JPH1086085A - 基板吸着装置および基板吸着方法 - Google Patents

基板吸着装置および基板吸着方法

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JPH1086085A
JPH1086085A JP24782896A JP24782896A JPH1086085A JP H1086085 A JPH1086085 A JP H1086085A JP 24782896 A JP24782896 A JP 24782896A JP 24782896 A JP24782896 A JP 24782896A JP H1086085 A JPH1086085 A JP H1086085A
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JP
Japan
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substrate
suction
block
state
blocks
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Application number
JP24782896A
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English (en)
Inventor
Yoshio Matsumura
吉雄 松村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に対してパターンの損傷や基板の割れな
どを発生させない基板の吸着を行うこと。 【解決手段】 吸着プレート1の吸着面を複数のブロッ
ク(A,B,C)に区域分けする。各ブロックの吸着口
5は、ブロック毎の排気管15a,15b,15cに接
続されている。さらに、各ブロックは、それぞれ真空セ
ンサ20a,20b,20cとバルブ30a,30b,
30cとを備えている。これらの真空センサとバルブは
全てCPUに接続されており、吸着および吸着解除の操
作を制御が行われる。そしてブロック毎に独立して基板
の吸着および吸着の解除が行え、吸着のタイミングや吸
着解除のタイミングをブロック毎に設定することが可能
である。そしてブロック毎に順次に基板の吸着を行うた
め、基板にパターンの損傷や基板の割れなどを発生させ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LCD(Liquid
Crystal Display),PDP(Plasma Display Panel)用の
ガラス基板など(以下、「基板」)を処理する際に、基
板を保持するための基板吸着装置および基板吸着方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】LCD用のガラス基板などを処理するプ
ロセスにおいては、処理対象である基板を保持した状態
で熱処理などを行う必要があり、このような基板の保持
には、真空吸着が多く使用されている。
【0003】図15はこのような用途に用いられる従来
の基板吸着装置の側面断面図であり、図16はこの装置
への基板の搬送状態を示す斜視図である。図15(a)
において貫通孔104に挿通されているリフトピン10
2が上昇した状態で、図16の搬送アーム105が基板
10をリフトピン102に載置する。そしてリフトピン
102が基板10を水平に支持したまま下降し、吸着プ
レート101の上面に基板10を載置する(図15
(b))。吸着プレート101の吸着面(上面)には、
複数の吸着口103が形成されており、この吸着口10
3は図示しない真空ポンプなどの真空発生装置に接続さ
れている。そして、吸着口103から負圧吸引すること
によって、基板10は吸着プレート101の上面に吸着
保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばLC
D用のガラス基板は、厚さが例えば1mm前後のものか
らさらに薄いものもあり、自然状態でも自重などにより
撓みなどが生じやすいうえに、LCDを製造するプロセ
スでは各種薄膜形成や熱処理などの処理が施されるた
め、形成されている薄膜の種類や施された熱処理の種類
などによっては多くの場合に基板に撓みが生じる。そし
てこのように撓みが生じた基板を従来の基板吸着装置に
よって吸着しようとすると、その撓み部分を吸着できず
に一部が吸着面から離れたままの状態となるなど、基板
全面を安定して均一に吸着することができない。このよ
うな場合には、熱処理装置においては熱分布の不均一が
生じたり、例えば特開平8−173875号公報に記載
のような基板とノズルをごく近接させて液剤を基板に塗
布する装置においては基板とノズルが接触してそれらが
損傷したり、またひどい場合には基板に働く吸引力で基
板が割れたりするなど、様々な不都合が発生する。
【0005】さらに、近年では従来と比べて処理すべき
基板サイズは大型化しており、従来のように基板を水平
に支持した状態での搬送が難しくなっている。これは図
16に示すような基板の周囲を支持した状態で搬送する
搬送アームを用いると、自重によって基板に撓みや反り
が生じ、基板の搬送が困難になったり、基板の割れが発
生したりするからである。
【0006】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、基板を安定して確実に吸着することがで
き、基板の割れなど吸着不良による様々な不都合を発生
させることのない基板吸着装置および基板吸着方法を提
供することを目的とする。
【0007】またこの発明は、大型の基板を安定して確
実に吸着できて且つ吸着不良による不都合を発生させる
ことがない基板吸着装置および基板吸着方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板に対して処理を行う際に、複数の吸着口が形成
された吸着面によって基板を吸着保持する基板吸着装置
であって、吸着面が複数ブロックに区域分けされている
とともに、各ブロックには少なくとも1つの吸着口が設
けられており、各吸着口への負圧の供給タイミングを各
ブロック毎に変更可能である。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板吸着装置において、各ブロック毎に吸着口に通ず
る負圧経路の圧力状態を検出することにより、基板を吸
着した状態を認識する真空センサがさらに設けられてい
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の基板吸着装置において、負圧経路へ負圧を供給開始し
て所定時間経過後に、対応するブロックについての基板
の吸着が真空センサによって認識されないときに、警報
を発生する異常警告手段がさらに設けられている。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の基板吸着装置において、吸
着面が鉛直または傾斜状態とされている。
【0012】請求項5に記載の発明は、基板に対して処
理を行う際に、基板を吸着保持する方法であって、複数
の吸着口が形成された吸着面を複数ブロックに区域分け
するとともに、各ブロックには少なくとも1つの吸着口
を設けておき、最初に所定ブロックについて吸着口へ負
圧を供給することにより基板の吸着を開始し、他のブロ
ックの吸着を、所定ブロックから隣接する順にブロック
配列に沿って順次に行う。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の基板吸着方法において、ブロック順次の基板の吸着順
序において、前のブロックが正常に基板を吸着している
ことを確認した後に次のブロックの吸着を開始する。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の基板吸着方法において、全てのブロッ
クにおいて基板の吸着が行われている状態から基板の吸
着を解除する際には、吸着面の最も外側のブロックから
ブロック配列に沿って順次に解除していく。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項5ないし
請求項7のいずれかに記載の基板吸着方法において、基
板を鉛直に立てた状態または基板を傾斜させた状態で基
板を吸着支持する。
【0016】
【発明の背景となる方式】この発明の実施の形態につい
て説明する前に、その背景となる技術的方式としての
「基板の縦処理」と、そこにおいて生じる問題について
検討しておく。
【0017】先述のように最近の基板サイズの大型化に
伴い、基板を鉛直に立てたまま搬送することが試みられ
ている。そして基板の搬送形態の水平支持形態から鉛直
支持形態への移行に伴い、基板に対して種々の処理を行
う場合にも基板を鉛直に立てた状態で基板処理を行う縦
処理若しくは斜めにした状態で基板処理を行う斜め処理
が考えられる。ここでは両者を含めて縦処理と呼ぶ。そ
してこのような縦処理において基板を吸着支持して加熱
等の処理を行う際には、先述の従来の技術における水平
支持形態の基板吸着装置の吸着面を鉛直方向に立てて使
用することも考えられる。
【0018】このような構成を図1に示す。図1は、基
板を鉛直Z方向に立てた状態で吸着支持する基板吸着装
置を示す斜視図である。図1に示すように吸着プレート
1には、複数の吸着口5が形成されており、さらに吸着
プレート1の上端部分には、基板10を搬送するための
搬送機構3を収納するための凹部4が形成されている。
そして、この基板吸着装置は、搬送機構3が基板10の
面をY−Z平面と平行に保った状態で、基板10をX方
向に搬送し、吸着プレート1の吸着口5が形成された吸
着面に基板10が接する程度に配置されると、基板10
の吸着が開始される。ここで、搬送機構3が基板を支持
する形態は吸着支持形態であるが、これに限定するもの
ではない。このような装置において基板を吸着するため
の吸着機構の配置構成を図2に示す。図2に示すように
吸着プレート1の吸着面に形成された複数の吸着口5は
全て1つの排気管15に接続されており、さらに排気管
15には真空センサ20が取り付けられている。そして
排気管15はバルブ30を介して真空ポンプなどの真空
発生装置に接続されている。すなわち、バルブ30を開
閉することによって基板10を吸着したり、吸着状態を
解除することができる。そして、真空センサ20は基板
10が正常に吸着されているかどうかを判断するための
センサである。
【0019】しかしこのような基板吸着装置は、大型の
基板に反りがある場合には基板を正常に吸着することが
できない。この例について説明する。
【0020】図3は、図2の装置において下部に反りが
ある基板を吸着する場合を示す図である。まず、基板1
0はP1の位置にあり、搬送機構3によってP2の位置
まで搬送される。この位置P2において基板10の上部
は吸着プレート1の吸着面に接するが、基板10の下部
には反りがあるため、基板10の下部と吸着プレート1
の吸着面との間には隙間が生じる。このような状態で基
板10の全面を同時に吸引しようとしても、基板10の
反りの程度によっては基板10が吸着面から離れている
ため、全ての吸着口につながる単一の排気管15内の圧
力が下がらず、結局基板10を吸着面に吸着することが
できない。そしてこのような場合、前述の如く様々な不
都合が発生する。これは基板の中央部に反りがある場合
も同様である。図4は、図2の装置において中央部に反
りがある基板を吸着する場合を示す図である。P1の位
置からP2の位置に搬送機構3によって基板10が搬送
されても、基板10の両端部のみが先に吸着され、中央
部は吸着プレート1の吸着面から浮いた状態となってい
る。そして、このような状態でさらに基板全面を同時に
吸引し続けると、ついにはその吸引力によって反りのあ
る部分が破損することがある。
【0021】したがってこの発明は、以下に説明するよ
うな実施の形態を採る。
【0022】
【発明の実施の形態】図5は、この発明の実施の形態の
一例を示す基板吸着装置の概念図である。この発明の基
板吸着装置は、基板を真空吸着(一般的には「負圧吸
着」)するための吸着面を複数のブロックに区域分け
し、それぞれのブロック毎に吸着機構を有している。図
5の例では、3つの吸着口5を1つのブロックとして構
成し、それぞれのブロックを下方に向かって上から順に
Aブロック,Bブロック,Cブロックと3つのブロック
に区域分けしている。Aブロック内の3つの吸着口5は
1つの排気管15aに接続されており、さらに排気管1
5aには真空センサ20aが取り付けられている。そし
て排気管15aはバルブ30aを介して真空ポンプなど
の真空発生装置に接続されている。すなわち、バルブ3
0aを開閉することによって基板10のAブロックに対
応する部分を吸着したり、吸着状態を解除することがで
きる。なお、この実施の形態においてバルブを開くと、
基板の吸着が行われ、バルブを閉じると吸着が解除され
る。さらに真空センサ20aは基板10のAブロックに
対応する部分が正常に吸着されているかどうかを判断す
るためのセンサである。そして、BブロックおよびCブ
ロックについても各ブロック毎に真空センサ20b,2
0cとバルブ30b,30cを備えており、Aブロック
と同様の構成である。そして、各ブロックを独立して負
圧の供給や停止による吸着や吸着解除の操作を行うこと
が可能となっている。
【0023】つぎに、各ブロックについて吸着または吸
着解除の制御を行う構成について説明する。図6は、こ
の発明の基板吸着装置における制御ブロック図である。
図6に示すように、A,B,Cの各ブロックの真空セン
サ20a,20b,20cおよびバルブ30a,30
b,30cは、全てCPU40に接続されており、さら
に、CPU40にはメモリ50とアラーム発生器60が
接続されている。このような構成において、メモリ50
には基板を吸着または吸着解除する際に必要な吸着順序
や吸着解除順序などのデータが記憶されている。そし
て、CPU40はメモリ50からデータを読み出し、そ
のデータに従って各バルブの制御を行う。ここで例え
ば、Aブロック,Bブロック,Cブロックの順で基板を
吸着する場合には、バルブ30a,バルブ30b,バル
ブ30cの順で開いていき、基板を各ブロック毎に順次
吸着していく。なお、各ブロックには真空センサ20
a,20b,20cが設けられているため、CPU40
は各ブロック毎に正常に基板が吸着されているかどうか
を確認した後、つぎのブロックのバルブを開くことがで
きる。また、アラーム発生器60を備えるために、基板
の吸着不良が発生したような場合には、警報を発するこ
とが可能となっている。
【0024】このような構成の基板吸着装置において、
実際に基板を吸着する手順について説明する。図7ない
し図9は、この発明の基板吸着装置において基板を吸着
する手順を示す図である。各図は、基板に反りがある場
合の基板の吸着手順を示している。
【0025】まず、図7に示すように基板10の下部に
反りがある場合について説明する。最初に、図7(a)
に示すように下部に反りのある基板10が搬送機構3に
よって搬送されてくる。そして基板10が吸着面に達す
るとその位置で停止する。このとき吸着プレート1には
凹部4が設けられているために、基板の搬送機構3の基
板支持部分は凹部4に収容され、吸着プレート1は搬送
機構3の障害とはならない。そして基板10が吸着面に
達すると、図7(a)のように基板10の上部が吸着プ
レート1に接する状態となる。この状態で基板10の吸
着が開始される。最初はAブロックに負圧を供給し、こ
のAブロックから基板10を吸着開始する。すなわち、
図6に示したCPU40の指令によってバルブ30aを
開き、所定時間の経過後に真空センサ20aからの出力
が真空(具体的には所定の微小値以下の圧力)を示すこ
とをCPU40が確認する。真空センサが真空を示すこ
とは、基板が正常に吸着されたことを示すことに相当す
る。ここで真空センサが真空を示さない場合には、基板
を正常に吸着していない状態(吸着不良)なので、CP
U40がアラーム発生器60(図6参照)に対して指令
することによってアラーム発生器60が警報を発する。
吸着不良の状態で基板に対する処理を行うと、基板に割
れなどの不都合が生じることがあるからである。
【0026】そしてAブロックについて基板10の吸着
が正常に行われれば、つぎに、Bブロックの吸着に移
る。CPU40は、Bブロックのバルブ30bを開き、
基板10のBブロックに対応する部分に負圧を供給する
ことによって吸着を行う。このとき、図7(a)に示す
状態においてAブロックで基板が正常に吸着されている
ので、Aブロックに隣接するBブロックの部分ではたと
え基板10に反りがあったとしても基板10と吸着面と
の間隔は狭い。従って、そのBブロックの吸着口5のみ
につながっている排気管15b内の圧力は比較的容易に
低下し、十分な吸引力をもって基板10のBブロックの
部分を吸引し吸着する(図7(b))。そして真空セン
サ20bの出力によって基板10を吸着したことをCP
U40が認識する。Aブロックと同様に吸着が正常に行
われなかった場合には、吸着不良であるため、CPU4
0はアラーム発生器60に信号を送り、アラーム発生器
60が警報を発する。
【0027】そしてBブロックについて基板10の吸着
が正常に行われれば、つぎにCブロックの吸着を行う。
CPU40はCブロックのバルブ30cを開き、基板1
0のCブロックに対応する部分に負圧を供給し、吸着を
行う。このとき、図7(b)に示す状態においてBブロ
ックで基板が正常に吸着されているので、Bブロックに
隣接するCブロックの部分ではたとえ基板10に反りが
あったとしても基板10と吸着面との間隔は狭い。従っ
て、そのCブロックの吸着口5のみにつながっている排
気管15c内の圧力は比較的容易に低下し、十分な吸引
力をもって基板10のCブロックの部分を吸引し吸着す
る(図7(c))。吸着不良が発生した場合には、他の
ブロックと同様にアラーム発生器60が警報を発する。
【0028】なお、真空センサ20a,20b,20c
によって基板10の吸着状態を認識する操作は、全ての
ブロックのバルブ30a,30b,30cを順次に開い
た後、一括して吸着状態を認識しても良い。すなわち、
Aブロック,Bブロック,Cブロックの順でバルブを開
いた後、各ブロックの真空センサの出力を確認すること
でも、基板に対する処理を実施する前に吸着不良である
かどうかが認識することができる。しかし、この場合に
は、吸着不良を発生しているブロックが存在しても、次
のブロックの吸着が開始されることになる。したがって
1つのブロックの吸着操作の後に、そのブロックが正常
に吸着されたかどうかを認識することが好ましい。
【0029】このような吸着手順においてCPU40の
処理シーケンスを図8に示す。まず、CPU40はバル
ブ30aを開き、Aブロックに負圧を供給する(ステッ
プS11)。そして、CPU40は真空センサ20aの
示す圧力値を読み出す(ステップS12)。そして、C
PU40はステップS12で得られた圧力値に基づいて
Aブロックの吸着が正常に行われたどうかを判断する
(ステップS13)。ここでAブロックの吸着が正常に
行われていれば、CPU40は次にバルブ30bを開
き、Bブロックに負圧を供給する(ステップS21)。
そして、CPU40は真空センサ20bの示す圧力値を
読み出す(ステップS22)。そして、CPU40はス
テップS22で得られた圧力値に基づいてBブロックの
吸着が正常に行われたどうかを判断する(ステップS2
3)。そしてBブロックの吸着が正常に行われていれ
ば、次にCPU40はバルブ30cを開き、Cブロック
に負圧を供給する(ステップS31)。そして、CPU
40は真空センサ20cの示す圧力値を読み出す(ステ
ップS32)。そして、CPU40はステップS32で
得られた圧力値に基づいてCブロックの吸着が正常に行
われたどうかを判断する(ステップS33)。ここでC
ブロックの吸着も正常に行われていれば処理は終了す
る。一方、ステップS13,S23,S33において、
各ブロックの吸着に異常がある場合、すなわち、各真空
センサの示す値が所定の微小値以上の値を示す場合は、
CPU40はアラーム発生器60に対して指令を出し、
アラーム発生器60は警報を発する(ステップS4
0)。以上のような処理シーケンスとなるが、図8にお
いて、ステップS11〜S13の処理をAブロック吸着
処理(ステップS10)とし、ステップS21〜S23
の処理をBブロック吸着処理(ステップS20)とし、
ステップS31〜S33の処理をCブロック吸着処理
(ステップS30)とする。
【0030】このような吸着手順を採ることによって、
図7(a)に示すような反りのある基板でも基板が割れ
るなどの不都合を生じることなく吸着プレート1に順次
に吸着することができる。
【0031】つぎに、図9に示すように基板10の中央
部に段差状の反りがある場合について説明する。最初
に、図9(a)に示すように中央部に反りのある基板1
0が搬送機構3によって搬送されてくる。そして基板1
0が吸着面に達するとその位置で停止する。このとき、
基板10の上部と吸着プレート1の吸着面との間には隙
間を有するため、搬送機構3は凹部4内に完全収納され
ない。そして、基板10の下部が吸着プレート1の吸着
面に接しているため、Cブロックに負圧を供給し、この
Cブロックから順に基板の吸着が開始される。そして所
定時間の経過後に真空センサ20cから得られる圧力値
によりCPU40が基板10のCブロックに対応する部
分が正常に吸着プレート1に吸着されたことを認識する
と、つぎにBブロックの吸着が開始される。このとき、
図9(a)に示す状態においてCブロックで基板が正常
に吸着されているので、Cブロックに隣接するBブロッ
クの部分ではたとえ基板10に反りがあったとしても基
板10と吸着面との間隔は狭い。従って、そのBブロッ
クの吸着口5のみにつながっている排気管15b内の圧
力は比較的容易に低下し、十分な吸引力をもって基板1
0のBブロックの部分を吸引し吸着する(図9
(b))。そしてBブロックの吸着が正常に行われる
と、つぎにAブロックの吸着が開始される。このとき、
図9(b)に示す状態においてBブロックで基板が正常
に吸着されているので、Bブロックに隣接するAブロッ
クの部分ではたとえ基板10に反りがあったとしても基
板10と吸着面との間隔は狭い。従って、そのAブロッ
クの吸着口5のみにつながっている排気管15a内の圧
力は比較的容易に低下し、十分な吸引力をもって基板1
0のAブロックの部分を吸引し吸着する(図9
(c))。そして全てのブロックが正常に基板を吸着さ
れたことになる。なお、図9に示す処理の進行中に、搬
送機構3は基板10の上部と吸着プレート1との間の隙
間を無くすように徐々に駆動し、Aブロックの吸着が行
われる際には、基板の全面が吸着プレートに密着するよ
うになる。
【0032】このような吸着手順においてCPU40の
処理シーケンスを図10に示す。まず、Cブロック吸着
処理(ステップS30)を行い、その次にBブロック吸
着処理(ステップS20)を行う。そして最後にAブロ
ック吸着処理(ステップS10)を行う順序となる。こ
こで各ブロックの吸着処理(ステップS30,S20,
S10)の詳細は、図8に示した処理と同様である。そ
して各ブロックの吸着処理において、吸着状態が正常で
ないと判断されると、CPU40はアラーム発生器60
に指令して警報を発する(ステップS40)。このよう
にしてこの場合の処理が終了する。
【0033】このような吸着手順を採ることによって図
9(a)に示すような基板10についても基板が割れる
などの不都合を生じることなく正常に基板を吸着するこ
とが可能である。
【0034】つぎに、図11に示すように基板10の中
央部に凸状の反りがある場合について説明する。最初
に、図11(a)に示すように中央部に反りのある基板
10が搬送機構3によって搬送されてくる。そして基板
10が吸着面に達するとその位置で停止する。そしてこ
のような場合は、まず基板10の中央部(Bブロック)
から吸着を開始する。この場合、Bブロックの周囲の吸
着面は基板10と接しているので、Bブロックの部分に
おいて吸着面と基板10とが多少離れていてもその間の
圧力はBブロックの吸引によって排気管15bからの吸
引によって比較的容易に低下し、十分な吸引力をもって
基板10のBブロックの部分を吸引し吸着する。このと
きBブロックで基板10の撓んでいた部分が吸着されて
のばされることによって、Aブロック、Cブロックに相
当する部分で基板10に多少位置ズレが生じたとして
も、Aブロック、Cブロックでは基板10は吸着されて
いないため、基板10の破損等が生じることはない(図
11(a))。CPU40がそしてBブロックの吸着が
正常に行われると、つぎに、Aブロック,Cブロックの
吸着が行われる。Aブロック,Cブロックの吸着は同時
に行っても良いし、また異なるタイミングで行っても良
い。そして、Aブロック,Cブロックについても正常に
吸着が行われると基板10の全面について吸着が行われ
たことになる(図11(b))。
【0035】なお、このような基板10の中央部に凸状
の反りがある場合について、Aブロック,Bブロック,
Cブロックの順またはCブロック,Bブロック,Aブロ
ックの順に基板10を吸着して正常に基板全面を吸着す
ることができる場合には、そのような順序で吸着しても
良い。
【0036】図11に示すような吸着手順においてCP
U40の処理シーケンスを図12に示す。まず、Bブロ
ック吸着処理(ステップS20)を行い、その次にAブ
ロック,Cブロックの吸着の処理を行う。すなわち、A
ブロック,Cブロックに負圧を供給し(ステップS5
1)、その次にCPU40は真空センサ20a,20c
の示す圧力値を読み出す(ステップS52)。そしてA
ブロック,Cブロックの吸着が正常かどうかを判断し
(ステップS53)、正常であれば、処理は終了する。
またステップS20とステップS53において基板の吸
着が正常でない場合には、CPU40はアラーム発生器
60に指令して警報を発する(ステップS40)が行わ
れる。
【0037】ここまで説明した基板の吸着手順のうち、
どの手順によって基板を吸着するかの選択の形態につい
て説明する。第1の選択の形態は、この発明の基板吸着
装置が適用された基板処理装置の前のプロセスにおいて
基板にどのような反りが生ずるかを予め計測しておき、
その計測したデータに基づいて1つの吸着手順を選択す
る形態である。これは、ロット毎等のように、複数の基
板を1つのまとまりとし、そのまとまり毎に吸着手順を
選択する形態である。第2の選択の形態は、この発明の
基板吸着装置に搬送機構が基板を搬送してくる際に、セ
ンサ等で基板の反り状態を計測し、計測したデータに基
づいて1枚ずつ吸着手順を自動選択する形態である。第
3の選択の形態は、搬送機構が搬送してくる基板をオペ
レータ等が観察して、1枚ずつ吸着手順を選択し、設定
する形態である。これらの3形態がこの発明の基板吸着
装置に適用される。
【0038】つぎに、吸着プレートに基板が吸着されて
いる状態から、吸着状態を解除する手順について説明す
る。図6に示すCPU40が各ブロックに対応するバル
ブをそれぞれ閉じることによって、各ブロックの排気管
が常圧開放され、基板の吸着状態が解除される。そして
基板の吸着状態を解除する際は、原則として基板の周辺
部から解除していくことが必要である。すなわち、基板
の周辺部から解除していくことによって基板と吸着プレ
ートの吸着面との間に徐々に空気を介在させることがで
き、容易に基板の吸着状態を解除することが可能とな
る。例えば上述したようなA,B,Cの3つのブロック
に区域分けしたブロック構成の場合には、Aブロック,
Bブロック,Cブロックの順、Cブロック,Bブロッ
ク,Aブロックの順、またはAブロックとCブロックを
解除した後にBブロックを解除するという順によって容
易に基板全面の吸着を解除することができる。
【0039】なお、これまでの説明では、基板に反りが
ある場合について言及したが、基板に反りがない場合で
も、この実施の形態のように吸着プレート1の吸着面を
複数のブロックに区域分けし、各ブロック毎に吸着およ
び吸着解除のタイミングを変更すれば、基板の脆性破損
の可能性を低減することが可能である。そして、基板に
反りがない場合の好ましい吸着の手順は、搬送機構に最
も近いAブロックから吸着を開始し、続いてBブロッ
ク,Cブロックの順である。さらに、吸着状態を解除す
る好ましい手順は、搬送機構に最も近いAブロックから
解除を行い、続いてBブロック,Cブロックの順であ
る。
【0040】この実施の形態において、吸着プレート1
の各ブロック構成を基板の吸着面から見ると、図13に
示す構成となっている。この図において吸着口の数は任
意である。これまで説明した基板の吸着の手順は、図1
3に示すような吸着プレートの縦方向が区域分けされた
形態を利用している。しかし、この発明における吸着プ
レートの吸着面の区域分けの形態は図13に限定するも
のではない。他の例を図14に示す。
【0041】図14は、この発明の基板吸着を行う各ブ
ロック構成の他の例を示す図である。図14に示すよう
に、この吸着プレートの吸着面のブロックの区域分けは
吸着プレートの縦方向と横方向とのマトリクス状の区域
分けである。そして、図示していないが、それぞれのブ
ロック毎に真空センサとバルブが設けられており、CP
Uが各ブロックを独立して吸着および吸着解除の制御を
することができる。このように複数のブロックが2次元
的な配列となることによって複雑な基板の反りにも対応
できるようになる。
【0042】これまで説明したこの発明の基板吸着装置
において、さらに、基板の吸着を解除する際に、吸着プ
レート側の基板面に空気を吹き付けることによって、基
板と吸着プレートとの間に空気層を形成させることも可
能である。この場合の空気を吹き付けるための吹き出し
口は、吸着プレートに形成されている吸着口によって実
現できるが、別に吹き出し口を設ける構成でも良い。吸
着口が吹き出し口を兼ねるためには、バルブによって排
気管の接続状態を真空発生装置と常圧開放と空気供給器
との3つの状態を切り換えることができれば良い。
【0043】この実施の形態で説明した基板吸着装置
は、基板を加熱する処理,基板を冷却する処理,基板に
塗布液を塗布する処理,基板を現像する処理,および基
板を洗浄する処理などのプロセス処理の他、基板の姿勢
変換や移動などの処理のために基板を吸着するものなど
も含み、すべての基板処理装置の基板の支持を行う機構
として適用することが可能である。また、それらの基板
処理装置の処理形態が基板を立てた状態の処理か、基板
を傾斜させた状態の処理か、さらには、基板を水平にし
た状態の処理かを問わない。すなわち、この基板吸着装
置は、基板を鉛直に立てた状態,基板を傾斜させた状
態,さらに基板を水平にした状態でのすべての状態にお
いて使用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、吸着面が複数ブロックに区域分けされて
いるとともに、各ブロックには少なくとも1つの吸着口
が設けられており、各吸着口への負圧の供給タイミング
を各ブロック毎に変更可能であるため、基板を割ること
なく吸着プレートに順次に吸着することができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、各ブロッ
ク毎に吸着口に通ずる負圧経路の圧力状態を検出するこ
とにより、基板を吸着した状態を認識する真空センサが
さらに設けられているため、基板の各ブロックに対応す
る部分が正常に吸着されているかどうかを認識すること
ができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、負圧経路
へ負圧を供給開始して所定時間経過後に、対応するブロ
ックについての基板の吸着が真空センサによって認識さ
れないときに、警報を発生する異常警告手段がさらに設
けられているため、基板の吸着不良が発生したような場
合には、警報を発することが可能となっている。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、吸着面が
鉛直または傾斜状態とされているため、大型の基板処理
に適したものとなっている。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、複数の吸
着口が形成された吸着面を複数ブロックに区域分けする
とともに、各ブロックには少なくとも1つの吸着口を設
けておき、最初に所定ブロックについて吸着口へ負圧を
供給することにより基板の吸着を開始し、他のブロック
の吸着を、所定ブロックから隣接する順にブロック配列
に沿って順次に行うため、基板を割ることなく順次に吸
着することができる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、ブロック
順次の基板の吸着順序において、前のブロックが正常に
基板を吸着していることを確認した後に次のブロックの
吸着を開始するため、吸着不良を発生しているブロック
が存在する場合は、次のブロックの吸着が行われること
はない。
【0050】請求項7に記載の発明によれば、全てのブ
ロックにおいて基板の吸着が行われている状態から基板
の吸着を解除する際には、吸着面の最も外側のブロック
からブロック配列に沿って順次に解除していくため、基
板と吸着プレートの吸着面との間に徐々に空気を介在さ
せることができ、容易に基板の吸着状態を解除すること
が可能となる。
【0051】請求項8に記載の発明によれば、基板を鉛
直に立てた状態または基板を傾斜させた状態で基板を吸
着支持するため、大型の基板処理に適したものとなって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縦処理における基板吸着装置を示す斜視図で
ある。
【図2】 縦処理における基板吸着装置の吸着機構の配
置構成図である。
【図3】 図2の装置において下部に反りがある基板を
吸着する場合を示す図である。
【図4】 図2の装置において中央部に反りがある基板
を吸着する場合を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態を示す基板吸着装置の
概念図である。
【図6】 この発明の基板吸着装置における制御ブロッ
ク図である。
【図7】 この発明の基板吸着装置において基板を吸着
する手順を示す図である。
【図8】 この発明の基板吸着装置において基板を吸着
する手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の基板吸着装置において基板を吸着
する手順を示す図である。
【図10】 この発明の基板吸着装置において基板を吸
着する手順を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の基板吸着装置において基板を吸
着する手順を示す図である。
【図12】 この発明の基板吸着装置において基板を吸
着する手順を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の基板吸着を行う各ブロック構成
の一例を示す図である。
【図14】 この発明の基板吸着を行う各ブロック構成
の他の例を示す図である。
【図15】 従来の基板処理の際に基板を吸着保持する
基板吸着装置の側面断面図である。
【図16】 従来の基板吸着装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 吸着プレート 3 搬送機構 5 吸着口 10 基板 15(15a,15b,15c) 排気管 20(20a,20b,20c) 真空センサ 30(30a,30b,30c) バルブ 40 CPU 50 メモリ 60 アラーム発生器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して処理を行う際に、複数の吸
    着口が形成された吸着面によって前記基板を吸着保持す
    る基板吸着装置であって、 前記吸着面が複数ブロックに区域分けされているととも
    に、各ブロックには少なくとも1つの吸着口が設けられ
    ており、 各吸着口への負圧の供給タイミングを各ブロック毎に変
    更可能であることを特徴とする基板吸着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板吸着装置におい
    て、 前記各ブロック毎に前記吸着口に通ずる負圧経路の圧力
    状態を検出することにより、前記基板を吸着した状態を
    認識する真空センサがさらに設けられていることを特徴
    とする基板吸着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板吸着装置におい
    て、 前記負圧経路へ負圧を供給開始して所定時間経過後に、
    対応するブロックについての前記基板の吸着が前記真空
    センサによって認識されないときに、警報を発生する異
    常警告手段がさらに設けられていることを特徴とする基
    板吸着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の基板吸着装置において、 前記吸着面が鉛直または傾斜状態とされていることを特
    徴とする基板吸着装置。
  5. 【請求項5】 基板に対して処理を行う際に、前記基板
    を吸着保持する方法であって、 複数の吸着口が形成された吸着面を複数ブロックに区域
    分けするとともに、各ブロックには少なくとも1つの吸
    着口を設けておき、 最初に所定ブロックについて前記吸着口へ負圧を供給す
    ることにより前記基板の吸着を開始し、 他のブロックの吸着を、前記所定ブロックから隣接する
    順にブロック配列に沿って順次に行うことを特徴とする
    基板吸着方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基板吸着方法におい
    て、 ブロック順次の基板の吸着順序において、前のブロック
    が正常に基板を吸着していることを確認した後に次のブ
    ロックの吸着を開始することを特徴とする基板吸着方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の基板吸
    着方法において、 全てのブロックにおいて前記基板の吸着が行われている
    状態から前記基板の吸着を解除する際には、 吸着面の最も外側のブロックからブロック配列に沿って
    順次に解除していくことを特徴とする基板吸着方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7のいずれかに記
    載の基板吸着方法において、 前記基板を鉛直に立てた状態または前記基板を傾斜させ
    た状態で前記基板を吸着支持することを特徴とする基板
    吸着方法。
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