JPH08101425A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH08101425A
JPH08101425A JP6259821A JP25982194A JPH08101425A JP H08101425 A JPH08101425 A JP H08101425A JP 6259821 A JP6259821 A JP 6259821A JP 25982194 A JP25982194 A JP 25982194A JP H08101425 A JPH08101425 A JP H08101425A
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JP
Japan
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glass
subject
photographing
brightness
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP6259821A
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English (en)
Inventor
Junya Masaki
淳也 正木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス越しの撮影時におけるミスを少なくす
る。 【構成】 オートフォーカス手段24にてガラス越しの
撮影であることが検出され、かつ、判別手段3,15に
て被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であることが
判別されている場合には、内蔵あるいは外付けされるス
トロボ手段10,12を用いたストロボ撮影を禁止し、
通常の自動露出による撮影を行う撮影制御手段3を設
け、被写体輝度がストロボ発光レベル以下であっても、
ガラス越しの撮影時には、ガラス面にストロボ光が反射
して撮影に悪影響を与える為、ストロボ撮影は行わず、
通常の自動露出による撮影を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス越しの撮影であ
るか否かの判定機能を有したオートフォーカス手段を備
えたカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラは、ガラス越しの検出を行
うオートフォーカス手段の有無にかかわらず、主被写体
の測光レベルが所定の輝度以下(ストロボ発光モード)
の時には必ずストロボを発光させ、撮影するように構成
されている。
【0003】また、ガラス越しでストロボ発光させると
ガラスに反射して写真として無駄になることを知ってい
るような人が操作可能とする、ストロボを強制的にOF
Fするスイッチ手段を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ガラス越しでストロボ発光させるとガラスに
反射して写真として無駄になることを知っているような
人以外の人が、ガラス越しの被写体を撮影しようとした
場合、前記被写体が所定輝度以下の時は、ストロボが必
ず発光する為に、ガラス面にストロボ光が反射して実際
の写真ではガラス反射光しか写らずフィルムを無駄にし
てしまう問題点があった。
【0005】(発明の目的)本発明の第1の目的は、ガ
ラス越しの撮影時におけるミスを少なくすることのでき
るカメラを提供することである。
【0006】本発明の第2の目的は、ガラス越しの撮影
時におけるミスを未然に防ぐことのできるカメラを提供
することである。
【0007】本発明の第3の目的は、ガラス越しの撮影
時におけるミスを少なくしたり、未然に防ぐことのでき
るカメラを提供することである。
【0008】本発明の第4の目的は、上記第1又は第2
の目的を達成つつ、ストロボ手段や該カメラ自体が故障
したのではないかといった不安感を与えることのないカ
メラを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載の本発明は、オートフォーカス
手段にてガラス越しの撮影であることが検出され、か
つ、判別手段にて被写体の輝度がストロボ発光レベル以
下であることが判別されている場合には、内蔵あるいは
外付けされるストロボ手段を用いたストロボ撮影を禁止
し、通常の自動露出による撮影を行う撮影制御手段を設
け、被写体輝度がストロボ発光レベル以下であっても、
ガラス越しの撮影時には、ガラス面にストロボ光が反射
して撮影に悪影響を与える為、ストロボ撮影は行わず、
通常の自動露出による撮影を行うようにしている。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2記載の本発明は、オートフォーカス手段にてガ
ラス越しの撮影であることが検出され、かつ、判別手段
にて被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であること
が判別されている場合には、レリーズ動作を禁止するレ
リーズ禁止手段を設け、被写体輝度がストロボ発光レベ
ル以下であって、かつ、ガラス越しの撮影時には、スト
ロボ発光を行った際にガラス面に前記ストロボ光が反射
して撮影に悪影響を与えることになる為、レリーズ動作
自体を行わないようにしている。
【0011】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項3記載の本発明は、オートフォーカス手段にてガ
ラス越しの撮影であることが検出された場合には、警告
を発する警告手段を設け、ガラス越しの撮影時には、以
後の撮影に先立って、その旨の警告を行うようにしてい
る。
【0012】また、上記4の目的を達成するために、請
求項4記載の本発明は、オートフォーカス手段にてガラ
ス越しの撮影であることが検出され、かつ、判別手段に
て被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であることが
判別されている場合には、警告を発する警告手段を設
け、被写体輝度がストロボ発光レベル以下であって、か
つ、ガラス越しの撮影時には、以後の撮影に先立って、
その旨の警告を行うようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの構成を示すブロック図であり、同図において、1は
電源である電池、2はカメラ動作中の電源安定用コンデ
ンサ、3はカメラの各種の動作を制御するCPUであ
る。4は後述の多点測距用IREDをCPU3のコント
ロール信号に応じてセレクトして駆動する投光回路、
5,6,7は多点測距用IRED、8は多点測距に対応
したオートフォーカス用センサ、9はオートフォーカス
用センサの出力を増幅し、CPU3に出力する受光回路
である。
【0015】10はCPU3のコントロール信号に応じ
てストロボ充電,発光などを制御するストロボ回路、1
1は前記ストロボ回路10で昇圧された電荷を蓄えるメ
インコンデンサ、12は前記メインコンデンサ11に蓄
えられたエネルギーを光に変換するキセノン管である。
【0016】13はCPU3のコントロール信号により
カメラのシャッタと絞りを駆動するドライバ回路、14
はシャッタを開ける為のコイル(プランジャ)、15は
主被写体の輝度を判別する測光手段、16は主レンズを
オートフォーカス信号に応じて駆動させるレンズ駆動回
路、17は主レンズをオートフォーカス信号に応じて駆
動されるモータ、18はフィルムを巻戻し,巻上げをコ
ントロールする駆動回路、19は前記駆動回路18のフ
ィルム巻戻し,巻上げコントロール信号に応じて駆動さ
れるモータである。
【0017】20はCPU3のコントロール信号に応じ
て各種のモードや駒数等を表示する表示手段、21は2
段階レリーズスイッチであるところの第1のスイッチ手
段に相当するスイッチSW1、22は2段階レリーズス
イッチであるところの第2のスイッチ手段に相当するス
イッチSW2、23はストロボを強制的に発光禁止かど
うかをCPU3に信号として送るところのマニュアルス
トロボスイッチ、24は上記投光回路4から受光回路9
までによって構成されるオートフォーカス回路であり、
公知のガラス越し撮影であるか否かの判定を行う機能を
有している。25はLEDである。
【0018】上記構成におけるカメラの動作を、図2及
び図3のフローチャートにしたがって説明する。
【0019】まず、ステップ101においては、マニュ
アルストロボスイッチ23がONかOFFかを判別し、
ONの場合は、主被写体の輝度に関係なくストロボ発光
モードに行く。OFFの場合は、ストロボ自動発光モー
ドに入り、ステップ102へ進む。ステップ102にお
いては、スイッチSW1がONされているかどうかを判
別し、OFFの場合は初期に戻り、再度ステップ10
1,ステップ102を繰返すようになる。
【0020】前記ステップ102において、スイッチS
W1がONの場合はステップ103へ進み、測光手段1
5を動作させて主被写体の輝度(EV値)を測光する。
次にステップ104へ進み、オートフォーカス回路24
を動作させ、主被写体の距離情報を算出する。そして、
ステップ105へ進み、上記オートフォーカス回路24
にてガラス越し時であることが判定されているかどうか
を判別する。このガラス越しか否か検出方法に関しては
開示されているので、ここではその詳細は省略す
る。
【0021】上記の結果、ガラス越しでない場合はステ
ップ110へ進むが、ガラス越しの場合はステップ10
6へ進んでガラス越しラッチを立て、次のステップ10
7において、ユーザーにガラス越しであることをカメラ
のファインダ付近の警告手段(図1のLED25)によ
って警告し、ステップ110へ進む。
【0022】ステップ110においては、上記ステップ
103で得られたEV値とフィルムISO情報との計算
値により、主被写体の輝度が所定のストロボ発光レベル
以下であることを判別するとステップ108へ進み、ス
トロボ充電を開始する。続くステップ109において
は、ストロボ充電完了ラッチを立て、ステップ111へ
進む。また、ステップ110にてストロボ発光レベル以
上であることを判別すると、前述したステップ108,
109を飛ばしてステップ111へ進む。
【0023】ステップ111においては、再度スイッチ
SW1がONされているかどうかを判別し、該スイッチ
SW1がOFFであればステップ122へ進み、ステッ
プ106,109で立てたラッチをリセットする。そし
て、最初のシーケンスへ戻る。
【0024】一方、ステップ111においてスイツチS
W1がONと判別した場合は、次にステップ112へ進
み、ここでスイッチSW2がONかどうかを判別する。
ここでONと判別した場合は次のステップ113へ進
む。また、OFFであることを判別した場合にはステッ
プ111へ戻り、スイッチSW2が押されるまでデータ
を保持したまま待機する。
【0025】次のステップ113においては、上記ステ
ップ104で得られた測距データを基に、ピント位置ま
でレンズを駆動する。次のステップ114においては、
絞り兼用のシャッタを駆動する。そして、ステップ11
5へ進み、上記ステップ106,109で立てたラッチ
の状態を判別し、ガラス越しラッチとストロボラッチの
両方が立っていない場合はステップ117へ進み、スト
ロボ発光を行い、ステップ116へ進む。また、両方の
ラッチが立っている場合はステップ116へ直ちに進む ここで、図4は上記ステップ106,109で立てたラ
ッチの状態と撮影モードの関係を示したものである。
【0026】次に、ステップ116においては、フィル
ム巻上げ動作をフィルム駆動回路18及びモータ19を
用いて行う。次にステップ118へ進み、フィルム巻上
げの駒数のカウント信号が入ると(つまり、フィルムの
1駒分の巻上げが出来たことを示す信号が入力する
と)、ステップ119へ進み、ここでカウンタを1駒分
アップすると共にこれを表示手段20に表示する。そし
て、ステップ122へ進み、上記ステップ106,10
9で立てたラッチをリセットし、ステップ101の初期
状態へ戻る。
【0027】また、上記ステップ118において巻上げ
の動作をしているにもかかわらず、カウント信号が出な
い(つまり、フィルムの1駒分の巻上げがいつまでも出
来ない)場合は、フィルムが最終駒になって巻上げが出
来ないと判別し、この場合はステップ120へ進み、フ
ィルムの巻戻しをフィルム駆動回路18及びモータ19
を用いて行う。そして、フィルムの巻戻しが終了すると
ステップ121へ進み、表示手段20に終了の表示を
し、その後ステップ122へ進み、ステップ106,1
09で立てたラッチをリセットしてステップ101の初
期状態へ戻る。
【0028】上記の様に第1の実施例では、ガラス越し
を検出し、かつストロボモードの時は、ストロボ発光を
禁止し、AEモードで撮影を行う。また、ガラス越しで
あることを検出せず、ストロボモード時は、通常のFA
(フラッシュオート)撮影を行う。また、ガラス越しを
検出したが、ストロボモードでない場合は、AEモード
で通常のガラス越し撮影をする。
【0029】この第1の実施例によれば、被写体の輝度
がストロボ発光レベル以下であると判別した場合であっ
ても、被写体がガラス越しに居ることを検知した場合に
は、ストロボ撮影を禁止し、AE撮影を行う様にしてい
るため、ガラス越しの被写体の撮影ミスを少なくするこ
とが可能となる。
【0030】また、上記の様に被写体がガラス越しに居
ることを検知した場合には、その旨の警告を行う様にし
ている為、撮影者によっては、これだけでも上記の効果
を得ることが可能となる。また、この警告をを行うと共
に、上記の様にストロボ撮影を行わないようにすること
により、ストロボ回路が故障したのではないかいった不
安を撮影者に与えることがなくなる。
【0031】(第2の実施例)図5及び図6は本発明の
第2の実施例におけるカメラの動作を示すフローチャー
トであり、以下これにしたがって説明する。なお、この
実施例におけるカメラの電気的構成は第1の実施例と同
様であるので、ここでは省略する。
【0032】まず、ステップ201においては、マニュ
アルストロボスイッチ23がONかOFFかを判別し、
ONの場合は、主被写体の輝度に関係なくストロボ発光
モードに行く。OFFの場合は、ストロボ自動発光モー
ドに入り、ステップ202へ進む。ステップ202にお
いては、スイッチSW1がONされているかどうかを判
別し、OFFの場合は初期に戻り、再度ステップ20
1,ステップ202を繰返すようになる。
【0033】前記ステップ202において、スイッチS
W1がONの場合はステップ203へ進み、測光手段1
5を動作させて主被写体の輝度(EV値)を測光する。
次にステップ204へ進み、オートフォーカス回路24
を動作させ、主被写体の距離情報を算出する。そして、
ステップ205へ進み、上記オートフォーカス回路24
にてガラス越し時であることが判定されているかどうか
を判別する。
【0034】上記の結果、ガラス越しでない場合はステ
ップ206へ進むが、ガラス越しの場合はステップ20
7へ進んでガラス越しラッチを立て、次のステップ20
8において、ユーザーにガラス越しであることをカメラ
のファインダ付近の警告手段(図1のLED25)によ
って警告し、ステップ206へ進む。
【0035】ステップ206においては、上記ステップ
203で得られたEV値とフィルムISO情報との計算
値により、主被写体の輝度が所定のストロボ発光レベル
以下であることを判別するとステップ211へ進み、こ
こでは上記ステップ207の時点でガラス越しラッチが
立っているかどうかを判別する。もしガラス越しラッチ
が立っていない場合はステップ212へ進み、ここでス
トロボの充電を開始する。そして、ストロボ充電が完了
するとステップ213へ進み、ストロボラッチを立てて
ステップ209へ進む。
【0036】また、上記ステップ211において、ガラ
ス越しラッチが立っている場合はステップ214へ進
み、即カメラのレリーズを禁止する。そして、ステップ
215において、まだユーザーがスイッチSW1をON
したままかどうかを判別し、ONの間はステップ21
4,215の動作を繰り返し実行し、レリーズロックを
かけたままの状態にする。その後、スイッチSW1がO
FFされるとステップ223へ進み、各ラッチのリセッ
トをかけ、ステップ201の初期の状態へ戻る。
【0037】ステップ209においては、再度スイッチ
SW1がONされているかどうかを判別し、該スイッチ
SW1がOFFであればステップ223へ進み、ステッ
プ207,213で立てたラッチをリセットする。そし
て、ステップ201の最初のシーケンスへ戻る。
【0038】一方、ステップ209においてスイツチS
W1がONと判別した場合は、次にステップ210へ進
み、ここでスイッチSW2がONかどうかを判別する。
ここでONと判別した場合は次のステップ216へ進
む。また、OFFであることを判別した場合にはステッ
プ209へ戻り、スイッチSW2が押されるまでデータ
を保持したまま待機する。
【0039】次のステップ216においては、上記ステ
ップ204で得られた測距データを基に、ピント位置ま
でレンズを駆動する。次のステップ217においては、
絞り兼用のシャッタを駆動する。そして、ステップ21
8へ進み、上記ステップ213で立てたストロボラッチ
の状態を判別し、ストロボラッチが立っている場合はス
テップ220へ進み、ストロボ発光を行い、ステップ2
19へ進む。また、ストロボラッチが立っていない場合
はステップ219へ直ちに進む 次に、ステップ219においては、フィルム巻上げ動作
をフィルム駆動回路18及びモータ19を用いて行う。
次にステップ221へ進み、フィルム巻上げの駒数のカ
ウント信号が入ると(つまり、フィルムの1駒分の巻上
げが出来たことを示す信号が入力すると)、ステップ2
22へ進み、ここでカウンタを1駒分アップすると共に
これを表示手段20に表示する。そして、ステップ22
3へ進み、上記ステップ207,213で立てたラッチ
をリセットし、ステップ201の初期状態へ戻る。
【0040】また、上記ステップ221において巻上げ
の動作をしているにもかかわらず、カウント信号が出な
い(つまり、フィルムの1駒分の巻上げがいつまでも出
来ない)場合は、フィルムが最終駒になって巻上げが出
来ないと判別し、この場合はステップ224へ進み、フ
ィルムの巻戻しをフィルム駆動回路18及びモータ19
を用いて行う。そして、フィルムの巻戻しが終了すると
ステップ225へ進み、表示手段20に終了の表示を
し、その後ステップ223へ進み、ステップ207,2
13で立てたラッチをリセットしてステップ201の初
期状態へ戻る。
【0041】上記の様に第2の実施例では、ガラス越し
を検出した時は、ストロボラッチの状態如何に拘らず、
レリーズロックをかける。又、ガラス越しではなくスト
ロボモード時は、通常のFA(フラッシュオート)撮影
する。ガラス越しでAEモードの時は、通常のガラス越
し撮影をする。
【0042】この第2の実施例によれば、被写体がスト
ロボ発光レベル以下である場合に、被写体がガラス越し
に居ることが検出された場合には、直ちにレリーズ動作
を禁止するようにしているため、ガラス越しの被写体の
撮影ミスを未然に防ぐことができる。
【0043】また、上記の様に被写体がガラス越しに居
ることを検知した場合には、その旨の警告を行う様にし
ている為、撮影者によっては、これだけでも上記の効果
を得ることが可能となる。また、この警告をを行うと共
に、上記のレリーズ動作を禁止することにより、カメラ
が故障したのではないかいった不安を撮影者に与えるこ
とがなくなる。
【0044】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、オートフォーカス回路24が本発明のオートフォー
カス手段に相当し、ストロボ回路10及びキセノン管1
2が本発明のストロボ手段に相当し、CPU3が本発明
の撮影制御手段、レリーズ禁止手段に相当し、測光手段
15及びCPU3が本発明の判別手段に相当し、LED
25が本発明の警告手段に相当する。
【0045】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0046】(変形例)上記の各実施例では、ガラス越
しの撮影であることを検知することにより、警告を発す
る様にしているが、ガラス越しの撮影であり、かつ、被
写体輝度がストロボ発光レベル以下である場合に、警告
を発するようにしてもよい。
【0047】本発明は、一眼レフカメラ,レンズシャッ
タカメラ,ビデオカメラ等、何れののカメラに適用して
も良いことは言うまでもないであろう。
【0048】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体輝度がストロボ発光レベル以下であっても、ガラ
ス越しの撮影時には、ガラス面にストロボ光が反射して
撮影に悪影響を与える為、ストロボ撮影は行わず、通常
の自動露出による撮影を行うようにしている。
【0050】よって、ガラス越しの撮影時におけるミス
を少なくすることができる。
【0051】また、本発明によれば、被写体輝度がスト
ロボ発光レベル以下であって、かつ、ガラス越しの撮影
時には、ストロボ発光を行った際にガラス面に前記スト
ロボ光が反射して撮影に悪影響を与えることになる為、
レリーズ動作自体を行わないようにしている。
【0052】よって、ガラス越しの撮影時におけるミス
を未然に防ぐことができる。
【0053】また、本発明によれば、ガラス越しの撮影
時には、以後の撮影に先立って、その旨の警告を行うよ
うにしている。
【0054】よって、ガラス越しの撮影時におけるミス
を少なくしたり、撮影ミスを未然に防ぐことができる。
【0055】また、本発明によれば、被写体輝度がスト
ロボ発光レベル以下であって、かつ、ガラス越しの撮影
時には、以後の撮影に先立って、その旨の警告を行うよ
うにしている。
【0056】よって、ストロボ手段や該カメラ自体が故
障したのではないかといった不安感を与えることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第1の実施例においてガラス越しラッ
チとストロボラッチの状態と撮影モードの関係を示した
ものである。
【図5】本発明の第2の実施例におけるカメラの動作の
一部を示すフローチャートである。
【図6】図5の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3 CPU 10 ストロボ回路 12 キセノン管 15 測光手段 24 オートフォーカス回路 25 LED

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス越しの撮影であるか否かの判定機
    能を有したオートフォーカス手段と、被写体輝度を測光
    し、被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であるか否
    かを判別する判別手段とを備えたカメラにおいて、前記
    オートフォーカス手段にてガラス越しの撮影であること
    が検出され、かつ、前記判別手段にて被写体の輝度がス
    トロボ発光レベル以下であることが判別されている場合
    には、内蔵あるいは外付けされるストロボ手段を用いた
    ストロボ撮影を禁止し、通常の自動露出による撮影を行
    う撮影制御手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 ガラス越しの撮影であるか否かの判定機
    能を有したオートフォーカス手段と、被写体輝度を測光
    し、被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であるか否
    かを判別する判別手段とを備えたカメラにおいて、前記
    オートフォーカス手段にてガラス越しの撮影であること
    が検出され、かつ、前記判別手段にて被写体の輝度がス
    トロボ発光レベル以下であることが判別されている場合
    には、レリーズ動作を禁止するレリーズ禁止手段を設け
    たことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 ガラス越しの撮影であるか否かの判定機
    能を有したオートフォーカス手段を備えたカメラにおい
    て、前記オートフォーカス手段にてガラス越しの撮影で
    あることが検出された場合には、警告を発する警告手段
    を設けたことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 前記オートフォーカス手段にてガラス越
    しの撮影であることが検出され、かつ、前記判別手段に
    て被写体の輝度がストロボ発光レベル以下であることが
    判別されている場合には、警告を発する警告手段を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306774A (ja) * 2008-09-26 2008-12-18 Casio Comput Co Ltd 撮像記録装置及び撮像記録制御プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306774A (ja) * 2008-09-26 2008-12-18 Casio Comput Co Ltd 撮像記録装置及び撮像記録制御プログラム

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