JP2756343B2 - カメラ及びカメラに適用される制御装置 - Google Patents

カメラ及びカメラに適用される制御装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セルフ撮影モードを有すると共に、閃光撮
影に先立って赤目現象防止用照明を発光させる赤目現象
防止機能を有するカメラ及びその種のカメラに適用され
る制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、被写体周辺の照度が低下している場合に、スト
ロボ撮影を行うと、人あるいは動物の眼が赤色あるいは
金色に光って写るいわゆる赤目現象が発生していた。こ
の赤目現象の発生する原因としては、ストロボ光が眼の
瞳孔を介して網膜面で極端に反射され、その際に網膜面
内の血液の色が赤色である為にフイルム面上に赤色ある
いは金色に写ってしまうと考えられている。
この赤目現象はストロボ撮影の際に発生するが、特に
以下の条件の時に発生することが知られている。
(1)被写体周辺が暗く、瞳孔が開いている場合、 (2)ストロボ装置の発光部と撮影レンズの光軸までの
距離が近い場合、 (3)被写体の眼の焦点がズレている場合(横を向いて
いる場合あるいはカメラ以外の物に注目している場合) この赤目現象の対策として、特公昭58−48088号公報
にはストロボ撮影に先立って被写体を予備照射して人間
の瞳孔の開口度を小さくしておき、瞳孔がほぼ最小にな
った時点で撮影の為のストロボ発光を行うことにより、
ストロボ撮影における赤目緩和させる技術が開示されて
いる。
また、特開平1−244436号公報においてはセルフタイ
マモードを設定した場合には必ず赤目緩和モードが設定
されるようになっており、レリーズ全押しによるセルフ
タイマ計時終了後にストロボのプリ発光を行い、さらに
所定時間経過後にメイン発光を伴なうシヤツターレリー
ズを行ってストロボ撮影における赤目現象を緩和させる
技術が開示されている。
しかしながら、前記特公昭58−48088号公報において
は、赤目緩和効果が得られるようにする為に、瞳孔がほ
ぼ最小に絞られるのに必要な、ある所定の期間経過(眼
の明反応)後に一連のレリーズ動作を行っており、その
為にレリーズボタンの半押し状態を保ったりタイマ回路
により所定時間レリーズロツクをかけるなど撮影者にと
って非常にわずらわしいものであった。又場合によって
は、このレリーズロツクによりシヤツターチヤンスを逃
してしまうという不都合もあった。
一方、前記特開平1−244436号公報においては、セル
フタイマ計時終了後にストロボのプリ発光を行いその所
定時間経過後に撮影動作を行っているが、このストロボ
プリ発光による赤目緩和動作はストロボ撮影の時と通常
撮影の時とで動作させたりさせなかったりしている為
に、セルフタイマの計時がスタートしてから撮影される
までの時間にバラツキが発生し、非常にわかりにくいも
のとなっていた。特にセルフタイマ計時を表示できるカ
メラにおいては、計時終了の表示を行った後に間があく
ので、撮影される人はすでに撮影してしまったと重い、
ポーズを変えてしまう場合もあった。
〔発明の目的〕
本発明は上述したような事情に鑑みて為されたもの
で、セルフ撮影時の使い勝手の良好なカメラ、また、そ
のようなカメラとすることのできるカメラに適用される
制御装置を提供しようとするものである。
請求項1に示される本発明は、上述したような目的を
達成するために、セルフ撮影モードを有すると共に、閃
光撮影に先立って赤目現象防止用照明を発光させる赤目
現象防止機能を有するカメラであって、前記赤目現象防
止機能を作用させるか否かを決定するための決定手段
と、前記決定手段により前記赤目現象防止機能を作用さ
せないことが決定されることに応じて、前記セルフ撮影
モードにて撮影する際に、前記レリーズ操作が行われて
から所定の遅延時間経過してから撮影を開始させる第1
の制御手段と、前記決定手段により前記赤目現象防止機
能を作用させることが決定されることに応じて、前記セ
ルフ撮影モードにて撮影する際に、前記レリーズ操作が
行われてから前記所定の遅延時間経過する前に前記赤目
現象防止用照明の発光を開始させ、その後前記赤目現象
防止用照明の発光を停止させてから撮影を開始させる第
2の制御手段とを有するカメラとし、以って、赤目現象
防止機能を作用させてセルフ撮影モードにて撮影する際
には、レリーズ操作が行われてから所定のセルフ遅延時
間が経過する前に赤目現象防止用照明の発光を開始させ
ようとするものである。
また、請求項2に示される本発明は、前記第2の制御
手段は、前記レリーズ操作が行われてから前記所定の遅
延時間経過した時点では前記赤目現象防止用照明の発光
が停止した状態とすると共に、前記レリーズ操作が行わ
れてから前記所定の遅延時間経過してから撮影を開始さ
せるような請求項1のカメラとし、以って、赤目現象防
止機能を作用させてセルフ撮影モードにて撮影する際に
も、赤目現象防止機能を作用させずにセルフ撮影モード
にて撮影する際のセルフ遅延時間と同様のセルフ遅延時
間にて撮影が行われるようにするものである。
また、請求項3に示される本発明は、セルフ撮影モー
ドを有すると共に、閃光撮影に先立って赤目現象防止用
照明を発光させる赤目現象防止機能を有するカメラに適
用される制御装置であって、前記赤目現象防止機能を作
用させるか否かを決定するための決定手段と、前記決定
手段により前記赤目現象防止機能を作用させないことが
決定されることに応じて、前記セルフ撮影モードにて撮
影する際に、前記レリーズ操作が行われてから所定の遅
延時間経過してから撮影を開始させる第1の制御手段
と、前記決定手段により前記赤目現象防止機能を作用さ
せることが決定されることに応じて、前記セルフ撮影モ
ードにて撮影する際に、前記レリーズ操作が行われてか
ら前記所定の遅延時間経過する前に前記赤目現象防止用
照明の発光を開始させ、その後前記赤目現象防止用照明
の発光を停止させてから撮影を開始させる第2の制御手
段とを有するカメラに適用される制御装置とし、以っ
て、赤目現象防止機能を作用させてセルフ撮影モードに
て撮影する際には、レリーズ操作が行われてから所定の
セルフ遅延時間が経過する前に前記赤目現象防止用照明
の発光を開始させようとするものである。
また、請求項4に示される本発明は、前記第2の制御
手段は、前記レリーズ操作が行われてから前記所定の遅
延時間経過した時点では前記赤目現象防止用照明の発光
が停止した状態とすると共に、前記レリーズ操作が行わ
れてから前記所定の遅延時間経過してから撮影を開始さ
せる請求項3のカメラに適用される制御装置とし、以っ
て、赤目現象防止機能を作用させてセルフ撮影モードに
て撮影する際にも、赤目現象防止機能を作用させずにセ
ルフ撮影モードにて撮影する際のセルフ遅延時間と同様
のセルフ遅延時間にて撮影が行われるようにするもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を基に説明する。
第1図は本発明に係わるカメラの構成を示すブロツク
図で、同図に於いて1はカメラの動作を制御するマイク
ロコンピユータ(以下CPUと略す)、2は赤外線発光素
子(以下、IREDと略す)3、4、5を被写体に向けて投
光し、その反射光を位置検出センサ(以下PSDと略す)
6、7、8にて検知することで測距データを求める公知
の測距回路、9は被写体の輝度を受光素子10により検出
し、測光データを求める公知の測光回路、11、12、13は
発光素子(以下LEDと略す)で、トランジスタ14、15、1
6によりそれぞれ点灯、消灯が行われる。発光素子11、1
2、13はそれぞれセルフ動作表示用LED、ストロボ撮影、
低輝度警告用LED、AF・撮影準備完了用LEDである。17は
カメラの情報を表示する液晶表示回路で、例えば、フイ
ルムカウンタ情報、赤目緩和モード表示、ストロボ表示
等を行う。18はリモコン信号送信機でスイツチSW8によ
りリモコン信号受信後2秒後にレリーズさせる2秒レリ
ーズモードと、リモコン信号受信後即レリーズさせる即
レリーズモードの2つのリモコンモードが選択され、ス
イツチSW9をオンさせることによりリモコン信号が光信
号としてIRED19からレンズ20により集光されて投射され
る。一方、そのリモコン信号はレンズ22にて集光されて
受光素子23により検出され、リモコン受信回路21にて信
号処理されてCPU1に送られ、後述する一連のリモコンレ
リーズ動作が行われる。24は閃光装置としてのストロボ
の充電及び発光を行うストロボ回路であり、撮影レンズ
の焦点距離に連動して動くレンズ26によってキセノン管
25からのストロボ光が撮影レンズの焦点距離に応じた照
射角にて集光され被写体に向けて投射される。27は赤目
緩和用ランプの駆動回路であり、上記レンズ26と同様に
撮影レンズの焦点距離に連動して動くレンズ29により赤
目緩和用照明である赤目緩和ランプ28の光を撮影レンズ
の焦点距離に応じた照射角にて集光し、被写体に向けて
投射する。30は露出動作を行わせるシヤツタ駆動回路、
31は測距回路2より得られる測距データに基づいて撮影
レンズの焦点調節駆動を行うレンズ駆動回路、32はフイ
ルムの巻上げ、巻戻しを行う給送回路である。スイツチ
SW1はレリーズボタンの半押し等でオンし、測距、測光
等を行わせる為の撮影準備スイツチ、スイツチSW2はレ
リーズボタンの全押し等によりオンし、露光動作を行わ
せる為のレリーズスイツチ、スイツチSW3は測距回路2
の3個のIRED3、4、5による画面全体の測距データとI
RED4のみによる画面の中心部分の測距データとに切換え
る為の測距視野切換スイツチ、スイツチSW4はリモコン
モードを設定し、リモコン送信機18から信号が来るのを
待機する状態にする為のリモコンスイツチ、スイツチSW
5はセルフタイマ撮影動作を起動させるセルフスイツ
チ、スイツチSW6はストロボのモード、たとえば低輝度
になると自動的にストロボ撮影となるオートモードと、
常にストロボ撮影となるマニユアル・オンモードと常に
ストロボ撮影とならないマニユアルオフモードなどを設
定する為のストロボモード設定スイツチ、スイツチSW7
は赤目緩和用照明を所定の条件が成立した時に点灯する
か所定の条件が成立しても点灯させないのかを選択する
為の赤目緩和モード設定スイツチである。
次に第1図のカメラの動作を第2図のフローチヤート
に従って説明する。
最初に通常撮影動作について説明する。まず、レリー
ズボタンの半押し等によりスイツチSW1がオンされると
(#101)、CPU1は撮影の為の一連の準備動作を行う。
つまり、測距回路2に指令を送り所定の周波数でIRED
1、2、3を点灯させ、その反射光によりそれぞれのIRE
D1、2、3に対応した測距データを求める測距動作(#
104)を行わせ、測光回路9に指令を送り、受光素子10
により被写体輝度を求める測光動作(#105)を行わせ
る。そして、ストロボモードがオートモードである時に
は#105にて行った測光結果をもとに低輝度であればス
トロボ回路24に指令を送り、ストロボ充電を行いストロ
ボ撮影ラツチをセツトし、ストロボモードがマニユアル
オン状態であれば無条件にストロボ充電、ストロボ撮影
ラツチをセツトし、ストロボモードがマニユアルオフ状
態であれば、ストロボ撮影ラツチをクリアして、ストロ
ボ充電を行わないという一連のストロボ撮影準備制御
(#106)を行う。これら一連の撮影準備動作が終了す
ると、次にスイツチSW7の状態により赤目緩和モードか
どうか判定し(#107)もし赤目緩和モードであれば、
#106にて説明したストロボ撮影ラツチがセツトされて
いるかどうかを判定し(#108)、ストロボ撮影ラツチ
がセツトされていれば#105にて測光した値が所定値以
下であるかどうかを判定し(#109)、所定値以下、す
なわち所定より暗い場合に赤目緩和ランプ28を点灯して
撮影するという赤目ランプ点灯ラツチをセツト(#11
0)する。そして次にセルフスイツチSW5の状態によりセ
ルフタイマ撮影モードかどうかを判定する(#111)
が、前述した様にこの場合はスイツチSW1による通常撮
影動作で、セルフタイマ撮影ではないからそのまま、赤
目緩和ランプ駆動回路27により赤目緩和ランプ28を点灯
させ(#112)、レリーズボタンが全押しされてスイツ
チSW2がオンされるのを待つ(#113)。もし赤目緩和モ
ードでないか(#107)あるいはストロボ撮影でないか
(#108)、あるいは明るい場合には(#109)赤目ラン
プ点灯ラツチはセツトされず、赤目緩和ランプ28も点灯
させない。その後スイツチSW2がオンされれば(#11
3)、赤目緩和ランプ28を消灯させ(#114)、測距回路
2からの測距データに基づいてレンズ駆動回路31により
撮影レンズを所定ピント位置まで駆動し(#115)、そ
してシヤツタ駆動回路31によりシヤツタを開口させて露
光動作を行わせ、その際ストロボ撮影ラツチがセツトさ
れていればストロボ回路24によりストロボを発光させて
(#116)露光終了後は給送回路32によりフイルム1コ
マ分の巻上げを行う(#117)。
次にセルフタイマ撮影モードにて赤目緩和ランプ28が
点灯する場合の動作について説明する。まず、セルフタ
イマを起動させるのにスイツチSW5をオンさせると(#1
02)、セルフタイマ撮影モードがセツトされる。その後
前述と同様に測距動作(#104)、測光動作(#105)、
ストロボ撮影準備制御(#106)を行い、赤目緩和モー
ドであり(#107)、ストロボ撮影であり(#108)か
つ、所定輝度よりも暗い場合には(#109)、赤目ラン
プ点灯ラツチをセツトするが、今度はセルフモードであ
る為赤目緩和ランプ28を点灯させることなしに(#11
1)CPU1内部のタイマによりセルフタイマ10秒間の最初
の8秒間のカウントを行う(#118)。セルフタイマの
8秒経過後赤目ランプ点灯ラツチをチエツクし、セツト
されているから(#119)赤目緩和ランプ駆動回路27に
より赤目緩和ランプ28を点灯させ(#120)、その後前
記タイマにより残り2秒をカウントした後(#121)、
赤目緩和ランプ28を消灯させ(#114)、前述と同様に
撮影レンズ駆動(#115)、シヤツタ駆動、ストロボ発
光(#116)、フイルム巻上げ(#117)の一連の撮影動
作を行う。尚、赤目緩和モードでないか(#107)ある
いは、ストロボ撮影モードでないか(#108)、あるい
は明るい場合(#109)には、赤目ランプ点灯ラツチは
セツトされず、セルフタイマ8秒経過後(#118)、赤
目ランプ点灯ラツチをチエツクし、セツトされていない
ので(#119)赤目緩和ランプ28を点灯させずに、更に
2秒待った後に(#121)前記#114から#117までの一
連の撮影動作を行う。
第3図は第1図のカメラの他の実施例の動作を示すフ
ローチヤートである。第3図中#204から#210、#212
から#217は第2図の#101から#110、#112から#117
の動作と同じである。又、スイツチSW1による通常撮影
動作は、第2図の場合と同様なので説明を省略する。
まず、スイツチSW4がオンされると(#202)リモコン
モードがセツトされる。この状態にて撮影者がリモコン
送信機18のリモコン送信スイツチSW9をオンさせると、I
RED19からのリモコン信号がレンズ20、22を介してリモ
コン信号受光センサー23にて受光され、この信号がリモ
コン受信回路21により信号処理され、リモコン信号の受
信となる(#203)。すると前述と同様に測距動作(#2
04)、測光動作(#205)、ストロボ撮影準備制御(#2
06)を行い赤目緩和モードであり(#207)、ストロボ
撮影であり(#208)、かつ所定輝度よりも暗い場合に
は(#209)、赤目ランプ点灯ラツチをセツトする。次
にリモコンモードか否かを判定して(#211)、リモコ
ンモードであるので受信されたリモコン信号が、リモコ
ン送信機18のスイツチSW8により選択された前記リモコ
ン2秒レリーズモードの信号か、リモコン即レリーズモ
ードの信号かを判定し(#218)、リモコン2秒レリー
ズモードの信号の場合は、赤目ランプ点灯ラツチをチエ
ツクして(#219)、前記のようにこれはセツトされて
いるので、赤目緩和ランプ駆動回路27により赤目緩和ラ
ンプ28を点灯させ(#220)、CPU1内部のタイマにより
2秒計時後(#221)に前述と同様に一連の撮影動作で
ある赤目緩和ランプ点灯(#214)、レンズ駆動(#21
5)、シヤツタ駆動(#215)、ストロボ発光(#21
6)、フイルム巻上げ(#217)を行う。尚赤目緩和モー
ドでないか(#207)、あるいはストロボ撮影でないか
(#208)、明るい(#209)場合に、リモコンモードで
(#221)、それがリモコン2秒レリーズモードの場合
(#218)、赤目ランプ点灯ラツチはセツトされないの
で赤目緩和ランプは点灯させずに(#219)2秒間経過
後(#221)前述と同様に一連の撮影動作を行う(#214
〜#217)。
一方、#218にてリモコン即レリーズモードであるこ
とが判定され、赤目ランプ点灯ラツチがセツトされてい
る場合には(#222)、CPU1内部のタイマにより計時さ
れる、瞳孔を閉じさせる為に必要最小限の1秒間赤目緩
和ランプを点灯させた後(#223、#224)、前述と同様
に一連の撮影動作である赤目緩和ランプ消灯(#214)
レンズ駆動(#215)シヤツタ駆動ストロボ発光(#21
6)フイルム巻上げ(#217)を行う。尚、赤目緩和モー
ドでないか(#207)、あるいはストロボ撮影でないか
(#208)、明るい(#209)場合に、リモコンモードで
(#221)、それがリモコン即レリーズモードの場合
(#218)、赤目ランプ点灯ラツチはセツトされていな
いので赤目緩和ランプは点灯させず、更に上記1秒間の
レリーズタイムラグも無しに(#222)、即ち、前述と
同様の一連の撮影動作を行う(#214〜#217)。
尚、以上の各実施例に於いては、画像記録手段として
フイルムを用いるカメラを例として示しているが、これ
はビデオカメラや電子ステイルカメラ等他の画像記録手
段を用いるカメラであっても本発明が同様に適用できる
ことは言うまでもない。
上述した各実施例において、スイッチSW7、及び、第
2図におけるステップ110の動作を行うマイクロコンピ
ュータ1の機能部、または、第3図におけるステップ21
0の動作を行うマイクロコンピュータ1の機能部が本発
明の決定手段に、第2図におけるステップ111、118、11
9、121の動作を行うマイクロコンピュータ1の機能部、
または、第3図におけるステップ218、219、221の動作
を行うマイクロコンピュータ1の機能部が本発明の第1
の制御手段に、第2図におけるステップ111、118、11
9、120、121、114の動作を行うマイクロコンピュータ1
の機能部、または、第3図におけるステップ218、219、
220、221、214の動作を行うマイクロコンピュータ1の
機能部が本発明の第2の制御手段にそれぞれ相当する。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1、3に示される本発明
によれば、赤目現象防止機能を作用させてセルフ撮影モ
ードにて撮影する際には、レリーズ操作が行われてから
所定のセルフ遅延時間が経過する前に前記赤目現象防止
用照明の発光を開始させるようにしたので、赤目現象防
止動作を行うためにレリーズ操作から撮影開始までの経
過時間が通常のセルフ遅延時間と大きく隔たってしまう
ようなことをが起こらないようになり、それにより使用
者に違和感を与えてしまうことを未然に防ぐことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のカメラの構成を示すブロツ
ク図、 第2図は、第1図のカメラの動作を示すフローチヤー
ト、 第3図は、第1図のカメラの他の実施例の動作を示すフ
ローチヤートである。 1……マイクロコンピユータ 2……測距回路 9……測光回路 17……LCD表示回路 18……リモコン送信機 21……リモコン受信回路 24……ストロボ回路 27……赤目緩和ランプ駆動回路 28……赤目緩和ランプ 30……シヤツタ駆動回路 31……レンズ駆動回路 32……給送回路 SW1……撮影準備スイツチ SW2……レリーズスイツチ SW3……測距視野切換スイツチ SW4……リモコンスイツチ SW5……セルフスイツチ SW6……ストロボモード設定スイツチ SW7……赤目緩和モード設定スイツチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルフ撮影モードを有すると共に、閃光撮
    影に先立って赤目現象防止用照明を発光させる赤目現象
    防止機能を有するカメラであって、前記赤目現象防止機
    能を作用させるか否かを決定するための決定手段と、前
    記決定手段により前記赤目現象防止機能を作用させない
    ことが決定されることに応じて、前記セルフ撮影モード
    にて撮影する際に、前記レリーズ操作が行われてから所
    定の遅延時間経過してから撮影を開始させる第1の制御
    手段と、前記決定手段により前記赤目現象防止機能を作
    用させることが決定されることに応じて、前記セルフ撮
    影モードにて撮影する際に、前記レリーズ操作が行われ
    てから前記所定の遅延時間経過する前に前記赤目現象防
    止用照明の発光を開始させ、その後前記赤目現象防止用
    照明の発光を停止させてから撮影を開始させる第2の制
    御手段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記第2の制御手段は、前記レリーズ操作
    が行われてから前記所定の遅延時間経過した時点では前
    記赤目現象防止用照明の発光が停止した状態とすると共
    に、前記レリーズ操作が行われてから前記所定の遅延時
    間経過してから撮影を開始させることを特徴とする請求
    項1のカメラ。
  3. 【請求項3】セルフ撮影モードを有すると共に、閃光撮
    影に先立って赤目現象防止用照明を発光させる赤目現象
    防止機能を有するカメラに適用される制御装置であっ
    て、前記赤目現象防止機能を作用させるか否かを決定す
    るための決定手段と、前記決定手段により前記赤目現象
    防止機能を作用させないことが決定されることに応じ
    て、前記セルフ撮影モードにて撮影する際に、前記レリ
    ーズ操作が行われてから所定の遅延時間経過してから撮
    影を開始させる第1の制御手段と、前記決定手段により
    前記赤目現象防止機能を作用させることが決定されるこ
    とに応じて、前記セルフ撮影モードにて撮影する際に、
    前記レリーズ操作が行われてから前記所定の遅延時間経
    過する前に前記赤目現象防止用照明の発光を開始させ、
    その後前記赤目現象防止用照明の発光を停止させてから
    撮影を開始させる第2の制御手段とを有することを特徴
    とするカメラに適用される制御装置。
  4. 【請求項4】前記第2の制御手段は、前記レリーズ操作
    が行われてから前記所定の遅延時間経過した時点では前
    記赤目現象防止用照明の発光が停止した状態とすると共
    に、前記レリーズ操作が行われてから前記所定の遅延時
    間経過してから撮影を開始させることを特徴とする請求
    項3のカメラに適用される制御装置。
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