JPH07186901A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JPH07186901A
JPH07186901A JP33447593A JP33447593A JPH07186901A JP H07186901 A JPH07186901 A JP H07186901A JP 33447593 A JP33447593 A JP 33447593A JP 33447593 A JP33447593 A JP 33447593A JP H07186901 A JPH07186901 A JP H07186901A
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conveyor
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Akira Igari
彰 井狩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 客の安全対策を取り入れた連続洗車機を提供
する。 【構成】 据置型洗車機本体2内に、被洗浄車両7を洗
浄するブラシ12〜14とスプレー装置15,16を配設し、被
洗浄車両7の移動手段としてコンベヤ3を設け、コンベ
ヤ3の後端部に被洗浄車両7の有無を検出する追突防止
スイッチ40を設け、後続の被洗浄車両7が追突防止エリ
アに到達したとき、追突防止スイッチ40により先行の被
洗浄車両7が検出されていると、コンベヤ3を停止し、
ブラシ12〜14を被洗浄車両7より引き離すが、スプレー
装置15,16によるスプレーは続行する制御装置を設け
る。 【効果】 後続の被洗浄車両7の先行の被洗浄車両7へ
の追突を防止できるとともに、スプレーが続行されるこ
とにより後続の被洗浄車両7内の客が車外にでることを
回避でき、洗浄再開により客に危険が及ぶことを防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄車両を車両移動
手段で搬送しながら連続洗車する洗車機(以下、連続洗
車機と称す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続洗車機の構成は、たとえば特
開平3−90456号公報に開示されている。すなわ
ち、トンネル型の洗車機本体が床面に据付けられ、洗車
機本体内には被洗浄車両を入口から出口へ搬送する車両
搬送装置が設置され、洗車機本体内に高圧スプレーノズ
ル,フロントブラシ,リアブラシなどから形成されたウ
ォッシャブロック、ワックスノズル,サイドブラシ,ト
ップブラシなどから形成されたワックスブロック、およ
びサイド(ブロー)ノズル,トップ(ブロー)ノズルな
どから形成されたドライブロックが配設されている。ま
た、入口に起動を入力するスタートスイッチを設けてい
る。
【0003】上記構成により、作業員が被洗浄車両の車
両搬送装置上への乗入れとスタートスイッチの操作を繰
り返すことによって、順に被洗浄車両は車両搬送装置に
より洗車機本体内へ搬入され、洗車されて出口より搬出
される。また、先行する被洗浄車両が搬出できないこと
が検出されると、車両搬送装置を停止し、全てのブラ
シ、ブロー、スプレーの駆動を停止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の連続洗車
機では、先行する被洗浄車両が搬出できないことが検出
されると、車両搬送装置を停止することから、後続の被
洗浄車両は洗車機本体内に取り残され、また全てのブラ
シ、ブロー、スプレーの駆動を停止しているために、こ
の被洗浄車両内の客が車外へ降りようとすることがあっ
た。このようなときに、先行する被洗浄車両が搬出され
ると、車両搬送装置とブラシ、ブロー、スプレーの駆動
が再開されることから、客がブラシに引き込まれるなど
の危険に陥るという問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するものであり、
客の安全対策を取り入れた連続洗車機を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に第1発明における洗車機は、据置型洗車機本体内に、
被洗浄車両を洗浄するブラシとスプレー装置を配設し、
前記被洗浄車両を前方から前記本体内に搬入するととも
に本体内から後方へ搬出する車両移動手段を設け、この
車両移動手段による前記被洗浄車両の移動距離を検出す
る距離検出手段を設け、前記車両移動手段後端部の近傍
に前記被洗浄車両の有無検出手段を設け、前記距離検出
手段より検出された前記被洗浄車両の移動距離によっ
て、前記被洗浄車両が追突防止エリアに到達したことを
検出したとき、前記有無検出手段により先行する被洗浄
車両が検出されていると、前記車両移動手段を停止し、
前記ブラシを被洗浄車両より引き離し、前記スプレー装
置によるスプレーを続行する制御手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0007】また第2発明における洗車機は、制御手段
により車両移動手段の一時停止時にスプレーを続行する
かしないかを選択する選択手段を設けたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】上記第1発明の構成によると、先行する被洗浄
車両が搬出されずに後続の被洗浄車両が追突防止エリア
に到達すると、車両移動手段は停止され、ブラシは被洗
浄車両より引き離される。しかし、スプレー装置はその
ままスプレーを続行する。よって、洗車機本体内に残さ
れた後続の被洗浄車両の客は車外にでることはなく、再
び洗車動作が開始されても客に危険が及ぶことは回避さ
れる。
【0009】また、上記第2発明の構成によると、一時
停止時にスプレーを続行するかしないかが作業員により
選択される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例における洗車機の内部
の構成を示す側面図、図2は同洗車機の内部の構成を示
す平面図である。
【0011】図示するように、床面1には、据置型の洗
車機本体2と、前方から洗車機本体2を貫通して後方に
達する左右一対のローラコンベヤ(車両移動手段)3と
が設置されている。上記洗車機本体2は門形状に形成さ
れ、洗車機本体2内には、前部から順に洗浄部4,ワッ
クス塗布部5,乾燥部6が形成されている。また、洗車
機本体2の前端部には被洗浄車両7の車高を検出するソ
ニックセンサ8が取付けられ、前面と後面にはそれぞれ
スタートスイッチ、ストップスイッチなどを備えた操作
パネル9,10が設けられている。
【0012】上記ローラコンベヤ3のうち、被洗浄車両
7の搬送方向右側(右方と略す)のローラコンベヤ3a
は被洗浄車両7の右方の前後輪11a,11bを支持搬送す
るものであり、被洗浄車両7の搬送方向左側(左方と略
す)のローラコンベヤ3bは被洗浄車両7の左方の前後
輪11c,11dを支持搬送するものである。尚、右方のロ
ーラコンベヤ3aの搬送面の幅W1は狭く形成され、車
種に関係なく被洗浄車両7の右側面の位置をほぼ一定位
置として、被洗浄車両7の右側面と洗車機本体2の間隔
を一定としており、右方のローラコンベヤ3bの搬送面
の幅W2は広く形成され、多様な車幅に対応できるよう
している。
【0013】上記洗浄部4は、被洗浄車両7の両側面下
部および前後輪9の側面を洗浄する左右一対の洗浄用サ
イド兼ロッカーブラシ12と、被洗浄車両7の上面を洗浄
する洗浄用トップブラシ13と、被洗浄車両7の前面、後
面、および両側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ14
と、洗浄水を噴射する洗浄水アーチ15と、洗剤を噴射す
る洗剤アーチ16から形成されている。また、図1の仮想
線に示すように、右方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ
12aは洗車機本体2に固定されるとともに前後方向に揺
動自在であり、左方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ12
bは、図2の仮想線に示すように揺動アーム12cを介し
て右方の洗浄用サイド兼ロッカーブラシ12aに対し接近
離間自在に取付けられ、かつ前後方向にも揺動自在であ
る。また、右方のサイドブラシ14aは移動することな
く、ローラコンベヤ3により搬送されていく被洗浄車両
7の右側面を洗浄し、左方のサイドブラシ14bは仮想線
に示すように駆動機構により移動しながら被洗浄車両7
の前面、左側面、および後面を洗浄する。
【0014】また上記ワックス塗布部5は、被洗浄車両
7の上面にワックスを塗布するワックス用トップブラシ
17と、被洗浄車両7の両側面および車輪11の側面にワッ
クスを塗布する左右一対のワックス用サイド兼ロッカー
ブラシ18と、ワックスの下地剤を噴射するワックス下地
アーチ19と、液体ワックスを噴射するワックスアーチ20
と、フッソコート剤を噴射するフッソコートアーチ21か
ら形成されている。
【0015】また上記乾燥部6は、被洗浄車両7の上面
を乾燥させる昇降自在なトップノズル24と、トップノズ
ル24とワックス用ロッカーブラシ18との間に設けた、エ
アカーテンを形成する昇降自在な副トップノズル25と、
上記トップノズル24の後方に設けた、被洗浄車両7の両
側面を乾燥させる左右一対のサイドノズル26および被洗
浄車両7の上側面を乾燥させる左右一対の副サイドノズ
ル27と、トップノズル24とサイドノズル26と副サイドノ
ズル27にエアを供給する左右一対の第1ブロワ装置28
と、副トップノズル25にエアを供給する左右一対の第2
ブロワ装置29から形成されている。
【0016】また、両ローラコンベヤ3a,3bはそれ
ぞれ、被洗浄車両7が搬入される一対の前部コンベヤ
(搬入用コンベヤ)31a,31bと、洗浄部4に渡って配
設される一対の中間部コンベヤ32a,32bと、被洗浄車
両7が搬出される一対の後部コンベヤ(搬出用コンベ
ヤ)33a,33bとに3分割されている。これら各コンベ
ヤ31〜33には、それぞれ独立した駆動ユニット34〜36が
設置されている。また、前部コンベヤ31a,31bの始端
側には被洗浄車両7を円滑に乗り込ませるための前部ス
ロープ37が設置され、後部コンベヤ33a,33bの終端側
には被洗浄車両7を円滑に排出させるための後部スロー
プ38が設置されている。また、右方の前部コンベヤ31a
には被洗浄車両7の所定位置への乗入れを検出する(車
載)リミットスイッチ39が設けられ、右方の後部コンベ
ヤ(搬出用コンベヤ)33aの後端部の外方には被洗浄車
両7の有無を検出する光電スイッチからなる追突防止ス
イッチ40が設けられ、さらに後部コンベヤ33の駆動ユニ
ット36には、エンコーダ41が連結されている。
【0017】図5に本実施例の洗車機の制御系のブロッ
ク図を示す。洗車機の制御系は、大きく、洗車機本体2
に内蔵され、入力インターフェイス部30a,出力インタ
ーフェイス部30b,データとプログラムを記憶したメモ
リ部30cおよび制御コントロール部30dを有すマイクロ
コンピュータからなる制御装置30、操作パネル9,10、
ソニックセンサ8や車載リミットスイッチ39や追突防止
スイッチ40やエンコーダ41などからなるセンサ系42、コ
ンベヤ3の駆動ユニット34〜36,洗浄水アーチ15の洗浄
水と洗剤アーチ16の洗剤の噴射をオン・オフするバルブ
のソレノイド43、洗浄部4のサイド兼ロッカーブラシ12
とトップブラシ13とサイドブラシ14のブラシ駆動機構44
などからなる駆動系45から構成されており、制御装置30
は、操作パネル9,10からの起動,停止などの操作信
号、センサ系42の検出信号を入力して記憶し、これら操
作信号および検出信号に応じて、上記駆動系45を制御し
て洗車機本体2全体の動作を制御している。
【0018】以下、本発明の要部である、制御装置30の
ローラコンベヤ3、および洗浄部のブラシとスプレーの
制御を図4に示すブロック図により詳細に説明する。な
お、駆動ユニット34〜36,ブラシ駆動機構44へ出力され
る信号がオン(Hi;ハイレベル)のとき駆動指令が、
オフ(Lo;ローレベル)のとき停止指令が伝達され、
ソレノイド43へ出力される信号がオン(Hi;ハイレベ
ル)のときバルブ開指令が、オフ(Lo;ローレベル)
のときバルブ閉指令が伝達されるようにしている。ま
た、被洗浄車両7の搬送方向最終の洗浄水アーチ15の設
置位置より下流側を追突防止エリアAとしている。
【0019】各コンベヤ3の駆動ユニット34〜36,およ
びブラシ駆動機構44に対応してそれぞれR−Sフリップ
フロップ61〜63,51が設けられ、前面の操作パネル9の
スタートスイッチ64の操作による起動信号aと後面の操
作パネル10のスタートスイッチ65の操作による起動信号
a’の論理和(OR)により動作するリレイ(RY)1
が設けられ、前面の操作パネル9のストップスイッチ66
の操作による停止信号bと後面の操作パネル10のストッ
プスイッチ67の操作による停止信号b’の論理和により
動作するリレイ(RY)2が設けられている。また、ソ
ニックセンサ8の車高検出信号により、被洗浄車両7が
検出された後、床面が検出されることにより、被洗浄車
両7の後端を検出する車両後端検出部68が設けられてお
り、この車両後端検出部68から車両後端検出時、パルス
信号cが出力される。さらに、ソニックセンサ8の車高
検出信号により、被洗浄車両7の先端を検出する車両先
端検出部52が設けられており、この車両先端検出部52か
ら車両先端検出時、パルス信号fが出力される。また、
このパルス信号fをリセット信号とし、パルスエンコー
ダ41の出力パルスをカウントするカウンタ53が設けら
れ、このカウンタ53のカウント値により、被洗浄車両7
が中間部コンベヤ32が通過したことを検出する設定値α
のコンパレータ54が設けられ、さらに車載リミットスイ
ッチ39の動作信号をリセット信号とし、パルスエンコー
ダ41の出力パルスをカウントするカウンタ57が設けら
れ、このカウンタ57のカウント値により、被洗浄車両7
の前輪11cが設定エリアAに到達したことを検出する設
定値βのコンパレータ55が設けられている。また、コン
パレータ55の検出信号qと追突防止スイッチ40の検出信
号の論理積(AND)により動作するリレイ(RY)3
が設けられている。
【0020】また、前部コンベヤ31の駆動ユニット34に
対するR−Sフリップフロップ61に対しては、このフリ
ップフロップ61の出力信号xの反転(NOT)信号を論
理積(AND)とする、上記起動信号aのホールド回路
が設けられ、このホールド回路の出力信号dと車載リミ
ットスイッチ39の動作信号eとコンパレータ54の検出信
号pの論理積がとられ、これら論理積の出力信号gと後
面の操作パネル10のスタートスイッチ65の起動信号a’
の論理和がとられてセット回路が構成され、またRY2
の接点の動作信号hと車両後端検出部68の出力パルス信
号cと前部コンベヤ31の故障信号jの論理和がとられて
リセット回路が構成されている。このR−Sフリップフ
ロップ61の出力信号xと、RY3の接点の動作信号の反
転信号mとの論理積がとられ、前部コンベヤ31の駆動ユ
ニット34へ出力される。
【0021】また、中間部コンベヤ32の駆動ユニット35
に対するR−Sフリップフロップ62に対しては、RY1
の接点の動作信号kによりセット回路が構成され、RY
2の接点の動作信号hと中間部コンベヤ32の故障信号
j’の論理和がとられてリセット回路が構成され、この
R−Sフリップフロップ62の出力信号yと、RY3の接
点の動作信号の反転信号mとの論理積がとられ、中間部
コンベヤ32の駆動ユニット35へ出力される。
【0022】また、後部コンベヤ33の駆動ユニット36に
対するR−Sフリップフロップ63に対しては、RY1の
接点の動作信号kによりセット回路が構成され、RY2
の接点の動作信号hと中間部コンベヤ32の故障信号j”
の論理和がとられてによりリセット回路が構成され、こ
のR−Sフリップフロップ63の出力信号zが後部コンベ
ヤ33の駆動ユニット36へ出力される。
【0023】また、ブラシ駆動機構44に対するR−Sフ
リップフロップ51に対しては、車両先端検出部52のパル
ス信号fによりセット回路が構成され、RY2の接点の
動作信号hとブラシ駆動機構44の故障信号j"'とコンパ
レータ54の検出信号pの論理和がとられてによりリセッ
ト回路が構成され、このR−Sフリップフロップ51の出
力信号rと、RY3の接点の動作信号の反転信号mとの
論理積がとられ、ブラシ駆動機構44へ出力される。
【0024】また、ソレノイド33へは、R−Sフリップ
フロップ51の出力信号rが出力される。次に、上記ブロ
ック図によるローラコンベヤ3と洗浄部4のブラシとス
プレーの動作を説明する。 (1)図5(a)に示すように、先行する被洗浄車両7
が中間部コンベヤ32を通過した状態で、後続の前部コン
ベヤ31の所定位置へ被洗浄車両7が乗入れられることに
より、車載リミットスイッチ39が動作し、続いて前面の
操作パネル9のスタートスイッチ64が操作されることに
より、RY1が動作し、R−Sフリップフロップ61〜63
がセットされて、駆動ユニット34〜36へ起動指令が出力
され、各コンベヤ31〜33は起動する。 (2)この状態で後続の被洗浄車両7が前部コンベヤ31
から中間部コンベヤ32へ移載されて搬送され、図5
(b)に示すようにソニックセンサ8が動作し、車両先
端検出部52が動作すると、カウンタ53がリセットされて
コンパレータ54,55の検出信号p,qはオフとなり、R
−Sフリップフロップ51はセットされて、ブラシ駆動機
構44とソレノイド43へ駆動指令が出力され、ブラシ駆動
機構44は起動し、アーチ15,16から洗浄水と洗剤がスプ
レーされる。 (3)続いて、車両後端検出部68が動作するとR−Sフ
リップフロップ61がリセットされて、前部コンベヤ31の
駆動ユニット34へ停止指令が出力され、よって前部コン
ベヤ31は停止する。 (4)前部コンベヤ31が停止すると、前部コンベヤ31へ
被洗浄車両7が乗入れられることにより、再び車載リミ
ットスイッチ39が動作し、続いて前面の操作パネル9の
スタートスイッチ64が操作されることにより、その信号
がホールドされる状態となる。また、中間部コンベヤ32
により被洗浄車両7は搬送されながら洗浄部4において
洗浄され、中間部コンベヤ32を通過してコンパレータ54
が動作すると、再びR−Sフリップフロップ61がセット
されて、駆動ユニット34へ起動指令が出力され、前部コ
ンベヤ31は起動する。また、R−Sフリップフロップ51
がリセットされて、ブラシ駆動機構44とソレノイド43へ
停止指令が出力され、ブラシ駆動機構44は停止し、ブラ
シは被洗浄車両7から引き離され、アーチ15,16からの
洗浄水と洗剤のスプレーは停止される。 (5)また、後面の操作パネル10のスタートスイッチ65
が操作されると、全てのR−Sフリップフロップ61〜63
がセットされて、駆動ユニット34〜36へ起動指令が出力
され、各コンベヤ31〜33は起動し、また前面、あるいは
後面の操作パネル9,10のストップスイッチ66,67が操
作されると、全てのR−Sフリップフロップ61〜63,51
がリセットされて、駆動ユニット34〜36、ブラシ駆動機
構44、ソレノイド43へ停止指令が出力され、各コンベヤ
31〜33、ブラシ駆動機構44は停止し、ブラシは被洗浄車
両7から引き離され、アーチ15,16からの洗浄水と洗剤
のスプレーは停止される。 (6)また図5(c)に示すように、後続の被洗浄車両
7が追突防止エリアAへ到達し、コンパレータ55が動作
した時点で、先行する被洗浄車両7が後部コンベヤ33か
ら搬出されずに、追突防止スイッチ40が動作している状
態が発生すると、RY3が動作し、よって駆動ユニット
34,35とブラシ駆動機構44への出力信号はオフとなり、
前部コンベヤ31と中間部コンベヤ32とブラシ駆動機構44
は停止し、後続の被洗浄車両7は停止し、ブラシはこの
被洗浄車両7から引き離される。なお、後部コンベヤ33
はそのまま駆動され、またアーチ15,16からの洗浄水と
洗剤のスプレーはそのまま続行される。また、先行する
被洗浄車両7が後部コンベヤ33より搬出され、追突防止
スイッチ40がオフとなると、RY3はオフとなり、よっ
て駆動ユニット34,35とブラシ駆動機構44への出力信号
は再びオンとなり、前部コンベヤ31と中間部コンベヤ32
とブラシ駆動機構44は駆動を再開し、後続の被洗浄車両
7は移動を再開し、ブラシによる被洗浄車両7の洗浄が
再開される。
【0025】上記制御装置30によるローラコンベヤ3、
洗浄部4のブラシとスプレーの駆動により、被洗浄車両
7が前部コンベヤ31から中間部コンベヤ32へ移載されて
被洗浄車両7の後端が検出されると、次にスタートスイ
ッチ64が操作され、かつ被洗浄車両7の洗浄部4の通過
により前部コンベヤ31が駆動されるまでの間、前部コン
ベヤ31は停止していることから、前部コンベヤ31への被
洗浄車両7の乗入れを容易にでき、また中間部コンベヤ
32にトラブルが発生しても、後部コンベヤ33は駆動で
き、複数の被洗浄車両7が洗車機本体2内に残存すると
いう問題を解決できる。また、先行する被洗浄車両7が
搬出されずに一時停止のRY3が動作している間、前部
コンベヤ31と中間部コンベヤ32と洗浄部4のブラシが停
止することにより、後続の被洗浄車両7の先行する被洗
浄車両7への追突を防止でき、洗浄部4のブラシが被洗
浄車両7の同一箇所を連続して洗浄することによる傷の
発生を防止できるとともに、スプレーが続行されること
により、後続の被洗浄車両7内の客が車外にでることを
回避でき、洗浄再開により客に危険が及ぶことを防止す
ることができる。
【0026】なお、本実施例では、被洗浄車両7を搬送
するコンベヤをローラコンベヤとしているが、他の種類
のコンベヤであってもよい。また、図6に示すように、
前面の操作パネル9に、一時停止中(RY3がオン中)
にスプレーを続行するかどうかを選択する停止中スプレ
ー選択スイッチ56を設け、RY3の接点の動作信号と、
この停止中水スプレー選択スイッチ56の選択信号sとの
論理積をとり、この論理積の出力信号の反転信号tとR
−Sフリップフロップ51の出力信号rとの論理積をと
り、ソレノイド33へ出力するようにしてもよい。このと
き、停止中水スプレー選択スイッチ56において”スプレ
ーしない”が選択されている場合は、RY3の動作によ
ってソレノイド43への出力信号はオフとなり、アーチ1
5,16からの洗浄水と洗剤のスプレーは停止される。
【0027】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、先行す
る被洗浄車両が搬出されずに後続の被洗浄車両が追突防
止エリアに到達すると、車両移動手段は停止するが、ス
プレー装置はそのままスプレーを続行することによっ
て、洗車機本体内に残された後続の被洗浄車両の客は車
外にでることはなく、再び洗車動作が開始されても客に
危険が及ぶことを回避できる。
【0028】また、第2発明によれば、一時停止時にス
プレーを続行するかしないかを作業員が自由に選択でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗車機の内部の構成
を示す側面図である。
【図2】同洗車機の内部の構成を示す平面図である。
【図3】同洗車機の制御系のブロック図である。
【図4】同洗車機の制御装置のコンベヤ制御部のブロッ
ク図である。
【図5】同洗車機の動作説明図である。
【図6】同洗車機の制御装置のコンベヤ制御部の他のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 床面 2 洗車機本体 . 3 ローラコンベヤ(車両移動手段) 4 洗浄部 5 ワックス塗布部 6 乾燥部 7 被洗浄車両 8 ソニックセンサ 9 前面操作パネル 10 後面操作パネル 12 サイド兼ロッカーブラシ 13 トップブラシ 14 サイドブラシ 15 洗浄水アーチ 16 洗剤アーチ 30 制御装置 31 前部コンベヤ(搬入用コンベヤ) 32 中間部コンベヤ 33 後部コンベヤ(搬出用コンベヤ) 34〜36 駆動ユニット 39 車載リミットスイッチ 40 追突防止スイッチ(被洗浄車両の有無検出手段) 41 エンコーダ(被洗浄車両の距離検出手段) 43 バルブのソレノイド 44 ブラシ駆動機構 56 停止中水スプレー選択スイッチ 64,65 スタートスイッチ 66,67 ストップスイッチ A 追突防止エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据置型洗車機本体内に、被洗浄車両を洗
    浄するブラシとスプレー装置を配設し、前記被洗浄車両
    を前方から前記本体内に搬入するとともに本体内から後
    方へ搬出する車両移動手段を設け、この車両移動手段に
    よる前記被洗浄車両の移動距離を検出する距離検出手段
    を設け、前記車両移動手段後端部の近傍に前記被洗浄車
    両の有無検出手段を設け、前記距離検出手段より検出さ
    れた前記被洗浄車両の移動距離によって、前記被洗浄車
    両が追突防止エリアに到達したことを検出したとき、前
    記有無検出手段により先行する被洗浄車両が検出されて
    いると、前記車両移動手段を停止し、前記ブラシを被洗
    浄車両より引き離し、前記スプレー装置によるスプレー
    を続行する制御手段を設けたことを特徴とする洗車機。
  2. 【請求項2】 制御手段により車両移動手段の一時停止
    時にスプレーを続行するかしないかを選択する選択手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗車機。
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WO2020016260A1 (de) * 2018-07-18 2020-01-23 Washtec Holding Gmbh Verfahren und sensoranordnung für eine berührungslose breitenüberwachung in fahrzeugbehandlungsanlagen

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