JP3275058B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3275058B2
JP3275058B2 JP03972693A JP3972693A JP3275058B2 JP 3275058 B2 JP3275058 B2 JP 3275058B2 JP 03972693 A JP03972693 A JP 03972693A JP 3972693 A JP3972693 A JP 3972693A JP 3275058 B2 JP3275058 B2 JP 3275058B2
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    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • H04N5/772Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera the recording apparatus and the television camera being placed in the same enclosure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影した被写体を録画
するビデオカメラ (カメラ一体型VTR)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は特開平4-90273 号公報に示されて
いる従来のビデオカメラの要部構成を示すブロック図で
ある。電源回路25には電源を遮断するための電源スイッ
チ24が接続される。ビデオカメラのグリップ部に設けて
いる接点スイッチが短絡された後に開放されたことを検
知する接触検知回路31からの接触検知信号32と、ビデオ
カメラの揺動を検知する揺動検知回路30からの揺動検知
信号29と、録画動作しているときに出力される録画動作
中信号28とが電源遮断回路27へ与えられる。電源遮断回
路27からの電源遮断信号26は電源回路25へ与えられる。
【0003】次にこのビデオカメラの動作を説明する。
接触検知回路31はビデオカメラの本体のグリップ部に設
けている接点スイッチがグリップを握った手の押圧によ
り短絡されたときは接触検知信号32を出力せず、押圧が
解除されると接触検知信号32を電源遮断回路27へ与え
る。揺動検知回路30はビデオカメラに内蔵されている角
速度センサ (図示せず) により、ビデオカメラの揺動を
検出して、揺動を検知したときの揺動検知信号29を電源
遮断回路27へ与える。ビデオカメラは図2に示すように
構成されており、ビデオカメラVCの把手Hを手で握って
持ち運ぶときには、ビデオカメラVCを軽く前, 後方向に
振りながら歩くので、このときに発生する揺動を、ビデ
オカメラに内蔵させた角速度センサが検知する。ビデオ
カメラVCを録画動作させた場合は、電源遮断回路27に、
録画中であることを示す録画動作中信号28が入力され
る。このようにして電源遮断回路27に録画動作中信号28
が与えられており、接触検知信号32が中断した後に、揺
動検知信号29が与えられるという状態が、所定時間 (例
えば1分間)継続したときに電源遮断信号26を電源回路
25に与えて、ビデオカメラVCの電源を遮断するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のビデ
オカメラの小型、軽量化はめざましく、ビデオカメラに
は図2に示すような携帯用の把手を設けない傾向にあ
る。また、所謂シングルハンドムービーと呼ばれるビデ
オカメラは、撮影中に、撮影者が保持するためのグリッ
プを手にかけたまま携帯し、又はショルダーバッグ等の
鞄に収納して持ち運び、あるいはビデオカメラに取り付
けられたショルダーストラップを用いて肩にかけて携帯
する。
【0005】このようにしてビデオカメラの小型軽量化
にともなって、その携帯方法が変化してきており、グリ
ップに手をかけたまま携帯するビデオカメラは把手を設
けていないから接触検知回路からの信号が得られず携帯
した場合に電源を遮断できない。またショルダーバッグ
等の鞄に収納して持ち運ぶときは、ビデオカメラの揺動
方向が特定されず、またグリップを持ったまま携帯する
よりも揺動量が少なくなるため角速度センサの出力信号
が小さくなる。更にショルダーストラップを用いて携帯
する場合も同様にビデオカメラの揺動方向が定まらず、
撮影中か携帯中かの判別が難しい。そのようなことか
ら、把手を設けていない最近のビデオカメラは、撮影者
の誤操作によって録画動作のまま携帯した場合は録画動
作が継続し、誤録画を防止することができないという問
題がある。また、ビデオカメラを激しく揺動させながら
撮影した場合は、撮影した映像が極めて悪化しても撮影
者は撮影に熱中しているために、撮影状態が悪いことに
気付かずに撮影を続行する虞れがあるという問題があ
る。更に、一旦誤録画をした場合は、誤録画部分がその
まま残り、画像を再生した場合には、誤録画の見難い再
生画像が断片的に表示されるという問題がある。
【0006】本発明は斯かる問題に鑑み、撮影者の誤操
作により録画動作のまま携帯した場合には、録画動作を
停止させて誤録画を防止でき、また撮影時にビデオカメ
ラを揺動させ続けた場合は、撮影状態の悪化を報知でき
るビデオカメラを、更には、誤録画をした場合に、誤録
画部分がそのまま残ることがないビデオカメラを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るビデオカ
メラは、揺動センサからの出力信号と第1の所定値とを
比較する比較手段と、該比較手段による比較の結果、前
記揺動センサからの出力信号が前記第1の所定値以上で
あった回数を計数する第1計数手段と、該第1計数手段
の計数値を一定時間間隔でクリアする計数クリア手段
と、所定時間にわたって、前記計数クリア手段により計
数値がクリアされる都度その時点の前記第1計数手段の
計数値が第2の所定値以上である場合にその回数を計数
する第2計数手段と、該第2計数手段による計数値に基
づいて撮影状態にあるか否かを判別する手段とを備え、
撮影状態にないと判別した場合は録画動作を停止させる
構成にする。第2発明に係るビデオカメラは、揺動セン
サからの出力信号と第1の所定値とを比較する第1比較
手段と、該第1比較手段による比較の結果、前記揺動セ
ンサからの出力信号が前記第1の所定値以上であった回
数を計数する第1計数手段と、該第1計数手段の計数値
を一定時間間隔でクリアする計数クリア手段と、所定時
間にわたって、前記計数クリア手段により計数値がクリ
アされる都度その時点の前記第1計数手段の計数値と第
2の所定値とを大小比較する第2比較手段と、該第2比
較手段による比較の結果、前記第1計数手段の計数値が
前記第2の所定値に達した場合に撮影状態の不良を報知
する手段とを備える構成にする。第3発明に係るビデオ
カメラは、揺動センサからの出力信号と第1の所定値と
を比較する比較手段と、該比較手段による比較の結果、
前記揺動センサからの出力信号が前記第1の所定値以上
であった回数を計数する第1計数手段と、該第1計数手
段の計数値を一定時間間隔でクリアする計数クリア手段
と、所定時間にわたって、前記計数クリア手段により計
数値がクリアされる都度その時点の前記第1計数手段の
計数値が第2の所定値以上である場合にその回数を計数
する第2計数手段と、該第2計数手段による計数値に基
づいて誤録画状態にあるか否かを判断する手段と、録画
動作を停止させる手段と、録画テープを誤録画の開始位
置まで巻戻す手段と、録画テープの巻戻し後に電源をオ
フする手段とを備え、誤録画動作であると判断した場
合、録画動作を停止させた後、誤録画の開始位置まで録
画テープを巻戻し、録画テープ巻き戻し完了後に電源を
オフする構成にする。
【0008】
【作用】第1発明では、ビデオカメラの揺動を揺動セン
サが検知する。第1の所定値以上であった揺動センサの
出力信号の回数を第1計数手段で計数する。第1計数手
段で計数した計数値を計数クリア手段で定期的にクリア
し、その都度、第1計数手段のクリア前の計数値を第2
所定値と比較して計数値が第2所定値以上である場合に
その回数を第2計数手段で計数する。この動作を所定時
間にわたって行ない、その結果の第2計数手段の計数値
により撮影状態か否かを判別する。撮影状態にないと判
別すると録画動作を停止させる。これにより、録画動作
のままビデオカメラを携帯しても録画動作が継続するこ
とがない。
【0009】第2発明では、ビデオカメラの揺動を揺動
センサが検出する。第1の所定値以上であった揺動セン
サの出力信号の回数を第1計数手段で計数する。第1計
数手段で計数した計数値を計数クリア手段で定期的にク
リアし、その都度、第1計数手段のクリア前の計数値を
第2所定値と比較して計数値が第2の所定値に達すると
撮影状態の不良を報知する。これにより、撮影状態が不
良になったときに撮影を中止できる。
【0010】第3発明では、ビデオカメラの揺動を揺動
センサが検出して、その検出結果から誤録画状態にある
か否かを判断する。誤録画状態にあると判断すると録画
動作を停止させた後、録画テープを誤録画の開始位置ま
で巻戻し、録画テープ巻き戻し完了後に電源をオフさせ
。これにより、撮影状態が不良になったとき撮影した
被写体の誤録画部分は録画テープに残らない。
【0011】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図3は本発明に係るビデオカメラの模式的側面
図である。ビデオカメラVCの前部には被写体からの光を
ビデオカメラVCへ入射させるレンズLNS を設けており、
後部右側にはビューファインダVFを設けている。ビデオ
カメラ12の右側中央部側面にはグリップGを設けてい
る。ビデオカメラ12の内部には図示しない揺動センサで
ある角速度センサを設けている。
【0012】図4は、第1発明に係るビデオカメラの要
部構成を示すブロック図である。ビデオカメラが図3に
示す矢符方向、つまりピッチング方向に揺動したことを
検出するように設けられている角速度センサ1の出力信
号は、増幅器2を介してマイクロコンピュータ3へ与え
られ、マイクロコンピュータ3からの制御信号はシステ
ムマイクロコンピュータ4へ与えられる。マイクロコン
ピュータ3は、増幅器2の出力信号をアナログ/デジタ
ル変換し、所定の角速度を超えている信号を所定時間計
数し、その計数値が所定値を超えているか否かを判別す
る。ビデオカメラ12のシステムを制御するシステムマイ
クロコンピュータ4には、ビデオカメラ12に設けられて
おり、撮影者により操作されるキー列7からの信号が与
えられる。システムマイクロコンピュータ4からの制御
信号は電源回路11、映像処理回路5、文字付加回路8へ
与えられる。
【0013】レンズLNS に入射した光を電気信号に変換
するカメラ回路10からの映像信号は映像処理回路5へ入
力され、映像処理回路5が出力する映像信号は、その映
像信号に文字データを付加する文字付加回路8へ与えら
れる。文字付加回路8から出力する映像信号はビューフ
ァインダVFへ与えられる。映像処理回路5から出力され
る映像信号は、映像信号を録画テープに対し記録、再生
する記録再生回路6へ与えられ、映像処理回路5には記
録再生回路6からの再生映像信号が与えられる。
【0014】次にこのように構成したビデオカメラの動
作を、マイクロコンピュータ3の制御内容を示す図5の
フローチャートとともに説明する。角速度センサ1が出
力した角速度信号を増幅器2で増幅してマイクロコンピ
ュータ3に与えると、マイクロコンピュータ3に内蔵さ
れているアナログ/デジタルコンバータ(図示せず)に
入力される。マイクロコンピュータ3は、入力された角
速度信号を演算処理し、現在入力されている角速度信号
が撮影時のものか否かを判別する。いま角速度センサ1
からの角速度信号がマイクロコンピュータ3へ入力され
るとマイクロコンピュータ3によりその入力値と基準値
とのレベル差VA を演算する(S1)。続いて演算したレベ
ル差VA がしきい値VTH以上であれば1を計数し、しき
い値VTH以下であれば0を計数する(S2)。この1又は0
の計数を角速度信号をサンプリングするタイミングで角
速度信号の正側及び負側夫々で計数し(S3)、所定時間内
の計数回数L回に達したか否かを判断し(S4)、L回に達
したときの計数値Sを得る(S5)。そしてL回計数した計
数値が得られる都度、計数値Sをマイクロコンピュータ
3に内蔵している図示していないメモリに与えて、メモ
リに与える都度、メモリの異なる所定アドレスRN に計
数値Sを書き込む(S6)。
【0015】そして、計数値Sを書き込んだ過去M回の
アドレスRN について、所定値GMを超えているアドレス
N のアドレス数Hを算出する(S7)。続いてアドレス数
Hと整数Tとを大小比較し(S8)、アドレス数Hが整数T
より大きい場合は撮影状態ではないと判定し(S9)、アド
レス数Hが整数Tより小さい場合は撮影状態にあると判
定する(S10) 。つまり、ビデオカメラを携帯している場
合は、ビデオカメラが繰り返し大きく揺動することにな
り、図6に示すように角速度信号はその正, 負側におい
てしきい値VTHを超えることになる。そして、しきい値
TH以上にある角速度信号を計数した計数値は図6の角
速度信号と対応させた図7に示す如く変化する。一方、
撮影時におけるビデオカメラの揺動は携帯時より小さ
く、角速度信号は図8に示す如く殆どしきい値VTH以下
になる。そしてしきい値VTH以上にある角速度信号を計
数した計数値は図8の角速度信号と対応させた図9に示
す如く変化する。したがって、所定時間単位に計数した
しきい値VTH以上にある角速度信号の計数値Sが、所定
値GM以上に達している計数回数に基づいて、ビデオカメ
ラが撮影状態か、非撮影状態である携帯状態かを正確に
判定できることになる。
【0016】次に定数であるしきい値VTH、計数回数
L、メモリに書き込んだ過去のデータ数M、所定値GM及
び整数Tの選定方法について説明する。撮影状態におけ
る角速度信号はビデオカメラ携帯時の角速度信号に較べ
て小さいので (図8参照) 、しきい値VTHは撮影状態に
おける角速度信号の殆どがしきい値VTHより小さくなる
ように選定する。一方、ビデオカメラを携帯した場合に
おける揺動は、歩行による揺動成分が支配的であるか
ら、計数回数L、即ち角速度信号を計数する時間が歩行
による揺動周期の1/2 になるように選定するのが効果的
である。過去のデータ数Mについては、その数を大きく
する程、誤判別が少なくなるが、撮影状態か否かを判別
するのに長い時間を要する。したがって、過去のデータ
数Mは、 サンプリング時間×計数回数L=1秒 …(1) としたとき、実験的に データ数M=5〜10 …(2) 程度に選定する。所定値GM及び整数Tについては、増幅
器2のゲイン及びビデオカメラの重量が計数値Sに大き
く影響するため実験的に決定する。例えば角速度センサ
の感度が 0.8mv・DEG /秒であり、増幅器2のゲインが
120倍、ビデオカメラの重量が 600g、1秒間のサンプ
リング回数が 480回のとき、所定値GM=100 〜200 、整
数T=2〜3が適当である。
【0017】前述したようにしてマイクロコンピュータ
3により判別した撮影状態にあるか否かの信号がシステ
ムマイクロコンピュータ4に入力される。システムマイ
クロコンピュータ4は、ビデオカメラが録画動作してい
る場合に、マイクロコンピュータ3から撮影状態でな
い、携帯状態にあると判定した信号が与えられると電源
回路11を制御してビデオカメラの電源を遮断して録画動
作を停止させる。これにより録画動作したままビデオカ
メラを携帯しても録画動作が継続せず誤録画を防止でき
る。
【0018】このようにして、角速度信号の振幅の絶対
値、つまり入力値がしきい値VTH以上にある角速度信号
を計数したが、このような計数をした場合はビデオカメ
ラを連続して上向きにしていくようなチルティング撮影
をした場合は、角速度信号は図10に示すように変化し、
チルティング撮影によるビデオカメラの揺動と、携帯時
における揺動とを角速度信号の計数値で判別することが
難しい。即ち、チルティング撮影時の角速度信号は図10
に示した如くその撮影動作が終了するまでしきい値VTH
を超え続ける。そのため、しきい値VTHを超えている状
態についてサンプリング回数L回計数した計数値Sは、
図10と対応して示した図11及び図12に示すように正側の
角速度信号が所定値GMを超えることになり、携帯時にお
ける揺動と区別できない。
【0019】そこで、チルティング撮影の場合には、マ
イクロコンピュータ3の制御内容を図13に示すフローチ
ャートにより、ビデオカメラの動作を説明する。入力さ
れた角速度信号を演算処理して、現在入力されている角
速度信号が撮影時のものであるか否かを判別する。
【0020】いま、チルティング撮影により図9に示す
ような角速度信号がマイクロコンピュータ3に入力され
た場合、マイクロコンピュータ3により入力値と基準値
とのレベル差VA を演算する(S20) 。演算したレベル差
A が正側の角速度信号であるか負側の角速度信号であ
るかを判別し(S21) 、正側であると判定した場合は、演
算したレベル差VA がしきい値VTH以上であれば1を計
数し、しきい値VTH以下であれば0を計数し、負側の角
速度信号のレベル差−VA は0を計数する(S22) 。一方
負側の角速度信号のレベル差−VA であると判定した場
合は、レベル差VA がしきい値VTH以上であれば1を計
数し、しきい値VTH以下であれば0を計数し、正側の角
速度信号のレベル差VA は0を計数する(S23) 。この1
又は0の計数を、正側の角速度信号をサンプリングする
タイミングで計数し、また負側の角速度信号をサンプリ
ングするタイミングで計数し(S24) 、所定時間内の計数
回数L回に達したか否かを判断し(S25) 、L回に達した
ときの正側の角速度信号の計数値SP を得、L回に達し
たときの負側の角速度信号の計数値SN を得る(S26) 。
そして計数した回数がL回に達する都度(S25) 、計数値
P 及びSN をマイクロコンピュータ3 内の図示しない
メモリに与え、メモリの異なる所定アドレスRPNに計数
値SP を、所定アドレスRNNに計数値SN を書き込む(S
27) 。
【0021】そして過去M回、計数値SP , SN を書き
込んだアドレスRPN, RNNについて、所定値GMを超えて
いるアドレスRPN, RNNのアドレス数HP , HN を算出
する(S28) 。続いて算出したアドレス数HP , HN 夫々
と整数Tとを大小比較し(S29) 、アドレス数HP , HN
がともに整数Tより大きい場合は撮影状態ではないと判
定し、アドレス数HP , HN の一方が整数Tより小さい
場合はチルティング撮影状態にあると判定する(S31) 。
つまりビデオカメラを携帯している場合はビデオカメラ
がピッチング方向に繰り返し揺動することになり、一
方、チルティング撮影時にはビデオカメラはピッチング
方向の一方向にのみ揺動するために、ビデオカメラが携
帯時であるかチルティング撮影時であるかを判定でき
る。そして、このように判別したチルティング撮影状態
にあるか否かの信号がシステムマイクロコンピュータ4
に入力され、前述したように録画動作している場合に、
チルティング撮影中ではない携帯状態であると判定をし
た信号がシステムマイクロコンピュータ4に入力れたと
きには、システムマイクロコンピュータ4により電源回
路11を制御してビデオカメラの電源を遮断して録画動作
を停止させて誤録画を防止することになる。
【0022】前述したようにして角速度センサの角速度
信号を計数する場合は、角速度が0のときの角速度信号
を基準値として計数する。しかし、この角速度信号の電
圧は回路素子のバラツキ等によって一定値にならない。
【0023】図14は角速度信号の電圧のバラツキを補正
する回路のブロック図である。角速度センサ1には基準
電圧Vref が与えられる。角速度センサ1が出力する角
速度信号はカップリングコンデンサ13を介してオペアン
プ14の非反転入力端子+に与えられる。オペアンプ14の
非反転入力端子+にはバイアス抵抗15を介して基準電圧
ref が与えられる。オペアンプ14の反転入力端子−に
は抵抗16を介して基準電圧Vref が与えられ、その出力
端子には抵抗16と17との直列回路を介して基準電圧V
ref が与えられる。オペアンプ14の出力信号はマイクロ
コンピュータ3へ入力される。マイクロコンピュータ3
からの制御信号は、バイアス抵抗15に並列接続されたア
ナログスイッチ18をオンオフさせるべくアナログスイッ
チ18に与えられる。
【0024】この角速度センサ1の出力信号は抵抗16,1
7 で決定される増幅率で増幅される。このとき角速度が
0のときのオペアンプ14の出力電圧は理想的には基準電
圧Vref となる。しかし、実際にはオペアンプ14のバイ
アス電流、オフセット電圧等により基準電圧Vref から
外れる。そこで、例えば電源を投入してから数秒間にわ
たりアドレススイッチ18をオンにさせれば、オペアンプ
14の非反転入力端子+は基準電圧Vref に保持されるた
め、オペアンプ14の出力信号はオペアンプ14のオフセッ
ト電圧による誤差を含む角速度が0のときの信号となっ
てマイクロコンピュータ3へ入力される。マイクロコン
ピュータ3はそれに入力された信号の電圧を基準値とし
て演算を行うことにより、回路素子のバラツキが補正さ
れた角速度信号を得ることができる。
【0025】また、図15に示した回路によっても回路素
子による角速度信号のバラツキを補正することができ
る。オペアンプ14の出力信号をローパスフィルタ19を介
してマイクロコンピュータ3へ入力するようにしてお
り、それ以外の構成は図14に示した回路と同様となって
いる。そして同一構成部分には同符号を付している。オ
ペアンプ14の出力信号はマイクロコンピュータ3に直接
入力される信号と、ローパスフィルタ19を介してマイク
ロコンピュータ3に入力される信号とに分岐される。こ
のとき、ローパスフィルタ19のカットオフ周波数は歩行
による揺動周波数成分が通過しないように選定してお
く。これによりマイクロコンピュータ3はローパスフィ
ルタ19を通過した信号を基準値として演算を行うことに
より、回路素子による電圧のバラツキが補正された角速
度信号を得ることができる。
【0026】ビデオカメラはそれを携帯する場合、例え
ばバッグ又はキャリングケースに収納して持ち歩くこと
があり、またショルダーストラップを用いて持ち歩くこ
とがある。このような携帯方法ではグリップを用いて携
帯する場合と異なり、ビデオカメラの揺動方向を特定で
きない。そこでピッチング方向の揺動を検出する角速度
センサと、ヨーイング方向の揺動を検出する角速度セン
サとをビデオカメラに内蔵させて、撮影状態と携帯状態
とを判別できるようにする。
【0027】図16はこのように2つの角速度センサを備
えたビデオカメラの要部構成を示すブロック図である。
ビデオカメラのピッチング方向の揺動を検出する角速度
センサ1の出力信号が増幅器2を介してマイクロコンピ
ュータ3へ入力され、ビデオカメラのヨーイング方向の
揺動を検出する角速度センサ20の出力信号が増幅器21を
介してマイクロコンピュータ3へ入力される。システム
マイクロコンピュータ4からの信号は、撮影中に注意を
喚起するように設けているブザー22へ与えられる。それ
以外の構成は図4に示したビデオカメラの構成と同様と
なっており、同一構成部分には同符号を付している。
【0028】次にこのように構成したビデオカメラの動
作を、マイクロコンピュータ3の制御内容を示す図16、
図17のフローチャートにより説明する。いま、角速度セ
ンサ1からピッチング方向で検出した図19に示すような
角速度信号がマイクロコンピュータ3に入力され、角速
度センサ20からヨーイング方向で検出した図20に示すよ
うな角速度信号がマイクロコンピュータ3に入力される
と、マイクロコンピュータ3によりピッチング方向の角
速度信号の入力値と基準値とのレベル差VPA及びヨーイ
ング方向の角速度信号の入力値と基準値とのレベル差V
YAを演算する(S40) 。続いて演算したレベル差VPAが正
側の角速度信号であるか負側の角速度信号であるかを判
別し(S41) 、正側であると判定するとレベル差VYAが正
側の角速度信号であるか、負側の角速度信号であるかを
判別する(S42) 。レベル差VYAが正側であると判別する
と、レベル差VPAがしきい値VTH以上であれば1を計数
し、しきい値VTH以下であれば0を計数する。
【0029】また、レベル差VYAがしきい値VTH以上で
あれば1を計数し、しきい値VTH以下であれば0を計数
する。そして、ピッチング方向の負側の角速度信号のレ
ベル差VPBN 及びヨーイング方向の負側の角速度信号の
レベル差VYBN については0を計数する(S43) 。一方、
レベル差VYAが負側の角速度信号であると判定するとレ
ベル差VPAがしきい値VTH以上であれば1を計数し、し
きい値VTH以上であれば1を計数し、しきい値VTH以下
であれば0を計数する。また負側の角速度信号のレベル
差−VYAがしきい値VTH以上であれば1を計数し、しき
い値VTH以下であれば0を計数する。
【0030】そしてピッチング方向の負側の角速度信号
のレベル差VPBN 及びヨーイング方向の正側の角速度信
号のレベル差VYBP については0を計数する(S44) 。ス
テップ(S41) でレベル差VPAが負側の角速度信号である
と判定するとヨーイング方向のレベル差VYAが正側の角
速度信号か負側の角速度信号かを判別し(S45) 、正側で
あると判別すると、ピッチング方向での負側の角速度信
号のレベル差−VPAがしきい値VTH以上であれば1を計
数し、しきい値VTH以下であれば0を計数する。またヨ
ーイング方向でのレベル差VYAがしきい値VTH以上であ
れば1を計数し、しきい値VTH以下であれば0を計数す
る。そしてピッチング方向での正側の角速度信号のレベ
ル差VPBP 及びヨーイング方向での負側の角速度信号の
レベル差VYBN については0を計数する(S46) 。
【0031】一方、レベル差VYAが負側の角速度信号で
あると判定すると、負側の角速度信号のレベル差−VPA
がしきい値VTH以上であれば1を計数し、しきい値VTH
以下であれば0を計数する。またヨーイング方向での負
側の角速度信号のレベル差−VYAがしきい値VTH以上で
あれば1を計数し、しきい値VTH以下であれば0を計数
する。そしてピッチング方向の正側の角速度信号のレベ
ル差VPBP 及びヨーイング方向の正側の角速度信号のレ
ベル差VYBP を計数しない(S47) 。この1又は0の計数
を角速度信号をサンプリングするタイミングで計数し、
ピッチング方向の正側の角速度信号の計数値SPP、負側
の角速度信号の計数値SPN、ヨーイング方向の正側の角
速度信号の計数値SYP、負側の計数値SYNを得る(S48)
。そして計数した回数がL回に達する都度、L回の夫
々の計数値を得る(S50) 。このようにして得られた角速
度信号の計数値は、図19に示すピッチング方向の角速度
信号の場合は、それと対応した図21、図22に示す如くな
り、図20に示すヨーイング方向の角速度信号の場合は、
図20と対応させた図23、図24に示す如くなる。
【0032】そして、計数回数がL回に達する都度、計
数値SPP、SPN、SYP、SYNをマイクロコンピュータ3
内のメモリ(図示せず)に与えて、メモリの異なる所定
アドレスRPPN に計数値SPPを、所定アドレスRPNN
計数値SPNを、所定アドレスRYPN に計数値SYPを、所
定アドレスRYNN に計数値SYNを書き込む(S51) 。そし
て、過去M回計数値を書き込んだアドレスRPPN ,R
PNN ,RYPN ,RYNN について、所定値GMを超えている
アドレス数HPP,HPN,HYP,HYNを算出する(S52) 。
続いてアドレス数HPP,HPN夫々と整数Tとを大小比較
し(S53) 、ピッチング方向におけるアドレス数HPP,H
PNがともに整数T以上であると判定した場合はビデオカ
ラーがピッチング方向に繰り返し揺動しているのであ
り、非撮影状態、即ち携帯状態と判定する(S54) 。
【0033】またアドレス数HPP,HPNの一方が整数T
以下であると判定した場合は、ヨーイング方向における
アドレス数HYP,HYNと整数Tとを大小比較し(S55) 、
アドレス数HYP,HYNがともに整数T以上であると判定
すると、ビデオカメラがヨーイング方向に繰り返し揺動
しているのであり、非撮影状態と判定する(S54) 。一
方、アドレス数HYP,HYNの一方が整数T以下であると
判定した場合は、ビデオカメラが撮影のために、揺動を
繰り返さずヨーイング方向に揺動しているのであり、撮
影状態と判定する(S56) 。
【0034】なお、録画動作状態において非撮影状態と
判断した場合は、前述したようにシステムマイクロコン
ピュータ4により電源を遮断して録画動作を停止させて
誤録画を防止することになる。またビデオカメラが録画
動作状態にあって、撮影状態でないと判定した信号がシ
ステムマイクロコンピュータ4に与えられた場合は、シ
ステムマイクロコンピュータ4からの信号によりブザー
22を作動させて、撮影者に誤録画動作になっていること
を報知する。
【0035】このように構成したビデオカメラは、それ
を携帯する場合に揺動方向が特定できない場合でも、撮
影状態と非撮影状態とを確実に区別できて録画動作のま
ま携帯しても誤録画を確実に防止できる。また激しい揺
動をともなう撮影条件、例えば悪路を走行する自動車内
からの撮影では、携帯による揺動と同程度の揺動をする
場合がある。このような撮影条件では撮影中であるにも
拘らず撮影状態でないと誤判断することが考えられる。
この場合は、例えばシステムマイクロコンピュータ4
は、いずれかのキーの操作が行われてから所定時間内
は、マイクロコンピュータ3から与えられる撮影状態で
ないと判定した信号を無視するようにして撮影状態であ
ると判定するようにしておく。
【0036】一方、撮影中に撮影者が無意識でビデオカ
メラを激しく揺動させながら撮影をする場合がある。例
えば異なる被写体を短い時間間隔で撮影する場合、ある
いは歩行しつつ撮影する場合がある。このような撮影状
態では撮影された映像は断片的で極めて見づらいことが
多い。そこで撮影中にビデオカメラの揺動が激しくなれ
ば撮影状態が悪いことを撮影者に報知するようにする。
即ち、マイクロコンピュータ3によりピッチング方向の
角速度信号と、ヨーイング方向の角速度信号とを演算す
る。このとき角速度信号と大小比較するしきい値V
THは、携帯時におけるしきい値VTHより小さく設定す
る。そして図17、図18に示すフローチャートにより前述
したと同様に制御する。そして算出した過去M回につい
て所定値GMを超えたアドレス数HPP,HPNがともに整数
Tより大であれば(S53) 、撮影状態が不良と判定する。
この判定結果の信号をシステムマイクロコンピュータ4
へ入力する。そこでシステムマイクロコンピュータ4
は、録画動作中であってマイクロコンピュータ3から撮
影状態が悪い判定結果が与えられた場合は、ブザー22へ
信号を与えてブザー22を鳴動させて撮影者に撮影状態が
不良であることを報知する。またシステムマイクロコン
ピュータ4は文字付加回路8に信号を与えて、映像信号
に撮影状態不良を示す文字を付加して、そのメッセージ
をビューファインダVFの映像に表示するようにしてい
る。
【0037】更に前述したビデオカメラの携帯状態とは
別に、ビデオカメラをバッグに収納して携帯する場合
は、バッグ等の重量によりビデオカメラの揺動量が少な
くなり、携帯状態と判定し難くなる。しかし、ビデオカ
メラで撮影した映像信号はバッグ等の中の暗さにより映
像信号の平均値が小さくなる。そのため映像信号の平均
値が小さければ、バッグ又はキャリングケースに収納さ
れているとし非撮影状態と判定するようにしている。そ
こで映像信号の平均値が所定値以下の場合は角速度セン
サの出力信号を計数する際のしきい値を低くすることに
より僅かな揺動量でも撮影中の揺動か否かを判定でき
る。
【0038】図25は、このような判定ができるビデオカ
メラの要部構成を示すブロック図でるある。映像処理回
路5から出力される映像信号が、その平均値を演算する
平均値演算回路23へ入力される。平均値演算回路23から
出力される平均値信号はマイクロコンピュータ3へ入力
される。それ以外の構成は図4に示したビデオカメラの
構成と同様であり、同一構成部分には同符号を付してい
る。
【0039】なお、マイクロコンピュータ3により映像
信号の平均値が低いときは角速度信号の入力値と比較す
るしきい値VTHを小さくするようにしてある。またバッ
グ等にビデオカメラを収納して携帯する場合は、ビデオ
カメラが揺動する周期が長くなるので、レベル差VA
計数する回数Lを多く、即ち計数する単位時間を長くす
るようにしてある。これにより、映像信号に基づいて携
帯状態を判定できる。
【0040】次に第2発明に係るビデオカメラの他の動
作を説明する。撮影者が意図的にビデオカメラを激しく
揺動させ乍ら、撮影する場合又は悪路を走行する自動車
内から撮影した場合等は、撮影状態でないと判定するこ
とが起こり得る。そこで撮影状態でないと判定してから
電源を遮断するまでに所定の遅延時間を与え、その期間
は誤録画を防止するために電源を遮断する旨の表示をす
るようにしておく。いま、システムマイクロコンピュー
タ4が誤録画であると判断した場合、文字付加回路8か
らビューファインダVFに与えられる映像信号に誤録画で
あることを示す文字信号を付加する。これによりビュー
ファインダVFには誤録画動作である表示がなされて撮影
者に注意を喚起する。そしてシステムマイクロコンピュ
ータ4は、このような表示状態が所定時間経過した時点
で電源回路11を制御して電源を遮断する。誤録画動作で
あることの表示は、ビューファインダVFにLED を内蔵さ
せても同様の注意を喚起できる。このようにすると撮影
者は、誤録画の表示がなされている期間にキー操作を行
うか、あるいは揺動量を少なくして、誤録画動作でない
状態にすることにより電源が遮断されるのを回避でき
る。
【0041】図26は第3発明に係るビデオカメラの構成
を示すブロック図である。システムマイクロコンピュー
タ4から記録再生回路6へ巻戻し指令信号RWが与えられ
る。また記録再生回路6からマイクロコンピュータ4へ
巻戻し終了信号WEN が与えられる。システムマイクロコ
ンピュータ4からビューファインダVFへ文字表示信号WW
が与えられる。それ以外の構成は図4に示すビデオカメ
ラの構成と同様となっており、同一構成部分には同一符
号を付している。
【0042】次にこのように構成したビデオカメラの動
作をシステムマイクロコンピュータ4の制御内容を示す
図27のフローチャートとともに説明する。角速度センサ
1から、撮影状態に応じた角速度信号がアンプ2を介し
てマイクロコンピュータ3に与えられると、マイクロコ
ンピュータ3により撮影状態を判別する信号が検出さ
れ、その結果をシステムマイクロコンピュータ4に与え
る。そうするとシステムマイクロコンピュータ4により
誤録画状態にあるか否かを判断し(S60) 、誤録画状態で
ないと判断すると撮影者の意志による正常な撮影状態に
あるとし(S61) 、制御動作を終了する。誤録画状態であ
ると判断すると、撮影者の意志によらない異常な撮影状
態である非撮影状態にあるとし(S62) 、システムマイク
ロコンピュータ4の制御により録画動作を停止させる(S
63) 。
【0043】続いて、システムマイクロコンピュータ4
から巻戻し指令信号RWを記録再生回路6へ与えて、誤録
画した時間だけ、即ち誤録画の開始位置まで録画後の録
画テープを巻戻す(S64) 。巻戻し動作が終了すると記録
再生回路6から巻戻し終了信号WEN がシステムマイクロ
コンピュータ4へ与えられる。そしてシステムマイクロ
コンピュータ4により巻戻し動作が終了したと判断する
と(S65) 、電源回路11を遮断して(S66) 、制御動作を終
了する。これにより、撮影者の意志によらない撮影によ
り被写体を誤録画した場合は、録画テープが自動的に巻
戻されて誤録画部分が残らないようになる。したがっ
て、撮影者の意志により撮影した被写体のみを確実に録
画できる。
【0044】次にこのビデオカメラの動作を、システム
マイクロコンピュータ4の他の制御内容を示す図28のフ
ローチャートとともに説明する。前述したと同様に撮影
状態に応じた角速度センサ1の角速度信号がマイクロコ
ンピュータ3に与えられると、マイクロコンピュータ3
により、撮影状態を判別する信号が検出され、その結果
システムマイクロコンピュータ4に与える。そしてシ
ステムマイクロコンピュータ4により誤録画状態にある
か否かを判断し(S70) 、誤録画状態にないと判断すると
撮影者の意志による正常な撮影状態にあるとし(S71) 、
制御動作を終了する。
【0045】誤録画状態にあると判断すると撮影者の意
志によらない異常な撮影状態である非撮影状態にあると
し(S72) 、システムマイクロコンピュータ4による制御
によって録画動作を停止させる(S73) 。続いて所定時間
待機し(S74) 、待機している所定時間内に、システムマ
イクロコンピュータ4からビューファインダVFに文字表
示信号WWを与えて、ビューファインダVFに録画動作の停
止中又は誤録画により録画テープの巻戻し中であること
を報知する表示を行なう(S75) 。
【0046】そしてシステムマイクロコンピュータ4か
ら巻戻し指令信号RWを記録再生回路6へ与えて、誤録画
した時間だけ、即ち誤録画の開始位置まで録画テープを
巻戻す(S76) 。巻戻し動作が終了するまで表示を続け
る。巻戻し動作が終了すると、記録再生回路6から巻戻
し終了信号WEN がシステムマイクロコンピュータ4に与
えられる。そこでシステムマイクロコンピュータ4によ
り、巻戻しが終了したと判断すると(S77) 、システムマ
イクロコンピュータ4の制御により電源回路11を遮断さ
せて(S78) 、制御動作を終了する。これにより、誤録画
した場合は、ビューファインダVFには録画動作が停止し
たことが表示されて録画テープの巻戻しが行なわれるか
ら、録画テープの巻戻し中において撮影するのを避ける
ことができる。また撮影者の意志により正常な撮影状態
で撮影した被写体のみを録画できる。
【0047】次にこのビデオカメラの動作をシステムマ
イクロコンピュータ4の更に他の制御内容を示す図29と
ともに説明する。前述したと同様に撮影状態に応じた角
速度センサ1の角速度信号がマイクロコンピュータ3に
与えられると、マイクロコンピュータ3により、撮影状
態を判別する信号が検出され、その結果をシステムマイ
クロコンピュータ4に与える。
【0048】そしてシステムマイクロコンピュータ4に
より誤録画状態にあるか否かを判断し(S80) 、誤録画状
態にないと判断すると撮影者の意志による正常な撮影状
態にあるとし(S81) 、制御動作を終了する。誤録画状態
にあると判断すると撮影者の意志によらない異常な撮影
状態である非撮影状態にあるとし(S82) 、システムマイ
クロコンピュータ4による制御により録画動作を停止さ
せる(S83) 。
【0049】続いて所定時間待機し(S84) 、待機してい
る時間内に、システムマイクロコンピュータ4からビュ
ーファインダVFに文字表示信号WWを与えて、ビューファ
インダVFに録画動作の停止中又は誤録画による録画テー
プの巻戻し中であることを報知する表示を行なう(S85)
。続いて、撮影のために操作されるキー列7等により
撮影のための操作が待機時間内に行なわれたか否かを判
断し(S86) 、撮影のための操作が行なわれていないと判
断すると、システムマイクロコンピュータ4の制御によ
り電源回路11を遮断し(S87) 、制御動作を終了する。
【0050】この場合には、録画テープの巻戻しが行な
われず、録画テープは誤録画部分が残ることになる。つ
まり、録画停止中の表示がされている時間内に撮影のた
めの操作を行なわなければ誤録画部分を残すことができ
る。また所定時間内にキー列7等による撮影のための操
作が行なわれた場合は、誤録画した時間、即ち誤録画の
開始位置まで録画テープを巻戻す(S88) 。巻戻し動作が
終了するまで録画停止中の表示を続ける。
【0051】そして巻戻し動作が終了すると、記録再生
回路6から巻戻し終了信号WEN がシステムマイクロコン
ピュータ4に与えられる。そこでシステムマイクロコン
ピュータ4により巻戻し動作が終了したと判断すると(S
89) 、システムマイクロコンピュータ4の制御により電
源回路11を遮断して(S87) 、制御動作を終了する。この
場合、録画停止中が表示されている時間内に所定のキー
により撮影操作を行なうと、録画テープの巻戻しが行な
われて、誤録画部分が録画テープに残らなくなる。この
ようにして録画停止中を表示しているときに、撮影のた
めのキー操作を行なうか否かにより録画テープに誤録画
部分を残すか、残さないかを適宜選択することができ
る。
【0052】なお、本実施例では録画テープの巻戻しを
終了した後に、電源回路11を遮断したが、録画停止表示
中、撮影者の操作による巻戻しが行なわれずに電源回路
11を遮断し、その後、撮影者が撮影操作することにより
電源回路11を投入させ、ビデオカメラ本体に設けた巻戻
しキーを操作することにより、誤録画の開始位置まで録
画テープを巻戻すようにしても、録画テープに誤録画部
分を残さないようにすることができる。また本実施例で
は録画停止中又は録画テープの巻戻しに関連する表示を
ビューファインダVFに表示したが、ビデオカメラ本体に
表示するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明によれば
撮影者の誤操作によりビデオカメラを録画動作状態のま
ま携帯した場合には、揺動センサの出力信号としきい値
とのレベル差に基づいて携帯状態にあることが確実に検
出でき、それにより録画動作を停止させるから、無用の
録画を防止できるビデオカメラを提供できる。第2発明
によれば、ビデオカメラを激しく揺動させながら撮影
し、撮影した映像の状態が悪い場合は、撮影者に誤録画
に対する注意を喚起できるビデオカメラを提供できる。
【0054】第3発明によれば、誤録画した場合は誤録
画の開始位置まで録画テープを巻戻して、誤録画部分を
残さないから、撮影者の意志による正常な撮影状態で撮
影した被写体のみを録画できるビデオカメラを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のビデオカメラの要部構成を示すブロック
図である。
【図2】従来のビデオカメラの模式的斜視図である。
【図3】ビデオカメラの模式的斜視図である。
【図4】本発明に係るビデオカメラの要部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】マイクロコンピュータの制御内容を示すフロー
チャートである。
【図6】非撮影状態における角速度信号の波形図であ
る。
【図7】非撮影状態におけるレベル差の計数値変化を示
す説明図である。
【図8】撮影状態における角速度信号の波形図である。
【図9】撮影状態におけるレベル差の計数値変化を示す
説明図である。
【図10】チルティング撮影状態における角速度信号の
波形図である。
【図11】チルティング撮影状態における正側の角速度
信号のレベル差の計数値変化を示す説明図である。
【図12】チルティング撮影状態における負側の角速度
信号のレベル差の計数値変化を示す説明図である。
【図13】マイクロコンピュータの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図14】角速度信号の回路素子によるバラツキを補正
する回路のブロック図である。
【図15】角速度信号の回路素子によるバラツキを補正
する回路のブロック図である。
【図16】本発明に係るビデオカメラの他の実施例の要
部構成を示すブロック図である。
【図17】図16に示すマイクロコンピュータの制御内容
を示すフローチャートの半部である。
【図18】図16に示すマイクロコンピュータの制御内容
を示すフローチャートの半部である。
【図19】ピッチング方向の角速度センサの角速度信号
の波形図である。
【図20】ヨーイング方向の角速度センサの角速度信号
の波形図である。
【図21】ピッチング方向における正側の角速度信号の
レベル差の計数値を示す説明図である。
【図22】ピッチング方向における角速度信号のレベル
差の計数値を示す説明図である。
【図23】ヨーイング方向における正側の角速度信号の
レベル差の計数値変化を示す説明図である。
【図24】ヨーイング方向における負側の角速度信号の
レベル差の計数値変化を示す説明図である。
【図25】本発明に係るビデオカメラの他の実施例の要
部構成を示すブロック図である。
【図26】本発明に係るビデオカメラの要部構成を示す
ブロック図である。
【図27】マイクロコンピュータの制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【図28】マイクロコンピュータの他の制御内容を示す
フローチャートである。
【図29】マイクロコンピュータの更に他の制御内容を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 角速度センサ 3 マイクロコンピュータ 4 システムマイクロコンピュータ 5 映像処理回路 6 記録再生回路 8 文字付加回路 11 電源回路 20 角速度センサ 22 ブザー 23 平均値演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その揺動を検出する揺動センサを備え、
    該揺動センサの出力信号に基づいて誤録画動作を防止す
    べく構成しているビデオカメラにおいて、 前記揺動センサからの出力信号と第1の所定値とを比較
    する比較手段と、該比較手段による比較の結果、前記揺動センサからの出
    力信号が前記第1の 所定値以上であった回数を計数する
    第1計数手段と、該第1計数手段の計数値を一定時間間隔でクリアする計
    数クリア手段と、 所定時間にわたって、前記計数クリア手段により計数値
    がクリアされる都度その時点の前記第1計数手段の計数
    値が第2の所定値以上である場合にその回数を計数する
    第2計数手段と、第2計数手段による計数値に基づいて撮影状態にある
    か否かを判別する手段とを備え、 撮影状態にないと判別した場合は録画動作を停止すべく
    構成してあることを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、前記揺動センサの出力
    信号値と基準値との差の絶対値を前記第1の所定値と比
    較すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載のビ
    デオカメラ。
  3. 【請求項3】 そのピッチング方向の揺動を検出する揺
    動センサ及びそのヨーイング方向の揺動を検出する揺動
    センサを備え、それらの揺動センサの出力信号を用いて
    撮影状態にあるか否かを判別すべく構成してあることを
    特徴とする請求項1記載のビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 それに設けた操作キーを操作した場合
    は、揺動センサの出力信号により判別した誤録画動作の
    判定を所定時間無視して撮影状態にあると判定すべく構
    成してあることを特徴とする請求項1記載のビデオカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 撮影により得られた映像信号の平均値が
    所定値以下の場合は、揺動センサの出力信号と比較すべ
    きしきい値を低くする構成にしてあることを特徴とする
    請求項1記載のビデオカメラ。
  6. 【請求項6】 録画動作において誤録画動作であると判
    定した場合は、電源を遮断すべく構成してあることを特
    徴とする請求項1記載のビデオカメラ。
  7. 【請求項7】 誤録画動作であると判定した場合は、警
    報音を発すべく構成してあることを特徴とする請求項1
    記載のビデオカメラ。
  8. 【請求項8】 撮影により得られた映像信号の平均値が
    所定値以下のときは、揺動センサの出力信号を計数する
    時間を長くすべく構成してあることを特徴とする請求項
    1記載のビデオカメラ。
  9. 【請求項9】 その揺動を検出する揺動センサを備えた
    ビデオカメラにおいて、 前記揺動センサからの出力信号と第1の所定値とを比較
    する第1比較手段と、 該第1比較手段による比較の結果、前記揺動センサから
    の出力信号が前記第1の所定値以上であった回数を計数
    する第1計数手段と、 該第1計数手段の計数値を一定時間間隔でクリアする計
    数クリア手段と、 所定時間にわたって、前記計数クリア手段により計数値
    がクリアされる都度その時点の前記第1計数手段の計数
    値と第2の所定値とを大小比較する第2比較手段と、 該第2比較手段による比較の結果、前記第1計数手段の
    計数値が前記第2の所定値に達した場合に撮影状態の不
    良を報知する手段と を備えたことを特徴とする ビデオカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 その揺動を検出する揺動センサを備
    え、該揺動センサの出力信号に基づいて録画テープに対
    する誤録画動作を防止すべく構成しているビデオカメラ
    において、前記揺動センサからの出力信号と第1の所定値とを比較
    する比較手段と、 該比較手段による比較の結果、前記揺動センサからの出
    力信号が前記第1の所定値以上であった回数を計数する
    第1計数手段と、 該第1計数手段の計数値を一定時間間隔でクリアする計
    数クリア手段と、 所定時間にわたって、前記計数クリア手段により計数値
    がクリアされる都度その時点の前記第1計数手段の計数
    値が第2の所定値以上である場合にその回数を計数する
    第2計数手段と、 該第2計数手段による計数値に基づいて 誤録画状態にあ
    るか否かを判断する手段と、 録画動作を停止させる手段と、 録画テープを誤録画の開始位置まで巻戻す手段と、 録画テープの巻戻し後に電源をオフする手段と を備え、 誤録画動作であると判断した場合、録画動作を停止させ
    た後、誤録画の開始位置まで録画テープを巻戻し、録画
    テープ巻き戻し完了後に電源をオフすべく構成している
    ことを特徴とするビデオカメラ。
  11. 【請求項11】 録画動作を停止させた時点から、所定
    時間待機させ、待機している所定時間内に録画動作の停
    止又は録画テープの巻戻しに関連する表示を行うべく構
    成していることを特徴とする請求項10記載のビデオカメ
    ラ。
  12. 【請求項12】 録画動作の停止時点から、所定時間を
    待機させ、待機している所定時間内に、撮影操作がなさ
    れていない場合は、録画テープの巻戻しを行 なわない構
    成にしていることを特徴とする請求項10記載のビデオカ
    メラ。
  13. 【請求項13】 誤録画状態にあると判断し録画動作
    を停止させた後、撮影操作を行った場合は録画テープを
    誤録画動作の開始位置まで巻戻すべく構成していること
    を特徴とする請求項10記載のビデオカメラ。
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