JPH1067514A - フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法 - Google Patents

フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH1067514A
JPH1067514A JP8239788A JP23978896A JPH1067514A JP H1067514 A JPH1067514 A JP H1067514A JP 8239788 A JP8239788 A JP 8239788A JP 23978896 A JP23978896 A JP 23978896A JP H1067514 A JPH1067514 A JP H1067514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sio
zeolite
ratio
faujasite
type zeolite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8239788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3510742B2 (ja
Inventor
Ryuzo Kuroda
隆三 黒田
Yusaku Arima
悠策 有馬
Kazuaki Takakura
和昭 高倉
Kazuo Takeuchi
一夫 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd filed Critical Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
Priority to JP23978896A priority Critical patent/JP3510742B2/ja
Publication of JPH1067514A publication Critical patent/JPH1067514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3510742B2 publication Critical patent/JP3510742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶化度が高く、粒子径が小さくて特定の粒
子形状有し大きい外部比表面積を有する高ケイバン比の
フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法の提
供。 【解決手段】 平均粒子径が0.5μm以下で、アスペ
クト比2以上の板状体であるフォージャサイト型ゼオラ
イトおよびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォージャサイト
型ゼオライトおよびその製造方法に関し、さらに詳しく
は、ゼオライトの粒子径が非常に小さくて大部分のゼオ
ライトの形状がアスペクト比2以上の板状体である、結
晶化度が高く、かつシリカ/アルミナ比(ケイバン比)
の高いフォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォージャサイト型ゼオライトは、クラ
ッキング反応、ハイドロクラッキング反応、その他炭化
水素変換反応などの触媒や吸着剤などに広く利用されて
おり、特に、シリカ/アルミナ モル比(以下、ケイバ
ン比ということがある)が4.5以上のフォージャサイ
ト型ゼオライトは、耐熱性、耐酸性などに優れているた
め、クラッキング触媒やハイドロクラッキング触媒など
に好適である。フォージャサイト型ゼオライトの耐酸
性、耐水熱性、耐熱性などは、ケイバン比(SiO2
Al23モル比)に大きく依存し、ケイバン比が高い程
これらの性質は優れていることが知られている。また、
反応物質の種類によっては、ゼオライトの外部比表面積
が大きいほど高い反応活性を示すことが知られているた
め、小粒子径で大きい外部比表面積を有する高ケイバン
比フォージャサイト型ゼオライトが望まれている。
【0003】一方、フォージャサイト型ゼオライトの製
造には、ゼオライトの結晶化を容易にするために従来よ
り種子を使用する方法が行なわれており、例えば、特開
昭52−94899号公報には、(a)12〜19Na
2O:1〜10Al23:12〜19SiO2:220〜
900H2Oなる範囲内のモル組成を有する核発生中心
のスラリーを調製し、(b)該核発生中心を1.2〜8
Na2O:Al23:4〜7SiO2:40〜200H2
Oなる範囲内のモル組成を有するゼオライト合成混合物
と混合し、(c)得られる混合物を、結晶化を確実にす
るのに十分な温度並びに時間で加熱し、そして(d)そ
の生成物を洗浄しそして乾燥することを特徴とする、フ
ォージャサイト型ゼオライトの製造方法が記載されてい
る。しかし、この方法では、結晶化度が高く、粒子径が
小さくて大きい外部比表面積を有するフォージャサイト
型ゼオライトを得ることは困難であった。
【0004】粒子径が小さいフォージャサイト型ゼオラ
イトとしては、例えば、特開平2−116614号公報
に、サブミクロンY型ゼオライトおよびその製造法が開
示されているが、該ゼオライトの形状に関する記載はな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、結晶
化度が高く、粒子径が小さくて特定の粒子形状を有し大
きい外部比表面積を有する高ケイバン比のフォージャサ
イト型ゼオライトを提供することにある。本発明の他の
目的は、特定のSiO2−Al23複合酸化物ゾルを原
料に使用し、特定の種子を用いて前述のフォージャサイ
ト型ゼオライトを製造する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、平均粒
子径が0.5μm以下で、アスペクト比2以上の板状体
であるフォージャサイト型ゼオライトに関する。本発明
の第2は、(a)分散質の微粒子が酸化物モル組成比で M2O /Al23 =0.8〜3.0 SiO2/Al23 =5〜16 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にある水性
SiO2−Al23複合酸化物ゾルと、(b)酸化物モ
ル組成比で M2O /Al23 =17±3 SiO2/Al23 =17±3 H2O /Al23 =200〜3,000 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にあるゲル
状物を含有しない透明な水溶液と、(c)全Al23
対するアルカリ金属酸化物(M2O/Al23)のモル
比が2.3〜3.3の範囲となるように、アルカリ金属
酸化物が不足する場合には不足のアルカリ源を加えて混
合し、(d)得られる混合物を結晶化が生起する温度で
結晶化に充分な時間加熱熟成する、ことを特徴とするフ
ォージャサイト型ゼオライトの製造方法に関する。
【0007】本発明に係わるフォージャサイト型ゼオラ
イトは、粒子径が非常に小さく、その平均粒子径は0.
5μm以下、通常は0.05〜0.5μm、好ましくは
0.05〜0.45μmの範囲にあり、しかも結晶化度
が高い特徴を有する。平均粒子径が0.5μmよりも大
きいゼオライトでは、外部比表面積が小さくなるので好
ましくない。なお、本発明での平均粒子径は、ゼオライ
ト粒子の電子顕微鏡写真から少なくとも100個の径
(最も長い径)を測定して求められる。フォージャサイ
ト型ゼオライトの形状は、通常、立方体形状であるが、
本発明のフォージャサイト型ゼオライトは、アスペクト
比が2以上の板状体である。そのうちの中心的形状のも
のはどちらかと言えば六角形板状体様のものである。こ
の様な形状は、立方体に成長する中途段階の形状である
と推定される。本発明では、全フォージャサイト型ゼオ
ライトのうち六角形板状体様の形状をもつゼオライトが
50%以上、好ましくは60%以上、更に好ましくは8
0%以上であることが望ましい。
【0008】また、本発明での板状形状は、板状の径/
板状の厚さの比(アスペクト比)が2以上、好ましくは
3〜500の範囲にあることが望ましい。
【0009】本発明で使用される水性SiO2−Al2
3複合酸化物ゾルは、分散質の微粒子が酸化物モル組成
比で M2O /Al23 =0.8〜4.0 好ましくは1.0〜2.0 SiO2/Al23 =5〜16 好ましくは8〜11 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にあり、分
散質濃度が1〜50wt%、好ましくは10〜30wt
%の範囲にあることが望ましい。分散質の微粒子の酸化
物モル組成比が前述の範囲から外れたSiO2−Al2
3複合酸化物ゾルでは、所望のゼオライトが得られない
ことがある。
【0010】本発明での水性SiO2−Al23複合酸
化物ゾルは、シリカおよびアルミナを含有する微粒子が
水に分散したゾルであって、分散質濃度を20wt%に
調整した該複合酸化物ゾルを遠心分離機により回転数3
500rpmで10分間処理した際に沈降した固形分量
が0.5vol%以下のものである。
【0011】このようなSiO2−Al23複合酸化物
ゾルは、例えば、特開平5−132309号公報に記載
されている方法で製造される。即ち、アルカリ金属、ア
ンモニウムまたは有機塩基の珪酸塩と、アルカリ可溶の
アルミナ化合物とを、それぞれ所定の割合でpH10以
上のアルカリ水溶液中に同時に添加し、この反応液のp
Hを制御せずにコロイド粒子を生成させて、SiO2
Al23複合酸化物ゾルを調製することができる。
【0012】本発明で使用されるSiO2−Al23
合酸化物ゾルの分散質である微粒子は、その平均粒子径
が5〜200nmの範囲にあるのが望ましい。該微粒子
の平均粒子径が5nmより小さい場合には、該複合酸化
物ゾルは安定性が劣ることがあり、また、200nmよ
り大きい場合には、所望のゼオライトが得られないこと
がある。該微粒子の好ましい平均粒子径は10〜100
nmの範囲である。
【0013】本発明で使用されるゲル状物を含有しない
透明な水溶液(以下種子ということがある)は、酸化物
モル組成比で M2O /Al23 =17±3 好ましくは16±2 SiO2/Al23 =17±3 好ましくは17±2 H2O /Al23 =200〜3,000 好ましくは200〜2,000 とくに好ましくは300〜1,000 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にあるシリ
カ源、アルミナ源およびアルカリ源との液状反応混合物
を、好ましくは10〜60℃の温度、さらに好ましく
は、20〜40℃の温度で、好ましくは1時間以上さら
に好ましくは2〜48時間、好ましくは撹拌することな
く熟成して調製された透明な水溶液である。
【0014】該透明な水溶液は、酸化物モル組成が前述
の範囲にあり、かつ、ゲル状物を含有しないアルミノシ
リケートの低重合物からなる透明な水溶液であることが
重要である。種子の酸化物モル組成が前述の範囲外であ
る場合、あるいは、前述の範囲内であってもゲル状物を
含有し透明性の悪い水溶液である場合には、本発明の所
望の効果が得られない。
【0015】本発明でいうゲル状物を含有しない透明な
水溶液とは、該水溶液を回転数3500rpmの遠心分
離機にて10分間処理した際に、沈澱した固形分の量が
0.1vol%以下で、該水溶液の波長500nmにお
ける光透過率が80%以上である溶液をいう。ここで光
透過率とは、厚さ1cmの水に於ける波長500nmの
透過率を100%とした場合に該水溶液の波長の同波長
の光の透過率の相対値をいう。
【0016】本発明では、前述のSiO2−Al23
合酸化物ゾルと、前述のゲル状物を含有しない透明な水
溶液とを混合し、さらに、全Al23に対するアルカリ
金属酸化物(M2O/Al23)のモル比が2.3〜
3.3の範囲となるように、アルカリ金属酸化物が不足
する場合には、不足のアルカリ源を加えて混合し、得ら
れた混合物を結晶化が生起する温度で結晶化に充分な時
間加熱熟成する。アルカリ源としては、水酸化ナトリウ
ム、アルミン酸ソーダや水酸化カリウムなどが例示され
る。前述のSiO2−Al23複合酸化物ゾルと、前述
のゲル状物を含有しない透明な水溶液とを混合して、全
Al23に対するアルカリ金属酸化物(M2O/Al2
3)のモル比が2.3〜3.3の範囲内にある場合に
は、アルカリ源を加える必要はない。
【0017】前述の混合物で、全Al23に対するアル
カリ金属酸化物(M2O/Al23)のモル比が2.3
〜3.3の範囲外である場合には、p型ゼオライトやグ
メリナイトなどのゼオライトが副生することがあるので
好ましくない。
【0018】前述のゲル状物を含有しない透明な水溶液
と前述の複合酸化物ゾルとの混合割合はゲル状物を含有
しない透明な水溶液中のAl23と複合酸化物ゾル中の
Al23とのモル比が0.005/1〜0.3/1の範
囲であることが望ましい。この割合が0.005/1を
下廻った場合は、ゼオライトの結晶化に長時間を要し、
また0.3/1を上廻った場合は、結晶化は短時間でで
きるもののゼオライトのシリカ・アルミナ源を多量に使
用することになり経済的でない。
【0019】本発明では、前述のSiO2−Al23
合酸化物ゾルと、前述のゲル状物を含有しない透明な水
溶液およびアルカリ源とを混合して得られた反応混合物
を、周知の方法で結晶化が生起する温度で結晶化に充分
な時間加熱熟成する。一般的には80℃以上、好ましく
は95〜98℃の温度で1〜200時間、間欠的に撹拌
しながら加熱熟成する。なお本発明では、前述の反応混
合物の酸化物モル組成比は、次の範囲にあることが望ま
しい。 M2O /Al23 =2.3〜3.3、好ましくは、
2.5〜3.0 SiO2/Al23 =5〜17、好ましくは、8〜1
2 H2O /Al23 =80〜500、好ましくは10
0〜300
【0020】加熱熟成により結晶化されたゼオライト
は、周知の方法により濾液を分離し、洗浄乾燥して回収
される。
【0021】本発明の方法により得られたフォージャサ
イト型ゼオライトは、その平均粒子径が0.5μm以下
で、アスペクト比2以上の板状体であり、結晶化度、比
表面積が高く、ケイバン比が4.5〜6.5の範囲にあ
るので、吸着剤や触媒または触媒担体などの用途に好適
に利用することができる。
【0022】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を詳述するが、
本発明はこれにより限定されるものではない。
【0023】実施例1 (ゲル状物を含有しない透明な水溶液の調製)Na2
17wt%,Al23 22wt%を含有するアルミン
酸ナトリウム溶液463.6gに、撹拌しながら22.
88wt%の水酸化ナトリウム水溶液3182.4gを
加えた。この溶液を撹拌しながらシリカ濃度24wt%
の3号水硝子4450g中に加えた。この時ゲル状物の
発生は認められず、その組成は酸化物モル比で Na2O/Al23 =15.9 SiO2/Al23 =17.8 H2O /Al23 =330 であった。これを約1時間撹拌した後30℃で12時間
静置してゲル状物を含有しない透明な水溶液を得た。な
お、この溶液を3500rpmの遠心分離機で10分間
処理した際の沈澱した固形分量(以下沈澱の量という)
は0.05vol%以下で、該水溶液の波長500nm
における透過率は85.3%であった。この透過率は分
光光度計U−200(日立製作所製)で測定したもので
ある。
【0024】(複合酸化物ゾルの調製)平均粒径50
Å、シリカ濃度20wt%のシリカゾル350gを純水
6650gで希釈したものを80℃に加温した。この希
釈ゾルにSiO2として1.5wt%の脱塩珪酸液35
000gとAl23として0.3wt%のアルミン酸ナ
トリウム水溶液35000gとを同時に添加した。各々
の添加速度は97g/分であり、その間希釈ゾルの温度
を80℃に保持した。添加終了後、このゾルを室温まで
冷却し、限外膜および加熱濃縮によってSiO2・Al2
3複合酸化物ゾル2738gを得た。
【0025】この複合酸化物ゾルの分散質微粒子を化学
分析法に基づいて測定した結果、次の組成であった。な
お、水分量は、1000℃で1時間の灼熱減量から求め
た。 SiO2 18.18wt% (SiO2/Al2
3モル比=8.4) Al23 3.66wt% Na2O 2.76wt% (Na2O/Al2
3モル比=1.2) H2O 75.40wt%
【0026】(反応混合物の調製)前記SiO2・Al2
3複合酸化物ゾル2738gを撹拌しながら、このゾ
ルに48wt%の水酸化ナトリウム水溶液228.2g
を徐々に加え十分撹拌混合した。これに、撹拌しなが
ら、前記「ゲル状物を含有しない透明な水溶液」14
2.9gを加え3時間室温で撹拌混合した。このように
して得られたゲル状反応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al23=2.87 SiO2/Al23=8.61 H2O /Al23=129 であった。
【0027】このゲル状反応混合物を結晶化槽に移して
撹拌することなく95〜98℃で96時間加温熟成を行
って結晶化させた。熟成終了後、結晶生成物を取り出
し、濾過、洗浄、乾燥してフォージャサイト型ゼオライ
ト(A)を得た。
【0028】このゼオライト(A)についてX線回折に
より結晶化度、格子定数、化学分析による組成、BET
法による比表面積、電子顕微鏡による形状および平均粒
子径を求めた。その結果を表1に示す。また、該ゼオラ
イト(A)の電子顕微鏡写真を図1に示す。
【0029】実施例2 (複合酸化物ゾルの調製)平均粒径50Å、シリカ濃度
20wt%のシリカゾル350gを純水6650gで希
釈したものを80℃に加温した。この希釈ゾルにSiO
2として2.0wt%の希釈水硝子溶液35000gと
Al23として0.3wt%のアルミン酸ナトリウム水
溶液35000gとを同時に添加した。各々の添加速度
は97g/分であり、その間希釈ゾルの温度を80℃に
保持した。添加終了後、このゾルを室温まで冷却し、限
外膜および加熱濃縮によってSiO2・Al23複合酸
化物ゾル3397gを得た。
【0030】この複合酸化物ゾルを化学分析法に基づい
て測定した結果、次の組成であった。 SiO2 18.02wt% (SiO2/Al23
モル比=10.4) Al23 2.95wt% Na2O 2.56wt% (Na2O/Al23
モル比=1.4) H2O 76.47wt%
【0031】(反応混合物の調製)前記SiO2・Al2
3複合酸化物ゾル3397gを撹拌しながら、48w
t%の水酸化ナトリウム水溶液250gとNa2O 17
wt%、Al23 22wt%を含有するアルミン酸ソ
ーダ溶液116.8gの混合液を徐々に加え十分撹拌混
合した。これに、撹拌しながら、実施例1の「ゲル状物
を含有しない透明な水溶液」142.9gを加え3時間
室温で撹拌混合した。このようにして得られたゲル状反
応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al23=2.79 SiO2/Al23=8.39 H2O /Al23=130 であった。
【0032】このゲル状反応混合物を結晶化槽に移して
95〜98℃で96時間加温熟成を行って結晶化させ
た。熟成終了後、結晶生成物を取り出し、濾過、洗浄、
乾燥してフォージャサイト型ゼオライト(B)を得た。
このゼオライト(B)についての性状を表1に示す。
【0033】比較例1 (ゲル状物を含有する液の調製)Na2O 17wt%、
Al23 22wt%を含有するアルミン酸ナトリウム
溶液463.6gに、撹拌しながら21.35wt%の
水酸化ナトリウム水溶液3771.2gを加えた。この
溶液をシリカ濃度24wt%の3号水硝子3675g中
に撹拌しながら加えてゲル状物を発生させた。このゲル
状物を含有する液の組成は酸化物モル比で Na2O/Al23=15.9 SiO2/Al23=14.7 H2O /Al23=330 であった。さらに、これを約1時間撹拌した後30℃で
12時間静置して、ゲル状物を含有する液を得た。な
お、このゲル状物を含有する液を3500rpmの遠心
分離機で10分間処理した際の沈澱した固形分量(以下
沈澱の量という)は50.5vol%で、該液の波長5
00nmにおける透過率は0.01%以下で不透明であ
った。
【0034】(ゲル状反応物の調製)SiO2として3
0wt%を含有するシリカゾル809.3gを純水29
5.9gで希釈し、このゾルとシリカ濃度24wt%の
3号水硝子1023.4gとを混合した。次いで、この
液に、撹拌しながら、Na2O 17wt%、Al23
2wt%を含有するアルミン酸ソーダ溶液455.5g
を加えて、次の酸化物組成を有するゲル状反応物を得
た。 SiO2 18.90wt%(SiO2/Al23
ル比=8.29) Al23 3.88wt% Na2O 6.04wt%(Na2O/Al23モル
比=2.56) H2O 71.18wt%
【0035】(反応混合物の調製)前述のゲル状反応物
に、撹拌しながら、前述のゲル状物を含有する液13
9.5gを加え3時間室温で撹拌混合した。このように
して得られたゲル状反応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al23=2.8 SiO2/Al23=8.4 H2O /Al23=108 であった。
【0036】これを結晶化槽に移して95〜98℃で5
0時間加温熟成を行った。熟成終了後、結晶生成物を取
り出し濾過、洗浄、乾燥してフォージャサイト型ゼオラ
イト(C)を得た。このゼオライト(C)についての性
状を表1に示す。また、該ゼオライト(C)の電子顕微
鏡写真を図2に示す。
【0037】比較例2 (ゲル状反応物の調製)シリカ濃度24wt%の3号水
硝子1023.4gに純水622.6gを加えて希釈
し、さらにSiO2として50wt%の固形シリカ47
9.2gを加えて十分に撹拌混合した。この液に、撹拌
しながら、Na2O 17wt%とAl2322wt%を
含有するアルミン酸ソーダ溶液455.5gを加え、次
の酸化物組成を有するゲル状反応物を得た。 SiO2 18.80wt%(SiO2/Al23
ル比=8.23) Al23 3.88wt% Na2O 6.05wt%(Na2O/Al23モル
比=2.57) H2O 71.26wt%
【0038】(反応混合物の調製)前記ゲル状反応物
に、実施例1で調製したゲル状物を含有しない透明な水
溶液142.9gを加え、3時間室温で撹拌混合して、
次の酸化物モル組成を有するゲル状反応混合物を得た。 Na2O/Al23=2.8 SiO2/Al23=8.4 H2O /Al23=108
【0039】このゲル状反応混合物を結晶化槽に移して
95〜98℃で50時間加温熟成を行った。熟成終了
後、結晶生成物を取り出し濾過、洗浄、乾燥してフォー
ジャサイト型ゼオライト(D)を得た。このゼオライト
(D)についての性状を表1に示す。
【0040】
【表1】 *1:結晶化度はX線回折の(331)、(511)、(440)、 (533)、(642)および(555)面の総ピーク高さ(H) を求め、基準に市販のY型ゼオライト(ユニオンカーバイト製SK− 40)の結晶化度を100としての同じ面の総ピーク高さ(H0)を 求め、次式により求めた。 結晶化度=H/H0×100 (%) *2:平均粒子径は電子顕微鏡の写真より測定した。
【0041】以下に本発明の実施態様項を列記する。 (1)平均粒子径が0.5μm以下で、アスペクト比2
以上の板状体であるフォージャサイト型ゼオライト。 (2)ケイバン比が4.5〜6.5である前項1記載の
フォージャサイト型ゼオライト。 (3)(a)分散質の微粒子が酸化物モル組成比で M2O /Al23 =0.8〜3.0 SiO2/Al23 =5〜16 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にある水性
SiO2−Al23複合酸化物ゾルと、(b)酸化物モ
ル組成比で M2O /Al23 =17±3 SiO2/Al23 =17±3 H2O /Al23 =200〜3,000 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にあるゲル
状物を含有しない透明な水溶液と、(c)全Al23
対するアルカリ金属酸化物(M2O/Al23)のモル
比が2.3〜3.3の範囲となるように、アルカリ金属
酸化物が不足する場合には不足のアルカリ源を加えて混
合し、(d)得られる混合物を結晶化が生起する温度で
結晶化に充分な時間加熱熟成する、ことを特徴とするフ
ォージャサイト型ゼオライトの製造方法。 (4)前記SiO2−Al23複合酸化物ゾルとゲル状
物を含有しない透明な水溶液との混合割合がSiO2
Al23複合酸化物ゾル中のAl23と透明な水溶液中
のAl23とのモル比が、1:0.005〜1:0.3
の範囲である前項(3)記載のフォージャサイト型ゼオ
ライトの製造方法。 (5)前記混合物を80〜98℃の温度で結晶化に充分
な時間間欠的に撹拌しながら熟成するものである前項
(3)または(4)記載のフォージャサイト型ゼオライ
トの製造方法。 (6)前記複合酸化物ゾルの分散質の微粒子が酸化物モ
ル組成比で M2O /Al23 =1.0〜2.0 SiO2/Al23 =8〜11 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)である前項
(3)、(4)または(5)記載のフォージャサイト型
ゼオライトの製造方法。 (7)前記ゲル状物を含有しない透明な水溶液の酸化物
モル組成比が M2O /Al23 =16±2 SiO2/Al23 =17±2 H2O /Al23 =200〜2,000 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)である前項
(3)、(4)、(5)または(6)記載のフォージャ
サイト型ゼオライトの製造方法。 (8)前記ゲル状物を含有しない透明な水溶液は、シリ
カ源、アルミナ源およびアルカリ源を所定の酸化物モル
組成比になるように混合して得られた液状反応混合物
を、10〜60℃の温度で1時間以上熟成して得られた
ものである前項(3)、(4)、(5)、(6)または
(7)記載のフォージャサイト型ゼオライトの製造方
法。 (9)前記熟成が撹拌しない条件で行われたものである
前項(8)記載のフォージャサイト型ゼオライトの製造
方法。 (10)前項(1)または(2)記載のフォージャサイト
型ゼオライトを主成分とする吸着剤。 (11)前項(1)または(2)記載のフォージャサイト
型ゼオライトを主成分とする触媒または触媒担体。
【0042】
【効果】本発明のフォージャサイト型ゼオライトは、表
1および図1から分かる様に結晶化度が高く、六角形板
状体様の形状で平均粒子径が小さいため、外部比表面積
が大きいので触媒や吸着剤などに使用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた本発明のフォージャサイト
型ゼオライトよりなるセラミック材料の組織を示す電子
顕微鏡写真である。
【図2】比較例1で得られたフォージャサイト型ゼオラ
イトよりなるセラミック材料の組織を示す電子顕微鏡写
真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 一夫 福岡県北九州市若松区北湊町13−2 触媒 化成工業株式会社若松工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径が0.5μm以下で、アスペ
    クト比2以上の板状体であるフォージャサイト型ゼオラ
    イト。
  2. 【請求項2】(a)分散質の微粒子が酸化物モル組成比
    で M2O /Al23 =0.8〜3.0 SiO2/Al23 =5〜16 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にある水性
    SiO2−Al23複合酸化物ゾルと、(b)酸化物モ
    ル組成比で M2O /Al23 =17±3 SiO2/Al23 =17±3 H2O /Al23 =200〜3,000 (ここで、Mはアルカリ金属を示す)の範囲にあるゲル
    状物を含有しない透明な水溶液と、 (c)全Al23に対するアルカリ金属酸化物(M2
    /Al23)のモル比が2.3〜3.3の範囲となるよ
    うに、アルカリ金属酸化物が不足する場合には不足のア
    ルカリ源を加えて混合し、 (d)得られる混合物を結晶化が生起する温度で結晶化
    に充分な時間加熱熟成する、ことを特徴とするフォージ
    ャサイト型ゼオライトの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記SiO2−Al23複合酸化物ゾル
    とゲル状物を含有しない透明な水溶液との混合割合がS
    iO2−Al23複合酸化物ゾル中のAl23と透明な
    水溶液中のAl23とのモル比が、1:0.005〜
    1:0.3の範囲である請求項2記載のフォージャサイ
    ト型ゼオライトの製造方法。
JP23978896A 1996-08-22 1996-08-22 フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3510742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23978896A JP3510742B2 (ja) 1996-08-22 1996-08-22 フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23978896A JP3510742B2 (ja) 1996-08-22 1996-08-22 フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1067514A true JPH1067514A (ja) 1998-03-10
JP3510742B2 JP3510742B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=17049896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23978896A Expired - Fee Related JP3510742B2 (ja) 1996-08-22 1996-08-22 フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3510742B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315338A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 微小粒子径ゼオライトおよびその製造方法
JP2005161122A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Kaoru Fujimoto イソパラフィン−オレフィンアルキル化用ゼオライト触媒および該触媒を用いたアルキル化法
JP2006181457A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 吸着剤
JP2007238483A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 抗菌性化粧料
JP2008230886A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 微小フォージャサイト型ゼオライトの合成方法
JP2009148655A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 炭化水素の接触分解用触媒組成物およびその製造方法
JP2009155187A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd コロイド状フォージャサイト型ゼオライトおよびその合成方法
US20110097660A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Toner
CN114471593A (zh) * 2020-10-26 2022-05-13 中国石油化工股份有限公司 加氢精制催化剂的制备方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913720B1 (ja) * 1966-07-19 1974-04-02
JPS5294899A (en) * 1976-01-30 1977-08-09 Grace W R & Co Synthesis of boujacite
JPS59184726A (ja) * 1983-03-29 1984-10-20 デグツサ・アクチエンゲゼルシヤフト ホ−ジヤサイト合成用接種混合物の製法
JPS59227715A (ja) * 1983-06-09 1984-12-21 Toyo Soda Mfg Co Ltd 高シリカフオ−ジヤサイト型ゼオライトの製造法
JPS62105918A (ja) * 1985-10-29 1987-05-16 デグツサ・アクチエンゲゼルシヤフト ホ−ジヤサイト合成のための接種混合物の製法
JPS62138319A (ja) * 1985-12-11 1987-06-22 Toyo Soda Mfg Co Ltd フオ−ジヤサイト型ゼオライトの製造方法
JPH02116614A (ja) * 1988-10-24 1990-05-01 Shinagawa Nenryo Kk サブミクロンy型ゼオライト及びその製造法
JPH05329375A (ja) * 1990-06-04 1993-12-14 Texaco Dev Corp 新規なゼオライト及びその製造方法
JPH06219728A (ja) * 1992-10-26 1994-08-09 Soc Natl Elf Aquitaine <Snea> ホージャサイト構造族に属するゼオライトの合成方法
JPH0742071A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Tokushu Kika Kogyo Kk 超微粒子アルミノ硅酸塩が担持された繊維素材および担持方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913720B1 (ja) * 1966-07-19 1974-04-02
JPS5294899A (en) * 1976-01-30 1977-08-09 Grace W R & Co Synthesis of boujacite
JPS59184726A (ja) * 1983-03-29 1984-10-20 デグツサ・アクチエンゲゼルシヤフト ホ−ジヤサイト合成用接種混合物の製法
JPS59227715A (ja) * 1983-06-09 1984-12-21 Toyo Soda Mfg Co Ltd 高シリカフオ−ジヤサイト型ゼオライトの製造法
JPS62105918A (ja) * 1985-10-29 1987-05-16 デグツサ・アクチエンゲゼルシヤフト ホ−ジヤサイト合成のための接種混合物の製法
JPS62138319A (ja) * 1985-12-11 1987-06-22 Toyo Soda Mfg Co Ltd フオ−ジヤサイト型ゼオライトの製造方法
JPH02116614A (ja) * 1988-10-24 1990-05-01 Shinagawa Nenryo Kk サブミクロンy型ゼオライト及びその製造法
JPH05329375A (ja) * 1990-06-04 1993-12-14 Texaco Dev Corp 新規なゼオライト及びその製造方法
JPH06219728A (ja) * 1992-10-26 1994-08-09 Soc Natl Elf Aquitaine <Snea> ホージャサイト構造族に属するゼオライトの合成方法
JPH0742071A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Tokushu Kika Kogyo Kk 超微粒子アルミノ硅酸塩が担持された繊維素材および担持方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315338A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 微小粒子径ゼオライトおよびその製造方法
JP2005161122A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Kaoru Fujimoto イソパラフィン−オレフィンアルキル化用ゼオライト触媒および該触媒を用いたアルキル化法
JP2006181457A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 吸着剤
JP2007238483A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 抗菌性化粧料
JP2008230886A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 微小フォージャサイト型ゼオライトの合成方法
JP2009148655A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 炭化水素の接触分解用触媒組成物およびその製造方法
JP2009155187A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd コロイド状フォージャサイト型ゼオライトおよびその合成方法
US20110097660A1 (en) * 2009-10-22 2011-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Toner
US8497054B2 (en) * 2009-10-22 2013-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Toner
CN114471593A (zh) * 2020-10-26 2022-05-13 中国石油化工股份有限公司 加氢精制催化剂的制备方法
CN114471593B (zh) * 2020-10-26 2023-09-01 中国石油化工股份有限公司 加氢精制催化剂的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3510742B2 (ja) 2004-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3417944B2 (ja) ナノメーターサイズのモレキュラーシーブ結晶または凝集物及びそれらの製造方法
US3329627A (en) Synthetic zeolites
JPH06504516A (ja) 実質的にバインダーを含まないゼオライトの製造方法
WO1993008124A1 (en) Process for preparing uniform mfi-type zeolite crystals
CN100586854C (zh) 小晶粒分子筛制备方法
CN101090863A (zh) 制造锗-沸石的方法
JP3510742B2 (ja) フォージャサイト型ゼオライトおよびその製造方法
JPS59131521A (ja) ゼオライト類の製造方法
US4879103A (en) Composition and process for preparing ECR-30
EP0783457B1 (en) Zeolites and processes for their manufacture
JP2003137538A (ja) NaY型ゼオライト
EP0779877B1 (en) Zeolites and processes for their manufacture
US4534947A (en) Process for direct synthesis of sodium- and potassium-containing zeolite A
US5330736A (en) Zeolite L synthesis and resulting product
CN1167619C (zh) 一种制备小晶粒y型分子筛的方法
JPS60127225A (ja) L型ゼオライトの化学量論的製造方法
JP2001058816A (ja) NaY型ゼオライト
JP4488691B2 (ja) フォージャサイト型ゼオライトの製造方法
DK167389B1 (da) Fremgangsmaade til fremstilling af poroese krystallinske zeolitter med hoejt siliciumindhold
JP5116326B2 (ja) 微小フォージャサイト型ゼオライトの合成方法
JP3678790B2 (ja) フォージャサイト型ゼオライトの製造方法
CN1162326C (zh) 一种合成小晶粒a型分子筛的方法
JPS60108316A (ja) 多孔性珪質結晶性物質のデアクロメレ−シヨン
JP5483814B2 (ja) コロイド状フォージャサイト型ゼオライトおよびその合成方法
JP3828571B6 (ja) ミクロ粒子

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031226

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees