JP3376012B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3376012B2
JP3376012B2 JP11114293A JP11114293A JP3376012B2 JP 3376012 B2 JP3376012 B2 JP 3376012B2 JP 11114293 A JP11114293 A JP 11114293A JP 11114293 A JP11114293 A JP 11114293A JP 3376012 B2 JP3376012 B2 JP 3376012B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 カメラに適用される像ぶれ補正
装置及び特殊効果撮影モードを選択可能なカメラの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトフォーカスや光芒の流れた
ようなクロスイメージ効果が生じた写真を撮影する為
に、カメラの撮影レンズに種々の特殊効果を生じさせる
光学フィルタを取付ける撮影が広く用いられている。
【0003】近年、AFカメラにおいて、AF機能を用
いる事で、露光中にフォーカスレンズを移動し、像のピ
ンボケを発生させて、ソフトフォーカス効果が得られる
ようにしたカメラが知られている。
【0004】また、多重露出を行い、各露出間にフォー
カスレンズを移動させる事で、ソフトフォーカス効果を
得られるようにしたカメラも知られている。
【0005】また、特開平3−89221号公報に、防
振の為に撮影レンズの光軸に対して垂直方向に移動可能
な可動レンズ(防振光学系)を有するカメラであって、
露光時に所定の特殊効果を得る為の可動レンズの移動方
向及び移動量に関する情報を記憶する記憶手段を設け、
該記憶手段に記憶されている情報に基づいて、露光時に
前記可動レンズを駆動することで、種々の特殊撮影を行
う技術が提案されている。
【0006】また、特開平2−58034号公報に、撮
影系の一部の光学系(補正光学系)を駆動手段により外
部から入力された振幅周波数信号に基づいて感光面への
露光中に偏心駆動させる事で、形成される像に所望のフ
ィルタ効果を付与する撮影装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、次のような問題点を有していた。
【0008】光学フィルタを用いる方法では、得たい特
殊効果毎に多数の光学フィルタを用意する必要があり、
不便であるし、撮影毎に該光学フィルタの着脱を行わな
ければならず、その操作が繁雑であった。
【0009】また、AF機能を利用した従来例では、フ
ォーカスレンズの移動によるピントボケ効果しか利用す
ることができないため、得られる特殊効果が限定されて
しまう。
【0010】また、特開平3−89221号公報におけ
る技術においては、下記の問題を持っていた。
【0011】1)特殊効果を得る為に防振光学系を専用
に使用しており、手持ち撮影で特殊撮影を行おうとする
と露光中に手振れが生じる事により、特殊効果が意図せ
ぬ結果となってしまう。
【0012】2)特殊効果モード時に特殊効果限界シャ
ッタ速度が得られない時に、シャッタをロックしてしま
う為、シャッタチャンスを逃してしまう。
【0013】また、特開平2−58034号公報におけ
る撮影装置においては、補正光学系の駆動力が振幅周波
数に限られており、得られる特殊効果が限定されてしま
うという問題点がある。
【0014】 (発明の目的) 本発明の目的は、常に
シャッタチャンスを逃すことの無い撮影を行うことので
きるカメラを提供しようとするものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、振れの状態を検出する振れ検出手段の
検出出力に応じて、像ぶれを補正する像ぶれ補正手段
と、撮影時に特殊効果を得る為に前記像ぶれ補正手段を
時間の経過に伴い動作方向が変動するように動作させる
ための移動ベクトルに関する情報と、前記像ぶれ補正手
段の最大補正量の情報を記憶する記憶手段と、測光す
ることにより測光情報を出力する測光手段と、前記測光
情報に応じたシャッタ速度と絞り値の組み合わせを決定
する複数のプログラム線図を記憶するプログラム線図記
憶手段と、前記振れ検出手段の検出出力と前記記憶手段
に記憶された前記移動ベクトル情報との両方を用いて演
算された駆動信号により前記像ぶれ補正手段の動作を行
わせる特殊効果撮影モードと、前記振れ検出手段の検出
出力を用いて演算された駆動信号により前記像振れ補正
手段の動作を行わせる防振撮影モードとを選択可能とす
るモード選択手段と、該モード選択手段のモード選択に
応じて使用するプログラム線図を切り換える切換手段と
を備えたカメラにおいて、前記モード選択手段により特
殊効果撮影モードが選択されている際に、前記検出出力
と前記移動ベクトル情報との両方を用いて演算された前
記駆動信号での前記像ぶれ補正手段の補正量が前記記憶
手段に記憶された前記最大補正量を超えているか否か
と、前記測光情報に応じて前記プログラム線図により決
定された前記シャッタ速度が特殊効果を得るために決定
された限界シャッタ速度より速いか否かとを判定する判
定手段と、該判定手段の判定結果が前記検出出力と前記
移動ベクトル情報との両方を用いて演算された前記駆動
信号での前記像ぶれ補正手段の補正量が前記記憶手段に
記憶された前記最大補正量を超えず、かつ前記測光情報
に応じて前記プログラム線図により決定された前記シャ
ッタ速度が前記限界シャッタ速度より遅いときに特殊効
果撮影モードの撮影を可能とし、前記判定結果が前記検
出出力と前記移動ベクトル情報との両方を用いて演算さ
れた前記駆動信号での前記像ぶれ補正手段の補正量が前
記記憶手段に記憶された前記最大補正量を超えるか、又
は前記測光情報に応じて前記プログラム線図により決定
された前記シャッタ速度が前記限界シャッタ速度より速
いときに前記特殊効果撮影モードから前記防振撮影モー
ドに強制的に切り換えるモード自動切換手段とを備えた
カメラとするものである。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例における特殊効果
撮影機能付カメラの要部を示す構成図である。なお、こ
の実施例では、レンズ交換可能なオートフォーカス機能
を備えた一眼レフカメラに適用した例を示している。
【0024】図1において、1は交換レンズ、18はカ
メラ本体であり、これらにより一眼レフカメラが構成さ
れている。
【0025】先ず、交換レンズ1側の構成について説明
する。
【0026】2は交換レンズ1の結像光学系である。3
はカメラに加わる振れを検出する為の振れ検出手段であ
り、カメラの角度変化を検出する角速度センサと角速度
を求める積分器で構成され、カメラの振れを補正する為
の補正ベクトルを出力する。4は結像光学系2のフォー
カス位置を調整する為のフォーカスレンズ群である。5
はフォーカスレンズ群4を光軸方向に沿って駆動する為
のフォーカス駆動手段であり、該フォーカス駆動手段は
フォーカスレンズ群4の光軸方向の位置を検出する為の
エンコーダも含んでいる。6は、光軸と垂直方向に移動
自由に保持され、光軸と垂直方向の移動により、結像光
学系2の光軸方向を変化させる事の出来る補正レンズ、
7は補正レンズ6の光軸と垂直方向に駆動する為の補正
駆動手段、8は結像光学系2の絞り、9は前記絞り8を
駆動する為の絞り駆動手段、10は交換レンズ1全体の
動作をコントロールする為のレンズ側マイクロコンピュ
ータ(以後、レンズマイコンと記す)。
【0027】11〜17は、後述するカメラ本体18と
信号,電源のやりとりを行うための電気接点で、11は
ディジタル電源用の接点、12はディジタルグランド用
の接点、13はパワー電源用の接点、14はパワーグラ
ンド用の接点、15は同期クロック用の接点、16はカ
メラ本体18→交換レンズ1のシリアル通信ライン用の
接点、17は交換レンズ1→カメラ本体18のシリアル
通信ライン用の接点である。
【0028】次に、カメラ本体18側の構成について説
明する。
【0029】19はカメラ本体18の動作をコントロー
ルする為のカメラ側マイクロコンピュータ(以後、カメ
ラマイコンと記す)である。20は測距センサであり、
いわゆる公知のズレ検出方式によるデフォーカス量検出
センサである。21は測光センサ、22は先幕・後幕走
行により露光時間の制御を行う、公知のフォーカルプレ
ーンシャッタユニット、23はフィルムである。24は
メインミラーであり、中央付近はハーフミラーとなって
おり、そこを透過した光束はサブミラー25を介して測
距センサ20に導かれる。26はフォーカシングスクリ
ーン、27はコンデンサレンズ、28はペンタプリズ
ム、29は接眼レンズである。
【0030】ここで、上記メインミラー24で図中上方
に反射した光束は、フォーカシングスクリーン26上に
結像し、コンデンサレンズ27,ペンタプリズム28,
接眼レンズ29を通してファインダより像が観察でき
る。前記測光センサ21は接眼レンズ29の近傍に配置
され、ファインダ光束の一部を受光する事で測光が行わ
れる。
【0031】30,31はスイッチで、これらによりい
わゆるレリーズスイッチを構成し、レリーズスイッチの
半押し状態でスイッチ30がONし、測距・測光等の撮
影準備動作が開始され、全押し状態でスイッチ31がO
Nし、露光動作が開始される。32はモード選択スイッ
チ(図2にて詳述する)で、後述する通常撮影モード、
防振モード、特殊効果撮影モード(,,)の選択
を行う。33はストロボ発光部、34はストロボドライ
バ回路である。
【0032】35は交換レンズ個々のレンズ情報とレン
ズマイコン10の制御プログラムが格納されているレン
ズ側メモリ回路、36は特殊撮影データとカメラマイコ
ン19の制御プログラムが格納されているカメラ側メモ
リ回路である。
【0033】37〜41はカメラの状態を表示する為の
表示部(図3に詳細を示す)で、フォーカシングスクリ
ーン26の近傍に配置されているとともに、ファインダ
内に観察可能な位置に設定され、使用者がファインダを
覗くことで撮影範囲外に観察される。
【0034】図2は、前記モード選択スイッチ32の外
観を示す図である。
【0035】図2において、80はスイッチ本体で、こ
のスイッチ本体80は固定部に対し回動自在に保持さ
れ、該スイッチ本体80が回動する事でモード選択が行
われるように構成されている。81は固定指標で、選択
されたモードを指示する。82はロック状態、83は通
常撮影モード、84は防振撮影モード、85は特殊効果
撮影モード(Soft Focus)、86は特殊効
果撮影モード(Star Image)、87は特殊
効果撮影モード(Ring Image)を示してい
る。
【0036】図3は、ファインダ内の表示形態を表した
図である。
【0037】図3において、37はLEDにより成る表
示部で、この表示部37の点灯により撮影スタンバイ状
態を使用者に知らせ、点滅する事により合焦不能状態を
表現する。38は特殊撮影モード時に特殊効果撮影可否
判断の表示を行うために設けられた表示部(特殊効果イ
ンディケータ)で、この表示部38が点灯した時には特
殊効果撮影“OK”、点滅した時には特殊効果撮影“N
G”を表現している。従って、特殊効果撮影モード時以
外には、この表示部38は消灯している。39は設定さ
れたシャッタ速度を表示する為のシャッタ速度表示部、
40は設定された絞り値(F)を表示する為の絞り値表
示部、41はストロボ使用時の充電完了を表示するスト
ロボ表示部、42は防振動作中に点灯し防振動作中であ
る事を表示する防振動作表示部、43はファインダ枠
(視野枠)、44はオートフォーカスの測距範囲を示す
測距枠である。
【0038】また、表示部37,38,39,40,4
1,42は、前述したレリーズスイッチの半押し状態で
ONするスイッチ30がOFFの時には消灯している。
【0039】なお、シャッタ速度表示部39と絞り値表
示部40は、前記スイッチ30が一度ONした後、該ス
イッチ31がON前に上記スイッチ30がOFFになっ
たときは、所定時間タイマで表示させておく構成をとる
事も可能である。
【0040】次に、上記構成のカメラの制御について説
明する。なお、特殊効果撮影モードは、モード(Ri
ng Image)を用いて説明している。
【0041】図4は、交換レンズ1及びカメラ本体18
それぞれの要部構成を示すブロック図であり、図1と同
じ部分は同一符号を付してある。
【0042】図4において、51は像補正手段で、これ
は図1における補正レンズ6と補正駆動手段7で構成さ
れ、光学系により結像される像の位置を補正する働きを
する。52は制御手段で、交換レンズ1側のコントロー
ルを行う。56は特殊効果設定手段で、該手段には特殊
効果動作の移動ベクトル値が設定される。53は演算手
段で、前記振れ検出手段3からの出力と前記特殊効果設
定手段56からの信号(共に、移動ベクトル値)を後述
の式(1)によりベクトル加算する。
【0043】上記制御手段52,演算手段53,特殊効
果設定手段56は、レンズマイコン10の制御プログラ
ムにより実現される。また、演算手段53の基本アルゴ
リズムは、次の式で表されている。但し、実際の演算時
には、レンズの種別とレンズの状態・カメラの制御状態
により決る所定の変換係数がかかっている事は言うまで
もなく、下記の式は基本概念を示している。
【0044】 X=Axs+Txt Y=Ays+Tyt ……………(1) X :最終X方向補正ベクトル Y :最終Y方向補正ベクトル Axs :振れ検出手段からのX方向の振れ補正ベクトル Ays :振れ検出手段からのY方向の振れ補正ベクトル Txt :特殊効果動作のX方向移動ベクトル Tyt :特殊効果動作のY方向移動ベクトル 本実施例においては、振れ検出手段3として、カメラに
生じる角速度を用いている為、上記演算手段53に求め
られる演算はベクトル加算〔上記(1)式〕であるが、
振れ検出手段3が光学的な像の振れを検出する方式の時
には、検出される振れ補正情報自体に特殊効果動作ベク
トルが含まれている為、上記(1)式の代りに下記の演
算を行えば良い。
【0045】 X=Axs+Txt−Txt’ Y=Ays+Tyt−Tyt’ ……………(2) X :最終X方向補正ベクトル Y :最終Y方向補正ベクトル Axs :振れ検出手段からのX方向の振れ補正ベクトル Axs :振れ検出手段からのY方向の振れ補正ベクトル Txt :特殊効果動作のX方向移動ベクトル Tyt :特殊効果動作のY方向移動ベクトル Txt’:光学振れ検出時に移動中だった特殊効果動作の
X方向移動ベクトル Tyt’:光学振れ検出時に移動中だった特殊効果動作の
Y方向移動ベクトル 上記(2)式の演算を行えば、光学的振れ検出を行う場
合でも、特殊効果動作中に正しい動作を行うことが可能
である。
【0046】54はフォーカス調整手段で、図1におけ
るフォーカスレンズ群4とフォーカス駆動手段5が対応
する。55は絞り調整手段で、図1における絞り8と絞
り駆動手段9に対応する。
【0047】57は制御手段で、この制御手段57は図
1のカメラマイコン19の制御により実現される。58
は表示手段で、この表示手段58には前述したLEDよ
り成る表示部37,表示部(特殊効果インディケータ)
38,シャッタ速度表示部39,絞り値表示部40,ス
トロボ表示部41,防振動作表示部42が含まれ、使用
者に本カメラの動作状態を表示する役目をしている。5
9は手動入力手段で、前述のスイッチ30,スイッチ3
1,スイッチ32が含まれ、カメラの各種モード設定並
びにレリーズ信号を入力するために用いられる。60は
露光制御手段で、図1のシャッタユニット22が含ま
れ、撮像手段(図1ではフィルム23)に対する露光時
間を制御する。61は発光手段で、図1におけるストロ
ボ発光部33とストロボドライバ回路34が含まれてい
る。62は測距手段で、図1の測距センサ20が含まれ
る。63は測光手段で、図1の測光センサ21が含まれ
る。64は交換レンズ1側の記憶手段で、図1のメモリ
回路35が含まれる。65はカメラ本体18側の記憶手
段で、図1のメモリ回路36が含まれる。
【0048】次に、上記図4を用いて、通常撮影モー
ド,防振撮影モード,特殊効果撮影モードのそれぞれに
ついて説明する。
【0049】《通常撮影モード》手動入力手段59によ
り通常撮影モードが設定されている時にこのモードが実
行される。
【0050】手動入力手段59より撮影準備信号が制御
手段57に与えられると、最初に制御手段57は、交換
レンズ1側の制御手段52より記憶手段64に記憶され
ているレンズ情報を取得する。
【0051】続いて、制御手段57は測距手段62から
測距情報を取得し、合焦状態になるまでレンズ側制御手
段52にフォーカス調整を行う指示を行う。合焦状態が
得られたら、測光手段63から測光情報を取得し、所定
のプログラム線図に基づき、絞りとシャッタ速度を決定
するとともに、ストロボ発光を行うか否かの決定を行
う。
【0052】ここで用いられるブログラム線図の一例を
図5に示している。なお、図5のブログラム線図では、
ストロボの使用条件については触れていない。
【0053】上記の動作にて撮影準備が完了したら、表
示手段58で使用者に撮影準備完了を知らせる(表示部
37の点灯により)とともに、設定されたシャッタ速度
と絞り値をそれぞれ表示(シャッタ速度表示部39及び
絞り値表示部40により)する。
【0054】図6に通常撮影の準備動作完了時のファイ
ンダ表示を示している。
【0055】もし、合焦不能状態であれば、表示手段5
8で合焦不能を使用者に知らせる(表示部37の点滅に
より)。
【0056】このとき、ストロボ使用が決定されていれ
ば、ストロボドライバ回路34をコントロールしてスト
ロボ充電を開始し、充電完了と共に表示手段58で充電
完了を表示(ストロボ表示部41の点灯)する。
【0057】続いて、手動入力手段59より撮影開始信
号が制御手段57に入力されると、レンズ側制御手段5
2に絞り駆動信号を送るとともに、露光制御手段60を
制御し、撮影を行う。このとき、ストロボ発光が決定さ
れていれば、所定のタイミングで発光手段61を制御し
てストロボ発光を行う。
【0058】以上が動作の概略であるが、本動作は通常
のオートフォーカス一眼レフカメラのシーケンスの一例
で、従来より知られている、より高機能なオートフォー
カス一眼レフカメラの動作シーケンスで置き換えられる
事は言う迄もない。
【0059】《防振撮影モード》手動入力手段59によ
り防振撮影モードが設定されている時にこのモードが実
行される。
【0060】手動入力手段59より撮影準備信号が制御
手段57に与えられると、最初に制御手段57は交換レ
ンズ1側の制御手段52より記憶手段64に記憶されて
いるレンズ情報を取得する。
【0061】続いて、制御手段57は交換レンズ1側の
制御手段52に防振動作開始信号を送り、防振動作を開
始させるとともに、防振動作表示部42を点灯すること
により使用者に防振動作中である事を知らせる。
【0062】防振動作開始信号を受取った交換レンズ1
側の制御手段52は、演算手段53を振れ検出手段3の
信号のみを用いるモードに設定する。これにより、演算
手段53は、振れ検出手段3からの補正ベクトルにより
カメラ全体の像振れ量を、記憶手段35に記憶されてい
る情報に基づき像補正手段51の駆動ベクトル量として
演算し、制御手段52はこの駆動ベクトル量を基に像補
正手段51による補正駆動を連続的に開始する。
【0063】次に、制御手段57は測距手段62から測
距情報を取得し、合焦状態になるまでレンズ側制御手段
52にフォーカス調整を行う指示を行う。
【0064】合焦状態が得られたら、測光手段63から
測光情報を取得し、所定のプログラム線図に基づき、絞
りとシャッタ速度を決定するとともに、ストロボ発光を
行うか否かを決定する。
【0065】ここで用いられるプログラム線図の一例を
図7に示している。なお、図7のプログラム線図では、
ストロボの使用条件については触れていない。
【0066】上述した撮影準備動作が完了したら、表示
手段58で使用者に撮影準備完了を知らせる(表示部3
7の点灯により)とともに、設定されたシャッタ速度と
絞り値をそれぞれ表示(シャッタ速度表示部39及び絞
り値表示部40により)する。
【0067】図8に防振撮影モード時の撮影準備完了時
におけるファインダ表示を示している。
【0068】もし、合焦不能状態であれば、表示手段5
8で合焦不能を使用者に知らせる(表示部37の点滅に
より)。このとき、ストロボ使用が決定されていれば、
ストロボドライバ回路34をコントロールしてストロボ
充電を開始し、充電完了と共に表示手段58で充電完了
を表示(ストロボ表示部41の点灯)する。
【0069】続いて、手動入力手段59より撮影開始信
号が制御手段57に入力されると、レンズ側制御手段5
2に絞り駆動信号を送るとともに、露光制御手段60を
制御し、撮影を行う。このとき、ストロボ発光が決定さ
れていれば、所定のタイミングで発光手段61を制御し
てストロボ発光を行う。
【0070】撮影動作完了後、制御手段57は交換レン
ズ1側の制御手段52に防振動作停止命令を送る。防振
動作停止命令を受取った交換レンズ1側の制御手段52
は、像補正手段51による補正動作を停止するととも
に、該像補正手段51をセンタ(可動中心)位置に復帰
させる。
【0071】以上が防振撮影モードの動作の概略である
が、本動作は従来より知られているオートフォーカス一
眼レフカメラの防振撮影シーケンスの一例で、従来より
知られているより、高機能なオートフォーカス一眼レフ
カメラの動作シーケンスで置き換えられる事は言うまで
もない。
【0072】《特殊効果撮影モード(モード)》手動
入力手段59により特殊効果撮影モードが設定されてい
る時にこのモードが実行される。
【0073】手動入力手段59より撮影準備信号が制御
手段57に与えられると、最初に制御手段57は交換レ
ンズ1側の制御手段52より記憶手段64に記憶されて
いるレンズ情報を取得する。取得するレンズ情報には、
[像面補正量]→[像補正手段の補正量]への補正換算
係数と、最大補正量に関する情報も含まれている。
【0074】続いて、制御手段57は交換レンズ1側の
制御手段52に特殊効果動作準備信号を送るとともに、
防振動作表示部42を点灯することにより、使用者に防
振動作中である事を知らせる。
【0075】特殊効果動作準備信号を受取った交換レン
ズ1側の制御手段52は、演算手段53を振れ検出手段
3の振れ補正ベクトルと特殊効果設定手段56の特殊効
果ベクトルをベクトル加算するモードに設定する。しか
し、この時点では特殊効果設定手段56にはまだ駆動情
報が与えられていない為、演算手段53は、振れ検出手
段3から振れ補正ベクトルだけによりカメラ全体の像振
れ量を、記憶手段65に記憶されている情報に基づき、
像補正手段51の駆動ベクトル量として演算する。制御
手段52はこの演算結果に基づき像補正手段51による
補正駆動を連続的に開始する。
【0076】次に、制御手段57は測距手段62から測
距情報を取得し、合焦状態になるまでレンズ側制御手段
52にフォーカス調整を行う指示を行う。
【0077】合焦状態が得られたら、測光手段63から
測光情報を取得し、所定のプログラム線図に基づき、絞
りとシャッタ速度を決定するとともに、ストロボ発光を
行うか否かを決定する。
【0078】ここで用いられるプログラム線図の一例を
図9に示している。なお、図9のプログラム線図では、
ストロボの使用条件については触れていない。
【0079】図9のプログラム線図を見るとわかるよう
に、特殊効果撮影モード時のプログラム線図は非常に特
異な形態をしている。
【0080】ここで、特殊効果撮影モード時のプログラ
ム線図の意味を説明する。
【0081】今、最終的に撮影したい特殊効果動作パタ
ーンを図10に示されたパターンとすると、露光時に図
11の移動ベクトルに基づき、補正レンズ6を移動させ
る必要がある。
【0082】この為には以下の条件を満たす必要があ
る。
【0083】〈条件1〉 フォーカルプレーンシャッタ
の先幕,後幕ともに開いたシャッタ全開状態で特殊効果
動作を行う事。(レンズシャッタの場合はこの条件は除
かれる) 〈条件2〉 図10の特殊効果動作に必要な時間以上、
露光時間が長い事。
【0084】上記の条件1の理由は、シャッタ全開状態
で特殊効果動作を行わないと、画面の位置により特殊効
果が変化するのみならず、画面全体に歪みが生じる為で
ある。もちろん、この画面歪み自体も特殊効果として生
かす事も可能で、これを生かした特殊撮影モードを設け
たときには、この制限は除かれる。
【0085】上記の条件2の理由も条件1とほぼ同様だ
が、この条件2では図10で設定された特殊効果動作が
完了する前に露光が終了すると、特殊効果が不完全であ
るためである。
【0086】上記の2つの条件を満たすシャッタ速度は
次のようになる。
【0087】条件1・・・シャッタ速度(秒)≧X秒時 条件2・・・シャッタ速度(秒)≧補正レンズ群の応答
速度 今、X秒時を1/125秒,補正レンズ群の応答周波数
を50Hzとすると、図10の特殊効果(モード)を
実現するためのシャッタ速度は1/30秒程度であるの
で、本実施例では1/30秒をリミットとしたプログラ
ム線図を用いている。
【0088】モード,モード時のシャッタ速度のリ
ミットは本説明と同様に決定される。
【0089】上記の撮影準備動作が完了したら、表示手
段58で使用者に撮影準備完了を知らせる(表示部37
の点灯により)とともに、設定されたシャッタ速度と絞
り値を表示(シャッタ速度表示部39と絞り値表示部4
0により)する。
【0090】図12に特殊効果撮影モード時の撮影準備
完了時におけるファインダ表示を示している。
【0091】もし、合焦不能状態であれば、表示手段5
8で合焦不能を使用者に知らせる(表示部37の点滅に
より)。このとき、特殊効果動作可能なシャッタ速度
(上記の通り1/30秒がしきい値)であるか否かと、
必要とされる補正量が前述の最大補正量で不足無いかを
判断し、表示手段58に判断結果を表示する。特殊効果
動作可能なら表示部(特殊効果インディケータ)38を
点灯し、不可能であればこの表示部38を点滅させる。
【0092】この状態を示したのが図13である。
【0093】また、特殊効果動作不可の時には強制的に
防振撮影モードに変更する。防振撮影モードに変更され
たときには、前項で説明した防振撮影モードに従ってシ
ーケンスが進行する。
【0094】また、ストロボ使用が決定されていれば、
ストロボドライバ回路34をコントロールしてストロボ
充電を開始し、充電完了と共に表示手段58で充電完了
を表示する(ストロボ表示部41の点灯により)。
【0095】このときのファインダ表示を示したのが図
14である。
【0096】続いて、手動入力手段59より撮影開始信
号を制御手段57に入力されると、制御手段57は、記
憶手段65より特殊効果駆動パターンデータを取出し、
このデータを前述した補正換算係数により像補正手段5
1の補正量ベクトルに変換後、特殊効果設定手段56に
設定して特殊効果駆動動作に備える。
【0097】次に、交換レンズ1側の制御手段52に絞
り駆動信号を送るとともに、露光制御手段60を制御
し、撮影を行う。このとき、先幕走行完了時に交換レン
ズ1側の制御手段52に特殊効果駆動開始命令を送る。
【0098】特殊効果駆動開始命令を受取った制御手段
52は、演算手段53をコントロールし、特殊効果設定
手段56に設定されている移動ベクトル(図11によ
る)と振れ検出手段50から検出された振れを補正する
為の振れ補正ベクトル(一例を図15に示す)をベクト
ル加算し、その結果(図16に示す)を制御手段52に
送る。
【0099】制御手段52は上記の結果である図16に
示された移動ベクトルに基づき、像補正手段51を連続
的に駆動する。
【0100】また、ストロボ発光が決定されていれば、
所定のタイミングで発光手段61を強制してストロボ発
光を行う。ストロボ発光タイミングは先幕走行完了から
特殊効果動作開始迄の間に設定されているが、いわゆる
後幕シンクロ構成を取ることももちろん可能である。
【0101】撮影動作完了後、制御手段57は交換レン
ズ1側の制御手段52に防振動作停止命令を送る。防振
動作停止命令を受取った該制御手段52は、像補正手段
51の補正動作を停止するとともに、該像補正手段51
をセンタ(可動中心)位置に復帰させる。
【0102】以上が特殊効果撮影モードの動作の概略で
ある。
【0103】特殊効果撮影モード,においても、上
記の説明の動作と同様に実現する事が出来る。
【0104】特殊撮影モード(Soft Focu
s)時の移動ベクトルは、図17に示されたようなラン
ダム移動であり、メモリに予めデータを保持しなくても
乱数発生によっても代用可能である。
【0105】特殊撮影モード(Star Imag
e)時の移動ベクトルは、図18に示された星型のベク
トルを持っている。
【0106】ここで、特殊効果撮影モードのポイントと
なるのは、手振れを防止する為の防振動作を行いながら
特殊効果を前述の(1)式のベクトル演算により実現し
た事である。本モードによれば、振れの大きい状況下
(主として手持ち撮影)でも制御された振れによる特殊
効果撮影を極めて簡単に実現できる。
【0107】次に、本実施例の制御プログラムの詳細に
ついて説明する。
【0108】図19〜図22は、図1のカメラマイコン
19における制御プログラムのフローチャートである。
【0109】まず、カメラに電源が投入されると、図1
9のステップ101よりの動作を開始する。 [ステップ101] レリーズスイッチの半押し状態で
ONするスイッチ30の状態を確認し、ON状態であれ
ばステップ102に進み、OFF状態であればステップ
101を再び実行する。つまり、スイッチ30がONに
なるまでこのステップに留まる。 [ステップ102] レンズマイコン10と同期シリア
ル通信を行い、レンズ固有の情報を受取る。
【0110】レンズ固有の情報とは、焦点距離,絞り情
報,「デフォーカス−繰出し量の変換係数」、[像面補
正量]→[像補正手段の補正量]への補正換算係数、最
大補正量に関する情報等である。 [ステップ103] モード選択スイッチ32の状態を
確認し、通常撮影モードであればステップ105へ進
み、そうでなければステップ104へ進む。 [ステップ104] レンズマイコン10に防振機能の
起動命令を同期シリアル通信で送る。
【0111】この命令により、レンズマイコン10は交
換レンズ1の防振機能を起動し、カメラの振れを検出
し、光軸を一定に保つ動作を開始する。同時に、防振動
作表示部42を点灯し、防振動作中である事を表示す
る。 [ステップ105] 測距センサ20よりデータを取込
み、デフォーカス量を求める。 [ステップ106] 上記のステップ105で得られた
デフォーカス量が合焦範囲内か判断し、合焦範囲内であ
ればステップ114へ、合焦範囲外であればステップ1
07へ進む。 [ステップ107] 上記ステップ105で得られたデ
フォーカス量と、上記ステップ102で受取った「デフ
ォーカス−繰出し量」の変換係数から合焦に必要とされ
るフォーカスレンズ群4の繰出し量を求める。 [ステップ108] レンズマイコン10に上記ステッ
プ107で求めた繰出し量を送り、繰出し可能か判断さ
せる。繰出し可能であればステップ109へ、繰出し不
可能なら図20のステップ110へ進む。 [ステップ109] レンズマイコン10に上記ステッ
プ108で送った繰出し量だけレンズを駆動させる。繰
出し完了後にステップ107に戻る。
【0112】上記ステップ108において、フォーカス
レンズ群4の繰出しが不可能であると判断した場合に
は、前述した様にステップ108から図20のステップ
110へ進む。 [ステップ110] ファインダ内のLEDより成る表
示部37を点滅させ、AF不能を使用者に知らせる。 [ステップ111] 上記スイッチ30がOFFになる
までこのステップに留まる。 [ステップ112] 上記スイッチ30がOFFされた
ので、表示部37を消灯する。 [ステップ113] レンズマイコン10に防振機能停
止命令を送り、交換レンズ1側の防振機能を停止する。
その後、ステップ101に戻る。
【0113】上記ステップ106において、デフォーカ
ス量が合焦範囲内であると判断した場合には、前述した
様にステップ106からステップ114へと進む。 [ステップ114] 測光センサ21からデータを取込
み、被写体の輝度を測定する。 [ステップ115] 上記ステップ114で得られた輝
度を基に、モード切換スイッチ32から得られるモード
情報、レンズの焦点距離と絞り情報を加味して所定のプ
ログラム線図に従って撮影時に用いられる絞り値とシャ
ッタ速度を決定する。また、この時ストロボの使用・不
使用を決定するとともに、ストロボ使用時にはストロボ
ドライバ回路34を起動し、ストロボ発光の準備を行
う。
【0114】ここで用いられるプログラム線図の一例と
して、前述した図5,図7,図9を挙げることができ
る。 [ステップ116] 撮影モードが特殊効果モードかど
うか判断し、特殊撮影モードであればステップ117へ
進む、そうでなければステップ119へ進む。 [ステップ117] 特殊効果撮影可能か否かを次の条
件に基いて判断する。
【0115】〈条件1〉 特殊効果限界シャッタ速度以
下のシャッタ速度?(ここでは1/30秒がしきい値) 〈条件2〉 特殊効果動作に必要な補正量が上記ステッ
プ102で得られた最大補正量で不足しない? 上記条件1,2がともに“OK”ならステップ119へ
進む。また、条件1,2のいずれかが“NG”ならステ
ップ118に進む。 [ステップ118] ファインダ内の表示部(特殊効果
インディケータ)38を点滅させ、特殊効果不能を使用
者に警告する。その後、強制的にモード設定を防振モー
ドに変更する。 [ステップ119] ファインダ内の特殊効果インディ
ケータ38を点灯し、特殊効果OKを使用者に知らせ
る。 [ステップ120] ファインダ内の表示部37を点灯
するとともに、シャッタ速度表示部39にシャッタ速度
を、絞り値表示部40に絞り値をそれぞれ表示し、撮影
準備完了を使用者に伝える。また、ストロボ使用の時に
は充電完了を待ってストロボ表示部41を点灯する。 [ステップ121] レリーズスイッチの全押しにてO
Nするスイッチ31の状態を確認し、ON状態であれば
ステップ124へ進み、OFF状態であればステップ1
22へ進む。 [ステップ122] レリーズスイッチの半押し状態に
てONするスイッチ30の状態を確認し、ON状態であ
ればステップ121へ戻り、OFF状態であればステッ
プ123へ進む。 [ステップ123] 表示部37〜42を消灯する。
又、この時のモードが防振モードであれば、レンズマイ
コン10に防振機能停止命令を送る。その後、ステップ
101へ戻る。
【0116】レリーズスイッチの全押しにてONするス
イッチ31がON状態であれば、前述した様にステップ
121からステップ124へ進む。 [ステップ124] 特殊撮影モードが選択されている
か否かを判断し、特殊撮影モードであればステップ12
5へ進み、そうでなければステップ126へ進む。 [ステップ125] 特殊撮影モードの露光シーケンス
を実行する。そして、特殊撮影モードの露光シーケンス
の終了後、ステップ127へ進む。
【0117】この特殊撮影モードの露光シーケンスは図
21のフローチャートに示されており、詳細な説明は後
述する。 [ステップ126] 通常撮影モード及び防振撮影モー
ドの露光シーケンスを実行する。そして、露光シーケン
スの終了後ステップ127に進む。
【0118】この通常撮影モード及び防振撮影モードの
露光シーケンスの詳細は図22のフローチャートに示さ
れており、詳細な説明は後述する。また、通常撮影モー
ドと防振撮影モードはここの部分のカメラマイコン18
側の制御シーケンスは同一である。 [ステップ127] ファインダ内の各表示部37〜4
2を消灯する。 [ステップ128] レリーズスイッチの半押し状態に
てONするスイッチ30がOFFになるまで待つ。そし
て、該スイッチ30がOFFになれば、ステップ101
へ戻る。
【0119】次に、図21のフローチャートを用いて、
上記ステップ125において行われる特殊効果撮影時の
動作、つまり特殊撮影モードの露光シーケンスについて
説明する。
【0120】特殊撮影モードの露光シーケンスはステッ
プ201より始まる。 [ステップ201] メモリ回路36に記憶されている
特殊撮影データ(像面上の像点の移動ベクトルデータ
で、単位時間当りの1個以上のベクトルデータ)をモー
ド選択スイッチ32のモード情報に応じて選択し、レン
ズ情報に基き補正レンズ6の移動ベクトルに変換し、変
換後の補正レンズ6の移動ベクトルデータを同期シリア
ル通信によりレンズマイコン10に転送する。 [ステップ202] 上記ステップ115で決定されて
いる絞り値をレンズマイコン10に転送し、絞り込み動
作を開始させる。 [ステップ203] メインミラー24のアップ動作を
開始する。 [ステップ204] 交換レンズ1側のステータスを確
認による絞り込み完了とミラーアップ完了まで待つ。 [ステップ205] シャッタユニット22を制御し、
先幕の走行を開始させる。 [ステップ206] 先幕走行が完了するまで待つ。 [ステップ207] 上記ステップ115でストロボの
使用が決定されていればステップ208へ進み、ストロ
ボ不使用であればステップ209へ進む。 [ステップ208] ストロボドライバ回路34に発光
信号を送る。
【0121】上記の発光信号を受取ったストロボドライ
バ回路34は、蓄えられた電荷をストロボ発光部33に
与え、ストロボ発光を行う。 [ステップ209] レンズマイコン10に特殊効果駆
動命令を送る。
【0122】特殊効果駆動命令を受取ったレンズマイコ
ン10は、振れ検出手段3からの出力による防振レンズ
の振れ防止に必要な移動ベクトルと上記ステップ201
で受取った移動ベクトルデータをベクトル加算〔(1)
式による〕し、この加算結果のベクトルに基づいて防振
駆動手段7を駆動し、補正レンズ6をコントロールす
る。 [ステップ210] 上記ステップ115で決定された
シャッタ速度が得られるまで待つ。 [ステップ211] シャッタユニット22を制御し、
後幕の走行を開始させる。 [ステップ212] 後幕走行が完了するまで待つ。 [ステップ213] レンズマイコン10に防振動作停
止命令を送る。
【0123】防振動作停止命令を受取ったレンズマイコ
ン10は、防振動作・特殊効果動作を中止するととも
に、防振駆動手段7を駆動し、補正レンズ6をセンタリ
ング位置に移動させる。 [ステップ214] メインミラー24のダウン動作を
開始する。 [ステップ215] レンズマイコン10に絞り開放命
令を送り、絞りを開放位置に移動させる。 [ステップ216] フィルム巻上げ、シャッタチャー
ジを行い、次の撮影に備える。
【0124】上記動作の完了で、特殊撮影モード時の露
光シーケンスは完了する。
【0125】次に、図22のフローチャートを用いて、
上記ステップ126において行われるノーマル撮影時の
動作、つまり通常撮影モード及び防振撮影モードの露光
シーケンスの説明を行う。
【0126】通常撮影モード及び防振撮影モードの露光
シーケンスはステップ301より始まる。 [ステップ301] 上記ステップ115で決定されて
いる、絞り値をレンズマイコン10に転送し、絞り込み
動作を開始させる。 [ステップ302] メインミラー24のアップ動作を
開始する。 [ステップ303] レンズ側ステータスを確認による
絞り込み完了とミラーアップ完了まで待つ。 [ステップ304] シャッタユニット22を制御し、
先幕の走行を開始させる。 [ステップ305] シャッタ速度がX秒時以上遅いと
きにはステップ306へ進み、X秒時未満の時にはステ
ップ312へ進む。 [ステップ306] 先幕走行が完了するまで待つ。 [ステップ307] 上記ステップ115でストロボの
使用が決定されていればステップ308へ進み、ストロ
ボ不使用であればステップ309へ進む。 [ステップ308] ストロボドライバ回路34に発光
信号を送る。
【0127】上記の発光信号を受取ったストロボドライ
バ回路34は、蓄えられた電荷をストロボ発光部33に
与え、ストロボ発光を行う。 [ステップ309] 上記ステップ115で決定された
シャッタ速度が得られるまで待つ。 [ステップ310] シャッタユニット22を制御し、
後幕の走行を開始させる。 [ステップ311] 後幕走行が完了するまで待つ。後
幕走行が完了したら、ステップ315へ進む。
【0128】上記ステップ305において、シャッタ速
度がX秒時未満の時には、前述した様にステップ305
からステップ312へ進む。 [ステップ312] シャッタ速度から決定される先幕
と後幕の間隔の時間だけ待つ。 [ステップ313] シャッタユニット22を制御し、
後幕の走行を開始させる。 [ステップ314] 先幕、後幕の走行が共に完了する
まで待つ。
【0129】上記ステップ311において、シャッタユ
ニット22の後幕走行が完了したら、前述した様にステ
ップ311からステップ315へ進む。 [ステップ315] メインミラー24のダウン動作を
開始する。 [ステップ316] レンズマイコン10に絞り開放命
令を送り、絞り開放位置に移動させる。 [ステップ317] 防振モードか否か判断し、防振モ
ードであればステップ318へ進み、防振モードでなけ
ればステップ319へ進む。 [ステップ318] レンズマイコン10に、防振動作
停止命令を送る。
【0130】防振動作停止命令を受取ったレンズマイコ
ン10は、防振動作を中止するとともに、防振駆動手段
7を駆動し、補正レンズ6をセンタリング位置に移動さ
せる。 [ステップ319] フィルム巻上げ、シャッタチャー
ジを行い、次の撮影に備える。
【0131】上記動作の完了で、通常撮影モード及び防
振撮影モードの露光シーケンスは完了する。
【0132】本実施例によれば、振れの大きい状況下
(主として手持ち撮影)でも制御された振れによる様々
な特殊効果撮影を極めて簡単に実現出来る。
【0133】ストロボ同期時には、ストロボにより照ら
された主被写体の鮮鋭な像の周囲に薄い特殊効果像が重
なった効果(いわゆる芯のある像)を得る事が出来る。
【0134】また、特殊効果撮影限界シャッタ速度を自
動判別し、特殊効果撮影モードが不可能な時に防振撮影
モードへの切換えを自動切換えするとともに、ファイン
ダ内に表示される表示部により撮影モードが変った事を
使用者に知らせるように構成したので、シャッタチャン
スを逃したり、意図せぬ撮影結果となる事を未然に防止
できる優れた効果を得る事が出来る。
【0135】さらに、像補正手段を持った交換可能なレ
ンズ[像面補正量]→[像補正手段の補正量]への補正
換算係数と最大補正量に関する情報を持たせ、カメラ本
体側に与えるように構成している為、カメラ本体側の特
殊効果移動ベクトルをレンズ個々の特性に応じて用意す
る必要が無く、メモリ容量の削減,将来対応可能等極め
て優れた効果が得られる。
【0136】 また、最大補正量データに関する情報を
レンズ側が持っている為、特殊効果動作可能かの判断を
より確実に行うことが可能となっている。 (発明と実施例の対応) 上記実施例において、振れ検出手段3が本発明の振れ検
出手段に、像補正手段51が本発明の像ぶれ補正手段
に、記憶手段64が本発明の記憶手段に、測光手段63
が本発明の測光手段に、手動入力手段59が本発明の
ード選択手段に、記憶手段65が本発明のプログラム線
図記憶手段に、制御手段57が本発明の切換手段に、表
示手段58が本発明の表示手段に、それぞれ相当する。
また、カメラマイコン19の図19に示す、ステップ1
17の動作を行う部分が判定手段に、ステップ118の
動作を行う部分がモード自動切換手段に、それぞれ相当
する。
【0137】(変形例)本実施例においては、光学系の
垂直移動により補正光学系を構成していたが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば可変頂角プリズ
ムによる補正、撮影部自体の移動による補正等色々な振
れ補正方式に適用する事が出来る。
【0138】また、特殊効果移動ベクトルは図11,図
17,図18に示された例の他にも様々な形態を取るこ
とが可能である事は言うまでも無い。
【0139】特殊効果ベクトル設定方法も、本実施例の
ようにカメラ本体のメモリに格納しておく方法だけでは
無く、タブレット等から外部入力可能にしたり、交換式
メモリカード、バーコード入力等様々な方法で設定する
事が可能である。
【0140】さらに、設定された特殊効果ベクトルをレ
ンズ情報,測光情報,距離情報などに基づきスケール変
換,変形変換等の処理をしたり、外部入力等でスケール
変換,変形変換等の処理を施して使用する事も可能であ
る。
【0141】また、前述した最大補正量に基き、設定さ
れた特殊効果移動ベクトルをスケール変換し、使用する
事も可能である。
【0142】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、常にシャッタチャンスを逃すことの無い撮影を行う
ことのできるカメラを提供できるものである。
【0143】
【0144】
【0145】
【0146】
【0147】
【0148】
【0149】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における特殊効果撮影機能付
カメラを示す構成図である。
【図2】図1のモード切換スイッチの上面図である。
【図3】図1のカメラのファインダ内の表示形態を示す
図である。
【図4】図1のカメラの機能ブロック図である。
【図5】通常モード時のプログラム線図である。
【図6】通常の撮影時のファインダ内表示を示す図であ
る。
【図7】防振モード時のプログラム線図である。
【図8】防振モード時のファインダ内表示を示す図であ
る。
【図9】特殊効果撮影モード時のプログラム線図であ
る。
【図10】特殊効果撮影時の像軌跡を示す図である。
【図11】特殊効果撮影時の特殊効果移動ベクトルを示
す図である。
【図12】特殊効果撮影時のファインダ内表示を示す図
である。
【図13】特殊効果撮影不能時のファインダ内表示を示
す図である。
【図14】特殊効果撮影におけるストロボ使用時のファ
インダ内表示を示す図である。
【図15】手振れ補正の為の補正ベクトルを示す図であ
る。
【図16】特殊効果撮影時の最終補正ベクトルを示す図
である。
【図17】特殊効果撮影モードの移動ベクトルを示す
図である。
【図18】特殊効果撮影モードの移動ベクトルを示す
図である。
【図19】図1のカメラマイコンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図20】図19の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図21】図18のステップ125での特殊効果撮影時
の動作を示すフローチャートである。
【図22】図18のステップ126でのノーマル撮影時
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 交換レンズ 3 振れ検出手段 6 補正レンズ 7 補正駆動手段 10 レンズマイコン 18 カメラ本体 19 カメラマイコン 32 モード切換スイッチ 35 レンズ側メモリ回路 36 カメラ側メモリ回路 38 表示部(特殊効果インディケータ) 51 像補正手段 52 制御手段 53 演算手段 56 特殊効果設定手段 57 制御手段 58 表示手段 64 記憶手段 65 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 正猛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−58034(JP,A) 特開 平3−89221(JP,A) 特開 平2−154236(JP,A) 特開 平2−154242(JP,A) 特開 平4−122917(JP,A) 特開 平4−163535(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 5/00 G03B 7/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れの状態を検出する振れ検出手段の検
    出出力に応じて、像ぶれを補正する像ぶれ補正手段と、 撮影時に特殊効果を得る為に前記像ぶれ補正手段を時間
    の経過に伴い動作方向が変動するように動作させるため
    の移動ベクトルに関する情報と、前記像ぶれ補正手段の
    最大補正量の情報を記憶する記憶手段と、測光することにより測光情報を出力する測光手段と、 前記測光情報に応じたシャッタ速度と絞り値の組み合わ
    せを決定する複数のプログラム線図を記憶するプログラ
    ム線図記憶手段と、 前記振れ検出手段の検出出力と前記記憶手段に記憶され
    た前記移動ベクトル情報との両方を用いて演算された駆
    動信号により前記像ぶれ補正手段の動作を行わせる特殊
    効果撮影モードと、前記振れ検出手段の検出出力を用い
    て演算された駆動信号により前記像振れ補正手段の動作
    を行わせる防振撮影モードとを選択可能とするモード選
    択手段と、 該モード選択手段のモード選択に応じて使用するプログ
    ラム線図を切り換える切換手段とを備えたカメラにおい
    て、 前記モード選択手段により特殊効果撮影モードが選択さ
    れている際に、前記 検出出力と前記移動ベクトル情報と
    の両方を用いて演算された前記駆動信号での前記像ぶれ
    補正手段の補正量が前記記憶手段に記憶された前記最大
    補正量を超えているか否かと、前記測光情報に応じて前
    記プログラム線図により決定された前記シャッタ速度が
    特殊効果を得るために決定された限界シャッタ速度より
    速いか否かとを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果が前記検出出力と前記移動ベクト
    ル情報との両方を用いて演算された前記駆動信号での前
    記像ぶれ補正手段の補正量が前記記憶手段に記憶された
    前記最大補正量を超えず、かつ前記測光情報に応じて前
    記プログラム線図により決定された前記シャッタ速度が
    前記限界シャッタ速度より遅いときに特殊効果撮影モー
    ドの撮影を可能とし、前記判定結果が前記検出出力と前
    記移動ベクトル情報との両方を用いて演算された前記駆
    動信号での前記像ぶれ補正手段の補正量が前記記憶手段
    に記憶された前記最大補正量を超えるか、又は前記測光
    報に応じて前記プログラム線図により決定された前記
    シャッタ速度が前記限界シャッタ速度より速いときに前
    特殊効果撮影モードから前記防振撮影モードに強制的
    に切り換えるモード自動切換手段とを備えたことを特徴
    とするカメラ
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、特殊効果を得るため
    に、前記像ぶれ補正手段を動作させる移動ベクトルに関
    する特定情報を複数記憶していることを特徴とする請求
    項1記載のカメラ
  3. 【請求項3】 前記モード自動切換手段によりモード切
    換えが行われた時に、モード変更が行われたことを表示
    する表示手段を具備したことを特徴とする請求項1記載
    のカメラ
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