JPH08122862A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH08122862A
JPH08122862A JP27866794A JP27866794A JPH08122862A JP H08122862 A JPH08122862 A JP H08122862A JP 27866794 A JP27866794 A JP 27866794A JP 27866794 A JP27866794 A JP 27866794A JP H08122862 A JPH08122862 A JP H08122862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
landscape
focus
lens
cpu
normal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27866794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouji Ichimasa
昭司 一政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27866794A priority Critical patent/JPH08122862A/ja
Publication of JPH08122862A publication Critical patent/JPH08122862A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ノーマル撮影モード時の無限ピントと、風景撮
影モード時の無限ピントとを、別に設定することによ
り、被写体のピントをシャープにし、大ボケを軽減する
ことのできるカメラを提供する。 【構成】1はカメラ全体のシーケンス制御を行うCP
U、2はカメラの撮影モードを設定するモードダイヤ
ル、3はAFを行う際に投光するIRED、4はIRE
D3を点燈する際に、スイッチングを行うトランジス
タ、5はIRED3の反射光を受光するPSD、10は
カメラ内の電気回路を起動させるSW1、11はこのS
W1以後の次のシーケンスの起動信号となるSW2であ
る。12は被写体輝度を検出する測光手段、13は測光
手段12からの出力をもとにシャッタの開口制御を行う
露出制御手段、14はフィルムの巻き上げ、巻き戻しを
行う給送手段である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートフォーカスカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおいては、特開昭63−
214726号公報に記載されているように、被写体距
離を測定する測距装置と、この測距装置から得られる測
距信号に対応した位置に撮影レンズをセットするレンズ
セット機構と、前記測距信号に関わらず無限遠を最適合
焦位置とするセット位置に撮影レンズをセットする無限
遠セット手段と、この無限遠セット手段を作動させるた
めにカメラ本体に設けられた操作部材とを有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、無限遠セット手段を作動させるために設けら
れた操作部材の状態により、測距信号に関わらず撮影レ
ンズを無限遠にセットしていたため、以下のような欠点
があった。
【0004】即ち、前記無限遠操作部材がプッシュSW
であった場合、このプッシュスイッチ(SW)を押しな
がら、操作性の悪い撮影状態で写真を撮る欠点があっ
た。また、スライドSW等であった場合、無限遠操作S
WONの解除忘れを気付くことなく撮影し、撮影者の意
図しない写真を撮ってしまう欠点があった。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、ノーマル撮影モード時の無限ピント
と、風景撮影モード時の無限ピントとを、別に設定する
ことにより、被写体のピントをシャープにし、大ボケを
軽減することのできるカメラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のカメラは、ノーマル撮影モードと風景撮影
モードとを有し、被写体までの距離を測定する測距装置
と、撮影レンズを駆動する駆動装置を備えるカメラにお
いて、前記測距装置の測距結果が無限の場合、風景撮影
モードにおける撮影レンズの無限ピントをノーマル撮影
モードにおける撮影レンズの無限ピントより遠方に設定
するものである。
【0007】
【作用】本発明の構成によれば、ノーマル撮影モードで
は一般的に多い近中距離の万一の測距抜けによるピンボ
ケを被写界深度で軽減できる。また、風景撮影モードで
は、一般的に多い遠距離の被写体のピントをノーマル撮
影時より、より良く撮影ができると共に従来の無限遠S
Wを用いた時に発生する場合のSWの解除忘れによる近
中距離被写体のピンボケ写真を防止することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の特徴を最もよく表す図面であ
り、同図において、1はカメラ全体のシーケンス制御を
行うCPU、2はカメラの撮影モードを設定するモード
ダイヤル、3はAFを行う際に投光する赤外発光ダイオ
ード(IRED)、4はこのIREDを点燈する際に、
スイッチングを行うトランジスタ、5は前記IREDの
反射光を受光する受光ダイオード(PSD)、6はこの
PSDの信号を受け、AF結果を出力するAF回路、7
は前記AF回路6からのAF結果をもとに前記CPU1
よりコントロール信号を受け、撮影レンズを駆動する際
にモータ駆動するモータドライバ、8は前記モータドラ
イバ7の駆動信号を受け、レンズ駆動をするモータであ
る。9は撮影レンズの繰り出し制御を行う際に、前記モ
ータの駆動量を検出するモータ駆動量検出手段、10は
カメラ内の電気回路を起動させるSW1、11はこのS
W1以後の次のシーケンスの起動信号となるSW2であ
る。12は被写体輝度を検出する測光手段、13は前記
測光手段12からの出力をもとにシャッタの開口制御を
行う露出制御手段、14はフィルムの巻き上げ、巻き戻
しを行う給送手段である。
【0009】図2は本発明の実施例のシーケンスを表す
フローチャートである。以下に、図1の構成で図2のフ
ローチャートを基に本発明の実施例の説明を行う。な
お、以下の各処理を行うステップをSと略す。
【0010】S1のSW1ONで、CPU1の起動をか
け、シーケンスを開始する。シーケンス最初に測光手段
12により測光を行う(S2)。この時、測光データは
CPU1に記憶する。次に、S3でAFを以下のように
行う。トランジスタ4のスイッチングを行い、IRED
3を点燈させ、被写体に投光し、PSD5で前記IRE
D3の反射光を受光する。次に、前記PSD5の受光出
力信号をAF回路6により信号処理を行い、AFの距離
信号としてCPU1に出力する。この時、CPU1は測
光データと同様にAFデータを記憶し、AFを終了す
る。
【0011】次に、モードダイヤル2の設定状態が、ノ
ーマル撮影モードか風景撮影モードかの検出を行い、ま
た検出結果をCPU1に記憶し、SW1ONによるシー
ケンスを終え、SW2ON待ちとなる(S4)。次に、
SW2ONを検出し、SW2ON後のシーケンスに入
り、S6に進む。S6では、前記S3で行ったAFでC
PU1に記憶しているAF結果が無限であるか否かを判
定する。このS6でAF結果が無限でなかったら、その
AF結果に基づくAF指定ピントレンズ駆動をCPU1
からのモータドライバコントロール信号により、モータ
ドライバ7の駆動信号を出力し、モータ8を駆動し、モ
ータ駆動量検出手段9により、ピント位置までモータ駆
動量を制御し、撮影レンズをAF指定ピント位置に移動
させる(S10)。
【0012】次に、S6でAF結果が無限であったらS
7に進み、S4で検出してCPU1に記憶したモードダ
イヤル2の状態を判定する(S7)。ここで、CPU1
に記憶されているモードがノーマル撮影モードであった
場合は、S9に進み、無限でのピントが被写界深度によ
りボケない、有限位置にピント位置を駆動する。ノーマ
ル時の無限ピントレンズ位置へのレンズ駆動をモータ駆
動量検出手段9でのモータ駆動量が、ノーマル時無限ピ
ントレンズ位置となるように、前記S10と同様に行
い、撮影レンズをノーマル時無限ピント位置に移動させ
る。これにより、一般的撮影で多い近中距離の被写体で
の万一の測距抜けによるピンボケを被写界深度で軽減で
き、大ボケ写真を減らすことができる。
【0013】次に、S7において、S4で検出し、CP
U1に記憶した撮影モードの結果が風景モードであった
場合はS8に進み、前記ノーマル時無限ピント位置より
遠い位置にピント位置を有する風景時無限ピントレンズ
位置へのレンズ駆動を、モータ駆動量検出手段9でのモ
ータ駆動量が風景時無限ピントレンズ位置となるよう
に、前記S10と同様に撮影レンズを風景時無限ピント
位置に移動させる(S8)。これにより、一般的に風景
時に多い遠距離の被写体のピントをノーマル撮影時より
も、より良く撮影することができる。
【0014】次に、S11において、S2で行い、CP
U1に記憶している測光データをもとに、露出制御手段
13により、フィルムに露光させ、S12に進み、フィ
ルムをフィルム給送手段14に1駒巻き上げ(S1
2)、一連のシーケンスを終える。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
AFで無限を測距した場合に、風景撮影モードでは無限
遠ピント撮影レンズを駆動し、また、ノーマル撮影モー
ドでは無限ピントより近距離側にピント位置を有する無
限ピントに撮影レンズを駆動することにより、風景写真
撮影時で多い、無限ピントの被写体のピントをシャープ
にし、また、ノーマル撮影時では、AFの中抜けでのピ
ントの大ボケを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 モードダイヤル 3 IRED 4 トランジスタ 5 PSD 6 AF回路 7 モータドライバ 8 モータ 9 モータ駆動量検出手段 10 SW1 11 SW2 12 測光手段 13 露出制御手段 14 給送手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーマル撮影モードと風景撮影モードと
    を有し、被写体までの距離を測定する測距装置と、撮影
    レンズを駆動する駆動装置を備えるカメラにおいて、前
    記測距装置の測距結果が無限の場合、風景撮影モードに
    おける撮影レンズの無限ピントをノーマル撮影モードに
    おける撮影レンズの無限ピントより遠方に設定すること
    を特徴とするカメラ。
JP27866794A 1994-10-19 1994-10-19 カメラ Pending JPH08122862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27866794A JPH08122862A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27866794A JPH08122862A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08122862A true JPH08122862A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17600487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27866794A Pending JPH08122862A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 カメラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH08122862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108868213A (zh) * 2018-08-20 2018-11-23 浙江大丰文体设施维保有限公司 舞台圆盘即时保养分析机构

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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