JPH08160492A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08160492A
JPH08160492A JP30638794A JP30638794A JPH08160492A JP H08160492 A JPH08160492 A JP H08160492A JP 30638794 A JP30638794 A JP 30638794A JP 30638794 A JP30638794 A JP 30638794A JP H08160492 A JPH08160492 A JP H08160492A
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JP
Japan
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self
timer
display
exposure
camera
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JP30638794A
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English (en)
Inventor
Yuichi Matsuda
松田雄市
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のカメラでセルフタイマ−を使用して夜間
にスロ−シンクロ撮影を行う場合、長秒時露光のため被
写体人物が動くまいとして緊張し、返って身体が動揺し
たり、表情が硬くなったりするため、よい写真が取れ
ず、何枚も撮影しなければならないことが多い。本発明
は改善されたカメラを提供する。 【構成】図1は本発明のカメラで夜間にセルフタイマ−
撮影を行う場合のセルフタイマ−動作T0 、セルフタイ
マ−動作表示タイマ−T1及びT2,シャッタ−駆動T
R1,ストロボ発光ST,フィルム面露光Tのタイミン
グチャ−トであり、セルフタイマ−のタイムアップ前の
点灯表示期間C内で第一回目のシャッタ−駆動により長
秒時露光Dを行って主被写体の背景の露光を行い、セル
フタイマ−動作T0 及び該表示期間Cの終了後に第二回
目のシャッタ−駆動による短秒時露光Eとストロボ発光
Fとを行って主被写体の露光を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに関し、特に、セ
ルフタイマ−使用の撮影において被写体人物の表情が硬
くならないように撮影を行うことができ、また、夜間の
セルフタイマ−撮影においても被写体人物と背景とが不
明瞭にならずに写し込めるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラの多くのものはセルフタイ
マ−装置を搭載しており、また、ストロボ装置を内蔵す
るかもしくはストロボ装置の装着が可能に構成されてい
る。そして、電子技術の発展により該カメラやストロボ
装置は旧来のカメラでは不可能であったような複雑な撮
影技法をも実行することができるようになっている。
【0003】しかしながら、最近の進歩したカメラと言
えども様々な撮影状況に関するすべての問題をクリアす
ることは不可能であり、更に改善を行うべき問題点は多
い。カメラのセルフタイマ−機能(装置)を利用して撮
影を行う場合、被写体は撮影者自身か撮影者自身を含む
複数の人物となることが多い。従って、よく知られてい
るように、セルフタイマ−機能を有するカメラは、撮影
者がセルフタイマ−をセットしてから撮影場所へ移動し
てポ−ズを作るまでの間、撮影者にセルフタイマ−が動
作中であることを報知するために外部表示器において発
光表示を行うように構成されている。この発光表示の時
間(すなわちセルフタイマ−の動作終了までの時間)は
一般に10秒に設定されており、初めの8秒間は点滅表
示、後の2秒間は点灯表示となっているカメラが多い。
【0004】図7は、従来のカメラにより夜間にセルフ
タイマ−とストロボ装置とを使用して人物を被写体とす
るスロ−シンクロ撮影を行う場合を例にとってセルフタ
イマ−の動作、セルフタイマ−の作動をカメラ使用者に
知らせるための表示器のおける表示動作、シャッタ−動
作、ストロボ発光動作、フィルム面に対する露光時間、
等のタイムチャ−トを示したものである。
【0005】同図において、TSはセルフタイマ−の動
作、TH は表示器におけるセルフタイマ−動作の表示、
SHTはシャッタ−の動作、STはストロボの発光動
作、TTはフィルム面に対する露光動作、を示してい
る。
【0006】セルフタイマ−がセットされてから動作終
了までの時間は10秒に設定されており、セルフタイマ
−が動作を開始してからの8秒間は表示器にパルス信号
が印加されて該表示器は点滅し、残りの2秒間は継続的
な点灯状態に変化する。セルフタイマ−の動作が終了す
なわちタイムアップすると同時にシャッタ−駆動が行わ
れ、同時にストロボ発光FS が行われ、フィルム面には
シャッタ−駆動時間と同じ長さで露光が行われる。な
お、ストロボ発光STにおいて、Fs はフォ−カルプレ
−ンシャッタ−における先幕シンクロの発光を表し、F
E は後幕シンクロの発光を表している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにセルフタ
イマ−を使用してスロ−シンクロ撮影を行う場合におい
ては、撮影者及び主被写体となる人物はセルフタイマ−
の動作表示が点灯状態に変わってから露光終了までの長
い時間の間、撮影写真にぶれが生じないように身体を動
かすまいとして緊張を強いられているので表情が硬くな
ってしまうことが避けられなかった。また、スロ−シャ
ッタ−スピ−ドによる長い露光時間であるため、露光時
間中に身体が動き、そのため主被写体像のぶれた写真が
撮影されてしまうことも多かった。
【0008】その上、夜間の撮影では周囲が暗いため前
記時間が長いと昼間時よりも緊張の度合いが高まる上、
夜間ではストロボ発光に対して瞬間的な肉体的反射によ
る緊張が昼間の撮影時よりも高くなるため表情は一層硬
くなる。しかも、夜間のセルフタイマ−撮影の場合、都
市等の夜景をバックにしての撮影状況であることが多い
ため逆光での撮影となり、ストロボを被写体人物に照射
しても背景の輝度の方が被写体輝度よりも高くなってし
まう場合も多い。従って、このような撮影状況では被写
体人物がフェイドアウトされて明るい背景をバックとし
て不気味な影として写し込まれ、その上、硬い表情がス
トロボ光の照射で背景輝度よりは暗い輝度でおぼろに浮
かび上がるという写真が撮影されてしまうことも多かっ
た。
【0009】それ故、夜間にセルフタイマ−を使用して
スロ−シンクロ撮影を行う場合には一枚のみの撮影に終
わらず何枚もの撮影を行わねばならないことが多く、ま
た、失敗撮影も多いため、多くのフィルムを必要として
いた。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、セルフタイマ−使用の
撮影において被写体人物の表情が硬くなることを防止
し、特に、夜間にセルフタイマ−撮影を行う時に被写体
人物の表情が硬くならず且つ明るい夜景を背景とした撮
影状況においても被写体人物が柔らかな表情ではっきり
と明確に写し込むことができるカメラを提供することで
ある。以下には本発明の目的を請求項毎に記載する。
【0011】請求項1の発明の目的は、「カメラ本体に
内蔵されるかもしくは該カメラ本体に着脱自在に装着さ
れたストロボ発光手段と、セルフタイマ−手段と、該セ
ルフタイマ−手段の動作表示を行う表示手段と、該スト
ロボ発光手段及び該表示手段並びにシャッタ−を制御す
る機能を有した制御手段と、を有しているカメラにおい
て、該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過
を該表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ
−手段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて撮
影露光を行わせる機能を有していることを特徴とするカ
メラ」を提供することである。
【0012】請求項2の発明の目的は、「カメラ本体に
内蔵されるかもしくは該カメラ本体に着脱自在に装着さ
れたストロボ発光手段と、セルフタイマ−手段と、該セ
ルフタイマ−手段の動作表示を行う表示手段と、該スト
ロボ発光手段及び該表示手段並びにシャッタ−を制御す
る機能を有した制御手段と、を有しているカメラにおい
て、該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過
を該表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ
−手段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて第
一回目の露光を行わせた後、更に該セルフタイマ−手段
の動作終了後に第二回目のシャッタ−駆動により第二回
目の露光を行わせるとともに該第二回目の露光と同期し
て該ストロボ発光手段に発光を行わせる機能を有してい
ることを特徴とするカメラ」を提供することである。
【0013】請求項3の発明の目的は、「請求項2の構
成を有するカメラにおいて、該セルフタイマ−手段の動
作の表示は該セルフタイマ−手段の動作開始時から所定
時間の間に行われる点滅表示と、該点滅表示の終了後か
ら該セルフタイマ−手段の動作終了時まで行われる点灯
表示と、から成り、該第一のシャッタ−駆動による第一
の露光は該点滅表示の終了に同期して開始されて該セル
フタイマ−手段の動作終了と該点灯表示の終了とに同期
して終了し、該第二のシャッタ−駆動による該第二の露
光及び該ストロボ発光は該セルフタイマ−手段の動作終
了後及び該点灯表示の終了後に行われることを特徴とす
るカメラ」を提供することである。
【0014】請求項4の発明の目的は、「カメラ本体に
内蔵されるかもしくは該カメラ本体に着脱自在に装着さ
れたストロボ発光手段と、セルフタイマ−手段と、該セ
ルフタイマ−手段の動作表示を行う表示手段と、該スト
ロボ発光手段及び該表示手段並びにシャッタ−を制御す
る機能を有した制御手段と、を有しているカメラにおい
て、該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過
を該表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ
−手段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて第
一回目の露光を行わせた後、該セルフタイマ−手段の動
作終了直前に第二回目のシャッタ−駆動により第二回目
の露光を行わせるとともに該第二回目の露光と同期して
該ストロボ発光手段に発光を行わせる機能を有している
ことを特徴とするカメラ」を提供することである。
【0015】請求項5の発明の目的は「請求項4の構成
を有し、該セルフタイマ−手段の動作の表示は該セルフ
タイマ−手段の動作開始時から所定時間の間に行われる
点滅表示と、該点滅表示の終了後から該セルフタイマ−
手段の動作終了時まで行われる点灯表示と、から成り、
該第一のシャッタ−駆動による第一の露光は該点滅表示
の終了に同期して開始されて該セルフタイマ−手段の動
作終了と該点灯表示の終了とに同期して終了し、該第二
のシャッタ−駆動による該第二の露光及び該ストロボ発
光は該セルフタイマ−手段の動作終了と該点灯表示の終
了とに同期して終了されることを特徴とするカメラ」を
提供することである。
【0016】請求項6の発明の目的は、「請求項2又は
4の構成を有するカメラにおいて、該第一の露光による
露光時間が該第二の露光による露光時間よりも長いこと
を特徴とするカメラ」を提供することである。
【0017】請求項7の発明の目的は、「請求項1、
2、又は4の構成を有するカメラにおいて、該表示手段
が視覚及び聴覚の少なくとも一方に訴える形式のもので
あることを特徴とするカメラ」を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために請求項1の発明は、「カメラ本体に内蔵され
るかもしくは該カメラ本体に着脱自在に装着されたスト
ロボ発光手段と、セルフタイマ−手段と、該セルフタイ
マ−手段の動作表示を行う表示手段と、該ストロボ発光
手段及び該表示手段並びにシャッタ−を制御する機能を
有した制御手段と、を有しているカメラにおいて、該制
御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過を該表示
手段により表示させるとともに該セルフタイマ−手段の
動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて撮影露光を
行わせる機能を有していることを特徴とするカメラ」を
提供する。
【0019】本発明のカメラによれば、セルフタイマ−
の動作終了前にシャッタ−駆動が行われるので被写体人
物が身構える前に(表情が硬くなる前に)撮影が行わ
れ、従って柔らかな表情の写真を撮影することができ
る。
【0020】前記課題を解決するために請求項2の発明
は、「カメラ本体に内蔵されるかもしくは該カメラ本体
に着脱自在に装着されたストロボ発光手段と、セルフタ
イマ−手段と、該セルフタイマ−手段の動作表示を行う
表示手段と、該ストロボ発光手段及び該表示手段並びに
シャッタ−を制御する機能を有した制御手段と、を有し
ているカメラにおいて、該制御手段は、該セルフタイマ
−手段の動作の経過を該表示手段により表示させるとと
もに該セルフタイマ−手段の動作期間の表示中にシャッ
タ−を駆動させて第一回目の露光を行わせた後、更に該
セルフタイマ−手段の動作終了後に第二回目のシャッタ
−駆動により第二回目の露光を行わせるとともに該第二
回目の露光と同期して該ストロボ発光手段に発光を行わ
せる機能を有していることを特徴とするカメラ」を提供
する。
【0021】本発明のカメラによれば、たとえば明るい
夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合において
セルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で背景の露
出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ直後に人
物をストロボ撮影するので人物の表情が硬くならず、ま
た、人物が影のように写し込まれることがない。
【0022】前記課題を解決するために請求項3の発明
は、「請求項2の構成を有するカメラにおいて、該セル
フタイマ−手段の動作の表示は該セルフタイマ−手段の
動作開始時から所定時間の間に行われる点滅表示と、該
点滅表示の終了後から該セルフタイマ−手段の動作終了
時まで行われる点灯表示と、から成り、該第一のシャッ
タ−駆動による第一の露光は該点滅表示の終了に同期し
て開始されて該セルフタイマ−手段の動作終了と該点灯
表示の終了とに同期して終了し、該第二のシャッタ−駆
動による該第二の露光及び該ストロボ発光は該セルフタ
イマ−手段の動作終了後及び該点灯表示の終了後に行わ
れることを特徴とするカメラ」を提供する。
【0023】本発明のカメラによれば、たとえば明るい
夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合において
セルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で背景の露
出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ直後に人
物をストロボ撮影するので人物の表情が硬くならず、ま
た、人物が影のように写し込まれることがない。
【0024】前記課題を解決するために請求項4の発明
は、「カメラ本体に内蔵されるかもしくは該カメラ本体
に着脱自在に装着されたストロボ発光手段と、セルフタ
イマ−手段と、該セルフタイマ−手段の動作表示を行う
表示手段と、該ストロボ発光手段及び該表示手段並びに
シャッタ−を制御する機能を有した制御手段と、を有し
ているカメラにおいて、該制御手段は、該セルフタイマ
−手段の動作の経過を該表示手段により表示させるとと
もに該セルフタイマ−手段の動作期間の表示中にシャッ
タ−を駆動させて第一回目の露光を行わせた後、該セル
フタイマ−手段の動作終了直前に第二回目のシャッタ−
駆動により第二回目の露光を行わせるとともに該第二回
目の露光と同期して該ストロボ発光手段に発光を行わせ
る機能を有していることを特徴とするカメラ」を提供す
る。
【0025】本発明のカメラによれば、たとえば明るい
夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合において
セルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で背景の露
出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ直前に人
物を短秒時露光でストロボ撮影するので人物の表情が硬
くならず、また、人物が影のように写し込まれることが
ない。
【0026】前記課題を解決するために請求項5の発明
は、「請求項4の構成を有し、該セルフタイマ−手段の
動作の表示は該セルフタイマ−手段の動作開始時から所
定時間の間に行われる点滅表示と、該点滅表示の終了後
から該セルフタイマ−手段の動作終了時まで行われる点
灯表示と、から成り、該第一のシャッタ−駆動による第
一の露光は該点滅表示の終了に同期して開始されて該セ
ルフタイマ−手段の動作終了と該点灯表示の終了とに同
期して終了し、該第二のシャッタ−駆動による該第二の
露光及び該ストロボ発光は該セルフタイマ−手段の動作
終了と該点灯表示の終了とに同期して終了されることを
特徴とするカメラ」を提供する。
【0027】本発明のカメラによれば、たとえば明るい
夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合において
セルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で背景の露
出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ直前に人
物を短秒時露光でストロボ撮影するので人物の表情が硬
くならず、また、人物が影のように写し込まれることが
ない。
【0028】前記課題を解決するために請求項6の発明
は、「請求項2又は4の構成を有するカメラにおいて、
該第一の露光による露光時間が該第二の露光による露光
時間よりも長いことを特徴とするカメラ」を提供する。
【0029】本発明のカメラによれば、たとえば明るい
夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合において
セルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で背景の露
出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ直前もし
くは直後に人物を短秒時露光でストロボ撮影するので人
物の表情が硬くならず、また、人物が影のように写し込
まれることがない。
【0030】前記課題を解決するために請求項7の発明
は、「請求項1、2、又は4の構成を有するカメラにお
いて、該表示手段が視覚及び聴覚の少なくとも一方に訴
える形式のものであることを特徴とするカメラ」を提供
する。
【0031】本発明のカメラによれば、被写体人物がセ
ルフタイマ−の動作を確実に認識できるので撮影に適切
に対処することができる。
【0032】
【実施例】以下に図1〜図6を参照して本発明の実施例
について説明する。
【0033】<実施例1>図4は本発明の構成を有した
カメラの電気的概略構成図である。なお、この図は従来
のカメラのそれと外見上は同じであるが、本発明のカメ
ラでは後述のマイクロコンピュ−タ(マイコン)の機能
や内部構成において従来のカメラの構成とは異なってい
る。
【0034】先ず、図4を参照して本発明のカメラの電
気的概略構成を説明する。
【0035】図4において、1はカメラ全体の動作制御
を行うマイコン、2は公知の測光センサ、3は後述のモ
−タを駆動する駆動回路すなわちモ−タドライバ、4は
公知の測距センサ、5は公知のストロボ装置、6はカメ
ラ外面に設けられた公知の表示装置、7は電源となる電
池、8はレンズ駆動用モ−タ、9はフィルム給送用モ−
タ、10はシャッタ−駆動用電磁石11を駆動するトラ
ンジスタ、12は測距用投光素子13(赤外光IRED
発光素子)を駆動するトランジスタ、14は不図示のシ
ャッタ−レリ−ズボタンの押し下げ第一ストロ−クでオ
ンする測光測距スイッチ(以下にはS1と記載)、15
は該ボタンの押し下げ第二ストロ−クでオンするレリ−
ズスイッチ(以下にはS2と記載)、16はセルフタイ
マ−撮影モ−ドを選択設定するスイッチ(以下にはS3
と記載)、17はフィルムを途中で巻き戻したい時に撮
影者により操作されるマニュアルリワインドスイッチ
(以下にはS4と記載)、18は被写体の人間、であ
る。
【0036】図1に本実施例のカメラにより夜間にセル
フタイマ−を使用して撮影を行った場合のセルフタイマ
−動作T0 、表示装置におけるセルフタイマ−動作の表
示T1及びT2,シャッタ−駆動用トランジスタTR1
の動作TR1,ストロボ発光ST,フィルム面露光動作
T,のタイムチャ−トを示す。
【0037】同図に示されるように、本実施例のカメラ
では、セルフタイマ−動作時間A内において最初の時間
B内では表示装置6において1〜2Hzの周期の点滅表
示が行われ、該時間Bの経過直後に第一回目のシャッタ
−駆動を行ってスロ−シャッタ−スピ−ドの長秒時露光
(時間D)を行い、この露光では主として被写体の背景
の露光が行われる。そして、表示装置6において残りの
時間C内で点灯(非点滅)状態の表示が行われ、該時間
Cの終了寸前(すなわちセルフタイマ−のタイムアップ
寸前)に該第一回目の露光が終了となり、セルフタイマ
−のタイムアップ後、極く短いインタ−バルの後に第二
回目のシャッタ−駆動Eにより短秒時露光が行われると
同時にストロボ発光Fが行われ、この時に被写体に対す
るストロボ照明撮影が行われる。従って、フィルム面に
おける露光Tは第一回目のシャッタ−駆動時間Dに対応
する露光時間Gと第二回目のシャッタ−駆動時間Eに対
応する露光時間Hとになる。
【0038】図2に本実施例のカメラの機能すなわちマ
イコン1の制御動作のフロ−チャ−トを示す。
【0039】以下には図1〜図4を参照して本実施例の
カメラにより撮影をする場合のカメラ動作について説明
する。
【0040】撮影者が不図示のカメラの電源スイッチを
投入すると、マイコン1は図2のフロ−チャ−トのステ
ップ#19(スタ−ト)から動作を開始する。
【0041】#20:各スイッチS1〜S4の状態を調
べる。
【0042】#21:スイッチS1がONであるか否か
を調べ、ONであれば#22へ進み、ONでなければ#
20へ戻る。
【0043】#22:測光センサ2により測光を行う。
【0044】#23測距センサ4により測距を行う。
【0045】#24:スイッチS2がONであるか否か
を調べ、ONであれば#25へ進み、ONでなければ#
21へ戻る。
【0046】#25:測距値に応じて合焦用レンズを駆
動して自動合焦を行う。
【0047】#26:スイッチS3がONであるか否か
を調べ、ONであれば#29に進み、ONでなければ#
27に進む。
【0048】#27:シャッタ−駆動を行う(このル−
チンは通常の非ストロボ撮影のル−チンである)。この
ステップでは、図3のプログラム線図に基づいて測光値
(被写界輝度)EVに対応する秒時TVでトランジスタ
10を駆動して電磁石11によりシャッタ−を開放させ
て露光を行う。
【0049】#28:フィルム巻上げを行い、#20へ
戻る。
【0050】#29:測光の結果、測光値(被写界の輝
度)がEV7よりも小さいか否かを調べる。EV7より
も小さい時には#30へ進み、小さくなければ#39へ
進む。なお、以下の#30〜#38の動作は主として夜
間にセルフタイマ−でスロ−シンクロ撮影を行う場合に
適した制御動作である。
【0051】#30:マイコン1内のセルフタイマ−T
0 をスタ−トさせる。
【0052】#31:セルフタイマ−準備表示を行うタ
イマ−T1 をスタ−トさせて表示装置6に図1のような
点滅表示を開始させる。
【0053】#32:タイマ−T1 の動作時間Bは本実
施例では8秒に設定されており、タイマ−T1 の動作が
終了したか否かを調べ、終了した場合は#33に進み、
終了していなければ終了するまで待つ。
【0054】#33:表示装置6に点灯表示させるタイ
マ−T2 をスタ−トさせ、表示装置6に図1の動作時間
Cの間、連続的点灯表示を行わせる。
【0055】#34:タイマ−T2 のスタ−トと同時に
トランジスタ10をオンさせて電磁石11に通電を開始
して第一回目のシャッタ−駆動を行う。この場合のシャ
ッタ−速度の秒時は図3の線図において太線Iで表示さ
れた領域の値(すなわち、EV7ではTV5〜TV3)
であり、図1に示すように時間D及びGのスロ−シャッ
タ−スピ−ドの長秒時露光となる。この第一回目の露光
は、夜景を背景とした撮影状況において該背景を主とし
て撮影するための露光である。
【0056】なお、図3の線図において上下2本の線分
は、カメラの変倍レンズが広角側(ワイド)に設定され
ているか望遠側(テレ)に設定されているかによりTV
値やAV値及びEV値の設定が変化することを示してい
る。
【0057】この第一回目の露光が行われている間も表
示装置6では連続的点灯表示がなされており、被撮影者
は「撮影はまだ開始されてはいないが撮影開始直前の状
態にある」という認識を持って待機している。従って、
被撮影者はひどく緊張した状態ではなく、ある程度リラ
ックスした状態にあり、表情は硬くなっておらず、身体
の揺れも少ない。また、ストロボ発光が行われていない
ので、被撮影者の身体の少々の揺れがあっても画面上に
大きなぶれとして現れない。
【0058】なお、本実施例では、この第一回目のシャ
ッタ−動作はセルフタイマ−T0 のタイムアップ前に終
了するが、第一回目のシャッタ−動作の終了時点がセル
フタイマ−のタイムアップ後になっていてもよい。
【0059】#35:タイマ−T2 の動作が終了したか
否かを調べ、終了したら#36へ進み、終了前ならば終
了まで待つ。
【0060】#36:セルフタイマ−T0 の動作を終了
させ、同時に表示装置6における表示を停止する。
【0061】#37:セルフタイマ−の表示終了後、所
定の時間をおいて第二回目のシャッタ−駆動を行わせ
る。この時のシャッタ−開放秒時は図1のタイミングチ
ャ−トに示されるようにEのごとき短秒時である。
【0062】#38:第二回目のシャッタ−駆動に同期
してストロボ発光を行わせた後、#28に進み、フィル
ムの一駒巻上げを行う。なお、このストロボ発光の時間
Fはシャッタ−開放秒時Eに等しい。
【0063】以上、#30〜#37の制御動作によりフ
ィルム面に対する露光Tは図1のように行われる。
【0064】#29において測光値がEV7以上の場合
には#39に分岐し、#39において測光値がEV10
よりも低い場合には#40の「FA制御」に進み、EV
10よりも小さくない場合には#41の「AE制御」
(通常の非ストロボ撮影の自動露出制御)のル−チンに
進む。
【0065】#40の「FA制御」における露出決定と
#41の「AE制御」における露出決定は図3の線図に
おいてJ,Kで示される線分上の値に基づいて決定され
る。 <実施例2>図5及び図6を参照して本発明の第二の実
施例について説明する。本実施例のカメラは実施例1と
同じ電気的構成及び機械的構造を有するが、マイコン1
の機能のみが実施例1とは異なるので、以下にはその異
なる部分のみについて説明する。
【0066】図5は、セルフタイマ−T0 の動作、表示
装置6におけるセルフタイマ−動作表示用タイマ−T1
びT 2の動作、シャッタ−駆動用トランジスタTR1の
動作、ストロボ発光ST,フィルム面に対する露出T、
のタイミングチャ−トであり、図1と同じ意味を表して
いる。
【0067】図5から明らかなように、本実施例のカメ
ラでは、セルフタイマ−動作中の点灯表示期間Cの開始
直後に開始される第一回目の長秒時露出dの終了後にわ
ずかのインタ−バルをおいて該期間C内で第二回目の短
秒時露出eが行われ、同時にストロボ発光Fが行われ
る。そして、該第二回目の露出eはセルフタイマ−T0
の動作終了及びセルフタイマ−動作表示期間Cの終了と
同期して終わり、従って、背景と被写体とに対する撮影
露光はセルフタイマ−の動作終了と同時に終了する。
【0068】次に、以上の動作をマイコン1の制御動作
のフロ−チャ−トで説明する。
【0069】図6は本実施例のカメラのマイコン1にお
ける制御動作及び機能を表したフロ−チャ−トである。
なお、同図に示されるフロ−のうちで#19〜#29と
#39〜#41は実施例1と同じであるから説明を省略
する。
【0070】図6において#30〜#36はセルフタイ
マ−使用のスロ−シンクロ撮影を実行する制御動作プロ
グラムである。
【0071】#29:測光値(被写界輝度値)EVが7
よりも低い場合には#30へ。
【0072】#30:セルフタイマ−T0 をスタ−トさ
せる。
【0073】#31:表示タイマ−T1 (点滅表示期間
Bのタイマ−)をスタ−トさせる。
【0074】#32:タイマ−T1 が動作終了になった
か否かを調べ、動作終了になったら#33へ。
【0075】#33:表示タイマ−T2 (点灯表示期間
Cのタイマ−)をスタ−トさせる。
【0076】#34:タイマ−T2 の動作開始後に第一
回目の長秒時シャッタ−駆動dを行わせ、該シャッタ−
駆動によるフィルム面露光Gが終了したら#37へ。
【0077】#37:該期間Cの終了前に第二回目のシ
ャッタ−駆動eを行わせて短秒時露光を行う。
【0078】#38:第二回目のシャッタ−駆動に同期
してストロボ発光Fを行わせる。 #35:タイマ−T2 が動作終了したら#36へ進み、
更に#28へ移行してフィルムの一駒巻上げを行う。
【0079】以上のように、本実施例では、セルフタイ
マ−動作中に2回のシャッタ−駆動を行うようにしたの
で実施例1のカメラよりも撮影時間を短くすることがで
きる。
【0080】なお、表示装置6として視覚に訴えるもの
ばかりでなく、聴覚に訴えるものを使用してもよいこと
は当然である。
【0081】
【発明の効果】請求項1の発明のカメラによれば、セル
フタイマ−の動作終了前にシャッタ−駆動が行われるの
で被写体人物が身構える前に(表情が硬くなる前に)撮
影が行われ、従って柔らかな表情の写真を撮影すること
ができる。
【0082】請求項2の発明のカメラによれば、たとえ
ば明るい夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合
においてセルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で
背景の露出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ
直後に人物をストロボ撮影するので人物の表情が硬くな
らず、また、人物が影のように写し込まれることがな
い。
【0083】請求項3の発明のカメラによれば、たとえ
ば明るい夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合
においてセルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で
背景の露出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ
直後に人物をストロボ撮影するので人物の表情が硬くな
らず、また、人物が影のように写し込まれることがな
い。
【0084】請求項4の発明のカメラによれば、たとえ
ば明るい夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合
においてセルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で
背景の露出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ
直前に人物を短秒時露光でストロボ撮影するので人物の
表情が硬くならず、また、人物が影のように写し込まれ
ることがない。また、撮影がセルフタイマ−の動作時間
内で終了するので請求項3の発明のカメラよりも短時間
で撮影をすることができる。
【0085】請求項5の発明のカメラによれば、たとえ
ば明るい夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合
においてセルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で
背景の露出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ
直前に人物を短秒時露光でストロボ撮影するので人物の
表情が硬くならず、また、人物が影のように写し込まれ
ることがない。また、撮影がセルフタイマ−の動作時間
内で終了するので請求項3の発明のカメラよりも短時間
で撮影をすることができる。
【0086】請求項6の発明のカメラによれば、たとえ
ば明るい夜景をバックとして被写体人物を撮影する場合
においてセルフタイマ−の動作中にスロ−シャッタ−で
背景の露出を行った後、セルフタイマ−のタイムアップ
直前もしくは直後に人物を短秒時露光でストロボ撮影す
るので人物の表情が硬くならず、また、人物が影のよう
に写し込まれることがない。
【0087】請求項7の発明のカメラによれば、被写体
人物がセルフタイマ−の動作を確実に認識できるので撮
影に適切に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のカメラによりセルフタイ
マ−を使用して夜間にスロ−シンクロ撮影を行う場合の
セルフタイマ−動作、セルフタイマ−の動作表示、シャ
ッタ−駆動、ストロボ発光、フィルム面露光、のタイム
チャ−ト。
【図2】第一実施例のカメラの機能及び制御動作を示す
フロ−チャ−ト。
【図3】本発明のカメラにおける露出決定に使用される
プログラム線図の一例を示した図。
【図4】本発明のカメラにおける電気的構成の概略図。
【図5】本発明の第二実施例のカメラによりセルフタイ
マ−を使用して夜間にスロ−シンクロ撮影を行う場合の
セルフタイマ−動作、セルフタイマ−動作の表示、シャ
ッタ−駆動、ストロボ発光、フィルム面露光を示したタ
イムチャ−ト。
【図6】第二実施例のカメラの機能及び制御動作を示す
フロ−チャ−ト。
【図7】従来のカメラによりセルフタイマ−を使用して
夜間にスロ−シンクロ撮影を行う場合のセルフタイマ−
動作、セルフタイマ−の動作表示、シャッタ−駆動、ス
トロボ発光、フィルム面露光、の各タイミングを示した
タイムチャ−ト。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュ−タ 2…測光センサ 3…モ−タドライバ 4…測距センサ 5…ストロボ装置 6…表示装置 7…電池 8…レンズ駆動
用モ−タ 9…フィルム給送用モ−タ 10…トランジ
スタ 11…シャッタ−駆動用電磁石 12…トランジ
スタ 13…測距用投光素子 14…測光及び
測距スイッチ 15…レリ−ズスイッチ 16…セルフタ
イマ−設定スイッチ 17…マニュアルリワインドスイッチ 18…被写体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体に内蔵されるかもしくは該カメ
    ラ本体に着脱自在に装着されたストロボ発光手段と、セ
    ルフタイマ−手段と、該セルフタイマ−手段の動作表示
    を行う表示手段と、該ストロボ発光手段及び該表示手段
    並びにシャッタ−を制御する機能を有した制御手段と、
    を有しているカメラにおいて、 該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過を該
    表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ−手
    段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて撮影露
    光を行わせる機能を有していることを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】カメラ本体に内蔵されるかもしくは該カメ
    ラ本体に着脱自在に装着されたストロボ発光手段と、セ
    ルフタイマ−手段と、該セルフタイマ−手段の動作表示
    を行う表示手段と、該ストロボ発光手段及び該表示手段
    並びにシャッタ−を制御する機能を有した制御手段と、
    を有しているカメラにおいて、 該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過を該
    表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ−手
    段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて第一回
    目の露光を行わせた後、更に該セルフタイマ−手段の動
    作終了後に第二回目のシャッタ−駆動により第二回目の
    露光を行わせるとともに該第二回目の露光と同期して該
    ストロボ発光手段に発光を行わせる機能を有しているこ
    とを特徴とするカメラ
  3. 【請求項3】該セルフタイマ−手段の動作の表示は該セ
    ルフタイマ−手段の動作開始時から所定時間の間に行わ
    れる点滅表示と、該点滅表示の終了後から該セルフタイ
    マ−手段の動作終了時まで行われる点灯表示と、から成
    り、該第一のシャッタ−駆動による第一の露光は該点滅
    表示の終了に同期して開始されて該セルフタイマ−手段
    の動作終了と該点灯表示の終了とに同期して終了し、該
    第二のシャッタ−駆動による該第二の露光及び該ストロ
    ボ発光は該セルフタイマ−手段の動作終了後及び該点灯
    表示の終了後に行われることを特徴とする請求項2のカ
    メラ。
  4. 【請求項4】カメラ本体に内蔵されるかもしくは該カメ
    ラ本体に着脱自在に装着されたストロボ発光手段と、セ
    ルフタイマ−手段と、該セルフタイマ−手段の動作表示
    を行う表示手段と、該ストロボ発光手段及び該表示手段
    並びにシャッタ−を制御する機能を有した制御手段と、
    を有しているカメラにおいて、 該制御手段は、該セルフタイマ−手段の動作の経過を該
    表示手段により表示させるとともに該セルフタイマ−手
    段の動作期間の表示中にシャッタ−を駆動させて第一回
    目の露光を行わせた後、該セルフタイマ−手段の動作終
    了直前に第二回目のシャッタ−駆動により第二回目の露
    光を行わせるとともに該第二回目の露光と同期して該ス
    トロボ発光手段に発光を行わせる機能を有していること
    を特徴とするカメラ
  5. 【請求項5】該セルフタイマ−手段の動作の表示は該セ
    ルフタイマ−手段の動作開始時から所定時間の間に行わ
    れる点滅表示と、該点滅表示の終了後から該セルフタイ
    マ−手段の動作終了時まで行われる点灯表示と、から成
    り、該第一のシャッタ−駆動による第一の露光は該点滅
    表示の終了に同期して開始されて該セルフタイマ−手段
    の動作終了と該点灯表示の終了とに同期して終了し、該
    第二のシャッタ−駆動による該第二の露光及び該ストロ
    ボ発光は該セルフタイマ−手段の動作終了と該点灯表示
    の終了とに同期して終了されることを特徴とする請求項
    4のカメラ。
  6. 【請求項6】該第一の露光による露光時間は該第二の露
    光による露光時間よりも長いことを特徴とする請求項2
    又は4のカメラ。
  7. 【請求項7】該表示手段は視覚及び聴覚の少なくとも一
    方に訴える形式のものであることを特徴とする請求項
    1、2、又は4のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317601C (zh) * 2002-02-27 2007-05-23 佳能株式会社 静止图像摄影装置
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