JPH10512408A - 電子的記録カメラ - Google Patents

電子的記録カメラ

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JPH10512408A JP8521013A JP52101396A JPH10512408A JP H10512408 A JPH10512408 A JP H10512408A JP 8521013 A JP8521013 A JP 8521013A JP 52101396 A JP52101396 A JP 52101396A JP H10512408 A JPH10512408 A JP H10512408A
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Abstract

(57)【要約】 ビデオカメラ・レコーダ(1000)は、光学的イメージを受け取りイメージを表わすビデオ信号(Iv)を発生するイメージ発生手段(205,200)と光学的イメージを見るためのビューファインダー(5000)を含んでいる。同期信号発生手段(3000)がイメージ発生手段(205,200)に結合される。記録手段(500)は、同期信号発生手段(3000)とイメージ発生手段(205,200)に結合される。電力の節約を最適化するための制御手段(4000)は、第1、第2、第3の動作モードを有する。第1の動作モードにおいて、制御手段(4000)は、同期信号発生手段(3000)の動作を可能とし、イメージ発生手段(205,200)と記録手段(500)の動作を不能とする。第2の動作モードにおいて、制御手段(4000)は、同期信号発生手段(3000)と記録されたイメージを表わすビデオ信号(Pbv)を再生する記録手段(500)の動作を可能とし、イメージ発生手段の動作を不能とする。第3の動作モードにおいて、制御手段(4000)は、イメージ発生手段(205,200)、同期信号発生手段(3000)、およびイメージ発生手段(205,200)からのイメージを表わすビデオ信号(Iv)を記録するための記録手段(500)の動作を可能とする。種々の他のシステム、例えば、電子的ビューファインダー(50)、またはサーボ・システム等の電力消費は、選択された動作モード、ビデオ信号の有無、外部結合の検出等に応じて制御される。

Description

【発明の詳細な説明】 電子的記録カメラ この発明は、ポータブル電子的記録カメラの分野に関するものであり、特に、 電力消費量並びに製造コストが低減されたポータブル電子的記録カメラに関する ものである。 発明の背景 ビデオ記録カメラ、すなわちカムコーダ(camcoder)は通常ソリッド ステート・イメージャを使用している。イメージャはイメージ信号を発生し、該 イメージ信号は処理されてテレビジョンによる観察用あるいは記録用のヒデオ信 号が生成される。通常、カムコーダは観察装置、すなわち場面(シーン)を観察 するための観察用ファインダー(ビューファインダー)を有し、このビューファ インダーはさらに記録された素材(material)を観察するためにも使用 される。記録部では磁気テープ記録媒体、磁気ディスク、あるいはソリッドステ ート・メモリが使用される。完成したカメラおよび記録装置はバッテリ、しばし ば充電可能なバッテリによって給電される。 図1に典型的なカムコーダが示されており、該カムコーダは図示の主要な機能 ブロックから成るものと考えられる。ズームレンズ100は場面からの光を収集 し、イメージ発生装置(imaging device)205上に集束された イメージ(image)を生成する。ズームレンズ100は、通常3つのパラメ ータ、すなわちフォーカス機構110、ズームあるいは倍率手段120、および 絞り(iris)あるいは開口度手段(aperture)130の制御を行な う。これらの光学的パラメータの制御は、通常レンズ内の構成部品を物理的に移 動させることによって容易に実行される。例えば、絞りすなわちレンズの開口度 調整は多数の羽根をもったダイアフラムによって行なわれ、ズームおよびフォー カス機構の調整は内部レンズの位置変更によって容易に行なわれる。このような 機械的な移動は電気的に作動化されるモータ、しばしば被制御パラメータの最適 値で自動的に設定するように制御されるサーボによって行なわれる。 イメージ発生装置205は、例えば、ビデオ信号発生器200の一部として図 1に示されている電荷結合装置すなわちCCDからなる。このビデオ信号発生器 200はCCDから受信した信号を処理してその白黒のレベルを安定化し、白バ ランスを自動的に制御し、陰極線管すなわちCRTによる観察のために発生され たビデオ信号を前置修正(pre−correct)あるいはガンマ補正する。 また、イメージのシャープさを増強し、フォーカス機構および絞り調整のために レンズに結合されるサーボ制御信号を供給するための処理が行なわれる。 処理されたビデオ信号はエンコーダ300によって符号化され、該エンコーダ 300はテレビジョンによる観察用の標準カラー信号を生成する。また、ビュー ファインダー50に供給されるビデオ信号が発生される。ルミナンス信号および 符号化されたカラー副搬送波信号は、エンコーダ300によって発生され、また ヘッドドラム510によってヘッドに結合される増幅器505により記録処理さ れる。 記録装置500は、例えば、記録、再生および消去ヘッドからなる回転ヘッド 機構、すなわちドラム510を使用した磁気テープレコーダとして図示されてい る。記録媒体を移動させるために、ピンチローラ530を具えたキャプスタン5 20が使用されている。記録装置500は、テープ装填機構およびモータ527 によってテープカセット501から引き出されたテープ504が挿入され装填さ れた状態で示されている。カセット501はテープ供給リール502とテープ巻 き取りリール503とからなる。ヘッドドラム510はモータ513によって回 転させられ且つビデオ信号に同期している。同様に、キャプスタン520はビデ オ信号に同期したモータ525によって回転させられる。 ルミナンス信号およびカラー信号は記録・再生増幅器505によって処理され 、該記録・再生増幅器505はヘッドドラム510の周囲に設けられたヘッドに より記録され、また再生される信号を生成する。増幅器505からの再生された 信号は、ビューファインダーによる観察のためおよび標準のテレビジョン信号を 生成するための処理を行なうためにエンコーダ300に供給される。このカムコ ーダはレコーダ機構制御装置560に関連して動作するマイクロプロセッサ40 0によって制御される。 オーディオ信号はマイクロフォン70によって捕捉され、増幅器75によって 増幅される。また、増幅器75は記録のためのオーディオ変調信号を発生し、ま たオーディオを再生し、出力に結合するための復調器を含んでいる。 カムコーダ10は、例えばニッケル−カドミウム構成の再充電可能な形式のバ ッテリ600により給電される。一般に、カムコーダは記録用カメラあるいはV CR再生装置として機能する。バッテリの電力消費は記録時に最大になり、ズー ムレンズおよび絞りの動作頻度と共に増大する。記録を休止し、また可視的な再 生の乱れを伴うことなく記録を再開させることのできる記録休止モードが設けら れることがしばしばある。しかしながら、このモードでは、記録を急速に再開さ せるためにヘッドドラム・モータおよびキャプスタン・ピンチローラはしばしば 給電状態に維持されるので、電力消費はしばしば僅かに節約されるに過ぎない。 カムコーダの電力消費を低減することにより、例えば、特定の寸法あるいは化 学量(chemistry)のバッテリを使用した場合でも動作時間を延長させ ることが望ましい。電力消費を低減させると、例えば、物理的に小さなバッテリ を使用することができ、小型で軽量のカムコーダを作ることができる。さらに、 電力消費量が低減すると、再充電が不能な電池あるいは例えばアルカリ電池のよ うな他の化学電池を使用してカムコーダを動作させることができる。 電子回路の変更により電力を低減する機会が得られることは明らかである。し かしながら、ビューファインダーと、ヘッドドラムおよびキャプスタン・モータ ーの同期が維持された回転の両方が主たる電力消費源となる。従って、操作の容 易性、カムコーダの操作性、またユーザの便利性について、それ相当の低下、妥 協が許容できると考えられる場合においてのみ、電力消費をかなり低減させるこ とができる。 発明の概要 ビデオカメラ記録装置は、光学的なイメージ(画像)を受け取り、イメージを 表わすビデオ信号を発生するイメージ発生手段を含んでいる。光学的なイメージ を観察するためのビューファインダーと同期信号を発生するための手段がイメー ジ発生手段に結合される。記録手段は、同期信号発生手段とイメージ発生手段と に結合される。電力の節約を最適化するための制御手段は、第1の動作モードと 第2の動作モードを有する。第1の動作モードにおいて、制御手段は同期信号発 生手段の動作を可能にし、イメージ発生手段と記録手段の動作を禁止する。第2 の動作モードにおいて、制御手段は同期信号発生手段と記録されたイメージを表 わすビデオ信号を再生する記録手段の動作を可能にし、イメージ発生手段の動作 を禁止する。 図面の簡単な説明 図1はビデオ記録カメラの構成を示すブロック図である。 図2はこの発明の各種の特徴を具えたビデオ記録カメラをブロック図の形で示 した図である。 図3は電子的ビューファインダーを具えた本発明によるビデオ記録カメラをブ ロック図の形で示した図である。 発明の詳細な説明 図1のブロック図の形で示したビデオ記録カメラは、記録または再生のいずれ かを行なうようにヘッドドラム510の周囲を取り巻いて装填された磁気テープ 504を有している。典型的な2つの動作モード、すなわちカメラ(CAMER A)モードとVCRモードが設けられている。VCRモードでは、テープ504 からの再生が行なわれ、再生されたビデオ信号はビューファインダーに表示させ るために供給され、また記録されたビデオ信号をビデオモニタやテレビジョン受 像機により外部で観察できるようにするための出力信号を供給する。このカメラ モードは、例えば3つのサブモード、すなわちシーン(場面)の撮像、撮像され たシーンの記録および記録の休止(ポーズ:pause)からなると考えられる 。しかしながら、撮像モードは、ビデオテープカセットがロードされているとき は常に記録(RECORD)休止状態にあるものと仮定する。記録休止状態では 、記録された信号の不連続性なしに記録を急速に再開できるカムコーダを用いる ことにより、ユーザは記録されたシーンを変更することができる。一般に、記録 休止(ポーズ)モードが選択されたときは、記録処理は給電された記録用増幅器 と、同期状態で回転するシリンダモータによって保持される。しかしながら、テ ープは作動化されたキャプスタン・ピンチローラと回転が停止したキャプスタン とにより停止している。従って、記録休止モードはユーザにとって操作上便利で あるが、記録期間の間に消費される電力消費を殆ど節約することができない。 図1では、制御用マイクロプロセッサ400はカムコーダのすべてのモードで バッテリ600に接続されるものとして示されている。カムコーダがオフ状態に あると、この接続状態はバッテリの主たるドレインすなわち放電源を表わしてお り、通常バッテリ内部自体の放電よりもかなり大きい。通常、このマイクロプロ セッサの接続は遠隔制御作動化が可能なようにあるいはカムコーダをターンオン することなくカセットテープを取り出すことができるようにするために設けられ ている。 図2は本発明の種々の特徴を具体化する優れたビデオ記録カメラ1000をブ ロックの形式で示した図である。図1と図2の両方の図面に共通の要素について は同じ参照番号が使用されている。図2において、手動で操作されるズームレン ズ1200は、ズームレンズの倍率を変えるためにギヤを介して結合される例え ばレバーを有するものとして示されている。手動によるズーム操作手段を設ける と電力消費が低減し、またレンズのコストも低減する。手動によるズームレンズ では、イメージの寸法は例えば6.35mm(0.25インチ)と小さく、それ に対応して後部焦点距離(バックフォーカス)は短く、従って、固定焦点動作が 可能であるので、フォーカス機構110はもはや必要でない。固定焦点レンズを 使用するとレンズのコストはさらに低減され、フォーカスのためのサーボ機構も 不必要になる。フォーカスサーボ機構を省略すると、フォーカスサーボ増幅器お よび自動フォーカス制御に関連する回路が不要になり、このことにより電力消費 並びに製造コストはさらに低減する。ズームレンズは固定焦点で手動で動作させ られるが、絞りダイアフラム130およびサーボ制御ループは、ビデオ信号のレ ベルを自動的に制御するために使用される。 図2には、光学的ビューファインダー5000が示されている。ビューファイ ンダー5000はズームレンズに光学的もしくは機械的に結合されており、ユー ザに対して撮影される視界、倍率と見かけ上同じ視界、倍率を与える。あるいは 、ビューファインダーはレンズとの結合なしに使用されてもよく、この場合は色 々なズーム倍率に対する相対的なイメージの寸法は、アイピース(eye pi ece)のグラティキュール(graticule)によって、あるいは観察用 スクリーンS上のエングレービング(engraving)によって示される。 カムコーダ1000は、例えば、1次電池あるいは再充電可能な1次電池であ るバッテリ6000によって給電されるのが有利である。1次電池、例えばアル カリ化学電池を使用すると、バッテリの充電あるいは充電器の電力が得られない 状況でもカムコーダを動作させることができる。例えば、アルカリ電池を使用す ると、ユーザは便利さの利点と、有用性ならびに広範な動作上の融通性とを享受 することができる。また、通常の再充電可能な電池、例えばNiCd電池あるい は鉛蓄電池によりカムコーダ1000に給電することもできる。さらに、接続手 段(コネクタ)J1を介して結合される外部電源、例えばAC電源あるいは自動 車のバッテリからカムコーダ1000に給電してもよい。マイクロプロセッサは 外部電源の結合を検出し、潜在的に豊富な外部電源に相応して電力低下の根本的 な理由を修正し、あるいはこれに適合させる。図2および図3では、バッテリと カムコーダの負荷との間に結合されるDC/DCコンバータ(変換器)が示され ている。しかしながら、各種の負荷、例えばモータは未調整バッテリ電源に制御 可能に直接結合されていてもよい。 カムコーダ1000で使用される有利な電力低減法は、1次電池による電源を 使用することであると断定されている。前述のように、固定焦点長さを持った手 動で操作されるズームレンズを使用することにより有効に電力を節約することが できる。手動式のズームレンズを使用すると、ユーザの操作性との妥協が強いら れるが、頻繁におこなわれ、またしばしば不必要なパワーが供給されるズーム操 作により生ずるバッテリの電力消耗を低減させることができる。さらに、ズーム 駆動モータやそれに関連する回路をフォーカスモータやオートフォーカス・サー ボシステムと共に省略することができる。光学的ビューファインダーを使用する と、電力消費とコストの両方について同様な節約が可能になる。 図2には、VCRだけ動作させるかあるいはカメラとVCRの両方を動作させ るかを選択する電源スイッチS1が示されている。また、スイッチS1には、記 録休止状態の期間の間ある回路機能への選択的給電を示す記録休止状態を示して いる。 通常、カムコーダがターンオフされると、カムコーダの電源の動作電圧範囲以 下で、最終的にはマイクロプロセッサ・システムのメモリ記憶保持電位以下に放 電するまで電流は備え付けのバッテリから引き出されて流れ続ける。このバッテ リの放電電流は通常マイクロプロセッサに供給され、バッテリ内の自己放電電流 よりも遥に大である。マイクロプロセッサの電力は、例えば遠隔制御カムコーダ の作動化あるいはテープカセットの取出しが可能なように保持される。本発明の カムコーダ1000では、モード制御スイッチS1がオフ位置にあると、備え付 けのバッテリからの外部電流の消耗が防止される。従って、マイクロプロセッサ は通常オフで、備え付けのバッテリから給電されず、IR受信機4010による 遠隔制御による作動化が不可能になり、このことによりカセットを取り出すこと ができるようにするために、カムコーダはカメラモードあるいはVCRモードの いずれかでオンである必要がある。カムコーダがターンオフされると、制御用マ イクロプロセッサ4000に関連するクロック機能およびメモリは、リチウム電 池のような内蔵された小型の再充電可能なバッテリによって保持される。さらに 、電源が得られないときの使用のために、カムコーダ1000には機械的なテー プカセット取出し機構が設けられている。取出し機構は、例えば、取出し用スプ リングが先の手動によるカセットの挿入により巻き上げられるかあるいは引き起 こされる(セットされる)スプリングにより作動化されるようなものである。緊 急の機械的カセット取出しに続いて、通常のカムコーダ動作が可能になる前に手 動でカセットを装填することにより取出し機構を再準備する必要がある。装填さ れたテープの取出しを防止するために、緊急カセット取出し用のトリガ機構は隠 蔽されていてもよく、また機械的にインターロックされていてもよい。さらに、 VCRがオフ状態にあるときは何時もテープは装填されず、カセットに戻される 。 カムコーダの電力消費を分析すると、記録モードが最大電力を消費することが 明らかになる。記録モードでは、カムコーダのイメージ発生部分と記録部分の両 方の動作を必要とする。カメラはイメージをビデオ信号に変換し、記録装置はリ ール間でテープを移送し、さらに記録のために同期回転するヘッドドラムに給電 する。 大抵のカムコーダでは、記録休止時に消費される電力は記録モード時の電力消 費と同じようなものである。しかしながら、この発明による優れたカムコーダ1 000は、記録休止モード時の電力消費を大幅に低減できるように構成されてい る。光学的ビューファインダーが使用されているので、イメージビデオ用のカム コーダの表示の用途は存在しない。従って、ユーザが記録モードを選択するまで はシーンを撮像してこれに対応するビデオ信号を発生させる要求も必要もない。 従って、イメージャ205とカメラのビデオプロセッサ200は、記録モード期 間の間のみ作動化されてバッテリの電力を消費するという利点がある。同様に、 エンコーダ300は記録期間の間は充分に給電され、記録休止期間の間は電力が 低減され、またVCRの再生モードでは出力ビデオ信号を生成するために部分的 に電力が供給される。 さらなる操作上の妥協が容認できるならば、記録休止モードについて説明した 電力低減法によりさらに電力を低減させることができる。例えば、現在では記録 が休止しているときは係合したピンチローラと共にキャプスタンモータは停止し ている。しかしながら、ヘッドドラムは継続して給電され且つ同期がとれている 。記録休止モードでヘッドドラムを停止させると電力を節約することができる。 しかしながら、この場合はヘッドドラムが同期するまで記録の再開が遅れるとい う点で必然的に動作上の妥協が強いられる。このような動作上の妥協も、充分に 短い期間、例えば約2秒であれば許容できる。このような記録時の遅延は大抵の ユーザの使用状況では殆ど問題にならず、記録の同期化の期間の間、インジケー タを発光させることにより、あるいはインジケータの状態を変化させることによ り、例えばインジケータ5050あるいは5060を閃光発光させることにより ユーザに知らせることができる。 ある種のビデオ記録フォーマットでは、記録の休止時にテープの走行方向が反 転し、予め設定された距離後退し、その後再生され、それから停止するバックス ペース編集(back space editing)として知られている技法 が採用されている。ユーザによる記録トリガの受信時に、先に記録されたテープ の部分が再生され、さらにトラッキングがセットされて、先の記録の最後の数ト ラックが重ねて記録(over recording)される。記録の休止時に ドラムの回転を停止させ、前述のようにテープの方向を反転させるが、その後テ ープの動きを停止させることにより、さらに電力を節約することができる。従っ て、テープを同じ距離後退させ、ヘッドドラムを停止させ、さらに前述のように テープを順方向に移動させないことにより、電力が節約される。しかしながら、 ユーザからの記録トリガを受信すると、ドラムのモータを起動させる必要があり 、またトラッキングをセットする前に同期をとる必要がある。さらに、重ね記録 (over recording)を開始させるために、キャプスタンはテープ を予め定められた位置に移動させなければならない。通常、テープは約112ト ラック後退させられ、記録休止状態に停止させる前に約76トラック順方向に移 動される。記録トリガ時にテープはトラッキングをセットするために約30トラ ック再生され、それから重ね記録が開始される。従って、ドラムモータを同期化 し、テープを移動させ、トラッキング情報を回復するために約106の記録され たトラックの期間が利用できる。記録休止時にバックスペース編集のシーケンス を変更することにより、記録開始を僅かに遅延させるだけでドラムモータの電力 消費を大幅に節約することができる。通常、記録の開始は約30フィールドだけ 遅延され、この遅延は、この提案された方法の場合、約106フィールドになる 。ドラムモータの同期化時間を短縮するために、開始期間の間にモータ駆動増幅 器に給電するための加速電源Vaccに切り換えられる。図2および図3には、ヘ ッドドラムモータ515に接続される3位置スイッチが示されており、実際のス イッチ機能は集積回路によるモータ駆動増幅器により実現される。しかしながら 、図示の3位置は停止モードS、ラン(動作)モードR、および加速モードAを 表わしている。記録トリガの受信に続いて、例えば1秒間の初期期間の間、ある いは同期回転が得られるまでより高い電源電圧Vaccが供給される。その期間後 は通常のランモードの電源電圧に復帰される。加速電源からラン電源への変化は 、不必要に付加的なあるいは長いサーボロックアップ時間を避けるような傾きで 低下するように調整される。より高い電圧の加速電源Vaccを使用すると、例え ばテープは現行の112トラックより短い距離後退させられ、106フィールド の遅延を減少させることができるドラムの同期化時間を得ることができる。 カムコーダ1000についてさらに検討すると、手動で且つ焦点合わせのない ズームレンズおよび光学的ビューファインダーを使用することにより、記録モー ドにおいてのみ、カメラのイメージ発生および処理部分に給電すればよいことが 提案される。このように電力が節約できる理由は、カメラは例えばYとCの記録 ビデオ信号のみを発生するという妥協の結果として得られるものである。符号化 されたビデオ出力信号は、記録モードあるいは記録休止モード期間の間はカメラ から得られない。標準の符号化されたビデオ出力信号はビデオ再生期間の間のみ 発生され、あるいはテープカセットが装填されていないときにカメラから発生さ れる。 図2では、ヘッドドラム510はヘッドA、B、およびEを有するものとして 示されており、通常ヘッドAおよびBは共に記録および再生用として使用され、 ヘッドEは消去用として使用される。ヘッドAおよびBはドラム上に公称180 °の角度離れて配置されており、ドラムに巻回されたテープ504の巻回角によ り、1個のヘッドAもしくはBがテープと接触している期間を与えると共に、他 の期間は両方のヘッドがテープと接触している。しかしながら、記録時において 、1個の記録ヘッドがテープと接触している期間の間は、他のヘッドとそれに関 連する記録用増幅器は何もない所(fresh air)に導かれる記録フィー ルドを無駄に発生する。テープとの非接触期間の間、各ヘッドおよび関連する記 録用増幅器をターンオフするか、あるいはゲートにより制御することにより、記 録用増幅器の電力消費を低減させることができる。しかしながら、この記録用ゲ ート制御のタイミングは、テープの端部が必要とする期間だけオーバーラップし て記録されるようにしなければならない。図2および図3では、典型的なテープ の非接触角として約120°の角度が示されており、この場合、ゲート制御され た記録用増幅器の電力は約30%節約される。記録休止状態の期間の間は、両方 の記録用増幅器はターンオフされて、電力消費はさらに節約される。 カムコーダ1000内のすべての電子的システムの電力を低下させても、ユー ザにとってなお満足できる短い記録開始時間を与えることができるわけでないこ とは明らかである。例えば、図2では、カムコーダ1000はすべてのモードで 給電される制御用マイクロプロセッサ4000、同期発生器3000およびサー ボ機構560を有するものとして示されているが、マイクロプロセッサ4000 に応答して制御される。もしカムコーダ1000が記録休止状態にあり、マイク ロプロセッサ4000が記録コマンド(command)を受信すると、各種の 静止(quiescent)システムが順次パワーアップされる。例えば、同期 パルスの安定性を維持するために、同期発生器3000は連続的に給電されて同 期パルスを発生し、ヘッドドラムモータ515およびキャプスタンモータ525 に給電して同期化回転を開始させる。ヘッドドラムモータのロックアップ(lo ckup time)時間(例えば、安定状態に固定されるまでの時間)は、非 休止コマンドに後続する記録開始時の遅延の決定に大きな影響を与える。モータ の開始に引き続いてカメラのビデオプロセッサ2000に再給電され、最終的に はモータの同期化の直前にビデオおよびオーディオ記録増幅器505に再給電さ れる。 図3に例示したカムコーダでは、電力を消費する負荷を有利に制御することに より、電力を有効に節約することができる。例えば、モノクロの電子的ビューフ ァインダーは通常陰極線管を採用しており、1ワットよりも僅かに少ない電力を 消費し、カラーディスプレイは液晶ディスプレイを使用しており、その電力消費 は1ワットよりも僅かに大である。従って、全電力消費が約5ワットの典型的な カムコーダでは、ビューファインダーをターンオフすることにより電力を有効に 節約することができる。しかしながら、このような電力の節約によりユーザに操 作上の制約を強いることになる。カムコーダは元来、ビューファインダーが簡単 、迅速に、しかも自動的に再起動されるならば、上記ビューファインダーはパワ ーダウンされる期間が存在することを示唆している。例えば、記録休止状態では 、次に希望する場面あるいはシーンは暫くの間は発生しない。この場合、記録休 止状態に入ると約30秒のタイマーがセットされ、30秒以内に記録モードが再 開されると、タイマーはリセットされる。しかしながら、30秒以内にタイマー がリセットされないとビューファインダーは自動的にターンオフされるか、ある いは低電力消費状態にされ、この場合、例えばLCDのバックライトは消灯され る。カムコーダの制御手段に触れることによって、例えば制御手段Z1によるズ ームモータ120の作動化が結合手段4003を介して感知されると、ビューフ ァインダーはターンオンされる。通常、モノクロディスプレイ、カラーディスプ レイ共パワーオンから約1秒以内に動作可能になる。 マイクロプロセッサ4000はビデオ記録カメラに対する外部インターフェー スを有効にモニタしており、このような外部インターフェースはユーザによる制 御手段およびスイッチ、オーディオ、ビデオおよび電源の接続からなる。例えば 、マイクロプロセッサ4000は結合手段4002を介してビデオ外部結線J2 の状態を感知する。外部ディスプレイ装置D1に結合されると、そのことが検出 され、それに応答して電子的ビューファインダー50はマイクロプロセッサ40 00によって非作動化される。外部ディスプレイ装置が切り離されると、直ちに ビューファインダーの動作が回復される。 各出力端子J2,J3が外部モニタ装置に結合されていると、出力オーディオ およびビデオ信号を発生させる必要があるにすぎない。例えば、ビデオディスプ レイあるいはRF変調器は複合ビデオ信号あるいは成分ビデオ信号を必要とし、 この場合、ビデオ出力信号フォーマッティング回路300は表示のために結合さ れているとき、バッテリの電力を消費する必要があるにすぎない。従って、外部 インターフェースの結合をモニタすることにより、必要とする回路機能にのみ選 択的に給電することによりバッテリの消費を一定量に保つことができる。 ユーザの希望するコマンドを有効にするために、マイクロプロセッサ4000 は、通常、ユーザ用の制御手段およびスイッチをモニタする。しかしながら、こ れらの外部インターフェースコマンドはビデオ記録カメラ内の電力消費を適応性 をもって制御するために使用することもできる。例えば、再生モードを選択する と、テープの非記録部分の再生期間の間は、電子的ビューファインダーを自動的 に非作動化することができる。例えば、所定期間の記録された信号の消失(lo ss)に続く再生あるいはイメージ(画像)サーチ期間時は、電子的ビューファ インダーは自動的に非作動化される。この自動的非作動化は、例えば、同期パル スの不存在、大きな振幅のランダムなノイズ信号の存在が検出されることにより 行なわれる。再現されたビデオ、カメラのビデオのリターン、あるいはカムコー ダのいずれかの制御手段に触れることによりビューファインダーは自動的に再起 動される。 外部電源P1が外部インターフェースのコネクタJ1を介してカムコーダに結 合されることがある。外部結合が存在することは例示的には接続手段4001に よって感知され、これに応答してマイクロプロセッサ4000はカムコーダによ って使用されている電力節約の程度を適応性をもって決定する。例えば、記録休 止状態では、外部電源の存在は各種のサーボ制御モータシステムの動作を持続さ せ、それによって記録モードの再開時の遅延を減少させる。 ズーミング期間の間、イメージの倍率が変えられるときに自動光学的フォーカ ス(焦点合わせ)が必要になることがある。従って、ズーム制御手段が作動化さ れているときのみ自動フォーカスシステムに有利に給電されて、フォーカスを最 適に調整することが有利である。しかしながら、このような自動フォーカシング 制御の根拠は無効になることがある。従って、自動フォーカシングはまた場面の 明るさの変化によって作動化され、恐らく場面内の変化を表わし、また自動絞り あるいはAGC信号の変化によって表わされる。給電を選択的に停止させること によって、不必要なフォーカスの変動を防止し、これに伴って必然的に電力を節 約することができる。しかしながら、自動フォーカス制御が必要な状況は識別さ れ、自動フォーカス制御サーボは作動化される。この自動フォーカスの電力節約 装置はユーザにより無効(defeat)にされる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月18日 【補正内容】 たオーディオを再生し、出力に結合するための復調器を含んでいる。 カムコーダ10は、例えばニッケル−カドミウム構成の再充電可能な形式のバ ッテリ600により給電される。一般に、カムコーダは記録用カメラあるいはV CR再生装置として機能する。バッテリの電力消費は記録時に最大になり、ズー ムレンズおよび絞りの動作頻度と共に増大する。記録を休止し、また可視的な再 生の乱れを伴うことなく記録を再開させることのできる記録休止モードが設けら れることがしばしばある。しかしながら、このモードでは、記録を急速に再開さ せるためにヘッドドラム・モータおよびキャプスタン・ピンチローラはしばしば 給電状態に維持されるので、電力消費はしばしば僅かに節約されるに過ぎない。 カムコーダの電力消費を低減することにより、例えば、特定の寸法あるいは化 学量(chemistry)のバッテリを使用した場合でも動作時間を延長させ ることが望ましい。電力消費を低減させると、例えば、物理的に小さなバッテリ を使用することができ、小型で軽量のカムコーダを作ることができる。さらに、 電力消費量が低減すると、再充電が不能な電池あるいは例えばアルカリ電池のよ うな他の化学電池を使用してカムコーダを動作させることができる。 電子回路の変更により電力を低減する機会が得られることは明らかである。し かしながら、ビューファインダーと、ヘッドドラムおよびキャプスタン・モータ ーの同期が維持された回転の両方が主たる電力消費源となる。従って、操作の容 易性、カムコーダの操作性、またユーザの便利性について、それ相当の低下、妥 協が許容できると考えられる場合においてのみ、電力消費をかなり低減させるこ とができる。 米国特許5,099,364号に、光学的ファインダーを使用するビデオカメ ラが開示されている。米国特許5,099,364号は、受動的ファインダーを 使用するので、バッテリの電力を節約するために、記録モードが選択された場合 にのみイメージ発生用および記録用の負荷が付勢されると述べている。また、米 国特許5,099,364号は、記録ヘッドドラムの慣性を考慮して、記録ヘッ ドドラムがほぼ同期するまでイメージ発生回路に電力が供給されないことを開示 する。 日本特許出願公開5−207399号公報は、電子的ファインダーを備えるカ ムコーダのバッテリ電力の節約について述べている。この出願に開示されている センサーは、例えば、電子的ファインダーの接眼レンズあるいは持ち運び用のハ ンドル/グリップにおいて使用者の存在を検出する。使用者が不在であることを 感知すると、電子的ファインダーに供給される電力は減じられ、それによって、 バッテリ電力の消耗が減じられる。 発明の概要 ビデオカメラ記録装置は、光学的なイメージ(画像)を受け取り、イメージを 表わすビデオ信号を発生するイメージ発生手段を含んでいる。光学的なイメージ を観察するためのビューファインダーと同期信号を発生するための手段がイメー ジ発生手段に結合される。記録手段は、同期信号発生手段とイメージ発生手段と に結合される。電力の節約を最適化するための制御手段は、第1の動作モードと 第2の動作モードを有する。第1の動作モードにおいて、制御手段は同期信号発 生手段の動作を可能にし、イメージ発生手段と記録手段の動作を禁止する。第2 請求の範囲 1.光学的イメージを受け取り、イメージを表わすビデオ信号(Iv)を発生す るイメージ発生手段(205,200)と、 前記光学的イメージを見るためのビューファインダー(5000)と、 前記イメージ発生手段(205,200)に結合される同期信号を発生する手 段(3000)と、 前記同期信号発生手段(3000)と前記イメージ発生手段(205,200 )に結合される記録手段(500)と、 電力節約を最適化する制御手段(4000)とを含み、 前記制御手段(4000)が、前記同期信号発生手段(3000)の動作を可 能とし、前記イメージ発生手段(205,200)と前記記録手段(500)の 動作を不能とする第1の動作モードと、 前記制御手段(4000)が、前記同期信号発生手段(3000)と前記記録 されたイメージを表わすビデオ信号(Iv)を再生する前記記録手段(500) の動作を可能とし、前記イメージ発生手段(205,200)の動作を不能とす る第2の動作モードと、 前記制御手段(4000)が、前記イメージ発生手段(205,200)、前 記同期信号発生手段(3000)、および前記イメージ発生手段(205,20 0)から前記イメージを表わす前記ビデオ信号(Iv)を記録するための前記記 録手段(500)の動作を可能とする第3の動作モードとを有する、ビデオカメ ラ・レコーダ(1000)。 2.前記制御手段(4000)が、パワーオフ選択(S1)に応答して、前記ビ デオカメラ・レコーダ(1000)をターンオフし、前記ビデオカメラ・レコー ダ(1000)に結合されたバッテリーから成る電源(6000)を切り離す、 請求項1記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 3.前記制御手段(4000)が、パワーオフ選択(S1)に応答して、記録媒 体カセット(501)のローディングとアンローディングを禁止する、請求項1 記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 4.前記制御手段(4000)が、パワーオフ選択(S1)に応答して、リモー トコントロール(4010)を禁止する、請求項1記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。 5.前記制御手段(4000)が、前記第1の動作モードにおいて、記録媒体カ セット(501)のローディングとアンローディングを可能にする、請求項1記 載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 6.前記制御手段(4000)が、前記第3の動作モードにおいて、前記記録手 段(500)の同期に応答して、記録の開始を遅延させる、請求項1記載のビデ オカメラ・レコーダ(1000)。 7.前記記録の遅延が視覚的に示される、請求項6記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。 8.前記制御手段(4000)が、前記第3の動作モードにおいて、第1の所定 の期間の間、前記イメージを表わすビデオ信号(Iv)を記録するために、前記 記録手段(500)の記録用増幅器(505)を作動化し、第2の所定の期間の 間、前記記録用増幅器(505)を非作動化する、請求項1記載のビデオカメラ ・レコーダ(1000)。 9.前記第1の所定の期間が、記録ヘッドと記録媒体(504)との間の接触時 間を表わす、請求項8記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 10.前記第2の所定の期間が、記録ヘッドと記録媒体(504)との間の接触 時間を表わす、請求項8記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 11.前記制御手段(4000)が、前記第3の動作モードにおいて、前記イメ ージを表わすビデオ信号(Iv)の前記記録を休止し、前記記録用増幅器(50 5)の動作を禁止する、請求項8記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 12.前記記録手段(500)が、ヘッドドラム(510)を含み、休止状態に ある前記第3の動作モードに応答して、前記制御手段(4000)が前記ヘッド ドラム(510)の回転を終了させる、請求項1記載のビデオカメラ・レコーダ (1000)。 13.前記第3の動作モードが再開したき、前記制御手段(4000)が前記ヘ ッドドラム(510)の回転を作動化する、請求項12記載のビデオカメラ・レ コーダ(1000)。 14.前記制御手段(4000)が、前記ヘッドドラムの回転を作動化し、制御 された期間の間、ヘッドドラムの駆動増幅器に加速電圧を結合させる、請求項1 1記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 15.前記第3の動作モードが再開したとき、前記ヘッドドラム(510)の同 期のとれた回転がない場合は、前記制御手段(4000)が記録の開始を禁止す る、請求項12記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 16.前記記録が禁止されている間、前記制御手段(4000)が、視覚による インディケータ(550)を作動化する、請求項15記載のビデオカメラ・レコ ーダ(1000)。 17.前記第3の動作モードが休止し、所定の期間内に前記第3の動作モードの 再開がない場合、前記制御手段(4000)が、前記第3の動作モードを終了さ せ、前記第1の動作モードが開始される、請求項1記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。 18.前記制御手段(4000)が、前記第2の動作モードにおいてのみ、出力 ビデオ信号(Vo)の発生を可能にする、請求項1記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,US,UZ,VN 【要約の続き】 信号発生手段(3000)、およびイメージ発生手段 (205,200)からのイメージを表わすビデオ信号 (Iv)を記録するための記録手段(500)の動作を 可能とする。種々の他のシステム、例えば、電子的ビュ ーファインダー(50)、またはサーボ・システム等の 電力消費は、選択された動作モード、ビデオ信号の有 無、外部結合の検出等に応じて制御される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光学的イメージを受け取り、イメージを表わすビデオ信号(Iv)を発生す るイメージ発生手段(205,200)と、 前記光学的イメージを見るためのビューファインダー(5000)と、 前記イメージ発生手段(205,200)に結合される同期信号を発生する手 段(3000)と、 前記同期信号発生手段(3000)と前記イメージ発生手段(205,200 )に結合される記録手段(500)と、 電力節約を最適化する制御手段(4000)とを含み、 前記制御手段(4000)が、前記同期信号発生手段(3000)の動作を可 能とし、前記イメージ発生手段(205,200)と前記記録手段(500)の 動作を不能とする第1の動作モードと、 前記制御手段(4000)が、前記同期信号発生手段(3000)と前記記録 されたイメージを表わすビデオ信号(Iv)を再生する前記記録手段(500) の動作を可能とし、前記イメージ発生手段(205,200)の動作を不能とす る第2の動作モードを有するビデオカメラ・レコーダ(1000)。 2.前記制御手段(4000)が第3の動作モードを有し、該第3の動作モード において、前記制御手段(4000)が、前記イメージ発生手段(205,20 0)、前記同期信号発生手段(3000)、および前記イメージ発生手段(20 5,200)から前記イメージを表わす前記ビデオ信号(Iv)を記録するため の前記記録手段(500)の動作を可能とする、請求項1記載のビデオカメラ・ レコーダ(1000)。 3.前記制御手段(4000)が第3の動作モードを有し、該第3の動作モード において、前記制御手段(4000)が、前記ビデオカメラ・レコーダ(100 0)をターンオフし、前記ビデオカメラ・レコーダ(1000)に結合されたバ ッテリーから成る電源(6000)を切り離す、請求項1記載のビデオカメラ・ レコーダ(1000)。 4.前記制御手段(4000)が第3の動作モードを有し、該第3の動作モード において、前記制御手段(4000)が前記ビデオカメラ・レコーダ(1000 )をターンオフし、記録媒体カセット(501)のローディングとアンローディ ングを禁止する、請求項1記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 5.前記制御手段(4000)が第3の動作モードを有し、該第3の動作モード において、前記制御手段(4000)が、前記ビデオカメラ・レコーダ(100 0)をターンオフし、リモートコントロール(4010)を禁止する、請求項1 記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 6.前記第1の動作モードにおいて、前記制御手段(4000)が、記録媒体カ セット(501)のローディングとアンローディングを可能にする、請求項1記 載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 7.前記第3の動作モードにおいて、前記制御手段(4000)が、前記記録手 段(500)の同期に応答して、記録の開始を遅延させる、請求項2記載のビデ オカメラ・レコーダ(1000)。 8.前記記録の遅延が視覚的に示される、請求項7記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。 9.前記第3の動作モードにおいて、前記制御手段(4000)が、第1の所定 の期間の間、前記イメージを表わすビデオ信号(Iv)を記録するために、前記 記録手段(500)の記録用増幅器(505)を作動化し、第2の所定の期間の 間、前記記録用増幅器(505)を非作動化する、請求項2記載のビデオカメラ ・レコーダ(1000)。 10.前記第1の所定の期間が、記録ヘッドと記録媒体(504)との間の接触 時間を表わす、請求項9記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 11.前記第2の所定の期間が、記録ヘッドと記録媒体(504)との間の接触 時間を表わす、請求項9記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 12.前記第3の動作モードにおいて、前記制御手段(4000)が、前記イメ ージを表わすビデオ信号(Iv)の前記記録を休止し、前記記録用増幅器(50 5)の動作を禁止する、請求項9記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 13.前記記録手段(500)が、ヘッドドラム(510)を含み、休止状態に ある前記第3の動作モードに応答して、前記制御手段(4000)が前記ヘッド ドラム(510)の回転を終了させる、請求項2記載のビデオカメラ・レコーダ (1000)。 14.前記第3の動作モードが再開したき、前記制御手段(4000)が前記ヘ ッドドラム(510)の回転を作動化する、請求項13記載のビデオカメラ・レ コーダ(1000)。 15.前記制御手段(4000)が、前記ヘッドドラムの回転を作動化し、制御 された期間の間、ヘッドドラムの駆動増幅器に加速電圧を結合させる、請求項1 2記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 16.前記第3の動作モードが再開したとき、前記ヘッドドラム(510)の同 期のとれた回転がない場合は、前記制御手段(4000)が記録の開始を禁止す る、請求項13記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 17.前記記録が禁止されている間、前記制御手段(4000)が、視覚による インディケータ(550)を作動化する、請求項16記載のビデオカメラ・レコ ーダ(1000)。 18.前記第3の動作モードが休止し、所定の期間内に前記第3の動作モードの 再開がない場合、前記制御手段(4000)が、前記第3の動作モードを終了さ せ、前記第1の動作モードが開始される、請求項2記載のビデオカメラ・レコー ダ(1000)。 19.前記第2の動作モードにおいてのみ、前記制御手段(4000)が出力ビ デオ信号(Vo)の発生を可能にする、請求項1記載のビデオカメラ・レコーダ (1000)。 20.前記第3の動作モードの開始に応答して、前記カセット(501)の記録 媒体(504)が抜き取られ、前記カセット(501)に戻される、請求項4記 載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 21.ビデオカメラ・レコーダのバッテリー電源(6000)を消費させること なく、前記記録媒体を機械的に取り出すための手段(575)を含んでいる、請 求項4記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 22.光学的イメージを受け取り、イメージを表わすビデオ信号(Iv)を発生 するイメージ発生手段(205,200)と、 前記イメージ発生手段に結合され、前記イメージを表わすビデオ信号(Iv) を見るためのビューファインダー(50)と、 前記イメージ発生手段(205,200)に結合される記録手段(500)と 、 前記イメージ発生手段(205,200)、前記記録手段(500)、および 前記電子的ビューファインダー(5000)に結合される制御手段(4000) とを含み、 前記記録手段(500)が、前記イメージ発生手段(205,200)からの 前記イメージを表わすビデオ信号(Iv)を記録しているときだけ、前記イメー ジ発生手段(205,200)、前記ビューファインダー(50)、および前記 記録手段(500)の同時動作を可能とすることにより、前記制御手段(400 0)が電力消費を節約する、ビデオカメラ・レコーダ(1000)。 23.光学的イメージを受け取り、イメージを表わすビデオ信号を発生するイメ ージ発生手段(205,200)と、 前記イメージ発生手段(205,200)に結合され、前記イメージを表わす ビデオ信号を見るためのビューファインダー(50)と、 前記イメージ発生手段(205,200)に結合される記録手段(500)と 、 前記イメージ発生手段(205,200)、前記記録手段(500)、および 前記電子的ビューファインダー(5000)に結合される制御手段(4000) とを含み、 前記制御手段(4000)は、前記イメージ発生手段(205,200)と前 記ビューファインダー(50)が動作可能なとき、第1の動作モードにおいて、 前記記録手段(500)の動作を禁止することにより電力消費を節約し、 前記制御手段(4000)は、前記記録手段(500)が記録されたイメージ を表わすビデオ信号(Pbv)を再生する第2の動作モードの間前記イメージ発生 手段(205,200)の動作を禁止することにより電力消費を節約し、前記再 生された記録イメージを表わすビデオ信号(Pbv)がないと、前記ビューファイ ンダー(50)の動作を禁止し、 前記制御手段(4000)は、前記記録手段(500)が前記イメージ発生手 段(205,200)から前記イメージを表わすビデオ信号(Iv)を記録して いる第3の動作モードにおいてのみ、前記イメージ発生手段(205,200) 、前記ビューファインダー(50)、および前記記録手段(500)の動作を可 能とすることにより電力消費を節約する、ビデオカメラ・レコーダ(1000) 。 24.前記第1の動作モードにおいてのみ、前記制御手段(4000)が記録媒 体カセット(501)のローディングとアンローディングを可能にする、請求項 23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 25.前記制御手段(4000)が、第4の動作モードにおいて、前記ビデオカ メラ・レコーダ(1000)の動作を禁止し、前記ビデオカメラ・レコーダ(1 000)に結合されたバッテリーによる電源(6000)を切り離すことにより 電力消費を節約する、請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 26.前記制御手段(4000)が、第4の動作モードにおいて、記録媒体カセ ット(501)のローディングとアンローディングを禁止することにより電力消 費を節約する、請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 27.前記制御手段(4000)が、前記再生された記録イメージを表わすビデ オ信号(Pbv)が所定の期間の間存在しないことに応答して、前記ビューファイ ンダー(50)の動作を禁止する、請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ( 1000)。 28.前記再生された記録イメージを表わすビデオ信号の存在することに応答し て、前記制御手段(4000)が前記ビューファインダー(50)の動作を可能 とする、請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 29.ユーザによる任意の制御動作に応答して、前記制御手段(4000)が前 記ビューファインダー(50)の動作を可能にする、請求項23記載のビデオカ メラ・レコーダ(1000)。 30.前記第3の動作モードが休止しており、ユーザによる制御動作がないと、 前記制御手段(4000)が前記ビューファインダー(50)の動作を禁止する 、請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 31.所定の期間内のユーザによる制御動作がないと、前記ビューファインダー (50)の動作が禁止される、請求項30記載のビデオカメラ・レコーダ(10 00)。 32.前記記録手段(500)がヘッドドラム・モータ(515)を含んでおり 、休止状態をとる前記第3の動作モードに応答して、前記制御手段(4000) が記録を終了させ、前記ヘッドドラム・モータ(515)の回転を停止させる、 請求項23記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 33.前記イメージを表わすビデオ信号の記録から成る記録媒体(504)が、 前記制御手段(4000)に応答して所定のレコード数だけ逆方向に移送される 、請求項32記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 34.前記記録媒体が、キャプスタン・モータ(525)とピンチ・ローラー( 530)により移送され、前記制御手段(4000)に応答して、前記キャプス タン・モータ(525)の回転が終了し、前記ピンチ・ローラー(530)が離 される、請求項33記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 35.前記第3の動作モードが再開され、前記制御手段(4000)が前記ヘッ ドドラム・モータ(515)の回転を作動化する、請求項32記載のビデオカメ ラ・レコーダ(1000)。 36.前記第3の動作モードが再開され、前記制御手段(4000)が、記録の 開始に先立って視覚的にインジケータ(5050)を作動化する、ビデオカメラ ・レコーダ(1000)。 37.前記制御手段(4000)が所定期間の間、加速用電源(Vacc)を前記 ヘッドドラム・モータ(515)に制御可能に結合することにより、同期のとれ た回転のために、前記ヘッドドラム・モータ(515)を加速する、請求項35 記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。 38.前記ヘッドドラム・モータ(515)の同期のとれた回転に応答して、前 記制御手段(4000)が、前記キャプスタン・モータ(525)の回転と前記 ピンチ・ローラ(530)の係合を作動化する、請求項34記載のビデオカメラ ・レコーダ(1000)。 39.前記所定レコード数より少ないレコード数だけ前記記録媒体が順方向に移 送されているのに応答して、前記制御手段(4000)が記録を開始する、請求 項38記載のビデオカメラ・レコーダ(1000)。
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