JP2778005B2 - 赤目現象防止のための装置 - Google Patents

赤目現象防止のための装置

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JP2778005B2 JP7317065A JP31706595A JP2778005B2 JP 2778005 B2 JP2778005 B2 JP 2778005B2 JP 7317065 A JP7317065 A JP 7317065A JP 31706595 A JP31706595 A JP 31706595A JP 2778005 B2 JP2778005 B2 JP 2778005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光撮影に発生す
る赤目現象を防止するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体周辺の照度が低下している
場合に閃光撮影(ストロボ撮影とも記す)を行うと、人
或は動物の目が赤色或は金色に光って写る所謂赤目現象
が発生していた。この赤目現象の発生する原因として
は、ストロボ光が眼の瞳孔を介して網膜面で極端に反射
され、その際に網膜面内の血液の色が赤色である為にフ
ィルム面上に赤色或は金色に写ってしまうと考えられて
いる。
【0003】この赤目現象は、前述したようにストロボ
撮影の際に発生するが、特に以下の条件の時に発生し易
いことが知られている。
【0004】1)被写体周辺が暗く、瞳孔が開いている
場合 2)ストロボ装置の発光部と撮影レンズの光軸までの距
離が近い場合 3)被写体の眼の焦点がずれている場合(横を向いてい
る場合、或はカメラ以外の物に注目している場合) この赤目現象の対策として、特公昭58−48088号
公報には、ストロボ撮影に先立って被写体を予備照射し
て人間の瞳孔の開口度を小さくしておき、瞳孔がほぼ最
小になった時点で撮影の為のストロボ発光を行うことに
より、ストロボ撮影における赤目現象を緩和させる技術
が開示されている。しかしながら、赤目緩和効果を十分
に引出す為には瞳孔をほぼ最小にしなければならず、そ
の為にその間レリーズロックをすると、撮影者はレリー
ズボタンの早押し等の際に何故撮影できないのか戸惑う
ことがしばしばあった。特に、赤目現象は被写体周辺が
暗い時に発生し易い為、自動的にストロボモードになっ
てストロボ撮影するカメラにおいてはこのことは顕著で
あった。
【0005】この点に鑑み、特開平1−260425号
では、レリーズボタン半押し動作により繰返しストロボ
プリ発光を行い、2回目以降のプリ発光後は、瞳孔を閉
じさせる為のタイムラグなしに撮影を許可するという内
容が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に開示されている装置では、予備照射を行う時間は所
定の時間に固定されているため、使用状況に応じた適正
な赤目現象防止動作が行われない場合があった。
【0007】(発明の目的)本発明は、上述したような
事情に鑑みて為されたもので、使用状況に応じた適正な
赤目現象防止動作が可能な赤目現象防止のための装置を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、リモートコントロール信号に応じて撮
影を行う際に、前記リモートコントロール信号受信後第
1の時間経過後に撮影動作を行う第1の撮影モードと、
前記リモートコントロール信号受信後前記第1の時間と
は異なる第2の時間経過後に撮影動作を行う第2の撮影
モードとを選択可能なカメラに適用される、赤目現象防
止のための装置であって、計時手段と、閃光撮影時に前
記計時手段に応答して赤目現象防止手段を所定時間作用
させる制御手段と、前記第1の撮影モードが選択されて
いるか、前記第2の撮影モードが選択されているかに応
じて、前記制御手段が前記計時手段に応答して前記赤目
現象防止手段を作用させる所定時間を変化させる可変手
段とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の第1の形態に係るカ
メラの構成を示すブロック図である。
【0011】同図において、1はカメラの各種動作を制
御するCPU、2は赤外発光素子3,4,5を被写体に
向けて投光しその反射光を位置検出センサ6,7,8に
て検出することによって測距データを求めるAF回路、
9は被写体の輝度を受光素子10により検出して測光デ
ータを求めるAE回路、11,12,13はそれぞれセ
ルフ動作表示用、ストロボ撮影低輝度警告用、撮影準備
完了用の発光素子(以下LEDと記す)で、これらはト
ランジスタ14,15,16によりそれぞれ点灯,消灯
される。17はカメラの各種情報を表示するLCD表示
回路で、例えばフィルム枚数情報表示、赤目緩和モード
表示、ストロボ表示等を行う。18はリモートコントロ
ール(以下リモコンと記す)送信機であり、リモコン2
秒レリーズと即レリーズのいずれかのリモコン送信モー
ドを選択するためのスイッチSW8、リモコン信号送信
起動用のスイッチSW9、該スイッチSW9のオンによ
りリモコン信号を送信する赤外発光素子19、集光レン
ズ20を備えている。21はカメラ本体に配置されるリ
モコン受信回路であり、レンズ22を介して受光素子2
3で検出される前記リモコン送信機18より送信された
リモコン信号を検出し、該信号をCPU1に伝達する役
割を持つ。
【0012】24は図示せぬ主キャパシタへのストロボ
充電,キセノン管25の発光制御を行うストロボ回路で
あり、前記キセノン管25から発せられた光は撮影レン
ズの焦点距離に連動して動くレンズ26によって集光さ
れる。27は赤目現象を緩和するために用いられる赤目
ランプ28を駆動する赤目緩和ランプ駆動回路であり、
レンズ26と同様に撮影レンズの焦点距離に連動して動
くレンズ29により前記赤目ランプ28からの光は集光
される。30は露光動作におけるシャッタ開閉制御を行
うシャッタ駆動回路、31は図示せぬ撮影レンズを駆動
するレンズ駆動回路、32は図示せぬモータを駆動して
フィルム給送制御を行う給送回路32である。
【0013】SW1はレリーズボタンの半押し等でオン
する撮影準備スイッチ、SW2はレリーズボタンの全押
し等によりオンして撮影動作を開始するレリーズスイッ
チ、SW3は3個の赤外発光素子3〜5の内の画面中心
部分に位置する赤外発光素子にて得られるAF情報に基
づく撮影を選択するAF単視野モードスイッチ、SW4
はリモコン送信機18から送信されてくるリモコン信号
を受信するモードに設定するリモコンスイッチ、SW5
はセルフ動作が起動するセルフスイッチ、SW6は例え
ば低輝度になると自動的にストロボ撮影となるオートモ
ード,常にストロボ撮影となるマニュアルオンモード,
常にストロボ撮影とならないマニュアルオフモードなど
を設定するストロボモード設定スイッチ、SW7は赤目
ランプ28を所定の条件が成立した時に点灯させるか、
所定の条件が成立しても点灯させないのかを選択する赤
目緩和モード設定スイッチである。
【0014】次に、図2及び図3のフローチャートを用
いて通常撮影時(セルフモード或はリモコンモードが設
定されていない際の撮影時)の動作を説明する。
【0015】まず、#1においてレリーズボタンの半押
し等によりスイッチSW1がオンされると、CPU1は
撮影の為の一連の準備動作を行う。つまり、先ず#5に
おいてAF回路2に指令を送り、所定の周波数で赤外発
光素子3,4,5を点灯させ、その反射光によりそれぞ
れの測距データを求める測距動作を行い、次に#6にお
いてAE回路9に指令を送り、受光素子10により被写
体輝度を求める測光動作を行う。次いで#7において、
ストロボモードがオートモードであれば、#6にて得ら
れた測光結果をもとに低輝度であればストロボ回路24
に指令を送ってストロボ充電を行い、ストロボ撮影ラッ
チをセットし、マニュアルオンモードであれば、無条件
にストロボ充電,ストロボ撮影ラッチをセットし、又マ
ニュアルオフモードであれば、ストロボ撮影ラッチをク
リアさせてストロボ充電を行わないという一連のストロ
ボ制御を行う。
【0016】前述の一連の撮影準備動作が終了すると、
CPU1は#8においてトランジスタ16のベース電流
を供給し、撮影準備完了用LED13(以下撮影準備完
了表示と記す)を点灯させる。その後、#9においてス
イッチSW7により赤目緩和モードが設定されている事
を、#10においてストロボ撮影ラッチがセットされて
いる事を、さらには#11においてAE回路9よりの測
光データが、つまりその時の被写体輝度が所定輝度より
も暗い事を、それぞれ判別した場合には、これからの撮
影は赤目ランプ28を点灯させる必要があるため、#1
2において赤目ランプ点灯というラッチをたてる。そし
て、#13,#14を介して#15において実際に赤目
緩和ランプ駆動回路27に指令を送って赤目ランプ28
を点灯させ、次の#16において該赤目ランプ28の発
光により瞳孔が十分閉じられる時間をカウントする為に
その赤目用タイマをスタートさせる。そして瞳孔が十分
に閉じるまでは後に説明するようにレリーズロックされ
ている為にまだ撮影可能ではないということで、#17
において撮影準備完了表示を消灯させ、#18へと進
む。
【0017】一方、前記#9において赤目緩和モードが
設定されていない、或は#10においてストロボ撮影ラ
ッチがセットされていない、或は#11において被写体
輝度が所定輝度よりも明るいと判別した場合には、上記
#12から#17までの動作は行わず、直ちに#18へ
進む。従ってこの場合には撮影準備完了表示は点灯した
ままとなる。
【0018】次に、レリーズボタンの半押しが継続され
たままでありスイッチSW1がオンのままであれば#1
8から図3の#19へ進み、瞳孔が十分に閉じられるの
に要する所定時間を経過したか否かを判別し、この結果
所定時間を経過していない場合は#21,#22を介し
て#23へ進み、ここでレリーズボタンの全押しにより
スイッチSW2がオンしていなければ#18へと戻り、
同様の動作を繰り返す。その後、前記所定時間を経過す
ると、#19から#20進み、ここで瞳孔が十分に閉じ
られたので撮影を開始しても良いことを、つまりレリー
ズロック解除を知らしめるために再度撮影準備完了表示
を点灯させる。
【0019】一方、前記#18おいてスイッチSW1が
オフしたことを判別すると、#31において赤目ランプ
28を消灯すると共に、次の#32において撮影準備完
了表示を消灯し、#1へと戻る。
【0020】次に、前記所定時間を経過した後に撮影者
によりレリーズボタンの全押しによりスイッチSW2が
オンされると#23から#24へ進み、ここで撮影準備
完了表示を消灯させ、次の#25において赤目ランプ点
灯ラッチの判別を行う。ここで赤目ランプ点灯ラッチが
セットされていなければ#28へと進み、一方セットさ
れていれば#26へ進んで所定時間が経過しているか否
かの判別を行う。尚ここで所定時間が経過したか否かの
判別を行うようにしているのは、後述するレリーズボタ
ンの早押しによりSW1,SW2が続けてオンされたよ
うな場合、瞳孔が十分に閉じていないで撮影が実行され
るのを防ぐためであり、このような際にはここで所定時
間経過までのレリーズロックを行うようにしている(詳
細は後述する)。ここでは既に#19において所定時間
を経過しているので直ちに#27へ進み、赤目ランプ2
8を消灯させて#28へと進む。
【0021】以上の動作が終了すると、実際の撮影動作
へと進む。つまり、#28においてレンズ駆動回路31
を介して撮影レンズの駆動を行い、#29ではシャッタ
駆動回路30及びストロボ回路24を動作させてシャッ
タ開閉制御、ストロボ発光制御を行う。そして、#30
においてフィルム1駒分の巻上げを行って一連の撮影動
作を行って終了する。
【0022】以上の動作における主要部分のタイミング
チャートを示したのが図4であり、図中、t1 は#5か
ら#7までの動作に要する時間、t2 は赤目ランプ28
が点灯してから瞳孔が十分に閉じるのに要する所定時間
である。
【0023】次に、レリーズボタンの早押しによりSW
1,SW2が続けてオンされた場合における通常撮影時
(但し赤目ランプ点灯ラッチはセットされているものと
する)の動作について説明する。
【0024】このような場合、図3の#19において所
定時間を経過することなく、#19→#21→#22→
#23→#24→#25→#26へと進む。そして、こ
こで所定時間が経過しているか否かの判別を行い、所定
時間を経過することによりはじめて#27以降の動作を
進める。つまり、#26において所定時間が経過するま
でレリーズ動作を受け付けなくしている。換言すると、
レリーズボタンの早押しがなされた際のレリーズロック
期間をここに設けている。
【0025】上記の如くレリーズボタンの早押しがなさ
れた際の主要部分のタイミングチャートを示したものが
図5であり、この図から明らかなように、赤目ランプ2
8の点灯期間は撮影準備動作終了の後(時間t1 経過直
後)の所定時間t2 経過までであり、この後直ちに撮影
動作が実行されることになる。
【0026】次に、セルフモードが設定されている場合
の動作について説明する。
【0027】この場合、スイッチSW5がオンされてい
るので#1においてスイッチSW1がオフの状態であっ
ても#2から#5へと進み、以後#5→#6→#7→#
8→#9→#10→#11→#12→#13へと進み
(ここでは#9,#10,#11のいずれもが「YE
S」と判別した場合を想定している)、ここでセルフモ
ードであるので#13から図3の#33へと進む。#3
3においては通常撮影時のように撮影準備完了表示を消
灯させるのではなく該表示を再点灯させる(点灯し続け
る)。そして、#34を介して#35においてセルフタ
イマ秒時である10秒間の最初の8秒間のカウントを行
い、該8秒間が経過すると#36へ進んで赤目ランプ点
灯ラッチの状態を判別し、ここではセットされているの
で#37へ進んで赤目ランプ28を点灯させる。そして
#38へ進んで残りの2秒経過を待ち、その後#39へ
進んで赤目ランプ8の点灯の所定時間経過タイムアップ
をセットし(この所定時間経過タイムアップの状態は以
後の#26にて所定時間が経過したか否かの判別時に参
照される)、#24へ進む。以後は前述したのと同様の
動作を行うことになる。
【0028】尚、赤目緩和モードでない(#9)、或は
ストロボ撮影ラッチがセットされていない(#10)、
或は被写体輝度が所定輝度よりも明るい(#11)場合
には、#18へ進んで以後スイッチSW2のオン待ちの
ルーチンへと入るが、ここではセルフモードが設定され
ているので、#21から#33へと進み、以後前述した
のと同様の動作を行う。
【0029】このセルフモードが設定されている場合の
特徴的なことは、赤目現象緩和の為に赤目ランプ8を点
灯させる所定時間は通常1秒間で十分であり、よって該
所定時間を上回る秒時(例えば10秒)が設定されるセ
ルフモード時にはこの時間内の終了間際に上記赤目ラン
プ8の点灯させる所定時間(2秒)を組み込む(セルフ
タイマ秒時が経過した後に赤目ランプ28を点灯させる
ことは余分なレリーズタイムラグを招くことになるのを
防ぐ為)ことができるので、撮影準備完了表示は消灯せ
ずに点灯させたままとし、次のセルフタイマ動作中に安
心してポーズを取ることに専念出来るようにしている点
である。
【0030】次に、リモコンモードが設定されている場
合の動作について説明する。尚、前述したようにリモコ
ンモードには、リモコン2秒レリーズ(リモコン信号受
信後2秒経過してからレリーズ動作を開始させるモー
ド)とリモコン即レリーズ{リモコン信号受信後直ちに
(実施の形態では1秒経過後としている)レリーズ動作
を開始させるモード}の2種類があり、これはリモコン
送信機18のスイッチSW8にて選択されることにな
る。
【0031】リモコンスイッチSW4がオンされると#
3においてリモコンモードをセットする。この状態時に
撮影者にてリモコン送信機18のリモコン送信スイッチ
SW9がオンされると、リモコン信号が該送信機18よ
り送信され、該信号は集光レンズ22,受光センサ23
及びリモコン受信回路21を介してCPU1に入力され
る。これによりCPU1は#4においてリモコン信号を
受信したと判別して#5へ進む。なお、この時のリモコ
ンモードは前記スイッチSW8によりリモコン2秒レリ
ーズモードが選択されているものとする。以後は前述と
同様に、#5→#6→#7→#8→#9→#10→#1
1→#12→#13→#14へと進み(ここでは#9,
#10,#11のいずれもが「YES」と判別した場合
を想定している)、ここでリモコンモードであるので#
14から図3の#33へと進む。#33においては前記
セルフモード時と同様に撮影準備完了表示を再点灯させ
る(点灯し続ける)。その後、#34を介して#40へ
進み、赤目ランプ点灯ラッチの状態を判別する。ここで
は該赤目ランプ点灯ラッチはセットされているので#4
1へ進んで赤目ランプ28を点灯させ、#42へと進
む。#42ではリモコンモードの種類を判別するが、今
リモコン2秒レリーズが選択されているので#42から
#38へ進み、ここで2秒経過を待ち、その後#39へ
進んで赤目ランプ8の点灯の所定時間経過タイムアップ
をセットし、#24へ進む。以後は前述したのと同様の
動作を行うことになる。
【0032】尚、赤目緩和モードでない(#9)、或は
ストロボ撮影ラッチがセットされていない(#10)、
或は被写体輝度が所定輝度よりも明るい(#11)場合
には、#18へ進んで以後スイッチSW2のオン待ちの
ルーチンへと入るが、ここではリモコンモードが設定さ
れているので、#22から#33へと進み、以後前述し
たのと同様の動作を行う。
【0033】また、スイッチSW8によりリモコン即レ
リーズが選択されていた場合には、#42から#43へ
と進み、ここで1秒経過(これは赤目現象を緩和させる
のに必要な時間を考慮の為)を待った後に#39へと進
み、以後同様の動作を行う。
【0034】このリモコンモードが設定されている場合
の特徴的なことは、前記セルフモードが設定されている
場合と同様、赤目現象緩和の為に赤目ランプ8を点灯さ
せる所定時間をリモコンによりレリーズ開始までの時間
内に組み込むことができるので、撮影準備完了表示は消
灯せずに点灯させたままとし、リモコン撮影開始前に安
心してポーズを取ること(リモコン送信機18を隠す等
の動作)に専念出来るようにしている点である。
【0035】(実施の第2の形態)図6は本発明の実施
の第2の形態に係る動作を示すものであり、図2及び図
3のフローチャートと異なる部分近傍のフローチャート
のみ示してある。
【0036】上記の実施の第1の形態において、図2に
示した#9,#10,#11のいずれもが「YES」と
判別される様な際に、レリーズボタンの早押しがなされ
た場合、撮影準備完了表示は#17において消灯された
ままであり、どの時点でスイッチSW2のオンが受け付
けられたか不明であった。この実施の形態ではこのこと
を知らしめることを可能とした構成としている。
【0037】 つまり、#25において赤目ランプ点灯
ラッチセットの判別の後の#101において前記スイッ
チSW2がオンされたことの意味を持たせて撮影準備完
了表示を行い、次の#102において一定時間t3 (<
2 )経過後に該撮影準備完了表示を消灯させ、前述し
た#26以降の動作を進める。この時の撮影準備完了表
示の状態を図5に点線にて示している。
【0038】以上の実施の各形態によれば、赤目ランプ
28を点灯させると同時に撮影準備完了表示を一旦消灯
させ、その後瞳孔が十分に閉じるのに要する所定時間が
経過してから再び撮影準備完了表示を点灯させるように
している為、いつの時点までレリーズロックがなされて
いるかを一目で知らしめることができる。また、この表
示を確認後直ちにスイッチSW2のオン操作が期待でき
ることから、従来のようにレリーズロック期間を知るこ
とのできないカメラに比べ、シャッタチャンスに強いカ
メラとすることができる。
【0039】また、せっかちな人が赤目ランプ点灯期間
中のレリーズロック中にレリーズスイッチSW2までオ
ンさせた場合には、スイッチSW2のオンの時点からで
なく、赤目ランプ28の点灯開始から所定時間経過後に
レリーズ動作をさせる構成としているため、必要最小限
の時間にて赤目現象を緩和する撮影を行うことが可能と
なる。さらに、図6のようにフローを一部変形する事に
より、レリーズロック期間中のどの時点でスイッチSW
2のオンが受け付けられたかを知ることができ、戸惑う
ことなく赤目現象を緩和する撮影を行うことができる。
【0040】また、リモコンモードやセルフモードが設
定された場合には、赤目現象緩和の為の赤目ランプ8の
点灯時間をこれらによりレリーズ開始がなされる時間内
に組み込むことができるので、撮影準備完了表示は消灯
せずに点灯させたままとし、リモコン撮影或はセルフ撮
影開始前に安心して(もし撮影準備完了表示が消灯して
いると適正な撮影が行えるか等の心配を招く恐れがあ
る)ポーズを取ることが可能となる。
【0041】(発明と実施の形態の対応)上記実施の各
形態において、CPU1の#41,#43,#38,#
39の動作を実行する部分が本発明の制御手段に、#4
2の動作を実行する部分が可変手段に、赤目ランプ28
が赤目現象防止手段に、又CPU1内の不図示のタイマ
が本発明の計時手段に、それぞれ相当する。
【0042】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、リモートコントロール信号に応じて撮影を行う際
に、リモートコントロール信号受信後第1の時間経過後
に撮影動作を行う第1の撮影モードが選択されている
か、リモートコントロール信号受信後前記第1の時間と
は異なる第2の時間経過後に撮影動作を行う第2の撮影
モードが選択されているかに応じて、赤目現象防止手段
を作用させる所定時間を変化させるようにしたので、使
用状況に応じた適正な赤目現象防止動作が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のCPUの動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】図2及び図3の動作を説明する為のタイミング
チャートである。
【図5】同じく図2及び図3の動作を説明する為のタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの主要
部分の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 13 撮影準備完了表示用LED 18 リモコン送信機 21 リモコン受信回路 22 集光レンズ 23 受光素子 24 ストロボ回路 27 赤目緩和ランプ駆動回路 28 赤目ランプ SW1,SW2,SW4,SW5 スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール信号に応じて撮影
    を行う際に、前記リモートコントロール信号受信後第1
    の時間経過後に撮影動作を行う第1の撮影モードと、前
    記リモートコントロール信号受信後前記第1の時間とは
    異なる第2の時間経過後に撮影動作を行う第2の撮影モ
    ードとを選択可能なカメラに適用される、赤目現象防止
    のための装置であって、計時手段と、閃光撮影時に前記
    計時手段に応答して赤目現象防止手段を所定時間作用さ
    せる制御手段と、前記第1の撮影モードが選択されてい
    るか、前記第2の撮影モードが選択されているかに応じ
    て、前記制御手段が前記計時手段に応答して前記赤目現
    象防止手段を作用させる所定時間を変化させる可変手段
    とを有することを特徴とする赤目現象防止のための装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2855574B2 (ja) * 1990-03-26 1999-02-10 キヤノン株式会社 赤目緩和機能付カメラ

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