JP2936801B2 - 赤目防止機構付きトリミングカメラ - Google Patents

赤目防止機構付きトリミングカメラ

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JP2936801B2
JP2936801B2 JP15582891A JP15582891A JP2936801B2 JP 2936801 B2 JP2936801 B2 JP 2936801B2 JP 15582891 A JP15582891 A JP 15582891A JP 15582891 A JP15582891 A JP 15582891A JP 2936801 B2 JP2936801 B2 JP 2936801B2
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芳宏 竹内
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤目防止用のプリ発光
が可能で、かつトリミング撮影が可能なカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、閃光撮影時の赤目現象を防止する
ために、レリーズ操作に伴って電子閃光装置をプリ発光
させ、その後、所定時間だけ待機してから電子閃光装置
を本発光させて閃光撮影を行うカメラが知られている
(例えば、特開平1−235932号公報)。このよう
なプリ発光を行うことにより被写体(人物)の瞳孔が閉
じるので、赤目現象が起こりにくくなる。ここで上記赤
目現象は、撮影環境が暗いほど発生し易く、従来、上記
プリ発光を行うか否かは、撮影環境に応じて撮影者自身
が例えばプリ発光釦により選択するか、あるいは被写体
輝度などに応じてカメラが自動的に選択するようになっ
ていた。
【0003】一方、トリミング撮影が可能なカメラも既
に知られている。トリミング撮影とは、シャッタレリー
ズによってフィルム上に形成される露光領域のうち所定
領域(トリミング領域)のみをプリントする旨の情報
(トリミング情報)を撮影時に例えばフィルムの余白部
分に記録するものである。このトリミング情報はラボ側
で読み取られ、それに基づいて上記トリミング領域のみ
が拡大されプリントされる。トリミング領域は、通常撮
影によるプリント領域(露光領域のほぼ全体)より小さ
いから、上記トリミング撮影を行うことによって、単焦
点レンズであってもズーミングしたと等価な写真を得る
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た赤目防止用のプリ発光が可能で、かつトリミング撮影
が可能なカメラを考えた場合、次のような問題が発生す
る。すなわち、トリミング撮影を行った場合には被写体
がアップになることが多いので、トリミングを行わない
通常撮影では殆ど目立たない赤目がトリミング撮影では
非常に目立つということがあり得る。このため、トリミ
ング撮影を行うにあたって、撮影者が通常撮影の感覚で
赤目が発生しないだろうと判断してプリ発光を行わずに
閃光撮影を行うと、赤目の目立った失敗写真となるおそ
れがある。
【0005】本発明の目的は、トリミング撮影時の赤目
発生を最小限に抑制した赤目防止機構付きトリミングカ
メラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応付けて説明すると、本発明は、所定条件が満足
すると赤目信号を出力する信号出力手段101と、赤目
信号出力時には赤目防止用のプリ発光を行った後に閃光
撮影を行い、赤目信号非出力時にはプリ発光を行わずに
閃光撮影を行う閃光撮影手段102とを備えたカメラに
適用される。そして、トリミング撮影モードを設定する
設定手段103を備え、閃光撮影手段102を次のよう
に構成することにより上記問題点を解決する。すなわち
閃光撮影手段102は、トリミング撮影モード設定時に
は、赤目信号の出力の有無に拘らずプリ発光を行ってか
ら閃光撮影を行う。
【0007】
【作用】閃光撮影手段102は、被写体がアップで撮影
されて赤目が非常に目立つトリミング撮影モード設定時
には、上記赤目信号の出力の有無に拘らずプリ発光を行
ってから閃光撮影を行う。
【0008】
【実施例】図2〜図4により本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明に係るカメラを前方から見た斜視図で
ある。1はカメラ本体、2はカメラ本体1の前面に突設
された撮影レンズ、3は電子閃光装置の発光窓、4は測
光用窓である。カメラ本体1の上面には、レリーズ釦
5,撮影モード切換釦6および電子閃光装置の閃光モー
ド切換釦7が設けられている。撮影モード切換釦6は、
従来技術で説明したトリミング撮影を行うトリミング撮
影モードと、トリミング撮影を行わない通常撮影モード
とを切換えるためのものである。閃光モード切換釦7
は、閃光撮影に先立って上述した赤目防止用のプリ発光
を行うか否かを選択するためのものである。
【0009】図3は上記カメラの制御系を示し、制御回
路20には、測距回路21,測光回路22,露出制御回
路23,フィルム巻上回路24、記録回路25および電
子閃光装置の発光制御回路26が接続されている。測距
回路21は、例えば周知のアクティブ測距方式により被
写体までの距離を検出して制御回路20に入力する。測
光回路22は、周知の方法で被写体の輝度を検出して制
御回路20に入力する。露出制御回路23は、制御回路
20からの指令に応答して不図示の絞りやシャッタを駆
動して撮影を行う。
【0010】フィルム巻上回路24には巻上モータ27
が接続され、制御回路20からの指令に応答してモータ
27を駆動してフィルムを1駒分巻上げる。記録回路2
5は、制御回路20からの指令に応答して不図示のフィ
ルムに上述したトリミング情報を記録する。例えば写し
込み用のLEDを点灯させてフィルムの所定部分にトリ
ミング情報を写し込むようにすればよい。また発光制御
回路26は、制御回路20からの指令に応答して電子閃
光装置のプリ発光,本発光を行う。ここで、プリ発光は
赤目防止用、本発光は被写体照明用である。
【0011】また制御回路20には、上記レリーズ釦5
(図2)の半押し操作でオンする半押しスイッチSW1
と、レリーズ釦5の全押し操作でオンするレリーズスイ
ッチSW2と、撮影モード切換釦6の操作でオンする撮
影モードスイッチSW3と、閃光モード切換釦7の操作
でオンする閃光モードスイッチSW4とが接続されてい
る。撮影モードスイッチSW3が1回オンされると制御
回路20はトリミング撮影モードを設定し、その状態で
更に1回オンされるとトリミング撮影モードを解除して
通常撮影モードを設定する。また閃光モードスイッチS
W4が1回オンされると、赤目信号が出力され、制御回
路20はこれに伴って上記プリ発光を行うプリ発光モー
ドを設定し、その状態で更に1回オンされると、赤目信
号が解除され、制御回路20はプリ発光を行わない非プ
リ発光モードを設定する。
【0012】次に、図4のフローチャートに基づいて制
御回路20による撮影制御の手順を説明する。上記半押
しスイッチSW1がオンされると図4のプログラムが起
動され、まずステップS1で測距回路21を作動させて
測距動作を行うとともに、測光回路22を作動させて測
光動作を行い、被写体距離および被写体輝度を入力す
る。また、被写体距離に基づいて撮影レンズ2を合焦位
置に駆動する。次いでステップS2,S3のループを回
り、ステップS3で半押しスイッチSW1のオフが判定
されると処理を終了させる。
【0013】またステップS2でレリーズスイッチSW
2がオンと判定されるとステップS4に進み、電子閃光
装置を発光させるか否かを判定する。上記入力された被
写体輝度が所定値以上のとき、あるいは被写体距離が無
限遠の場合にはステップS4は否定されてステップS5
に進み、電子閃光装置を発光させずに撮影を行う。すな
わち、上記入力された被写体輝度などに基づいて演算さ
れた露出値に基づき、露出制御回路23を介して絞りや
シャッタを駆動して露出制御を行う。その後、ステップ
S9に進む。
【0014】一方、被写体輝度が所定値未満でかつ被写
体距離が無限遠でない場合にはステップS4は肯定され
てステップS6に進み、プリ発光モードか否かを判定す
る。プリ発光モードであればステップS7に進み、発光
制御回路26を介して電子閃光装置をプリ発光させ、次
いで所定時間待機した後にステップS8で閃光撮影を行
う。すなわち、電子閃光装置を本発光させて被写体を照
明するとともに、上述したと同様の撮影動作を行う。そ
の後、処理はステップS9に進む。
【0015】またステップS6でプリ発光モードが設定
されていないと判定された場合には、ステップS12に
進み、トリミング撮影モードが設定されているか否かを
判定する。トリミング撮影モードが設定されていればス
テップS7に進み、設定されていなければステップS8
に進む。
【0016】ステップS9では、トリミング撮影モード
が設定されているか否かを判定し、設定されていなけれ
ばステップS11に進む。ステップS11では、フィル
ム巻上回路24を介して巻上モータ27を駆動し、フィ
ルム1駒分の巻上げを行って処理を終了させる。またト
リミング撮影モードが設定されている場合には、ステッ
プS10で上記記録回路25を介してフィルムの所定領
域にトリミング情報を記録してステップS11に進む。
【0017】記録されたトリミング情報は後にラボ側で
読み取られ、それに基づいて上記トリミング領域のみが
拡大されプリントされる。トリミング領域は、通常撮影
によるプリント領域(露光領域のほぼ全体)より小さい
から、上記トリミング情報が記録された駒からは、撮影
レンズをズーミングしたと同様の擬似望遠写真を得るこ
とができる。
【0018】以上の手順によれば、被写体がアップで撮
影されて赤目が非常に目立つトリミング撮影モード設定
時には、閃光モード切換釦7により赤目防止モードが設
定されている設定されていないに拘らずプリ発光が行わ
れ、その後に閃光撮影が行われる。
【0019】以上の実施例の構成において、閃光モード
スイッチSW4が信号出力手段101を、制御回路2
0,露出制御回路23および発光制御回路26が閃光撮
影手段102を、制御回路20が設定手段103をそれ
ぞれ構成する。なお以上では、閃光モード釦7の操作に
よりプリ発光の有無を選択する例を示したが、被写体輝
度に応じて選択するものでもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、トリミング撮影モード
設定時には、赤目信号の有無に拘らず赤目防止用のプリ
発光を行うようにしたので、赤目が特に目立つトリミン
グ撮影でも赤目を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】本発明に係るトリミングカメラの一実施例を示
す斜視図である。
【図3】上記カメラの制御系のブロック図である。
【図4】撮影処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 撮影レンズ 5 レリーズ釦 6 撮影モード切換釦 7 閃光モード切換釦 20 制御回路 23 露出制御回路 25 記録回路 26 発光制御回路 SW1 半押しスイッチ SW2 レリーズスイッチ SW3 撮影モードスイッチ SW4 閃光モードスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件が満足すると赤目信号を出力す
    る信号出力手段と、前記赤目信号出力時には赤目防止用
    のプリ発光を行った後に閃光撮影を行い、前記赤目信号
    非出力時には前記プリ発光を行わずに閃光撮影を行う閃
    光撮影手段とを備えたカメラにおいて、トリミング撮影
    モードを設定する設定手段を備え、前記閃光撮影手段
    は、前記トリミング撮影モード設定時には、前記赤目信
    号の出力の有無に拘らず前記プリ発光を行ってから閃光
    撮影を行うことを特徴とする赤目防止機構付きトリミン
    グカメラ。
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