JPH1096989A - カメラの警告装置 - Google Patents

カメラの警告装置

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Publication number
JPH1096989A
JPH1096989A JP8253250A JP25325096A JPH1096989A JP H1096989 A JPH1096989 A JP H1096989A JP 8253250 A JP8253250 A JP 8253250A JP 25325096 A JP25325096 A JP 25325096A JP H1096989 A JPH1096989 A JP H1096989A
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JP
Japan
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warning
film
value
setting
photometric
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Application number
JP8253250A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
Shinichi Kodama
晋一 児玉
Akira Watanabe
章 渡辺
Tetsuya Toyoda
哲也 豊田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影用途に応じて露出アンダ及びオーバの警告
を与えられるようにすること。 【解決手段】撮影者は、モード設定部10により警告表
示をするかしないかのモードを設定する。撮影時に、制
御部36は、フィルム情報検出部12からのフィルム情
報と露出演算部30からの被写体輝度情報から最適露出
値を演算し、カメラ・システムの制約条件である露出限
界との差が、記憶部34に設定されている値よりも大き
い場合は、警告部38に信号を出力する。また、最適露
出値の演算の結果、ストロボ発光が必要な場合には、ス
トロボ発光部40に信号を出力する。そして、ストロボ
発光しても被写体が適正とならず、その露出値と適正露
出値との差が上記記憶部34に記憶されている値よりも
大きい場合には、警告部38に信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特
に、露出アンダ及びオーバの警告表示を行うカメラの警
告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−130451号公報や特開平
7−191399号公報には、露出演算結果が、絞り、
シャッタ速度の連動範囲を超えた場合に警告を行なう技
術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、上記連動範囲を超えていても、フィルムのラチチュ
ードの範囲であれば、プリントでの色の再現性はあるの
で、プロユースでなければ、多くの場合、撮影を実行し
ても問題とはならない。従って、あまり警告表示の意味
は大きいものではなかった。
【0004】一方、近年、パーソナルコンピュータ等の
普及に伴い、フィルムスキャナ等の光学センサでフィル
ムを読み取ることが、プロだけでなく一般的なユーザに
も行われるようになってきている。ところが、光学セン
サのラチチュードはフィルムのラチチュードより若干狭
いので、色の再現性が悪くなることから、このような場
合には、警告した方が好ましい。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
で、撮影用途に応じて露出アンダ及びオーバの警告を与
えることが可能なカメラの警告装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの警告装置は、警告表示モー
ドを設定する設定手段と、被写界輝度を測定する測光手
段と、この測光手段の測光結果、またはこの測光結果に
基づく演算値が所定範囲外であるか否かを判定する判定
手段と、上記設定手段によって警告表示モードが設定さ
れているときに、上記判定手段によって上記所定範囲外
と判定された際に警告表示を行う警告手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】即ち、本発明のカメラの警告装置によれ
ば、警告表示モード時に、測光結果またはこの測光結果
に基づく演算値が所定範囲外である場合に警告表示を行
う。この場合、上記測光手段は、上記被写界輝度を複数
に分割して測光可能であり、上記判定手段は、上記複数
の分割測光値の輝度差が所定値以内か否かを判定し、上
記警告手段は、上記設定手段によって上記警告表示モー
ドが設定されている場合に、上記判定手段によって上記
輝度差が上記所定範囲内にないと判定された際に、警告
表示を行う。
【0008】また、本発明によるカメラの警告装置は、
警告表示モードを設定する設定手段と、被写体に照明光
を照射するためのストロボ手段と、上記被写体までの距
離を測定する測距手段と、この測距手段による上記被写
体距離、上記ストロボ手段の発光量及び絞り値に基づい
て、上記被写体にストロボ光が不足するか否かを判定す
る判定手段と、上記設定手段によって上記警告表示モー
ドが設定されている場合に、上記判定手段によって上記
ストロボ光が不足すると判定された際に、警告表示を行
う警告手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】即ち、本発明のカメラの警告装置によれ
ば、警告表示モード時に、被写体距離、ストロボ手段の
発光量及び絞り値に基づいて、被写体にストロボ光が不
足すると判定した場合に、警告表示を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るカメラの警告装置の概略的な構成を示す図である。
なお、本実施の形態は、フィルム送り出し式の小型なフ
ィルムカートリッジを使用するカメラに適用したもので
あるが、従来のフィルム引き出し式のパトローネを使用
するカメラにも同様に適用可能なことは勿論である。
【0011】即ち、モード設定部10は、後述の警告表
示をするかしないかのモードを撮影者が設定するための
ものであり、フィルム情報検出部12は、当該カメラに
装填されたフィルムカートリッジから、フィルム情報を
読み込むものである。
【0012】ここで、フィルムカートリッジ14は、図
2の(A)及び(B)に示すようなものである。即ち、
図2の(A)は、フィルムカートリッジ14の上面から
の斜視図で、その上面に「○」16,「D」18,
「×」20,及び「□」22のマークが設けられてい
る。これらのマークはそれぞれ、未露光,部分露光,露
光済,及び現像済を表わすもので、これらマークは「抜
き」として形成されている。そして、これらマーク下の
不図示の白い円盤が、図2の(B)に示すデータディス
ク24と回転軸26で一体となっており、データディス
ク24の回動と共にマーク表示も変化する。データディ
スク24には、バーコード28が表示されており、フィ
ルム情報検出部12は、このバーコード28を読み取る
ことで、フィルム感度、撮影枚数、白黒/カラー、ネガ
/ポジ等の情報を取り出すことができる。
【0013】また、本実施の形態のカメラの警告装置
は、被写界輝度を検出する露出演算部30と、カメラか
ら被写体迄の距離を検出する測距部32、設定値を記憶
する記憶部34、制御部36、この制御部36からの信
号を受けて警告を行なう警告部38、及び上記制御部3
6からの信号を受けてストロボ発光を行うストロボ発光
部40を有している。
【0014】上記制御部36は、上記フィルム情報検出
部12からのフィルム情報と上記露出演算部30からの
被写体輝度情報から最適露出値を演算し、カメラ・シス
テムの制約条件である露出限界との差が、上記記憶部3
4に設定されている値よりも大きい場合は、警告部38
に信号を出力する。また、最適露出値の演算の結果、ス
トロボ発光が必要な場合には、ストロボ発光部40に信
号を出力する。そして、ストロボ発光しても被写体が適
正とならず、その露出値と適正露出値との差が上記記憶
部34に記憶されている値よりも大きい場合には、警告
部38に信号を出力する。
【0015】図3は、このような警告装置の適用された
カメラのシステム構成を示す図である。即ち、このカメ
ラは、主に、上記制御部36としてのCPU36Aと、
操作スイッチ群と、周辺回路を駆動するインターフェイ
スICであるIF−IC42と、検出素子群と、モータ
ドライバIC44,46と、駆動モータと、各種情報を
記憶する上記記憶部34としてのEEPROM34A
と、各種情報を表示するためのLCD48と、各種情報
をフィルム上に設けられた磁気記録部に記録するための
磁気記録装置50と、測光センサ52、測光アンプ5
4、測距用AF−IC56、ストロボ回路58とで構成
されている。
【0016】以下、各制御要素について詳細に説明する
と、まず、操作スイッチ群において、スイッチ1R及び
2Rは、共にレリーズ釦で操作されるスイッチであり、
レリーズ釦の半押しでスイッチ1Rがオン、全押しでス
イッチ2Rがオンになる。スイッチBKは、カートリッ
ジ蓋(パトローネを使用するカメラの場合であれば裏
蓋、以下、これらカートリッジ蓋及び裏蓋をまとめて、
一般的な用語裏蓋を使用する)の開閉を検出するスイッ
チであり、裏蓋の開でオン、裏蓋の閉でオフとなるスイ
ッチである。
【0017】スイッチRWMは、フィルムを途中で巻き
戻す時の操作スイッチ、スイッチSLFは、セルフモー
ド設定用のスイッチであり、スイッチFLSは、ストロ
ボの発光モードを設定するスイッチである。スイッチP
Qは、プリント枚数を設定するスイッチで、押圧する毎
に設定枚数が変化する。スイッチSCLは、キャプショ
ンタイトルを写し込むときの言語コードを設定するスイ
ッチで、押圧する毎に言語コードが変化する。スイッチ
SCTは、写し込むキャプションタイトルを設定するス
イッチで、押圧する毎に該タイトルのコードが変化す
る。スイッチDMODは、日付情報の写し込みパターン
の選択と、日付情報の修正時の修正データの選択を行な
うスイッチで、スイッチを押圧する毎に、変化する。日
付情報の修正時には、該スイッチDMODを2秒間押し
続けると、修正可能な修正モードに移行する。スイッチ
DSETは、日付情報の修正を行なうスイッチ、スイッ
チPCTは、AEモードの設定を行なうスイッチであ
り、スイッチAUTOは、ユーザの設定した情報を全て
クリアするスイッチである。スイッチZUは、ズームを
テレ側に操作するスイッチ、スイッチZDは、ズームを
ワイド側に操作するスイッチであり、スイッチPWR
は、パワースイッチである。
【0018】また、スイッチSCANは、上記モード設
定部10に相当するもので、スキャナモードを設定する
スイッチであり、該スイッチSCANを押圧する毎に、
スキャンモードのON/OFFを切り換える。
【0019】上記CPU36Aには、当該カメラを動作
させるためのプログラムの入ったROMと演算エリアの
RAMが内蔵されている。このCPU36Aには、当該
カメラの動作状態を表示するLCD48が接続され、さ
らに、周辺回路を駆動し、リモコン受信部としても機能
するIF−IC42が、通信信号線60で接続されてい
る。さらに、当該カメラの動作に必要な情報を記憶する
上記記憶部34としての不揮発生メモリであるEEPR
OM34Aが通信信号線62で接続されている。また、
フィルムの磁気情報記録部に記録情報を記録するための
磁気記録装置50も接続されている。
【0020】IF−IC42には、セルフ動作中である
ことを示すLED64が接続されている。また、撮影枚
数を検出するのに利用されるフィルムの移動を検出する
ためのフォトリフレクタWPR0及びWPR1が接続さ
れている。
【0021】さらに、IF−IC42には、フィルムカ
ートリッジ14のデータディスク24の初期位置とバー
コード28を読み取るためのフォトリフレクタBPR0
及びBPR1が接続されている。これらIF−IC42
とフォトリフレクタBPR0及びBPR1により、上記
フィルム情報検出部12が構成される。
【0022】これらフォトリフレクタWPR0及びWP
R1とBPR0及びBPR1の信号は、IF−IC42
で波形整形されて、CPU36Aに信号線64(WPR
0)〜70(BPR1)で接続されている。
【0023】さらに、IF−IC42には、フィルム駆
動用モータW MOTを駆動するモータドライバIC4
4と、レンズ駆動用モータLD MOTを駆動するモー
タドライバIC46とが接続されている。
【0024】なお、上記モータW MOTにより、その
正転駆動でフィルムが巻き上げられ、逆転でフィルムが
巻き戻される。また、上記モータLD MOTにより、
その正転駆動でレンズが繰り出され、逆転でレンズがリ
セット位置に戻される。
【0025】さらに、上記IF−IC42には、赤外光
のリモコン信号を受けるセンサLED72が接続されて
いて、IF−IC42内部のリモコン回路を設定するこ
とにより、センサLED72で受信した信号出力をリモ
コン回路で波形整形して、CPU36Aに信号線(RE
MO)74を通じて、リモコンレリーズ信号として送ら
れる。
【0026】測光センサ52は、5分割の測光センサで
あり、被写界の輝度を5分割のエリアに分けて測光す
る。測光アンプ54は、この5分割の測光センサ52か
らの光電流を信号線76で受けてそれぞれを電圧信号に
変換する。CPU36Aからの選択信号78により5種
類の電圧信号を信号線78を使ってCPU36Aに送
り、CPU36Aはこの信号をA/D変換して測光セン
サ52の各エリアの輝度を検出する。
【0027】LED80はファインダ内のLEDで、測
距が正しく終了すると点灯、被写体が近すぎる時には点
滅して撮影者に警告を与える。LED82は、同様にフ
ァインダ内のLEDであり、ストロボ発光用のメインコ
ンデンサ84への充電中に点滅し、測光演算後にストロ
ボ86を発光させる場合には点灯して撮影者に知らせ
る。
【0028】LED38Aは、上記警告部38としての
ファインダ内のLEDであり、測光演算の結果、露出が
適正にならない場合、あるいは、ストロボを発光して
も、被写体が適正にならない場合に、点滅して、撮影者
に知らせる。
【0029】AF−IC56は、上記CPU36Aと共
に上記測距部32として機能するもので、赤外LED8
8を発光させ、被写体Oで反射して戻った光線をPSD
90で受光した結果を信号線92を使ってCPU36A
に送る。CPU36Aは、この信号を受けて、三角測距
演算により、被写体迄の距離を算出する。
【0030】ストロボ回路58は、上記ストロボ発光部
40として機能するもので、メインコンデンサ84の充
電制御と、発光用キセノン管(ストロボ)86による発
光制御を行なう。
【0031】図4及び図5は、CPU36Aの制御プロ
グラムの一連のメインフローチャートを示す図である。
CPU36Aは、当該カメラの電源投入と同時に、この
メインフローチャートの処理を順次1ステップづつ実行
する。
【0032】即ち、まず、カメラ動作に必要なCPU3
6A内部のRAMやポートの初期設定を行ない(ステッ
プS10)、さらに、当該カメラの状態に応じて、各機
構部(メカ)が異常動作しない様にイニシャルリセット
動作を行なわせる(ステップS12)。
【0033】次に、パワースイッチPWRのオン/オフ
の変化を検出する(ステップS14)。このパワースイ
ッチPWRにオフからオンへの変化があったときには、
モータLD MOTを駆動することにより、不図示の鏡
枠ユニットを沈胴状態から撮影可能な状態にし(ステッ
プS16)、また逆に、オンからオフへの変化があった
ときは、不図示の鏡枠ユニットを、上記ステップS16
とは逆に、撮影可能な状態から沈胴状態にする(ステッ
プS18)。
【0034】その後、あるいは上記ステップS14にお
いてパワースイッチPWRに変化が無いと判断されたと
きには、フィルムカートリッジ14の出し入れをする際
に操作する裏蓋の開閉を、スイッチBKのオン/オフで
検出する(ステップS20)。このスイッチBKがオン
からオフへ変化したときは、裏蓋が開から閉になったこ
とを示す。この場合には、フィルムカートリッジ14の
装填されていることから、フィルムの第1駒目をセット
する空送り動作を行なう(ステップS22)。この空送
り動作により、フィルム情報(フィルム感度、撮影駒
数、ネガ/ポジ、白黒/カラー、等)をバーコード28
より検出する。そして、裏蓋の閉をEEPROM34A
に記憶する(ステップS24)。
【0035】一方、上記ステップS20において、スイ
ッチBKがオフからオンへ変化したときには、裏蓋が閉
から開になったことを示すので、この場合には、裏蓋の
開をEEPROM34Aに記憶する(ステップS2
6)。そして、巻き戻しの完了、空送りの失敗等で、正
しく撮影できない時に誤ってシャッタが切れてしまわな
い様にと設定してある動作ロックフラグをクリアするこ
とにより、カメラの動作ロックを解除する(ステップS
28)。
【0036】その後、あるいは上記ステップS20にお
いて裏蓋スイッチBKに変化が無いと判断されたときに
は、巻き戻し釦(スイッチRWH)の変化を検出する
(ステップS30)この巻き戻し釦は、フィルムを全て
撮影し終えていないときに他のフィルムと交換したい場
合に行なう途中巻き戻しを実行させる釦である。この巻
き戻し釦が押されたことを検出すると、途中巻き戻しの
設定を行なう(ステップS32)。但し、実際にフィル
ムを巻き戻すのは、後述するステップS36中で行な
う。
【0037】その後、あるいは上記ステップS30にお
いて巻き戻し釦が押下されていないと判断されたときに
は、巻き戻し要求フラグが“1”であるかどうかによ
り、巻き戻し要求の有無を判断する(ステップS3
4)。この巻き戻し要求フラグは、上記ステップS30
で巻き戻し釦(スイッチRWM)が押下されたと判断し
たとき、あるいは後述するステップS60での撮影後の
フィルムの一駒巻上げでフィルムエンド検出をしたとき
に、“1”にセットされる。この巻き戻し要求フラグが
“1”であれば、フィルムの巻き戻しを行なう(ステッ
プS36)。
【0038】その後、あるいは上記ステップS34にお
いて巻き戻し要求フラグが“1”でないと判断した場合
には、上記ステップS28でも説明した様に、カメラ動
作をロックする動作ロックフラグを判断し(ステップS
38)、動作ロックならば、上記ステップS14に戻っ
て、以降の処理を実行しない。
【0039】一方、動作ロックが解除されている場合に
は、次に、パワーオフ中かどうかを判断し(ステップS
40)、パワーオフならば、同様に、上記ステップS1
4に戻る。
【0040】これらのステップS38,S40により、
動作ロック中,パワーオフ中には、パワースイッチPW
R、裏蓋スイッチBK、巻き戻し釦(スイッチRWM)
のみを受付けることとなる。
【0041】そして、上記ステップS40においてパワ
ーオン状態であると判断された場合には、次に、ファー
ストレリーズ(1R)釦が押されているか(即ち、レリ
ーズ釦の半押しでオンするスイッチ1Rがオンしている
か)どうかを判断する(ステップS42)。該1R釦が
押されていないときには、上記ステップS14に戻る。
【0042】一方、1R釦が押下されているときには、
次に、AF−IC56に制御信号を送り、測距結果を受
けると共に、測光用アンプ54に制御信号を送り、測光
データを受ける(ステップS44)。そして、AF−I
C56から受け取った測距結果から被写体O迄の距離を
演算により求める(ステップS46)。
【0043】同様に、測光用アンプ54から受け取った
測距結果から被写界輝度を求め、露光値を求める(ステ
ップS48)。またこのとき、カメラの露出限界から、
適正露出か、アンダ/オーバを検出し、警告信号を発生
する。この警告判断は、次に示すようにして行われる。
即ち、 1.被写界輝度の最大,最小の差が、フィルムとスキャ
ナの両方を考慮したラチチュードの範囲を超える場合 BVmax =MAX(BV1 ,BV5 ) BVmin =MIN(BV1 ,BV5 ) ネガフィルムの場合、BVmax −BVmin ≧2の場合に
警告 ポジフィルムの場合、BVmax −BVmin ≧1の場合に
警告 なお、BV1 〜BV5 は、測光センサ52の5つのセル
に対応したBV値、ネガフィルムのラチチュードは、仮
に±2.5EVでもスキャナの色再現性を考慮した上で
更に狭くして、±2EVとした。また、ポジフィルムの
ラチチュードは、仮に±1.5EVでもスキャナの色再
現性を考慮した上で更に狭くして±1EVとした。これ
らの数値は、固定値ではあるが、フィルムの特性が変化
することを考え、変更できる様にEEPROM34Aに
記憶させておく。また、MAX(BV1 ,BV5 )はB
1 〜BV5 の5つのBV値の内の最大のもののことで
あり、MIN(BV1 ,BV5 )はBV1 〜BV5 の5
つのBV値の内の最小のもののことである。
【0044】2.カメラの高輝度の露出限界を超える場
合 BV=AVE(BV1 ,BV5 ) ネガフィルムの場合 BV+SV−AVmax −TVmax
>2のとき警告 ポジフィルムの場合 BV+SV−AVmax −TVmax
>1のとき警告 なお、ここで、AVE(BV1 ,BV5 )はBV1 〜B
5 の5つのBV値の平均値のことであり、SVはフィ
ルム感度情報(例えば、iso 100=5)、AV
max は最小絞り(例えば、F22=9)、TVmax は最
速シャッタ秒時(例えば、1/2000=11)であ
る。
【0045】3.カメラの低輝度の露出限界を下回る場
合 BV=AVE(BV1 ,BV5 ) ネガフィルムの場合 BV+SV−AVmin −TVmin
>−2のとき警告 ポジフィルムの場合 BV+SV−AVmin −TVmin
>−1のとき警告 なおここで、AVmin は最大絞り(例えば、F4.0=
4)、TVmin は最低速シャッタ秒時(例えば、1/8
=3)である。
【0046】4.ストロボ撮影で被写体にストロボ光が
不足する場合 ネガフィルム GV+SV−AV−DV>−2のとき警
告 ポジフィルム GV+SV−AV−DV>−1のとき警
告 なおここで、GVはストロボの発光光量(例えば、GN
o.8=6)、AVは撮影時の絞り、DVは被写体距離
(例えば、8m=6)である。
【0047】こうして、露出演算が行われたならば、次
に、スイッチSCANのオン/オフ状態により、スキャ
ナモードであるかどうか判断する(ステップS50)。
スキャナモードでないときには、露出演算の警告結果を
無視して、後述するステップS56へ進む。
【0048】一方、スキャナモードであるときには、上
記ステップS48での露出演算の警告結果が、警告すべ
きであるという結果であったかどうか判断し(ステップ
S52)、そうであれば、警告表示処理を行う(ステッ
プS54)。この警告表示処理は、LED38Aを点滅
させることで撮影者に露出が適正でないことを知らせる
と共に、露出処理へ進まない様にさせ、レリーズロック
させるものである。そして、上記ステップS14に戻
る。
【0049】一方、上記ステップS50においてスキャ
ナモードでないと判断された場合、あるいは上記ステッ
プS52において露出演算の警告結果が警告を示さない
ときには、次に、セカンドレリーズ(2R)釦が押され
ているか(即ち、レリーズ釦の全押しでオンするスイッ
チ2Rがオンしているか)どうかを判断する(ステップ
S56)。該2R釦が押されていないときには、上記ス
テップS14に戻る。
【0050】2R釦が押下されている場合には、上記ス
テップS46での測距演算の結果に基づいてレンズを繰
り出し、ピントを合わせ(ステップS58)、上記ステ
ップS48での露出演算の結果に基づいて露出を行なう
(ステップS60)。そして、繰り出したレンズをリセ
ット位置に戻し(ステップS62)、フィルムの空送り
が完了していたならば(ステップS64)、フィルムを
一駒巻き上げて(ステップS66)、上記ステップS1
4に戻る。
【0051】なお、本実施の形態では、上記ステップS
54で警告表示した後、レリーズロックさせていたが、
そのまま警告を表示した後、ステップS58へ進んでレ
リーズを許可する方法も考えられる。
【0052】また、上記ステップS48では、測光値及
びフィルム感度値に基づいて絞り値及びシャッタ速度値
を演算するものとしても良い。さらに、ストロボを使用
する場合には、ストロボ発光時の絞り値及びその際のス
トロボ発光量を演算する。
【0053】また、上記ステップS52では、演算され
た絞り値及びシャッタ速度値が、カメラの絞り及びシャ
ッタの連動範囲内にあるか否かを判定し、いずれか一方
が連動範囲内にない場合には、ステップS54において
警告表示を行うものとしても良い。さらに、ストロボを
使用する場合には、演算された絞り値がカメラの連動範
囲内にあるか否かと発光量がストロボの最大発光量の範
囲内にあるかを判定し、いずれか一方が範囲内にない場
合には、ステップS54において警告表示を行う。
【0054】また、上記ステップS48での警告判断の
際に2EVや1EVの値を採用しているが、これに限ら
ず、フィルムスキャナ装置によって再現可能な範囲を基
準に適宜選択可能である。さらに、この警告判断は、こ
のステップS48で行うのではなく、次のステップS5
0においてスキャナモードであると判断された場合にの
み行う、つまりステップS52において行うようにして
も良い。
【0055】また、上記ステップS54での警告表示
は、LED38Aによる視覚的な警告表示だけでなく、
音による聴覚的な警告表示であっても良いことは勿論で
ある。以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のように
なる。
【0056】(1) 警告表示モードのオンオフの設定
を行うモード設定手段と、フィルム情報を検出するフィ
ルム情報検出手段と、被写界輝度を検出する測光手段
と、複数の判定値を記憶する記憶手段と、上記測光手段
の結果の最適露出値と連動露出範囲との差が、上記フィ
ルム情報検出手段により検出されたフィルム情報によ
り、上記記憶手段に記憶された上記複数の判定値の内か
ら選択された1つを超えていた場合で、上記モード設定
手段により警告表示モードがオンに設定されているとき
に、警告信号を出力する制御手段と、この制御手段から
の上記警告信号を受けて警告を行う警告手段と、を具備
したことを特徴とするカメラの警告装置。
【0057】(2) 警告表示モードのオンオフの設定
を行うモード設定手段と、フィルム情報を検出するフィ
ルム情報検出手段と、被写界を複数のエリアに分け、そ
れぞれのエリアの被写界輝度を検出する測光手段と、複
数の判定値を記憶する記憶手段と、上記測光手段の結果
の輝度の最大値と最小値の差が、上記フィルム情報検出
手段により検出されたフィルム情報により、上記記憶手
段に記憶された上記複数の判定値の内から選択された1
つを超えていた場合で、モード設定手段により警告表示
モードがオンに設定されているときに、警告信号を出力
する制御手段と、この制御手段からの上記警告信号を受
けて警告を行う警告手段と、を具備したことを特徴とす
るカメラの警告装置。
【0058】(3) 警告表示モードのオンオフの設定
を行うモード設定手段と、フィルム情報を検出するフィ
ルム情報検出手段と、露出時の絞り値及び秒時値を演算
する露出演算手段と、被写体迄の距離を検出し、距離情
報を出力する測距手段と、複数の判定値を記憶するため
の記憶手段と、上記露出演算手段で求めた上記絞り値
と、上記測距手段からの被写体距離情報と、上記フィル
ム情報検出手段からのフィルム情報と、ストロボの発光
量とを演算し、被写体に照射されるストロボ光が上記フ
ィルム情報に応じて上記記憶手段に記憶された上記複数
の判定値の内から選択された1つを超えていた場合で、
上記モード設定手段により警告表示モードがオンに設定
されているときに、警告信号を出力し、露出時にストロ
ボ制御信号を出力する制御手段と、この制御手段からの
上記警告信号を受けて警告を行う警告手段と、上記制御
手段から上記ストロボ制御信号を受け、このストロボ制
御信号に応じてストロボを発光させるストロボ発光手段
と、を具備したことを特徴とするカメラの警告装置。
【0059】(4) 上記記憶手段は、書き換え可能な
不揮発性メモリで構成される(1)乃至(3)に記載の
カメラの警告装置。 (5) 警告表示モードを設定する設定手段と、被写界
輝度を測定する測光手段と、この測光手段の測光結果、
またはこの測光結果に基づく演算値が所定範囲外である
かを判定する判定手段と、この判定手段によって上記所
定範囲外と判定された際に、警告表示を行う警告手段
と、を具備したことを特徴とするカメラの警告装置。
【0060】(6) 上記判定手段は、上記被写界輝度
値、絞り限界値、シャッタ速度限界値及びフィルム感度
値とに基づく演算値が上記所定範囲内であるか否かを判
定する(5)に記載のカメラの警告装置。
【0061】(7) 被写体距離を測距する測距手段
と、被写体を照明するストロボ手段と、をさらに具備
し、上記判定手段は上記ストロボ手段の発光量、フィル
ム感度値、絞り値及び上記被写体距離に基づいて上記被
写体に対してストロボ光が不足するか否かを判定する
(5)に記載のカメラの警告装置。
【0062】(8) 上記所定範囲は、フィルムスキャ
ナ装置によって再現可能な範囲を基準に設定される
(5)に記載のカメラの警告装置。 (9) 上記判定手段は、使用フィルムに応じて上記所
定範囲の値を変更する(5)に記載のカメラの警告装
置。
【0063】(10) 上記警告手段は、視覚的表示手
段または聴覚的表示手段である(5)に記載のカメラの
警告装置。 (11) 上記警告表示モードは、フィルムスキャナ読
み取り用フィルム作成のための露光モードである(5)
に記載のカメラの警告装置。
【0064】(12) フィルムに適正露光されない場
合に警告表示を行う警告手段と、特定の撮影モードが選
択されている場合には、上記警告手段による警告表示を
許容すると共に、上記特定撮影モード以外の撮影モード
が選択されている場合には上記警告表示を禁止する制御
手段と、を具備したことを特徴とするカメラの警告装
置。
【0065】(13) 警告表示モードを設定する設定
手段と、被写界輝度を測光する測光手段と、フィルム感
度情報を入力するフィルム感度入力手段と、上記被写界
輝度及び上記フィルム感度情報とに基づいて露出制御値
を演算する露出演算手段と、この露出演算手段によって
演算された上記露出制御値が所定範囲内にあるかを判定
する判定手段と、上記設定手段によって上記警告表示モ
ードが設定されている場合に、上記判定手段によって上
記露出制御値が上記所定範囲内にないと判定された際
に、警告表示を行う警告手段と、を具備したことを特徴
とするカメラの警告装置。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
撮影用途に応じて露出アンダ及びオーバの警告を与える
ことが可能なカメラの警告装置を提供することができ
る。即ち、撮影したフィルムをプリントする以外に他の
光学機器で取り込んで処理することを前提として撮影す
る場合には、露出範囲が適性よりもフィルムのラチチュ
ードの範囲より少し狭い範囲をはずれているときに、ユ
ーザに警告を発するようにしたため、フィルムスキャナ
で再生した時に色の再現性の良いフィルムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカメラの警告装置
の概略的な構成を示す図である。
【図2】(A)及び(B)はフィルムカートリッジの外
観を示す上面斜視図及び下面斜視図である。
【図3】一実施の形態の警告装置の適用されたカメラの
システム構成を示す図である。
【図4】一実施の形態の一連の動作フローチャートの前
半部分を示す図である。
【図5】一実施の形態の一連の動作フローチャートの後
半部分を示す図である。
【符号の説明】
10 モード設定部 12 フィルム情報検出部 30 露出演算部 32 測距部 34 記憶部 34A EEPROM 36 制御部 36A CPU 38 警告部 38A LED 40 ストロボ発光部 52 測光センサ 54 測光アンプ 56 測距用AF−IC 58 ストロボ回路 84 ストロボ発光用メインコンデンサ 86 発光用キセノン管(ストロボ) 88 赤外LED 90 PSD SCAM スキャナモード設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 哲也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警告表示モードを設定する設定手段と、 被写界輝度を測定する測光手段と、 この測光手段の測光結果、またはこの測光結果に基づく
    演算値が所定範囲外であるか否かを判定する判定手段
    と、 上記設定手段によって警告表示モードが設定されている
    ときに、上記判定手段によって上記所定範囲外と判定さ
    れた際に警告表示を行う警告手段と、 を具備したことを特徴とするカメラの警告装置。
  2. 【請求項2】 上記測光手段は、上記被写界輝度を複数
    に分割して測光可能であり、 上記判定手段は、上記複数の分割測光値の輝度差が所定
    値以内か否かを判定し、 上記警告手段は、上記設定手段によって上記警告表示モ
    ードが設定されている場合に、上記判定手段によって上
    記輝度差が上記所定範囲内にないと判定された際に、警
    告表示を行う、 ことを特徴とする請求項1に記載のカメラの警告装置。
  3. 【請求項3】 警告表示モードを設定する設定手段と、 被写体に照明光を照射するためのストロボ手段と、 上記被写体までの距離を測定する測距手段と、 この測距手段による上記被写体距離、上記ストロボ手段
    の発光量及び絞り値に基づいて、上記被写体にストロボ
    光が不足するか否かを判定する判定手段と、 上記設定手段によって上記警告表示モードが設定されて
    いる場合に、上記判定手段によって上記ストロボ光が不
    足すると判定された際に、警告表示を行う警告手段と、 を具備したことを特徴とするカメラの警告装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001142131A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP2015109619A (ja) * 2013-12-06 2015-06-11 キヤノン株式会社 撮像装置およびその制御方法

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JP2001142131A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP2015109619A (ja) * 2013-12-06 2015-06-11 キヤノン株式会社 撮像装置およびその制御方法

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