JP2001058816A - NaY型ゼオライト - Google Patents
NaY型ゼオライトInfo
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- JP2001058816A JP2001058816A JP23328499A JP23328499A JP2001058816A JP 2001058816 A JP2001058816 A JP 2001058816A JP 23328499 A JP23328499 A JP 23328499A JP 23328499 A JP23328499 A JP 23328499A JP 2001058816 A JP2001058816 A JP 2001058816A
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- nay
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御された結晶子径を有するNaY型ゼオラ
イトの提供。 【解決手段】 種子を使用する方法で合成されたNaY
型ゼオライトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子
径とゼオライト合成時における種子量との関係が、下記
式(I) 【数1】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライト。
イトの提供。 【解決手段】 種子を使用する方法で合成されたNaY
型ゼオライトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子
径とゼオライト合成時における種子量との関係が、下記
式(I) 【数1】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライト。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NaY型ゼオライ
トに関し、更に詳しくは、結晶子径(Å)が制御された
NaY型ゼオライトに関する。
トに関し、更に詳しくは、結晶子径(Å)が制御された
NaY型ゼオライトに関する。
【0002】
【従来技術】従来、NaY型ゼオライトは、Na+をN
H4 +などでイオン交換して、接触分解反応、水素化分
解反応、その他の炭化水素変換反応などの触媒に広く利
用されているが、ゼオライトの結晶子径が触媒性能に影
響を及ぼすことは周知の通りである。そこで、結晶子径
の異なるY型ゼオライトが種々提案されている。
H4 +などでイオン交換して、接触分解反応、水素化分
解反応、その他の炭化水素変換反応などの触媒に広く利
用されているが、ゼオライトの結晶子径が触媒性能に影
響を及ぼすことは周知の通りである。そこで、結晶子径
の異なるY型ゼオライトが種々提案されている。
【0003】例えば、結晶子径の大きいNaY型ゼオラ
イトの製造方法としては、本出願人の出願にかかる特公
昭63−6487号公報を挙げることができる。この公
報には、(a)シリカゾル、アルミン酸ナトリウムおよ
び水酸化ナトリウムを原料として、2〜3.4Na2O
・Al2O3・6〜9SiO2・90〜120H2Oな
るモル組成式で表される第1水性混合物を調製し、この
混合物を結晶化が生起しない条件下に熟成し、(b)珪
酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウムおよび鉱酸を原料
として、2〜4Na2O・Al2O3・6〜9SiO2
・90〜150H2O・0.5Na2X(但し、Xは2
価で代表した鉱酸の塩基である)なるモル組成式で表さ
れる第2水性混合物を調製し、(c)熟成した前記の第
1水性混合物と前記の第2水性混合物を、前者対後者の
重量比が3:97〜30:70である範囲で混合し、こ
の混合物を結晶化が生起する温度で結晶化に充分な時間
加熱する、諸工程を包含するSiO2/Al2O3のモ
ル比が4以上で、結晶子径が1400Å以上であるフォ
ージャサイト型ゼオライトの製造方法が記載されてい
る。
イトの製造方法としては、本出願人の出願にかかる特公
昭63−6487号公報を挙げることができる。この公
報には、(a)シリカゾル、アルミン酸ナトリウムおよ
び水酸化ナトリウムを原料として、2〜3.4Na2O
・Al2O3・6〜9SiO2・90〜120H2Oな
るモル組成式で表される第1水性混合物を調製し、この
混合物を結晶化が生起しない条件下に熟成し、(b)珪
酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウムおよび鉱酸を原料
として、2〜4Na2O・Al2O3・6〜9SiO2
・90〜150H2O・0.5Na2X(但し、Xは2
価で代表した鉱酸の塩基である)なるモル組成式で表さ
れる第2水性混合物を調製し、(c)熟成した前記の第
1水性混合物と前記の第2水性混合物を、前者対後者の
重量比が3:97〜30:70である範囲で混合し、こ
の混合物を結晶化が生起する温度で結晶化に充分な時間
加熱する、諸工程を包含するSiO2/Al2O3のモ
ル比が4以上で、結晶子径が1400Å以上であるフォ
ージャサイト型ゼオライトの製造方法が記載されてい
る。
【0004】一方、種子を使用したNaY型ゼオライト
の合成方法としては、例えば、前述の公報のほか、やは
り本出願人の出願にかかる特開平8−245216号公
報記載の方法などが例示できる。
の合成方法としては、例えば、前述の公報のほか、やは
り本出願人の出願にかかる特開平8−245216号公
報記載の方法などが例示できる。
【0005】しかし、従来、結晶子径が他の因子により
制御されたNaY型ゼオライトについては知られていな
い。
制御されたNaY型ゼオライトについては知られていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、制御
された結晶子径を有するNaY型ゼオライトを提供する
ことにある。
された結晶子径を有するNaY型ゼオライトを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、NaY型
ゼオライトの結晶子径を制御する方法について鋭意研究
を重ねた結果、種子を使用する方法で合成されたNaY
型ゼオライトにおいては、結晶子径と種子量との間には
密接な関係があることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
ゼオライトの結晶子径を制御する方法について鋭意研究
を重ねた結果、種子を使用する方法で合成されたNaY
型ゼオライトにおいては、結晶子径と種子量との間には
密接な関係があることを見出し本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち本発明は、種子を使用する方法で
合成されたNaY型ゼオライトであって、該NaY型ゼ
オライトの結晶子径とゼオライト合成時における種子量
との関係が、下記式(I)
合成されたNaY型ゼオライトであって、該NaY型ゼ
オライトの結晶子径とゼオライト合成時における種子量
との関係が、下記式(I)
【数2】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライトに関する。
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライトに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、詳細に説明する。
ついて、詳細に説明する。
【0010】本発明のNaY型ゼオライトは、種子を使
用する方法で合成されたゼオライトであり、その結晶子
径(y)は式(I)により制御されている。結晶子径の
小さいゼオライトは、耐熱性に劣る傾向にあるので、接
触分解触媒や水素化分解触媒に使用した場合に長寿命を
期待できない。そこで、本発明でのNaY型ゼオライト
の結晶子径(y)は、600Å以上、好ましくは800
〜5000Å、更に好ましくは900〜3000Åの範
囲にあることが望ましい。
用する方法で合成されたゼオライトであり、その結晶子
径(y)は式(I)により制御されている。結晶子径の
小さいゼオライトは、耐熱性に劣る傾向にあるので、接
触分解触媒や水素化分解触媒に使用した場合に長寿命を
期待できない。そこで、本発明でのNaY型ゼオライト
の結晶子径(y)は、600Å以上、好ましくは800
〜5000Å、更に好ましくは900〜3000Åの範
囲にあることが望ましい。
【0011】なお、本発明のNaY型ゼオライトの結晶
子径(y)は、X線回折の(533)面の回折線プロフ
ァイルをGauss関数型で近似してScherrer
の式により求めた値である。
子径(y)は、X線回折の(533)面の回折線プロフ
ァイルをGauss関数型で近似してScherrer
の式により求めた値である。
【0012】本発明での種子量(x)は、ゼオライト合
成時における反応混合物中の全Al 2O3に対する種子
Al2O3の量(モル%)を表す。即ち、ゼオライト合
成時における種子組成物を含む反応混合物中の全Al2
O3に対する種子組成物中のAl2O3の量(モル%)
である。
成時における反応混合物中の全Al 2O3に対する種子
Al2O3の量(モル%)を表す。即ち、ゼオライト合
成時における種子組成物を含む反応混合物中の全Al2
O3に対する種子組成物中のAl2O3の量(モル%)
である。
【0013】本発明のNaY型ゼオライトは、該ゼオラ
イトの結晶子径(y)とゼオライト合成時における種子
量(x)との関係が式(I)で表されることを特徴とす
る。従って、本発明でのNaY型ゼオライトは、ゼオラ
イト合成時における種子量(x)を変えることにより、
結晶子径(y)を制御することが可能である。
イトの結晶子径(y)とゼオライト合成時における種子
量(x)との関係が式(I)で表されることを特徴とす
る。従って、本発明でのNaY型ゼオライトは、ゼオラ
イト合成時における種子量(x)を変えることにより、
結晶子径(y)を制御することが可能である。
【0014】本発明のNaY型ゼオライトは、SiO2
/Al2O3モル比(ケイバン比)が3以上、好ましく
は4.5〜8の範囲で、結晶度(リンデ社SK−40を
100%とした相対結晶度)が95%以上であることが
望ましい。
/Al2O3モル比(ケイバン比)が3以上、好ましく
は4.5〜8の範囲で、結晶度(リンデ社SK−40を
100%とした相対結晶度)が95%以上であることが
望ましい。
【0015】本発明のNaY型ゼオライトは、例えば、
次の方法により合成することができる。シリカ源、アル
ミナ源、苛性ソーダおよび水を用いて酸化物モル組成比
で、 Na2O/Al2O3=16±3 SiO2/Al2O3=15±3 H2O/Al2O3=200〜2000 の範囲にある種子組成物を調製し、該種子組成物を20
〜60℃の温度で1〜60時間加温熟成して種子(Y型
ゼオライト前駆体物質)を調製する。
次の方法により合成することができる。シリカ源、アル
ミナ源、苛性ソーダおよび水を用いて酸化物モル組成比
で、 Na2O/Al2O3=16±3 SiO2/Al2O3=15±3 H2O/Al2O3=200〜2000 の範囲にある種子組成物を調製し、該種子組成物を20
〜60℃の温度で1〜60時間加温熟成して種子(Y型
ゼオライト前駆体物質)を調製する。
【0016】次いで、この種子に、シリカ源、アルミナ
源、苛性ソーダおよび水を加えて酸化物モル組成比で、 Na2O/Al2O3=1〜5 SiO2/Al2O3=5〜20 H2O/Al2O3=80〜600 の範囲にある反応混合物を調製し、該反応混合物を当業
界周知の方法で結晶化が生起する温度で結晶化に充分な
時間加熱熟成する。一般には80℃以上の温度で1〜2
00時間、間欠的に撹拌しながら加熱熟成する。加熱熟
成により結晶化されたゼオライトは、周知の方法により
母液を分離し、洗浄、乾燥してNaY型ゼオライトとす
る。
源、苛性ソーダおよび水を加えて酸化物モル組成比で、 Na2O/Al2O3=1〜5 SiO2/Al2O3=5〜20 H2O/Al2O3=80〜600 の範囲にある反応混合物を調製し、該反応混合物を当業
界周知の方法で結晶化が生起する温度で結晶化に充分な
時間加熱熟成する。一般には80℃以上の温度で1〜2
00時間、間欠的に撹拌しながら加熱熟成する。加熱熟
成により結晶化されたゼオライトは、周知の方法により
母液を分離し、洗浄、乾燥してNaY型ゼオライトとす
る。
【0017】前述のシリカ源およびアルミナ源として
は、通常ゼオライト合成に用いられるそれぞれの原料が
使用可能である。例えば、シリカ源としては、シリカゾ
ル、珪酸ソーダ、フッ化アルミニウム製造時の副産物で
ある副生シリカ、ヒュームドシリカ、カオリンなどが例
示され、アルミナ源としては、アルミン酸ソーダ、硫酸
アルミニウムなどのアルミニウム塩や水酸化アルミニウ
ムなどが例示される。
は、通常ゼオライト合成に用いられるそれぞれの原料が
使用可能である。例えば、シリカ源としては、シリカゾ
ル、珪酸ソーダ、フッ化アルミニウム製造時の副産物で
ある副生シリカ、ヒュームドシリカ、カオリンなどが例
示され、アルミナ源としては、アルミン酸ソーダ、硫酸
アルミニウムなどのアルミニウム塩や水酸化アルミニウ
ムなどが例示される。
【0018】本発明のNaY型ゼオライトは、結晶子径
が制御されており、結晶度、比表面積が高いので吸着剤
や触媒などの用途に好適に利用することができる。
が制御されており、結晶度、比表面積が高いので吸着剤
や触媒などの用途に好適に利用することができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれにより限定されるものでない。
本発明はこれにより限定されるものでない。
【0020】実施例1 Na2O17wt%、Al2O322wt%を含有する
アルミン酸ナトリウム水溶液172gを、攪拌しながら
21.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液1379g
に加えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24
wt%の3号水硝子1390gの中に加えた。この種子
組成物は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
アルミン酸ナトリウム水溶液172gを、攪拌しながら
21.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液1379g
に加えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24
wt%の3号水硝子1390gの中に加えた。この種子
組成物は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
【0021】次いで、シリカ濃度24wt%の3号水硝
子8476gに純水4376gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ4385gおよび前述の種子2940gを
加え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、
Al2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム
水溶液3074gを加え、均一になるまで十分混合し3
時間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反
応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=3.60 SiO2/Al2O3=10.94 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、5.294モル%である。
子8476gに純水4376gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ4385gおよび前述の種子2940gを
加え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、
Al2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム
水溶液3074gを加え、均一になるまで十分混合し3
時間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反
応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=3.60 SiO2/Al2O3=10.94 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、5.294モル%である。
【0022】この反応混合物を結晶化槽に移して95℃
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(A)を得た。このゼオライト(A)についてX線回
折により結晶子径、結晶度、格子定数、蛍光X線分析に
よりSiO2/Al2O3比、BET法による比表面積
を求めた。その結果を表1に示す。
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(A)を得た。このゼオライト(A)についてX線回
折により結晶子径、結晶度、格子定数、蛍光X線分析に
よりSiO2/Al2O3比、BET法による比表面積
を求めた。その結果を表1に示す。
【0023】実施例2 Na2O17wt%、Al2O322wt%を含有する
アルミン酸ナトリウム水溶液115gを、攪拌しながら
21.68wt%の水酸化ナトリウム水溶液919gに
加えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24w
t%の3号水硝子926gの中に加えた。この種子組成
物は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
アルミン酸ナトリウム水溶液115gを、攪拌しながら
21.68wt%の水酸化ナトリウム水溶液919gに
加えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24w
t%の3号水硝子926gの中に加えた。この種子組成
物は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
【0024】次いで、シリカ濃度24wt%の3号水硝
子8250gに純水5442gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3956gおよび前述の種子1960gを
加え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、
Al2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム
水溶液3131gを加え、均一になるまで十分混合し3
時間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反
応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=3.30 SiO2/Al2O3=10.03 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、3.529モル%である。
子8250gに純水5442gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3956gおよび前述の種子1960gを
加え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、
Al2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム
水溶液3131gを加え、均一になるまで十分混合し3
時間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反
応混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=3.30 SiO2/Al2O3=10.03 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、3.529モル%である。
【0025】この反応混合物を結晶化槽に移して95℃
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(B)を得た。このゼオライト(B)の性状を表1に
示す。
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(B)を得た。このゼオライト(B)の性状を表1に
示す。
【0026】実施例3 Na2O17wt%、Al2O322wt%を含有する
アルミン酸ナトリウム水溶液57gを、攪拌しながら2
1.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液459gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子463gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
アルミン酸ナトリウム水溶液57gを、攪拌しながら2
1.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液459gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子463gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
【0027】次いで、シリカ濃度24wt%の3号水硝
子6897gに純水7263gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3551gおよび前述の種子980gを加
え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、A
l2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水
溶液3188gを加え、均一になるまで十分混合し3時
間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応
混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、1.765モル%である。
子6897gに純水7263gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3551gおよび前述の種子980gを加
え十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、A
l2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水
溶液3188gを加え、均一になるまで十分混合し3時
間室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応
混合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、1.765モル%である。
【0028】この反応混合物を結晶化槽に移して95℃
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(C)を得た。このゼオライト(C)の性状を表1に
示す。
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(C)を得た。このゼオライト(C)の性状を表1に
示す。
【0029】実施例4 Na2O17wt%、Al2O322wt%を含有する
アルミン酸ナトリウム水溶液29gを、攪拌しながら2
1.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液235gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子237gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
アルミン酸ナトリウム水溶液29gを、攪拌しながら2
1.65wt%の水酸化ナトリウム水溶液235gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子237gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
【0030】次いで、シリカ濃度24wt%の3号水硝
子7613gに純水7234gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3315gおよび前述種子501gを加え
十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、Al
2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水溶
液3216gを加え、均一になるまで十分混合し3時間
室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応混
合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、0.902モル%である。
子7613gに純水7234gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3315gおよび前述種子501gを加え
十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、Al
2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水溶
液3216gを加え、均一になるまで十分混合し3時間
室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応混
合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、0.902モル%である。
【0031】この反応混合物を結晶化槽に移して95℃
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(D)を得た。このゼオライト(D)の性状を表1に
示す。
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(D)を得た。このゼオライト(D)の性状を表1に
示す。
【0032】実施例5 Na2O17wt%、Al2O322wt%を含有する
アルミン酸ナトリウム水溶液29gを、攪拌しながら2
1.70wt%の水酸化ナトリウム水溶液230gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子232gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
アルミン酸ナトリウム水溶液29gを、攪拌しながら2
1.70wt%の水酸化ナトリウム水溶液230gに加
えた。この溶液を、撹拌しながらSiO2濃度24wt
%の3号水硝子232gの中に加えた。この種子組成物
は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=16 SiO2/Al2O3=15 H2O/Al2O3=330 であった。この種子組成物を約1時間攪拌した後30℃
で12時間静置して種子(Y型ゼオライト前駆体物質)
を得た。
【0033】次いで、シリカ濃度24wt%の3号水硝
子8281gに純水7207gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3095gおよび前述の種子54gを加え
十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、Al
2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水溶
液3242gを加え、均一になるまで十分混合し3時間
室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応混
合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、0.098モル%である。
子8281gに純水7207gとSiO2=50.4w
t%、Na2O=0.7wt%、SO4=0.1wt%
の回収シリカ3095gおよび前述の種子54gを加え
十分攪拌混合した。これに、Na2O17wt%、Al
2O322wt%を含有するアルミン酸ナトリウム水溶
液3242gを加え、均一になるまで十分混合し3時間
室温で攪拌熟成した。このようにして調製された反応混
合物の組成は酸化物モル比で Na2O/Al2O3=2.80 SiO2/Al2O3=8.50 H2O/Al2O3=130 であった。反応混合物中の全Al2O3に対する前述の
種子Al2O3の量は、0.098モル%である。
【0034】この反応混合物を結晶化槽に移して95℃
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(E)を得た。このゼオライト(E)の性状を表1に
示す。
で96時間、結晶化するまで加温熟成を行なった。熟成
終了後、温度を70℃以下に冷却したのち、反応混合物
を取り出し濾過、洗浄、乾燥を行ないNaY型ゼオライ
ト(E)を得た。このゼオライト(E)の性状を表1に
示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1からゼオライト合成時における種子量
とNaY型ゼオライトの結晶子径との関係を図1に示
す。
とNaY型ゼオライトの結晶子径との関係を図1に示
す。
【0037】図1に示した、ゼオライト合成時における
種子量(x)とNaY型ゼオライトの結晶子径(y)と
の関係は、次の実験式で表すことができる。
種子量(x)とNaY型ゼオライトの結晶子径(y)と
の関係は、次の実験式で表すことができる。
【数3】 y=−118.08ln(x)+930 (II) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕 そして、式(II)で表される結晶子径の各測定値との標
準誤差(σ)は、±19(Å)であり、誤差範囲を通常
妥当な範囲と考えられる3σ=±58(Å)とすると、
NaY型ゼオライトの結晶子径(y)は、特許請求の範
囲に示す式(I)で表すことができる。
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕 そして、式(II)で表される結晶子径の各測定値との標
準誤差(σ)は、±19(Å)であり、誤差範囲を通常
妥当な範囲と考えられる3σ=±58(Å)とすると、
NaY型ゼオライトの結晶子径(y)は、特許請求の範
囲に示す式(I)で表すことができる。
【0038】
【発明の効果】(1)本発明により、種子量とその種子
より得られた合成NaY型ゼオライトの結晶子径との関
係が明白になったことにより、所望の結晶子径をもつ合
成NaY型ゼオライトを提供できる。 (2)所望の結晶子径をもつ合成NaY型ゼオライトが
得られることにより、所望の反応において用いる触媒に
最も適した結晶子径をもつNaY型ゼオライトを選択的
に使用することができ、該触媒の使用による反応効率を
最適のものとすることができた。
より得られた合成NaY型ゼオライトの結晶子径との関
係が明白になったことにより、所望の結晶子径をもつ合
成NaY型ゼオライトを提供できる。 (2)所望の結晶子径をもつ合成NaY型ゼオライトが
得られることにより、所望の反応において用いる触媒に
最も適した結晶子径をもつNaY型ゼオライトを選択的
に使用することができ、該触媒の使用による反応効率を
最適のものとすることができた。
【0039】以下に本発明の実施態様項を列記する。 (1)種子を使用する方法で合成されたNaY型ゼオラ
イトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子径とゼオ
ライト合成時における種子量との関係が、下記式(I)
イトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子径とゼオ
ライト合成時における種子量との関係が、下記式(I)
【数4】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライト。 (2)種子を使用する方法で合成されたNaY型ゼオラ
イトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子径とゼオ
ライト合成時における種子量との関係が、下記式(I)
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライト。 (2)種子を使用する方法で合成されたNaY型ゼオラ
イトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子径とゼオ
ライト合成時における種子量との関係が、下記式(I)
【数5】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れるものであって、かつyの値が600〜5000Åで
あることを特徴とするNaY型ゼオライト。 (3)前記yの値が800〜5000Åである前項
(2)記載のNaY型ゼオライト。 (4)前記yの値が900〜5000Åである前項
(2)記載のNaY型ゼオライト。
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れるものであって、かつyの値が600〜5000Åで
あることを特徴とするNaY型ゼオライト。 (3)前記yの値が800〜5000Åである前項
(2)記載のNaY型ゼオライト。 (4)前記yの値が900〜5000Åである前項
(2)記載のNaY型ゼオライト。
【図1】実施例1〜5におけるゼオライト合成時の種子
量とNaY型ゼオライトの結晶子径との関係を示すグラ
フである。
量とNaY型ゼオライトの結晶子径との関係を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 【請求項1】 種子を使用する方法で合成されたNaY
型ゼオライトであって、該NaY型ゼオライトの結晶子
径とゼオライト合成時における種子量との関係が、下記
式(I) 【数1】 −118.08ln(x)+988≦y≦−118.08ln(x)+872 (I) 〔式中、yは、NaY型ゼオライトの結晶子径(Å)を
表し、xは、ゼオライト合成時における全Al2O3に
対する種子Al2O3の量(モル%)を表す。〕で表さ
れることを特徴とするNaY型ゼオライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23328499A JP2001058816A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | NaY型ゼオライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23328499A JP2001058816A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | NaY型ゼオライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001058816A true JP2001058816A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=16952697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23328499A Pending JP2001058816A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | NaY型ゼオライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001058816A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003095643A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Nippon Oil Corp | 超安定y型ゼオライト |
CN100404418C (zh) * | 2004-12-09 | 2008-07-23 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种高硅铝比小晶粒NaY分子筛的制备方法 |
WO2010021315A1 (ja) | 2008-08-19 | 2010-02-25 | 東ソー株式会社 | 高耐熱性β型ゼオライト及びそれを用いたSCR触媒 |
JP2011526897A (ja) * | 2008-06-30 | 2011-10-20 | ユーオーピー エルエルシー | 芳香族炭化水素からメタキシレンを分離するための吸着剤と方法 |
RU2476378C1 (ru) * | 2011-07-25 | 2013-02-27 | Учреждение Российской академии наук Институт геологии и минералогии им. В.С. Соболева Сибирского отделения РАН | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ЦЕОЛИТА NaY |
CN104591213A (zh) * | 2013-11-03 | 2015-05-06 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种小晶粒NaY型分子筛的制备方法 |
CN104588080A (zh) * | 2013-11-03 | 2015-05-06 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种加氢裂化催化剂的制法 |
CN104591210A (zh) * | 2013-11-03 | 2015-05-06 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种小晶粒NaY型分子筛的改性方法 |
JP2015193007A (ja) * | 2006-03-31 | 2015-11-05 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 水素化分解触媒および燃料基材の製造方法 |
JP2017502912A (ja) * | 2013-12-09 | 2017-01-26 | 中国科学院大▲連▼化学物理研究所Dalian Institute Of Chemical Physics,Chinese Academy Of Sciences | 高シリカアルミナ比のNaY型分子篩の製造方法及びその製品 |
CN111087001A (zh) * | 2018-10-24 | 2020-05-01 | 中国石油化工股份有限公司 | 小晶粒NaY型分子筛的制备方法 |
CN113830775A (zh) * | 2020-06-23 | 2021-12-24 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种硅铝材料、其制备和低生焦高活性重油转化催化裂化催化剂 |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP23328499A patent/JP2001058816A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8722560B2 (en) | 2008-08-19 | 2014-05-13 | Tosoh Corporation | Highly heat-resistant β-type zeolite and SCR catalyst employing the same |
WO2010021315A1 (ja) | 2008-08-19 | 2010-02-25 | 東ソー株式会社 | 高耐熱性β型ゼオライト及びそれを用いたSCR触媒 |
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JP2017502912A (ja) * | 2013-12-09 | 2017-01-26 | 中国科学院大▲連▼化学物理研究所Dalian Institute Of Chemical Physics,Chinese Academy Of Sciences | 高シリカアルミナ比のNaY型分子篩の製造方法及びその製品 |
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