JP2855574B2 - 赤目緩和機能付カメラ - Google Patents

赤目緩和機能付カメラ

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JP2855574B2 JP2073358A JP7335890A JP2855574B2 JP 2855574 B2 JP2855574 B2 JP 2855574B2 JP 2073358 A JP2073358 A JP 2073358A JP 7335890 A JP7335890 A JP 7335890A JP 2855574 B2 JP2855574 B2 JP 2855574B2
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、ストロボ撮影の際の赤目現象を緩和させる
ことのできる赤目緩和機能付カメラの改良に関するもの
である。
(発明の背景) 従来、被写体周辺の照度が低下している場合にストロ
ボ撮影を行うと、人或は動物の目が赤色或いは金色に光
っている所謂赤目現象が発生していた。この赤目現象の
発生する原因としては、ストロボ光が眼の瞳孔を介して
網膜面で極端に反射され、その際に網膜面内の血液の色
が赤色である為にフィルム面上に赤色或は金色に写って
しまうと考えられている。
この赤目現象は、上述したようにストロボ撮影の際に
発生するが、特に以下の条件の時に発生し易いことが知
られている。
1)被写体周辺が暗く、瞳孔が開いている場合 2)ストロボ装置の発光部と撮影レンズの光軸までの距
離が近い場合 3)被写体の眼の焦点がずれている場合(横を向いてい
る場合、或はカメラ以外の者に注目している場合) この赤目現象の対策として、特公昭58−48088号公報
には、ストロボ撮影に先立って被写体を予備照射して人
間の瞳孔の開口度を小さくしておき、瞳孔がほぼ最小に
なった時点で撮影の為のストロボ発光を行うことによ
り、ストロボ撮影における赤目緩和させる技術が開示さ
れている。しかしながら、赤目緩和効果を十分に引出す
為には瞳孔をほぼ最小にしなければならず、その為にそ
の間レリーズロックをすると、撮影者はレリーズボタン
の早押し等の際に何故撮影できないのか戸惑うことがし
ばしばあった。特に、赤目現象は被写体周辺が暗い時に
発生し易い為、自動的にストロボモードになってストロ
ボ撮影するカメラにおいてはこのことは顕著であった。
この点に鑑み、特開平1−260425号では、レリーズボ
タン半押し動作により繰返しストロボプリ発光を行い、
2回目以降のプリ発光後は、瞳孔を閉じさせる為のタイ
ムラグなしに撮影を許可するという内容が開示されてい
る。
しかしながら、上記従来例においても、いつレリーズ
ボタンの全押しによるレリーズが可能であるか、撮影者
は回数を数えなくてはならない為に(1回目のプリ発光
であるか2回目以降のプリ発光であるかの判断の為)、
非常にわかりにくく煩わしいものであった。
また、特開平1−235933号においては、赤目緩和用照
明発光の前に音声にて報知することが開示されている
が、これについても現在の撮影が赤目緩和をしての撮影
であるということはわかるものの、いつまでレリーズロ
ックされているかが、換言するといつの時点でレリーズ
ロックが解除されるのかが不明であった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、赤目緩和
の為の点灯時間を十分に確保すると共に、撮影者に、い
つの時点でレリーズロックが解除されるかを知らしめ、
かつセルフ撮影或はリモートコントロール撮影が正常に
進められていることを知らしめることのできる赤目緩和
機能付カメラを提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、一連の撮影準
備動作が終了していたとしても赤目緩和用照明手段が点
灯し始めてからの所定時間は報知手段の報知を禁止する
報知禁止手段を設け、 また、一連の撮影準備動作が終了していたとしても赤
目緩和用照明手段が点灯し始めてからの所定時間は報知
手段の報知を禁止する報知禁止手段と、セルフタイマ設
定手段によりセルフ撮影が設定されている際には、前記
報知禁止手段の動作を禁止する報知許容手段とを設け、 また、一連の撮影準備動作が終了していたとしても赤
目緩和用照明手段が点灯し始めてからの所定時間は報知
手段の報知を禁止する報知禁止手段と、リモートコント
ロール設定手段によりリモートコントロール撮影が設定
されている際には、前記報知禁止手段の動作を禁止する
報知許容手段とを設け、 以て、赤目緩和用照明手段の点灯時間を撮影準備動作
の一つに含め、該所定時間の点灯動作が終了することに
より報知手段による報知を行わせるようにすると共に、
セルフ撮影或はリモートコントロール撮影が設定された
際には、これらが設定されてから実際に撮影動作が開始
されるまでの時間は赤目緩和用照明手段の点灯時間より
も長く、これら時間内に組み込む事ができることから、
このような撮影時には赤目緩和用照明手段の点灯時間中
であっても報知手段に報知を行わせるようにしたことを
特徴とする。
(発明の実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、1はカメラの各種動作を制御するCP
U、2は赤外発光素子3,4,5を被写体に向けて投光しその
反射光を位置検出センサ6,7,8にて検出することによっ
て測距データを求めるAF回路、9は被写体の輝度を受光
素子10により検出して測光データを求めるAE回路、11,1
2,13はそれぞれセルフ動作表示用、ストロボ撮影低輝度
警告用、撮影準備完了用の発光素子(以下LEDと記す)
で、これらはトランジスタ14,15,16によりそれぞれ点
灯,消灯される。17はカメラの各種情報を表示するLCD
表示回路で、例えばフィルム枚数情報表示、赤目緩和モ
ード表示、ストロボ表示等を行う。18はリモートコント
ロール(以下リモコンと記す)信号送信機であり、リモ
コン2秒レリーズと即レリーズのいずれかのリモコン送
信モードを選択するためのスイッチSW8、リモコン信号
送信起動用のスイッチSW9、該スイッチSW9のオンにより
リモコン信号を送信する赤外発光素子19、集光レンズ20
を備えている。21はカメラ本体に配置されるリモコン受
信回路であり、レンズ22を介して受光素子23で検出され
る前記リモコン送信機18より送信されたリモコン信号を
検出し、該信号をCPU1に伝達する役割を持つ。
24は図示せぬ主キャパシタへのストロボ充電,キセノ
ン管25の発光制御を行うストロボ回路であり、前記キセ
ノン管25から発せられた光は撮影レンズの焦点距離に連
動して動くレンズ26によって集光される。27は赤目現象
を緩和するために用いられる赤目ランプ28を駆動する赤
目緩和駆動回路であり、レンズ26と同様に撮影レンズ焦
点距離に連動して動くレンズ29により前記赤目ランプ28
からの光は集光される。30は露光動作におけるシャッタ
開閉制御を行うシャッタ駆動回路、31は図示せぬ撮影レ
ンズを駆動するレンズ駆動回路、32は図示せぬモータを
駆動してフィルム給送制御を行う給送回路32である。
SW1はレリーズボタンの半押し等でオンする撮影準備
スイッチ、SW2はレリーズボタンの全押し等によりオン
して撮影動作を開始するレリーズスイッチ、SW3は3個
の赤外発光素子3〜5の内の画面中心部分に位置する赤
外発光素子にて得られるAF情報に基づく撮影を選択する
AF単視野モードスイッチ、SW4はリモコン送信機18から
送信されてくるリモコン信号を受信するモードに設定す
るリモコンスイッチ、SW5はセルフ動作が起動するセル
フスイッチ、SW6は例えば低輝度になると自動的にスト
ロボ撮影となるオートモード,常にストロボ撮影となる
マニュアルオンモード,常にストロボ撮影とならないマ
ニュアルオフモードなどを設定するストロボモード設定
スイッチ、SW7は赤目緩和用ランプ28を所定の条件が成
立した時に点灯させるか、所定の条件が成立しても点灯
させないのかを選択する赤目緩和モード設定スイッチで
ある。
次に、第2図のフローチャートを用いて通常撮影時
(セルフモード或はリモコンモードが設定されていない
際の撮影時)の動作を説明する。
まず、#1においてレリーズボタンの半押し等により
スイッチSW1がオンされると、CPU1は撮影の為の一連の
準備動作を行う。つまり、先ず#5においてAF回路2に
指令を送り、所定の周波数で赤外発光素子3,4,5を点灯
させ、その反射光によりそれぞれの測距データを求める
測距動作を行い、次に#6においてAE回路9に指令を送
り、受光素子10により被写体輝度を求める測光動作を行
う。次いで#7において、ストロボモードがオートモー
ドであれば、#6にて得られた測光結果をもとに低輝度
であればストロボ回路24に指令を送ってストロボ充電を
行い、ストロボ撮影ラッチをセットし、マニュアルオン
モードであれば、無条件にストロボ充電,ストロボ撮影
ラッチをセットし、又マニュアルオフモードであれば、
ストロボ撮影ラッチをクリアさせてストロボ充電を行わ
ないという一連のストロボ制御を行う。
前述の一連の撮影準備動作が終了すると、CPU1は#8
においてトランジスタ16のベース電流を供給し、撮影準
備完了用LED13(以下撮影準備完了表示と記す)を点灯
させる。その後、#9においてスイッチSW7により赤目
緩和モードが設定されている事を、#10においてストロ
ボ撮影ラッチがセットされている事を、さらには#11に
おいてAE回路9よりの測光データが、つまりその時の被
写体輝度が所定輝度よりも暗い事を、それぞれ判別した
場合には、これからの撮影は赤目緩和用ランプ28を点灯
させる必要があるため、#12において赤目ランプ点灯と
いうラッチをたてる。そして、#13,#14を介して#15
において実際に赤目緩和ランプ駆動回路27に指令を送っ
て赤目ランプ28を点灯させ、次の#16において該赤目ラ
ンプ28の発光により瞳孔が十分閉じられる時間をカウン
トする為にその赤目用タイマをスタートさせる。そして
瞳孔が十分に閉じるまでは後に説明するようにレリーズ
ロックされている為にまだ撮影可能ではないということ
で、#17において撮影準備完了表示を消灯させ、#18へ
と進む。
一方、前記#9において赤目緩和モードが設定されて
いない、或は#10においてストロボ撮影ラッチがセット
されていない、或は#11において被写体輝度が所定輝度
よりも明るいと判別した場合には、上記#12から#17ま
での動作は行わず、直ちに#18へ進む。従ってこの場合
には撮影準備完了表示は点灯したままとなる。
次に、レリーズボタンの半押しが継続されたままであ
りスイッチSW1がオンのままであれば#18から#19へ進
み、瞳孔が十分に閉じられるのに要する所定時間を経過
したか否かを判別し、この結果所定時間を経過していな
い場合は#21,#22を介して#23へ進み、ここでレリー
ズボタンの全押しによりスイッチSW2がオンしていなけ
れば#18へと戻り、同様の動作を繰り返す。その後、前
記所定時間を経過すると、#19から#20進み、ここで瞳
孔が十分に閉じられたので撮影を開始しても良いこと
を、つまりレリーズロック解除を知らしめるために再度
撮影準備完了表示を点灯させる。
一方、前記#18においてスイッチSW1がオフしたこと
を判別すると、#31において赤目ランプ28を消灯すると
共に、次の#32において撮影準備完了表示を消灯し、#
1へと戻る。
次に、前記所定時間を経過した後に撮影者によりレリ
ーズボタンの全押しによりスイッチSW2がオンされると
#23から#24へ進み、ここで撮影準備完了表示を消灯さ
せ、次の#25において赤目ランプ点灯ラッチの判別を行
う。ここで赤目ランプ点灯ラッチがセットされていなけ
れば#28へと進み、一方セットされていれば#26へ進ん
で所定時間が経過しているか否かの判別を行う。尚ここ
で所定時間が経過したか否かの判別を行うようにしてい
るのは、後述するレリーズボタンの早押しによりSW1,SW
2が続けてオンされたような場合、瞳孔が十分に閉じて
いないで撮影が実行されるのを防ぐためであり、このよ
うな際にはここで所定時間経過までのレリーズロックを
行うようにしている(詳細は後述する)。ここでは既に
#19において所定時間を経過しているので直ちに#27へ
進み、赤目ランプ28を消灯させて#28へと進む。
以上の動作が終了すると、実際の撮影動作へと進む。
つまり、#28においてレンズ駆動回路31を介して撮影レ
ンズの駆動を行い、#29ではシャッタ駆動回路30及びス
トロボ回路24を動作させてシャッタ開閉制御、ストロボ
発光制御を行う。そして、#30においてフィルム1駒分
の巻上げを行って一連の撮影動作を行って終了する。
以上の動作における主要部分のタイミングチャートを
示したのが第3図であり、図中、t1は#5から#7まで
の動作に要する時間、t2は赤目ランプ28が点灯してから
瞳孔が十分に閉じるのに要する所定時間である。
次に、レリーズボタンの早押しによりSW1,SW2が続け
てオンされた場合における通常撮影時(但し赤目ランプ
点灯ラッチはセットされているものとする)の動作につ
いて説明する。
このような場合、第2図の#19において所定時間を経
過することなく、#19→#21→#22→#23→#24→#25
→#26へと進む。そして、ここで所定時間が経過してい
るか否かの判別を行い、所定時間を経過することにより
はじめて#27以降の動作を進める。つまり、#26におい
て所定時間が経過するまでレリーズ動作を受け付けなく
している。換言すると、レリーズボタンの早押しがなさ
れた際のレリーズロック期間をここに設けている。
上記の如くレリーズボタンの早押しがなされた際の主
要部分のタイミングチャートを示したものが第4図であ
り、この図から明らかなように、赤目ランプ28の点灯期
間は撮影準備動作終了の後(時間t1経過直後)の所定時
間t2経過までであり、この後直ちに撮影動作が実行され
ることになる。
次に、セルフモードが設定されている場合の動作につ
いて説明する。
この場合、スイッチSW5がオンされているので#1に
おいてスイッチSW1がオフの状態であっても#2から#
5へと進み、以後#5→#6→#7→#8→#9→#10
→#11→#12→#13へと進み(ここでは#9,#10,#11
のいずれもが「YES」と判別した場合を想定してい
る)、ここでセルフモードであるので#13から#33へと
進む。#33においては通常撮影時のように撮影準備完了
表示を消灯させるのではなく該表示を再点灯させる(点
灯し続ける)。そして、#34を介して#35においてセル
フタイマ秒時である10秒間の最初の8秒間のカウントを
行い、該8秒間が経過すると#36へ進んで赤目ランプ点
灯ラッチの状態を判別し、ここではセットされているの
で#37へ進んで赤目ランプ28を点灯させる。そして#38
へ進んで残りの2秒経過を待ち、その後#39へ進んで赤
目ランプ8の点灯の所定時間経過タイムアップをセット
し(この所定時間経過タイムアップの状態は以後の#26
にて所定時間が経過したか否かの判別時に参照され
る)、#24へ進む。以後は前述したのと同様の動作を行
うことになる。
尚、赤目緩和モードでない(#9)、或はストロボ撮
影ラッチがセットされていない(#10)、或は被写体輝
度が所定輝度よりも明るい(#11)場合には、#18へ進
んで以後スイッチSW2のオン待ちのルーチンへと入る
が、ここではセルフモードが設定されているので、#21
から#33へと進み、以後前述したのと同様の動作を行
う。
このセルフモードが設定されている場合の特徴的なこ
とは、赤目現象緩和の為に赤目ランプ8を点灯させる所
定時間は通常1秒間で十分であり、よって該所定時間を
上回る秒時(例えば10秒)が設定されるセルフモード時
にはこの時間内の終了間際に上記赤目ランプ8の点灯さ
せる所定時間(2秒)を組み込む(セルフタイマ秒時が
経過した後に赤目ランプ28を点灯させることは余分なレ
リーズタイムラグを招くことになるのを防ぐ為)ことが
できるので、撮影準備完了表示は消灯せずに点灯させた
ままとし、次のセルフタイマ動作中に安心してポーズを
取ることに専念出来るようにしている点である。
次に、リモコンモードが設定されている場合の動作に
ついて説明する。尚、前述したようにリモコンモードに
は、リモコン2秒レリーズ(リモコン信号受信後2秒経
過してからレリーズ動作を開始させるモード)とリモコ
ン即レリーズ(リモコン信号受信後直ちに(実施例では
1秒経過後としている)レリーズ動作を開始させるモー
ドの2種類があり、これはリモコン送信機18のスイッチ
SW8にて選択されることになる。
リモコンスイッチSW4がオンされると#3においてリ
モコンモードをセットする。この状態時に撮影者にてリ
モコン送信機18のリモコン送信スイッチSW9がオンされ
ると、リモコン信号が該送信機18より送信され、該信号
は集光レンズ22,受光センサ23及びリモコン受信回路21
を介してCPU1に入力される。これによりCPU1は#4にお
いてリモコン信号を受信したと判別して#5へ進む。な
お、この時のリモコンモードは前記スイッチSW8により
リモコン2秒レリーズモードが選択されているものとす
る。以後は前述と同様に、#5→#6→#7→#8→#
9→#10→#11→#12→#13→#14へと進み(ここでは
#9,#10,#11のいずれもが「YES」と判別した場合を想
定している)、ここでリモコンモードであるので#14か
ら#33へと進む。#33においては前記セルフモード時と
同様に撮影準備完了表示を再点灯させる(点灯し続け
る)。その後、#34を介して#40へ進み、赤目ランプ点
灯ラッチの状態を判別する。ここでは該赤目ランプ点灯
ラッチはセットされているので#41へ進んで赤目ランプ
28を点灯させ、#42へと進む。#42ではリモコンモード
の種類を判別するが、今リモコン2秒レリーズが選択さ
れているので#42から#38へ進み、ここで2秒経過を待
ち、その後#39へ進んで赤目ランプ8の点灯の所定時間
経過タイムアップをセットし、#24へ進む。以後は前述
したのと同様の動作を行うことになる。
尚、赤目緩和モードでない(#9)、或はストロボ撮
影ラッチがセットされていない(#10)、或は被写体輝
度が所定輝度よりも明るい(#11)場合には、#18へ進
んで以後スイッチSW2のオン待ちのルーチンへと入る
が、ここではリモコンモードが設定されているので、#
22から#33へと進み、以後前述したのと同様の動作を行
う。
また、スイッチSW8によりリモコン即レリーズが選択
されていた場合には、#42から#43へと進み、ここで1
秒経過(これは赤目現象を緩和させるのに必要な時間を
考慮の為)を待った後に#39へと進み、以後同様の動作
を行う。
このリモコンモードが設定されている場合の特徴的な
ことは、前記セルフモードが設定されている場合と同
様、赤目現象緩和の為に赤目ランプ8を点灯させる所定
時間をリモコンによりレリーズ開始までの時間内に組み
込むことができるので、撮影準備完了表示は消灯せずに
点灯させたままとし、リモコン撮影開始前に安心してポ
ーズを取ること(リモコン送信機18を隠す等の動作)に
専念出来るようにしている点である。
第5図は本発明の他の実施例における動作を示すもの
であり、第2図のフローチャートと異なる部分近傍のフ
ローチャートのみ示してある。
上記の第1の実施例において、第2図図示#9,#10,
#11のいずれもが「YES」と判別される様な際に、レリ
ーズボタンの早押しがなされた場合、撮影準備完了表示
は#17において消灯されたままであり、どの時点でスイ
ッチSW2のオンが受け付けられたか不明であった。この
実施例ではこのことを知らしめることを可能とした構成
としている。
つまり、#25において赤目ランプ点灯ラッチセットの
判別の後の#101において前記スイッチSW2がオンされた
ことの意味を持たせて撮影準備完了表示を行い、次の#
102において一定時間t(<t2)経過後に該撮影準備完
了表示を消灯させ、前述した#26以降の動作を進める。
この時の撮影準備完了表示の状態を第4図に点線にて示
している。
本実施例によれば、赤目ランプ28を点灯させると同時
に撮影準備完了表示を一旦消灯させ、その後瞳孔が十分
に閉じるのに要する所定時間が経過してから再び撮影準
備完了表示を点灯させるようにしている為、いつの時点
までレリーズロックがなされているかを一目で知らしめ
ることができる。また、この表示を確認後直ちにスイッ
チSW2のオン操作が期待できることから、従来のように
レリーズロック期間を知ることのできないカメラに比
べ、シャッタチャンスに強いカメラとすることができ
る。
また、せっかちな人が赤目ランプ点灯期間中のレリー
ズロック中にレリーズスイッチSW2までオンさせた場合
には、スイッチSW2のオンの時点からでなく、赤目ラン
プ28の点灯開始から所定時間経過後にレリーズ動作をさ
せる構成としているため、必要最小限の時間にて赤目現
象を緩和する撮影を行うことが可能となる。さらに、第
5図のようにフローを一部変形する事により、レリーズ
ロック期間中のどの時点でスイッチSW2のオンが受け付
けられたかを知ることができ、戸惑うことなく赤目現象
を緩和する撮影を行うことができる。
また、リモコンモードやセルフモードが設定された場
合には、赤目現象緩和の為の赤目ランプ8の点灯時間を
これらによりレリーズ開始がなされる時間内に組み込む
ことができるので、撮影準備完了表示は消灯せずに点灯
させたままとし、リモコン撮影或はセルフ撮影開始前に
安心して(もし撮影準備完了表示が消灯していると適正
な撮影が行えるか等の心配を招く恐れがある)ポーズを
取ることが可能となる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、赤目緩和用照
明手段の点灯時間を撮影準備動作の一つに含め、該所定
時間の点灯動作が終了することにより報知手段による報
知を行わせるようにすると共に、セルフ撮影或はリモー
トコントロール撮影が設定された際には、これらが設定
されてから実際に撮影動作が開始されるまでの時間は赤
目緩和用照明手段の点灯時間よりも長く、これら時間内
に組み込む事ができることから、このような撮影時には
赤目緩和用照明手段の点灯時間中であっても報知手段に
報知を行わせるようにしたから、赤目緩和の為の点灯時
間を十分に確保すると共に、撮影者に、いつの時点でレ
リーズロックが解除されるかを知らしめ、かつセルフ撮
影或はリモートコントロール撮影が正常に進められてい
ることを知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
その動作を示すフローチャート、第3図乃至第4図は同
じくその動作におけるタイミングチャート、第5図は本
発明の他の実施例の主要部分の動作を示すフローチャー
トである。 1……CPU、13……撮影準備完了表示用LED、18……リモ
コン送信機、21……リモコン受信回路、22……集光レン
ズ、23……受光素子、24……ストロボ回路、27……赤目
緩和ランプ駆動回路、28……赤目ランプ、SW1,SW2,SW4,
SW5……スイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影準備動作を終了したことを報知する報
    知手段と、ストロボ発光に先立って所定時間点灯させら
    れる赤目緩和用照明手段とを備えた赤目緩和機能付カメ
    ラにおいて、一連の撮影準備動作が終了していたとして
    も前記赤目緩和用照明手段が点灯し始めてからの所定時
    間は前記報知手段の報知を禁止する報知禁止手段を設け
    たことを特徴とする赤目緩和機能付カメラ。
  2. 【請求項2】撮影準備動作を終了したことを報知する報
    知手段と、ストロボ発光に先立って所定時間点灯させら
    れる赤目緩和用照明手段と、所定のセルフ秒時終了後に
    撮影動作を開始させるセルフ撮影を設定するセルフタイ
    マ設定手段とを備えた赤目緩和機能付カメラにおいて、
    一連の撮影準備動作が終了していたとしても前記赤目緩
    和用照明手段が点灯し始めてからの所定時間は前記報知
    手段の報知を禁止する報知禁止手段と、前記セルフタイ
    マ設定手段によりセルフ撮影が設定されている際には、
    前記報知禁止手段の動作を禁止する報知許容手段とを設
    けたことを特徴とする赤目緩和機能付カメラ。
  3. 【請求項3】撮影準備動作を終了したことを報知する報
    知手段と、ストロボ発光に先立って所定時間点灯させら
    れる赤目緩和用照明手段と、リモートコントロール信号
    を受信してから一定時間経過後に撮影動作を開始させる
    リモートコントロール撮影を設定するリモートコントロ
    ール設定手段とを備えた赤目緩和機能付カメラにおい
    て、一連の撮影準備動作が終了していたとしても前記赤
    目緩和用照明手段が点灯し始めてからの所定時間は前記
    報知手段の報知を禁止する報知禁止手段と、前記リモー
    トコントロール設定手段によりリモートコントロール撮
    影が設定されている際には、前記報知禁止手段の動作を
    禁止する報知許容手段とを設けたことを特徴とする赤目
    緩和機能付カメラ。
  4. 【請求項4】報知禁止手段により報知手段による報知が
    禁止されている期間中に、レリーズスイッチ入力がなさ
    れたとしても、該期間終了まではその入力に応答した撮
    影動作は禁止する撮影動作禁止手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の赤目緩和機能付カメラ。
JP2073358A 1990-03-26 1990-03-26 赤目緩和機能付カメラ Expired - Fee Related JP2855574B2 (ja)

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