JP2001142131A - カメラ - Google Patents
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- JP2001142131A JP2001142131A JP32418899A JP32418899A JP2001142131A JP 2001142131 A JP2001142131 A JP 2001142131A JP 32418899 A JP32418899 A JP 32418899A JP 32418899 A JP32418899 A JP 32418899A JP 2001142131 A JP2001142131 A JP 2001142131A
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
効果を及ぼした撮影がなされたことを告知し、目視によ
る設定確認をしなくとも撮影者が安心して撮影に専念で
きるカメラを提供することである。 【解決手段】このカメラは、レリーズ釦14によって、
保存状態から撮影可能状態に切換えられる。また、バッ
テリ残量検知を含むカメラの状態は、バッテリチェック
回路11により検知され、効果音若しくはメロディが発
音部9により発音される。そして、上記レリーズ釦14
が操作されたとき、上記バッテリチェック回路11の出
力に応じて、制御処理部1によって発音部9が作動され
る。
Description
り詳細には、効果音またはメロディを発音することが可
能なカメラに関するものである。
ルフタイマ動作時等に、電子音による発音を行うカメラ
が知られている。
7号には、肉声合成音、メロディ、警報音、シグナル音
等の音声合成回路及びスピーカを備えたカメラに於い
て、撮影者、被写体に対して、レリーズ時、セルフタイ
マ動作時等にスピーカから音声を出力する技術が開示さ
れている。
は、セルフタイマ動作中であることを被撮像者に印象付
ける報知用データとして、音楽や音声メッセージ等を選
択して出力するカメラ装置が開示されている。
出力したり、ユーザがその時の音を選択したりする技術
は知られていた。
のシャッタ音を電子的に出そうとした提案もある。例え
ば、特開平7−177404号公報に於いては、電子カ
メラやビデオカメラにより静止画を撮影する際に、レリ
ーズ動作に伴って、シャッタ音に相当する音を発生させ
て、撮影者や被写体となる人物に撮影終了を確認させる
ことができ、撮影のタイミングが自然で、元々撮影時に
無音のカメラを使用しやすくする技術が記載されてい
る。
い、ただ単に平均的な写真が撮影できるだけでなく、ユ
ーザの意志に応じて種々の撮影モードを選択することに
より、独特の効果を持った写真が撮影できるカメラが広
く出回っている。
ドを備えるカメラに於いては、所望する撮影モードを選
択して設定した後に撮影を行った場合、その撮影モード
が特有の効果を発揮した写真画像を得ることができる
が、それは撮影が終った後に確認できるだけのもので、
撮影シーンを盛り上げるようなものではなかった。カメ
ラは、従来は記録のための道具にすぎなかったが、近年
は雰囲気を盛り上げるための小道具としての役割も強ま
っている。
るべき機器であるにもかかわらず、最近の写真学会の発
表等から判断するに、まだまだメーカはユーザの多様化
に追従できてはおらず、最後に大きなマスを残している
単純な市場に向けて、同じような仕様の大量生産の製品
を投入しようとやっきになっている。
値観に多くのユーザがとびつきやすい渋谷、池袋の女子
高生とか、海外旅行を楽しむ若いOLといったカテゴリ
ーに分けられるユーザーイメージである。確かに、この
層には、それなりの市場規模が期待できるものの、世界
的な規模で見ると、こうした特殊なユーザ層は少数派で
あることも事実である。このような特殊解にのみ着目、
且つ迎合した製品を作り続けていると、将来のカメラの
進むべき正しい方向性を見失う可能性がある。
プに大量に提供するという考え方ではなく、もっと個別
のユーザの個性、感性を尊重した製品をきめ細かく作り
変えることにより、より多くのユーザに対応しようとい
う試みが必要である。
従って発達した特殊な効果を発揮する撮影モードの選択
設定により、カメラの使用状態の変化に応じた発音パタ
ーンや音声を発し、新たに操作部材を追加することな
く、目視による設定確認をしなくとも撮影者が安心して
撮影に専念できるカメラを提供することを目的とする。
は、使用状態に応じて相互に移行可能な第1、第2の形
態をとるカメラに於いて、発音手段と、上記第1の形態
から第2の形態への移行が完了するまで、上記発音手段
を継続的に制御する制御手段と、を具備したことを特徴
とする。
距離変更操作を行う第1のスイッチ部材と、カメラの動
作モード切換えを行う第2のスイッチ部材と、発音手段
と、を具備し、上記第1、または第2のスイッチ部材の
操作に応じて上記発音手段による音の高低または長さを
切換えるようにしたことを特徴とする。
ネルギを供給する電池の状態を検出するバッテリチェッ
ク手段と、カメラ操作時にメロディを発する発音手段
と、上記バッテリチェック手段の出力に応じて上記メロ
ディのテンポを切換える手段と、を具備したことを特徴
とする。
状態に応じて相互に移行可能な第1、第2の形態がとら
れる。そして、上記第1の形態から第2の形態への移行
が完了するまで、制御手段によって発音手段が継続的に
制御される。
は、ズームレンズの焦点距離変更操作が第1のスイッチ
部材で行われ、カメラの動作モード切換えが第2のスイ
ッチ部材により行われる。そして、このカメラに於い
て、上記第1、または第2のスイッチ部材の操作に応じ
て、発音手段による音の高低または長さが切換えられ
る。
バッテリチェック手段によって該カメラを駆動するエネ
ルギを供給する電池の状態が検出される。また、カメラ
の操作時には発音手段によりメロディが発せられる。そ
して、上記バッテリチェック手段の出力に応じて、上記
メロディのテンポは切換えられる。
実施の形態について説明する。
係るカメラの概略的な構成を示したブロック図である。
は、測距、測光、露光条件や連写等の撮影に関する各種
モードの総称とする。また、「発音」は、音の長短や高
低が自由な電子音のメロディの他に、シャッタ音等の機
械的な音、動物の鳴き声、楽器の音、風や波のような自
然界の音、及び言語によるメッセージを含むものであ
り、基本的には人間が違いを聞き分けることが可能な音
を示唆するものとする。
ラ全体のシーケンスと、以下に述べる各構成要素を制御
するワンチップマイクロコンピュータ(CPU)で構成
されている。この制御処理部1には、被写体までの距離
を測定する測距部2と、図示されない撮影光学系を制御
して被写体に対してピント合わせを行うピント合わせ部
3と、露光を行うためのシャッタ4と、被写体の明るさ
を測定する測光部5と、光量が不足する露光時に補助光
として発光及び後述する赤目防止用プリ発光を行うスト
ロボ6と、後述する補正データや発音パターン等の情報
を記憶する、例えばEEPROMから成る書換え可能な
記憶部7と、撮影モードや撮影のための情報を表示する
ための液晶素子(LCD)を含む表示部8と、後述する
発音パターンに基いて、種々の電子音を発する発音部
(PCV)9と、アクチュエータ10及びバッテリチェ
ック(B.C.)回路11とが接続されている。
のメインスイッチ12と、撮影モードを切換えるための
モード選択スイッチ13と、レリーズ釦14に於ける2
段階スイッチとなるファーストレリーズスイッチ(1s
tSW)14a及びセカンドレリーズスイッチ(2nd
SW)14bとを有して構成される。
2の操作によって、アクチュエータ10が制御される。
これにより、図2(a)に示されるように、カメラ本体
17に沈胴されていた撮影レンズ18が、図2(b)に
示されるように移動して、撮影位置にセットアップされ
る。
このセットアップ状態で、先ず、撮影者によってレリー
ズ釦14が押し込まれると、その押し込み動作の途中
で、ファーストレリーズスイッチ14aがオンされる。
そのタイミングで、制御処理部1が測距部2を制御し
て、被写体までの距離が測定される。更に、レリーズ釦
14が押し込まれてセカンドレリーズスイッチ14bが
オンされると、そのタイミングでピント合わせ部3によ
るピント合わせが行われ、続いて、シャッタ4が制御さ
れて露光が行われる。
部5で測定されて、シャッタスピードが切換えられた
り、ストロボ6の発光制御を行ったりする。これらの制
御に十分なエネルギがあるか否かを知るために、バッテ
リチェック回路11によって電池状態がチェックされ
る。
カメラを構成する測距部2や測光部5の部品によるバラ
つきや組立て上のバラつきがカメラの組立工程中でチェ
ックされて、これを補正するための補正データが記憶さ
れる。更に、記憶部7には、この発明の特徴となる撮影
状態や撮影モードにそれぞれ対応する電子音のパターン
(発音パターン)が記憶されるのに用いられる。
よる撮影モードの選択について説明する。
示部8の画面(撮影される構図)20内の3つのポイン
ト21L、21C、21Rを測距することが可能な、い
わゆるマルチAF機能付カメラを用いた場合、図3
(b)に示されるような構図では、主要被写体22が画
面20の左側に存在するので、マルチAFが有用とな
る。
ラでは、このままの構図で測距して被写体22にピント
を合わせることはできない。つまり、いちいちピント合
わせを手動で行うことなく、咄嗟にスナップを撮るよう
な場合、このマルチAFは有効な方式である。
うに、被写体22が画面20の中央に存在しており、し
かも左右の測距ポイントぎりぎりに被写体が存在するよ
うな構図で、このマルチAFによる測距を働かせると、
ポイント21Lにより、誤って一番手前にある被写体2
2の腕にピントが合ってしまうことがあった。このよう
な場合は、スポットモードを選択した方が安心である。
にするモードである。このスポットモードの設定は、図
4に示されるように、カメラ本体17の外装に設けられ
ているモード選択スイッチ13a、13b(図1のモー
ド選択スイッチ13に対応する)の操作により、ユーザ
が行うものである。
7には、図4に示されるように、その前面に撮影レンズ
を覆うと共にメインスイッチ12を兼用するバリア25
が、摺動自在に設けられている。また、カメラ本体17
の前面の、図4に於いて右側部には、ストロボ6の発光
用窓6aが設けられている。
示部8が設けられており、その近傍に上記モード選択ス
イッチ13a、13bが設けられている。更に、カメラ
上面の端部には、ズームスイッチ24及び上述したレリ
ーズ釦14が設けられている。
9が設けられている。
表示))の一例を示した図である。
示用の表示画面8a及びメロディ設定用の表示画面8b
から構成されている。
表示部27や、日付け表示部28等の他、画面右側にモ
ード表示領域29が配置されている。これらのモード表
示として、例えば、ストロボ発光モードマーク29a、
風景モードマーク29b、ポートレートモードマーク2
9c、画面中央のポイントを測距するスポットAFモー
ドマーク29d、赤目防止モードマーク29e等、種々
のものが考えられ、それぞれがマーク化して表示されて
いる。
は、メインスイッチ12がオフにされている時は全て消
灯されており、メインスイッチ12がオンされ、モード
選択スイッチ13a、13bの操作によって、選択設定
されたもののみが表示される。
表示は、更にメロディ設定用の表示画面8bを有してい
る。
表示する音高表示部30と、音の長さ(音長)を表示す
る音長表示部31と、半音等の表示を行う変化記号表示
部32とから構成されている。
の横線(五線)と、その上や間を埋める選択可能な音符
部から成っている。音長表示部31は、音の長さを決め
る長さ選択用の数字表示であり、本来ならば4分音符や
8分音符等が表示されるべきところを簡易的に数値化し
て表している。この場合、16分音符相当なら「1」が
選択され、8分音符ならば「2」が選択されるといった
ように、所定の決まりが与えられる。
フラット、ナチュラル等の半音等が指定された場合に表
示が行われる部分である(図6(d)参照)。
8a及び8bに表示された撮影モードを見ながら、モー
ド選択スイッチ13を操作して選択し、当該モードを設
定する。
とカメラの操作スイッチの関係を説明するための図であ
り、(d)は表示画面8bの変化記号表示部32を拡大
して示した図である。尚、図6(a)〜(c)では、表
示画面8aをフィルムの撮影駒数表示27のみ示されて
いるが、ここでは他の表示は省略している。
「ド」の音を設定する時の表示がなされており、これが
基本表示となる。そして、音長表示部31に16分音符
を表す「1」が表示されている。更に、変化記号表示部
32には表示がなされず、シャープ、フラット等の変化
記号の設定がなされないことが示される。
チ13a、13bの操作によって、音長や変化記号の表
示が、図6(b)、(c)に示されるように、切換え可
能である。
高表示部30に表示されると共に、音長表示部31に8
分音符を表す「2」が表示されている。更に、変化記号
表示部32には、ナチュラルが表示されている。 ま
た、音高を「ド」から「レ」に変える場合には、ズーム
スイッチ24が押されることにより切換え設定がなされ
る。この場合、音の高低をズームのテレ、ワイドに対応
させれば、ユーザはわかりやすく設定できる。
の連なりの何番目の音であるかは、ここではフィルムの
撮影駒数表示部27が流用されて、この撮影駒数表示部
27に表示されており、これにより、コストアップやス
ペース拡大を防いでいる。
メロディの場合、最初の音は図7(b)に示されるよう
な設定、次の音は図7(c)に示されるような設定、最
後の音は、図7(d)に示されるような表示にて行われ
た設定により、入力可能である。
撮影駒数表示部27の表示で確認可能となっている。
ラ内部のEEPROM7に記憶される。カメラのCPU
1によって、後述する図9のようなフローチャートでシ
ーケンス制御されれば、図8(a)に示されるように、
カメラ前面に設けられたバリア25が開かれれば連動し
てメインスイッチ12がオンされ、カメラ本体内に収納
されていた撮影レンズ18が撮影状態に繰り出され(セ
ットアップされ)て、上記EEPROM7に記憶されて
いたメロディが、カメラの発音部9から流れるようにな
る。
き、図8(b)に示されるように、にズームスイッチ操
作時にズーミングに合わせて別のメロディが流れるよう
にしても良い。
人にカメラ登場の雰囲気を伝えることが可能となり、そ
の場の雰囲気を高めることができる。これは例えば、パ
ーティ等では、会話に夢中になっていた人たちが寄って
くるような効果を持たせることができる。
た撮影動作について、図9のフローチャートを参照して
説明する。
の前面に設けられたバリア25の開閉状態が検出され
る。上述したように、このバリア25の開閉に連動し
て、図示されないメインスイッチ12がオン、オフす
る。ここで、バリア25が開けられればメインスイッチ
12がオンされて、後述するステップS29に移行して
撮影モードに移行するが、バリア25が閉じられている
場合はステップS2に移行して、メロディ入力可能とな
る。
イッチ14aが押し続けられると、その押された時間に
応じてメロディ入力モードが設定され、その時間によっ
ていくつか設定できるメロディ(メロディNo.)を切
換えるようにする。
ストレリーズスイッチ14aが押されている時間がカウ
ントされる。そして、ステップS4に於いて、このカウ
ントされている時間が所定時間経過しているか否かが判
定される。ここで、所定時間が経過していれば、ステッ
プS5に移行して、経過時間に応じてメロディNo.が
切換えられる。
図10に示されるような関係にある。そして、このメロ
ディNo.は、表示部(LCD)8上の表示画面8aの
撮影駒数表示部27等を利用して表示可能とされる。そ
の後、ステップS6にて、表示部8の表示画面8bの点
滅が開始される。
ズスイッチ14aがオフの場合、及びステップS4で所
定時間が経過していない場合は、後述するステップS1
7へ移行する。
ように、ズームスイッチ24の操作がなされたか否かが
判定される。ここで、ズームスイッチ24が操作されて
いれば、ステップS8に移行して音高が切換えられる。
その後、上記ステップS7に移行する。
択スイッチ13aが操作されているか否かが判定され
る。そして、モード選択スイッチ13aが操作されてい
れば、ステップS10に移行して、シャープ、フラット
等の変化記号の切換えが行われる。その後、上記ステッ
プS7に移行する。
選択スイッチ13bが操作されているか否かが判定され
る。ここで、モード選択スイッチ13bが操作されてい
れば、ステップS12に移行して、16分音符、8分音
符等の音長切換えが行われる。その後、上記ステップS
7に移行する。
化記号、音長が切換えられて1つの音が設定されると、
次にステップS13に於いて、設定された音についての
確定が行われる。つまり、ここでファーストレリーズス
イッチ14aがオンされると、上記ステップS7〜S1
2で設定された1つの音が確定されたことになり、ステ
ップS14に移行して次の音の設定ができるようにな
る。そのため、上記ステップS7へ移行する。
確定されると、ステップS15にて、バリア25の開閉
状態に応じたバリアスイッチの状態が判定される。ここ
で、パリアスイッチがオフであれば、上記ステップS7
へ移行して、音の設定が繰り返される。一方、バリアス
イッチがオンされると、ステップS16に移行して、確
定された設定内容がEEPROM7に記憶される。
17の背面に設けられているフィルム装填用の後蓋の状
態が判定される。ここで、後蓋が閉じられていれば上記
ステップS1に移行する。一方、後蓋が開かれている状
態であれば、ステップS18に移行して、メロディが流
される。これは、図11に示されるように、フィルム3
5の交換時に後蓋17aを開けるタイミングでメロディ
を出力するようにしたものである。その後、上記ステッ
プS1に移行する。
影時には発音制御される。これは、上記ステップS1に
てバリアが開かれていた場合に、ステップS19に移行
して行われる。
ディ入力があるか否かが判定される。こで、メロディ入
力がない場合は、ステップS20に移行して、製造時等
に予めカメラ工場で入力されたデータ(デフォルトデー
タ)がEEPROM7から読出され、ステップS21に
てこの読出されたデフォルトデータに従って音声出力が
制御される。
入力がある場合は、ステップS20をスキップし、ステ
ップS21にて上記ステップS16でEEPROM7に
記憶されたデータに従ってメロディが出力される。
レリーズスイッチ14bの状態が検出される。ここで、
セカンドレリーズスイッチ14bがオンされていなけれ
ば、ステップS23に移行して、ズームスイッチ24の
状態が検出される。
いなければ、上記ステップS1に移行する。一方、ズー
ムスイッチ24が操作されていれば、ステップS24に
移行して、ズーミング動作が行われる。次いで、ステッ
プS25にて、このズーミング動作に合わせて、上記ス
テップS18で出力されたものとは別のメロディが出力
された後、上記ステップS1に移行する。
ーズスイッチ14bがオンされていれば、ステップS2
6に移行して、所定の撮影モードが実行される。この
後、本ルーチンを抜ける。
れるセットアップ及びズーミングのタイミングで、それ
ぞれメロディが流れる。
イミングで、場の雰囲気を盛り上げたりする他、撮影以
外の使用時にもカメラを楽しく扱うことができる。
選択スイッチ13aの操作で変化記号の切換え、モード
選択スイッチ13bの操作で音長切換えが行われるとし
たが、これに限られるものではなく、モード選択スイッ
チ13aの操作で音長切換え、モード選択スイッチ13
bの操作で変化記号の切換えが行われるようにしても良
い。また、音高切換えもズームスイッチ24の操作に限
られるものではない。
カメラの多様化に従って発達した特殊な効果を発揮する
撮影モードの選択設定により、露光時に予め定めた若し
くは任意に設定した発音パターンや音声を発して、確実
に撮影モードが設定されて露光の際にその効果を及ぼし
た撮影がなされたことを告知し、目視による設定確認を
しなくとも撮影者が安心して撮影に専念できるカメラを
提供することができる。
て説明する。
その構成は上述した第1の実施の形態と同様であるの
で、異なる部分のみ説明する。
しての動作を説明するフローチャートである。
メロディの速さを、使用している電池の消耗状態によっ
て切り換えるようにしたものである。
チンに入り、先ず、ステップS31にて、バッテリチェ
ック回路11によりバッテリチェックが行われる。この
チェックの結果、撮影できないレベルにまで電圧が下が
っていれば、ステップS32に移行して動作が禁じら
れ、その後、本ルーチンを抜ける。
果が撮影できないレベルではない場合は、ステップS3
3に移行して電池交換が必要であるか否かが判定され
る。
池交換が必要な電圧であると判定された場合は、ステッ
プS34に移行して、出力されるメロディの速さがゆっ
くり(この場合アダージェット)に設定される。次い
で、ステップS36にて、上記ステップS34で設定さ
れた速さでメロディがセットアップされ、ユーザにわか
りやすく、カメラの状態が認知される。
要である、すなわち電池電圧は正常であると判定された
場合は、ステップS35に移行して、出力されるメロデ
ィは元の速さのまま(この場合モデラート)に設定され
る。次いで、ステップS36にて、上記ステップS35
で設定された速さでメロディがセットアップされる。
バッテリチェック時の電圧によって切換えた時の例を示
すタイミングチャートである。
3(a)に示されるように、音長が短く設定される。こ
れに対し、電圧交換電圧時は、図13(b)に示される
ように、音調が長く設定されている。
状態を知らせることができ、セットアップ時のメロディ
出力に更なる情報量を追加することができる。
によってセットアップ時のメロディを切換えるようにし
ても良い。
して、こうした場合のメロディの設定動作を説明するフ
ローチャートである。
チンに入り、先ず、ステップS41にて、使用されてい
るフィルムの撮影駒数がチェックされる。ここで、撮影
可能枚数が予め定められた数、この場合残りが5枚以下
であれば、ステップS42に移行して所定のメロディA
が設定される。一方、ステップS41にて、残り撮影駒
数が6枚以上であった場合は、ステップS43に移行し
て所定のメロディBが設定される。
プS42またはS43で設定されたメロディAまたはメ
ロディBの何れかに応じたメロディがセットアップさ
れ、ユーザにわかりやすく、フィルムの残り撮影可能枚
数が容易に認知される。
可能駒数が僅かな場合に、どんどん撮影を続けてしまう
ということを防止することができる。
メラやフィルムの状態によって、メロディの種類やメロ
ディの速さを切換えたので、ユーザとしては視覚は撮影
シーンに傾注し、耳でカメラ状態をチェックすることが
でき、撮影に専念することができる。しかも、カメラを
楽しんで使用することができる。
カメラを単なる記録用の機械としてではなく、パーティ
や旅行等の雰囲気を盛り上げる小道具としての側面を強
調し、新しい価値の商品とすることができる。これによ
り、ユーザはより個性的に使いこなすことが可能とな
り、パーソナルユースに適合させた商品化が可能とな
る。
時間をよりなごやかな時間に変えることができる。
以下の如き構成を得ることができる。
態に切換える部材を含む手動操作部材と、バッテリ残量
検知を含むカメラの状態を検知する検知手段と、効果音
若しくはメロディを発音する発音手段と、を具備し、上
記手動操作部材が操作されたとき、上記検知手段の出力
に応じて上記発音手段を作動させることを特徴とするカ
メラ。
出力に応じて、発音形態を切換えることを特徴とする上
記(1)に記載のカメラ。
ロディを適宜設定する設定手段を更に具備することを特
徴とする上記(1)に記載のカメラ。
作部材によって、カメラが保存状態から撮影可能状態に
切換えられる。また、バッテリ残量検知を含むカメラの
状態は、検知手段により検知され、効果音若しくはメロ
ディが発音手段で発音される。そして、上記手動操作部
材が操作されたとき、上記検知手段の出力に応じて上記
発音手段が作動される。
ザはカメラを単なる記録用の道具としてではなく、様々
な状況で音声(メロディ)を出力して、撮影以外の用途
でも楽しめる道具として取り扱うことができる。
化に伴って自動的に出力されるので、単に音を出力する
機能を有するカメラとは異なり、以下のような利点を有
する。
は、外装部材を手動移動またはアクチュエータ駆動によ
る機械制御が必要であるが、この変化には時間を要する
ので、ユーザはその時間をただ単に待つ以外になすすべ
がなかった。しかし、その待ち時間に、メロディ等を出
力すれば、その待ち時間がより和やかなものになる。
の多様化に従って発達した特殊な効果を発揮する撮影モ
ードの選択設定により、カメラの使用状態の変化に応じ
た発音パターンや音声を発し、新たに操作部材を追加す
ることなく、目視による設定確認をしなくとも撮影者が
安心して撮影に専念できるカメラを提供することができ
る。
概略的な構成を示したブロック図である。
18の状態を概略的に示したもので、(a)は沈胴状態
を示した図、(b)は撮影位置にセットアップされた状
態を示した図である。
て説明する図である。
である。
表示))の一例を示した図である。
イッチの関係を説明するための第1の例を示した図、
(b)は表示画面8a、8bとカメラの操作スイッチの
関係を説明するための第2の例を示した図、(c)は表
示画面8a、8bとカメラの操作スイッチの関係を説明
するための第3の例を示した図、(d)は表示画面8b
の変化記号表示部32を拡大して示した図である。
(b)は(a)に示される最初の音の設定例を示した
図、(c)は(a)に示される第2番目の音の設定例を
示した図、(d)は(a)に示される最後の音の設定例
を示した図である。
アップ状態の例を示した図、(b)はカメラのズーミン
グ状態の例を示した図である。
明の第1の実施の形態の撮影動作を説明するフローチャ
ートである。
示した図である。
タイミングでメロディを出力するようにした例を説明す
る図である。
説明するフローチャートである。
ック時の電圧によって切換えた時の例を示すタイミング
チャートである。
ィの設定動作を説明するフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 使用状態に応じて相互に移行可能な第
1、第2の形態をとるカメラに於いて、 発音手段と、 上記第1の形態から第2の形態への移行が完了するま
で、上記発音手段を継続的に制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記移行期間の長短に
応じて上記発音のスピード、及び/または内容を切換え
ることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】 上記第1、第2の形態は、それぞれ、カ
メラの撮影レンズを保護するカバー部材が閉じた状態と
開いた状態とであることを特徴とする請求項1に記載の
カメラ。 - 【請求項4】 上記第1、第2の形態は、それぞれ、カ
メラの撮影レンズがカメラ本体内に収納された形態と、
カメラの撮影レンズが撮影可能な位置にある形態である
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項5】 上記第1、第2の形態は、それぞれ、カ
メラの撮影レンズが広角撮影の状態と、望遠撮影の状態
とであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項6】 ズームレンズの焦点距離変更操作を行う
第1のスイッチ部材と、 カメラの動作モード切換えを行う第2のスイッチ部材
と、 発音手段と、 を具備し、 上記第1、または第2のスイッチ部材の操作に応じて上
記発音手段による音の高低または長さを切換えるように
したことを特徴とするカメラ。 - 【請求項7】 カメラを駆動するエネルギを供給する電
池の状態を検出するバッテリチェック手段と、 カメラ操作時にメロディを発する発音手段と、 上記バッテリチェック手段の出力に応じて上記メロディ
のテンポを切換える手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
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JP32418899A JP2001142131A (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | カメラ |
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