JPH0271215A - カメラの動作制御装置 - Google Patents

カメラの動作制御装置

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Publication number
JPH0271215A
JPH0271215A JP63223253A JP22325388A JPH0271215A JP H0271215 A JPH0271215 A JP H0271215A JP 63223253 A JP63223253 A JP 63223253A JP 22325388 A JP22325388 A JP 22325388A JP H0271215 A JPH0271215 A JP H0271215A
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JP
Japan
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focus
adjustment information
focus lock
focus adjustment
lock holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP63223253A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Otsubo
義明 大坪
Tatsu Kosaka
小坂 達
Tatsuo Amanuma
天沼 辰男
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Priority to US08/049,782 priority patent/US5367353A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フォーカスロ・7り撮影が可能なカメラの動
作制御装置に関する。
(従来の技術) 例えば、レリー1)口の半押操作に伴って測距情報が記
憶され、その後フレーミングを変えてレリーズ釦を全押
操作すると、記憶された測距情報に基づいて撮影レンズ
がフォーカシング位置まで駆動されてシャツタレリーズ
が行われる、所謂フォーカスロック撮影が可能なカメラ
が従来より知られている。
また、レリーズ釦の半押操作に応答して、そのときの測
距情報に基づき撮影レンズをフォーカシング位置まで駆
動し、その位置で固定し、レリーズ釦の全押操作に伴っ
てシャツタレリーズを行うカメラも知られている。尚、
測距情報とは被写体までの距離を示す情報であるが、被
写体像の結像面と予定結像面とのズレ量及びその方向を
示す焦点調節情報に基づいて撮影レンズをフォーカシン
グ位置まで駆動するカメラにおいても、このようなフォ
ーカスロックを行うものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のカメラでは半押操作の
解除でフォーカスロックが解除されてしまうため、第三
者に撮影を依頼する際に、フォーカスロックの状態を保
持したままカメラを渡すことが出来ない。
したがって、撮影を依頼される第三者がフォーカスロッ
ク撮影を知らないと、ファインダ内の測距ゾーン内に主
要被写体が位置していない場合には、主要被写体にピン
トが合わず、不所望な写真が撮影されてしまう。
この問題点を解決するために本出願人より提案されたも
のに、レリーズ操作部材の半押状態が解除された後もフ
ォーカスロックの状態を保持し、このときレリーズ操作
部材が再度半押操作されて半押信号が発生してもこの信
号を受は付けないようにしたものがある。
これによれば、第三者に撮影を依頼する際、予め所望の
被写体に合焦するようなフォーカスロックの状態を保持
してからカメラを渡すことにより所望の被写体にピント
の合った写真が得られる。
ところが、所望の被写体以外に合焦する様にフォーカス
ロックをしてしまい、該フォーカスロックの状態を保持
してしまった場合あるいは該フォーカスロック保持状態
中に所望の被写体の距離が変化した場合などは所望の被
写体に合焦させることができなくなる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、
確実に所望の被写体にピントが合った写真が得られるよ
うなカメラの動作制御装置を提供することを目的とする
(課題を解決するための手段) 本発明では上達の課題を解決するために、被写体に撮影
レンズを合焦させるための焦点調節情報を検出する焦点
調節情報検出手段(3,5,6,7,8)と、レリーズ
操作部材が半押し操作されると出力される半押し信号に
より前記焦点調節情報検出手段を作動せしめ、前記焦点
調節情報に基づいてフォーカスロックを行うフォーカス
ロック手段(1)と、前記フォーカスロックの状態を保
持するために操作するフォーカスロック保持操作部材(
SW3)と、該フォーカスロック保持操作部材の操作に
より、前記レリーズ操作部材の半押し操作が解除された
後も、またその後前記レリーズ操作部材の半押し操作が
再度加えられても前記フォーカスロックの状態を保持す
るフォーカスロック保持手段(1)と、前記フォーカス
ロック保持手段の作動中においても所定時間間隔で前記
焦点調節情報検出手段を再度作動せしめ、少なくとも前
記フォーカスロック状態での第1の焦点調節情報と、前
記撮影レンズの位置調節の為の該撮影レンズ駆動の開始
信号が発生される直前の第2の焦点調節情報とをそれぞ
れ記jQする記憶手段(1)と、前記第1、第2の焦点
調節情報を比較する比較手段(1)と、前記第1の焦点
調節情報と前記第2の焦点調節情報との差が所定値より
大きいときに警告を発生ずる制御手段(1)とを具備し
た。
また、記憶手段(1)は、少なくともフォーカスロック
保持状態での第1の焦点調節情報と、セルフタイマー撮
影のセルフタイマー計時開始直前の第2の焦点調節情報
とをそれぞれ記憶する。
さらに、制御手段(1)は、第1の焦点調節情報と第2
の焦点調節情報との差が所定値より大きいときにシャツ
タレリーズを禁止する。
さらにまた、フォーカスロック保持手段(1)は、前記
比較手段によって比較された前記第1の焦点調節情報と
前記第2の焦点調節情報との差が所定値より大きいとき
に警告を発生ずると共に前記レリーズ操作部材を全押し
操作しても撮影動作を禁止する第1のフォーカスロック
状態と、前記比較手段によって比較された前記第1の焦
点調節情報と前記第2の焦点調節情報との差が所定値よ
り大きいときに警告を発生するも前記レリーズ操作部材
を全押し操作すると撮影動作を行なう第2のフォーカス
ロック状態とをそれぞれ保持し、前記カメラは、前記第
1、第2のフォーカスロック状態と、前記レリーズ操作
部材の半押し操作が解除されると前記フォーカスロック
状態を解除する通常状態との何れか一つを選択する選択
手段(1)と、前記選択手段によって選択された前記第
1、第2のフォーカスロック状態と前記通常状態との何
れか一つを設定する設定手段(1)とを具備する。
(作用) 本発明のカメラの動作制御装置によれば、フォーカスロ
ック保持部材が操作され、フォーカスロック保持信号が
発生ずるとフォーカスロック保持手段はレリーズ操作部
材の半押状態が解除された後もフォルカスロックの状態
を保持し、このときレリーズ操作部材が半押操作されて
半押信号が出力されても、この信号は受は付けられず、
焦点調節情報検出手段は作動しない。
したがって、第三者に撮影を依頼する際、予め所望の被
写体に合焦するようなフォーカスロックの状態を保持し
てからカメラを渡すことにより、所望の被写体にピント
が合った写真が得られる。
また、フォーカスロック保持手段の作動中においても所
定時間間隔で焦点調節情報検出手段を再度作動せしめ、
少なくともフォーカスロック状態での第1の焦点調節情
報と、撮影レンズの位置調節の為の撮影レンズ駆動の開
始信号が発生される直前の第2の焦点調節情報とをそれ
ぞれ記憶する記憶手段を有し、さらにこれら第1、第2
の焦点調節情報を比較する比較手段と、第1の焦点調節
情報と第2の焦点調節情報との差が所定値より大きいと
きに警告を発生する制御手段とを有するので、フォーカ
スロック保持手段によって記憶保持された焦点調節情報
と撮影時の焦点調節情報とが異なる場合はこれを容易に
認識できる。
したがって、撮影者及び撮影依願者は撮影意図にあった
撮影であるかどうか判断でき、第三者に撮影を依願する
際に被写体にピントの合っていない不所望な写真を撮影
してしまうことがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は、本考案の第1実施例におけるカメラの動作制
御装置のブロック図である。第1図において、CPUI
には測光回路2及び測距回路3が接続されている。測光
回路2には、被写体からの光を受光する受光素子4が接
続され、この受光素子4の検出信号に基づいて被写体の
輝度に関する輝度情報を演算してCPUIに入力する。
測距回路3には、投光レンズ5を介して被写体に向けて
光を射出する投光器6と、受光レンズ7を介して被写体
からの反射光を受光する受光素子8とが接続され、受光
素子8の検出信号により被写体までの距離に応じた測距
情報を演算してCPUIに入力する。
また、CPUIには、フォーカシングモータ9、フィル
ム巻き上げ、巻き戻しモータ10のモータ駆動回路1)
、露出制御回路12及びレリーズ釦の押圧操作に連動し
てオンするスイッチSWI、SW2が接続されている。
スイッチSWIはレリーズ釦が半押し状態でオンし、ス
イッチSW2は全押し状態でオンする。
CPUIは、スイッチSWIのオンにより上述の測光回
路2及び測距回路3を作動せしめ、測距回路3からの測
距情報を記憶領域に記憶する。すなわち、フォーカスロ
ックを行う。次いで、スイッチSW2のオンにより、記
憶された測距情報に基づいて撮影レンズの移動量を演算
する。そして、撮影レンズの駆動開始信号を発生すると
共に、モータ駆動回路1)を介してフォーカシングモー
タ9を駆動して演算された移動量だけ撮影レンズを移動
してフォーカシングを行う。その後、露出制御回路12
を介して絞りやシャッタ等の露出制御部材を駆動して撮
影を行うと共に、モータ10によりフィルムを1コマ巻
き上げる。なお、全コマの撮影が終了したときにフィル
ムが終端まで巻き上げられたことが検出されるとCPU
Iは、モータ10によりフィルムの巻き戻しを行う。
さらに、CPU1には、ファインダ内のLED15.1
6.18をそれぞれ点灯、点滅、消灯し、カメラ本体外
部に面するLCD17を表示可能とする表示回路13、
計時回路14及びスイッチSW3〜SW6が接続されて
いる。
スイッチSW3は、操作部材のフォーカスロック保持操
作に連動してオンするスイッチであり、上述の半押しス
イッチSWIがオンしているときにこのスイッチSW3
がオンするとCPUIば、フォーカスロック保持信号を
発生し表示回路13を介してLED15を点滅表示させ
ると共に、スイッチSWIの解放後もフォーカスロック
の状態を保持する。フォーカスロックの状態が保持され
るとスイッチSWIがオンしても測距回路3は作動せず
、測距情報の読み込みは行われない。これをフォーカス
ロック保持モードと称する。尚、上述のLED15は、
通常は測距の完了に伴って点灯表示される。
フォーカスロック保持状態では、レリーズ釦の全押し操
作に連動したスイッチSW2のオンにより、撮影レンズ
の駆動開始信号が発生される直前に再度測距回路3によ
り被写体までの距離を演算してCPUIに入力し、該測
距情報を記憶領域に記憶する。さらにこの再測距時の測
距情報の記憶値と、フォーカスロック保持状態での測距
情報の記憶値、つまりレリーズ釦の半押しに連動したス
イッチSWIのオン時に記憶された測距情報の記憶値で
あって、レリーズ釦の半押しを解除しても、また再度レ
リーズ釦の半押し操作を加えられても測距情報は変わら
ず保持される記憶値とを比較し所定値より大きな差があ
る場合には、LEDlBを点滅させ警告を発生する不図
示の選択回路をCPUIに有している。
また、このスイッチSW3のオンにより撮影モードが第
1、第2のフォーカスロック保持モード、通常モードの
順序でサイクリックに切換えられる。第1のフォーカス
ロック保持モードとは、フォーカスロック保持状態での
測距値と再測距による測距情報との両者の差が所定値よ
り大きい場合に警告を発生すると共にレリーズ釦が全押
しされても撮影動作を禁止する、所謂レリーズロソクの
状態にするモードをいう。また、第2のフォーカスロッ
ク保持モードとは、測距情報の両者の差が所定値より大
きい場合は警告は発生するもののレリーズロックはかけ
ずに撮影動作を行わせるモードをいう。
尚、ここでいう通常モードとは上述した第1、第2のフ
ォーカスロック保持モードを解除した通常撮影時に対応
したモードをいう。
スイッチSW4は、操作部材のセルフタイマー操作に連
動してオンするスイッチであり、このスイッチSW4の
オン状態からレリーズ釦の全押操作によりスイッチSW
2がオンされると、CPU1は、表示回路13を介して
LCD17のセルフタイマー表示を点灯させると共に作
動表示を行ない、計時回路14により所定時間の計時終
了後にシャツタレリーズを行わしめる。この作動表示は
カメラ本体前面に設けられたLED16が点灯すること
により為される。この間、約7秒が計時されるとLED
16は点滅表示に変わり約3秒後にシャッタがレリーズ
される。
スイッチSW5は、図示せぬフィルム巻き戻し釦に連動
したスイッチであり、スイッチSW5のオンによりCP
UIは、モータ駆動回路1)を介してモータ10により
フィルムの巻き戻しを行う。
また、スイッチSW6は、撮影レンズの前面で開閉され
る撮影レンズバリアに連動する電源スィッチであり、撮
影レンズバリアが開くとオンする。
以上の実施例の構成において、測距回路3が測距手段を
、CPUIがフォーカスロック手段及びフォーカスロッ
ク保持手段及び測距情報記憶手段及び複数の測距情報を
比較処理する選択手段をそれぞれ構成している。
次に、第2図のフローチャートによりCPUI内で行な
われる制御の手順を説明する。
撮影レンズバリアの開閉動作に伴って投入される電源ス
ィッチによりこのプログラムが起動される。
(ステップSl) 先ず、ステップS1でLCD17にてフィルム残数等の
表示を行なうと共にタイマーの計時を開始させる。この
タイマーの計時開始は、電源スィッチを投入してから所
定時間が経過するまでに何れの動作も為されない場合に
液晶表示を消滅させ、一連の処理を終了させるために行
なわれる。
(ステップS2) ステップS2では、撮影レンズバリアの開閉に連動した
スイッチSw6がオンしているか否かを判定する。肯定
されるとステップS3に進み、否定されると処理を終了
させる。
(ステップS3) ステップS3では、レリーズ釦の半押操作に連動した半
押しスイッチSwlがオンしたか否かが判定される。肯
定されるとステップS3’に進み、否定されるとステッ
プS21に進む。
(ステップ83′) ステップS3’では、LED18が点滅しているか否か
が判定される。否定された場合はステップS4に進み、
肯定された場合はステップ83″に進む。尚、このLE
D18の点滅については後に説明する。
(ステップS3”) ステップ83″では、点滅し続けていたLED18を消
灯する。
(ステップS4) ステップS4では、測距回路3からの測距情報を読み込
み、この測距情報を記憶領域に格納する。
すなわち、フォーカスロックを行なう。
(ステップS6) ステップS6では、フォーカスロック保持モードである
か否かが判定される。この判定はフォーカスロック保持
フラグがセントされているか否かをみることによって行
なわれる。このフォーカスロック保持フラグは、スイッ
チSW3のオンによるフォーカスロック保持モードの設
定と共にセットされる。肯定されるとステップS13に
進み、否定されるとステップS14に進む。
(ステップ513) ステップS13では、LED15を点滅させてフォーカ
スロック保持モードが設定されていることを知らせる。
るとステップS7に戻り、否定されるとステップ(ステ
ップ514) 逆にステップS14ではLED15を点灯させてフォー
カスロック保持モードが設定されておらず通常モードが
設定されていることを知らせる。
(ステップS5) ステップS5では、被写体の輝度により電子閃光装置の
発光が必要か否かを決定する処理を行なう。
(ステップS7) ステップS7では、レリーズ釦の全押し操作に連動した
スイッチSw2がオンしているか否かが判定される。否
定されるとステップS8に進み、肯定されるとLED1
5を消灯してステップ816に進む。
(ステップS8) ステップS8では、再びレリーズ釦の半押し操作に連動
したスイッチSwlがオンしているか否かが判定される
。これは、レリーズ釦に半押操作が加えられているか否
かの判定である。肯定されS8’に進む。
(ステップ38′) ステップS8’では、LED18が点滅しているか否か
が判定される。否定された場合はステップS9に進み、
肯定された場合はステップ88″に進む。
(ステップ38 ″) ステップS8“では、点滅し続けていたLED18を消
灯する。
(ステップS9) ステップS9では、再び撮影レンズバリアの開閉動作に
連動したスイッチSW6がオンしているか否かを判定す
る。肯定されるとステップSIOに進み、否定されると
処理は終了となる。
(ステップ510) ステップSIOでは、操作部材の操作によりフォーカス
ロック保持信号が出力されたか否かが判定される。肯定
されるとステップS24に進み、否定されるとステップ
Sllに進む。
(ステップ51)) ステップSllでは、再びフォーカスロック保持モード
であるか否かが判定される。肯定されるとステップS1
2に進み、否定されるとステ、プS1に戻る。
(ステップ512) ステップS12では、フォーカスロック保持モードのタ
イマーの計時が終了しているか否かが判定される。肯定
されるとステップS1に戻り、否定されるとステップS
7に戻る。
尚、このタイマーの計時はフォーカスロック保持信号が
出力された時点から開始され、フォーカスロック保持モ
ードが設定されてから所定時間が経過するまでに何れの
動作も為されない場合に通常撮影モードに戻すために行
なわれる。
(ステップ816) 一方、ステップS7で肯定結果、すなわちレリーズ釦の
全押操作に連動したスイッチSw2がオンしたと判定さ
れると、フォーカスロックモードであるか否かが判定さ
れる。否定されるとステップS40に進み、肯定される
とステップS15に進む。
(ステップ540) ステップS40では、セルフモードであるか否かが判定
される。肯定されるとステップS41に進み、否定され
るとステップS17に進む。
(ステップ541) ステップS41では、セルフタイマーの計時が開始され
ると共にLED16により作動表示を行なわれる。この
後処理はステップ34.2に進む。
(ステップ542) ステップ34.2では、セルフタイマーの計時が完了し
たか否かが判定される。否定された場合はこの計時が完
了するまでステップS42を繰り返し、肯定つまり計時
が完了するとステップ317に進む。
(ステップ517) ステップS17では、測光回路2から測光情報を読み込
む。
(ステップ818) ステップ318では、ステップS4で記憶された測距情
報に基づいてレンズ移動量を演算する。
そして、その演算結果に基づいて撮影レンズの駆動開始
信号の発生と共に、モータ駆動回路1)を介してモータ
により撮影レンズをフォーカシング位置まで駆動する。
さらに、ステップS17で読み込んだ輝度情報に基づい
て露出値を演算し、その演算結果に基づいて露出制御回
路12を介して絞りシャッタ等の露出制御部材を駆動し
て撮影を行なう。
(ステップ519) ステップS19では、モータ駆動回路1)を介してモー
タ10によりフィルムの1コマ巻き上げを開始する。
(ステップS19’) ステップ819′では、再度フォーカスロック保持モー
ドか否かが判定される。肯定されるとステップ320に
進み、否定されるとステップS1へ戻る。
(ステップ520) ステップ819′でフォーカスロック保持モードである
と判定されると、ステップS20では、フォーカスロッ
ク保持モードを解除し通常撮影モードを設定すると共に
LCD17によってこの旨を表示する。この後処理はス
テップS1に戻る。
(ステシブ515) 一方、ステップ316で肯定結果、すなわちフォーカス
ロック保持モードであると判定されると、ステップS1
5では再測距が行われ、測距情報の読み込み及び記憶が
行われる。その後ステップS30に進む。
(ステップ530) ステップS30では、スイッチSWIのオンでステップ
S4における測距情報の記憶値と、スイッチSW2オン
後のフォーカスロック保持モードでのステップS15に
おける測距情報記憶値との比較選択が行われる。つまり
、ステップS4での測距情報記憶値とステップ315で
の測距情報記憶値との差が所定値より大きいかどうか判
定する。否定の場合はステップS17へ進み、肯定の場
合はステップS31へ進む。
(ステップ531) ステップ331では、LED18を点滅させフォーカス
ロック保持状態での測距情報と、撮影時の測距情報とが
所定値より大きく異なることをLED18を点滅表示す
ることによって警告しステップ831′に進む。
(ステップS31’) ステップ831′では、第1のフォーカスロック保持モ
ード、すなわちフォーカスロック保持状態での測距情報
と撮影時の測距情報との差が大きいことを警告すると共
にレリーズロックをかけるモードか否かが判定される。
肯定されるとステップS7に戻り、否定されるとステッ
プS40に進む。
(ステップ521) 一方、ステップS3で否定結果が得られると、すなわち
レリーズ釦の半押し操作に連動したスイッチSWIがオ
ンされないと判定されると、このステップS21では操
作部材のセルフタイマー操作に連動したスイッチSW4
がオンしたか否かが判定される。否定されるとステップ
S22に進み、肯定されるとステップ821′に進む。
(ステップs21’) ステップ821′ではセルフモードが設定されると共に
LCD17によってこの旨が表示される。
(ステップ522) ステップS22では、操作部材の操作によりフォーカス
ロック保持信号が出力されたか否かが判定される。肯定
されるとステップ822′に進み、否定されるとステッ
プS23に進む。
(ステップ523) ステップS23では、ステップS1で開始されたLCD
17の表示タイマーが終了したか否かが判定される。肯
定されると処理が終了し、否定されるとステップS2に
戻る。
(ステップS22’) 一方、ステップS22で肯定結果が得られると、すなわ
ちフォーカスロック保持信号が出力されたと判断される
と、このステップ822′では、LED18が点滅して
いるか否かが判定される。否定された場合はステップS
24に進み、肯定された場合はステップS22“に進む
(ステップS 22 ” ) ステップS22”では、点滅し続けていたLED18を
消灯する。
(ステップ524) ステップ324では、現時点での撮影モードが第1、第
2のフォーカスロック保持モード、通常モードの何れで
あるかが判定される。第1のフォーカスロック保持モー
ドであるならばステップ824′へ、第2のフォーカス
ロック保持モードであるならばステップS27へ、通常
モードであるならばステップS25へそれぞれ進む。
(ステップs24’) ステップ824′では、第2のフォーカスロソ保持モー
ドが設定されると共にLCD17によってこの旨を表示
する。この後処理はステップ826に進む。
(ステップ525) ステップS25では、第1のフォーカスロック保持モー
ドが設定されると共にLCD17によってこの旨を表示
する。
(ステップ526) ステップS26では、フォーカスロック保持モードのタ
イマーの計時が開始される。
(ステップ527) 一方、ステップS24で肯定結果が得られると、すなわ
ちフォーカスロック保持モードであると判定されると、
フォーカスロック保持モードを解除して通常撮影モード
が設定されると共にLCDl7によってこの旨を表示す
る。
(ステップ828) ステップ328では、操作部材によって操作が加えられ
ているか否かが判定される。肯定されるとステップ32
8を繰り返し実行し、否定されるとステップS1に戻る
以上の手順から、通常撮影時、すなわちフォーカスロッ
クを保持しない状態のループについて説明する。
先ず、撮影レンズバリアの開閉動作に伴う電源スィッチ
の投入により、ステップS1でLCDl7の液晶表示と
タイマーの計時を開始させ、再び撮影レンズバリアに連
動したスイッチSw6のオンがステップS2で判定され
ると、ステップS3でレリーズ釦の半押し操作に連動す
るスイッチSW1のONによりステップS4で測距情報
の記憶をする。さらにステップS6、Si2へと進み、
ステップS5で閃光装置の発光可否を決定する。
そして、レリーズ釦の全押し、半押し操作の何れも行な
われない場合は、ステップS7からステップS8〜Sl
lを通ってステップS1に戻るが、ステップS8でレリ
ーズ釦の半押し操作が行なわれている限りはステップS
7、S8のループを回ることになる。
この場合、ステップS3でレリーズ釦の半押し操作され
ると、ステップS4で測距情報の読み込みと記憶が行な
われるが、レリーズ釦の半押し操作が解除されることに
よって測距情報はリセットされる。つまり、フォーカス
ロックの状態は保持されない。
そして、ステップS7でレリーズ釦が全押し操作される
ことによって、ステップS16.340、SI7〜S2
0を通り測光情報の読込、フィルムの1コマ巻き上げ等
を行なった後にステップS1に戻り、さらにステップS
2、S3、S21、S22、S23を通り、一連の撮影
処理が終了となる。
次に、フォーカスロックの保持状態のループについて説
明する。
プログラムの起動からレリーズ釦の操作も操作部材のセ
ルフタイマー操作も何れも行なわれず、ステップS1〜
S3、S21を通ると、ステップ322で操作部材の操
作によりスイッチSw3がONLフォーカスロック保持
信号が発生したか否かが判定される。ここで、肯定結果
が得られると、処理はステップS22’、あるいはステ
ップS22’、S22“を通りステップ324に進む。
このステップS24では現時点での撮影モードが第1)
第2のフォーカスロック保持モード、通常モードの何れ
であるか否かが判定される。この場合、撮影モードは通
常モードであるので、ステップS25に進み、第1のフ
ォーカスロック保持モードが設定される。
また、この第1のフォーカスロック保持モードが設定さ
れた状態で再びスイッチSW3がONされるとステップ
824′で第2のフォーカスロック保持モードが設定さ
れる。これら、第1、第2のフォーカスロック保持モー
ドが設定された後、処理はステップ326.32Bを通
り、ステップS1に戻る。
さらにまた、第2のフォーカスロック保持モードが設定
されている状態で再びスイッチSW3がONされると、
ステップS27で通常モードが設定される。この後処理
はステップ328に進み、前述同様にステップS1に戻
る。
そして、ステップS1からS2、S3を通ってステップ
S4で測距情報の読み込み及び記憶が行なわれ、ステッ
プS6.13を通り、ステップS5で電子閃光装置の発
光可否を決定した後、ステップS7でレリーズ釦が全押
し操作されるまでステップ87〜S12のループを回る
ことになる。
この状態では、レリーズ釦の半押し操作を解除しても測
距情報が記憶保持されると共に、再び半押し操作をして
も測距データの読み込み及び記憶は行われない。すなわ
ちフォーカスロックの状態が保持される。
また、この状態において操作部材を再投入操作し、スイ
ッチSw3のONによりフォーカスロック信号を発生さ
せると、ステップS10からこのループを抜け、ステッ
プS24、S27に進み、前述と同様な処理が行なわれ
る。この場合、第1のフォーカスロック保持モードであ
れば第2のフォーカスロック保持モードに、第2のフォ
ーカスロック保持モードであれば通常モードにそれぞれ
設定する。
尚、フォーカスロックの状態が保持され、かつレリーズ
釦が半押しされているとき、ステップS7、S8を繰り
返し、再度操作部材を操作されスイッチSw3がONさ
れても、フォーカスロックは解除されない。
フォーカスロックの状態保持の解除には、上述した撮影
レンズバリアの開閉動作に連動するスイッチSw6のオ
フや操作部材の再投入の他に、巻き戻しスイッチSw5
のオンが判定された場合やレリーズ釦の全押し操作に連
動したスイッチSW2のオンが判定された場合がある。
このスイッチSw2のオンとは、すなわち撮影が行われ
たことを意味し、フィルム1コマの撮影が終了するに伴
い、フォーカスロックの状態保持は解除される。
さらに、ステップS12でのフォーカスロック保持モー
ドのタイマーの計時が終了した時に通常撮影モードに変
更される。
続いてセルフタイマー撮影のループについて説明する。
ステップS7でレリーズ釦の全押操作に連動してスイッ
チSW2がオンすると、ステップS16を通り、ステッ
プS40でセルフモードがセントされているか否かが判
定される。このステップS40で肯定結果が得られると
、ステップS41でセルフタイマーの計時が開始され、
ステップS42でこの計時が完了したと判定されるとス
テップS17、S18に進み通常撮影時と同様にして撮
影が行なわれる。
ところで、ステップS6でフォーカスロック保持モード
であることが判定され、さらにステップS30で、フォ
ーカスロック保持状態での測距情報記憶値と撮影時の被
写体距離情報が所定値より大きく異なる場合について説
明する。
一般に、フォーカスロック操作は撮影時の測距範囲とは
異なる範囲にピントを合わせた撮影を行う場合に利用さ
れる。つまり、測距時(半押しスイッチSW1のオン時
など)に測距情報に従って撮影時にはレンズの位置が調
節されるが、測距情報保持後に構図を変えて撮影するこ
とによって達成される。
したがって、従来のフォーカスロック撮影の概念では測
距時と撮影時に測距範囲内に存在する被写体の距離が異
なるのは普通のことである。ただし、本発明の背景とな
っているフォーカスロック保持部材を具備するカメラに
おいては、被写体となるべき人がフォーカスロック保持
モードを設定した上で第三者に撮影を依転する場合に有
効な機能である為、従来とは逆に撮影時にフォーカスロ
ック保持状態での測距情報と大きく異なる被写体である
ことは、主要被写体のピンボケ撮影となる結果となりフ
ォーカスロック保持モードの本来の目的を達成しない危
険がある。
従って、ステップS6でフォーカスロック保持モードと
判定され、LED15が点滅している状態においてステ
ップS7でスイッチSW2のオンが認識されると、ステ
ップS15で再測距が行われ測距情報が読み込み・記憶
される。その後、ステップS30に進みスイッチSWI
のオン時の測距情報記憶値と、スイッチSW2のオン時
であって、撮影レンズの駆動開始信号が発生される直前
の測距情報記憶値との比較選択が行われ、両者の差が所
定値より大きければステップS31に進みLED 18
の点滅を行ない、両者の差が所定値より大きいことを警
告表示する。さらに、この後、ステップ831′では第
1のフォーカスロック保持モードであるか否かが判定さ
れ、肯定の場合はステップS7に戻り、否定の場合はス
テ、7プS17に進む。
つまり、フォーカスロック保持モードでの撮影時にスイ
ッチSW1のオン(レリーズ釦の半押しなど)時の測距
情報、すなわちステップS4で記憶された測距情報と、
撮影レンズの駆動開始信号の発生直前時の測距情報、す
なわちステップS15で記toされた測距情報との差が
何らかの理由により所定値より大きい場合には、先ずL
EDlBを点滅させることにより撮影者に警告を促す。
そして、さらにフォーカスロック保持モードが第1、第
2のフォーカスロック保持モードの何れであるかを判定
し、第1のフォーカスロック保持モードであるならば、
レリーズ釦が全押しされてもステップ340以降の撮影
動作を禁止する、所謂レリーズロックの状態を保持する
。つまり、ステップS4での測距情報とステップS15
での測距情報との差が所定値以上ある状態でかつ第1の
フォーカスロック保持モードのときは、ステップS7、
S16、S15、S30、S31.831′のループを
回る。
一方、フォーカスロック保持モードが第2のフォーカス
ロック保持モードであるときは、LEDlBの点滅によ
る警告表示を行うものの、レリーズロックはかけずにス
テップS40以降の撮影動作を許容する。
このように、フォーカスロ・7り保持モードとして第1
、第2のフォーカスロック保持モードをそれぞれ任意に
選択可能としたのは次のような理由が挙げられる。
つまり、第1のフォーカスロック保持モードではフォー
カスロック保持状態での測距情報と撮影時の測距情報と
の差が所定値より大きい場合には、LEDの点滅によっ
て警告を行うと共にレリーズロックをかけ撮影動作を禁
止させているが、撮影条件によってはフォーカスロック
保持状態での測距情報と太き(異なる被写体を撮影する
場合がある。
例えば、測距領域を外して左右に被写体が存在する場合
(所謂中抜は状態)は、被写体に合焦するようなフォー
カスロックを保持しても再測距によって得られる情報は
ごれら被写体のものではなく背景の測距情報であること
が多い。再測距によって得られる情報が背景の測距情報
であることは、フォーカスロック保持状態での測距情報
と撮影時の測距情報との差が所定値より大きいことにな
り撮影動作が禁止されてしまう。
したがって、フォーカスロック保持状態での測距情報上
して被写体の測距情報を保持しているのにも拘わらず、
再測距によって背景の測距情報を得た結果、誤った測距
情報を保持しているものと判定されてしまい、撮影動作
に入ることが出来ず都合の悪いものとなる。
このような場合は警告のみ行ないレリーズロックはかけ
ないで撮影動作を許容する第2のフォーカスロック保持
モードを選択することが好ましい。
さて、ステップS7、S16、S15、S30、S31
、S31′のループを回るレリーズ口・ツクの状態にお
いて、ステップS15で読み込まれる測距情報がステッ
プS4で記憶された測距情報とほぼ一致したときには、
ステップS30からステップS40.S17、Si2に
進みシャツタレリーズを許容し、通常の撮影動作を行う
ことになる。
また、前述したレリーズロックの状態からステップS7
でレリーズ釦の全押操作を解除し、さらにステップS8
で半押操作をも解除した場合は、ステップS8’を通り
、S8“でLED18を消灯し、ステップS15で再測
距情報として記憶された情報はクリアされる。この後、
ステップ89〜S12を通り、処理は再びステップS7
に戻る。
このステップ89〜S12のループは前述した通り、フ
ォーカスロック保持状態を意味し、ステップS4で記憶
された測距情報は保持された状態となっている。そして
、ステップS7で再びレリーズ釦の全押操作によりスイ
ッチSW2がオンすると、ステップS16、S15に進
み、再測距情報、すなわち撮影直前の測距情報が読み込
まれ記憶される。
さらに、セルフタイマー撮影時においても、ステップ3
15で記憶された測距情報とステップS4で記憶された
測距情報との差が所定値より大きい場合には、LED1
8を点滅表示し、レリーズロックをかけることによって
撮影動作を禁止している。そして、ステップS15で読
み込まれる測距情報がステップS4で記憶された測距情
報とほぼ一致したときにセルフタイマー撮影、すなわち
セルフタイマーの計時を開始する。
このように、フォーカスロック保持モード、さらにはフ
ォーカスロック保持モードでかつセルフモードの場合は
、ステップS4で記憶された測距情報とステップS15
で記憶される測距情報との差が所定値より大きいかどう
かを判定し、この両者の測距情報の差が所定値より大き
い場合は先ずLEDの点滅による警告表示を行なう。さ
らに、第1のフォーカスロック保持モードであるならば
、レリーズロックをかけ撮影動作を禁止し、第2のフォ
ーカスロック保持モードであるならば撮影動作を許容す
るようにしている。
したがって、撮影者及び撮影依頼者は撮影意図にあった
撮影であるかどうかを容易に判断でき、第三者に撮影を
依頼する際に被写体にピントの合っていない不所望な写
真を撮影することがない。
また、本実施例においては、フォーカスロック保持モー
ドとして2つのモードを任意に選択できるので、撮影条
件に適応したフォーカスロック保持が行なえ、なおかつ
撮影意図にあった撮影を行うことができ不所望な写真を
撮影することがない。
尚、以上の実施例においては、レリーズ釦の半押操作に
より測距回路2からの測距情報を記憶し、その後レリー
ズ釦の全押操作により記憶された測距情報に基づいて撮
影レンズをフォーカシング位置まで駆動し、その後シャ
ツタレリーズを行なうタイプのカメラを開示したが、レ
リーズ釦の半押操作により、測距回路2からの測距情報
に基づいて撮影レンズをフォーカシング位置まで駆動し
てその位置で固定し、その後レリーズ釦の全押操作に応
答してシャツタレリーズを行なうタイプのカメラにも本
発明を適用できる。つまり、第2図のフローチャートに
おいて、ステップS18では、記憶された測距情報に基
づいてレンズ移動量を演算し、その演算結果に基づいて
モータ駆動回路を介して撮影レンズをフォーカシング位
置まで駆動したが、ステップS4で測距情報を読込記憶
した後、直ちにこの情報に基づいて撮影レンズをフォー
カシング位置まで駆動し、この位置で撮影レンズを固定
することになる。
さらにまた、−眼レフカメラのTTL自動焦点調節装置
の如く、測距情報に代え、被写体の結像面と予定結像面
とのズレ量とその方向を示す焦点調節情報を検出するカ
メラにも、本発明を同様に適用できる。この場合には、
焦点調節情報によって撮影レンズをフォーカシング位置
(フォーカスロック保持モードであるときに撮影レンズ
が無限遠距離にあると検出された場合は、過焦点距離に
対応する位置)まで駆動してその位置で固定してフォー
カスロックを行なう。
(発明の効果) 以上のように、本発明のカメラの動作制御装置によれば
、フォーカスロック保持部材が操作され、フォーカスロ
ック保持信号が発生ずるとフォーカスロック保持手段は
レリーズ操作部材の半押状態が解除された後もフォーカ
スロックの状態を保持し、このときレリーズ操作部材が
半押操作されて半押信号が出力されても、この信号は受
は付けられず、焦点調節情報検出手段は作動しない。
したがって、第三者に撮影を依頼する際、予め所望の被
写体に合焦するようなフォーカスロックの状態を保持し
てからカメラを渡すことにより、所望の被写体にピント
が合った写真が得られる。
また、フォーカスロック保持手段の作動中においても所
定時間間隔で焦点調節情報検出手段を再度作動せしめ、
少なくともフォーカスロック状態での第1の焦点調節情
報と、撮影レンズの位置調節の為の撮影レンズ駆動の開
始信号が発生される直前の第2の焦点調節情報とをそれ
ぞれ記憶する記ta手段を有し、さらにこれら第1、第
2の焦点調節情報を比較する比較手段と、第1の焦点調
節情報と第2の焦点調節情報との差が所定値より大きい
ときに警告を発生する制御手段とを有するので、フォー
カスロック保持手段によって記憶保持された焦点調節情
報と撮影時の焦点調節情報とが異なる場合はこれを容易
に認識できる。
したがって、撮影者及び撮影依頼者は撮影意図にあった
撮影であるかどうか判断でき、第三者に撮影を依頼する
際に被写体にピントの合っていない不所望な写真を撮影
してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係わるカメラの動作制御装
置のブロック図であり、第2図は処理手順を示すフロー
チャートである。 (主要部分の符号の説明) 1・・・CPU、3・・・測距回路 5w1〜Sw6・・・スイ・ノチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体に撮影レンズを合焦させるための焦点調節
    情報を検出する焦点調節情報検出手段と、レリーズ操作
    部材が半押し操作されると出力される半押し信号により
    前記焦点調節情報検出手段を作動せしめ、前記焦点調節
    情報に基づいてフォーカスロックを行うフォーカスロッ
    ク手段と、前記フォーカスロックの状態を保持するため
    に操作するフォーカスロック保持操作部材と、該フォー
    カスロック保持操作部材の操作により、前記レリーズ操
    作部材の半押し操作が解除された後も、またその後も前
    記レリーズ操作部材の操作が再度加えられても前記フォ
    ーカスロックの状態を保持するフォーカスロック保持手
    段と、 前記フォーカスロック保持手段の作動中においても所定
    時間間隔で前記焦点調節情報検出手段を再度作動せしめ
    、少なくとも前記フォーカスロック状態での第1の焦点
    調節情報と、前記撮影レンズの位置調節の為の該撮影レ
    ンズ駆動の開始信号が発生される直前の第2の焦点調節
    情報とをそれぞれ記憶する記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された前記第1の焦点調節情
    報と前記第2の焦点調節情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段によって比較された前記第1の焦点調節情
    報と前記第2の焦点調節情報との差が所定値より大きい
    ときに警告を発生する制御手段とを具備することを特徴
    とするカメラの動作制御装置。
  2. (2)前記記憶手段は、少なくとも前記フォーカスロッ
    ク保持状態での第1の焦点調節情報と、セルフタイマー
    撮影のセルフタイマー計時開始直前の第2の焦点調節情
    報とをそれぞれ記憶することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のカメラの動作制御装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記第1の焦点調節情報と前記
    第2の焦点調節情報との差が所定値より大きいときにシ
    ャッタレリーズを禁止することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第2項に記載のカメラの動作制御装置。
  4. (4)前記フォーカスロック保持手段は、前記比較手段
    によって比較された前記第1の焦点調節情報と前記第2
    の焦点調節情報との差が所定値より大きいときに警告を
    発生すると共に前記レリーズ操作部材を全押し操作して
    も撮影動作を禁止する第1のフォーカスロック状態と、
    前記比較手段によって比較された前記第1の焦点調節情
    報と前記第2の焦点調節情報との差が所定値より大きい
    ときに警告を発生するも前記レリーズ操作部材を全押し
    操作すると撮影動作を行なう第2のフォーカスロック状
    態とをそれぞれ保持し、 前記カメラは、前記第1、第2のフォーカスロック状態
    と、前記レリーズ操作部材の半押し操作が解除されると
    前記フォーカスロック状態を解除する通常状態との何れ
    か一つを選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記第1、第2のフォ
    ーカスロック状態と前記通常状態との何れか一つを設定
    する設定手段とを具備することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のカメラの動作制御装置。
JP63223253A 1988-02-10 1988-09-06 カメラの動作制御装置 Pending JPH0271215A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63223253A JPH0271215A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 カメラの動作制御装置
US07/653,475 US5216459A (en) 1988-02-10 1991-02-11 Operation control device for a camera
US08/049,782 US5367353A (en) 1988-02-10 1993-04-21 Operation control device for a camera
US08/808,500 US5721981A (en) 1988-02-10 1997-02-27 Operation control device for a camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63223253A JPH0271215A (ja) 1988-09-06 1988-09-06 カメラの動作制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0271215A true JPH0271215A (ja) 1990-03-09

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ID=16795200

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63223253A Pending JPH0271215A (ja) 1988-02-10 1988-09-06 カメラの動作制御装置

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JP (1) JPH0271215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5276974A (en) * 1990-05-30 1994-01-11 Regie Nationale Des Usines Renault, Societe Anonyme Unit for continuously measuring shape defects of a part, and measuring process used in this unit.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5276974A (en) * 1990-05-30 1994-01-11 Regie Nationale Des Usines Renault, Societe Anonyme Unit for continuously measuring shape defects of a part, and measuring process used in this unit.

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