JPH0622198A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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Publication number
JPH0622198A
JPH0622198A JP4196334A JP19633492A JPH0622198A JP H0622198 A JPH0622198 A JP H0622198A JP 4196334 A JP4196334 A JP 4196334A JP 19633492 A JP19633492 A JP 19633492A JP H0622198 A JPH0622198 A JP H0622198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens cap
attached
video camera
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP4196334A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yasuda
仁志 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4196334A priority Critical patent/JPH0622198A/ja
Publication of JPH0622198A publication Critical patent/JPH0622198A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズキャップの装着の有無を確実に検知す
ることにより、電力の浪費、および誤撮影を確実に防止
し得るビデオカメラを提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ7は、AGC回路4内
の演算増幅回路43から出力された利得制御信号のレベ
ルが所定のしきい値以上の場合には、レンズキャップ1
がレンズ2に装着されていると判定する。そして、レン
ズキャップ1が所定時間以上、装着されたままであれ
ば、ファインダ12に警告用の文字列を表示する。ま
た、警告後、さらに所定時間以上、レンズキャップ1が
装着されたままであれば、電源スイッチ9を自動的にオ
フする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラに関し、
特に電力浪費を防止するのに好適なビデオカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラには、一般に、レンズを保
護するため、レンズに対して着脱可能なレンズキャップ
が装備されているが、従来のビデオカメラでは、電源を
投入した状態でレンズキャップを装着しても電源がオフ
されることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、撮影終了後
にレンズキャップは装着したが、電源をオフするのは忘
れてしまい、そのままの状態で放置したような場合に、
電力が浪費されてしまい、電池寿命が短くなるという問
題があった。
【0004】また、レンズキャップを装着したままで誤
って撮影を行ってしまうという問題もあった。
【0005】これらの問題を解決する方法として、レン
ズキャップの装着の有無を検知するスイッチやセンサな
どを設ける方法が考えられる。しかし、この方法では、
部品点数が多くなってコスト高を招くとともに、美観も
損なう恐れがある。また、スイッチやセンサは外部に取
り付けられるので故障しやすく、レンズキャップの装着
の有無を誤って検知してしまう恐れもある。
【0006】本発明は、このような事情の下になされた
もので、その目的は、レンズキャップの装着の有無を確
実に検知することにより、電力の浪費、および誤撮影を
確実に防止し得るビデオカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるビデオカメラは、被写体の光学像を結
像するレンズ手段と、該レンズ手段により結像された被
写体の光学像を光電変換する撮像手段と、該撮像手段か
ら出力された映像信号に応じて前記レンズ手段にレンズ
キャップが装着されているか否かを検知する検知手段
と、該検知手段によりレンズキャップが装着されている
旨が検知されたとき、所定の処理を行うよう制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】レンズは、被写体の光学像を結像する。
【0009】撮像手段は、レンズにより結像された被写
体の光学像を光電変換して撮像する。
【0010】検知手段は、撮像手段から出力された映像
信号に応じてレンズにレンズキャップが装着されている
か否かを検知する。
【0011】制御手段は、検知手段によりレンズキャッ
プが装着されている旨が検知されたとき、電力の浪費な
どを防止するため、所定の処理を行うよう制御する。
【0012】このように、特別なスイッチやセンサなど
を用いることなくレンズキャップの装着の有無を検知し
ているので、その検知を確実に行うことができ、ひいて
は電力の浪費、誤撮影をも確実に防止できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】[第1実施例]図1は、本発明の第1実施
例によるビデオカメラの概略ブロック図である。
【0015】レンズキャップ1は、レンズ2を支持する
図示省略した筒体に対して、着脱可能となっている。
【0016】レンズ2は、被写体の光学像をCCDなど
の撮像素子3上に結像する。撮像素子3は、結像された
光学像を光電変換して映像信号としてAGC回路4に出
力する。
【0017】AGC回路4は、可変利得アンプ41、積
分回路などで構成された検波回路42、演算増幅回路4
3、基準レベル設定器44を有しており、可変利得アン
プ41は、撮像素子3から入力された映像信号を最適な
レベルで増幅すべくその利得が制御される。すなわち、
可変利得アンプ41の出力は、検波回路42により検波
され、演算増幅回路43において、基準レベル設定器4
4にて設定された基準レベルと比較されてその差分が増
幅される。そして、演算増幅回路43により増幅された
信号は、利得制御信号として可変利得アンプ41に入力
される。この可変利得アンプ41は、図2に示したよう
に、利得制御信号に比例して利得が変化するよう構成さ
れており、演算増幅回路43からの利得制御信号は、検
波回路42により検波された信号レベルに反比例した大
きさの信号となるので、結局、可変利得アンプ41は、
映像信号を最適なレベルで増幅するようその利得が制御
される。
【0018】AGC回路4により最適なレベルで増幅さ
れた映像信号は、信号処理回路5により所定の信号処理
が施された後、レコーダ6により記録されるとともに、
ファインダ12にモニタ表示される。
【0019】一方、演算増幅回路43から出力された利
得制御信号は、マイクロコンピュータ7にも入力され
る。そこで、マイクロコンピュータ7は、利得制御信号
に基づいてレンズキャップ1が装着されているか否かを
判別する。この場合、マイクロコンピュータ7は、レン
ズキャップ1を装着してレンズ2に外光が入射されない
ときは、撮像素子3の出力が低下し、可変利得アンプ4
1の出力も低下することによって利得制御信号が大きく
なることを利用して、レンズキャップ1が装着されてい
る旨を検知する。そして、マイクロコンピュータ7は、
レンズキャップ1が装着されている旨を検知した場合
は、文字発生装置10によりその旨を示す警告用の文字
列を発生させ、加算器11により映像信号と加算させ
て、ファインダ12に表示させるとともに、電源電池8
に接続された電源スイッチ9をオフして節電を図ってい
る。
【0020】次に、マイクロコンピュータ7による警告
節電処理を、図3のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0021】マイクロコンピュータ7は、演算増幅回路
43からの利得制御信号を検出し(ステップS1)、検
出した利得制御信号のレベルが所定のしきい値以上であ
るか否かを判断する(ステップS2)。その結果、利得
制御信号のレベルが所定のしきい値以上であれば、レン
ズキャップ1が装着されていることを意味するので、レ
ンズキャップオンフラグFをセットして(ステップS
3)、ステップS5に進む。一方、利得制御信号のレベ
ルが所定のしきい値より小さければ、レンズキャップ1
が装着されていないことを意味するので、レンズキャッ
プオンフラグFをリセットして(ステップS4)、ステ
ップS5に進む。
【0022】ステップS5では、レンズキャップオンフ
ラグFがオンされているか否かを判断することにより、
レンズキャップ1が装着されているか否かを判断する。
その結果、レンズキャップ1が装着されていないと判断
されたときは、通常処理を行って(ステップS6)、終
了する。
【0023】一方、レンズキャップ1が装着されている
と判断されたときは、所定時間が経過したか否かを判断
する(ステップS7)。その結果、所定時間が経過して
いないと判断されたときは、ステップS1に戻って、再
度レンズキャップ1の装着の有無を検知する。所定時間
が経過したと判断されたとき、すなわち、複数回連続し
てレンズキャップ1が装着されていると判断された場合
は、文字発生装置10によりその旨を示す警告用の文字
列を発生させ、加算器11により映像信号と加算させ
て、ファインダ12に表示させる(ステップS8)。
【0024】このように、複数回連続してレンズキャッ
プ1が装着されていると判断されるのを待って警告を行
うことにより、レンズキャップ1の装着状態を誤って検
知するのを防止するとともに、間違った警告をも防止し
ている。なお、この警告に基づいてレンズキャップ1を
取り外すことにより、誤った撮影を防止することができ
る。また、スイッチやセンサによらず、利得制御信号に
基づいてレンズキャップ1の装着の有無を検知している
ので、この点でもレンズキャップ1の装着状態の誤検
知、および誤警告を防止することができる。
【0025】次に、警告を発した時点から所定時間が経
過したか否かを判断する(ステップS9)。その結果、
所定時間が経過していないと判断されたときは、ステッ
プS1に戻り、同様の処理を行う。一方、所定時間が経
過したと判断されたとき、すなわち、警告を行ったにも
拘らず所定時間以上レンズキャップ1が装着されたまま
の場合は、撮影者が電源をオフするのを忘れて電源オン
のまま本ビデオカメラを放置した可能性が高いので、電
力浪費を防止すべく、電源スイッチ9をオフして(ステ
ップS10)、終了する。
【0026】このように、警告を行った後、直ちに電源
を自動的にオフすることなく、所定時間が経過した後に
電源を自動的にオフすることにより、撮影意志のある撮
影者が、警告に応答してレンズキャップ1を取り外した
後、自動的にオフされた電源を手動により再度オンしな
ければならないといった操作の繁雑さを回避することが
できる。
【0027】[第2実施例]図4は、本発明の第2実施
例によるビデオカメラの概略ブロック図である。
【0028】第2実施例によるビデオカメラは、構成要
素の点では、図1に示した第1実施例によるビデオカメ
ラと全く同一であり、相違点は、利得制御信号ではなく
AGC回路4の出力信号がマイクロコンピュータ7に入
力されている点である。
【0029】第2実施例におけるマイクロコンピュータ
7の警告節電処理は、図5のフローチャートに示したよ
うに、AGC回路4の出力信号を検出し(ステップS1
a)、検出したAGC回路4の出力信号のレベルが所定
値以下であるか否かを判断している点(ステップS2
a)だけが第1実施例と異なり、他は全く同様である。
なお、本第2実施例が第1実施例と全く同様の効果を奏
することは言うまでもない。
【0030】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、例えば、警告はブザーなど音により行うことも可
能である。また、レンズキャップの装着状態が所定時間
継続したとき警告と同時に電源オフを行うようにしても
よい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビデオカ
メラによれば、特別なスイッチやセンサなどを用いるこ
となくレンズキャップの装着の有無を検知しているの
で、その検知を確実に行うことができ、ひいては電力の
浪費、誤撮影をも確実に防止できる。また、特別なスイ
ッチやセンサなどを用いていないので、コストアップを
招くこともなく、美観を損ねることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるビデオカメラの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】可変利得アンプの利得変化特性を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例によるビデオカメラの警告
節電処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例によるビデオカメラの概略
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例によるビデオカメラの警告
節電処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズキャップ 2 レンズ 3 撮像素子 4 AGC回路 7 マイクロヒンピュータ 8 電源電池 9 電源スイッチ 10 文字発生装置 11 加算器 12 ファインダ 41 可変利得アンプ 42 検波回路 43演算増幅回路 44基準レベル設定器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の光学像を結像するレンズ手段
    と、該レンズ手段により結像された被写体の光学像を光
    電変換する撮像手段と、該撮像手段から出力された映像
    信号に応じて前記レンズ手段にレンズキャップが装着さ
    れているか否かを検知する検知手段と、該検知手段によ
    りレンズキャップが装着されている旨が検知されたと
    き、所定の処理を行うよう制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、前記撮像手段から出力
    された映像信号のレベルを適正化するAGC手段の利得
    制御信号のレベルを所定のしきい値と比較することによ
    り、前記レンズにレンズキャップが装着されているか否
    かを検知することを特徴とする請求項1に記載のビデオ
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記撮像手段から出力
    された映像信号のレベルを適正化するAGC手段の出力
    信号のレベルを所定のしきい値と比較することにより、
    前記レンズにレンズキャップが装着されているか否かを
    検知することを特徴とする請求項1に記載のビデオカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、レンズキャップが装着
    されている旨の警告を発するよう制御することを特徴と
    する請求項1に記載のビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、電源オフを行うように
    制御することを特徴とする請求項1に記載のビデオカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、所定時間以上、前記検
    知手段によりレンズキャップが装着されている旨が検出
    されている場合に電源オフを行うよう制御することを特
    徴とする請求項5に記載のビデオカメラ。
JP4196334A 1992-06-29 1992-06-29 ビデオカメラ Pending JPH0622198A (ja)

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JP4196334A JPH0622198A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 ビデオカメラ

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JP4196334A JPH0622198A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 ビデオカメラ

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JPH0622198A true JPH0622198A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16356106

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JP4196334A Pending JPH0622198A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 ビデオカメラ

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JP (1) JPH0622198A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1013843A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオカメラの照明装置
JP2008158058A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Nikon Corp 撮影装置
JP2018082341A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 富士通株式会社 情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
JP2018169886A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 セコム株式会社 撮影異常監視システム及びプログラム
US10999504B1 (en) * 2019-11-25 2021-05-04 Gopro, Inc. Lens cover-based image capture device operation

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11539885B2 (en) 2019-11-25 2022-12-27 Gopro, Inc. Lens cover-based image capture device operation

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