JPH1013843A - ビデオカメラの照明装置 - Google Patents

ビデオカメラの照明装置

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JPH1013843A
JPH1013843A JP8167007A JP16700796A JPH1013843A JP H1013843 A JPH1013843 A JP H1013843A JP 8167007 A JP8167007 A JP 8167007A JP 16700796 A JP16700796 A JP 16700796A JP H1013843 A JPH1013843 A JP H1013843A
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JP
Japan
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color temperature
distance
lighting device
subject
aperture
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JP8167007A
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Satoshi Iwamura
聡 岩村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の照度に応じてハンチング現象を起こ
すことなく安定して自動的に点灯消灯するビデオカメラ
の照明装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 撮像時に、絞り5の開口径が最大の状態
で、映像信号のAGC回路3のゲインレベルが予め定め
られた値以上の時、照明装置1を点灯し、前記絞り5の
開口径が最大でない状態の時は、色温度検出回路9によ
り被写体の色温度が前記照明装置1により照射された色
温度でないと判断され、かつ、距離検出手段10により
被写体との距離が所定の距離以下と判断されたときには
前記照明装置1を自動的に消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラを用い
て被写体を撮像する場合に使用される照明装置に関する
もので、特に被写体の色温度及び前記被写体との距離に
応じて前記照明装置を自動的に制御する手段に特徴を有
するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを用いて照度の低い場所で
被写体を撮像しようとした場合に画質の劣化が発生す
る。この画質を劣化させない手段として、ビデオカメラ
本体に照明装置を取り付けて手軽に被写体の撮像を行う
ことができる自動照明内蔵型のビデオカメラが商品化さ
れるようになってきている。
【0003】以下その構成について、図6及び図7を参
照しながら説明する。図6において光学レンズ8を通し
て入光してくる被写体の撮像光の光量は、絞り機構5に
よって調整され撮像素子2(以後CCDと略す)によっ
て電気信号に変換される。変換された電気信号のレベル
はAGC回路3において自動で制御される。また4はこ
のAGC回路3から出力される電気信号のレベルを検出
する検波回路であり、6はこの検波回路4によって検出
された電気信号レベルに応じて、絞り機構5とAGC回
路3を制御すると共に、照明ライト1をON−OFFさ
せるスイッチ7の制御を行うコントロールマイコンであ
る。
【0004】以上のように構成された自動照明内蔵型の
ビデオカメラを用いて、照度の低い被写体を撮像した場
合の動作について説明する。レンズ8から入光してくる
光量が減少してくるために、CCD素子2で電気信号に
変換される信号レベルが減少してしまい、これに伴って
検波回路4で検出される信号レベルが減少してくる。す
るとコントロールマイコン6は、前記検波回路4で検出
される信号レベルに応じて標準信号レベル(例えば映像
信号出力レベルが1VP-Pとなる値)の値に限りなく到
達させようとして、絞り機構5を順次開けていく。そし
てこの絞り機構5が開放状態になってもまだ前記信号レ
ベルが標準レベルに到達しないときは、AGC回路3の
ゲインを0dBから順次上昇させ前記信号レベルを標準
レベルに到達させるように動作する。しかしながらAG
C回路3のゲインが最大になり、それでも前記信号レベ
ルが標準レベルに到達しないときには、レンズ8から入
光してくる光量に比例して信号レベルは低下していく。
【0005】一般的にAGC回路3のゲインが上がれば
上がるほど、輝度信号のS/Nは劣化し、画質は低下す
る。このため、特にAGC回路3のゲインが0dBより
上がってしまうような状態の被写体光量の場面において
は、照明が必要になってくる。照明を点灯させるAGC
回路3のゲインを予め定めておき、被写体の周囲が暗く
なり光量が低下してAGC回路3のゲインが前記予め定
められた値より大きくなったとき自動的に照明を点灯さ
せる。また反対に被写体の周囲が明るくなって光量が増
加しAGC回路3のゲインが前記予め定められた値より
大幅に小さくなるか、絞り機構5が開放状態でなくなっ
たときには照明を消灯する。
【0006】前述の動作をコントロールマイコン6によ
る自動制御によってスイッチ7をON−OFFさせ照明
ライト1を制御するとハンチング現象が発生して被写体
の撮像画面が見苦しくなってしまう。これを防止する手
段として前記照明ライト1を点灯させるAGCゲインと
消灯させるAGCゲインとの差を大きくすることにより
ハンチング現象を防止しているものや、AGCのレベル
に応じて照明の光量を変化させハンチング現象を防止し
ているものがある(例えば特開平3ー229578)。
【0007】従来の自動照明内蔵型のビデオカメラ照明
装置の制御のアルゴリズムを図7に示す。まずコントロ
ールマイコン6は、絞り機構5が開放状態になっている
かどうかを判断する。開放状態になっている場合にはA
GC回路3のゲインレベルを判断する。このAGCのゲ
インレベルが照明ライトを点灯せしめるべく設定レベル
以上になっていれば、レンズ8から入光してくる光量が
足りないと判断して照明ライト1を点灯する。
【0008】AGC回路3のゲインレベルが、照明ライ
トを点灯せしめる設定レベル以下であれば、照明ライト
1を点灯或いは消灯させる動作移行はせず、現在が点灯
していれば点灯したままであり、消灯していれば、消灯
したままである。また絞り機構5が開放状態になってい
なければ、コントロールマイコン6は被写体から入光し
てくる光量は充分であると判断し、照明ライト1は消灯
動作に入る。上記の照明ライトの点灯或いは消灯におい
て、ハンチング現象を起こさないように点灯させるAG
Cゲインと消灯させるAGCゲインとの差を大きくとる
ように予め設定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の構
成の自動照明内蔵型ビデオカメラにおいては、被写体の
反射率が高かったり、被写体とビデオカメラとの距離が
近すぎる場合において、前記自動照明内蔵型ビデオカメ
ラに内蔵されている照明が点灯されたとき、前記被写体
と光学レンズが充分に近いために、この光学レンズから
入光してくる光量が増大しCCD素子から非常に大きな
映像信号が出力されてしまう。
【0010】すなわち照明ライトを照明せしめる自動制
御に基づいて被写体を照明したにも関わらず、検波回路
で検出される信号レベルが大きくなり、コントロールマ
イコンから逆の制御信号がスイッチ回路に出力され、照
明ライトが消灯してしまう。すなわち照明ライトが点
灯、消灯を繰り返すハンチング現象が発生してしまい、
出力画面は不安定なものとなってしまうだけでなく、頻
繁に発生する照明ライトのON−OFF時におけるラッ
シュ電流のため、この照明ライトの寿命を著しく縮めて
しまうという課題を有していた。
【0011】またビデオカメラでは光学レンズやCCD
素子の保護のためにレンズキャップやレンズ保護シャッ
ターを取り付ける必要があるが、このようなときに自動
照明装置が有効に機能しないという課題を有していた。
さらには、周辺が明るくても内蔵照明ライトを点灯させ
て、周辺の色温度や照度の変化に影響されることなく、
被写体の色温度或いは照度を一定にして撮像したい場合
に対応できないという課題を有していた。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のビデオカメラの照明装置は、撮像する被写体
を照明する照明装置と、撮像された被写体映像光を撮像
素子上に合焦させる光学レンズと、前記撮像素子上への
入射光量を調節する開口径可変の絞り手段と、前記撮像
素子上に合焦した撮像光を電気信号に変換する光電変換
手段と、光電変換された電気信号を制御するAGC回路
と、このAGC回路から出力される電気信号レベルを検
出する検波回路と、この検波信号レベルに応じて前記絞
り手段の開口径と前記AGC回路のゲインを制御せしめ
る制御手段と、撮像している被写体と前記光学レンズと
の距離を検出する距離検出回路と、被写体の色温度が前
記照明装置により照射された色温度であるかどうかを検
出する色温度検出手段とを具備し、撮像時に前記絞り手
段の開口径が最大の状態で前記AGC回路のゲインレベ
ルが予め定められた値以上の時、前記照明装置を点灯せ
しめ、前記絞り手段の開口径が最大でない状態の時は、
前記色温度検出手段により被写体の色温度が前記照明装
置により照明された色温度でないと判断され、かつ、前
記距離検出回路により被写体までの距離が予め定められ
た距離以上であると判断されたとき前記照明装置を消灯
せしめるとともに、前記光学レンズの前面にレンズまた
は撮像素子を保護するための前記光学レンズへの入射光
を遮断する保護手段と、前記保護手段が入射光の遮断状
態であるか否かを検出する検出手段を備え、さらには前
記照明装置の照明の点灯及び消灯を表示する手段を備え
たものである。
【0013】本発明によれば、被写体を照明している照
明の色温度、及び、被写体との距離を検出することによ
り、ハンチング現象を起こすことなく安定して自動的に
点灯消灯するビデオカメラの照明装置を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、撮像する被写体を照明する照明装置と、撮像された
被写体映像光を撮像素子上に合焦させる光学レンズと、
前記撮像素子上への入射光量を調節する開口径可変の絞
り手段と、前記撮像素子上に合焦した撮像光を電気信号
に変換する光電変換手段と、光電変換された電気信号を
制御するAGC回路と、このAGC回路から出力される
電気信号レベルを検出する検波回路と、この検波信号レ
ベルに応じて前記絞り手段の開口径と前記AGC回路の
ゲインを制御せしめる制御手段と、撮像している被写体
と前記光学レンズとの距離を検出する距離検出回路と、
被写体の色温度が前記照明装置により照射された色温度
であるかどうかを検出する色温度検出手段とを具備し、
撮像時に前記絞り手段の開口径が最大の状態で前記AG
C回路のゲインレベルが予め定められた値以上の時、前
記照明装置を点灯せしめ、前記絞り手段の開口径が最大
でない状態の時は、前記色温度検出手段により被写体の
色温度が前記照明装置により照明された色温度でないと
判断され、かつ、前記距離検出回路により被写体までの
距離が予め定められた距離以上であると判断されたとき
前記照明装置を消灯せしめることを特徴としたものであ
り、被写体の反射率が高かったり、被写体とビデオカメ
ラとの距離が近すぎる場合において、照明ライトが点
灯、消灯を繰り返すハンチング現象がなくなり、この時
発生するラッシュ電流によって照明ライトの寿命を著し
く縮めてしまうということがなくなる。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載されたビデオカメラの照明装置において、前記
光学レンズの前面にレンズまたは撮像素子を保護するた
めの前記光学レンズへの入射光を遮断する保護手段と、
前記保護手段が入射光の遮断状態であるか否かを検出す
る検出手段を備え、前記照明装置が前記保護手段によっ
て誤動作することを防止できるものである。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載されたビデオカメラ照明装置において、前記照
明装置の照明の点灯及び消灯を表示する手段を備えたこ
とを特徴としたものであり、撮影者にビデオカメラ装置
の照明ライトが不必要に点灯されていることを知らせる
ことができ、消費電力を削減できるものである。
【0017】(実施の形態1)以下本発明の請求項1に
記載された発明の実施の形態について図1、図2の図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態におい
て、前述の従来例について説明した構成部分と同じ部分
については同一符号を付し説明を省略する。図1に示す
ように従来例と異なる構成は、AGC回路の出力に色温
度を検出するための色温度検出回路9と被写体と光学レ
ンズ8との距離を検出する距離検出回路10を設け、こ
の両検出信号に応じて前記AGC回路3及びスイッチ7
を制御せしめるように構成したことにある。
【0018】上記構成において動作を説明すると、図1
に示す如くCCD素子2によって電気信号に変換された
撮像映像信号出力をAGC回路3を通過させた後、色温
度検出回路9に導く。この色温度検出回路9では、ビデ
オカメラに内蔵されている照明装置から被写体に照射さ
れたときの色温度(例えば3200度ケルビン)の信号
レベルであることを検出する。そしてこの検出した色温
度情報をコントロールマイコン6に送信する。一方光学
レンズ8はCCD素子2上に被写体を合焦させる様に動
作するが、この光学レンズ8のフォーカス位置により、
被写体とレンズとの距離が距離検出回路10より測定可
能であり、この距離情報をコントロールマイコン6に送
信する。そしてこの色温度情報と距離情報を用いてコン
トロールマイコン6で照明ライト1の点灯、消灯をスイ
ッチ7を介して制御する。
【0019】次に前記照明ライト1の制御のアルゴリズ
ムを図2を用いて説明する。最初に、コントロールマイ
コン6は絞り5の開口レベルを判断する。絞り5の開口
径が最大の状態になっていると被写体の照明が足りない
と判断すると共に、AGC回路3のゲインレベルを判断
する。このときAGC回路3のゲインレベルが予め設定
した設定レベル以上になっていれば、映像S/Nが悪く
なると判断して照明ライト1を点灯する。また予め設定
した設定レベル以下であれば、照明ライト1の点灯、消
灯の動作移行はせず、現在が点灯していれば点灯したま
まであり、消灯していれば、消灯したままである。絞り
5の開口径が最大の状態になっていなければ、被写体の
明るさは充分であると判断し、照明ライト1は消灯動作
に入るが、本発明では消灯する前に色温度検出回路9に
おいて、被写体を照射している照明の色温度がビデオカ
メラに内蔵の照明ライト1による照明の色温度であるか
どうかを判断する。
【0020】また被写体までの距離が予め定められた距
離以上離れているときは、前記照明ライト1を点灯或い
は消灯させても前記被写体への影響はないので、前記色
温度検出回路9によって照明ライト1による照明の色温
度でないことが判断され、かつ前記距離検出回路10に
よって、被写体までの距離が予め定められた距離以上離
れていると判断されたときのみ照明ライト1を点灯させ
ないようにする。そして被写体の色温度が照明ライト1
によって照射された色温度であったり、被写体までの距
離が予め定められた距離以内である場合においては、被
写体からの反射の影響を受けやすいため、照明ライト1
の点灯消灯の動作移行はせず、現在が点灯していれば点
灯したままであり、消灯していれば、消灯したままであ
る。
【0021】なお実施の形態1では色温度検出回路9に
ついて光学レンズ8を通過した光により検出する方式に
ついて説明したが、外部色温度検出センサーを用いた方
式でも同様の効果が得られる。また、距離検出回路10
について光学レンズ8を通過した光により検出する方式
について説明したが、外部距離測定センサーを用いた方
式でも同様の効果が得られる。
【0022】(実施の形態2)本発明の請求項2に記載
された発明の実施の形態について図3を用いて説明す
る。実施の形態1の構成と異なる点は、光学レンズ8と
CCD素子2を保護する目的で光学レンズ8の前面にレ
ンズ保護シャッター11を配置し、かつこのレンズ保護
シャッター11が開いているか閉じているかを検出する
レンズシャッター検出回路12を設けた点にある。
【0023】光学レンズ8の前面に位置するレンズ保護
シャッター11が閉じられていた場合について説明す
る。CCD素子2には全く光が入らなくなり、絞り5は
全開になり、AGC3のゲインが最大となってしまうば
かりでなく、光が全く入らないため色温度検出回路9で
色温度検出、及び距離検出回路10で距離の測定ができ
なくなってしまう。そのため、マイコン6が誤って、ス
イッチ7をオンし照明ライト1を点灯させる。この動作
を防ぐため、本実施の形態では、レンズシャッター検出
回路を設け、レンズ保護シャッター11が開いているか
閉じているかの検出情報をコントロールマイコン6に送
りこの情報と前述の絞り情報、AGC情報、色温度情
報、被写体との距離情報にもとづいて照明ライト1の点
灯及び消灯を行うものである。
【0024】図4にこのアルゴリズムを示す。最初にコ
ントロールマイコン6はレンズ保護シャッター11が開
いているか閉じているかを判断する。閉じていれば、即
座に照明ライト1を消灯する。レンズ保護シャッター1
1が開いていれば、次にレンズ保護シャッター11が開
いてから充分時間が経過しているか判断する。これは、
レンズ保護シャッター11が開いた瞬間には、検波回路
4で検出される信号レベルが急激に変動し、絞り5、A
GC回路3の過渡応答特性で誤判定されてしまい、照明
ライト1が点灯されるのを防ぐためである。充分時間が
経過した後、次の判定へ移行する。それ以降の動作は上
述の実施の形態1の動作と同じである。
【0025】尚実施の形態2では、レンズ保護シャッタ
ーについて検出する方式について説明したが、レンズキ
ャップがついているかどうかを判別する手段を用いた方
式でも同様の効果が得られる。
【0026】(実施の形態3)本発明の請求項3に記載
された発明の実施の形態を図5を用いて説明する。実施
の形態1の構成と異なる点は、照明ライト1をコントロ
ールマイコン6で自動的に制御するのか、または手動で
制御するのかを切り換える手動スイッチ13と、ビデオ
カメラ装置の映像出力をモニターできるビューファイン
ダー14を追加したことにある。
【0027】これは周辺の色温度や照度の変化に影響さ
れることなく被写体の色温度或いは照度を一定にして撮
像したい場合において、手動スイッチ13にて強制的に
照明ライト1を点灯させて撮像した後、周辺が明るい
と、点灯したことを忘れがちである。これを防止するた
め、スイッチ7から、照明ライト1を手動で点灯させた
という情報信号を、コントロールマイコン6に送り、こ
の情報によりビューファインダー14に照明ライト1の
状態を表示させる。
【0028】また被写体の照度がライト照明1の照明に
よる照度より明るくなったことが絞り5の絞り量の検出
手段によって検出された場合には、上記のビューファイ
ンダー14に表示した照明ライト1の点灯表示をさらに
点滅させる事により、被写体が充分に明るいにも関わら
ず照明ライト1が点灯していることを警告する事が可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のビデオカメラ照
明装置によれば、被写体を照明している照明の色温度を
検出すると同時に、被写体との距離を検出することによ
り、ハンチング現象をなくすことができる。また前記ビ
デオカメラ照明装置のレンズ或いは撮像素子保護のため
にレンズシャッターが構成された場合、レンズシャッタ
ー検出回路を設けることにより照明装置の誤動作がなく
なるものである。
【0030】さらには、前記照明装置に内蔵された照明
ライトによって被写体が照明されていることをがビュー
ファインダーに表示することにより、撮影者が容易に照
明ライトが点灯されていることを判断することができる
ため、照明ライトが点灯し続けて電力が消費されること
が防止できると共に、被写体の種類や、被写体との距離
に関係なく照明の安定した撮像映像信号を出力できるビ
デオカメラ照明装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるビデオカメラの
照明装置の構成図
【図2】同実施の形態1の構成におけるアルゴリズム図
【図3】本発明の実施の形態2におけるビデオカメラの
照明装置の構成図
【図4】同実施の形態2の構成におけるアルゴリズム図
【図5】本発明の実施の形態3におけるビデオカメラの
照明装置の構成図
【図6】従来のビデオカメラ照明装置の構成図
【図7】同構成のアルゴリズム図
【符号の説明】
1 照明ライト 2 CCD素子 3 AGC回路 4 検波回路 5 絞り 6 コントロールマイコン 7 スイッチ 8 光学レンズ 9 色温度検出回路 10 距離検出回路 11 レンズ保護シャッター 12 レンズシャッター検出回路 13 手動スイッチ 14 ビューファインダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像する被写体を照明する照明装置と、撮
    像された被写体映像光を撮像素子上に合焦させる光学レ
    ンズと、前記撮像素子上への入射光量を調節する開口径
    可変の絞り手段と、前記撮像素子上に合焦した撮像光を
    電気信号に変換する光電変換手段と、光電変換された電
    気信号を制御するAGC回路と、このAGC回路から出
    力される電気信号レベルを検出する検波回路と、この検
    波信号レベルに応じて前記絞り手段の開口径と前記AG
    C回路のゲインを制御せしめる制御手段と、撮像してい
    る被写体と前記光学レンズとの距離を検出する距離検出
    回路と、被写体の色温度が前記照明装置により照射され
    た色温度であるかどうかを検出する色温度検出手段とを
    具備し、撮像時に前記絞り手段の開口径が最大の状態で
    前記AGC回路のゲインレベルが予め定められた値以上
    の時、前記照明装置を点灯せしめ、前記絞り手段の開口
    径が最大でない状態の時は、前記色温度検出手段により
    被写体の色温度が前記照明装置により照明された色温度
    でないと判断され、かつ、前記距離検出回路により被写
    体までの距離が予め定められた距離以上であると判断さ
    れたとき前記照明装置を消灯せしめることを特徴とする
    ビデオカメラの照明装置。
  2. 【請求項2】前記光学レンズの前面に配置された光学レ
    ンズまたは撮像素子を保護するための保護手段と、前記
    保護手段が前記入射光の遮断状態であるか否かを検出す
    る検出手段とを備え、前記保護手段が遮断状態であるこ
    とを検出した前記検出手段の出力に応じて前記照明装置
    を消灯し、前記検出手段の出力に応じて前記保護手段が
    開放状態であることを検出してから予め定められた時間
    が経過した後、前記絞り手段の開口径が最大の状態で前
    記AGC回路のゲインレベルが予め定められた値以上の
    時、前記照明装置を点灯せしめ、前記絞り手段の開口径
    が最大でない状態の時は、前記色温度検出手段により被
    写体の色温度が前記照明装置により照明された色温度で
    ないと判断され、かつ、前記距離検出回路により被写体
    までの距離が予め定められた距離以上であると判断され
    たとき前記照明装置を消灯せしめることを特徴とする請
    求項1に記載のビデオカメラの照明装置。
  3. 【請求項3】前記照明装置が点灯状態であることを表示
    する表示手段を有し、前記照明装置が点灯状態で、前記
    被写体の照度が前記照明装置の照射による照度より明る
    くなったことを検出した際、前記表示手段の表示を点滅
    せしめることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメ
    ラの照明装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614227A (ja) * 1992-06-26 1994-01-21 Hitachi Ltd ビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装置
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