射装置18へ送るポンプ36とが接続されている。これらタンク35とポンプ36とは洗車機本体1内に設けられている。
【0020】
図1,図2に示すように、上記各ブラシ7〜11および各ノズル装置12,13は噴射装置18よりも後方に位置している。また、洗車機本体2の前端部でかつ上記噴射装置18の前方には、被洗浄車両3の車高を検出する車高検出装置37が設けられている。この車高検出装置37としては、被洗浄車両3の上面に超音波を当てて車高を検出するソニックセンサが用いられている。
【0021】
上記ローラコンベヤ4の前方かつ右側には操作ボックス40が立設され、この操作ボックス40には、洗車の内容を複数の洗車コースから選択できる洗車コース設定スイッチ42や、上記噴射装置18を非作動から作動に切換える切換スイッチ43(操作部の一例)が設けられている。
【0022】
また、図7に示すように、洗車機本体2に設けられた制御装置45は、上記洗車コース設定スイッチ42や切換スイッチ43からの入力信号や車高検出装置37からの検出信号に基づいて、各ブラシ7〜11を作動させる各作動装置46〜50と、各ノズル装置12,13を作動させる各作動装置51,52と、ローラコンベヤ4を駆動させる駆動装置54と、上記モータ30と、ポンプ36とを制御する。尚、上記切換スイッチ43からの入力信号が制御装置45に入力された場合、図1の実線A,Bで示すように、制御装置45が両トップブラシ8,11を上限位置まで上昇させて被洗浄車両3の上方へ退避させる。
【0023】
以下に、上記構成における作用を説明する。
利用者は、被洗浄車両3に乗ったままで、操作ボックス40の洗車コース設定スイッチ42を押して目的とする洗車コースを選択し、さらに、図1の仮想線で示すように、被洗浄車両3の天井にキャリヤやタクシーの表示灯等の突起物55が取付けられている場合には、切換スイッチ43をオンにする。これにより、上記洗車コース設定スイッチ42と切換スイッチ43とからの各入力信号が制御装置45に入力される。
【0024】
その後、利用者は、図1の実線で示すように、被洗浄車両3を前進させて両ローラコンベヤ4上に乗り込ませ、パーキングブレーキを引いて車輪6を固定させる。この際、被洗浄車両3の各車輪6が両ローラコンベヤ4上に支持されている。
【0025】
そして、両ローラコンベヤ4が駆動して被洗浄車両3が搬送経路53に沿って後方へ搬送される。そして、被洗浄車両3の前端部上面が車高検出装置37により検出され、検出信号が制御装置45に入力されると、制御装置45からの駆動信号により、ポンプ36が駆動するとともに、モータ30が回転駆動する。
【0026】
これにより、洗浄水が、タンク35から洗浄水供給管22を通り、さらに、エルボ形管継手29とスイベル管継手21とニップル27を通って両噴射ノズル19から噴射するとともに、レバー32と第1連結棒33とを介して一方の揺動ブラケット25が前後方向軸心24を中心に揺動し、第2連結棒34を介して上記一方の揺動ブラケット25と同期して他方の揺動ブラケット25も前後方向軸心24を中心に揺動する。これにより、両スイベル管継手21がそれぞれ前後方向軸心24を中心に揺動し、以って図5に示すように両噴射ノズル19が左右方向(車幅方向)へ首振り揺動する。
【0027】
そして、被洗浄車両3が車両搬入口15へ搬入されて噴射装置18の下方を通過する際、両噴射ノズル19から被洗浄車両3の上面へ噴射された洗浄水が被洗浄車両3の上面に付着した埃や泥を洗い流し、さらに被洗浄車両3の上面から両側面および前後面に流れ落ちる洗浄水が被洗浄車両3の側面や前後面に付着した埃や泥を洗い流す。この際、図3に示すように、両噴射ノズル19が左右方向へ首振り揺動しているため、被洗浄車両3の全幅にわたり確実に洗浄水を噴射することができる。このように、数少ない噴射ノズル19を左右方向へ首振り揺動させることによって、洗浄水を左右方向(車幅方向)に広範囲に噴射することができるとともに噴射装置18を小型化し得る。
【0028】
さらに、図1の実線A,Bで示すように、制御装置45が両トップブラシ8,11を上限位置まで上昇させるため、両トップブラシ8,11は被洗浄車両3の上方へ退避し、突起物55が両トップブラシ8,11に衝突することを防止できる。これにより、両トップブラシ8,11および突起物55の破損を防止することができる。
【0029】
この際、被洗浄車両3の側面下部および車輪6はロッカーブラシ7,10でブラッシングされ、被洗浄車両3の側面および前後面はサイドブラシ9でブラッシングされる。尚、被洗浄車両3の上面はブラッシングされないが、洗浄水が両噴射ノズル19から被洗浄車両3の上面へ直接噴射されているため、被洗浄車両3の上面の汚れは十分に取り除かれる。
【0030】
そして、各ノズル装置12,13が作動して被洗浄車両3の表面を乾燥させ、その後、被洗浄車両3は洗車機本体2の後方へ搬出され、一連の洗車が終了する。
【0031】
また、被洗浄車両3の天井に突起物55が取付けられていない場合、利用者は切換スイッチ43をオンにせずオフのままにしておく。これにより、ポンプ36とモータ30とが共に作動せず、したがって、噴射ノズル19から洗浄水は噴射されずに、被洗浄車両3が洗車機本体2内に搬入されて各ブラシ7〜11でブラッシングされる。この際、両トップブラシ8,11は、被洗浄車両3の上方へ退避することなく、被洗浄車両3の上面に沿って昇降しながら被洗浄車両3の上面をブラッシングする。
【0032】
上記実施の形態では、噴射装置18の作動および非作動を切換スイッチ43によって手動で入力しているが、以下に説明する他の実施の形態では、図8に示すように、切換スイッチ43を不要にし、車高検出装置37の検出に応じて噴射装置18の作動および非作動が自動的に切換えられるものである。
【0033】
すなわち、操作ボックス40の洗車コース設定スイッチ42を押して目的とする洗車コースを選択し、被洗浄車両3を両ローラコンベヤ4上に乗り込ませる。その後、両ローラコンベヤ4が駆動して被洗浄車両3が搬送経路53に沿って搬送される。
【0034】
そして、被洗浄車両3の天井に突起物55が取付けられている場合、車高検出装置37が下方を通過する被洗浄車両3の天井の突起物55を検出し、この検出に基づいて、制御装置45がポンプ36を駆動させるとともにモータ30を回転駆動させ、以って、両噴射ノズル19が左右方向へ首振り揺動しながら洗浄水を噴射し、被洗浄車両3の上面が十分に洗浄される。
【0035】
さらに、上記のように突起物55が検出されると、図8の実線A,Bで示すように、制御装置45が両トップブラシ8,11を上限位置まで上昇させるため、両トップブラシ8,11は被洗浄車両3の上方へ退避し、突起物55が両トップブラシ8,11に衝突することを防止できる。これにより、両トップブラシ8,11および突起物55の破損を防止することができる。
【0036】
また、被洗浄車両3の天井に突起物55が取付けられていない場合、車高検出装置37が下方を通過する被洗浄車両3の天井の突起物55を検出せず、これにより、ポンプ36とモータ30とが共に作動せず、したがって、噴射ノズル19から洗浄水は噴射されず、被洗浄車両3が洗車機本体2内に搬入されて各ブラシ7〜11でブラッシングされる。この際、両トップブラシ8,11は、被洗浄車両3の上方へ退避することなく、被洗浄車両3の上面に沿って昇降しながら被洗浄車両3の上面をブラッシングする。
【0037】
このように、被洗浄車両3の天井の突起物55が検出されると、この検出に基づいて自動的に噴射装置18が作動して被洗浄車両3の上面を洗浄するとともに両トップブラシ8,11が被洗浄車両3の上方へ退避するため、先の実施の形態で述べた切換スイッチ43を不要にし得、その分、利用者の操作の手間が省ける。
【0038】
上記各実施の形態では、左右一対(すなわち2個)の噴射ノズル19を設けているが、3個以上設けてもよい。
上記各実施の形態では、噴射ノズル19を左右方向へ首振り揺動させているが、さらに前後方向へ首振り揺動させてもよい。
【0039】
上記各実施の形態では、噴射ノズル19を洗車機本体2の上部に設け、噴射ノズル19から被洗浄車両3の上面に洗浄水を噴射しているが、さらに、上下方向へ首振り揺動自在な噴射ノズル19を洗車機本体2の側部に設けて、被洗浄車両3の側面に洗浄水を噴射してもよい。
【0040】
上記各実施の形態では、被洗浄車両3をローラコンベヤ4で搬送しながら、据置型の洗車機本体2で洗車を行う形式の洗車機を挙げているが、被洗浄車両3を固定し、この被洗浄車両3に対して洗車機本体2を走行移動させて洗車を行う形式の洗車機であってもよい。あるいは、被洗浄車両3と洗車機本体2との両方を移動させて洗車を行う形式の洗車機であってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本第1発明によれば、天井に突起物を有する車両に対しては、噴射装置が作動するとともにトップブラシが上限位置まで上昇して車両の上方へ退避するため、トップブラシが突起物に衝突することを回避することができる。この際、洗浄液が噴射ノズル群から車両の上面に噴射され、さらに、噴射ノズル群は揺動装置によって同期して首振り揺動するため、洗浄液が車両の上面に対して車幅方向(左右方向)の全幅にわたり確実に噴射される。これにより、車両の上面を十分に洗浄することができる。そして、車両の側面下部および車輪はロッカーブラシでブラッシングでき、車両の前後面および側面はサイドブラシでブラッシングできる。
【0042】
本第2発明によれば、車両の天井に突起物がある場合、操作部を操作することによって、噴射装置が作動するとともにトップブラシが上限位置まで退避する。これにより、トップブラシが突起物に衝突することを回避することができるとともに、車両の上面を十分に洗浄することができる。
【0043】
本第3発明によれば、検出装置が突起物を検出した場合、トップブラシは上限位置まで上昇して車両の上方へ退避するため、トップブラシと突起物とが衝突することはない。この際、噴射装置が作動して、洗浄液が噴射ノズル群から車両の上面に噴射され、これにより、車両の上面は、トップブラシの代りに、洗浄液によって洗浄される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車機の内部構成を示す側面から見た断面図である。
【図2】同、洗車機の内部構成を示す平面から見た断面図である。
【図3】同、洗車機の正面図である。
【図4】同、洗車機に設けられた噴射装置の側面から見た断面図である。
【図5】同、洗車機に設けられた噴射装置の背面図である。
【図6】同、洗車機に設けられた噴射装置の平面図である。
【図7】同、洗車機の制御系のブロック図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における洗車機の内部構成を示す側面から見た断面図である。
【符号の説明】
2 洗車機本体
3 被洗浄車両
7 第1のロッカーブラシ
8 第1のトップブラシ
9 サイドブラシ
10 第2のロッカーブラシ
11 第2のトップブラシ
18 噴射装置
19 噴射ノズル
20 揺動装置
37 車高検出装置
43 切換スイッチ(操作部)
55 突起物
Claims (3)
- 車両と洗車機本体との少なくとも一方を他方に対して相対的に移動させながら洗車機本体内のブラシで車両をブラッシングする洗車機であって、
上記洗車機本体に、車両に洗浄液を噴射する噴射装置と、車両の側面下部および車輪をブラッシングする互いに接近離間動自在な左右一対のロッカーブラシと、車両の上面をブラッシングする昇降自在なトップブラシと、車両の前後面および側面をブラッシングする互いに接近離間動自在な左右一対のサイドブラシとが設けられ、
上記噴射装置は、上記洗車機本体の上部に下向き姿勢で設けられて車幅方向へ首振り揺動自在な複数の噴射ノズルと、これら噴射ノズルを同期して首振り揺動させる揺動装置とを備え、
天井に突起物を有する車両に対して、上記トップブラシが上限位置まで上昇して車両の上方へ退避し、上記噴射装置が作動して車両の上面へ洗浄水を噴射するとともに、車両の前後面および側面をロッカーブラシとサイドブラシにて洗浄することを特徴とする洗車機。 - 外部からの操作によって噴射装置を作動させるとともにトップブラシを退避させる操作部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗車機。
- 噴射装置およびトップブラシよりも前方に、車両の天井の突起物を検出する検出装置が設けられ、
上記検出装置が突起物を検出した場合、噴射装置が作動するとともに上記トップブラシが車両の上方へ退避することを特徴とする請求項1記載の洗車機。
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- 1998-02-12 JP JP02900598A patent/JP3555427B2/ja not_active Expired - Fee Related
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