JPH0614227A - ビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装置 - Google Patents

ビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装置

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JPH0614227A
JPH0614227A JP4169605A JP16960592A JPH0614227A JP H0614227 A JPH0614227 A JP H0614227A JP 4169605 A JP4169605 A JP 4169605A JP 16960592 A JP16960592 A JP 16960592A JP H0614227 A JPH0614227 A JP H0614227A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光量を調整するアイリス2と、光を電気信号
に変換する撮像素子3と、撮像素子の出力信号を増幅す
るAGCアンプ4と、このアンプ出力から映像信号を生
成する信号処理回路5と、アイリスを開閉させるアイリ
ス駆動回路6と、アイリスの開閉量(絞り値)を検出す
る絞り値検出回路7と、ライト10を点灯/消灯させる
ライト制御回路9と、信号処理回路5からの輝度レベル
情報と絞り値検出回路7からの絞り値情報とに基づき、
ライトの点灯/消灯を指令するマイクロプロセッサ8と
を具備させる。 【効果】 被写体の照度変化に合わせライトを自動的に
点灯/消灯させ得、また、点灯/消灯が急速に繰り返さ
れるハンチングを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影用ライトを一体化
して具備したビデオカメラ、または撮影用ライトが取付
け可能なビデオカメラに係り、特に、ライトの点灯や消
灯を自動的に行うようにしたビデオカメラ用ライトの自
動点灯消灯制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおいては、低照度での撮
影条件下ではライト(撮影用ライト)を使用することが
多い。これには、例えば雑誌『ビデオSALON(ビデ
オサロン)』,玄光社発行;平成3年7月号付録第48
頁で示される様なライト単独でバッテリーを持つものを
使用する場合や、同23頁で示される様なビデオカメラ
の内蔵バッテリーで点灯するものを使用する場合がある
が、いずれの場合も、撮影者自らがライトの点灯/消灯
をマニュアルで操作するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影者
がライトの点灯や消灯の操作を行う従来の手法では、撮
影中に点灯/消灯の操作するとビデオカメラ自身も揺
れ、撮影された画像が揺れるという問題が発生しがちで
ある。また逆にこの揺れを嫌えば、消灯時に急に暗くな
った場合や点灯時に急に明るくなった場合には、これに
対処することができず、良好な撮影画像を得ることがで
きなくなる。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、状況に応じて自動的にライト
の点灯や消灯を行う使い勝手の良いビデオカメラを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、撮影用ライトを一体化して具備したビデ
オカメラ、または撮影用ライトが取付け可能なビデオカ
メラにおいて、映像信号の輝度レベル情報とアイリスの
絞り値検出情報とによって被写体の照度を判別し、被写
体照度に応じて撮影用ライトを消灯状態から自動点灯さ
せ、また、被写体照度に応じて前記撮影用ライトを点灯
状態から自動消灯させるように、構成される。
【0006】また、消灯状態から点灯状態に移行する被
写体の照度レベルよりも、点灯状態から消灯状態に移行
する被写体の照度レベルを所定値だけ大きく設定し、ラ
イトの点灯/消灯の急速な繰返しを避けるように、構成
される。
【0007】また、ビデオカメラの電源電圧のレベルを
監視し、この電源電圧レベルに応じてライトの点灯可否
判断を行う機能や、ビデオカメラの動作状態に応じてラ
イトの点灯可否判断を行う機能を具備した、構成とされ
る。
【0008】
【作用】被写体照度がある照度以下になるとアイリス
(絞り)は全開となり、撮像素子からの出力信号を増幅
するAGCアンプの増幅率を上げることで自動露出制御
が行われる。この際、被写体照度がさらに低下するとこ
れに伴ってAGCアンプの増幅率も上がるが、このアン
プ増幅率が予め定められた値を超えると(すなわち、第
1の規定照度以下となると)、システム全体の制御を司
るマイクロプロセッサからライト制御回路に点灯指令信
号が送出され、これによってライト制御回路はライトを
点灯させる。
【0009】また、この点灯状態において、被写体周辺
の照度が上がって被写体照度が上がると、これに伴いA
GCアンプの増幅率が下がり、このアンプ増幅率が予め
定められた値を下回ると(すなわち、第2の規定照度以
上となると)、システム全体の制御を司るマイクロプロ
セッサからライト制御回路に消灯指令信号が送出され、
これによってライト制御回路はライトを消灯させる。
【0010】ここで、上記した第1の規定照度と第2の
規定照度との関係は、第1の規定照度のレベル<第2の
規定照度のレベルに設定してあり、換言するなら消灯状
態から点灯状態に移行する被写体の照度レベルよりも、
点灯状態から消灯状態に移行する被写体の照度レベルを
所定値だけ大きく設定してあり、これによって、急速な
ライトの点灯/消灯を繰り返さないようにされている。
何となると、消灯状態から点灯状態に移行する被写体の
照度レベルと点灯状態から消灯状態に移行する被写体の
照度レベルとを同じ値に設定すると、ライト点灯動作
で、直ちに消灯と判断する照度レベルを超えるので、こ
の後瞬時にライト消灯動作をとり、これによって直ちに
点灯と判断する照度を下回るので、この後瞬時にライト
点灯動作をとり、斯様な点灯/消灯動作を繰り返す所謂
ハンチングを起こすからである。
【0011】また、一般にビデオカメラは携帯して使用
できるようにするため、充電可能な二次電池を電源とし
て使用している。これには、過放電を防止するため最低
使用電圧が規定されている。そして、ビデオカメラは常
時電源電圧を監視し、最低使用電圧を下回ると自動的に
動作を停止し電源を切るように設計されている。このた
め電池の電圧が最低使用電圧に近いと、ライト点灯によ
る電圧降下で短時間の間にこの最低使用電圧を下回り、
停止状態となってしまう。そこで本発明では、電池の電
圧が最低使用電圧に近いある値を下回ると、被写体の照
度レベルの如何にかかわらず点灯状態への移行を禁止
し、ライト点灯による消費電流増加で電圧が下がり、最
低使用電圧の検出によってビデオカメラが動作を停止す
るのを防ぐようにしている。また本発明では、回転シリ
ンダの起動時や、ローディング中/アンローディング中
にはライト点灯を禁止し、大電流消費による急速な電池
の電圧降下を防止するようにしている。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。図1は、本発明の第1実施例に係るビデオカメラ
の要部構成を示すブロック図であり、図1の構成は本発
明の基本原理を説明するための原理ブロック図となって
いる。
【0013】図1において、1は撮影レンズ系、2はレ
ンズ1を通過した光の光量調整を行うアイリス(絞
り)、3は光信号を電気信号に変換するCCD(電荷結
合素子)よりなる撮像素子、4は撮像素子3の出力信号
を必要に応じ適宜増幅するAGCアンプ(自動利得制御
増幅器)、5はAGCアンプ4の出力信号からカラーテ
レビジョン方式に準拠した映像信号を生成する信号処理
回路、6はアイリス2を駆動制御するためのアイリス駆
動回路、7はアイリス2の開閉量(すなわち絞り値)を
検出する絞り値検出回路、8はシステム全体の統括制御
を司るマイクロプロセッサ、9はライト制御回路、10
は該ライト制御回路9によって点灯/消灯状態が制御さ
れるライト(撮影用ライト)である。なお、ライト10
は、ビデオカメラに予め標準装備として一体化されて設
けられたものであっても、ビデオカメラに別途取り付け
られるものであっても良いが、その電源にはビデオカメ
ラに内蔵された電源(二次電池)を用いるものとされて
いる。
【0014】図1の構成において、撮影レンズ系1を通
った光はアイリス2により光量を調整されて、撮像素子
3に入力されて該撮像素子3で電気信号に変換される。
この撮像素子3からの信号はAGCアンプ4により増幅
され、信号処理回路5で映像信号S1となる。ここで、
マイクロプロセッサ8は、信号処理回路5から送出され
てくる輝度レベル情報信号S2と絞り値検出回路7から
送出されてくる絞り値情報信号S5とに基づき、適正露
出となるようにアイリス制御信号S4をアイリス駆動回
路6に出力してアイリス2の開度を制御すると共に、A
GCアンプ4にAGC制御信号S3を出力してAGCア
ンプ4の増幅率を制御し、最適な映像信号が得られるよ
うな、所謂自動露出制御のための処理を実行する。
【0015】ここで被写体照度が十分な照度の場合に
は、マイクロプロセッサ8はAGCアンプ4の増幅率を
最低増幅率とし、アイリス2のみを制御する(実際には
シャッタスピードも制御されるが、ここではこの説明は
割愛する)。そして、被写体照度がある照度以下となる
と、アイリス2を全開とし、AGCアンプ4の増幅率を
上げる。この状態で被写体照度がさらに低下するとこれ
に伴ってAGCアンプ4の増幅率も上がるが、このアン
プ増幅率が予め定められた値を超えると、すなわち、点
灯照度たる第1の規定照度を下回ると、マイクロプロセ
ッサ8からライト制御回路9にライト制御信号S6が送
出され、これによってライト制御回路9はライト10を
点灯させる。
【0016】また、この点灯状態において、被写体周辺
の照度が上がって被写体照度が上がると、これに伴いA
GCアンプ4の増幅率が下がることになるが、このアン
プ増幅率が予め定められた値を下回ると、すなわち、消
灯照度たる第2の規定照度を超えると、マイクロプロセ
ッサ8からライト制御回路9にライト制御信号S6が送
出され、これによってライト制御回路9はライト10を
消灯させる。
【0017】上記した点灯照度(第1の規定照度)と消
灯照度(第2の規定照度)との関係は、点灯照度のレベ
ル<消灯照度のレベルに設定してあり、換言するなら消
灯状態から点灯状態に移行する被写体の照度レベルより
も、点灯状態から消灯状態に移行する被写体の照度レベ
ルを所定値だけ大きく設定してあり、これによって、急
速なライトの点灯/消灯を繰り返さないようにされてい
る。何となると前述したように、消灯状態から点灯状態
に移行する被写体の照度レベルと点灯状態から消灯状態
に移行する被写体の照度レベルとを同じ値に設定する
と、急速に点灯/消灯動作を繰り返すハンチング現象を
起こすからである。
【0018】図2は点灯照度と消灯照度との関係を示し
ている。被写体照度が点灯照度まで下がりライト10が
点灯すると、被写体照度は照度aまで上がる。ここで、
この照度aよりも消灯照度を大きく設定してあれば、ラ
イト点灯で照度aまで被写体照度が上がっても消灯され
ないので、ハンチングにはならない。また、この状態で
周辺照度が上がり、被写体照度が消灯照度まで上がると
ライト10が消灯し、被写体照度は照度bまで下がる。
ここで、この照度bよりも点灯照度を小さく設定してあ
れば、ライト消灯で照度bまで被写体照度が下がっても
点灯されないので、ハンチングにはならない。本発明は
斯様な関係にあるように、点灯照度と消灯照度とのレベ
ル差を設定してある。
【0019】なお、上記した消灯照度の判定には、本実
施例ではAGCアンプ4の増幅率がある値以下となった
か否かの判定を用いているが、場合によっては消灯照度
の判定には、アイリス4の絞り値が全開からわずかに絞
られた値となったか否かの判定を用いるようにしてもよ
い。
【0020】図3は、図1の構成におけるマイクロプロ
セッサ8の処理フローを示している。同図のステップS
T1では、アイリス2が全開状態にあるか否かが問わ
れ、NOならステップST2へ進み、YESならステッ
プST5へ進んでライト10の消灯状態を維持させ、ス
テップST1へ戻る。ステップST2では、AGCアン
プ4の増幅率が所定の規定値を超えたか否かが(点灯照
度以下となったか否かが)問われ、YESならステップ
ST3へ進んでライト10を点灯させ、NOならステッ
プST5へ進んでライト10の消灯状態を維持させる。
ステップST3に続くステップST4では、AGCアン
プ4の増幅率が所定の規定値を下回ったか否かが(消灯
照度を超えたかか否かが)問われ、NOならこのルーチ
ンを繰り返し、YESならステップST5へ進んでライ
ト10を消灯させる。
【0021】図4は本発明の第2実施例に係るビデオカ
メラ(VTR一体型カメラ)の要部構成を示すブロック
図であり、同図において図1の構成要素及び信号と均等
なものには同一符号を付してあり、その説明は重複を避
けるため割愛する。図4において、11はVTRブロッ
ク用のマイクロプロセッサ、12は二次電池を主体とし
た電源部、13は該電源部12の電源電圧を常時監視し
ている電源電圧検出回路、14はシリンダモータ駆動回
路、15は該シリンダモータ駆動回路14で駆動される
シリンダモータ(公知のビデオヘッドを搭載した回転シ
リンダを駆動するためのモータ)、16はローディング
モータ駆動回路、17は該ローディングモータ駆動回路
16で駆動されるローディングモータ(公知のテープロ
ーディングメカニズムを駆動するためのモータ)であ
る。
【0022】本実施例では2個のマイクロプロセッサ
8,11を使用しており、その一方のマイクロプロセッ
サ8はカメラブロック用とされて、前記図8のマイクロ
プロセッサとほぼ均等な機能を持ち、他方のマイクロプ
ロセッサ11はVTRブロック用とされて、主にVTR
系回路,電源系,メカニズム系モータの制御を司るよう
になっており、両マイクロプロセッサ8,11は互いに
情報の授受を行うようになっている。また、本実施例で
はライトの制御(ライト制御回路9のコントロール)
は、VTRブロック用のマイクロプロセッサ11側で行
うように構成されている。
【0023】本実施例では、マイクロプロセッサ8から
の情報に基づき前記第1実施例と同様に、被写体照度に
応じてマイクロプロセッサ11がライト10の自動点灯
と自動消灯を行うようになっている他に、電源電圧の値
やVTR一体型カメラの動作状態を認知し、これに応じ
てライトの点灯を許可するか否かを決定するようになっ
ている。
【0024】すなわち、前記したようにVTR一体型カ
メラのようなビデオカメラは、一般に携帯して使われる
事が多く、このため電源に二次電池を使用している。こ
の二次電池は特性劣化を防ぐため最低使用可能電圧が規
定されており、カメラはこれに対応するため電源電圧を
常時監視して、電圧が最低使用可能電圧値以下に下がる
と動作を停止し電源を切るようになっている。このため
本発明のように、ライト10の電源をカメラの電源と共
用した場合、ライト10を点灯するとその電流増加によ
り二次電池に電圧降下が発生し、電池電圧が最低使用可
能電圧付近にある場合には短時間で動作を停止すること
になる。つまり、撮影者の意図に反し撮影不能となる。
【0025】これを防止するため本実施例では、電源電
圧検出回路13からの検知情報によりマイクロプロセッ
サ11が電源部12の電圧(二次電池の電圧)を監視
し、電源電圧が或る値(前記した最低使用可能電圧値を
多少上回る或る値)以下となったら、マイクロプロセッ
サ11は、被写体照度の如何にかかわらずライト点灯を
禁止するように構成されている。またこのとき同時に、
撮影者に対し電子ビューファインダを通して、電池残量
が残り少なく低照度であるがライト点灯を中止している
旨を、警告するようにもなっている。ただし、ライト1
0を点灯した状態で撮影を続行している最中に、電源電
圧が或る値(前記した最低使用可能電圧値を多少上回る
或る値)以下となった場合には消灯させないようになっ
ている。これは、低照度で撮影中の撮影者を混乱させな
いためであり、この際には、電子ビューファインダを通
して低電圧警告のみを行うようにされる。
【0026】また、本実施例においては、ビデオ一体型
カメラの電源を入れた(動作開始)直後も、回路が安定
するまで一時的な電流増加で電圧降下が発生するので、
マイクロプロセッサ11はこれを認知してライト点灯を
禁止するようになっている。
【0027】さらに、ビデオ一体型カメラは撮影と再生
の二つの機能をもっているが、ライト10は撮影中にし
か使用しないため、本実施例ではこれをマイクロプロセ
ッサ11で判断し、再生中はライト点灯を禁止するよう
にも構成されているさらにまた、VTRブロックには、
電圧降下の要因となる各種モータがあり、特にシリンダ
の起動時(回転が安定するまでの期間)と、ローディン
グモータによるローディング中/アンローディング中
(メカニズム遷移動作中)とには、大きな電圧降下が発
生する。そこで、本実施例ではこれをマイクロプロセッ
サ11で判断し、この期間もライトの点灯を禁止するよ
うに構成されている。
【0028】図5は、図4の構成におけるマイクロプロ
セッサ8,11の処理フローを示している。同図のステ
ップST11では、電源電圧が規定値以上であるか否か
が問われ、YESならステップST12へ進み、NOな
らステップST19へ進んで電子ビューファインダに低
電圧警告を表示させた後、ステップST20でライト消
灯を維持させ、この後ステップST11へ戻る。ステッ
プST12では、ビデオカメラ(VTR一体型カメラ)
の電源投入直後であるか否かが問われ、YESなら前記
ステップST20へ進み、NOならステップST13へ
進む。ステップST13では、カメラが撮影状態である
か否かが問われ、YESならステップST14へ進み、
NOなら前記ステップST20へ進む。ステップST1
4では、ローディング完了状態であるか否かが問われ、
YESならステップST15へ進み、NOならステップ
ST16へジャンプする。ステップST15では、シリ
ンダモータ15が起動中であるか否かが問われ、YES
なら前記ステップST20へ進み、NOならステップS
T16へ進む。ステップST16では、ローディング中
/アンローディング中であるか否かが問われ、YESな
ら前記ステップST20へ進み、NOならステップST
17へ進む。ステップST17では、被写体照度はライ
トを必要とするか否かが問われ、YESならステップS
T18でライト10を点灯させた後前記ステップST1
2へ戻り、NOなら前記ステップST20へ進む。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被写体照
度等の状況に応じて自動的にライトの点灯や消灯を行う
使い勝手の良いビデオカメラが提供でき、従来のように
マニュアル操作による点灯/消灯動作で画面が揺れる虞
がないので、揺れのない良好な撮影を行うことができ
る。
【0030】また、ライトの点灯/消灯により被写体の
照度が変化しても、ライトが急速に点滅を繰り返すハン
チング現象を招来することがないので、良好な撮影を行
うことができる。
【0031】さらにまた、カメラの電源電圧のレベルを
監視し、この電源電圧レベルに応じてライトの点灯可否
判断を行ったり、カメラの動作状態に応じてライトの点
灯可否判断を行ったりするので、二次電池等の電源の寿
命がライト点灯で急速に縮まり、短時間でカメラの動作
停止に至る事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示す第1実施例に係るビデ
オカメラの要部構成のブロック図である。
【図2】本発明によるライトの点灯照度と消灯照度との
関係を示す説明図である。
【図3】図1のマイクロプロセッサによる処理フローを
示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るビデオカメラ(VT
R一体型カメラ)の要部構成のブロック図である。
【図5】図4のマイクロプロセッサによる処理フローを
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ系 2 アイリス(絞り) 3 撮像素子 4 AGCアンプ(自動利得制御増幅器) 5 信号処理回路 6 アイリス駆動回路 7 絞り値検出回路 8 カメラ用のマイクロプロセッサ 9 ライト制御回路 10 ライト 11 VTR用のマイクロプロセッサ 12 電源部 13 電源電圧検出回路 14 シリンダモータ駆動回路 15 シリンダモータ 16 ローディングモータ駆動回路 17 ローディングモータ S1 映像信号 S2 輝度レベル情報信号 S3 AGC制御信号 S4 アイリス制御信号 S5 絞り値情報信号 S6 ライト制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影用ライトを一体化して具備したビデ
    オカメラ、または撮影用ライトが取付け可能なビデオカ
    メラにおいて、 被写体の照度に応じて前記撮影用ライトを消灯状態から
    自動点灯させ、また、被写体の照度に応じて前記撮影用
    ライトを点灯状態から自動消灯させるようにしたことを
    特徴とするビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記消灯状態から点灯状態に移行する被写体の照度レベ
    ルよりも、前記点灯状態から消灯状態に移行する被写体
    の照度レベルを所定値だけ大きく設定したことを特徴と
    するビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 映像信号の輝度レベル情報とアイリスの絞り値検出情報
    とによって、被写体の照度を判別することを特徴とする
    ビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載において、 ビデオカメラの電源電圧レベルが所定値を下回った場合
    には、被写体照度の如何にかかわらず、前記撮影用ライ
    トの消灯状態から点灯状態への移行を禁止するようにし
    たことを特徴とするビデオカメラ用ライトの自動点灯消
    灯制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載において、 前記撮影用ライトが点灯状態にある際にビデオカメラの
    電源電圧レベルが所定値を下回った場合には、被写体の
    照度に応じて点灯状態から自動消灯されるまでもしくは
    撮影が中断されるまで点灯状態を維持されるようにした
    ことを特徴とするビデオカメラ用ライトの自動点灯消灯
    制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3記載において、 回転シリンダの起動動作時及びローディングモータの動
    作時には、被写体照度の如何にかかわらず、前記撮影用
    ライトの消灯状態から点灯状態への移行を禁止するよう
    にしたことを特徴とするビデオカメラ用ライトの自動点
    灯消灯制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1013843A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオカメラの照明装置
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