JP5022048B2 - 一眼レフカメラのレリーズ制御装置およびレリーズ制御方法 - Google Patents
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Description
メイン処理に入ると、先ずステップ(以下「S」と略す)100においてバッテリーチェック処理を実行する。バッテリーチェック処理では、装填されたバッテリー17の電圧測定を行う。そうして、バッテリーOKか否か、つまり測定した電圧が規定電圧以上あるか否かをチェックする(S102)。バッテリーOKで無い場合はこのメイン処理を終了する(S102:N、END)。バッテリーOKの場合(S102:Y)は、電源回路19を介してバッテリー17からの電源を各部材に供給する電源ON処理を実行し(S104)、測光タイマをスタートさせて(S106)、測光タイマONループ処理に進む。測光タイマは、このデジタルカメラが何ら操作されなかったときにカメラ全体処理を終了させるための無操作時間を測定するタイマである。
測光タイマONループ処理に入ると、全スイッチのオン/オフ状態を入力し(S108)、メインスイッチSWMがONしているか否かをチェックする(S110)。メインスイッチSWMがONしていなければ(S110:N)、メイン処理を終了し(END)、メインスイッチSWMがONしているとき(S110:Y)は、以下のループ処理を実行する。
レリーズスイッチSWRがON、つまりレリーズ割込みが入ると(S138:Y)、バッテリーチェック処理を実行し(S140)、バッテリーOKか否かチェックする(S142)。バッテリーOKでなければこの処理を終了し(S142:N、END)、バッテリーOKであれば(S142:Y)、ミラー37を撮影位置にアップするとともに絞り装置102を設定絞り値まで絞り込むミラーアップ処理(S144)を実行し、シャッタを開放して撮影する露光処理(S146)を実行し、その後ミラーダウン及びシャッタチャージ処理(S148)を実行する。そうして、測光後3秒タイマをスタートさせてS108に戻る(S150)。
S144で実行されるミラーアップ処理について、図5、図6および図7に示したフローチャートおよび図12乃至図14に示したタイミングチャートを参照して説明する。
絞りが開放の場合の処理を、図5および図6に示したフローチャートならびに図12に示したタイミングチャートを参照して説明する。
S214では、設定した絞り値が開放か否かをチェックする。絞りが開放の場合(S214:Y)は、絞り係止マグネット73に通電して(S238)絞り制御機構71を係止(ロック)して絞りの絞り込みを阻止する。そうして、EEMg5mSタイマをスタートさせ(S240)、EEMgON中フラグに“1”をセットして(S242)、ミラーアップループ(Mirror-UP LOOP)に進む。つまり、絞り開放の場合は絞り込みモータ67を起動しない。なお、EEMg5mSタイマは、絞り係止マグネット73への通電時間を5mSに設定するタイマである。CPU11は、5mS経過したら絞り係止マグネット73への通電を停止する。
絞りが開放で無い場合の処理を、図5および図6に示したフローチャートならびに図13、図14に示したタイミングチャートを参照して説明する。図13は、絞りをF1.4からF2.8まで絞り込む場合のタイミングチャートを、図14は絞りをF1.4からF5.6まで絞り込む場合のタイミングチャートを示している。
次に、S146で実行される露光処理の詳細について、図7および図8に示したフローチャートを参照して説明する。先ず、シャッタ速度がX(接点)同調速以下か否かをチェックする(S406)。シャッタ速度がX同調速以下で無い場合(S406:N)は、設定されたシャッタ速度Tv時間が経過するのを待つ(S444:N、S444)。シャッタ速度Tv時間が経過したら(S444:Y)、後幕マグネット51をOFFにして(S440)シャッタ後幕を走行させ、シャッタ後幕が走行を完了するために要する後幕走行時間として20mS待ってからリターンする(S442、RETURN)。
先ず、フラッシュ発光タイミング検出用のフラッシュ同調スイッチSWX入力モードをセットし(S408)、設定されたシャッタ速度Tv時間が経過したか否かをチェックする(S410)。シャッタ速度Tv時間が経過していないとき(S410:N)はフラッシュ同調スイッチSWXがONしたか否かをチェックし(S414)、フラッシュ同調スイッチSWXがONしていなければ(S414:N)、S410に戻る。シャッタ速度Tv時間が経過したとき(S410:Y)は、後幕マグネット51をOFFし(S412)、フラッシュ同調スイッチSWXがONしていなければ(S414:N)、S410乃至S414の処理を繰り返す。
次に、ステップS148で実行されるミラーダウン&シャッタチャージ処理について、図9、図10及び図11に示したフローチャートを参照して説明する。この処理では、ミラーモータ33および絞り込みモータ67を駆動する。
ミラーダウンループに入ると、200μS基準タイマをスタートさせ(S510)、ミラーモータ停止フラグが“1”か否かをチェックする(S512)。ミラーモータ停止フラグが“1”では無い場合(S512:N)は、ミラーモータブレーキ中フラグが“1”か否かチェックする(S514)。同フラグが“1”では無い場合(S514:N)は、S524に進んでミラーダウンスイッチ35bのレベルが“H”から“L”に変化するときの立ち下がりエッジを検出したか否かチェックする。同立ち下がりエッジを検出していない場合(S524:N)は、S530に進んで絞り込みモータブレーキ中フラグが“1”か否かチェックする。絞り込みモータブレーキ中フラグが“1”では無い場合(S530:N)は、S540に進んでチャージ完了スイッチ75のレベルが“H”から“L”に変化するときの立ち下がりエッジを検出したか否かチェックする。同立ち下がりエッジを検出していない場合(S540:N)は、S546に進んで200μS経過したか否かチェックする。200μS経過していない場合は経過するのを待ち(S546:N、S546)、200μS経過したら(S546:Y)、S510に戻って、S510乃至S546の処理を繰り返す。
11 CPU
13 DPU
15 DSP
17 バッテリー
19 電源回路
21 内蔵フラッシュ
23 TTL調光素子
27 16分割測光IC
29 AFIC
33 ミラーモータ
34 ミラー駆動機構
35 ミラースイッチ
35a ミラーアップスイッチ
35b ミラーダウンスイッチ
37 ミラー
38 サブミラー
37 AFモータドライバ
39 AFモータ
41 AF制御フォトインタラプタ
47 EEPROM
48 フォーカルプレーンシャッタ装置
48a シャッタチャージ機構
49 先幕マグネット
51 後幕マグネット
53 レリーズマグネット(ミラー係止解除マグネット)
55 外部表示LCD
55a 照明用LED
57 ファインダー内LCD
57a 照明用LED
59 電子ダイアル
61 撮像素子
63 イメージLCD
65 絞り込みモータドライブ
67 絞り込みモータ
69 フォトインタラプタ
71 絞り制御機構
72 絞り制御杆
73 絞り係止マグネット
75 シャッタチャージ完了スイッチ
81 フラッシュメモリ
83 メモリカード
100 撮影レンズ
101 絞り装置
103 絞り作動杆
SWS 測光スイッチ
SWR レリーズスイッチ
Claims (7)
- 撮像手段と、
絞り装置を有する着脱可能な撮影光学系から入射した被写体光束をファインダー光学系に導く観察位置および撮像手段に導く撮影位置に移動するミラーを有するミラー装置と、
レリーズスイッチと、
前記絞り装置を開閉駆動する絞りモータと、
前記絞りモータの回転に連動してパルスを出力するフォトインタラプタと、
前記撮像手段、ミラー装置及び絞りモータを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、レリーズスイッチがオン操作されたときに、前記絞り装置を絞り込む絞り値を前記フォトインタラプタが出力するパルス数で設定し、前記ミラー装置にミラーを撮影位置に移動させるアップ動作を開始させるとともに前記絞りモータに絞り込み動作を開始させ、前記絞り込み動作の終了を前記フォトインタラプタの出力パルス数が前記設定したパルス数に達したことで検知し、該絞り込み動作および前記アップ動作の両方が終了したときに、前記撮像手段に撮像動作を開始させること、を特徴とする一眼レフカメラのレリーズ制御装置。 - 請求項1記載の一眼レフカメラのレリーズ制御装置において、前記制御手段は、設定絞り値が開放のときは、前記ミラー装置のアップ動作が終了したときに撮像手段に撮像動作を開始させる一眼レフカメラのレリーズ制御装置。
- 請求項1または2記載の一眼レフカメラのレリーズ制御装置において、前記絞り装置の絞り開閉に連動した絞り作動杆を開放絞りと設定した絞り値とに移動させる絞り制御杆と、この絞り制御杆を係止して、前記絞り作動杆を所定の位置で停止させる係止手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記レリーズスイッチがオン操作されたときに前記絞りモータを介して前記絞り作動杆を絞り込み方向に駆動し、前記フォトインタラプタの出力パルス数が前記設定したパルス数に達したときに前記係止手段に絞り制御杆を係止させる一眼レフカメラのレリーズ制御装置。
- 請求項3記載の一眼レフカメラのレリーズ制御装置において、撮影光学系の絞り装置は、複数枚の絞り羽根と、絞り羽根の開閉動作に連動する絞り作動杆と、絞り羽根を絞り込み方向に付勢するばね部材とを備え、前記絞り制御杆は、前記絞り作動杆が絞り込み方向に移動するのを規制する一眼レフカメラのレリーズ制御装置。
- 請求項3または4記載の一眼レフカメラのレリーズ制御装置において、前記撮像手段は、イメージセンサと、このイメージセンサの前面と前記ミラーとの間に配置された、通常はイメージセンサの前面を遮光し、撮影の際に開閉するフォーカルプレーンシャッタ装置を備え、前記制御手段は、前記係止手段により絞り制御杆を係止し、かつミラーが撮影位置に達したときにフォーカルプレーンシャッタ装置を開閉動作させて前記イメージセンサにより撮像する一眼レフカメラのレリーズ制御装置。
- 請求項5記載の一眼レフカメラのレリーズ制御装置において、前記ミラー装置は、ミラーを撮影位置にアップ駆動するミラー駆動ばねと、前記観察位置にアップしたミラーを観察位置にダウン駆動するとともに前記ミラー駆動ばねおよびフォーカルプレーンシャッタ装置のシャッタ駆動ばねをチャージするミラーモータを備えた一眼レフカメラのレリーズ制御装置。
- 撮像手段と、
絞り装置を有する着脱可能な撮影光学系から入射した被写体光束をファインダー光学系に導く観察位置および撮像手段に導く撮影位置に移動するミラーを有するミラー装置と、
レリーズスイッチと、
前記絞り装置を開閉駆動する絞りモータと、
前記絞りモータの回転に連動してパルスを出力するフォトインタラプタと、
前記撮像手段、前記ミラー装置及び絞りモータを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、レリーズスイッチがオン操作されたときに、
前記絞り装置を絞り込む絞り値を前記フォトインタラプタが出力するパルス数で設定する段階と、
前記ミラー装置にミラーを撮影位置に移動させるアップ動作を開始させるとともに前記絞りモータに絞り込み動作を開始させる段階と、
前記絞り込み動作の終了を前記フォトインタラプタの出力パルス数が前記設定したパルス数に達したことで検知し、該絞り込み動作の終了および前記アップ動作の両方が終了したことを検知したときに、前記撮像手段に撮像動作を開始させる段階と、を実行することを特徴とする一眼レフカメラのレリーズ制御方法。
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JP2007015025A JP5022048B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 一眼レフカメラのレリーズ制御装置およびレリーズ制御方法 |
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