JPH03265282A - 自動撮影システム - Google Patents

自動撮影システム

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JPH03265282A
JPH03265282A JP2065065A JP6506590A JPH03265282A JP H03265282 A JPH03265282 A JP H03265282A JP 2065065 A JP2065065 A JP 2065065A JP 6506590 A JP6506590 A JP 6506590A JP H03265282 A JPH03265282 A JP H03265282A
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Hideaki Yoshida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動撮影システム、詳しくは、待機撮影ある
いはインターバル撮影等の自動撮影システムに関する。
[従来の技術] 通常の撮影装置における撮影モードには、手動トリガ指
令により撮影シーケンスを実行する通常撮影(セルフタ
イマ撮影等も含む)モードと、撮影者が該当するモード
の設定を行うだけで、その後、撮影装置自身により撮影
トリガ指令を発し撮影を実行する、所謂、待機撮影・イ
ンターバル撮影等の自動撮影のモードの2つがある。
上記二つの撮影モードのうち後者の自動撮影に関して、
従来知られているものとしては、比較的長い時間である
一定時間間隔、または各コマごとにあらかじめ決められ
た所定時間間隔で撮影トリガを発するインターバル撮影
、また、被写体が所定位置に到達したことを測距センサ
によって検出し撮影トリガを発するフォーカストリガ撮
影(待伏せ撮影)、また、音声に反応して撮影トリガを
発する音声トリが撮影、更に、動被写体の変化をパター
ン認識で検出し撮影トリガを発する動体トリガ撮影等が
ある。これらの自動撮影は、目的に応じて使い分けられ
それぞれ利用価値の高いものである。
[発明か解決しようとする課題] ところが、上述のように従来の自動撮影におけるトリガ
作動のための情報源は、時間、距離、音。
動き等に限られた範囲のものであって、光1色。
環境(気圧、気流、温度、湿度等)の情報を供給してそ
の情報に基づいて撮影トリガを発信させるようなものは
なかった。従って、夕暮れ時などの薄暗い状態で発生す
る現象の自動撮影は、従来では時刻を厳密に設定して行
わなければならなかった。また、待伏撮影において、特
定の色をもつ被写体のみを選択して撮影することは不可
能であった。更に、自然現象の自動撮影で、その環境状
態が特定の状態に到達した時点でシャッタを切るという
こともできなかった。
一方、従来の自動撮影装置において、カメラがフロッピ
ディスクを用いる電子スチルカメラであった場合、スピ
ンドルモータの立上げにある時間を要するために自動的
に撮影トリがか発信されても上記立上がり分だけ遅れて
シャッタが切られ、撮影時機のずれが生じる可能性があ
った。また、その遅れを防止するには、自動撮影モード
にはいった時点から上記スピンドルモータの駆動を開始
させる必要があった。しかし、この方広によると待機中
の消費電力が非常に大きくなってしまう。
一方、銀塩カメラを含むカメラを用いたストロボ照明に
よる自動撮影の場合も、ストロボのチャージに時間が必
要であり、同様の問題を有している。
また、従来の自動撮影装置のうち、インターバル撮影(
計時撮影)を行うものにあって、出現と退去を繰返すよ
うな被写体を所定の時間々隔で自動的に撮影する場合、
その被写体が上記インターバルの撮影トリガ時点に丁度
、画枠から外れているようなタイミングであったとして
もシャッタが無駄に切られてしまうという不具合を有し
ていた。
本発明の第1の目的は、上述の不具合を解決するため、
測光、測色、環境情報の認識手段を設け、そのいずれか
の情報の認識状態に基づいて自動撮影を行うようにして
利用価値の高い自動撮影システムを提供するにある。
また、本発明の第2の目的は、自動撮影システムにおい
て撮影開始の条件を与える物象の状態の量が所定の範囲
内に到達した時点で、起動に比較的長い時間を必要とす
る要素を運転状態とする予備状態設定を実行させるよう
にして、トリガ発信時のシャッタ切の時機が遅れを発生
せず、しかも、消費電力も僅少に抑えることのできる自
動撮影システムを提供するにある。
更に、本発明の第3の目的は、自動撮影システムにおい
て計時撮影を行う場合撮影開始の条件たる所定の物象の
状態の量か該条件を充足するに到らないようなときには
計時による撮影手段の実行を禁止するようにして、被写
体が撮影可能状態にないときはシャッタを切らず無駄な
撮影を行わせないようにした自動撮影システムを提供す
るにある。
[課題を、解決するための手段および作用]本発明は測
光情報、測色情報、気圧、気流、温度、湿度等の環境に
係る情報の何れかの情報が供給されたとき、この供給さ
れた情報の内容の如何を認識する供給情報認識手段と、
上記供給情報認識手段による認識状態に応じて自動撮影
動作を起動させるための撮影起動手段とを具備すること
を特徴とし、上記認識手段の認識状態に応じて自動撮影
を起動せしめるものである。
また、第2の発明の自動撮影システムは、撮影開始の条
件とする所定の物象の状態の量が該条件を満たす量に到
る以前の所定の範囲内の値に達したことを認識する予備
条件認識手段と、上記予備条件認識手段の認識状態に応
じて当該カメラを撮影動作実行に必要な所定の予備状態
になさしめるための予備状態設定手段とを具備すること
を特徴とし、上記予備条件認識手段の認識状態に応じて
撮影の予備状態を設定するものである。
更に、第3の発明の自動撮影システムは、計時手段の計
時結果に応じて撮影動作を行うためのインターバル撮影
手段と、上記計時手段によらない撮影開始の条件たる所
定の物象の状態の量が該条件を充足するに到らないこと
を認識する撮影条件未充足認識手段と、上記撮影条件未
充足認識手段が、上記条件が充足されていないことを認
識しているときには上記インターバル撮影手段の動作如
何に係わらず撮影動作を禁止するための撮影禁止手段と
を具備することを特徴とし、上記認識手段の認識状態に
応じて計時による撮影動作を禁止させることを可能にし
たものである。
[実 施 例] 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す自動撮影システムの
ブロック構成図である。本システムは、マイクロコンピ
ュータで構成されるシステムコントローラ1とそのコン
トローラ1で駆動され撮像記録を行う撮像記録部2と、
上記コントローラ1に物象の状態の量である情報を供給
するセンサ群と、撮影指示1条件選択指示の上記コント
ローラlへの人力のためのスイッチ群と、本システムの
主電源である電池16とその主電源の上記各制御要素へ
の複数の供給スイッチ15、および、タイマ専用電源で
ある電池18を有するタイマ17とによって構成されて
いる。
撮像記録部2は電子スチルカメラの撮像記録部であって
、レンズ及び撮像素子部と映像プロセス回路、記録回路
等の信号処理部とフロッピディスクドライブ部とストロ
ボ発光部、更に、その他の撮影制御要素を内蔵している
。そして、撮影記録の実行に際して比較的にその起動時
間の長い駆動系、即ち、上記ドライブ部のスピンドルモ
ータおよびストロボ発光充電部をスタンバイ動作用の予
備立上げブロック2aとして、上記コントローラ1によ
り単独に駆動(以下スタンバイ動作と称す)できるよう
に配設されている。なお、本実施例は電子スチルカメラ
に適用したものであるが、銀塩フィルム式カメラに適用
した場合は勿論上記ドライブ部が存在しないので予備立
上げブロックはストロボ発光充電部のみとなる。
上記センサ群は、被写体の測光情報である輝度を検出す
る測光センサ3と、照明光および被写体からの反射光の
測色情報である色あいと色濃さを検出する測色センサ4
と、撮像記録部2に装着され、該撮像記録部2の加速度
を検出する加速度センサ5と、更に、環境に係る情報で
あって、それぞれ気温、湿度、気圧を検出する温度セン
サ6゜温度センサ7、気圧センサ8、および、同様に環
境に係る情報であって気流に関する情報を取込む気流セ
ンサ9とで構成されている。上記環境情報の各センサは
カメラ内蔵のほか、リモートセンシングも可能とする。
上記各センサの出力は上記コントローラ1に内蔵される
条件判断ブロック1bに入力される。
上記測光センサ3を第2図によって、更に、詳しく説明
する。撮影光は当該撮像部のティキングレンズ2bを介
してイメージヤ2d上に結像する。
そして、ハフミラー2cで反射された一部の光が測光セ
ンサである受光素子3に入射し、測光出力として検出さ
れる。なお、この撮像部のようにイメージヤ2dを用い
るものにあってはイメージヤ出力を測光出力として利用
することができ、更に、エリア測光情報を供給すること
も可能となる。なお、この場合、絞りによって出力が変
化するので当然ながら補正を必要とする。
また、上記測色センサについて、第3.4図を用いて詳
しく説明する。第3図は、光源色情報を得るための測光
センサ4′を示し、R,G、  Bのフィルタが装着さ
れた受光素子4a、4b、4cとそのプリアンプ4dに
よって構成されている。
そして、光源の色情報を上記素子で検出し出力するもの
である。また、第4図は、被写体による反射光の色情報
を得るための測色センサを示す。ティキングレンズ2b
’を介して取込まれた撮影光はイメージヤ2d’上で結
像し、撮像信号として信号処理回路2e′に人力される
。そして、撮像情報が出力されると同時に、反射光色情
報が出力される。この反射光色情報と前記第3図に示す
測光センサ4′の光源の色情報とにより被写体自体の色
あいを推定することが可能であり、その色あいに基づく
撮影トリガ信号を出力することも可能となる。更に、こ
の測色センサにおいても、その出力からエリア情報を含
んだ色信号を検出することができる。
また、上記スイッチ群は、第1.2モードスイッチ10
.11と、後述するオートトリガ情報選択スイッチ12
と、インターバル撮影時のインターバル時間の設定を行
うインターバル設定スイッチ13と、自動撮影スタート
/ストップスイッチ14とで構成されている。そして、
上記第1モードスイツチ10はそのオフ動作により通常
の撮影を行う手動撮影モードを、また、そのオン動作に
より自動撮影モードをそれぞれ指定する。また、第2モ
ードスイツチ11は、選択された自動撮影モードにおい
て、そのオン動作によりインターバル撮影を選択し、オ
フ動作により通常の自動撮影を選択指定する。更に、自
動撮影スタート/ストップスイッチ14は、自動撮影動
作の開始をそのオン動作により指示し、またその撮影の
停止をそのオフ動作により指示するものである。
そしてシステムコントローラ1には、上記判断ブロック
1bが内蔵されており、このブロック1bは、各物象の
状態の量を各センサから取込み、そして、自動撮影モー
ドにおいて撮影開始のための条件即ち、供給情報が撮影
動作起動を容認する条件を満足するかどうか、あるいは
、撮影条件に至る以前の極近い所定の範囲即ち、予備条
件(スタンバイ条件)として認識される範囲を満足する
かどうかを上記各センサの出力に基づき認識する手段と
なる。また、このブロック1bの判断の対象とする情報
の種類とその判断の基準とする量またはその範囲は、後
述するオートトリガ情報選択スイッチ12によりシステ
ムコントローラ1に入力される。なお、インターバル撮
影において、上記ブロック1bは上記供給情報が撮影条
件を充足していない場合を認識する手段でもある。
更に、システムコントローラ1は上記条件判断ブロック
1bの他に、自動撮影モード時の撮影起動手段、上記予
備条件に基づいて予備立上げブロック2aを起動する予
備状!!(以下、スタンバイ状態と称す)設定を指示す
る手段、また、撮影条件未充足認識手段の指示に基づい
てインターバル撮影での撮影動作を禁止する手段、更に
、自動撮影モードで待機中において主電源の供給をコン
トロールを行う監視ブロック1aを内蔵している。
上記監視ブロック1aは一般の自動撮影モードにおいて
は自動撮影スタート/ストップスイッチ14のオン動作
に関連して作動を開始し、各センサ3〜9への微弱なセ
ンサ作動電力のみを供給する。また、予備条件認識が条
件判断ブロック1bでなされると予備立上げブロック2
a系の制御要素に主電源を供給するように作動し、そし
て、撮影開始条件を満足した時点で撮影用の要素に主電
源を供給するように供給スイッチ15をコントロールす
るものである。
また、自動撮影モードのうちインターバル撮影の場合、
監視ブロック1aはタイマ17を作動させ、その指定の
インターバルの検出を行うと同時に、各物象の状態が撮
影条件を満足し・ているかの判定のため各センサ3〜9
によってセンシングするが、そのためのセンサ用電力の
供給コントロールも行う。
以上のように構成された本実施例の自動撮影システムの
動作を第5図のフローチャートによって説明する。
まず、電源スィッチ(図示せず)の投入により第5図の
処理が開始される。ステップS1において撮影中止の指
示の有無をチエツクし、有であれば本ルーチンを終了す
る。そして、ステップS2において第1モードスイツチ
10のオン・オフのチエツクを行う。オフの場合、通常
撮影モード選択の場合であって、ステラ/S3にジャン
プし、通常撮影シーケンス処理か実行される。オンの場
合は、自動撮影モードが選択されたときてあって、ステ
ップS4に進み、オートトリガ撮影情報選択スイッチに
よって予め設定されている、自動撮影開始を容認する各
センサ3〜9の検出条件がシステムコントローラ1に登
録される。続いて、第2モードスイツチ11のオン・オ
フがチエツクされる(ステップS5)、オンの場合、即
ち、インターバル撮影指定のときは、ステップS20に
進み、オフの場合、即ち、通常の自動撮影選択のときは
、ステップS6にジャンプする。
ステップS6において、自動撮影スタート/ストップス
イッチ14のオン・オフを判別し、オンの場合、自動撮
影動作をスタートさせ、ステップS7に進む。オフの場
合は、再度ステップS1に戻り、上記の処理を繰返す。
ステップS7においてスタンバイ条件が満足されたかど
うかの判断を行う、即ち、各センサ3〜9の出力を条件
判断ブロック1bで判断し、物象の状態の量が撮影条件
を満たす量に到る以前の近傍の範囲にあると認識された
かどうかの判別する。そして、条件を満足している場合
ステップS9に進み、スピンドルモータの起動やストロ
ボ撮影時はストロボ充電を開始する予備立上げブロック
2aを起動させ、スタンバイ処理をする。また、条件を
満足していない場合はステップS8にジャンプし、再度
上記スタート/ストップスイッチ14のオン・オフをチ
エツクして、オフでない限りステップS7のチエツクを
繰返す。オフの場合はステップS1に戻る。
ステップS9に続き、再度スタンバイ条件の確認を行い
(ステップ510)、条件範囲から逸脱していればステ
ップSllにジャンプし、スタンバイ状態を解除し、ス
タート/ストップスイッチ14のオン・オフのチエツク
を行い、オフであればステップS1に戻り、オンであれ
ばステップS7に戻る(ステップ512)。また、スタ
ンバイ条件を満足していれば、続いて、トリガ条件のチ
エツクを行う(ステップ513)。即ち、条件判断ブロ
ック1bに供給された情報が撮影条件に適合していると
判断されたならばステップS14に進み、適合していな
いと判断されれば再びステップSIOに戻る。
ステップ514においてシステムコントローラ1より撮
影記録部2に撮影トリガ信号を発信し、撮影ンーケンス
処理が開始される(ステップ515)。続いて、再度ス
タート/ストップスイッチ14のオン・オフのチエツク
を行う。オフの場合、ステップS1に戻り、オンの場合
、ステップ517に進む(ステップ516)。ステップ
S17において、撮影続行可否の判別、例えば、指定し
た枚数だけの自動撮影が終了したか、あるいは、未記録
トラックかディスク上になくなったかなどのチエツクを
行い、続行不可ならば本ルーチンを終了し、続行可であ
れば再度ステップS10に戻り、自動撮影を繰返す。こ
の繰り返しの際にスタンバイ条件やトリが条件の判定を
行い、少なくとも一度、それらの条件を脱してから次の
撮影を禁止するようにしても良い。即ち、条件が新たに
満足される度に一コマ撮影されるようにすることか可能
である。
一方、ステップS5の第2モードスイツチ11のオン・
オフのチエツクにおいて、スイッチオンによりインター
バル撮影が選択された場合ステップ520に進むが、ス
テップS20においてはスタート/ストップスイッチ1
4のチエツクを行い、オフの場合はステップS1に戻り
、オンの場合、ステップ521に進む。そして、撮影間
隔の時間に対応するインターバルタイマであるタイマ1
7をリセットし、タイマの計時をスタートさせる。
そして、ステップS22において計時時間が、予めイン
ターバル設定スイッチ13で設定されているインターバ
ル時間T、より前述のスタンバイ処理に要する時間だけ
少ない時間T1を経過したかどうかチエツクする。時間
T1に到達した場合、スピンドルモータ起動などのスタ
ンバイ処理を実行しくステップ523)、続いて、タイ
マ17の計時が時間T2に到達したかどうかをチエツク
する(ステップ524)。そして、計時が時間T2に到
達したならば、条件判断ブロック1bでトリが条件をチ
エツクする(ステップ525)。これは前述のステップ
813の判別と同一の処理である。トリガ条件を満足、
即ち、物象の状態の量が撮影開始条件を充足するに到っ
た場合はステップS27に進み、撮影トリが信号を発信
し、撮影シーケンス処理を実行する(ステップ828)
。そしてステップS2つに進む。
一方、ステップS25でトリガ条件を満足しない場合、
即ち、条件判断ブロック1bにおいて撮影開始条件を充
足するに到らないと認識された場合は、撮影禁止手段で
あるステップS26を経由してステップS29にジャン
プする。ステップS26は飛ばし処理ルーチンであって
、撮影トリガは発信せず、その代りに、「メモ」用とし
てその撮影しなかった時刻あるいは撮影コマ数等をコン
トローラl中のメモリに記録するサブルーチン処理であ
る。
ステップS29において、スタンバイ状態を解除し、続
いてステップS30て再度スタート/ストップスイッチ
14のオン・オフをチエツクしオンであれば(撮影続行
)、ステップ521に戻り、オフであれば(撮影ストッ
プ)、ステップS1に戻る。
次に、上記撮影ルーチンの処理におけるステップS7.
10のスタンバイ条件判別処理の具体例として第6.7
,8.9図の例について説明する。
第6図は、前記オートトリガ情報として被写体の輝度情
報(測光情報)か選択された場合の条件判別範囲を示し
たものである。その条件判別の範囲として、B領域が撮
影開始条件(撮影トリが発信条件)を満足する範囲を示
し、A/C領域が、B領域に極く近い範囲の予備条件(
スタンバイ条件)認識領域であって、この領域の条件下
にある場合は予備立上げブロック2aを起動させる。例
えば夕暮れ時の道路の交通状態の自動撮影しようとする
場合などがこの好適な適用例であって、測光データに基
づいて所定の明るさまで暗くなったことを検出したとき
、即ち、Cの領域に到達したとき、ストロボ充電とスピ
ンドルモータを起動してスタンバイ状態とし、続いて、
トリガ条件である、Bの領域内に測光データが収まるよ
うな状態を待って撮影を実行することになる。以上のよ
うに処理することによって、電力の浪費を抑えながら、
しかも撮影タイミングに遅れを生しることなく自動撮影
を実行できる。
第7図は、オートトリガ情報として被写体の色情報が選
択される場合の色情報の判別領域をカラーベクトル図で
示したものである、横、縦軸はそれぞれ青・赤の色差信
号軸E s  E Y 、E RE、である。そして、
色情報が領域Hにあれば撮影開始(トリガ発信)条件を
満足し、領域Iにあれば予備条件(スタンバイ条件)を
満足するものとする。例えば、「夕やけの雲」の撮影を
自動撮影しようとする場合には、領域Hを夕やけの色と
して設定し、領域rを夕やけの色に極く近い色の範囲と
して設定すればよい。そして、雲の色が領域Iに該当す
るようになった時点でスタンバイ状態とし、その後、領
域Hに到達した時点てシャッタを自動的に切るようにす
る。
更に、第8図は、撮影しようとする被写体の色を定め、
その色を持つ被写体の画枠中の位置を撮影開始(トリガ
発信)条件あるいは予備条件(スタンバイ条件)領域と
した場8の各領域J、Kを示すものである。そして、指
定の色を持つ被写体か領域Kに出現したならば、スタン
バイ状態に撮像記録部を起動し、領域Jに位置した時点
で撮影を開始させるようにする。
更に、第9図は、雲の状態を自動撮影する場合、その撮
影トリガ発信条件とスタンバイ条件の気温。
湿度、気圧の範囲をそれぞれ示している。これらの値に
基づいて、スタンバイ処理並びに撮影トリガ発f3がな
される。
第10図は、撮影開始を判定する物象状態の量として加
速度を適用し、所定の大きさの加速度α2以上をカメラ
か受けた直後に撮影を実行するようなシステムに対する
加速度の変化と撮影トリガのタイミングE I、  t
 2 、j aを示した図である。図において加速度α
(は少なくとも撮影トリガを発信する時点の撮(?! 
記録部の受ける最大の加速度とする。即ち、加速度α1
以下であってカメラ部が静止に近い状態でのみシャ・ツ
タを切るように設定される。この撮影システムは手持ち
のカメラを群衆の中まで持込んで撮影を行うような場合
に利用される。そして、撮影に際して大きく移動させ、
それに応じて加速度かα2を超過し、その直後、加速度
がαl以下になった時点でシャ・ツタが切られる(例え
ばタイミングti、t2゜t3)。このようにシステム
化すれば、手振れの少ない自動撮影が実行できるカメラ
を提供できる。
なお、本実施例では環境状態の情報用センサとして気圧
、気流センサ等を提案したが、勿論、その他のセンサ、
例えば、水圧センサ、水流センサ、水質センサ等と液体
に関するセンサ等、更には、振動センサ等を装備し、そ
れらの出力に応答して自動撮影することも可能である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の自動撮影システムは、環境そ
の他の物象の状態の量に関する情報の認識状態に応して
、撮影動作を起動せしめるようにしたので、本発明によ
れば、目標とする撮影が間違いなく、しかも効率よく実
行され、非常に利用価値の高いなど顕著な効果を有する
自動撮影システムを提供できる。
また、本発明のうち別の発明の自動撮影システムは、撮
影開始の条件を与える物象の状態の量が所定の範囲内に
到達した時点で予備状態設定を実行せしめるようにした
ので、本発明によれば、撮影トリが発信に対して、即シ
ャッタが切られるのでシャッタ切の遅れが発生すること
なく、しかも、電力の消費も極力抑えることができるな
ど顕著な効果を有する自動撮影システムを提供すること
ができる。
更に、本発明のうち、更に別の発明の自動撮影システム
は、計時撮影を行う場合、撮影開始の条件たる所定の物
象の状態の量か該条件を充足するに到らないようなとき
には計時による撮影手段による撮影実行を禁止するよう
にしたので、本発明によれば、インターバル撮影におい
て、目的に合致しない被写体であった場合は、指定のイ
ンターバルであっても撮影を実行せず無駄な撮影を行わ
せないようにするなど顕著な効果を有する自動撮影シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す自動撮影システムの
ブロック構成図、 第2図は、上記第1図の自動撮影システムに用いられる
測光センサの模式的配置を示す図、第3図は、上記第1
図の自動撮影システムに用いられる光源用の測色センサ
の概略の構成を示す図、 第4図は、上記第1図の自動撮影システムに用いられる
被写体反射光の潤色センナの模式的配置を示す図、 第5図は、上記第1図の自動撮影システムの撮影処理を
示すフローチャート、 第6.7.8図は、それぞれ上記第1図の自動撮影シス
テムの物象の状態の撮影開始条件と予備条件(スタンバ
イ条件)の各領域を示し、第6図は、その物象の状態が
輝度である場合、第7図は、その物象の状態が被写体の
色である場合、また、第8図は、その物象の状態が被写
体の色であって、更にその位置が条件に加えられた場合
の各領域を示し、 第9図は、上記第1図の自動撮影システムの環境情報(
物象の状態)に対応する撮影開始条件と予備条件(スタ
ンバイ条件)の領域を示す図、第10図は、上記第1図
の自動撮影システムの加速度情報(物象の状態)に対応
した撮影動作を示すタイムチャートである。 1・・・・・・・・・・・・・・・システムコントロー
ラ(撮影起動手段、予備状態設定手段、撮影 条件未充足時の撮影禁止手段) 1b・・・・・・・・・・・・条件判断ブロック(供給
情報認識手段、予備条件認識手段、撮影 条件未充足認識手段) 鳥20 第3回 消4回 2〆 妬6回 5 6 7 一中輝痕8v 第7円 第8目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測光情報、測色情報、気圧、気流、温度、湿度等
    の環境に係る情報の何れかの情報が供給されたとき、こ
    の供給された情報の内容の如何を認識する供給情報認識
    手段と、 上記供給情報認識手段による認識状態に応じて自動撮影
    動作を起動させるための撮影起動手段と、 を具備してなることを特徴とする自動撮影システム。
  2. (2)撮影開始の条件とする所定の物象の状態の量が該
    条件を満たす量に到る以前の所定の範囲内の値に達した
    ことを認識する予備条件認識手段と、 上記予備条件認識手段の認識状態に応じて当該カメラを
    撮影動作実行に必要な所定の予備状態になさしめるため
    の予備状態設定手段と、を具備してなることを特徴とす
    る自動撮影システム。
  3. (3)計時手段の計時結果に応じて撮影動作を行うため
    のインターバル撮影手段と、 上記計時手段によらない撮影開始の条件たる所定の物象
    の状態の量が該条件を充足するに到らないことを認識す
    る撮影条件未充足認識手段と、 上記撮影条件未充足認識手段が、上記条件が充足されて
    いないことを認識しているときには上記インターバル撮
    影手段の動作如何に係わらず撮影動作を禁止するための
    撮影禁止手段と、を具備してなることを特徴とする自動
    撮影システム。
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