JPH07199048A - 被写体の速度記録機能付カメラ - Google Patents

被写体の速度記録機能付カメラ

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JPH07199048A
JPH07199048A JP35172493A JP35172493A JPH07199048A JP H07199048 A JPH07199048 A JP H07199048A JP 35172493 A JP35172493 A JP 35172493A JP 35172493 A JP35172493 A JP 35172493A JP H07199048 A JPH07199048 A JP H07199048A
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JP
Japan
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subject
turned
stage switch
distance
speed
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Pending
Application number
JP35172493A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動的な被写体を撮影したフィルムのコマに該
被写体の移動の速度を記録することにより写真の記録媒
体としての機能を向上させる被写体の速度記録機能付カ
メラを提供する。 【構成】 撮影の際にレリーズボタン11を僅かに押下す
ると、レリーズ第1段スイッチ(S1)11aがオンして測
距回路12が被写体21までの測距を開始し、開始時の測距
データ(Xm )が記憶されるとともにタイマー回路14の
タイマーをスタートする。レリーズボタン11がさらに押
込まれてレリーズ第2段スイッチ(S2 )11bがオンさ
れると、当該時の測距データ(Ym)が記憶されるとと
もに、上記タイマーがストップし、S1 11aがオンされ
てからS2 11bがオンされるまでの時間tが計測され
る。レリーズ処理中の適宜時に、2つの測距データの差
(Xm〜Ym)と上記時間tとから被写体速度vを算出
し、その値をLCD20に表示させ、該被写体21が写し込
まれたコマに該被写体速度vを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ほぼ撮影者に向って
移動している被写体の速度を、該被写体を撮影したコマ
の適宜位置に写し込んで表示するようにした被写体の速
度記録機能付カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】自動露出機能やオートフォーカス機能の
開発は、カメラを被写体に向けてレリーズボタンを操作
するだけで、適宜な露出でピントの合った写真を撮影す
ることができるようした。これらの機能の発達によって
誰でもが写真の撮影を手軽に楽しむことができるように
なり、写真の記録媒体としての利便性が向上することに
なった。
【0003】また、従来のこの種のカメラでは、さらに
撮影するコマごとに撮影日や時間、あるいは個別に入力
することにより撮影場所などの撮影情報を写し込むいわ
ゆるデート機能が搭載され、後日の写真の整理を円滑に
行なえるようにして、より写真の記録媒体としての利便
性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オートフォ
ーカス機能の発達により、動的な被写体であってもピン
トの合った写真を撮影することができるようになってい
る。これは、撮影者によって測距動作のための操作部が
操作されている間は、被写体までの距離を測距し続ける
ことによる。そして、レリーズ開始のための操作部が操
作された際の測距データを基に撮影レンズを合焦位置ま
で駆動して撮影を行なうことにより、ピントが合った写
真を得ることができるようにしてある。
【0005】他方、写真の記録媒体としての利便性が向
上したことにより、被写体が写し込まれたコマに同時に
記録するデータとして、撮影日時など以外に種々のもの
が要求されることになる。
【0006】そこで、この発明は、普及型のカメラにオ
ートフォーカス機能やデート機能が搭載されていること
に着目し、動的な被写体を撮影した場合に要求されるデ
ータとして該被写体の速度を当該コマに写し込むように
して写真の記録媒体としての利便性をより向上させた被
写体の速度記録機能付カメラを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る被写体の速度記
録機能付カメラは、レリーズを開始させるレリーズ操作
部に少なくとも2段のスイッチが対応し、第1段スイッ
チのオンによって被写体までの測距を行ない、第2段ス
イッチのオンによって測距データに基づいて撮影レンズ
を合焦位置まで駆動してレリーズを開始するオートフォ
ーカス機能付カメラにおいて、前記第1段スイッチのオ
ンによって測距を開始して、前記第2段スイッチがオン
されるまで測距を継続して行なわせ、前記第1段スイッ
チがオンされ、前記第2段スイッチがオンされるまでの
移動時間を測定し、前記第1段スイッチがオンされた際
の被写体までの距離と第2段スイッチがオンされた際の
被写体までの距離との差から被写体の移動距離を測定
し、上記移動時間と移動距離とから当該被写体の速度を
算出し、該被写体速度を当該被写体が撮影されたコマの
一部に写し込んで記録することを特徴としている。
【0008】上記被写体速度を写し込む手段としては、
デート機能のものと同様に液晶表示装置(LCD)を用
いることができる。
【0009】また、上記被写体速度を写し込む手段とし
て、カメラに既存のデート機能用LCDを利用し、外部
からの操作によって撮影日などのデート情報と被写体速
度情報を選択できるようにしてもよい。もちろん、デー
ト情報の写し込み手段とは別個に被写体速度を写し込む
LCDを設けたものであっても構わない。
【0010】
【作用】被写体にカメラを向けてファインダで捕捉し、
レリーズするためにレリーズボタンを僅かに押込むと、
上記第1段スイッチがオンされて、被写体の測距を開始
しその際の測距データが記憶されるとともに、タイマー
がスタートする。第1段スイッチをオンさせた状態が維
持されている場合には継続して測距が行なわれる。次い
で、第2段スイッチがオンされると、上記タイマーがス
トップして第1段スイッチのオンから第2段スイッチの
オンまでの移動時間が測定され、当該時の被写体までの
距離と上記第1段スイッチのオン時に記憶された被写体
までの距離から、被写体の移動距離が測定される。そし
て、これら移動時間と移動距離とから、被写体のレリー
ズ時の被写体速度が算出される。
【0011】第2段スイッチのオンはカメラをレリーズ
させることになり、被写体の像がフィルムのコマに写し
込まれる。また、このレリーズ動作中の適宜時に上記被
写体速度が当該コマの一部に写し込まれる。
【0012】なお、上記第1段スイッチがオンされた状
態でレリーズボタンから指が離されると、測距が中止さ
れ記憶された測距データが消滅する。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係る被写体の速度記録機能付カメラを具体的に説明す
る。
【0014】図4はこの速度記録機能付カメラの正面図
の例示であり、正面のほぼ中央部には鏡筒1aに保持され
た撮影レンズ1が露呈している。このカメラには35mm判
のフィルムを24mm×36mmのフルサイズの大きさで使用す
るノーマルモードでの撮影と、図示しないアパーチュア
の前方に配設された遮光板で該フルサイズの上下部を覆
って約16mm×36mmの横長な画面にして使用するパノラマ
モードでの撮影とを切り替えて行なえる、いわゆるパノ
ラマ撮影機能を備えており、撮影レンズ1の側方にこの
撮影モードの切替スイッチ2が摺動自在に配設されてい
る。なお、この切替スイッチ2は3段のスイッチとされ
ており、摺動範囲の一端部にカメラのメインスイッチの
オフが、中央部にメインスイッチのオンとノーマルモー
ドが、他端部にパノラマモードがそれぞれ割当てられて
いる。
【0015】また、このカメラには鏡筒1aを光軸方向に
移動させることにより焦点距離を変更する可変焦点装置
が備えられており、撮影レンズ1の側方に該鏡筒1aを進
退させるテレスイッチ3とワイドスイッチ4とが配され
ている。これらスイッチ3、4の上方にセルフタイマー
撮影時の表示ランプ5が配されている。また、撮影レン
ズ1の上側にはファインダ窓6が配され、その側方には
ストロボ発光窓7が配されている。ファインダ窓6を挟
んでストロボ発光窓7の反対側には測距窓8が配設さ
れ、この測距窓8の後方にオートフォーカス装置用の後
述する測距素子が設けられている。また、この測距窓8
の中央部にはストロボ撮影時の赤目現象を回避するため
のプレフラッシュランプ9などが配されている。
【0016】さらに、カメラの上面の一端部にはカメラ
にレリーズ動作を行なわせるレリーズボタン11が設けら
れており、このレリーズボタン11を指などで押下すると
レリーズされる。なお、このレリーズボタン11は後述す
るように2段スイッチに構成されており、レリーズボタ
ン11を僅かに押下すると第1段スイッチがオンされ、さ
らに押込むことにより第2段スイッチがオンされるよう
にしてある。
【0017】図1はこの被写体の速度記録機能の回路ブ
ロック図で、この記録機能はCPU10を中心に構成され
ている。このCPU10に前記レリーズボタン11に連繋し
たレリーズ第1段スイッチ(S1)11aとレリーズ第2段
スイッチ(S2)11bとが接続され、これらが短絡してオ
ンされるとその旨の信号がCPU10に入力される。ま
た、このCPU10には測距回路12と測光回路13、タイマ
ー回路14、モータ駆動回路15、レンズ駆動回路16、シャ
ッター駆動回路17、LCD駆動回路18、データ写し込み
回路19とが接続されている。
【0018】上記測距回路12には被写体21に向けて測距
光を投光する投光素子12a と、該被写体21によって反射
された測距光を捕捉する受光素子12b とが接続されて、
いわゆるアクティブ型のオートフォーカス装置が構成さ
れている。すなわち、投光素子12aで投光され被写体21
で反射された光を受光素子12bで捕捉するまでの時間を
測定して被写体までの距離を測定する。なお、これら投
光素子12a、受光素子12bとからなる測距素子は、前述し
たように前記測距窓8の後方に配設されている。また、
アクティブ型のものでは、投光素子12a からの光の到達
距離が限定されてしまうため、遠距離にある被写体21を
撮影する場合にはいわゆるパッシブ型のオートフォーカ
ス装置の方が有利となる。そして、この測距回路12とC
PU10との間で、測距に関する指令と被写体までの距離
に関する測距データとが測距情報線12c を介して交換さ
れる。
【0019】測光回路13には光起電素子や光導電素子な
どで構成された測光素子13a が接続され、被写体21の輝
度が該測光素子13a に入力されて測光される。この測光
回路13とCPU10との間で、測光に関する指令と被写体
21の輝度から得られる露出条件に関する測光データとが
測光情報線13b を介して交換される。
【0020】また、上記タイマー回路14とCPU10との
間ではタイマ情報線14a を介してタイマーのスタート、
ストップに関する指令と時間に関する情報とが交換され
ている。
【0021】モータ駆動回路15にはフィルム給送用モー
タ15a が接続されている。このフィルム給送用モータ15
a の駆動によって、フィルム装填時に最初のコマを図示
しないアパーチュアにセットするフィルムの初期送り
と、レリーズ後に次のコマをアパーチュアにセットする
1コマ送り、全てのコマの撮影が終了した場合のフィル
ムの巻戻しとが行なわれる。このモータ駆動回路15に
は、CPU10からフィルム送り情報線15b を介してフィ
ルム給送指令が入力されている。
【0022】また、前記レンズ駆動回路16にはレンズ駆
動モータ16a が接続されている。このレンズ駆動モータ
16a は前記テレスイッチ3またはワイドスイッチ4が操
作されることによって駆動され、撮影レンズ1を光軸方
向に移動させて焦点距離を変化させる。なお、図示省略
したが、テレスイッチ3とワイドスイッチ4はCPU10
に接続され、これらのオン・オフの状態がCPU10に入
力されている。そして、レンズ駆動回路16には、CPU
10からレンズ駆動情報線16b を介してレンズ駆動指令が
入力されている。
【0023】前記シャッター駆動回路17にはシャッター
駆動モータ17a が接続されている。このシャッター駆動
モータ17aは、CPU10に前記レリーズ第2段スイッチ1
1bのオン信号が入力された場合に該CPU10から送出さ
れる駆動信号を受けて駆動される。このシャッター駆動
モータ17a の駆動により、前記測距回路12によって得ら
れた測距データに基づいて撮影レンズ1のうちの合焦用
レンズが合焦位置まで駆動され、前記測光回路13によっ
て得られた測光情報に基づいた露出で図示しないシャッ
ター羽根が開放されてレリーズが行なわれる。そして、
このシャッター駆動回路17には、CPU10からレリーズ
情報線17b を介してレリーズ指令が入力されている。
【0024】前記LCD駆動回路18には、LCD表示情
報線20a を介して撮影情報写し込み用のLCD20が接続
されている。LCD20はLCD駆動回路18から送出され
る駆動信号に基づいて駆動されて、所定のデータに関す
る値を表示するようにしてある。また、LCD駆動回路
18にはCPU10からLCD駆動情報線18a を介してLC
D駆動指令が入力されており、このLCD駆動指令によ
ってLCD20に所定のデータを表示するようLCD駆動
回路18が駆動される。そして、LCD20はアパーチュア
の一隅部に位置し、フィルム22の該アパーチュアにセッ
トされたコマの一部に対向して設けられている。
【0025】前記データ写し込み回路19には、データ写
し込み用のランプ19a が接続されており、データ写し込
み回路19の出力信号によって該ランプ19a が点滅するよ
うにしてある。また、データ写し込み回路19には、写し
込み情報線19b を介してCPU10から写し込み指令が入
力されており、この写し込み指令を受けてランプ19aを
所定の時間点灯させるようにしてある。そして、上記ラ
ンプ19a は前記LCD20に臨んで設けられており、該ラ
ンプ19a が点灯することによりLCD20に表示されてい
る内容がフィルム22のコマの一部に露光されるようにし
てある。
【0026】以上により構成されたこの発明に係る被写
体の速度記録機能付カメラの動作を、図2に示すフロー
チャートに従って説明する。
【0027】前記切替スイッチ2が操作されてメインス
イッチがオンされると、図2に示す手順がスタートする
(ステップ200)。ステップ201では、レリーズ第1段ス
イッチ(S1)11aのオンに待機している。なお、このレ
リーズ第1段スイッチ11a は、前記レリーズボタン11が
僅かに押下された状態でオンされる。レリーズ第1段ス
イッチ11aがオンされると、ステップ202に進んでCPU
10からタイマーのスタート指令信号がタイマー回路14に
送出されてタイマーがスタートする。
【0028】次いで、ステップ203 に進んで前記測距回
路12によって被写体21までの測距が行なわれ、上記タイ
マースタート時の被写体21までの距離情報D1 が記憶さ
れる。そして、この状態でレリーズ第2段スイッチS2
のオンに待機することになる(ステップ205 )。すなわ
ち、図3に示すように、カメラ30に被写体21が向って移
動している場合に、レリーズ第1段スイッチ11a がオン
されることによって当該時の被写体21aまでの距離Xmが
捕捉されて距離情報D1 として記憶されることになる。
【0029】そして、レリーズ第2段スイッチ(S2)1
1bがオンされると、ステップ206 に進んで、ステップ20
2 においてスタートしたタイマーをストップさせ、当該
時の被写体21までの測距が行なわれ(ステップ207 )、
タイマーストップ時の被写体21までの距離情報D2が記
憶される(ステップ208)。すなわち、図3に示すよう
に、カメラ30に向っている被写体21の、レリーズ第2段
スイッチ11b がオンされた際の被写体21bまでの距離Ym
が捕捉されて距離情報D2 として記憶されることにな
る。
【0030】次いで、ステップ209 で、前記測光回路13
により測光され、その測光データがCPU10に送出され
る。そして、CPU10ではこの測光データに基づいて、
露出演算(AE演算)が実行され(ステップ210 )、レ
リーズ時のシャッター速度と絞りが決定され、露出が決
定される。
【0031】次いで、ステップ211に進んで前記距離情
報D2から被写体21に合焦するために必要なレンズ駆動
量が演算され、CPU10から該レンズ駆動量に係る信号
がシャッター駆動回路17bに送出され、シャッター駆動
モータ17aを駆動して合焦用レンズを初期位置から合焦
位置まで移動させる(ステップ212 )。さらに、シャッ
ター駆動モータ17aが駆動されて、ステップ210で得られ
た露出に従ってフィルム22に露光が付与され(ステップ
213)、露光終了後にステップ214に進んで合焦用レンズ
が初期位置に復帰する。
【0032】そして、ステップ215 に進んで、前記測距
情報D1と測距情報D2、およびレリーズ第1段スイッチ
11aがオンされてからレリーズ第2段スイッチ11bがオン
されるまでに要した時間t、即ちステップ202でタイマ
ースタートしステップ206でタイマーストップするまで
の時間から、被写体21の移動の際の速度(被写体速度)
vを演算する。なお、この演算は数1式による。
【数1】v = (Xm − Ym)/t
【0033】次いで、ステップ216 に進んでCPU10か
らLCD駆動回路18にLCD駆動指令が送出され、該駆
動指令に基づいて上記移動速度の値を前記LCD20に表
示させる。次いで、CPU10からデータ写し込み回路19
に写し込み指令が送出され、該写し込み回路19によりラ
ンプ19aが所定の時間点灯する。このランプ19aは上記L
CD20に臨んで設けられており、該LCD20はフィルム
22のアパーチュアにセットされたコマの一部に対向して
配されているから、該LCD20に表示された上記被写体
速度vの値がフィルム22の当該コマに写し込まれること
になる。
【0034】そして、タイマーがリセットされる(ステ
ップ218 )。次いで、前記モータ駆動回路15にフィルム
給送指令がCPU10から送られてフィルム給送用モータ
15aが駆動され、フィルム22の1コマ送りが行なわれ
(ステップ219 )、次の撮影に待機することになる(ス
テップ220 )。
【0035】そして、フィルムを現像・プリントすれ
ば、被写体21が写し込まれたコマの隅部に該被写体21の
速度vが表示され、記録されることになる。
【0036】なお、本実施例ではLCD駆動回路18をC
PU10からの指令によって駆動し、被写体速度vを写し
込む場合について説明したが、該LCD駆動回路18を外
部操作によって、被写体速度vの表示を選択することが
でき、さらに所望の内容をLCD20に表示させるように
構成し、撮影日時などの撮影情報を表示させるようにす
ることもできる。斯かる構成とすれば、デート機能用の
LCDを被写体速度vの表示用のLCDとして利用する
ことができるから、構成部品の点数を増加させることな
く好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る被
写体の速度記録機能付カメラによれば、撮影者に向って
移動する動的な被写体を撮影する場合に、該被写体を撮
影したコマに該被写体の移動速度を記録し、表示するこ
とができる。したがって、写真の記録媒体としての利便
性を向上させることができる。
【0038】しかも、カメラには従来からタイマー機能
やデート機能が搭載されているものがあるから、これら
の既存の機能を利用することによって、部品点数を増加
させず、コストを上昇させることなく写真の記録機能の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る被写体の速度記録機能付
カメラの回路ブロック図である。
【図2】この発明に係る被写体の速度記録機能付カメラ
の動作を説明するフローチャートである。
【図3】被写体の速度を測定する原理を説明する図であ
る。
【図4】この速度記録機能付カメラを例示する正面図で
ある。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 切替スイッチ 10 CPU 11 レリーズボタン 11a レリーズ第1段スイッチ 11b レリーズ第2段スイッチ 12 測距回路 12a 投光素子 12b 受光素子 13 測光回路 13a 測光素子 14 タイマー回路 15 モータ駆動回路 16 レンズ駆動回路 17 シャッター駆動回路 18 LCD駆動回路 19 データ写し込み回路 19a ランプ 20 LCD 21 被写体 22 フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レリーズを開始させるレリーズ操作部に
    少なくとも2段のスイッチが対応し、第1段スイッチの
    オンによって被写体までの測距を行ない、第2段スイッ
    チのオンによって測距データに基づいて撮影レンズを合
    焦位置まで駆動してレリーズを開始するオートフォーカ
    ス機能付カメラにおいて、 前記第1段スイッチのオンによって測距を開始して、前
    記第2段スイッチがオンされるまで測距を継続して行な
    わせ、 前記第1段スイッチがオンされ、前記第2段スイッチが
    オンされるまでの移動時間を測定し、 前記第1段スイッチがオンされた際の被写体までの距離
    と第2段スイッチがオンされた際の被写体までの距離と
    の差から被写体の移動距離を測定し、 上記移動時間と移動距離とから当該被写体の速度を算出
    し、 該被写体速度を当該被写体が撮影されたコマの一部に写
    し込んで記録することを特徴とする被写体の速度記録機
    能付カメラ。
JP35172493A 1993-12-28 1993-12-28 被写体の速度記録機能付カメラ Pending JPH07199048A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147865A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Sony Corp 画像表示システム、表示装置、表示方法
JP2008186368A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Casio Comput Co Ltd 画像記録装置及びプログラム

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Effective date: 20020807